JP4457310B2 - 蒸発燃料処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料タンク内で発生した蒸発燃料を処理する蒸発燃料処理装置に関する。
従来、燃料タンク内で発生した蒸発燃料を内燃機関の吸気系にパージするパージ系を備えた蒸発燃料処理装置が知られている。この種の装置については、ポンプによりパージ系の内外に圧力差を発生させて蒸発燃料を吸気系に強制パージする技術(例えば特許文献1参照)や、ポンプによりパージ系の内外に圧力差を発生させつつパージ系からの蒸発燃料のリークを検査する技術(例えば特許文献2参照)が提案されている。
特開2002−332921号公報 特開2004−28060号公報
上述した強制パージ及びリーク検査の双方を同一の蒸発燃料処理装置にて実施する場合、それら強制パージ及びリーク検査に使用するポンプを共通化することで、装置の小型化及び軽量化を図ることができる。しかしながら、強制パージ用のポンプとリーク検査用のポンプとの共通化は進んでいないというのが現状であり、その主たる要因として、強制パージ用のポンプとリーク検査用のポンプとでは要求特性が異なるという点が考えられる。
即ち強制パージ用のポンプの場合、パージに必要な大流量を確保しつつ発生圧力を耐圧値等の所定値以下に設定することが求められるため、図7に実線で示すようにポンプの圧力(P)−流量(Q)特性曲線を大きく傾ける必要がある。一方、リーク検査用のポンプの場合には、上記強制パージ用ポンプの場合と同様に発生圧力を耐圧値等の所定値以下に設定しつつも、流量の変化に対して発生圧力の変化を大きくすることが求められるため、図7に一点鎖線で示すようにP−Q特性曲線の傾きを小さくする必要がある。そのため、例えば強制パージ用に特性設定されたポンプをリーク検査に使用すると、P−Q特性曲線の傾きが過大となることから、流量変化に対する圧力変化が過小となってしまい、リークの検出精度が低下することとなる。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、強制パージと精密なリーク検査とを両立する小型で軽量な蒸発燃料処置装置を提供することにある。
請求項1,2,3,9,10に記載の発明によると、第一制御手段は、切換手段を制御して第一連通流路をポンプに連通させた状態の下、ポンプを制御してパージ系の内外に圧力差(以下、当該圧力差を「内外圧力差」という)を発生させることにより蒸発燃料を強制パージする。一方、第二制御手段は、切換手段を制御して第二連通流路をポンプに連通させた状態の下、ポンプを制御して内外圧力差を発生させつつ検査手段を制御してパージ系からの蒸発燃料のリークを検査する。ここで第二連通流路は、流通流体の圧力損失が第一連通流路よりも大きいので、ポンプのP−Q特性曲線の傾きは、第一連通流路がポンプに連通する強制パージ時よりも、第二連通流路がポンプに連通するリーク検査時に小さくなる。故に強制パージ時には、大流量且つ所定値以下の圧力特性をポンプによって実現しつつ、リーク検査時には、流量変化に対する圧力変化の小さな特性を強制パージ時と同一のポンプによって実現することができる。したがって、強制パージと精密なリーク検査とを共通のポンプを利用しつつも両立させることができるので、蒸発燃料処理装置の小型化及び軽量化を達成することができ、その結果、蒸発燃料処理装置の搭載性及び組付性が向上する。
尚、第一制御手段は、例えば請求項1,2,3,9に記載の発明の如くポンプを制御して第一連通流路を加圧することにより内外圧力差を発生させるものであってもよいし、請求項10に記載の発明の如くポンプを制御して第一連通流路を減圧することにより内外圧力差を発生させるものであってもよい。また、第二制御手段は、例えば請求項1,4,11に記載の発明の如くポンプを制御して第二連通流路を減圧することにより内外圧力差を発生させるものであってもよいし、請求項2,5,12に記載の発明の如くポンプを制御して第二連通流路を加圧することにより内外圧力差を発生させるものであってもよい。
請求項1,2,3,9,10に記載の発明によると、パージ系において燃料タンク内で発生した蒸発燃料を吸着するキャニスタに第一連通流路が連通する。これにより、第一連通流路を通じてキャニスタに伝わるポンプの発生圧力を利用することで、蒸発燃料のキャニスタからの脱離並びに吸気系への強制パージを容易に行うことができる。また、キャニスタには第二連通流路も連通するので、キャニスタを含むパージ系についてリーク検査を精確に行うことができる。
尚、キャニスタは蒸発燃料を脱離可能に吸着するものであればよく、例えば固形又は液状の吸着剤によって燃料吸着するものをキャニスタとして使用することができる。
請求項1,2,9に記載の発明によると、強制パージ時に第一制御手段は、切換手段を制御してキャニスタに連通の第一連通流路をポンプに連通させた状態下、ポンプを制御して第一連通流路を加圧する。ここでキャニスタは、吸気系に連通するパージ系のパージ流路に連通するので、ポンプによる加圧作用は第一連通流路を通じてキャニスタ及びパージ流路へと及ぶことになる。故に強制パージ時には、キャニスタから脱離した蒸発燃料がポンプに達して吸入されることがないので、ポンプに対する気密性、防爆性及び耐蒸気性の要求レベルを下げることができる。
、第二制御手段は、例えば請求項に記載の発明の如く、リーク検査時に切換手段を制御して第二連通流路をポンプに連通させた状態下、ポンプを制御して第二連通流路を減圧するものであってもよい。
