JP4344724B2 - 内燃機関 - Google Patents

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Description

本発明は、シリンダブロックに摺動自在に嵌合されるピストンの頂部を臨ませる燃焼室の天井面に吸気弁口および排気弁口が1つずつ設けられ、前記吸気弁口を開閉する吸気弁ならびに前記排気弁口を開閉する排気弁が略V字状をなしてシリンダヘッドに開閉作動可能に配設される内燃機関に関する。
このような内燃機関において、燃焼室内にタンブル流を形成して燃焼性能を高めるようにした内燃機関が、たとえば特許文献1で知られている。
特許第3598880号公報
ところが、上記従来のものでは、吸気ポートから燃焼室内に流入する吸気を効率よく攪拌するようにすべく、ピストンの頂部が大きく凹んで形成され、吸気弁口の近傍で吸気ポートはピストンの頂部の凹みに向けて吸気を供給すべくピストンの頂部に対向するようにピストンの軸線にほぼ沿うように形成されている。このため吸気ポートを流通してきた吸気は吸気弁口の近傍で吸気ポートの略上下に延びる壁面に衝突してしまうことになり、気流が阻害されてしまい、機関出力に影響を及ぼしてしまう。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、吸気弁口での気流阻害を最小限に抑えつつ、燃焼室内で効率よく気流を攪拌して機関出力および燃費の低減に寄与し得るようにした内燃機関を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、シリンダブロックに摺動自在に嵌合されるピストンの頂部を臨ませる燃焼室の天井面に吸気弁口および排気弁口が1つずつ設けられ、前記吸気弁口を開閉する吸気弁ならびに前記排気弁口を開閉する排気弁が略V字状をなしてシリンダヘッドに開閉作動可能に配設される内燃機関において、前記吸気弁口に連なって前記シリンダヘッドに設けられる吸気ポートが、前記シリンダヘッドの一側面から前記吸気弁口の近傍まで略直線状に延びる上流側通路部と、前記ピストンの軸線に直交する平面への投影図では彎曲して前記上流側通路部および前記吸気弁口を結ぶ下流側通路部とから成り、前記燃焼室の天井面には、前記吸気弁口及び排気弁口が開口しており且つその吸、排気弁口の中心を結ぶ方向を長円方向とした楕円状の横断面形状を有していてドーム形をなすドーム形天井部分が形成されることを特徴とする。
また請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に加えて、前記ピストンの軸線に直交する平面への投影図上で、前記吸気弁口の中心と前記排気弁口の中心を結ぶ直線が区画する一方の側と他方の側のうち前記上流側通路部の中心線の延長線が前記直線と鈍角をなす側で吸気弁口および排気弁口間に点火プラグが配置されることを特徴とする。
さらに請求項3記載の発明は、請求項1または2記載の発明の構成に加えて、前記ピストンの頂部が浅い皿状に凹んで形成されることを特徴とする。
さらに請求項4記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明の構成に加えて、前記ドーム形天井部分の周辺で前記天井面及びピストンの頂部間に形成されるスキッシュエリアが、該ピストンの軸線方向から見て、燃焼室の中央部から吸気弁口および排気弁口側に向かうにつれて幅を狭くするように形成されることを特徴とする。
さらに請求項5記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の発明の構成に加えて、排ガス浄化用の二次空気を排気ポートに供給するための二次空気供給口が排気ポートに開口するようにしてシリンダヘッドに設けられ、この二次空気供給口は、吸気ポートの上流側通路部の中心線の燃焼室側への延長線の近傍で該延長線に沿うようにして排気ポートに開口していることを特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、吸気ポートからの吸気は直線状に延びる上流側通路部を流通するときの慣性力で略直線状の流通方向を維持しつつ彎曲した下流側通路部によって旋回力を付与されて吸気弁口から気流が阻害されることなく燃焼室にスムーズに流入することになり、楕円形の横断面形状を有する燃焼室内で螺旋状に旋回するので、気流の乱れを促進して燃焼スピードを高めることができ、それにより機関出力の向上および燃費の低減を図ることができる。
また請求項2記載の発明によれば、吸気ポートから吸気弁口を経て燃焼室に流入する吸気流に点火プラグが直接晒されることを避けて、デポジット形成による汚れが点火プラグに生じることを抑制することができる。
