JP2017160889A - エンジンの排気装置 - Google Patents

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周平 辻田
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栄之介 末國
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満幸 室谷
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Abstract

【課題】排気通路内にバルブが配設されたエンジンの排気装置において、バルブを回動させる駆動軸の支持部分に、熱の影響が及ぶことを抑制し、バルブの開閉を安定的に行う。
【解決手段】エンジンの排気装置100は、排気通路(高速用通路24b、25b、26b)の通路断面積を変更する板状のバルブ(バタフライバルブ30)と、バルブを回動させる駆動軸32と、排気通路を区画する壁部材に設けられかつ、バルブを回転可能に支持する軸受部と、駆動軸を回転させるよう構成された駆動部(負圧式アクチュエータ4)と、を備える。駆動軸は、軸受部が設けられた壁部材を貫通しかつ、排気通路の外に延設した延設部分を有し、駆動軸の延設部分を回転可能に支持するよう構成された補助軸受部22を備え、補助軸受部は、駆動軸が貫通した壁部材214から所定距離、離間して設けられている。
【選択図】図3

Description

ここに開示する技術は、エンジンの排気装置に関する。
特許文献1には、排気ガスが流れるEGR通路にバタフライバルブを配設する構成が記載されている。EGR通路は、左右に並んだ第1通路と第2通路とを有している。バタフライバルブは、第1通路及び第2通路のそれぞれに配設されており、2つのバタフライバルブは、第1通路及び第2通路を横断するように配設された弁軸に、固定されている。弁軸は、2つのバタフライバルブを挟んだ両側において、EGR通路を区画するハウジングに支持されている。弁軸は、EGR通路の外に延設している。弁軸の端部には、前記ハウジングに隣接した位置で、負圧式アクチュエータに接続されるレバー部材が取り付けられている。
特許文献2には、ターボ過給機付きエンジンにおいて、各気筒に通じる独立排気通路とタービンとの間に、排気弁装置を介設することが記載されている。排気弁装置は、エンジンの回転数に応じてエンジンから排出される排気ガスの流通面積を変更することにより、タービンに導入する排気ガスの流速を変更する。
特許文献2に記載されている排気装置についてさらに詳細に説明をする。このエンジンは、1番〜4番の4つの気筒を有する直列4気筒エンジンである。独立排気通路は、1番気筒に通じる第1排気通路と、2番及び3番気筒に通じる第2排気通路と、4番気筒に通じる第3排気通路と、を含んでいる。排気弁装置は、独立排気通路に接続される上流側排気通路を備えている。ターボ過給機は、上流側排気通路とタービンハウジングとをつなぐ下流側排気通路を備えている。
上流側排気通路は、第1〜第3排気通路のそれぞれに連通する独立した3つの通路によって構成されている。3つの通路はそれぞれ、低速用通路及び高速用通路の2つの通路に分岐している。下流側排気通路は、上流側排気通路の低速用通路及び高速用通路のそれぞれに連通する独立した低速用通路と高速用通路とを有している。下流側排気通路の低速用通路及び高速用通路はそれぞれ、上流側排気通路において独立していた3つの通路が合流している。下流側排気通路の下流端は、低速用通路と高速用通路とが合流した上で、タービンの入口に接続されている。
上流側排気通路における高速用通路には、バタフライバルブを配設している。バタフライバルブに連結された駆動軸をアクチュエータによって回転することによって、バタフライバルブは、開及び閉が切り替わる。
エンジンが所定回転数以下のときには、バタフライバルブを閉じる。このことで、排気ガスの流通面積が絞られるから、排気ガスの流速が高まり、エンジンの低回転域においてタービンの駆動力が高まる。一方、エンジンの高回転域では、低速用通路と高速用通路との両方を通じて排気ガスをタービンに導入することができ、排気抵抗を低減してタービンの駆動力が高まる。
特開2011−256942号公報 特開2014−80900号公報
ところで、特許文献2に記載されているような、排気通路における比較的上流の位置にバルブを配設する排気装置においては、特許文献1に記載されているようなEGR通路の途中にバルブを配設した構成と比較して、通路を流れる排気ガスの温度が高い。このため、特許文献1に記載されているバルブの配設構造のように、負圧式アクチュエータに接続される弁軸を、通路上の2つのバタフライバルブを挟んだ両側においてハウジングに軸支させると、その軸受が熱膨張をすることで、軸と軸受とのクリアランスが拡大してしまう虞がある。軸受のクリアランスが拡大すると、弁軸が、がたつくようになり、バルブを開閉動作させるべく負圧式アクチュエータを駆動したときに弁軸の回転が遅れ、その結果、バルブの開閉動作の応答性が低下することになる。