また、第二制御手段は、例えば請求項に記載の発明の如く、リーク検査時に切換手段を制御して第二連通流路をポンプに連通させた状態下、ポンプを制御して第二連通流路を加圧するものであってもよい。この場合、強制パージ時にもリーク検査時にもポンプにおける流体流通方向が開放流路側から切換手段側に向かう方向で一致するので、吐出方向が不変の安価なポンプを使用することが可能となる。
請求項に記載の発明によると、強制パージ時に第一制御手段は、第一、第二切換部を制御してキャニスタに連通の第一連通流路及び大気開放の第二開放流路をポンプに連通させた状態下、ポンプを制御して第一連通流路を加圧する。ここでキャニスタは、吸気系に連通するパージ系のパージ流路に連通するので、ポンプによる加圧作用は第一連通流路を通じてキャニスタ及びパージ流路へと及ぶことになる。これにより強制パージ時には、キャニスタから脱離した蒸発燃料がポンプに達して吸入されることを防止できるので、ポンプに対する気密性、防爆性及び耐蒸気性の要求レベルを下げることができる。
尚、請求項に記載の発明において第二制御手段は、例えば請求項に記載の発明の如く、リーク検査時に第一、第二切換部を制御して大気開放の第一開放流路及び第二連通流路をポンプに連通させた状態下、ポンプを制御して第二連通流路を減圧するものであってもよい。この場合、強制パージ時にもリーク検査時にもポンプにおける流体流通方向が第二切換部側から第一切換部側に向かう方向で一致するので、吐出方向が不変の安価なポンプを使用することが可能となる。
また、請求項に記載の発明において第二制御手段は、例えば請求項に記載の発明の如く、リーク検査時に第一、第二切換部を制御して大気開放の第一開放流路及び第二連通流路をポンプに連通させた状態下、ポンプを制御して第二連通流路を加圧するものであってもよい。
さらに、請求項に記載の発明において第一、第二開放流路は、例えば互いに非連通であってもよいし、少なくとも大気への開放端側で互いに連通していてもよい。
請求項に記載の発明によると、第一連通流路はキャニスタと接続されて当該キャニスタに直接連通するので、第一連通流路の流路長を可及的に短くして蒸発燃料処理装置の小型化を促進することができる。
請求項に記載の発明によると、第一連通流路は、燃料タンク内で発生の蒸発燃料をキャニスタに導入する導入流路と接続されて当該導入流路を介してキャニスタに連通するので、強制パージ時には、ポンプによる第一連通流路の加圧作用を利用して導入流路を掃気することができる。この掃気によれば、導入流路に流入している蒸発燃料がキャニスタへと確実に導かれてキャニスタに吸着される燃料量が増大し、その分、キャニスタから脱離する燃料量も増大するので、例えば大量パージの要求に応えることができる。
請求項8,9に記載の発明によると、燃料タンク内で発生の蒸発燃料をキャニスタに導入する導入流路を備えた構成において、第一連通流路は、燃料タンクと接続されて当該燃料タンク及び導入流路を介してキャニスタに連通する。故に強制パージ時には、ポンプによる第一連通流路の加圧作用が燃料タンク内にも及び、その結果、燃料タンク内では、収容燃料の液面上を大気が通過する状態となって蒸発燃料量が安定する。さらに強制パージ時には、ポンプによる第一連通流路の加圧作用を利用して燃料タンク上部の空間部及び導入流路を掃気することができるので、上記安定量の蒸発燃料がキャニスタへと確実に導かれてキャニスタからの脱離燃料濃度が変動し難くなる。それにより、安定したパージ燃料濃度の実現が可能となる。
請求項10に記載の発明によると、強制パージ時に第一制御手段は、第一、第二切換部を制御して第一連通流路及びパージ流路をポンプに連通させた状態下、ポンプを制御して第一連通流路を減圧且つパージ流路を加圧する。このようにパージ流路に連通するポンプは吸気系の近傍に配置可能であるので、パージにおける流量応答性を高めることができる。故に、ポンプを制御することによってパージ燃料量を高精度に調整可能となる。
尚、請求項10に記載の発明において第二制御手段は、例えば請求項11に記載の発明の如く、リーク検査時に第一、第二切換部を制御して第二連通流路及び開放流路をポンプに連通させた状態下、ポンプを制御して第二連通流路を減圧するものであってもよい。この場合、強制パージ時にもリーク検査時にもポンプにおける流体流通方向が第一切換部側から第二切換部側に向かう方向で一致するので、吐出方向が不変の安価なポンプを使用することが可能となる。
また、請求項10に記載の発明において第二制御手段は、例えば請求項12に記載の発明の如く、リーク検査時に第一、第二切換部を制御して第二連通流路及び開放流路をポンプに連通させた状態下、ポンプを制御して第二連通流路を加圧するものであってもよい。
請求項13に記載の発明では、絞り部による流路面積の絞り量に応じて、当該絞り部の設けられた第二連通流路における圧力損失の大きさ、さらにはリーク検査時のポンプ特性が変化する。したがって、例えば強制パージに適した特性のポンプを準備し、その特性に応じて絞り部による絞り量を調整することで容易に、リーク検査に適したポンプ特性を得ることができる。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する。
(第一実施形態)
図1は、本発明の第一実施形態による蒸発燃料処理装置2を示している。蒸発燃料処理装置2は車両に搭載され、燃料タンク4内で発生した蒸発燃料を処理して内燃機関6の吸気系の吸気流路7にパージする。蒸発燃料処理装置2は、パージ系10、第一連通流路20、第二連通流路22、切換弁40、ポンプ流路42、ポンプ44、開放流路46及び電子制御ユニット(以下、「電子制御ユニット」を「ECU」という)50を備えている。