さらに請求項3記載の発明によれば、燃焼室内での気流の螺旋状の旋回がピストンの頂部で打ち消されてしまうことを防止ることができ、機関出力の向上および燃費の低減をより一層図ることができる。
さらに請求項4記載の発明によれば、スキッシュエリアによってピストンの上死点近傍まで吸気の乱れを残して点火性を維持することができ、機関出力の向上および燃費の低減をより一層図ることができる。
さらに請求項5記載の発明によれば、二次空気供給口から二次空気を供給することにより、吸気ポートから燃焼室に流入した混合気が、前記延長線に沿って排気ポート側に吹き抜けることを防止することができる。
以下、本発明の実施形態を、添付図面に示す本発明の一実施例に基づいて説明する。
図1〜図4は本発明の一実施例を示すものであり、図1は自動二輪車の側面図、図2は内燃機関の要部縦断側面図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図3の4−4線矢視図である。
先ず図1において、自動二輪車の車体フレームFは、前輪WFを軸支するフロントフォーク11を操向可能に支承するヘッドパイプ12と、該ヘッドパイプ12からわずかに後下がりに傾斜する緩傾斜部13aならびに該緩傾斜部13aの後端から下方に延びる急傾斜部13bを有する単一のメインフレーム13と、該メインフレーム13における前記急傾斜部13bの後端部に設けられるピボットプレート14と、前記緩傾斜部13aおよび急傾斜部13bの連結部で前記メインフレーム13に前端が接合されて後方に延びる左右一対のシートレール15…と、前記メインフレーム13の前端連設部よりも下方で前記ヘッドパイプ12に前端部が接合されて後下がりに延びる単一のダウンフレーム16と、前記メインフレーム13の緩傾斜部13aおよび前記ダウンフレーム16間を結ぶサブパイプ17と、前記ピボットプレート14および前記両シートレール15…間を結ぶ左右一対の補強フレーム18…とを備えて、バックボーン形式に構成される。
図2を併せて参照して、単気筒であるエンジンのエンジン本体21は、自動二輪車の幅方向に軸線を配置したクランクシャフト22を支承するクランクケース23、シリンダブロック24、シリンダヘッド25およびヘッドカバー26が結合されて成るものであり、前記車体フレームFにおけるメインフレーム13、ピボットプレート14およびダウンフレーム16で囲まれる空間に配置される。しかもダウンフレーム16の下端部に取付けられる支持ブラケット27に前記クランクケース23の前部上下2箇所が支持され、前記ピボットプレート14に前記クランクケース23の後部上下2箇所が支持される。
前記クランクケース23内には、前記クランクシャフト22の回転動力を変速する変速機(図示せず)が収容されており、該変速機の出力軸28の一端部が前記クランクシャフト22よりも後方でクランクケース23から外方に突出される。しかも出力軸28の突出端部に固定される駆動スプロケット29と、後輪WRに設けられる被動スプロケット30とには無端状のチェーン31が巻き掛けられる。
前記後輪WRはスイングアーム32の後端部で回転自在に軸支されており、このスイングアーム32の前端部は、前記補強フレーム18…を前記ピボットプレート14に連結する連結軸33の軸線まわりに揺動することを可能として前記ピボットプレート14に支承される。また補強フレーム18…のシートレール15…への連設部と、前記スイングアーム32の後部との間にはリヤクッションユニット34…が設けられる。
前記シリンダヘッド25の前側面には排気管35の上流端が接続されており、該排気管35は、エンジン本体21の前方からクランクケース23の下方に回り込んで後方に延出され、後輪WRの右側に配置される排気マフラー36に前記排気管35の下流端が接続される。
メインフレーム13の後部すなわち急傾斜部13bよりも前方に配置されるエンジン本体21が備えるシリンダヘッド25の後側面には吸気系37が接続されるものであり、この吸気系37は、シリンダヘッド25の後側面に下流端が接続される吸気管38と、該吸気管38の後方に配置される気化器39と、前記急傾斜部13bよりも後方に大部分を配置するようにして気化器39のさらに後方に配置されるエアクリーナ40とを備える。
図2に注目して、シリンダブロック24に設けられたシリンダボア41にはピストン42が摺動可能に嵌合されており、該ピストン42はコネクティングロッド43およびクランクピン44を介してクランクシャフト22に連接される。
図3を併せて参照して、シリンダブロック24およびシリンダヘッド25間には前記ピストン42の頂部を臨ませる燃焼室45が形成されており、この燃焼室45の天井面46はシリンダヘッド25によって形成されており、1つずつの吸気弁口47および排気弁口48が前記天井面46に設けられる。而して吸気弁口47を開閉する吸気弁49ならびに前記排気弁口48を開閉する排気弁50が、それらの弁49,50の作動軸線が略V字状をなすようにしてシリンダヘッド25に開閉作動可能に配設され、吸気弁49および排気弁50は、弁ばね51,52で閉弁方向に付勢される。