特許文献2に記載されている排気装置は、エンジンの回転数が所定回転数以下のときは、バタフライバルブを全閉にし、エンジンの回転数が所定回転数を超えると、バタフライバルブを全開にするように構成されている。従って、特許文献2に記載されている排気装置は、バタフライバルブの開閉動作には、高い応答性が求められる。
熱膨張によって弁軸と軸受とのクリアランスが拡大することを防止するために、弁軸の線膨張係数が、軸受の線膨張係数よりも大きくなる材料を採用することも考えられる。しかしながら、自動車に搭載されるエンジンの運転領域は一般的に広いため、この対策は、弁軸に対する熱の入力条件によっては、弁軸と軸受とのクリアランスが小さくなりすぎて弁軸が固着してしまい、バルブを駆動することができなくなる虞がある。
ここに開示する技術は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、排気通路内にバルブが配設されたエンジンの排気装置において、バルブを回動させる駆動軸の軸受に、排気ガスの熱の影響が及ぶことを抑制し、バルブの開閉動作を安定的に行うことにある。
ここに開示する技術は、エンジンの内部に設けられる燃焼室の排気口と前記エンジンの外部に設けられる触媒装置とを接続する排気通路内に配設されかつ、当該排気通路の通路断面積を変更するように回動可能に構成された板状のバルブと、前記バルブに設けられかつ、前記バルブを回動させるよう構成された駆動軸と、前記排気通路を構成する壁部材に設けられかつ、前記バルブを回転可能に支持するよう構成された軸受部と、前記駆動軸に連結されかつ、前記駆動軸を回転させるよう構成された駆動部と、を備えたエンジンの排気装置に関する。
このエンジンの排気装置において、前記駆動軸は、前記軸受部が設けられた前記壁部材を貫通しかつ、前記排気通路の外に延設した延設部分を有し、前記駆動軸の前記延設部分を回転可能に支持するよう構成された補助軸受部を備え、前記補助軸受部は、前記駆動軸が貫通した前記壁部材から所定距離、離間して設けられている。
この構成によると、駆動軸は、バルブを支持する軸受部が設けられた壁部材を貫通して、排気通路の外に延設しており、その延設部分が、補助軸受部によって回転可能に支持されている。補助軸受部は、駆動軸が貫通した壁部材から所定距離、離間している。このため、補助軸受部は、排気通路を流れる排気ガスの熱の影響を受けにくくなる。
その結果、補助軸受部において、駆動軸と補助軸受部とのクリアランスが拡大することが抑制される。駆動軸のがたつきが防止されるため、駆動軸は、駆動部からの駆動力を受けて応答性良く回転するようになり、ひいては、排気通路内のバルブが、応答性良く開閉動作する。
前記駆動軸の前記延設部分には、前記駆動部に連結されると共に、前記駆動軸を中心に揺動することによって前記駆動軸を回転させるように構成された連結部が設けられ、前記連結部は、前記補助軸受部を挟んで前記駆動軸が貫通した前記壁部材とは反対側に設けられている、としてもよい。
駆動軸には、駆動部に連結される連結部を通じて、駆動力が入力されるが、連結部は、補助軸受部を挟んで、駆動軸が貫通した壁部材とは反対側に設けられている。つまり、壁部材の軸受部によって支持されたバルブと、連結部との間に、補助軸受部が位置する。
この構成により、駆動部から連結部を通じて駆動力が入力されて、バルブが開閉動作するときには、連結部とバルブとの間に位置する補助軸受部が支点となって、駆動軸が回転するようになるから、バルブを安定して開閉動作させることが可能になる。
前記駆動軸は、前記バルブとは別体の軸部材が、前記軸受部に隣接する当該バルブの端部に連結されることによって構成されている、としてもよい。
こうすることで、バルブと駆動軸とは、互いに別の部材によって構成されるため、排気通路に配設されたバルブから、軸部材(つまり駆動軸)への熱の伝達が抑制される。その結果、補助軸受部の箇所において、駆動軸の熱膨張により、駆動軸と補助軸受部とのクリアランスが小さくなることが防止される。駆動軸の固着が確実に回避され、エンジンの運転中にバルブを安定して開閉動作させることが可能になる。
前記駆動軸は、前記壁部材と前記補助軸受部との間において、前記延設部分が露出している露出部を有している、としてもよい。
こうすることで、壁部材と補助軸受部との間の伝熱抵抗が高くなり、補助軸受部の熱膨張を、効果的に防止することが可能になる。
