JP4459707B2 - 船外機の操舵装置 - Google Patents

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Description

この発明は、船外機の操舵装置に関する。
近年、操縦者の負担を軽減するため、船外機の操舵機構にアクチュエータを接続し、かかるアクチュエータで船外機を操舵するようにした技術が提案されている。この種の技術にあっては、一般に、船体に配置されたステアリングホイールの操作角をセンサで検出し、その検出値に基づいて操舵用のアクチュエータを駆動するようにしている(例えば特許文献1参照)。
特開2002−187597号公報(段落0011,0025,0027、図1)
上記した従来技術のように船外機をアクチュエータで操舵する場合、ステアリングホイールと船外機は機械的な接続が絶たれるため、ステアリングホイールの操作荷重が過度に軽くなり、操作フィーリングの点で必ずしも満足できるものではなかった。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、船外機をアクチュエータで操舵して操縦者の負担を軽減すると共に、ステアリングホイールの操作フィーリングを向上させるようにした船外機の操舵装置を提供することにある。
上記の目的を解決するために、請求項1にあっては、船体に取り付けられた船外機の操舵機構に接続された操舵用アクチュエータと、前記船体に配置されたステアリングホイールの操作角を検出する操作角センサとを備えると共に、前記検出された操作角に基づいて前記操舵用アクチュエータを駆動する船外機の操舵装置において、少なくともオイルが封入される油室を2つの室に区画するベーンと、前記2つの室を接続する油路と、前記油路に介挿されるオリフィスとを備えるダンパからなり、前記ベーンを揺動させて前記オイルを前記油路を介して前記2つの室の一方から他方に流動させて前記ステアリングホイールの操作荷重を付加する操作荷重調整機構と、一端が前記オリフィスに挿入されると共に、他端が操縦者の操作自在に設けられ、前記他端が操作されるとき、前記一端が前記オリフィスの開口面積を調整して前記操作荷重調整機構が付加する荷重を切り換える荷重切り換え手段を備え、よって前記荷重切り換え手段の操作のみに応じて前記操作荷重調整機構が付加する荷重を変更するように構成した。
請求項1に係る船外機の操舵装置にあっては、船外機の操舵機構に接続された操舵用アクチュエータと、船体に配置されたステアリングホイールの操作角を検出する操作角センサとを備え、検出された操作角に基づいて操舵用アクチュエータを駆動すると共に、少なくともオイルが封入される油室を2つの室に区画するベーンと、前記2つの室を接続する油路と、前記油路に介挿されるオリフィスとを備えるダンパからなり、前記ベーンを揺動させて前記オイルを前記油路を介して前記2つの室の一方から他方に流動させてステアリングホイールの操作荷重を付加する操作荷重調整機構と、一端が前記オリフィスに挿入されると共に、他端が操縦者の操作自在に設けられ、前記他端が操作されるとき、前記一端が前記オリフィスの開口面積を調整して前記操作荷重調整機構が付加する荷重を切り換える荷重切り換え手段を備え、よって前記荷重切り換え手段の操作のみに応じて前記操作荷重調整機構が付加する荷重を変更するように構成したので、船外機をアクチュエータで操舵して操縦者の負担を軽減すると共に、ステアリングホイールの操作荷重を増加方向に調整して操作フィーリングを向上させることができる。また、ステアリングホイールの操作荷重を操縦者の好みに応じて設定することができ、よって操作フィーリングをより向上させることができる。
以下、添付図面に即してこの発明に係る船外機の操舵装置を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、この発明の第1実施例に係る船外機の操舵装置を船外機を中心に全体的に示す概略図であり、図2は図1の部分説明側面図である。
図1および図2において、符合10は、内燃機関、プロペラシャフト、プロペラなどが一体化された船外機を示す。船外機10は、図2に示す如く、スイベルシャフト(後述)が回動自在に収容されるスイベルケース12と、スイベルケース12が接続されるスターンブラケット14を介し、船体(船舶)16の後尾に取り付けられる。
船外機10は、その上部に内燃機関(以下「エンジン」という)18を備える。エンジン18は火花点火式の直列4気筒で2200ccの排気量を備える4サイクルガソリンエンジンからなる。エンジン18は水面上に位置し、エンジンカバー20で覆われて船外機10の内部に配置される。エンジンカバー20で被覆されたエンジン18の付近には、マイクロコンピュータからなる電子制御ユニット(以下「ECU」という)22が配置される。