また吸気弁49および排気弁50は、シリンダヘッド25およびヘッドカバー26間に形成される動弁室53に収容される動弁機構54で開閉駆動されるものであり、該動弁機構54は、クランクシャフト22から1/2の減速比で動力が伝達されるようにしてシリンダヘッド25で回転自在に支承されるカムシャフト55と、該カムシャフト55に設けられる吸気側カム56に従動して揺動することで吸気弁49を開閉駆動する吸気側ロッカアーム58と、前記カムシャフト55に設けられる排気側カム57に従動して揺動することで排気弁50を開閉駆動する排気側ロッカアーム59とを備える。
さらに図4を併せて参照して、シリンダヘッド25には、自動二輪車への搭載時にシリンダヘッド25の後側面に上流端を開口する吸気ポート60が前記吸気弁口47に連なって設けられるとともに、自動二輪車への搭載時にシリンダヘッド25の前側面に下流端を開口する排気ポート61が前記排気弁口48に連なって設けられており、吸気ポート60の上流端に通じるようにして吸気系37の吸気管38がシリンダヘッド25に接続され、排気ポート61の下流端に通じるようにして排気管35がシリンダヘッド25に接続される。
しかも吸気ポート60は、シリンダヘッド25の前記後側面から吸気弁口47の近傍まで略直線状に延びる上流側通路部60aと、前記ピストン42の軸線に直交する平面への投影図では彎曲して前記上流側通路部60aおよび前記吸気弁口47を結ぶ下流側通路部60bとから成る。
また燃焼室45の天井面46には、吸気弁口47及び排気弁口48が開口しており且つその吸、排気弁口47,48の中心間を結ぶ方向を長円方向とした楕円状の横断面形状を有していてドーム形をなすドーム形天井部分が形成されるものであり、そのドーム形天井部分の周辺において、図4において網かけ部で示すスキッシュエリア62が、ピストン42の軸線方向から見て(即ち図4で見て)、燃焼室45の中央部から吸気弁口47および排気弁口48側に向かうにつれて幅を狭くするようにして燃焼室45の天井面46およびピストン42の頂部間に形成される。また前記ピストン42の頂部は、図3で示すように、浅い皿状に凹むように形成される。
しかも吸気ポート60の上流側通路部60aは、ピストン42の軸線に直交する平面への投影図上では、吸気弁口47の中心および排気弁口48の中心を結ぶ直線L1に対して、前記上流側通路部60aの中心線の燃焼室45側への延長線L2が斜めに交差するようにしてシリンダヘッド25に設けられる。
しかもシリンダヘッド25の天井面46には、ピストン42の軸線に直交する平面への投影図上で、前記直線L1が区画する一方の側と他方の側のうち上流側通路部60aの中心線の延長線L2が前記直線L1と鈍角αをなす側で吸気弁口47および排気弁口48間に位置するようにしてプラグ取付け孔63(図4参照)が設けられており、燃焼室45に先端部を臨ませる点火プラグ64が該プラグ取付け孔63に取付けられる。
ところで、シリンダブロック24およびシリンダヘッド25には、クランクシャフト22および前記カムシャフト55間に設けられる調時伝動機構の一部を構成するタイミングチェーンを走行させるためのチェーン通路65が設けられるものであり、前記点火プラグ64は、前記吸気弁口47および排気弁口48の中心を結ぶ直線L1に関して前記チェーン通路65とは反対側でシリンダヘッド25に取付けられるものであり、このような構成にすると、点火プラグ64の配置上の自由度を増大することができる。
また排気ポート61から排出される排ガスを浄化するために清浄な二次空気を排気ポートに供給するための二次空気供給口66が排気ポート61に開口するようにしてシリンダヘッド25に設けられるが、この二次空気供給口66は、吸気ポート60の上流側通路部60aの中心線の燃焼室45側への延長線L2の近傍で該延長線L2に沿うようにして排気ポート61に開口しており、このような二次空気供給口66から二次空気を供給することにより、吸気ポート60から燃焼室45に流入した混合気が、前記延長線L2に沿って排気ポート61側に吹き抜けることを防止することができる。
次にこの実施例の作用について説明すると、吸気弁口47に連なってシリンダヘッド25に設けられる吸気ポート60が、シリンダヘッド25の後側面から吸気弁口47の近傍まで略直線状に延びる上流側通路部60aと、ピストン42の軸線に直交する平面への投影図では彎曲して前記上流側通路部60aおよび前記吸気弁口47を結ぶ下流側通路部60bとから成り、燃焼室45の天井面46には、吸気弁口47及び排気弁口48が開口しており且つその吸、排気弁口47,48の中心を結ぶ方向を長円方向とした楕円状の横断面形状を有していてドーム形をなすドーム形天井部分が形成されている。