以上説明したように、前記のエンジンの排気装置によると、駆動軸の延設部分を、排気通路を構成すると共に、駆動軸が貫通した壁部材から所定距離、離間した、補助軸受部によって回転可能に支持することによって、熱の影響により、駆動軸と補助軸受部とのクリアランスが拡大することが抑制される。その結果、駆動軸のがたつきが防止され、駆動軸は、駆動部からの駆動力を受けて応答性良く回転するようになり、ひいては、排気通路内のバルブを、応答性良く開閉動作させることができる。
図1は、エンジンの排気装置の構成を示す、一部断面の概略図である。 図2は、エンジンの排気装置の構成を示す断面図である。 図3は、排気弁装置の構成を示すタービン側から見た斜視図である。 図4は、排気弁装置の構成を示す側面図である。 図5は、図3のV−V断面図である。 図6は、図3のVI−VI断面図である。 図7は、レバー部材の取付箇所を拡大して示す斜視図である。 図8は、レバー部材の取付箇所の構成を示す断面図である。 図9は、レバー取付部及びレバー部材を示す斜視図である。 図10は、負圧式アクチュエータの断面図である。 図11は、排気可変弁の開閉に係る制御マップを例示する図である。
以下、ここに開示するエンジンの排気装置について、図面を参照しながら詳細に説明をする。尚、以下の説明は例示である。図1及び図2は、エンジンの排気装置100を示している。同図に示されるエンジンは、ターボ過給機50を備えた直列4気筒の4サイクルエンジンであり、本実施形態では1番気筒、3番気筒、4番気筒、2番気筒の順に燃焼が行なわれるように構成されている。このエンジンは、列状に並ぶ4つの気筒2A〜2D(1番気筒2A、2番気筒2B、3番気筒2C、4番気筒2D)を有する直列4気筒のエンジン本体1を有する。排気装置100は、エンジン本体1の内部に設けられる燃焼室の排気口とエンジン本体1の外部に設けられる触媒装置(図示省略)とを接続する排気通路の一部を構成すると共に、燃焼室内で生成された排気ガスを排出するための排気マニホールドと、詳細は後述する排気弁装置20と、ターボ過給機50とを備えている。
このエンジンには、排気マニホールドとして独立した部品は備えられておらず、詳細は後述するが、エンジン本体1(シリンダヘッド10)の独立排気通路14、15、16、排気弁装置20の上流側排気通路24、25、26、並びに、ターボ過給機50の排気導入通路部51及び集合部54が協働して排気マニホールドを構成している。
エンジンは、排気マニホールドを通じて排出される排気ガスによりターボ過給機50を作動させることで、各気筒2A〜2Dへと導入される吸気を圧縮して吸気圧を上昇させるように構成されている。そして、車両の運転状態に応じ、ターボ過給機50に導入される排気ガスの流速が、エンジン本体1とターボ過給機50との間に介設される前記排気弁装置20によって制御されることで、このターボ過給機50によるエンジントルク上昇効果が、エンジン回転数域の低回転域から高回転域の広範囲にわたって得られるように構成されている。
尚、以下の説明では、方向関係を明確にするために、図1を基準として、エンジン本体1における気筒2A〜2Dの配列方向を「左右方向」、これに直交する方向(図1の上下方向)を「前後方向」とし、ターボ過給機50側をエンジンの「前側」とする。
エンジン本体1のシリンダヘッド10には、4つの気筒2A〜2Dに対して3つの独立排気通路が形成されている。具体的には、1番気筒2Aの排気に使用される第1独立排気通路14と、排気順序が互いに連続しない2番気筒2B及び3番気筒2Cの排気に共通して使用される第2独立排気通路15と、4番気筒2Dの排気に使用される第3独立排気通路16とが形成されている。第2独立排気通路15は、2番気筒2B及び3番気筒2Cに対して共通に使用可能なように上流側がY字状に分岐した形状とされている。
これら独立排気通路14、15、16は、その下流側端部がシリンダヘッド10の左右方向略中央に集約されるように形成され、互いに近接して左右方向に一列に並んだ状態でシリンダヘッド10の前面に開口している。
また、シリンダヘッド10には、EGR下流側通路18が形成されている。このEGR下流側通路18は、図1に示すように、シリンダヘッド10のうち、1番気筒2Aの左側を前後方向に横断するように形成されている。このEGR下流側通路18の上流側端部は、シリンダヘッド10の前面であって前記独立排気通路14の左側の位置に開口している。一方、EGR下流側通路18の下流側端部は、シリンダヘッド10の後面に開口している。尚、図1中の符号12は、シリンダヘッド10に形成された、各気筒2A〜2Dの吸気ポートであり、これら吸気ポート12のうち、1番気筒2Aの吸気ポート12の左側の位置に前記EGR下流側通路18の下流側端部が開口している。