また、船外機10は、その下部にプロペラ24と、その付近に設けられたラダー26を備える。プロペラ24は、図示しないクランクシャフト、ドライブシャフト、ギヤ機構およびシフト機構を介してエンジン18の動力が伝達され、船体16を前進あるいは後進させる。
図1に示す如く、船体16の操縦席付近にはステアリングホイール28が配置される。ステアリングホイール28の付近には操作角センサ30が配置される。操作角センサ30は、具体的にはロータリエンコーダからなり、操縦者によって入力されたステアリングホイール28の操作角(量)に応じた信号を出力する。また、ステアリングホイール28には、その操作荷重を調整する油圧ダンパ(操作荷重調整機構。図1で図示せず)が接続される。
操縦席付近には、さらにスロットルレバー32とシフトレバー34が配置される。スロットルレバー32とシフトレバー34は、それぞれプッシュプルケーブルを介してエンジン18のスロットルバルブとシフト機構(いずれも図示せず)に接続される。即ち、シフトレバー34が操作されることによってシフト機構が動作し、船体16の進行方向が切り換えられる。また、スロットルレバー32を操作することによってスロットルバルブが開閉してエンジン回転数が調整され、船体16の船速が調整される。
さらに、操縦席付近には、船外機10のチルト角を調整するためのパワーチルトスイッチ36と、トリム角を調整するためのパワートリムスイッチ38が配置され、操縦者によって入力されるチルトのアップ・ダウンおよびトリムのアップ・ダウンの指示に応じた信号を出力する。上記した操作角センサ30、パワーチルトスイッチ36およびパワートリムスイッチ38の出力は、信号線30L,36L,38Lを介してECU22に送られる。
また、前記したスイベルケース12とスターンブラケット14の付近には、操舵用電動モータ44(操舵用アクチュエータ)と、チルト角およびトリム角調整用の公知のパワーチルトトリムユニット46が配置される。
図3は、図2に示すスイベルケース12付近を拡大して示す部分断面図である。
図3に示すように、スイベルケース12は、チルティングシャフト48を介してスターンブラケット14に接続される。また、スイベルケース12の内部には、スイベルシャフト50が回動自在に収容される。船外機10の操舵機構は、これらスイベルケース12とスイベルシャフト50によって構成される。スイベルシャフト50は、その上端がマウントフレーム52に固定されると共に、下端がロアマウントセンターハウジング(図示せず)に固定される。マウントフレーム52とロアマウントセンターハウジングは、それぞれエンジン18などが載置されるフレームに固定される。
また、スイベルケース12の上部には、前記した操舵用電動モータ44と、操舵用電動モータ44の出力を減速してマウントフレーム52に伝達する減速機構56が固定される。具体的には、操舵用電動モータ44の本体がスイベルケース12に接続されると共に、操舵用電動モータ44の出力軸が減速機構56とマウントフレーム52を介してスイベルシャフト50に接続される。これにより、操舵用電動モータ44の出力によってスイベルシャフト50が回動され、よって船外機10が重力軸回りに操舵される。尚、船外機10の最大操舵角は、左操舵30[度]、右操舵30[度]の合計60[度]である。
また、前記したパワーチルトトリムユニット46は、1本のチルト角度調整用の油圧シリンダ(以下「チルト用油圧シリンダ」という)46aと、2本の(図では1本のみ表れる)トリム角度調整用の油圧シリンダ(以下「トリム用油圧シリンダ」という)46bを一体的に備える。
チルト用油圧シリンダ46aは、そのシリンダボトムがスターンブラケット14に固定されて船体16に取り付けられると共に、ピストンロッドのロッドヘッドがスイベルケース12に当接させられる。トリム用油圧シリンダ46bも、そのシリンダボトムがスターンブラケット14に固定されて船体16に取り付けられると共に、ピストンロッドのロッドヘッドがスイベルケース12に当接させられる。即ち、チルト用油圧シリンダ46aとトリム用油圧シリンダ46bが伸縮することにより、船外機10においてスターンブラケット14を除く部位がチルティングシャフト48を中心に回動され、よってチルト角とトリム角が調整される。
図2の説明に戻ると、操舵用電動モータ44とパワーチルトトリムユニット46は、それぞれ信号線44Lおよび46Lを介してECU22に接続される。
