JP2002004849A - エンジンにおける排気浄化装置 - Google Patents

エンジンにおける排気浄化装置

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JP2002004849A JP2000185937A JP2000185937A JP2002004849A JP 2002004849 A JP2002004849 A JP 2002004849A JP 2000185937 A JP2000185937 A JP 2000185937A JP 2000185937 A JP2000185937 A JP 2000185937A JP 2002004849 A JP2002004849 A JP 2002004849A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】排気ポートを流通する排気ガスに混入せしめる
2次空気を導く2次空気通路がその下流端を排気ポート
に開口させてシリンダヘッドに設けられるエンジンにお
いて、2次空気通路の位置や角度の制約を小さくして2
次空気通路の形成を容易とし、排気ガス浄化性能の向上
を図る。 【解決手段】2次空気通路55のうち少なくとも下流側
通路部分55bが、その燃焼室側への仮想延長部の一部
をシリンダヘッド11に圧入された状態のバルブシート
15と重ねるようにして、バルブシート15のシリンダ
ヘッド11への圧入前に該シリンダヘッド11に形成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排気ポートを流通
する排気ガスに混入せしめる2次空気を導く2次空気通
路がその下流端を排気ポートに開口させてシリンダヘッ
ドに設けられるエンジンの排気浄化装置の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】排気ポートを流通する排気ガスに2次空
気を混入せしめるようにした排気浄化装置が、たとえば
実公昭60−32340号公報等で既に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、2次空気の
混入により排気浄化性能を向上させるためには、燃焼室
に極力近接した位置で排気ポート内に2次空気を混入す
ることが望ましいのであるが、排気ポートの燃焼室側の
端部には、排気弁を着座させるリング状のバルブシート
が圧入されるので、2次空気通路をシリンダヘッドに形
成する際にそのバルブシートに損傷が生じないようにす
ることが必要であり、上記従来のものでは、バルブシー
トがシリンダヘッドに圧入された後にシリンダヘッドの
外面側から2次空気通路を形成するようにしている。
【0004】ところが、上述のようにバルブシートの圧
入後に2次空気通路を形成するのでは、2次空気通路の
位置や角度の制約が大きくなり、2次空気通路の加工が
難しくなったり、排気ガス浄化性能の低下を招く可能性
が生じたり、シリンダヘッドに設けられるウォータージ
ャケットの形状に制約が生じたりする。
【0005】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、2次空気通路の位置や角度の制約を小さくし
て2次空気通路の形成を容易とし、排気ガス浄化性能の
向上を図ったエンジンにおける排気浄化装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、シリンダヘッドに設けられ
る排気ポートの燃焼室側の端部に、排気弁を着座させる
リング状のバルブシートが圧入され、前記排気ポートを
流通する排気ガスに混入せしめる2次空気を導く2次空
気通路が、その下流端を前記排気ポートに開口させてシ
リンダヘッドに設けられるエンジンにおいて、前記2次
空気通路のうち少なくとも下流側通路部分が、その燃焼
室側への仮想延長部の一部を前記シリンダヘッドに圧入
された状態の前記バルブシートと重ねるようにして、前
記バルブシートのシリンダヘッドへの圧入前に該シリン
ダヘッドに形成されることを特徴とする。
【0007】このような構成によれば、2次空気通路の
うち少なくとも下流側通路部分が、バルブシートのシリ
ンダヘッドへの圧入前に該シリンダヘッドに形成される
ので、バルブシートの損傷を心配することを不要とし