図3は、タービン側から見た排気弁装置20を示している。前記排気弁装置20は、エンジン本体1から排出される排気ガスの流通面積を変更することにより、ターボ過給機50に導入される排気ガスの流速を変更させるものであり、エンジン本体1の前面にボルトにより固定されている。
この排気弁装置20は、シリンダヘッド10側の前記独立排気通路14、15、16それぞれに連通する3つの独立した上流側排気通路24、25、26(第1上流側排気通路24、第2上流側排気通路25、第3上流側排気通路26)と、シリンダヘッド10側の前記EGR下流側通路18に連通するEGR中間通路28とが形成された装置本体21と、上流側排気通路24、25、26内の排気ガスの流通面積を変更するための排気可変弁3とを備えている。尚、装置本体21は、金属鋳造体で構成されている。装置本体21は、排気通路を区画する壁部材を構成する。
各上流側排気通路24、25、26はそれぞれ、下流側がY字状に分岐した形状とされている。すなわち、図2及び図3に示すように、第1上流側排気通路24は、シリンダヘッド10側の第1独立排気通路14に連通する共通通路24aと、この共通通路24aから上下二股状に分岐する高速用通路24b及び低速用通路24cとを有している。第2上流側排気通路25及び第3上流側排気通路26も同様に、シリンダヘッド10側の独立排気通路15、16にそれぞれ連通する共通通路25a、26a(図示省略)と、この共通通路25a、26aから二股状に上下に分岐する高速用通路25b、26b及び低速用通路25c、26cとを有している。低速用通路24c、25c、26cは、高速用通路24b、25b、26bよりも流路断面積が小さく形成されている。
各高速用通路24b、25b、26bは、断面形状が略矩形であり、図3に示すように、左右方向に一列に並ぶように形成されている。各低速用通路24c、25c、26cも同様に、断面形状が略矩形であり、前記各高速用通路24b、25b、26bの上方の位置において、左右方向に一例に並ぶように形成されている。
一方、前記EGR中間通路28は、図1及び図3に示すように、装置本体21の左端に形成されている。このEGR中間通路28は、断面形状が略矩形であり、第1上流側排気通路24のうち高速用通路24bの左下に位置している。
前記排気可変弁3は、前記上流側排気通路24、25、26のうち、各高速用通路24b、25b、26b内の排気ガスの流通面積を変更するものである。この排気可変弁3は、各高速用通路24b、25b、26b内にそれぞれ配置される合計3つのバタフライバルブ30を含むバルブ本体31と、バルブ本体31に連結された駆動軸32と、この駆動軸32を回転させる負圧式アクチュエータ4とを含む。排気可変弁3は、負圧式アクチュエータ4により駆動軸32を介して各バタフライバルブ30を回転駆動することにより、各高速用通路24b、25b、26bを同時に開閉する。
ここで、排気可変弁3の構成について具体的に説明する。図3〜6に示すように、バルブ本体31は、左右方向に並んだ3つのバタフライバルブ30を互いに連結して構成されている。左右方向に並んだ高速用通路24b、25b、26bは、その横断面の中心部分が左右方向に互いに連通しており、バルブ本体31は、図3及び図6に示すように、互いに連通した高速用通路24b、25b、26bの横断面の中心部分を横切るように、左右方向に延びて配設されている。バルブ本体31の左右の両端部には、支持部311が、バルブ本体31と一体的に設けられている。各支持部311は、端面に開口する支持孔を有する。バルブ本体31は、2つの支持部311に、装置本体21に取り付けたバルブ支持ブッシュ211が内挿されることにより、軸心X1回りに回転可能に構成されている。バルブ本体31は、高温の排気ガスに曝されるため、耐熱性を有する材料によって構成される。
各バタフライバルブ30は、図3及び図5に示すように、各高速用通路24b、25b、26bの断面形状に対応した矩形の板状に形成されている。各バタフライバルブ30は、後述する負圧式アクチュエータ4のストッパー係合部47がストッパー46に当接しているときに(図10参照)、図5に実線で示すように、高速用通路24b、25b、26bを閉じた状態にする。その状態から、負圧式アクチュエータ4が駆動することによって、ストッパー係合部47がストッパー46から離れると(図4参照)、バルブ本体31が、図5における時計回りの方向に回転し、二点鎖線で示すように、各バタフライバルブ30は、高速用通路24b、25b、26bを開けた状態にする。
駆動軸32は、バルブ本体31の左端部に連結されている。バルブ本体31の左端部には、図6に示すように、凹孔312が形成されている。凹孔312は、バルブ本体31の左端面に開口すると共に、バルブ本体31の軸に沿って凹陥している。凹孔312の深さは、比較的浅い。