パージ系10は、燃料タンク4、キャニスタ12、導入流路13、パージ流路14、パージ制御弁15等から構成されている。
キャニスタ12は活性炭等の吸着材16をケース17内に充填してなり、導入流路13を介して燃料タンク4に連通している。したがって、燃料タンク4内で発生した蒸発燃料は導入流路13を通じてキャニスタ12に流入し、当該キャニスタ12の吸着材16に脱離可能に吸着される。
キャニスタ12にはパージ流路14が接続されており、当該パージ流路14を介してキャニスタ12が吸気流路7に連通している。ここでパージ流路14の中途部には、電磁駆動式の二方弁からなるパージ制御弁15が設置されており、当該パージ制御弁15はその開閉作動によってパージ流路14の開閉を制御する。したがって、パージ流路14の開状態では、キャニスタ12の吸着材16から脱離した蒸発燃料を吸気流路7にパージ可能となる。尚、吸気流路7にパージされた蒸発燃料は、内燃機関6の燃料噴射弁(図示しない)から噴射される燃料と共に内燃機関6内で燃焼される。故に、蒸発燃料のパージ燃料量を蒸発燃料処理装置2によって制御することが重要となる。
キャニスタ12において吸着材16を挟んで流路13,14とは逆側となる箇所には、第一連通流路20及び第二連通流路22が接続されて直接に連通している。ここで特に第一連通流路20がキャニスタ12に直接連通していることによって、第一連通流路20の短縮化、ひいては装置2の小型化が図られている。
第二連通流路22の中途部にはその流路面積を絞る絞り部23が設けられているが、第一連通流路20には絞り部23が設けられていない。これにより、第二連通流路22における流通流体の圧力損失が第一連通流路20における圧力損失よりも大きくなっている。
第二連通流路22において絞り部23とキャニスタ12との間となる中途部には、検査回路24が設けられている。図2に示すように検査回路24は、第一検査流路25、第二検査流路26、大気流路27、連通制御弁28、絞り流路29、圧力センサ30、導圧流路31等から構成されている。第一検査流路25は、第二連通流路22において検査回路24よりもキャニスタ側部分22aに連通している。第二検査流路26は、第二連通流路22において検査回路24よりも切換弁側部分22bに連通している。大気流路27は、その一端において大気に開放されている。電磁駆動式の三方弁からなる連通制御弁28はそれら流路25〜27と接続されており、第一検査流路25に連通する流路を第二検査流路26と大気流路27との間で切り換える。連通制御弁28を迂回して第一、第二検査流路25,26間を接続する絞り流路29の中途部には、その流路面積を絞る検査絞り32が設けられている。ここで検査絞り32の内径は、法律等によってパージ系10に許容されているリーク孔の内径以下の値であって、絞り部23の内径よりも小さい値に設定される。圧力センサ30は導圧流路31を介して第二検査流路26に連通しており、導圧流路31を通じて受ける第二検査流路26の圧力を測定する。
図1に示すように、電磁駆動式の三方弁からなる切換弁40は流路20,22,42と接続されており、ポンプ流路42を介してポンプ44に連通する流路を第一、第二連通流路20,22間で切り換える。
ポンプ44は、本実施形態では流体の吐出方向が可変の電動式ポンプからなり、ポンプ流路42に接続の第一ポート45と、開放流路46に接続の第二ポート47とを有している。ここで開放流路46は、その一端において大気に開放されている。したがって、第一ポート45が吐出側、第二ポート47が吸入側となる場合には、流路20,22のうち切換弁40によりポンプ流路42を介して第一ポート45に連通させられている流路が加圧される。また一方、第一ポート45が吸入側、第二ポート47が吐出側となる場合には、流路20,22のうち切換弁40により第一ポート45に連通させられている流路が減圧される。
ECU50は、CPU及びメモリを有するマイクロコンピュータを主体に構成されている。ECU50は、各弁15,28,40と圧力センサ30とポンプ44とに電気接続しており、それら電気接続要素の作動を制御する。尚、ECU50は、内燃機関6の制御機能を有していてもよいし、有していなくてもよい。
次に、蒸発燃料処理装置2のパージ制御フローについて図3のフローチャートに基づき説明する。
パージ制御フローは、内燃機関6の始動後にパージ開始条件が成立すると、開始する。尚、パージ開始条件の成立とは、内燃機関6の冷却水温度、内燃機関6の回転数、車両の作動油温度等、車両状態を表す物理量が所定の領域にあることを意味する。また、パージ制御フローの開始時には、切換弁40により第一連通流路20がポンプ44に連通し、パージ制御弁15によりパージ流路14が閉状態にあり、ポンプ44が停止している。
パージ制御フローのステップS11(以下、「ステップS」を「S」と略記する)においてECU50は、切換弁40を制御して、図1の如く第一連通流路20がポンプ44に連通する状態を保持する。尚、この保持は、少なくとも本パージ制御フローが終了するまで継続される。続くS12においてECU50は、パージ制御弁15を制御してパージ流路14を開くと共に、ポンプ44を制御して第一連通流路20を加圧する。この加圧作用がパージ系10のキャニスタ12及びパージ流路14に及ぶことにより、蒸発燃料がキャニスタ12の吸着材16から脱離して吸気流路7に強制パージされる。したがって、ポンプ44の流量制御によってパージ燃料量を調整することができる。