て、2次空気通路のうち少なくとも下流側通路部分の位
置および角度を大きな自由度で定めることができ、2次
空気通路の加工を容易とすることができ、またシリンダ
ヘッドにおけるウォータージャケットの形状に2次空気
通路が大きな制約を加えることを回避することができ
る。また2次空気通路が備える前記下流側通路部分の燃
焼室側への仮想延長部の一部が、シリンダヘッドに圧入
された状態にあるバルブシートと重ねるように配置され
るので、2次空気通路の排気ポートへの開口端を燃焼室
側に極力近接させて、排気浄化性能を向上することがで
きる。
【0008】また請求項2記載の発明は、上記請求項1
記載の発明の構成に加えて、前記2次空気通路の下流側
通路部分が、前記燃焼室に頂部を臨ませるピストンの作
動軸線と平行であって前記排気弁の作動軸線を含む平面
に対して角度をなして交わる方向で直線状に延びて、シ
リンダヘッドに形成されることを特徴とし、かかる構成
によれば、2次空気通路の排気ポートへの開口方向が、
排気ポートを流れる排気ガスの流通方向に対向しないよ
うにして、排気正圧が2次空気通路に直接作用すること
を避けて2次空気通路の排気ポートへの開口端を燃焼室
に近接させ、排気脈動を有効に利用しつつ排気浄化性能
をより一層向上することができる。
【0009】さらに請求項3記載の発明は、上記請求項
2記載の発明の構成に加えて、前記シリンダヘッドには
前記平面に直交するカムシャフトが回転自在に支承さ
れ、吸気弁および排気弁が該カムシャフトを挟むように
してシリンダヘッドに配設され、前記カムシャフトの回
転に応じて揺動する吸気側ロッカアームが前記吸気弁に
連動、連結され、前記カムシャフトの回転に応じて揺動
する排気側ロッカアームが前記排気弁に連動、連結され
ることを特徴とし、かかる構成によれば、吸気弁および
排気弁をより近接させて配置するのに上記2次空気通路
が邪魔にならないようにして、吸気弁および排気弁をそ
れらの弁がなす挟み角が小さくなるように配置すること
ができ、シリンダヘッドの小型化に寄与することができ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付の図面に示した本発明の一実施例に基づいて説明す
る。
【0011】図1〜図4は本発明の一実施例を示すもの
であり、図1はエンジンの縦断面図、図2は図1の2−
2線断面図、図3はシリンダヘッドを図1の3−3線矢
視方向から見た図、図4はシリンダヘッドを図1の4−
4線に沿って切断した拡大断面図である。
【0012】先ず図1および図2において、たとえばス
クータ型の自動二輪車に搭載されるエンジンEは、たと
えば単気筒の4サイクルエンジンであり、シリンダブロ
ック6内に設けられたシリンダライナ7にはピストン8
が摺動可能に嵌合され、このピストン8にはコンロッド
9を介してクランクシャフト(図示せず)に連結され
る。前記ピストン8の頂部を臨ませる燃焼室10をシリ
ンダブロック6との間に形成するシリンダヘッド11が
シリンダブロック6に結合され、シリンダブロック6と
は反対側でシリンダヘッド11にはヘッドカバー12が
結合される。
【0013】シリンダヘッド11の下部側面には排気ポ
ート13が設けられ、この排気ポート13には、図示し
ない触媒コンバータ等を含む排気系が接続される。また
シリンダヘッド11の上部側面には吸気ポート14が設
けられ、この吸気ポート14には図示しない吸気系が接
続される。
【0014】排気ポート13における燃焼室10側の端
部にはリング状のバルブシート15が圧入され、吸気ポ
ート14の燃焼室10側の端部にはリング状のバルブシ
ート16が圧入される。シリンダヘッド11には、前記
バルブシート15に着座可能な排気弁17と、前記バル
ブシート16に着座可能な吸気弁18とが、開閉作動可
能に配設されており、排気弁17および吸気弁18は動
弁機構19により開閉駆動される。
【0015】図3を併せて参照して、該動弁機構19
は、シリンダヘッド11に回転自在に支承されるカムシ
ャフト20と、該カムシャフト20と平行な軸線を有し
てシリンダヘッド11に支持される排気側および吸気側
ロッカシャフト21,22と、カムシャフト20の回転
に応じて揺動して排気弁17を開閉駆動すべく排気側ロ
ッカシャフト21に揺動可能に支承される排気側ロッカ
アーム25と、カムシャフト20の回転に応じて揺動し
て吸気弁18を開閉駆動すべく吸気側ロッカシャフト2