駆動軸32の基端部(つまり、図6における右端部)は、凹孔312に内挿される。凹孔312に内挿された駆動軸32の基端部は、駆動軸32に直交する締結ピン313が貫通することによって、バルブ本体31に対して固定されている。締結ピン313は、バルブ本体31も貫通する。締結ピン313の両端部は、バルブ本体31の外周面において、バルブ本体31にカシメ締結されている。
駆動軸32は、装置本体21に形成されかつ、バルブ支持ブッシュ211が内嵌された貫通孔212を通って、上流側排気通路24、25、26の左側の外にまで延びている。駆動軸32の、反排気通路側の先端部分は、シャフト支持ブッシュ213に、軸心X1回りに回転可能に保持されている。シャフト支持ブッシュ213は、装置本体21に一体に設けられた補助軸受部22に取り付けられている。補助軸受部22は、図3にも示すように、上流側排気通路24、25、26から、所定の距離だけ離れて設けられている。言い換えると、補助軸受部22は、バルブ本体31を支持する軸受部としてのバルブ支持ブッシュ211が設けられた装置本体21の壁部材214から、所定の距離Lだけ離間して設けられている。駆動軸32は、装置本体21の壁部材214と補助軸受部22との間で、露出した露出部327を有している。
駆動軸32の先端部、詳細には、シャフト支持ブッシュ213よりも左側に突出した駆動軸32の先端部には、図4及び図7に示すように、連結部としてのレバー部材33が取り付けられている。
レバー部材33は、駆動軸32の先端部に設けられたレバー取付部321に取り付けられている。レバー取付部321は、図8〜図10に示すように、駆動軸32の周面の2箇所が平面状に加工されることで構成される。レバー取付部321の2つの平面322は、駆動軸32の軸心を挟んだ両側に設けられ、2つの平面322は、互いに平行である。レバー取付部321の横断面は、非円形である。
レバー部材33は、レバー取付部321の横断面形状に対応した形状であって、断面積がレバー取付部321を差し込み可能に設定された貫通孔331を有している。貫通孔331は、図8及び図9に示すように、その内周面に、互いに平行な2つの平面3311を有している。レバー部材33は、レバー取付部321に、2つの平面322と2つの平面3311とが向かい合うようにして、外挿される。このように、レバー取付部321の横断面形状が非円形でありかつ、レバー部材33の貫通孔331が、レバー取付部321の横断面形状に対応することから、レバー部材33を駆動軸32に組み付けるときの、駆動軸32の回転方向に対する位置決めが容易になる。
駆動軸32のレバー取付部321に対し、バタフライバルブ30の側に隣接する箇所には、レバー部材33の側面に当接する第2当接部323が、駆動軸32と一体に設けられている。第2当接部323は、駆動軸32に対して、前述した平面加工を施すことに伴い、駆動軸32に形成される。
駆動軸32のレバー取付部321に対し、バタフライバルブ30の逆側に隣接する箇所には圧入部324が形成されている。圧入部324の横断面は、駆動軸32よりも小径の円形状を有する。圧入部324は、レバー取付部321よりも小径であり、圧入部324と、レバー取付部321との間には、段差が設けられる。
圧入部324には、駆動軸32とは別の第1当接部材34が圧入される。第1当接部材34は、駆動軸32よりも大径に形成された円盤状の部材であり、その中心に、横断面円形状の貫通孔を有する。第1当接部材34は、圧入部324に圧入されることによって駆動軸32に固定される。圧入部324に圧入された第1当接部材34は、レバー部材33の側面に当接する。レバー部材33は、第1当接部材34と第2当接部323とによって、駆動軸32の軸方向に挟持されることにより、駆動軸32に強固に固定される。
駆動軸32のさらに先端部分には、図9に示すように、全周に亘って延びる溝325が形成されている。この溝325には、第1当接部材34の抜け止めのためのEリング326が取り付けられる。
レバー部材33は、図8等に示すように、貫通孔331の中心、言い換えると駆動軸32の軸心X1に対して所定距離だけ離れた位置に設けられたピン332を有している。ピン332は、駆動軸32に平行である。ピン332に対し、負圧式アクチュエータ4の出力軸44の先端が連結される。
負圧式アクチュエータ4は、図3及び図4に示すように、装置本体21を挟んだタービン56の側に位置しており、負圧式アクチュエータ4に設けたブラケット45を介して装置本体21に固定されている。負圧式アクチュエータ4は、図10に示すように、第1ケーシング41及び第2ケーシング42と、ダイヤフラム43と、出力軸44と、を備えて構成されている。
第1ケーシング41及び第2ケーシング42はそれぞれ、カップ状であり、向かい合って互いに接合される。このことにより、負圧式アクチュエータ4の内部には空間が形成される。