強制パージ中にパージ停止条件が成立すると、S13においてECU50は、パージ制御弁15を制御してパージ流路14を閉じると共に、ポンプ44を停止制御する。これにより強制パージが止められて、本パージ制御フローが終了する。尚、ここでパージ停止条件の成立とは、例えば内燃機関6の回転数、車両のアクセル開度等、車両の状態を表す物理量が上記パージ開始条件とは異なる所定の領域にあることを意味する。
次に、蒸発燃料処理装置2のリーク検査フローについて図4のフローチャートに基づき説明する。
リーク検査フローは、内燃機関6の停止後に開始される。尚、リーク検査フローの開始時には、切換弁40により第一連通流路20がポンプ44に連通し、連通制御弁28により大気流路27が第一検査流路25に連通し、パージ制御弁15によりパージ流路14が閉状態にあり、ポンプ44が停止している。
リーク検査フローのS21においてECU50は、圧力センサ30を制御して第二検査流路26の圧力を測定する。このとき測定される圧力は、絞り流路29及び第一検査流路25を介して第二検査流路26が連通する大気流路27の大気圧と実質的に等しくなる。
大気圧の測定が完了すると、S22においてECU50は連通制御弁28を制御して、図6の如く第二検査流路26を第一検査流路25に連通させる。さらにS23においてECU50は、流路25,26の連通状態下、圧力センサ30を制御して第二検査流路26の圧力を測定する。このとき測定される圧力は、第一検査流路25を介して第二検査流路26が連通するパージ系10の燃料タンク4内から蒸発燃料が発生している場合に、大気圧よりも上昇する傾向を示す。そこでECU50は、S23において、測定圧力に基づき燃料タンク4内での蒸発燃料の発生状況を確認する。その結果、測定圧力が閾値より高い場合には、蒸発燃料の発生が過多であるとして、本リーク検査フローを終了する。一方、測定圧力が閾値より低い場合には、蒸発燃料の発生が安定しているとして、S24に移行する。
S24においてECU50は、切換弁40を制御して図5の如く第二連通流路22をポンプ44に連通させる。尚、この連通形態は、本リーク検査フローが終了するまで維持される。また、続くS25においてECU50は連通制御弁28を制御して、図2の如く大気流路27を第一検査流路25に連通させる。さらにS26においてECU50は、流路25,27の連通状態下、ポンプ44を制御して第二連通流路22を減圧すると共に、圧力センサ30を制御して第二検査流路26の圧力を測定する。このとき測定される圧力は、ポンプ44が第二連通流路22に与えた減圧作用が相互連通状態の流路26,29,25,27に及ぶことにより気体が検査絞り32を通過するときの圧力であって、検査絞り32の内径によって決まる圧力である。そこでECU50は、測定した圧力を基準圧として自身のメモリに記憶する。
基準圧の測定が完了すると、S27においてECU50は再度第二検査流路26を第一検査流路25に連通させる。さらにS28においてECU50は、流路25,26の連通状態下、ポンプ44を制御して第二連通流路22を減圧すると共に、圧力センサ30を制御して第二検査流路26の圧力を測定する。このとき測定される圧力は、ポンプ44が第二連通流路22に与えた減圧作用が相互連通状態の流路26,25,22a及びパージ系10に及ぶことにより、パージ系10のリーク穴の大きさに応じて増減する圧力である。そこでECU50は、測定したパージ系10の圧力を先の基準圧と比較することによりリークの有無を判定する。
この後、S29においてECU50は、再度大気流路27を第一検査流路25に連通させて大気圧を測定した後、本リーク検査を終了する。
ここまで説明した第一実施形態によると、第二連通流路22は、流通流体の圧力損失が第一連通流路20よりも大きい。それ故、図7に示す如くポンプ44のP−Q特性曲線の傾きは、第一連通流路20をポンプ44で加圧して強制パージするS12の実行時よりも、第二連通流路22をポンプ44で減圧してリーク検査するS26,S28の実行時の方が小さくなる。これにより強制パージ時には、大流量且つ装置2の耐圧値以下の圧力特性をポンプ44によって実現しつつ、リーク検査時には、流量変化に対する圧力変化の小さな特性を強制パージ時と同一のポンプ44によって実現することができる。したがって、強制パージと精密なリーク検査とを共通のポンプ44を利用しつつも両立することができるので、装置2の小型化及び軽量化を達成することができ、その結果として装置2の搭載性及び組付性が向上する。
さらに第一実施形態によると、強制パージを行うS12では、ポンプ44による加圧作用が第一連通流路20を通じてパージ系10のキャニスタ12及びパージ流路14に及ぶ。これにより、キャニスタ12から脱離した蒸発燃料がポンプ44に達して吸入されることを防止できるので、ポンプ44に対する気密性、防爆性及び耐蒸気性の要求レベルを下げることができる。
またさらに第一実施形態によると、ポンプ44の第一ポート45側に設けられた第一、第二連通流路20,22をそれぞれ加圧及び減圧するために、S12の強制パージとS26,S28のリーク検査とでポンプ44の吐出方向が反転する。このようにポンプ44の吐出方向を反転させる形態を採ることで、構成の簡素化が図られる。
加えて第一実施形態によると、絞り部23による流路面積の絞り量に応じて、第二連通流路22における圧力損失の大きさ、さらにはS26,S28のリーク検査中のポンプ特性が変化する。したがって、例えば強制パージに適した特性のポンプ44を準備し、その特性に応じて絞り部23による絞り量を調整することで容易に、リーク検査に適したポンプ特性を得ることができる。
