JPH01232110A - エンジンの排気制御弁装置 - Google Patents

エンジンの排気制御弁装置

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JPH01232110A
JPH01232110A JP5504688A JP5504688A JPH01232110A JP H01232110 A JPH01232110 A JP H01232110A JP 5504688 A JP5504688 A JP 5504688A JP 5504688 A JP5504688 A JP 5504688A JP H01232110 A JPH01232110 A JP H01232110A
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exhaust
valve
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control valve
exhaust pipe
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Yoshihiko Takeuchi
善彦 竹内
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エンジンの排気管の下流端付近の開口面積を
運転状態に応じて変化させる排気制御弁装置に関するも
のである。
(発明の背景) エンジンの排気管下流端付近に開口面積を変える排気制
御弁を設け、この開度を運転状態に応じて制御すること
により、エンジン出力等の性能の向上を図るものが公知
である。
一般に排気管の下流端では排気が急激に膨張し、この時
の負の反射波は排気管を逆流してエンジンの排気弁に作
用する。高速型のエンジンでは、高速時にこの逆流する
負の反射波が排気を促進するように作用して高速出力を
増大させるように排気系が設定される。しかしこの高速
型エンジンでは、中速時にこの負の反射波が排気を妨げ
るように作用し、出力が低下する。そこで中速時には排
気制御弁を半開として、排気管下流端で発生して逆流す
る負の反射波を、排気制御弁により反射されて逆流する
正の反射波により打消すことにより、中速域のトルクを
増大させるものである。
また低速域では排気弁をほぼ全閉(開口率15%程度)
として燃焼室での新気の吹き抜けを防ぎ、もってアイド
リング運転を安定化させるものである。
このような排気制御弁として従来より蝶型弁(バタフラ
イ弁)が知られている。この蝶型弁は排気管の中央を横
断する弁軸に弁板を固定したものである。
またゲート型弁も提案されている。これは排気管下流端
を円弧状に切欠き、この円弧の中心を通る弁軸に、この
円弧と略同径の円筒面で形成される弁板を固定し、これ
ら弁軸および弁板を回動させることにより開口面積を変
化させるものである。
しかし前記蝶型弁においては弁軸を排気管に貫通させた
後弁板を5この弁軸に固定しなければならない。このた
め排気管を膨張室に一体に結合した構造の排気系の場合
には1組立てが困難になったり不可能になる問題があっ
た。またこの蝶型弁は、特に複数の排気管を貫通する弁
軸と各気筒に対する弁板とを一体成型することが構造上
不可能でもあった。
また前記ゲート弁では排気管の下流端開口を横断する弁
軸を有するため全開時における排気抵抗が増える問題が
ある。この排気抵抗の増大を防ぐために排気管下流端の
開口面積を増大させることもできるが、この場合には排
気系が大型化し、特に搭載スペースが厳しく制限されて
いる自動二輪車において大きな問題になる。
(発明の目的) 本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、蝶
型弁やゲート型弁にあった前記の問題を解消し、組立性
が良く、小型化にも適するエンジンの排気制御弁装置を
提供することを目的とする。
(発明の構成) 本発明によればこの目的は、排気管の下流端付近に、エ
ンジン運転状態によって開閉制御される排気制御弁を設
けたエンジンにおいて、前記排気管の下流端の断面を略
矩形とし、その対向する2面に下流方向に向って円孤状
の切欠部を形成する一方、この切欠部にほぼ一致する形
状の一対の端板と、両端板をつなぐ略平板状の弁板とを
有する排気制御弁を、前記切欠部の円弧の中心と同軸に
かつ回転自在に設けたことを特徴とするエンジンの排気
制御弁装置により達成される。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を一部断面した平面図、第2