2に揺動可能に支承される吸気側ロッカアーム26とを
備える。
【0016】カムシャフト20は、前記ピストン8の作
動軸線と平行であって排気弁17および吸気弁18の作
動軸線を含む平面と直交する軸線を有するものであり、
排気弁17および吸気弁18は、カムシャフト20を両
側から挟むようにしてシリンダヘッド11に配設され
る。またカムシャフト20には排気側カム23および吸
気側カム24が設けられており、一端を排気側カム23
に摺接させた排気側ロッカアーム25の他端が排気弁1
7に連接され、一端を吸気側カム24に摺接させた排気
側ロッカアーム26の他端が吸気弁18に連接される。
【0017】図示しないクランクケースからシリンダブ
ロック6を経てシリンダヘッド11に至るまでの間に
は、カムチェーン室27が、前記カムシャフト20の一
端を臨ませるようにして設けられており、カムシャフト
20の一端には被動スプロケット28が固定される。前
記カムチェーン室27内には、前記クランクシャフトか
らの回転動力を伝達する無端のカムチェーン29が走行
可能に収納され、被動スプロケット28に巻掛けられ
る。これにより、被動スプロケット28およびカムシャ
フト20には、クランクシャフトの回転動力が1/2に
減速されて伝達される。
【0018】シリンダヘッド11の一側面には、前記被
動スプロケット28およびカムシャフト20を挿入する
ための挿入孔30が設けられるとともに、該挿入孔30
を囲む取付け座31が形成され、カムシャフト20で回
転駆動されるウォータポンプ32のポンプハウジング3
3が、前記挿入孔30を覆って取付け座31に締結され
る。
【0019】前記ポンプハウジング33は、前記挿入孔
30からカムチェーン室27内に一部を突入せしめられ
る円筒状のハウジング主体34と、該ハウジング主体3
4の外端を塞ぐカバー35とから成るものであり、ハウ
ジング主体34に一体に設けられるフランジ部34aが
複数のボルト36…で前記取付け座31に締結される。
またカバー35は、前記フランジ部34aを取付け座3
1との間に挟むようにして複数のボルト37…で取付け
座31に締結される。
【0020】ポンプハウジング33内に形成される渦室
38にはインペラ39が配置され、このインペラ39が
一端に固定される回転軸40の他端部が、ハウジング主
体34の内端で液密にかつ回転自在に支承され、ハウジ
ング主体34の内端からの前記回転軸40の突出部がカ
ムシャフト20に同軸にかつ相対回転不能に連結され
る。
【0021】前記カバー35には、シリンダブロック6
およびシリンダヘッド11に設けられたウォータージャ
ケット42からの冷却水を、図示しないラジエータを介
して前記ウォータポンプ32の渦室38に導く状態と、
前記ラジエータを迂回して前記渦室38に導く状態と
を、冷却水温に応じて切換えるサーモスタット41が内
蔵される。
【0022】図1および図2に特に注目して、ヘッドカ
バー12には、弁カバー44が締結されており、弁カバ
ー44およびヘッドカバー12間にリード弁45が収容
される。
【0023】このリード弁45は、弁カバー44との間
に上流側弁室46を形成するとともにヘッドカバー12
との間に下流側弁室47を形成してヘッドカバー12お
よび弁カバー44間に挟持される支持板48と、下流側
弁室47内で支持板48に取付けられるストッパ49
と、支持板48およびストッパ49間に挟まれる弁シー
ト50およびリード弁板51とを備えるものであり、支
持板48および弁シート50には、リード弁板51で塞
ぎ得る弁孔52が設けられる。
【0024】弁カバー44には、エンジンEの吸気系に
おけるエアクリーナから計量された2次空気を上流側弁
室46に導入するための空気導入口53が設けられる。
また下流側弁室47は、排気ポート13に下流端を開口
するようにしてシリンダヘッド11に設けられている2
次空気通路55に、シリンダヘッド11およびヘッドカ
バー12間に跨がる円筒状のノックピン56を介して連
通される。
【0025】したがって排気ポート13で生じる排気脈
動に応じて、リード弁45が開閉して2次空気が排気ガ
スに混入され、排気ガス中のHCおよびCO等の未燃有
害成分を酸化、浄化することになる。
【0026】また下流側弁室77内でヘッドカバー12
には、排気ポート13側から逆流してくる高温の排気ガ
スにリード弁45が曝されることを回避するための多孔