以上、検査回路24が特許請求の範囲に記載の「検査手段」に相当し、切換弁40が特許請求の範囲に記載の「切換手段」に相当し、ECU50が特許請求の範囲に記載の「第一制御手段」及び「第二制御手段」に相当する。
(第二実施形態)
図8,9に示すように、本発明の第二実施形態は第一実施形態の変形例である。具体的に第二実施形態のリーク検査フローでは、第二連通流路22を減圧するS26,S28の代わりに、第二連通流路22を加圧するS46,S48を実施する。これにより、パージ制御フローのS12の強制パージ時にもリーク検査フローのS46,S48のリーク検査時にも、ポンプ44の吐出方向を反転させる必要がないので、吐出方向が不変の安価なポンプ44を使用することが可能となる。
尚、第二実施形態において、吐出方向が可変のポンプ44を使用しても差し支えない。また、第二実施形態のリーク検査フローにおいてS41〜S45,S47,S49は、第一実施形態のS21〜S25,S27,S29に準ずる内容である。
(第三実施形態)
図10に示すように、本発明の第三実施形態は第一実施形態の変形例である。具体的に第三実施形態では、ポンプ44の片側に切換弁40及び第一、第二連通流路20,22が設けられる代わりに、ポンプ44の両側に第一切換弁100及び第一連通流路110の組と第二切換弁102及び第二連通流路112の組とがそれぞれ設けられる。ここで第一切換弁100は電磁駆動式の三方弁からなり、第一連通流路110と、一端において大気開放されている第一開放流路120と、ポンプ44の第一ポート45に連通する第一ポンプ流路130とに接続されている。この接続形態により第一切換弁100は、第一ポンプ流路130を介してポンプ44に連通する流路を第一連通流路110と第一開放流路120との間で切り換える。また、第二切換弁102は電磁駆動式の三方弁からなり、第二連通流路112と、一端において大気開放されている第二開放流路122と、ポンプ44の第二ポート47に連通する第二ポンプ流路132とに接続されている。この接続形態により第二切換弁102は、第二ポンプ流路132を介してポンプ44に連通する流路を第二連通流路112と第二開放流路122との間で切り換える。尚、第一、第二切換弁100,102はECU50に電気接続されており、ECU50による制御を受けて作動する。
次に、第三実施形態のパージ制御フローについて図11のフローチャートに基づき説明する。尚、パージ制御フローの開始時には、第一切換弁100により第一連通流路110がポンプ44に連通し、第二切換弁102により第二開放流路122がポンプ44に連通している。
パージ制御フローのS61においてECU50は、図10に示すように、第一及び第二切換弁100,102をそれぞれ制御して、第一連通流路110がポンプ44に連通し且つ第二開放流路122がポンプ44に連通する状態を保持する。尚、この保持は、少なくとも本パージ制御フローが終了するまで継続される。続くS62においてECU50は、パージ流路14を開くと共に、ポンプ44を制御して第一連通流路110を加圧する。この加圧作用がキャニスタ12及びパージ流路14に及ぶことにより、キャニスタ12からの脱離燃料が吸気流路7に強制パージされる。この後、第一実施形態のS13に準ずる内容のS63が実行されて、本パージ制御フローが終了する。
次に、第三実施形態のリーク検査フローについて図12のフローチャートに基づき説明する。尚、リーク検査フローの開始時には、第一切換弁100により第一連通流路110がポンプ44に連通し、第二切換弁102により第二開放流路122がポンプ44に連通している。
まず、リーク検査フローのS71〜S73は、第一実施形態のS21〜S23に準ずる内容である。続くS74においてECU50は、図13に示すように、第一切換弁100を制御して第一開放流路120をポンプ44に連通させると共に、第二切換弁102を制御して第二連通流路112をポンプ44に連通させる。尚、この連通形態は、本リーク検査フローが終了するまで維持される。そして、S74の後に実行されるS75〜S79は、第一実施形態のS25〜S29に準ずる内容である。
このような第三実施形態によると、S62の強制パージ時にもS76,S78のリーク検査時にも、ポンプ44の吐出方向を反転させる必要がないので、吐出方向が不変の安価なポンプ44を使用することが可能となる。尚、第三実施形態において、吐出方向が可変のポンプ44を使用しても差し支えない。
以上、第三実施形態では、第一、第二切換弁100,102が共同して特許請求の範囲に記載の「切換手段」を構成し、第一切換弁100が特許請求の範囲に記載の「第一切換部」に相当し、第二切換弁102が特許請求の範囲に記載の「第二切換部」に相当する。
(第四実施形態)
図14に示すように、本発明の第四実施形態は第一実施形態の変形例である。具体的に第四実施形態の第一連通流路200は、キャニスタ12に接続される代わりに、導入流路13の中途部に接続されている。これにより第一連通流路200は、導入流路13を介してキャニスタ12に連通している。したがって、パージ制御フローのS12では、ポンプ44による第一連通流路200の加圧作用が導入流路13を通じてキャニスタ12及びパージ流路14に及ぶため、キャニスタ12からの脱離燃料が吸気流路7に強制パージされる。そしてこのときには、ポンプ44による第一連通流路200の加圧作用によって導入流路13が掃気されるので、導入流路13に流入している蒸発燃料がキャニスタ12へと確実に導かれてキャニスタ12に吸着される燃料量が増大し、その分、キャニスタ12から脱離する燃料量も増大する。故に、大量パージの要求に十分応えることができる。
