JP4458626B2 - エンジンにおける排気浄化装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、排気ポートを流通する排気ガスに混入される2次空気を導く2次空気通路がその下流端を排気ポートに開口させてシリンダヘッドに設けられるエンジンの排気浄化装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
排気ポートを流通する排気ガスに2次空気を混入されるようにした排気浄化装置が、たとえば実公昭60−32340号公報等で既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、2次空気の混入により排気浄化性能を向上させるためには、燃焼室に極力近接した位置で排気ポート内に2次空気を混入することが望ましいのであるが、排気ポートの燃焼室側の端部には、排気弁を着座させるリング状のバルブシートが圧入されるので、2次空気通路をシリンダヘッドに形成する際にそのバルブシートに損傷が生じないようにすることが必要であり、上記従来のものでは、バルブシートがシリンダヘッドに圧入された後にシリンダヘッドの外面側から2次空気通路を形成するようにしている。
【0004】
ところが、上述のようにバルブシートの圧入後に2次空気通路を形成するのでは、2次空気通路の位置や角度の制約が大きくなり、2次空気通路の加工が難しくなったり、排気ガス浄化性能の低下を招く可能性が生じたり、シリンダヘッドに設けられるウォータージャケットの形状に制約が生じたりする。
【0005】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、2次空気通路の位置や角度の制約を小さくして2次空気通路の形成を容易とし、排気ガス浄化性能の向上を図ったエンジンにおける排気浄化装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、シリンダヘッド(11)に設けられる排気ポートの燃焼室側の端部に、排気弁を着座させる、断面が中実な同一形状であるリング状のバルブシートが圧入され、前記排気ポートを流通する排気ガスに混入される2次空気を導く2次空気通路が、その下流端を、前記排気ポートに開口させてシリンダヘッドに設けられるエンジンにおいて、
前記2次空気通路の下流側通路部分が、前記燃焼室に頂部を臨ませるピストンの作動軸線と平行であって前記排気弁の作動軸線を含む平面に対して角度をなして交わる方向で直線状に延びてシリンダヘッドに形成され、さらに、前記2次空気通路の少なくとも下流側通路部分が、その燃焼室側への仮想延長部の一部を前記シリンダヘッドに圧入された状態の前記バルブシートと重ね、かつそのバルブシートの排気ポートへの圧入取付部を避けるようにして、前記バルブシートのシリンダヘッドへの圧入前に該シリンダヘッドに形成されることを特徴とする。
【0007】
このような構成によれば、2次空気通路のうち少なくとも下流側通路部分が、バルブシートのシリンダヘッドへの圧入前に該シリンダヘッドに形成されるので、バルブシートの損傷を心配することを不要として、2次空気通路のうち少なくとも下流側通路部分の位置および角度を大きな自由度で定めることができ、2次空気通路の加工を容易とすることができ、またシリンダヘッドにおけるウォータージャケットの形状に2次空気通路が大きな制約を加えることを回避することができる。また2次空気通路が備える前記下流側通路部分の燃焼室側への仮想延長部の一部が、シリンダヘッドに圧入された状態にあるバルブシートと重ね、かつそのバルブシートの排気ポートへの圧入取付部を避けるようにして配置されるので、2次空気通路の排気ポートへの開口端を燃焼室側に極力近接させて、排気浄化性能を向上することができる。
【0008】
また、記2次空気通路の下流側通路部分が、前記燃焼室に頂部を臨ませるピストンの作動軸線と平行であって前記排気弁の作動軸線を含む平面に対して角度をなして交わる方向で直線状に延びて、シリンダヘッドに形成されるので、2次空気通路の排気ポートへの開口方向が、排気ポートを流れる排気ガスの流通方向に対向しないようにして、排気正圧が2次空気通路に直接作用することを避けて2次空気通路の排気ポートへの開口端を燃焼室に近接させ、排気脈動を有効に利用しつつ排気浄化性能をより一層向上することができる。
【0009】
さらに請求項記載の発明は、上記請求項記載の発明の構成に加えて、前記シリンダヘッドには前記平面に直交するカムシャフトが回転自在に支承され、吸気弁および排気弁が該カムシャフトを挟むようにしてシリンダヘッドに配設され、前記カムシャフトの回転に応じて揺動する吸気側ロッカアームが前記吸気弁に連動、連結され、前記カムシャフトの回転に応じて揺動する排気側ロッカアームが前記排気弁に連動、連結されることを特徴とし、かかる構成によれば、吸気弁および排気弁をより近接させて配置するのに上記2次空気通路が邪魔にならないようにして、吸気弁および排気弁をそれらの弁がなす挟み角が小さくなるように配置することができ、シリンダヘッドの小型化に寄与することができる。