ECU22は、上記した操作角センサ30の出力に基づいて操舵用電動モータ44を駆動し、スイベルシャフト50を回動させて船外機10を操舵する。また、ECU22は、パワーチルトスイッチ36とパワートリムスイッチ38の出力に基づいてパワーチルトトリムユニット46の各油圧シリンダ46a、46bを伸縮させ、船外機10のチルト角およびトリム角を調整する。
図4は、ステアリングホイール28付近の模式図である。
図4に示すように、ステアリングホイール28には、ステアリングシャフト60が接続される。ステアリングシャフト60は、図示しないステアリングコラムに回転自在に支持されると共に、その先端には前記した操作角センサ30が取り付けられる。図4から明らかな如く、ステアリングホイール28と船外機10は、操作角センサ30とECU22が電気的に接続されるのみであり、機械的な接続は絶たれる。
ステアリングシャフト60は、減速機構62を介して前記した油圧ダンパ(符号66で示す)に接続される。減速機構62は、ステアリングシャフト60に取り付けられた原動車62aと、原動車62aに噛合されるべき従動車62bと、従動車62bに取り付けられた出力シャフト62cとを備え、出力シャフト62cは、油圧ダンパ66に接続される。油圧ダンパ66は、ステアリングホイール28の操舵荷重に付加すべき荷重を発生し、よってステアリングホイール28の操舵荷重の調整を行う。
図5は、油圧ダンパ66の油圧回路を表す説明図である。
図5に示すように、油圧ダンパ66は、オイルが封入された油室66aと、油室66aに揺動自在に収容されて油室66aの内部を2つの油室に分割するベーン66bと、後述する油路およびその途中に配置されたバルブ類から構成される。以下、ベーン66bによって分割された油室のうち、紙面右側の油室を「第1の油室」と呼び、符号66a1で示す。同様に、紙面左側の油室を「第2の油室」と呼び、符合66a2で示す。
ベーン66bの回転軸には、上記した減速機構の出力シャフト62cが接続される。即ち、ステアリングホイール28が操作されることにより、ステアリングシャフト60と減速機構62を介してベーン66bが揺動させられる。具体的には、ステアリングホイール28が時計回りに操作される(右転舵される)ことにより、ベーン66bが減速機構62を介して反時計回りに揺動される。他方、ステアリングホイール28が反時計回りに操作される(左転舵される)ことにより、ベーン66bが時計回りに揺動される。尚、ステアリングホイール28はロック・トゥ・ロックが2.5回転とされ、減速機構62の減速比は15とされる。即ち、ベーン66bは、時計回りに30[度]、反時計回りに30[度]の計60[度]揺動可能とされる。
以下、図5に示す油圧回路の動作について説明する。ステアリングホイール28が時計回りに操作されてベーン66bが反時計回りに揺動されると、図に破線の矢印で示す如く、第1の油室66a1に封入されたオイルは油路66cに流入し、その途中に配置されたチェックバルブ66dを通過してオリフィス66eに至る。そして、オリフィス66eを通過したオイルは、油路66fに流入してその途中に配置されたチェックバルブ66gを通過した後、第2の油室66a2に流入する。
一方、ステアリングホイール28が反時計回りに操作されてベーン66bが時計回りに揺動されると、図に一点鎖線の矢印で示す如く、第2の油室66a2に封入されたオイルは油路66hに流入し、その途中に配置されたチェックバルブ66iを通過してオリフィス66eに至る。そして、オリフィス66eを通過したオイルは、油路66jに流入してその途中に配置されたチェックバルブ66kを通過した後、第1の油室66a1に流入する。
尚、操縦者によるステアリングホイール28の操作トルクが大きく、油路66cあるいは油路66h内の油圧が所定値を上回ったときは、オリフィス66eをバイパスして配置されたリリーフバルブ66lが開弁し、オイルの流量が増加される。
また、オリフィス66eには、その開口面積を調整する手動バルブ66mが設けられる。手動バルブ66mは、図4に示す如く油圧ダンパ66の外方へと突出され、操縦者によって操作自在とされる。尚、図5で符号66nは、オイルのキャビテーションを防止するためのフリーピストンである。
このように、ベーン66bが揺動されることにより、一方の油室に封入されたオイルはオリフィス66eを通過して他方の油室に流入する。即ち、オリフィス66eを通過するオイルの流動抵抗によってベーン66bの操作荷重が増加し、よってステアリングホイール28の操作荷重が増加方向に調整される(以下、ステアリングホイール28の操作荷重に付加されるべきベーン66bの操作荷重を、油圧ダンパ66が発生する「付加荷重」と呼ぶ)。
また、油圧ダンパ66が発生する付加荷重は、手動バルブ66mを操作してオリフィス66eの開口面積を調整することにより、変更自在とされる。