(第五実施形態)
図15に示すように、本発明の第五実施形態は第一実施形態の変形例である。具体的に第五実施形態の第一連通流路250は、キャニスタ12に接続される代わりに、燃料タンク4の上部において導入流路13の接続箇所から離間する箇所に接続されている。これにより第一連通流路250は、燃料タンク4及び導入流路13を介してキャニスタ12に連通している。したがって、パージ制御フローのS12では、ポンプ44による第一連通流路250の加圧作用が燃料タンク4及び導入流路13を通じてキャニスタ12及びパージ流路14に及ぶため、キャニスタ12からの脱離燃料が吸気流路7に強制パージされる。そしてこの強制パージ時には、燃料タンク4の収容燃料の液面上を大気が通過する状態となるので、当該タンク内における蒸発燃料量が安定する。しかもこの強制パージ時には、ポンプ44による第一連通流路250の加圧作用によって燃料タンク4上部の空間部260及び導入流路13が掃気されるので、上記安定量の蒸発燃料がキャニスタ12へと確実に導かれてキャニスタ12からの脱離燃料濃度が変動し難くなる。それにより、安定したパージ燃料濃度の実現が可能となる。
(第六実施形態)
図16に示すように本発明の第六実施形態は、第三実施形態と第四実施形態とを組み合わせてなる変形例である。具体的に第六実施形態は、キャニスタ12に接続される第一連通流路110の代わりに、導入流路13の中途部に接続される第四実施形態の第一連通流路200が設けられる点を除いて第三実施形態と同一の構成を有している。したがって、第三、第四実施形態と同様の効果を享受することができる。
(第七実施形態)
図17に示すように本発明の第七実施形態は、第三実施形態と第五実施形態とを組み合わせてなる変形例である。具体的に第七実施形態は、キャニスタ12に接続される第一連通流路110の代わりに、燃料タンク4に接続される第五実施形態の第一連通流路250が設けられる点を除いて第三実施形態と同一の構成を有している。したがって、第三、第五実施形態と同様の効果を享受することができる。
(第八実施形態)
図18に示すように、本発明の第八実施形態は第三実施形態の変形例である。具体的に第八実施形態では、キャニスタ300にパージ流路302が接続されず、その代わりに第一開放流路304が吸着材16を挟んで導入流路13とは逆側において、また第一連通流路310が吸着材16を挟んで第二連通流路312とは逆側においてキャニスタ300に接続されている。パージ流路302には、パージ制御弁15が設けられていない一方、第一開放流路304の中途部には、電磁駆動式の二方弁からなる開閉弁306が設置されている。ここで開閉弁306は、その開閉作動によって第一開放流路304の開閉を制御するものである。
第一切換弁320には、第一開放流路304が接続される代わりに、第二連通流路312が接続されている。これにより第一切換弁320は、第一ポンプ流路130を介してポンプ44に連通する流路を第一連通流路310と第二連通流路312との間で切り換える。第二切換弁322には、第二連通流路312が接続される代わりに、パージ流路302が接続されている。これにより第二切換弁322は、第二ポンプ流路132を介してポンプ44に連通する流路をパージ流路302と第二開放流路122との間で切り換える。尚、開閉弁306及び第一、第二切換弁320,322はECU50に電気接続されており、ECU50による制御を受けて作動する。
次に、第八実施形態のパージ制御フローについて図19のフローチャートに基づき説明する。尚、パージ制御フローの開始時には、第一切換弁320により第一連通流路310がポンプ44に連通し、第二切換弁322により第二開放流路122がポンプ44に連通し、開閉弁306により第一開放流路304が閉状態にある。
パージ制御フローのS101においてECU50は、図18に示すように、開閉弁306を制御して第一開放流路304を開く。尚、この開状態は、本パージ制御フローが終了するまで維持される。続いてS102においてECU50は、図18に示すように、第一切換弁320を制御して第一連通流路310をポンプ44に連通させた状態を保持すると共に、第二切換弁322を制御してパージ流路302をポンプ44に連通させる。尚、第一連通流路310とポンプ44との連通状態の保持は、少なくとも本パージ制御フローが終了するまで継続され、またパージ流路302とポンプ44との連通状態は、後述するS104が実行されるまで維持される。
さらにS103においてECU50は、ポンプ44を制御して第一連通流路310を減圧並びにパージ流路302を加圧する。その結果、ポンプ44による第一連通流路310の減圧作用がキャニスタ300に及ぶことによって蒸発燃料がキャニスタ300から脱離し、第一ポート45を通じてポンプ44に吸入される。ポンプ44に吸入された蒸発燃料は第二ポート47を通じてポンプ44から吐出された後、ポンプ44によるパージ流路302の加圧作用によって吸気流路7に強制パージされる。
以上の後、強制パージ中にパージ停止条件が成立すると、S104においてECU50は、第二切換弁322を制御して第二開放流路122をポンプ44に連通させると共に、ポンプ44を停止制御する。これにより強制パージが止められて、本パージ制御フローが終了する。