図はそのII −II線断面図、第3図は弁体の斜視図
、第4図はこの実施例を適用した自動二輪車の側面図で
ある。
第4図において符合lOは車体フレームであり、このフ
レームlOは操向軸筒12と、この操向軸筒12から肩
下後へのびる左右一対のアルミ製主フレーム14(一方
のみ図示)を有する。主フレーム14の後端は下方へ折
曲されて垂下部14aとなっている。16は並列4気筒
液冷式エンジンであり、このエンジン16は主フレーム
14に吊られるように搭載されている。
このエンジン16はクランクケース18の前部上面から
斜上前方へ向って立上るシリンダ20を備える。このシ
リンダ20はエンジン幅方向に並んだ4つの気筒のシリ
ンダを集合したもので、その上部は吸虐排気弁およびそ
の動弁機構を内蔵するシリンダヘッドとなっている。シ
リンダ2oの後面にはダウンドラフト型の気化器22が
接続されている。この気化器22は各気筒に対応し4つ
の気化器を連結した4連装のものである。この気化器2
2の上端はエアクリーナ24に接続されている。なおこ
のエアクリーナ24は操向軸筒12の後方かつシリンダ
20の上方の空間に位置する。このクリーナ24の後方
には縦長の燃料タンク26が配設されている。
28はこの燃料タンク26の後方に連続して配設された
運転シート、30はこのシート28の下方に配設された
電池である。また32はエンジン冷却液が循環するラジ
ェタ、34はこのラジェタ32の下方に配設されたオイ
ルクーラである。このオイルクーラ34にはエンジン1
6の潤滑オイルが循環し、オイルを冷却するものである
。なお36はオイルフィルタであり、このオイルフィル
タ36はクランクケース18の前面中央付近に配設され
、前方から着脱可能となっている。
40は後輪であり、この後輪4oを保持するりヤアーム
42の前端は、主フレーム14の垂下部14aの中央付
近にピボット軸44により軸着されている。このリヤア
ーム42にはクツションユニット46により下方への復
帰習性が付与されている。すなわち垂下部14aの下端
にはレバー48がビン結合され、このレバー48の中間
位置がリンク50によりリヤアーム42にピン結合され
、このレバー48の後端がクツションユニット46の下
端にビン結合されている。なおりッションユニット46
の上端は主フレーム14にピン結合されていることは勿
論である。
52は前フオーク、54は操向前輪であり、前フオーク
52の上端には図示しない操向ハンドルバーが取付けら
れている。
60は排気系であり、この排気系60はシリンダ20の
前面に各気筒毎に独立に接続されクランクケース18の
前方から下方に至る4木の排気管62 (62a−d)
と、これらの排気管62をクランクケース18の後部下
方で集合する集合管64と、この集合管64から後輪4
0の右側に至る消音器66とを備える。
fi合管64はステンレス鋼などの薄肉鋳造で作られ、
その前部は4本に分岐した分岐部68(68a−d)と
なって各排気管62に接続されている。従ってこれら分
岐部68はそれぞれの排気管62と共に排気管を形成す
る。各分岐部68の下流側は上下方向に長い長方形とな
って横方向に並び、膨張室70に開口している。集合管
64の下流側は1本にまとめられて前記消音器66に接
続される。
72は排気制御弁であり、各分岐部68の仕切壁74(
74a−c)を横断するように第3図に示す弁体76を
貫挿したものである。ここに弁体76は各分岐部68の
仕切壁74間階に等しい間隔で並ぶ円形の端板78 (
78a−e)と、各端板76の中心に位置してこれらを
つなぐ弁板80(80a−d)と、両端から突出する弁
軸82(82a、82b)とを備える。この弁体76は
ハイシリコンダクタイル鋳鉄やニレジスト等で一体鋳造
されている。集合管64には、左側の壁から各仕切壁7
4を貫通するように円形に切欠かれた切欠部84 (8
4a−d)が同軸上に形成されている。これら切欠部8
4は弁体76の端板78よりやや大径である。弁体76
はこの切欠部84に左側から挿入され、その一端の弁軸
82bを集合管64の右側の壁の内面にカーボンブツシ
ュ86を介して保持する。また弁体76の他端の弁軸8
2aは切欠部84aを外側から塞ぐ軸受板88にカーボ
ンブツシュ90を介して支持されている。92はグラフ
ァイトのシール部材である。この結果弁体76の各端板
78は各仕切壁74の切欠部84を塞ぎ、分岐部68相
互間での排気の流動が防止される。なお、カーボンブツ
シュ86゜90はその内置外周囲が共に遊転自在となっ
ている。
弁軸82aの軸受板88を貫通して突出した部分にはブ
ー994が固定されている。このプーリ94には2本の
ワイヤ96のワイヤエンドが係止され、これらワイヤ9