ダイヤフラム43は、第1ケーシング41と第2ケーシング42との間に介在している。ダイヤフラム43は、負圧式アクチュエータ4の内部の空間を、第1ケーシング41の側の負圧室410と、第2ケーシング42の側の正圧室420とに仕切る。
出力軸44は、ダイヤフラム43に接続されている。出力軸44は、第2ケーシング42に形成された貫通孔421を通って、負圧室410とは逆側に向かって延びている。出力軸44の先端部は、前述したように、レバー部材33のピン332に連結される。出力軸44は、装置本体21から、タービン56の側に、斜め下向きに延びている。出力軸44は、ダイヤフラム43の変位に伴い進退する。出力軸44の進退に伴い、レバー部材33は、駆動軸32の軸心X1を中心に揺動し、駆動軸32は、軸心X1を中心に回転する。
第2ケーシング42の貫通孔421内には、ブッシュ422が取り付けられている。ブッシュ422は、出力軸44に外嵌している。ブッシュ422は、出力軸44に密着することで、正圧室420内の気密状態を保持する。尚、ブッシュ422は、出力軸44が進退するときに、当該出力軸44の摺動を許容する。
第1ケーシング41の底部には、負圧管411が接続されている。負圧室410には、負圧管411を通じて、吸気負圧が供給及び排出される。負圧室410内には、圧縮ばね412が配設されている。圧縮ばね412は、ダイヤフラム43を、出力軸44の進出方向に付勢している。尚、図10は、負圧室410に負圧を供給している状態を示している。第2ケーシング42には、内外を連通する連通孔423が設けられている。正圧室420の内部は、大気圧に保持される。負圧室410に負圧を供給したときには、ダイヤフラム43に作用する負圧室410と正圧室420との圧力差により、出力軸44は退避方向、すなわち、負圧室側に移動をする。負圧室410から負圧を排出すると、圧縮ばね412の付勢力によって、出力軸44は進出方向、すなわち反負圧室側に移動をする。
負圧式アクチュエータ4のブラケット45には、ストッパー46が取り付けられている。尚、本実施形態では、ブラケット45を出力軸44が進退する軌跡上に取り付けているため、ストッパー46をブラケット45に取り付けているが、ストッパー46は、出力軸44の進退軌跡上に取り付けられていれば良いので、例えば、ブラケット45を前記軌跡上以外に取り付けている場合には、ストッパー46を負圧式アクチュエータ4の本体に直接取り付けるようにしても良い。
出力軸44には、ストッパー46に係合するストッパー係合部47が固定されている。ストッパー46及びストッパー係合部47は、出力軸44が退避方向へ移動したときに互いに係合することによって、出力軸44がそれ以上に退避方向に移動することを阻止する。
ストッパー46は、ハット状の部材であり、その中心位置に、出力軸44が通過する通過孔461が形成されている。この通過孔461は、出力軸44の径よりも十分に大きな径を有している。ストッパー46はまた、通過孔461を含む中心位置に、凸状に膨らんだ第1当接面462を有している。
ストッパー係合部47は、出力軸44の中間位置に固定されている。ストッパー係合部47は、ストッパー46の第1当接面462に当接する第2当接面471を有している。第2当接面471は、凹球面状である。
この構成の排気弁装置20では、排気可変弁3を閉じるときには、負圧式アクチュエータ4の負圧室410に吸気負圧を供給する(つまり、負圧式アクチュエータをオンにする)。このことによって、出力軸44を退避方向に引き込んだ状態にする。これにより、レバー部材33が、図10に示す状態に位置づけられ、各バタフライバルブ30が、図5に実線で示すように、各高速用通路24b、25b、26bを閉じる。
一方、排気可変弁3を開けるときには、負圧式アクチュエータ4の負圧室410から吸気負圧を排出する(つまり、負圧式アクチュエータをオフにする)。このことにより、圧縮ばね412の付勢力によって、出力軸44を進出方向に押し出した状態にする。これにより、レバー部材33が時計回り方向に回転し、レバー部材33は、図4に示す状態に位置づけられ、各バタフライバルブ30が、図5に二点鎖線で示すように、各高速用通路24b、25b、26bを開ける。排気可変弁3は、ノーマルオープンに構成されている。
前記ターボ過給機50は、図1及び図2に示すように、排気弁装置20の装置本体21にボルトにより固定される。ターボ過給機50は、装置本体21の取付面21a(図3参照)に固定される排気導入通路部51と、排気導入通路部51に連続するタービンハウジング52と、このタービンハウジング52内に配設されるタービン56と、連結軸57を介して前記タービン56に連結され、図外の吸気通路内に配設されるコンプレッサとを含む。