次に、第八実施形態のリーク検査フローについて図20のフローチャートに基づき説明する。尚、リーク検査フローの開始時には、第一切換弁320により第一連通流路310がポンプ44に連通し、第二切換弁322により第二開放流路122がポンプ44に連通し、開閉弁306により第一開放流路304が開状態にある。
リーク検査フローのS111においてECU50は、開閉弁306を制御して第一開放流路304を閉じる。尚、この閉状態は、本リーク検査フローが終了するまで維持される。続いてS112〜S114は、第三実施形態のS71〜S73(第一実施形態のS21〜S23)に準ずる内容である。さらにS115においてECU50は、図21に示すように、第二切換弁322を制御して第二開放流路122をポンプ44に連通させた状態を保持すると共に、第一切換弁320を制御して第二連通流路312をポンプ44に連通させる。尚、第二開放流路122とポンプ44との連通状態の保持は、本リーク検査フローが終了するまで継続され、また第二連通流路312とポンプ44との連通状態は、本リーク検査フローが終了するまで維持される。
そして、S115の後に実行されるS116〜S120は、第三実施形態のS75〜S79(第一実施形態のS25〜S29)に準ずる内容である。
このような第八実施形態によると、パージ流路302に連通するポンプ44は吸気流路7の近傍に配置可能となるので、パージにおける流量応答性を高めることができる。故に、ポンプ44を制御することによってパージ燃料量を高精度に調整することができる。さらに第八実施形態によると、S103の強制パージ時にもS117,S119のリーク検査時にも、第三実施形態の場合と同様、ポンプ44の吐出方向を反転させる必要がない。したがって、吐出方向が不変の安価なポンプ44を使用することが可能となる。尚、第八実施形態において、吐出方向が可変のポンプ44を使用しても差し支えない。
以上、第八実施形態では、第一、第二切換弁320,322が共同して特許請求の範囲に記載の「切換手段」を構成し、第一切換弁320が特許請求の範囲に記載の「第一切換部」に相当し、第二切換弁322が特許請求の範囲に記載の「第二切換部」に相当する。
ここまで本発明の第一〜第八実施形態について説明してきたが、本発明はそれらの実施形態に限定して解釈されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態に適用可能である。
例えば第三〜第八実施形態のリーク検査フローのS26,S28,S76,S78,S117,S119では、第二連通流路22,112,312を減圧する代わりに、第二実施形態に準じて第二連通流路22,112,312を加圧してもよい。また、第三及び第六〜第八実施形態では、第一開放流路120,304と第二開放流路122とを少なくとも大気への開放端側で互いに連通させてもよい。
第一実施形態による蒸発燃料処理装置を示すブロック図である。 図1の検査回路を示すブロック図である。 図1の蒸発燃料処理装置の作動を示すフローチャートである。 図1の蒸発燃料処理装置の作動を示すフローチャートである。 図1の蒸発燃料処理装置の作動を説明するためのブロック図である。 図1の検査回路の作動を説明するためのブロック図である。 図1の蒸発燃料処理装置の特性を示す模式図である。 第二実施形態による蒸発燃料処理装置の作動を示すフローチャートである。 図8のS46,S48を説明するためのブロック図である。 第三実施形態による蒸発燃料処理装置を示すブロック図である。 図10の蒸発燃料処理装置の作動を示すフローチャートである。 図10の蒸発燃料処理装置の作動を示すフローチャートである。 図10の蒸発燃料処理装置の作動を説明するためのブロック図である。 第四実施形態による蒸発燃料処理装置を示すブロック図である。 第五実施形態による蒸発燃料処理装置を示すブロック図である。 第六実施形態による蒸発燃料処理装置を示すブロック図である。 第七実施形態による蒸発燃料処理装置を示すブロック図である。 第八実施形態による蒸発燃料処理装置を示すブロック図である。 図18の蒸発燃料処理装置の作動を示すフローチャートである。 図18の蒸発燃料処理装置の作動を示すフローチャートである。 図18の蒸発燃料処理装置の作動を説明するためのブロック図である。
符号の説明
2 蒸発燃料処理装置、4 燃料タンク、6 内燃機関、7 吸気流路、10 パージ系、12,300 キャニスタ、13 導入流路、14 パージ流路、15 パージ制御弁、20,110,200,250,310 第一連通流路、22a キャニスタ側部分、22b 切換弁側部分、22,112,312 第二連通流路、23 絞り部、24 検査回路(検査手段)、30 圧力センサ、40 切換弁(切換手段)、42 ポンプ流路、44 ポンプ、45 第一ポート、46 開放流路、47 第二ポート、100,320 第一切換弁(切換手段、第一切換部)、102,322 第二切換弁(切換手段、第二切換部)、120,304 第一開放流路、122 第二開放流路、130 第一ポンプ流路、132 第二ポンプ流路、260 空間部、302 パージ流路、306 開閉弁

Claims (13)

  1. 燃料タンク内で発生した蒸発燃料を内燃機関の吸気系にパージするパージ系と、
    前記パージ系に連通する第一連通流路と、
    前記パージ系に連通し、流通流体の圧力損失が前記第一連通流路よりも大きい第二連通流路と、
    前記第二連通流路に設けられ、前記パージ系からの蒸発燃料のリークを検査する検査手段と、