6の他端はサーボモータ98(第1図)に接続されてい
る。
サーボモータ98はマイクロコンピュータからなる制御
装置(図示せず)によって制御され、弁体76を開閉さ
せる。すなわちこの制御装置はエンジン回転速度など運
転状態を示す信号に基づき、予め記憶する特性に従って
弁体76を開閉させ、最適なエンジン性能を発生させる
ものである。例えば低速時には弁体76を全閉位置とし
て排気通路の開口率を15%位にし、アイドル運転を安
定化させる。中速時には弁体76を半開位置にして、開
口端における負の反射波と弁体76で反射された正の反
射波とをエンジン排気弁付近で打消し中速域の出力増大
を図る。また高速時には弁体76を全開として高出力を
得る。
第5図は他の実施例の一部を断面した平面図、第6図は
そのVl−Vl線断面図、第7図はその弁体176の斜
視図である。
この実施例の排気制御弁172は弁体176の端板17
8a−eを半円形とし、また仕切壁174aNcに形成
する切欠部184aNCを下流側に向って開く円弧状と
したものである。
この実施例によれば弁体176の軽量化が図れ、応答性
の良い制御が可能になる。なお第5・〜7図では前記第
1〜3図と同一部分に同一符合を付したので、その説明
は繰り返さない。
本発明は弁体76.176を一体鋳造としたが、本発明
は組立式のものであってもよい。また多気筒エンジンに
限らず、単気筒エンジンで排気管が1本の場合にも適用
でき、このようなものも本発明は包含する。
(発明の効果) 本発明は以上のように、排気管下流端を断面略矩形とし
て下流に向って開く円弧状の切欠部を形成し、弁体をこ
の切欠部内で回動する端板と端板をつなぐ弁板とで形成
したものであるから、−側から弁体を挿入して組立てる
ことが出来て組立性が良い。また排気抵抗が少ないので
排気管下流側を拡径する必要がなくなり、排気制御弁付
近が大型化せず、自動二輪車などにも好適なものとなる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を一部断面した平面図、第2
図はそのII −II線断面図、第3図は弁体の斜視図
、第4図はこの実施例を通用した自動二輪車の側面図で
ある。また、第5図は他の実施例の一部を断面した平面
図、第6図はそのVl−VI線断面図、第7図はその弁
体の斜視図である。 16・・・エンジン 60・・・排気系、 62・・・排気管、 64・・・集合管、 72.172・・・排気制御弁、 74.174・・・仕切壁、 76.176・・・弁体、 78.178・・・端板、 80・・・弁板、 84.184・・・切欠部。 特許出願人 ヤマハ発動機株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 排気管の下流端付近に、エンジン運転状態によって開閉
    制御される排気制御弁を設けたエンジンにおいて、 前記排気管の下流端の断面を略矩形とし、その対向する
    2面に下流方向に向って円弧状の切欠部を形成する一方
    、この切欠部にほぼ一致する形状の一対の端板と、両端
    板をつなぐ略平板状の弁板とを有する排気制御弁を、前
    記切欠部の円弧の中心と同軸にかつ回転自在に設けたこ
    とを特徴とするエンジンの排気制御弁装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006214300A (ja) * 2005-02-02 2006-08-17 Nissan Motor Co Ltd 多気筒内燃機関の排気装置
JP2006214345A (ja) * 2005-02-03 2006-08-17 Honda Motor Co Ltd 車両の排気制御装置
JP2007192087A (ja) * 2006-01-18 2007-08-02 Teiji Kesagayama 排気制御バルブおよびその取付方法
JPWO2007004260A1 (ja) * 2005-06-30 2009-01-22 幸男 梶野 排ガス迂回制御機構を有する内燃機関
JP2017120026A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 川崎重工業株式会社 車両の排気装置

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JPS6316127A (ja) * 1986-07-07 1988-01-23 Yamaha Motor Co Ltd 自動二輪車の排気装置

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