排気導入通路部51は、排気弁装置20における高速用通路24b、25b、26b、及び、低速用通路24c、25c、26cのそれぞれに連通する、独立した高速用通路51bと低速用通路51cとを有している。詳細な図示は省略するが、排気導入通路部51の高速用通路51bは、排気弁装置20において独立していた3つの高速用通路24b、25b、26bが合流する。同様に、排気導入通路部51の低速用通路51cは、排気弁装置20において独立していた3つの低速用通路24c、25c、26cが合流する。
排気導入通路部51は、その下流端部に、高速用通路51bと低速用通路51cとが集合する集合部54を備えている。下流側排気通路部の高速用通路51b及び低速用通路51cからの排気ガスがこの集合部54で合流してタービン56に送られる。
前述したように、このエンジンには、排気マニホールドとして独立した部品は備えられておらず、エンジン本体1(シリンダヘッド10)の独立排気通路14、15、16、排気弁装置20の上流側排気通路24、25、26、並びに、ターボ過給機50の排気導入通路部51及び集合部54が組み合わさって排気マニホールドを構成している。
また、タービンハウジング52の排気導入通路部51の左側部には、排気弁装置20の前記EGR中間通路28に連通するEGR上流側通路58が形成されている。ターボ過給機50に流入する排気ガスの一部は、EGRガスとして、EGR上流側通路58、前記EGR中間通路28及びEGR下流側通路18を通じて吸気通路に導入されるようになっている。つまり、このエンジンでは、EGR下流側通路18、EGR中間通路28及びEGR上流側通路58によりEGR通路が構成されている。
前記のように構成されたエンジンにおいて、エンジン本体1で生成された排気ガスは、独立排気通路14、15、16から排気弁装置20の上流側排気通路24、25、26を介してターボ過給機50に導入される。その際、排気弁装置20の各高速用通路24b、25b、26bを流通する排気ガスの流通面積が、車両の運転状態において変更される。
具体的には、図11に示すように、エンジン本体1の回転数が所定回転数(例えば1600rpm)以下の低回転域では、高速用通路24b、25b、26bを閉じるように排気弁装置20が制御される。つまり、負圧式アクチュエータ4の負圧室410に吸気負圧を供給することによって、出力軸44を退避方向に引き込んだ状態にする。これにより、レバー部材33が、図10に示す状態に位置づけられ、各バタフライバルブ30が、図5に実線で示すように、各高速用通路24b、25b、26bを閉じる。少ない排気ガスを低速用通路24c、25c、26cに集中させることで排気ガスの流速を高め、ターボ過給機50のタービン56の駆動力をアップさせて吸気圧を高める。
一方、エンジン本体1の回転数が所定回転数を超える高回転域では、低速用通路24c、25c、26cのみを使って排気ガスを通過させると通路抵抗により掃気性能が低下してしまう虞があるので、高速用通路24b、25b、26bを開くように排気弁装置20が制御される。つまり、負圧式アクチュエータ4の負圧室410から吸気負圧を排出することにより、圧縮ばね412の付勢力によって、出力軸44を進出方向に押し出した状態にする。これにより、レバー部材33が、図4に示す状態に位置づけられ、各バタフライバルブ30が、図5に二点鎖線で示すように、各高速用通路24b、25b、26bを開ける。高速用通路24b、25b、26b及び低速用通路24c、25c、26cの両方を通じて排気ガスをターボ過給機50に導入することで、排気通路抵抗による掃気性能の低下を抑制しつつターボ過給機50を駆動させて吸気圧を高める。排気可変弁3は、所定の回転数を境にして、全開と全閉とが切り替わる。そのため、排気可変弁3の開閉動作には、高い応答性が求められる。
そして、前記構成のエンジンの排気装置100においては、バルブ本体31を回動させる駆動軸32は、バルブ本体31を支持するバルブ支持ブッシュ211が設けられた装置本体21を貫通し、高速用通路24b、25b、26bの外に延設していて、補助軸受部22によって支持されている。補助軸受部22は、図6に示すように、高速用通路24b、25b、26bから離間して設けられている。これにより、補助軸受部22は、排気通路を流れる排気ガスの熱の影響を受けにくくなる。その結果、補助軸受部22において、駆動軸32とシャフト支持ブッシュ213とのクリアランスが拡大することが抑制され、駆動軸32のがたつきが防止される。負圧式アクチュエータ4によって、駆動軸32は、応答性良く回転するようになり、ひいては、高速用通路24b、25b、26b内のバタフライバルブ30が、応答性良く開閉動作する。