以上のように、第1実施例に係る船外機の操舵装置にあっては、船外機10の操舵機構たるスイベルシャフト50に接続された操舵用電動モータ44と、船体16に配置されたステアリングホイール28の操作角を検出する操作角センサ30とを備え、検出された操作角に基づいて操舵用電動モータ44を駆動して船外機10を操舵すると共に、少なくともオイルが封入される油室(66a)を2つの室(66a1,66a2)に区画するベーン(66b)と、2つの室を接続する油路(66c)と、油路に介挿されるオリフィス(66e)とを備えるダンパ(油圧ダンパ66)からなり、ベーン(66b)を揺動させてオイルを油路(66c)を介して2つの室(66a1,66a2)の一方から他方に流動させてステアリングホイール28の操作荷重を付加する油圧ダンパ66と、一端がオリフィス(66e)に挿入されると共に、他端が操縦者の操作自在に設けられ、他端が操作されるとき、一端がオリフィス(66e)の開口面積を調整して油圧ダンパ66が付加する荷重を切り換える手動バルブ66mを備え、よって手動バルブ66mの操作のみに応じて油圧ダンパ66が付加する荷重を変更するようにしたので、船外機10をアクチュエータたる操舵用電動モータ44で操舵して操縦者の負担を軽減すると共に、ステアリングホイール28の操作荷重を増加方向に調整して操作フィーリングを向上させることができる。
特に、オリフィス66eの開口面積を調整することにより、油圧ダンパ66が発生する付加荷重を任意の値に容易に設定することができるため、ステアリングホイール28の操作荷重を最適な値に容易に調整することが可能となる。
さらに、オリフィス66eに手動バルブ66mを設け、油圧ダンパ66が発生する付加荷重を操縦者によって変更自在としたので、ステアリングホイール28の操作荷重を操縦者の好みに応じて設定することができ、よって操作フィーリングをより向上させることができる。
尚、上記において、油圧ダンパを例に挙げたが、オイル以外の流体を用いたダンパであっても良い。また、ダンパをベーン型としたが、ピストン型などであっても良い。
次いで、この発明の第2実施例に係る船外機の操舵装置について説明する。
図6は、第2実施例に係る船外機の操舵装置を示す、図4と同様な模式図である。また、図7は、図6に示す油圧ダンパの油圧回路を表す、図5と同様な説明図である。
第1実施例との相違点に焦点をおいて説明すると、第2実施例にあっては、図7に示す如く、前記したオリフィス66eと手動バルブ66mに代えてソレノイドバルブ66oを設けるようにした。即ち、ソレノイドバルブ66oの開度(オイルの流路面積)を調整してオイルの流動抵抗を調節することにより、油圧ダンパ66が発生する付加荷重を変更し、よってステアリングホイール28の操作荷重を変更するようにした。
以下具体的に説明すると、ステアリングホイール28が時計回りに操作されてベーン66bが反時計回りに揺動されると、図7に破線の矢印で示す如く、第1の油室66a1に封入されたオイルは油路66cに流入し、その途中に配置されたチェックバルブ66dを通過してソレノイドバルブ66oに至る。そして、ソレノイドバルブ66oを通過したオイルは、油路66fに流入してその途中に配置されたチェックバルブ66gを通過した後、第2の油室66a2に流入する。
一方、ステアリングホイール28が反時計回りに操作されてベーン66bが時計回りに揺動されると、図7に一点鎖線の矢印で示す如く、第2の油室66a2に封入されたオイルは油路66hに流入し、その途中に配置されたチェックバルブ66iを通過してソレノイドバルブ66oに至る。そして、ソレノイドバルブ66oを通過したオイルは、油路66jに流入してその途中に配置されたチェックバルブ66kを通過した後、第1の油室66a1に流入する。
ソレノイドバルブ66oのリニアソレノイド66pには、図6に示す如く、ソレノイドコントローラ(制御ユニット)70が接続される。ソレノイドコントローラ70には、操縦者によって手動操作自在な荷重切り換えスイッチ72が接続される共に、図示しないバッテリが接続されて動作電源の供給を受ける。
荷重切り換えスイッチ72は、図6に示す如く3つのポジションを有し、各ポジションが操縦者によって選択自在とされると共に、選択されたポジションを示す信号をソレノイドコントローラ70に送出する。ソレノイドコントローラ70は、入力された選択ポジションに応じた電圧をリニアソレノイド66pに供給する。具体的には、図で「1」と示すポジションが選択されているときは第1の電圧を、「2」と示すポジションが選択されているときは第1の電圧よりも大きい値に設定された第2の電圧を、「3」と示すポジションが選択されているときは第2の電圧よりも大きい値に設定された第3の電圧をリニアソレノイド66pに供給する。これにより、ソレノイドバルブ66oの開度が調整され、よって油圧ダンパ66が発生する付加荷重が変更される。