【0010】
さらに、請求項3の発明は、上記請求項1または2記載の発明の構成に加えて、前記2次空気通路が、前記カムシャフトの軸方向の一端よりも外側で、かつその一部がカムシャフトの軸方向投影面内に位置するようにシリンダヘッドに形成されることを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を、添付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明する。
【0012】
図1〜図4は本発明の一実施例を示すものであり、図1はエンジンの縦断面図、図2は図1の2−2線断面図、図3はシリンダヘッドを図1の3−3線矢視方向から見た図、図4はシリンダヘッドを図1の4−4線に沿って切断した拡大断面図である。
【0013】
先ず図1および図2において、たとえばスクータ型の自動二輪車に搭載されるエンジンEは、たとえば単気筒の4サイクルエンジンであり、シリンダブロック6内に設けられたシリンダライナ7にはピストン8が摺動可能に嵌合され、このピストン8にはコンロッド9を介してクランクシャフト(図示せず)に連結される。前記ピストン8の頂部を臨ませる燃焼室10をシリンダブロック6との間に形成するシリンダヘッド11がシリンダブロック6に結合され、シリンダブロック6とは反対側でシリンダヘッド11にはヘッドカバー12が結合される。
【0014】
シリンダヘッド11の下部側面には排気ポート13が設けられ、この排気ポート13には、図示しない触媒コンバータ等を含む排気系が接続される。またシリンダヘッド11の上部側面には吸気ポート14が設けられ、この吸気ポート14には図示しない吸気系が接続される。
【0015】
排気ポート13における燃焼室10側の端部には、断面が中実な同一形状であるリング状のバルブシート15が圧入され、吸気ポート14の燃焼室10側の端部にはリング状のバルブシート16が圧入される。シリンダヘッド11には、前記バルブシート15に着座可能な排気弁17と、前記バルブシート16に着座可能な吸気弁18とが、開閉作動可能に配設されており、排気弁17および吸気弁18は動弁機構19により開閉駆動される。
【0016】
図3を併せて参照して、該動弁機構19は、シリンダヘッド11に回転自在に支承されるカムシャフト20と、該カムシャフト20と平行な軸線を有してシリンダヘッド11に支持される排気側および吸気側ロッカシャフト21,22と、カムシャフト20の回転に応じて揺動して排気弁17を開閉駆動すべく排気側ロッカシャフト21に揺動可能に支承される排気側ロッカアーム25と、カムシャフト20の回転に応じて揺動して吸気弁18を開閉駆動すべく吸気側ロッカシャフト22に揺動可能に支承される吸気側ロッカアーム26とを備える。
【0017】
カムシャフト20は、前記ピストン8の作動軸線と平行であって排気弁17および吸気弁18の作動軸線を含む平面と直交する軸線を有するものであり、排気弁17および吸気弁18は、カムシャフト20を両側から挟むようにしてシリンダヘッド11に配設される。またカムシャフト20には排気側カム23および吸気側カム24が設けられており、一端を排気側カム23に摺接させた排気側ロッカアーム25の他端が排気弁17に連接され、一端を吸気側カム24に摺接させた排気側ロッカアーム26の他端が吸気弁18に連接される。
【0018】
図示しないクランクケースからシリンダブロック6を経てシリンダヘッド11に至るまでの間には、カムチェーン室27が、前記カムシャフト20の一端を臨ませるようにして設けられており、カムシャフト20の一端には被動スプロケット28が固定される。前記カムチェーン室27内には、前記クランクシャフトからの回転動力を伝達する無端のカムチェーン29が走行可能に収納され、被動スプロケット28に巻掛けられる。これにより、被動スプロケット28およびカムシャフト20には、クランクシャフトの回転動力が1/2に減速されて伝達される。
【0019】
シリンダヘッド11の一側面には、前記被動スプロケット28およびカムシャフト20を挿入するための挿入孔30が設けられるとともに、該挿入孔30を囲む取付け座31が形成され、カムシャフト20で回転駆動されるウォータポンプ32のポンプハウジング33が、前記挿入孔30を覆って取付け座31に締結される。
【0020】
前記ポンプハウジング33は、前記挿入孔30からカムチェーン室27内に一部を突入せしめられる円筒状のハウジング主体34と、該ハウジング主体34の外端を塞ぐカバー35とから成るものであり、ハウジング主体34に一体に設けられるフランジ部34aが複数のボルト36…で前記取付け座31に締結される。またカバー35は、前記フランジ部34aを取付け座31との間に挟むようにして複数のボルト37…で取付け座31に締結される。
【0021】