板状の遮熱板57が固定される。
【0027】図4において、2次空気通路55は、前記
ノックピン56に一端を同軸に連ならせた上流側部分5
5aと、該上流側部分55aの他端に角度をなして一端
を連ならせるとともに他端を排気ポート13に開口させ
た下流側通路部分55bとから成るものである。
【0028】しかも2次空気通路55の下流側通路部分
55bは、燃焼室10側への仮想延長部(図4において
鎖線で示す部分)の一部がシリンダヘッド11に圧入さ
れた状態のバルブシート15と重なるように配置される
ものであり、バルブシート15のシリンダヘッド11へ
の圧入前に、機械加工もしくはシリンダヘッド11の鋳
造時の中子成形により形成される。
【0029】また2次空気通路55の下流側通路部分5
5bは、ピストン8の作動軸線と平行であって排気弁1
7の作動軸線を含む平面に対して角度をなして交わる方
向で直線状に延びてシリンダヘッド11に形成される。
【0030】次にこの実施例の作用について説明する
と、排気ポート13を流通する排気ガスに混入せしめる
2次空気を導く2次空気通路55の下流側通路部分55
aが、バルブシート15のシリンダヘッド11への圧入
前に該シリンダヘッド11に形成されるので、バルブシ
ート15の損傷を心配することを不要として、前記下流
側通路部分55bの位置および角度を大きな自由度で定
めることができ、2次空気通路55の加工を容易とする
ことができ、またシリンダヘッド11におけるウォータ
ージャケット42の形状に2次空気通路55が大きな制
約を加えることを回避することができる。
【0031】また前記下流側通路部分55bの燃焼室1
0側への仮想延長部の一部がシリンダヘッド11に圧入
された状態のバルブシート15と重なるので、2次空気
通路55の排気ポート13への開口端を燃焼室10側に
極力近接させることができ、それにより排気浄化性能を
向上することができる。
【0032】また2次空気通路55の下流側通路部分5
5bは、燃焼室10に頂部を臨ませるピストン8の作動
軸線と平行であって排気弁17の作動軸線を含む平面に
対して角度をなして交わる方向で直線状に延びてシリン
ダヘッド11に形成される。これにより下流側通路部分
55bの排気ポート13への開口方向が、排気ポート1
3を流れる排気ガスの流通方向に対向しないようにし
て、排気正圧が2次空気通路55に直接作用することを
避けて前記下流側通路部分55bの排気ポート13への
開口端を燃焼室10に近接させ、排気脈動を有効に利用
しつつ排気浄化性能をより一層向上することができる。
【0033】さらにシリンダヘッド11には、ピストン
8の作動軸線と平行であって排気弁17の作動軸線を含
む平面にに直交するカムシャフト20が回転自在に支承
され、吸気弁18および排気弁17が該カムシャフト2
0を挟むようにしてシリンダヘッド11に配設され、カ
ムシャフト20の回転に応じて揺動する吸気側ロッカア
ーム26が前記吸気弁18に連動、連結され、前記カム
シャフト20の回転に応じて揺動する排気側ロッカアー
ム25が前記排気弁17に連動、連結される。
【0034】したがって吸気弁18および排気弁17を
より近接させて配置するのに上記2次空気通路55が邪
魔にならないようにして、吸気弁18および排気弁17
をそれらの弁18,17がなす挟み角が小さくなるよう
に配置することができ、シリンダヘッド11の小型化に
寄与することができる。
【0035】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の
範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計
変更を行うことが可能である。
【0036】たとえば上記実施例では、2次空気通路5
5が、上流側通路部分55aと、上流側通路部分55a
に角度をなして連なるち下流側通路部分55bとで構成
されたが、2次空気通路をその上流端から下流端まで一
直線状に延びるように形成することも可能である。
【0037】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、バルブシートの損傷を心配することを不要として、
2次空気通路のうち少なくとも下流側通路部分の位置お
よび角度を大きな自由度で定めることができ、2次空気
通路の加工を容易とすることができ、またシリンダヘッ