駆動軸32の延設部分に取り付けられたレバー部材33は、補助軸受部22を挟んだバルブ支持ブッシュ211とは反対側で駆動軸32に設けられている。駆動軸32には、負圧式アクチュエータ4に連結されるレバー部材33を通じて、駆動力が入力されるが、バルブ支持ブッシュ211によって支持されたバルブ本体31と、レバー部材33との間に、補助軸受部22が位置している。
これにより、負圧式アクチュエータ4からレバー部材33を通じて駆動力が入力されて、バタフライバルブ30が開閉動作するときには、補助軸受部22が支点となって、駆動軸32が回転するようになるから、バタフライバルブ30を安定して開閉動作させることが可能になる。
また、駆動軸32は、バルブ本体31に連結される、バルブ本体31とは別体の軸部材によって構成されているため、高速用通路24b、25b、26b内に配設されたバタフライバルブ30から、駆動軸32への熱の伝達が抑制される。その結果、補助軸受部22の箇所において、駆動軸32の熱膨張により、駆動軸32とシャフト支持ブッシュ213とのクリアランスが小さくなることが防止される。その結果、駆動軸32の固着が確実に回避され、バタフライバルブ30を安定して開閉動作させることが可能になる。
さらに、駆動軸32を装置本体21の壁部材214と補助軸受部22との間において露出させた露出部327を設けることによって、例えば露出部327を設けずに、壁部材214と補助軸受部22との間で、駆動軸32の少なくとも一部を囲むカバーを設けて、壁部材214と補助軸受部22とをカバーによって接続する構成と比較して、壁部材214と補助軸受部22との間の伝熱抵抗を高くすることができ、補助軸受部22の熱膨張を、効果的に防止することが可能になる。つまり、補助軸受部22に熱が入力することによって、補助軸受部22と駆動軸32との隙間が拡大し、がたつきが発生することを、より確実に防止することができる。
尚、以上説明した前記実施形態のエンジンは、ターボ過給機付多気筒エンジンの好ましい実施形態の例示であって、当該エンジンやこれに組み込まれる排気弁装置20の具体的な構成は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
また、前記実施形態では、排気装置を直列4気筒の4サイクルエンジンに適用した例について説明したが、ここに開示する排気装置は、勿論、前記実施形態以外のエンジンについても適用可能である。
1 エンジン本体
100 排気装置
21 装置本体
211 バルブ支持ブッシュ(軸受部)
214 壁部材
22 補助軸受部
24b、25b、26b 高速用通路(排気通路)
30 バタフライバルブ(バルブ)
31 バルブ本体
32 駆動軸
327 露出部
33 レバー部材(連結部)
4 負圧式アクチュエータ(駆動部)

Claims (4)

  1. エンジンの内部に設けられる燃焼室の排気口と前記エンジンの外部に設けられる触媒装置とを接続する排気通路内に配設されかつ、当該排気通路の通路断面積を変更するように回動可能に構成された板状のバルブと、
    前記バルブに設けられかつ、前記バルブを回動させるよう構成された駆動軸と、
    前記排気通路を構成する壁部材に設けられかつ、前記バルブを回転可能に支持するよう構成された軸受部と、
    前記駆動軸に連結されかつ、前記駆動軸を回転させるよう構成された駆動部と、を備えたエンジンの排気装置であって、
    前記駆動軸は、前記軸受部が設けられた前記壁部材を貫通しかつ、前記排気通路の外に延設した延設部分を有し、
    前記駆動軸の前記延設部分を回転可能に支持するよう構成された補助軸受部を備え、
    前記補助軸受部は、前記駆動軸が貫通した前記壁部材から所定距離、離間して設けられているエンジンの排気装置。
  2. 請求項1に記載のエンジンの排気装置において、
    前記駆動軸の前記延設部分には、前記駆動部に連結されると共に、前記駆動軸を中心に揺動することによって前記駆動軸を回転させるように構成された連結部が設けられ、
    前記連結部は、前記補助軸受部を挟んで前記駆動軸が貫通した前記壁部材とは反対側に設けられているエンジンの排気装置。
  3. 請求項1又は2に記載のエンジンの排気装置において、
    前記駆動軸は、前記バルブとは別体の軸部材が、前記軸受部に隣接する当該バルブの端部に連結されることによって構成されているエンジンの排気装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載のエンジンの排気装置において、
    前記駆動軸は、前記壁部材と前記補助軸受部との間において、前記延設部分が露出している露出部を有しているエンジンの排気装置。
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