ポンプハウジング33内に形成される渦室38にはインペラ39が配置され、このインペラ39が一端に固定される回転軸40の他端部が、ハウジング主体34の内端で液密にかつ回転自在に支承され、ハウジング主体34の内端からの前記回転軸40の突出部がカムシャフト20に同軸にかつ相対回転不能に連結される。
【0022】
前記カバー35には、シリンダブロック6およびシリンダヘッド11に設けられたウォータージャケット42からの冷却水を、図示しないラジエータを介して前記ウォータポンプ32の渦室38に導く状態と、前記ラジエータを迂回して前記渦室38に導く状態とを、冷却水温に応じて切換えるサーモスタット41が内蔵される。
【0023】
図1および図2に特に注目して、ヘッドカバー12には、弁カバー44が締結されており、弁カバー44およびヘッドカバー12間にリード弁45が収容される。
【0024】
このリード弁45は、弁カバー44との間に上流側弁室46を形成するとともにヘッドカバー12との間に下流側弁室47を形成してヘッドカバー12および弁カバー44間に挟持される支持板48と、下流側弁室47内で支持板48に取付けられるストッパ49と、支持板48およびストッパ49間に挟まれる弁シート50およびリード弁板51とを備えるものであり、支持板48および弁シート50には、リード弁板51で塞ぎ得る弁孔52が設けられる。
【0025】
弁カバー44には、エンジンEの吸気系におけるエアクリーナから計量された2次空気を上流側弁室46に導入するための空気導入口53が設けられる。また下流側弁室47は、排気ポート13に下流端を開口するようにしてシリンダヘッド11に設けられている2次空気通路55に、シリンダヘッド11およびヘッドカバー12間に跨がる円筒状のノックピン56を介して連通される。
【0026】
したがって排気ポート13で生じる排気脈動に応じて、リード弁45が開閉して2次空気が排気ガスに混入され、排気ガス中のHCおよびCO等の未燃有害成分を酸化、浄化することになる。
【0027】
また下流側弁室77内でヘッドカバー12には、排気ポート13側から逆流してくる高温の排気ガスにリード弁45が曝されることを回避するための多孔板状の遮熱板57が固定される。
【0028】
図4において、2次空気通路55は、前記ノックピン56に一端を同軸に連ならせた上流側部分55aと、該上流側部分55aの他端に角度をなして一端を連ならせるとともに他端を排気ポート13に開口させた下流側通路部分55bとから成るものであり、この2次空気通路55は、図1,2に示すように、カムシャフト40の軸方向の一端よりも外側で、しかもその一部がカムシャフト40の軸方向の投影面内に位置してシリンダヘッド11に形成されている。
【0029】
しかも2次空気通路55の下流側通路部分55bは、燃焼室10側への仮想延長部(図4において鎖線で示す部分)の一部がシリンダヘッド11に圧入された状態のバルブシート15と重なり、かつそのバルブシート15の排気ポート13への圧入取付部を避けて配置されるものである。そして、この下流側通路部分55bは、バルブシート15のシリンダヘッド11への圧入前に、機械加工もしくはシリンダヘッド11の鋳造時の中子成形により形成される。
【0030】
また2次空気通路55の下流側通路部分55bは、ピストン8の作動軸線と平行であって排気弁17の作動軸線を含む平面に対して角度をなして交わる方向で直線状に延びてシリンダヘッド11に形成される。
【0031】
次にこの実施例の作用について説明すると、排気ポート13を流通する排気ガスに混入される2次空気を導く2次空気通路55の下流側通路部分55aが、バルブシート15のシリンダヘッド11への圧入前に該シリンダヘッド11に形成されるので、バルブシート15の損傷を心配することを不要として、前記下流側通路部分55bの位置および角度を大きな自由度で定めることができ、2次空気通路55の加工を容易とすることができ、またシリンダヘッド11におけるウォータージャケット42の形状に2次空気通路55が大きな制約を加えることを回避することができる。
【0032】
また前記下流側通路部分55bの燃焼室10側への仮想延長部の一部がシリンダヘッド11に圧入された状態のバルブシート15と重なるので、2次空気通路55の排気ポート13への開口端を燃焼室10側に極力近接させることができ、それにより排気浄化性能を向上することができる。
【0033】
また2次空気通路55の下流側通路部分55bは、燃焼室10に頂部を臨ませるピストン8の作動軸線と平行であって排気弁17の作動軸線を含む平面に対して角度をなして交わる方向で直線状に延びてシリンダヘッド11に形成される。これにより下流側通路部分55bの排気ポート13への開口方向が、排気ポート13を流れる排気ガスの流通方向に対向しないようにして、排気正圧が2次空気通路55に直接作用することを避けて前記下流側通路部分55bの排気ポート13への開口端を燃焼室10に近接させ、排気脈動を有効に利用しつつ排気浄化性能をより一層向上することができる。
【0034】