尚、ソレノイドバルブ66oは、リニアソレノイド66pに供給される電圧が大きくなるに従って閉弁方向に駆動され、よって油圧ダンパ66が発生する付加荷重が増加される。即ち、荷重切り換えスイッチ72のポジションが「1」から「3」に向かって移行するに従い、ステアリングホイール28の操作荷重が徐々に増加される。
尚、残余の構成は第1実施例と同様であるので、同一符号を付して説明を省略する。
このように、第2実施例に係る船外機の操舵装置にあっては、ソレノイドバルブ66oの開度を調整することによって油圧ダンパ66が発生する付加荷重を操縦者によって変更自在としたので、第1実施例と同様にステアリングホイール28の操作荷重を操縦者の好みに応じて設定することができ、よって操作フィーリングをより向上させることができる。
尚、上記において、荷重切り換えスイッチ72のポジションを3段階としたが、2段階であっても4段階以上であっても良いし、連続的に(無段階に)調整できるようにしても良い。
次いで、この発明の第3実施例に係る船外機の操舵装置について説明する。
図8は、第3実施例に係る船外機の操舵装置を示す、図4と同様な模式図である。
従前の実施例との相違点に焦点をおいて説明すると、第3実施例にあっては、図8に示す如く、油圧ダンパ66に代えて電動モータ80(以下「荷重発生用電動モータ」と呼ぶ)を設け、それを電気ブレーキとして使用してステアリングホイール28の操作荷重を調整するようにした。
具体的に説明すると、荷重発生用電動モータ80の出力シャフト(図示せず)は、減速機構の出力シャフト62cに接続される。また、荷重発生用電動モータ80には、モータコントローラ(制御ユニット)82が接続される。モータコントローラ82には、第2実施例で述べたのと同様の荷重切り換えスイッチ72と図示しないバッテリが接続されると共に、操作角センサ30が接続される。モータコントローラ82は、操作角センサ30と荷重切り換えスイッチ72の出力に基づいて荷重発生用電動モータ80の駆動を制御する。
図9は、荷重発生用電動モータ80の駆動制御を表すフローチャートである。図示のプログラムは、例えば20msecごとに実行される。
以下説明すると、先ずS10において、操作角センサ30の出力に基づいてステアリングホイール28の転舵方向を判断する。S10でステアリングホイール28が右転舵されていると判断されるときはS12に進み、荷重切り換えスイッチ72のポジションを判断する。
S12で荷重切り換えスイッチ72のポジションが「1」であると判断されるときは、S14に進み、ステアリングホイール28の左転舵方向に第1のトルクが付加されるように荷重発生用電動モータ80の駆動を制御する。即ち、操縦者によるステアリングホイール28の操作方向とは逆向きのトルクを発生するように、荷重発生用電動モータ80に供給される電流の向きと大きさを制御する(以下、ステアリングホイール28に付加されるべき操作方向と逆向きのトルクを、荷重発生用電動モータ80が発生する「付加荷重」と呼ぶ)。
また、S12で荷重切り換えスイッチ72のポジションが「2」であると判断されるときは、S16に進み、ステアリングホイール28の左転舵方向に前記した第1のトルクよりも大きい第2のトルクが付加されるように、荷重発生用電動モータ80の駆動を制御する。また、S12で荷重切り換えスイッチ72のポジションが「3」であると判断されるときはS18に進み、ステアリングホイール28の左転舵方向に前記した第2のトルクよりも大きい第3のトルクが付加されるように、荷重発生用電動モータ80の駆動を制御する。
一方、S10でステアリングホイール28が左転舵されていると判断されるときはS20に進み、S12と同様に荷重切り換えスイッチ72のポジションを判断する。S20で荷重切り換えスイッチ72のポジションが「1」であると判断されるときはS22に進み、ステアリングホイール28の右転舵方向に第1のトルクが付加されるように荷重発生用電動モータ80の駆動を制御する。また、S20で荷重切り換えスイッチ72のポジションが「2」であると判断されるときはS24に進み、ステアリングホイール28の右転舵方向に第2のトルクが付加されるように荷重発生用電動モータ80の駆動を制御する。また、S20で荷重切り換えスイッチ72のポジションが「3」であると判断されるときはS26に進み、ステアリングホイール28の右転舵方向に第3のトルクが付加されるように荷重発生用電動モータ80の駆動を制御する。
また、S10でステアリングホイール28が中立位置にある(転舵されていない)と判断されるときは、以降の処理をスキップする(トルクの付加を行わない)。