したがって吸気ポート60からの吸気は直線状に延びる上流側通路部60aを流通するときの慣性力で略直線状の流通方向を維持しつつ彎曲した下流側通路部60bによって旋回力を付与されて吸気弁口47から気流が阻害されることなく燃焼室45にスムーズに流入することになり、楕円形の横断面形状を有する燃焼室45内で螺旋状に旋回するので、気流の乱れを促進して燃焼スピードを高めることができ、それにより機関出力の向上および燃費の低減を図ることができる。
またピストン42の軸線に直交する平面への投影図上で、吸気弁口47の中心および排気弁口48の中心を結ぶ直線L1が区画する一方の側と他方の側のうち上流側通路部60aの中心線の延長線L2が前記直線L1と鈍角αをなす側で吸気弁口47および排気弁口48間に点火プラグ64が配置されるので、吸気ポート60から吸気弁口48を経て燃焼室45に流入する吸気流に点火プラグ64が直接晒されることを避けることができ、デポジット形成による汚れが点火プラグ64に生じることを抑制することができる。
さらにピストン42の頂部が浅い皿状に凹んで形成されるので、燃焼室45内での気流の螺旋状の旋回がピストン42の頂部で打ち消されてしまうことを防止しつつ、スキッシュエリア62によってピストン42の上死点近傍まで吸気の乱れを残して点火性を維持することができ、機関出力の向上および燃費の低減をより一層図ることができる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明を逸脱することなく種々の設計変更を行うことが可能である。
自動二輪車の側面図である。 内燃機関の要部縦断側面図である。 図2の3−3線断面図である。 図3の4−4線矢視図である。
符号の説明
24・・・シリンダブロック
25・・・シリンダヘッド
42・・・ピストン
45・・・燃焼室
46・・・天井面
47・・・吸気弁口
48・・・排気弁口
49・・・吸気弁
50・・・排気弁
60・・・吸気ポート
60a・・上流側通路部
60b・・下流側通路部
61・・・排気ポート
62・・・スキッシュエリア
64・・・点火プラグ
66・・・二次空気供給口
L1・・・直線
L2・・・延長線
α・・・・鈍角

Claims (5)

  1. シリンダブロック(24)に摺動自在に嵌合されるピストン(42)の頂部を臨ませる燃焼室(45)の天井面(46)に吸気弁口(47)および排気弁口(48)が1つずつ設けられ、前記吸気弁口(47)を開閉する吸気弁(49)ならびに前記排気弁口(48)を開閉する排気弁(50)が略V字状をなしてシリンダヘッド(25)に開閉作動可能に配設される内燃機関において、
    前記吸気弁口(47)に連なって前記シリンダヘッド(25)に設けられる吸気ポート(60)が、前記シリンダヘッド(25)の一側面から前記吸気弁口(47)の近傍まで略直線状に延びる上流側通路部(60a)と、前記ピストン(42)の軸線に直交する平面への投影図では彎曲して前記上流側通路部(60a)および前記吸気弁口(47)を結ぶ下流側通路部(60b)とから成り、
    前記燃焼室(45)の天井面(46)には、前記吸気弁口(47)及び排気弁口(48)が開口しており且つその吸、排気弁口(47,48)の中心間を結ぶ方向を長円方向とした楕円状の横断面形状を有していてドーム形をなすドーム形天井部分が形成されることを特徴とする内燃機関。
  2. 前記ピストン(42)の軸線に直交する平面への投影図上で、前記吸気弁口(47)の中心と前記排気弁口(48)の中心とを結ぶ直線(L1)が区画する一方の側と他方の側のうち前記上流側通路部(60a)の中心線の延長線(L2)が前記直線(L1)と鈍角(α)をなす側で、吸気弁口(47)および排気弁口(48)間に点火プラグ(64)が配置されることを特徴とする請求項1記載の内燃機関。
  3. 前記ピストン(42)の頂部が浅い皿状に凹んで形成されることを特徴とする請求項1または2記載の内燃機関。
  4. 前記ドーム形天井部分の周辺で前記天井面(46)及びピストン(42)の頂部間に形成されるスキッシュエリア(62)が、該ピストン(42)の軸線方向から見て、燃焼室(45)の中央部から吸気弁口(47)および排気弁口(48)側に向かうにつれて幅を狭くするように形成されることを特徴とする、請求項1〜3の何れか1項に記載の内燃機関。
  5. 排ガス浄化用の二次空気を排気ポート(61)に供給するための二次空気供給口(66)が排気ポート(61)に開口するようにしてシリンダヘッド(25)に設けられ、この二次空気供給口(66)は、吸気ポート(60)の上流側通路部(60a)の中心線の燃焼室(45)側への延長線(L2)の近傍で該延長線(L2)に沿うようにして排気ポート(61)に開口していることを特徴とする、請求項1〜4の何れか1項に記載の内燃機関。
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