ドにおけるウォータージャケットの形状に2次空気通路
が大きな制約を加えることを回避することができる。し
かも2次空気通路の排気ポートへの開口端を燃焼室側に
極力近接させて、排気浄化性能を向上することができ
る。
【0038】また請求項2記載の発明によれば、排気正
圧が2次空気通路に直接作用することを避けて2次空気
通路の排気ポートへの開口端を燃焼室に近接させ、排気
脈動を有効に利用しつつ排気浄化性能をより一層向上す
ることができる。
【0039】さらに請求項3記載の発明によれば、吸気
弁および排気弁をより近接させて配置するのに2次空気
通路が邪魔にならないようにし、吸気弁および排気弁を
それらの弁がなす挟み角が小さくなるように配置するこ
とができ、シリンダヘッドの小型化に寄与することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジンの縦断面図である。
【図2】図1の2−2線断面図である。
【図3】シリンダヘッドを図1の3−3線矢視方向から
見た図である。
【図4】シリンダヘッドを図1の4−4線に沿って切断
した拡大断面図である。
【符号の説明】
8・・・ピストン 10・・・燃焼室 11・・・シリンダヘッド 13・・・排気ポート 15・・・バルブシート 17・・・排気弁 18・・・吸気弁 20・・・カムシャフト 25・・・排気側ロッカアーム 26・・・吸気側ロッカアーム 55・・・2次空気通路 55b・・・下流側通路部分 E・・・エンジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02F 1/24 F02F 1/24 A Fターム(参考) 3G016 AA02 AA07 AA12 AA19 BA02 BA05 BA18 BA23 BA27 BB12 CA12 CA46 CA56 CA57 FA12 GA01 3G024 AA11 AA15 AA17 DA03 DA16 EA04 3G091 AA03 AA17 AA27 AB01 BA15 BA19 BA39 CA22 HB07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダヘッド(11)に設けられる排
    気ポート(13)の燃焼室(10)側の端部に、排気弁
    (17)を着座させるリング状のバルブシート(15)
    が圧入され、前記排気ポート(13)を流通する排気ガ
    スに混入せしめる2次空気を導く2次空気通路(55)
    が、その下流端を前記排気ポート(13)に開口させて
    シリンダヘッド(11)に設けられるエンジンにおい
    て、前記2次空気通路(55)のうち少なくとも下流側
    通路部分(55b)が、その燃焼室(10)側への仮想
    延長部の一部を前記シリンダヘッド(11)に圧入され
    た状態の前記バルブシート(15)と重ねるようにし
    て、前記バルブシート(15)のシリンダヘッド(1
    1)への圧入前に該シリンダヘッド(11)に形成され
    ることを特徴とするエンジンにおける排気浄化装置。
  2. 【請求項2】 前記2次空気通路(55)の下流側通路
    部分(55b)が、前記燃焼室(10)に頂部を臨ませ
    るピストン(8)の作動軸線と平行であって前記排気弁
    (17)の作動軸線を含む平面に対して角度をなして交
    わる方向で直線状に延びて、シリンダヘッド(11)に
    形成されることを特徴とする請求項1記載のエンジンに
    おける排気浄化装置。
  3. 【請求項3】 前記シリンダヘッド(11)には前記平
    面に直交するカムシャフト(20)が回転自在に支承さ
    れ、吸気弁(18)および排気弁(17)が該カムシャ
    フト(20)を挟むようにしてシリンダヘッド(11)
    に配設され、前記カムシャフト(20)の回転に応じて
    揺動する吸気側ロッカアーム(26)が前記吸気弁(1
    8)に連動、連結され、前記カムシャフト(20)の回
    転に応じて揺動する排気側ロッカアーム(25)が前記
    排気弁(17)に連動、連結されることを特徴とする請
    求項2記載のエンジンにおける排気浄化装置。
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