尚、残余の構成は従前の実施例と同様であるので、同一符号を付して説明を省略する。
このように、第3実施例に係る船外機の操舵装置にあっては、荷重発生用電動モータ80を電気ブレーキとして使用することで、ステアリングホイール28の操作荷重を増加方向に調整するようにしたので、従前の実施例と同様に操作フィーリングを向上させることができる。
特に、荷重発生用電動モータ80に供給される電圧を調整することにより、荷重発生用電動モータ80が発生する付加荷重を任意の値に容易に設定することができるため、ステアリングホイール28の操作荷重を最適な値に容易に調整することが可能となる。
さらに、荷重発生用電動モータ80が発生する付加荷重の大きさを荷重切り換えスイッチ72によって変更自在としたので、ステアリングホイール28の操作荷重を操縦者の好みに応じて設定することができ、よって操作フィーリングをより向上させることができる。
尚、上記において、荷重発生用電動モータ80に供給される電流の向きと大きさを制御して付加荷重(ステアリングホイール28の操作方向と逆向きのトルク)を発生させるようにしたが、電流の供給を停止することによって得られる発電ブレーキを利用するようにしても良い。この場合、発電ブレーキを効果的に利用するために、減速機構62に代えて増速機構を設け、荷重発生用電動モータ80の回転数を上昇させるようにしても良い。
次いで、この発明の第4実施例に係る船外機の操舵装置について説明する。
図10は、第4実施例に係る船外機の操舵装置を示す、図2と同様な部分説明側面図である。
従前の実施例との相違点に焦点をおいて説明すると、第4実施例にあっては、船体16の船速を示す値としてエンジン18の回転数を検出し、検出されたエンジン回転数に基づいてステアリングホイール28の操作荷重に付加されるべき付加荷重を自動的に変更するようにした。
以下具体的に説明すると、図10に示すように、エンジン18のクランクシャフト(図示せず)付近には、クランク角センサ90が配置される。クランク角センサ90は、所定クランク角(例えば30[度])ごとにパルス信号を出力し、かかる出力は信号線90Lを介してECU22に送られる。ECU22は、信号線90Lを通じて送られたクランク角センサ90の出力を図示しないカウンタでカウントしてエンジン回転数NEを検出する。
図11は、第4実施例に係る船外機の操舵装置を示す、図4と同様な模式図である。図11に示すように、第4実施例にあっては、第2実施例と同様な油圧ダンパ66とソレノイドコントローラ70と荷重切り換えスイッチ72とを備える。
第2実施例と相違する点は、ソレノイドコントローラ70にエンジン回転数NEが入力されることにある。ソレノイドコントローラ70は、入力されたエンジン回転数NEと荷重切り換えスイッチ72の信号に基づき、リニアソレノイド66pの駆動を制御する。
図12は、第4実施例に係るリニアソレノイド66pの駆動制御を表すフローチャートである。図示のプログラムは、例えば20msecごとに実行される。
以下説明すると、先ずS100において、エンジン回転数NEに基づいて図示しないマップを検索し、基本電圧Vbを決定する。基本電圧Vbは、リニアソレノイド66pの供給電圧Vsの決定に使用される基本値であり、エンジン回転数NEが上昇するに従って増加するように設定される。
尚、リニアソレノイド66pに供給される電圧が大きくなるに従ってソレノイドバルブ66oが閉弁方向に駆動され、油圧ダンパ66の発生する付加荷重が増加するのは第2実施例と同様である。即ち、ステアリングホイール28の操作荷重は、エンジン回転数NEが上昇するに従って増加するように設定される。
次いでS102に進み、荷重切り換えスイッチ72のポジションを判断する。S102で荷重切り換えスイッチ72のポジションが「1」であると判断されるときは、S104に進み、S100で決定した基本電圧Vbをリニアソレノイド66pの供給電圧Vsに設定する。
一方、S102で荷重切り換えスイッチ72のポジションが「2」であると判断されるときはS106に進み、基本電圧Vbに第1の係数α1を乗じて得た値を供給電圧Vsに設定する。ここで、第1の係数α1は、1よりも大きな値に設定される。即ち、荷重切り換えスイッチ72のポジションが「2」であるときの供給電圧Vsは、ポジションが「1」であるときの供給電圧Vsよりも大きい値に設定される。
また、S102で荷重切り換えスイッチ72のポジションが「3」であると判断されるときはS108に進み、基本電圧Vbに第2の係数α2を乗じて得た値を供給電圧Vsに設定する。第2の係数α2は、第1の係数α1よりも大きな値に設定される。即ち、荷重切り換えスイッチ72のポジションが「3」であるときの供給電圧Vsは、ポジションが「2」であるときの供給電圧Vsよりも大きい値に設定される。従って、エンジン回転数NEが同一であれば、ポジションが「1」から「3」に向かって移行するに従い、ステアリングホイール28の操作荷重が増加される。