さらにシリンダヘッド11には、ピストン8の作動軸線と平行であって排気弁17の作動軸線を含む平面直交するカムシャフト20が回転自在に支承され、吸気弁18および排気弁17が該カムシャフト20を挟むようにしてシリンダヘッド11に配設され、カムシャフト20の回転に応じて揺動する吸気側ロッカアーム26が前記吸気弁18に連動、連結され、前記カムシャフト20の回転に応じて揺動する排気側ロッカアーム25が前記排気弁17に連動、連結される。 したがって吸気弁18および排気弁17をより近接させて配置するのに上記2次空気通路55が邪魔にならないようにして、吸気弁18および排気弁17をそれらの弁18,17がなす挟み角が小さくなるように配置することができ、シリンダヘッド11の小型化に寄与することができる。
【0035】
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
【0036】
たとえば上記実施例では、2次空気通路55が、上流側通路部分55aと、上流側通路部分55aに角度をなして連なる流側通路部分55bとで構成されたが、2次空気通路をその上流端から下流端まで一直線状に延びるように形成することも可能である。
【0037】
【発明の効果】
以上のように請求項1記載の発明によれば、バルブシートの損傷を心配することを不要として、2次空気通路のうち少なくとも下流側通路部分の位置および角度を大きな自由度で定めることができ、2次空気通路の加工を容易とすることができ、またシリンダヘッドにおけるウォータージャケットの形状に2次空気通路が大きな制約を加えることを回避することができる。しかも2次空気通路の排気ポートへの開口端を燃焼室側に極力近接させて、排気浄化性能を向上することができる。
【0038】
また排気正圧が2次空気通路に直接作用することを避けて2次空気通路の排気ポートへの開口端を燃焼室に近接させ、排気脈動を有効に利用しつつ排気浄化性能をより一層向上することができる。
【0039】
さらに請求項記載の発明によれば、吸気弁および排気弁をより近接させて配置するのに2次空気通路が邪魔にならないようにし、吸気弁および排気弁をそれらの弁がなす挟み角が小さくなるように配置することができ、シリンダヘッドの小型化に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 エンジンの縦断面図である。
【図2】 図1の2−2線断面図である。
【図3】 シリンダヘッドを図1の3−3線矢視方向から見た図である。
【図4】 シリンダヘッドを図1の4−4線に沿って切断した拡大断面図である。
【符号の説明】
8・・・ピストン
10・・・燃焼室
11・・・シリンダヘッド
13・・・排気ポート
15・・・バルブシート
17・・・排気弁
18・・・吸気弁
20・・・カムシャフト
25・・・排気側ロッカアーム
26・・・吸気側ロッカアーム
55・・・2次空気通路
55b・・・下流側通路部分
E・・・エンジン

Claims (3)

  1. シリンダヘッド(11)に設けられる排気ポート(13)の燃焼室(10)側の端部に、排気弁(17)を着座させる、断面が中実な同一形状であるリング状のバルブシート(15)が圧入され、前記排気ポート(13)を流通する排気ガスに混入される2次空気を導く2次空気通路(55)が、その下流端を、前記排気ポート(13)に開口させてシリンダヘッドに設けられるエンジンにおいて、
    前記2次空気通路(55)の下流側通路部分(55b)が、前記燃焼室(10)に頂部を臨ませるピストン(8)の作動軸線と平行であって前記排気弁(17)の作動軸線を含む平面に対して角度をなして交わる方向で直線状に延びてシリンダヘッド(11)に形成され、さらに、前記2次空気通路(55)の少なくとも下流側通路部分(55b)が、その燃焼室(10)側への仮想延長部の一部を前記シリンダヘッド(11)に圧入された状態の前記バルブシート(15)と重ね、かつそのバルブシート(15)の排気ポート(13)への圧入取付部を避けるようにして、前記バルブシート(15)のシリンダヘッド(11)への圧入前に該シリンダヘッド(11)に形成されることを特徴とするエンジンにおける排気浄化装置。
  2. 前記シリンダヘッド(11)には前記平面に直交するカムシャフト(20)が回転自在に支承され、吸気弁(18)および排気弁(17)が該カムシャフト(20)を挟むようにしてシリンダヘッド(11)に配設され、前記カムシャフト(20)の回転に応じて揺動する吸気側ロッカアーム(26)が前記吸気弁(18)に連動、連結され、前記カムシャフト(20)の回転に応じて揺動する排気側ロッカアーム(25)が前記排気弁(17)に連動、連結されることを特徴とする請求項1に記載のエンジンにおける排気浄化装置。
  3. 前記2次空気通路(55)が、前記カムシャフト(20)の軸方向の一端よりも外側で、かつその一部がカムシャフト(20)の軸方向投影面内に位置するようにシリンダヘッド(11)に形成されることを特徴とする、前記請求項1または2記載のエンジンにおける排気浄化装置
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