尚、残余の構成は従前の実施例と同様であるので、同一符号を付して説明を省略する。
このように、第4実施例にあっては、エンジン18の回転数NEを検出すると共に、検出したエンジン回転数NEに基づいて油圧ダンパ66の発生する付加荷重を変更するようにしたので、ステアリングホイール28の操作荷重を走行状態に応じて設定することができ、よって操作フィーリングをより一層向上させることができる。
具体的には、エンジン回転数NEが上昇するに従ってステアリングホイール28の操作荷重を増加方向に調整するようにしたので、離岸・着岸といった大きな操舵量が要求される低速走行時の操作性を確保しつつ、高速走行時の急旋回を抑制して安定した走行を行うことができる。
尚、上記において、エンジン回転数NEに応じてリニアソレノイド66pの動作を制御するようにしたが、第3実施例で述べた荷重発生用電動モータ80の動作を制御するようにしても良い。
また、船速を示す値としてエンジン回転数NEを検出するようにしたが、速度計やGPS(global positioning system)を設けて船体16の船速を検出し、検出された船速に応じてリニアソレノイド66p(あるいは荷重発生用電動モータ80)の動作を制御するようにしても良い。
次いで、この発明の第5実施例に係る船外機の操舵装置について説明する。
図13は、第5実施例に係る船外機の操舵装置を示す、図4と同様な模式図である。
従前の実施例との相違点に焦点をおいて説明すると、第5実施例にあっては、図13に示す如く、油圧ダンパ66に代えてフリクション発生ユニット100を設け、それを摩擦ブレーキとして使用してステアリングホイール28の操作荷重を調整するようにした。
具体的に説明すると、図13に示す如く、減速機構の出力シャフト62cにはフリクション発生ユニット100のディスク100aが接続される。ディスク100aには、ブレーキパッド100bが押圧される。即ち、ディスク100aとブレーキパッド100bとの機械的なフリクション(摩擦力)により、ステアリングホイール28の操作荷重が増加方向に調整される(以下、ステアリングホイール28の操作荷重に付加されるべきディスク100aとブレーキパッド100bとの機械的なフリクションを、フリクション発生ユニット100が発生する「付加荷重」と呼ぶ)。
また、ブレーキパッド100bには、操縦者によって手動操作自在な手動ハンド100cが接続され、手動ハンド100cを操作することによってディスク100aに対するブレーキパッド100bの押圧力(換言すれば、フリクション発生ユニット100が発生する付加荷重)が変更自在とされる。
尚、残余の構成は第1実施例と同様であるので、同一符号を付して説明を省略する。
このように、第5実施例に係る船外機の操舵装置にあっては、フリクション発生ユニット100を摩擦ブレーキとして使用することで、ステアリングホイール28の操作荷重を増加方向に調整するようにしたので、従前の実施例と同様に操作フィーリングを向上させることができる。
特に、ディスク100aに対するブレーキパッド100bの押圧力を調整することにより、フリクション発生ユニット100が発生する付加荷重を任意の値に容易に設定することができるため、ステアリングホイール28の操作荷重を最適な値に容易に調整することが可能となる。
さらに、フリクション発生ユニット100が発生する付加荷重の大きさを、手動ハンド100cを操作することによって変更自在としたので、ステアリングホイール28の操作荷重を操縦者の好みに応じて設定することができ、よって操作フィーリングをより向上させることができる。
尚、上記において、手動ハンド100cに代えて適宜なアクチュエータをブレーキパッド100bに接続すると共に、エンジン回転数NEに応じてかかるアクチュエータを駆動することにより、第4実施例と同様にステアリングホイール28の操作荷重をエンジン回転数NEに応じて変更するようにしても良い。
以上の如く、この発明の第1から第5実施例にあっては、船体(16)に取り付けられた船外機(10)の操舵機構(スイベルケース12、スイベルシャフト50)に接続された操舵用アクチュエータ(操舵用電動モータ44)と、前記船体(16)に配置されたステアリングホイール(28)の操作角を検出する操作角センサ(30)とを備えると共に、前記検出された操作角に基づいて前記操舵用アクチュエータ(44)を駆動する船外機の操舵装置において、少なくともオイルが封入される油室(66a)を2つの室(66a1,66a2)に区画するベーン(66b)と、前記2つの室を接続する油路(66c)と、前記油路に介挿されるオリフィス(66e)とを備えるダンパ(油圧ダンパ66)からなり、前記ベーン(66b)を揺動させて前記オイルを前記油路(66c)を介して前記2つの室(66a1,66a2)の一方から他方に流動させて前記ステアリングホイール(28)の操作荷重を付加する操作荷重調整機構(油圧ダンパ66)と、一端が前記オリフィス(66e)に挿入されると共に、他端が操縦者の操作自在に設けられ、前記他端が操作されるとき、前記一端が前記オリフィス(66e)の開口面積を調整して前記操作荷重調整機構が付加する荷重を切り換える荷重切り換え手段(手動バルブ66m)とを備え、よって前記荷重切り換え手段の操作のみに応じて前記操作荷重調整機構が付加する荷重を変更するように構成した。
これにより、船外機10をアクチュエータで操舵して操縦者の負担を軽減すると共に、ステアリングホイール28の操作荷重を増加方向に調整して操作フィーリングを向上させることができる。また、ステアリングホイール28の操作荷重を操縦者の好みに応じて設定することができ、よって操作フィーリングをより向上させることができる。
また、操作荷重調整機構(66)が発生する荷重の設定を容易に行うことができ、よってステアリングホイール28の操作荷重を最適な値に容易に調整することができる。
尚、油圧ダンパ66、荷重発生用電動モータ80およびフリクション発生ユニットを、それぞれ異なる実施例として説明したが、それらを組み合わせて使用するようにしても良い。例えば、荷重発生用電動モータ80の出力シャフトをブレーキパッド100bで押圧して摩擦ブレーキを発生させつつ、エンジン回転数NEや荷重切り換えスイッチ72のポジションに応じて荷重発生用電動モータ80の駆動を制御するようにしても良い。
また、第2、第3、第4実施例において、リニアソレノイド66pおよび荷重発生電動モータ80の駆動制御を、それぞれソレノイドコントローラ70とモータコントローラ80で行うようにしたが、全てECU22で行うようにしても良い。
この発明の第1実施例に係る船外機の操舵装置を船外機を中心に全体的に示す概略図である。 図1に示す装置の部分説明側面図である。 図2に示すスイベルケース付近を拡大して示す部分断面図である。 図1に示すステアリングホイール付近の模式図である。 図4に示す油圧ダンパの油圧回路を表す説明図である。 この発明の第2実施例に係る船外機の操舵装置を示す、図4と同様な模式図である。 図6に示す油圧ダンパの油圧回路を表す、図5と同様な説明図である。 この発明の第3実施例に係る船外機の操舵装置を示す、図4と同様な模式図である。 図8に示す荷重発生用電動モータの駆動制御を表すフローチャートである。 この発明の第4実施例に係る船外機の操舵装置を示す、図2と同様な部分説明側面図である。 第4実施例に係る船外機の操舵装置を示す、図4と同様な模式図である。 図11に示すリニアソレノイドの駆動制御を表すフローチャートである。 この発明の第5実施例に係る船外機の操舵装置を示す、図4と同様な模式図である。
符号の説明
10 船外機
12 スイベルケース(操舵機構)
16 船体
28 ステアリングホイール
30 操作角センサ
44 操舵用電動モータ(操舵用アクチュエータ)
50 スイベルシャフト(操舵機構)
66 油圧ダンパ(操作荷重調整機構)
70 ソレノイドコントローラ(荷重変更手段)
80 荷重発生用電動モータ(操作荷重調整機構)
90 クランク角センサ(船速検出手段)
100 フリクション発生ユニット(操作荷重調整機構)

Claims (1)

  1. 船体に取り付けられた船外機の操舵機構に接続された操舵用アクチュエータと、前記船体に配置されたステアリングホイールの操作角を検出する操作角センサとを備えると共に、前記検出された操作角に基づいて前記操舵用アクチュエータを駆動する船外機の操舵装置において、少なくともオイルが封入される油室を2つの室に区画するベーンと、前記2つの室を接続する油路と、前記油路に介挿されるオリフィスとを備えるダンパからなり、前記ベーンを揺動させて前記オイルを前記油路を介して前記2つの室の一方から他方に流動させて前記ステアリングホイールの操作荷重を付加する操作荷重調整機構と、一端が前記オリフィスに挿入されると共に、他端が操縦者の操作自在に設けられ、前記他端が操作されるとき、前記一端が前記オリフィスの開口面積を調整して前記操作荷重調整機構が付加する荷重を切り換える荷重切り換え手段を備え、よって前記荷重切り換え手段の操作のみに応じて前記操作荷重調整機構が付加する荷重を変更するようにしたことを特徴とする船外機の操舵装置。
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