    前記パージ系の内外に圧力差を発生させるためのポンプと、
    前記ポンプに連通する流路を前記第一連通流路と前記第二連通流路との間で切り換える切換手段と、
    前記切換手段を制御して前記第一連通流路を前記ポンプに連通させた状態の下、前記ポンプを制御して前記圧力差を発生させることにより蒸発燃料を強制パージする第一制御手段と、
    前記切換手段を制御して前記第二連通流路を前記ポンプに連通させた状態の下、前記ポンプを制御して前記圧力差を発生させつつ前記検査手段を制御して前記リークを検査する第二制御手段と、
    前記ポンプに連通し大気に開放される開放流路と、
    を備え
    前記パージ系は、前記燃料タンク内で発生した蒸発燃料を吸着するキャニスタを有し、前記キャニスタから脱離した蒸発燃料を前記吸気系にパージし、
    前記第一連通流路及び前記第二連通流路は、前記キャニスタに連通し、
    前記パージ系は、前記吸気系及び前記キャニスタに連通するパージ流路を有し、
    前記強制パージ時に前記第一制御手段は、前記切換手段を制御して前記第一連通流路を前記ポンプに連通させた状態の下、前記ポンプを制御して前記第一連通流路を加圧し、
    前記リーク検査時に前記第二制御手段は、前記切換手段を制御して前記第二連通流路を前記ポンプに連通させた状態の下、前記ポンプを制御して前記第二連通流路を減圧する蒸発燃料処理装置。
  2. 燃料タンク内で発生した蒸発燃料を内燃機関の吸気系にパージするパージ系と、
    前記パージ系に連通する第一連通流路と、
    前記パージ系に連通し、流通流体の圧力損失が前記第一連通流路よりも大きい第二連通流路と、
    前記第二連通流路に設けられ、前記パージ系からの蒸発燃料のリークを検査する検査手段と、
    前記パージ系の内外に圧力差を発生させるためのポンプと、
    前記ポンプに連通する流路を前記第一連通流路と前記第二連通流路との間で切り換える切換手段と、
    前記切換手段を制御して前記第一連通流路を前記ポンプに連通させた状態の下、前記ポンプを制御して前記圧力差を発生させることにより蒸発燃料を強制パージする第一制御手段と、
    前記切換手段を制御して前記第二連通流路を前記ポンプに連通させた状態の下、前記ポンプを制御して前記圧力差を発生させつつ前記検査手段を制御して前記リークを検査する第二制御手段と、
    前記ポンプに連通し大気に開放される開放流路と、
    を備え
    前記パージ系は、前記燃料タンク内で発生した蒸発燃料を吸着するキャニスタを有し、前記キャニスタから脱離した蒸発燃料を前記吸気系にパージし、
    前記第一連通流路及び前記第二連通流路は、前記キャニスタに連通し、
    前記パージ系は、前記吸気系及び前記キャニスタに連通するパージ流路を有し、
    前記強制パージ時に前記第一制御手段は、前記切換手段を制御して前記第一連通流路を前記ポンプに連通させた状態の下、前記ポンプを制御して前記第一連通流路を加圧し、
    前記リーク検査時に前記第二制御手段は、前記切換手段を制御して前記第二連通流路を前記ポンプに連通させた状態の下、前記ポンプを制御して前記第二連通流路を加圧する蒸発燃料処理装置。
  3. 燃料タンク内で発生した蒸発燃料を内燃機関の吸気系にパージするパージ系と、
    前記パージ系に連通する第一連通流路と、
    前記パージ系に連通し、流通流体の圧力損失が前記第一連通流路よりも大きい第二連通流路と、
    前記第二連通流路に設けられ、前記パージ系からの蒸発燃料のリークを検査する検査手段と、
    前記パージ系の内外に圧力差を発生させるためのポンプと、
    前記ポンプに連通する流路を前記第一連通流路と前記第二連通流路との間で切り換える切換手段と、
    前記切換手段を制御して前記第一連通流路を前記ポンプに連通させた状態の下、前記ポンプを制御して前記圧力差を発生させることにより蒸発燃料を強制パージする第一制御手段と、
    前記切換手段を制御して前記第二連通流路を前記ポンプに連通させた状態の下、前記ポンプを制御して前記圧力差を発生させつつ前記検査手段を制御して前記リークを検査する第二制御手段と、
    大気に開放される第一開放流路及び第二開放流路と
    を備え
    前記パージ系は、前記燃料タンク内で発生した蒸発燃料を吸着するキャニスタを有し、前記キャニスタから脱離した蒸発燃料を前記吸気系にパージし、
    前記第一連通流路及び前記第二連通流路は、前記キャニスタに連通し、
    前記パージ系は、前記吸気系及び前記キャニスタに連通するパージ流路を有し、
    前記切換手段は、前記ポンプに連通する流路を前記第一連通流路と前記第一開放流路との間で切り換える第一切換部と、前記ポンプに連通する流路を前記第二連通流路と前記第二開放流路との間で切り換える第二切換部とを有し、
    前記強制パージ時に前記第一制御手段は、前記第一切換部及び前記第二切換部を制御して前記第一連通流路及び前記第二開放流路を前記ポンプに連通させた状態の下、前記ポン
    プを制御して前記第一連通流路を加圧する蒸発燃料処理装置。
  4. 前記リーク検査時に前記第二制御手段は、第一切換部及び第二切換部を制御して前記第一開放流路及び前記第二連通流路を前記ポンプに連通させた状態の下、前記ポンプを制御して前記第二連通流路を減圧する請求項3に記載の蒸発燃料処理装置。
  5. 前記リーク検査時に前記第二制御手段は、第一切換部及び第二切換部を制御して前記第一開放流路及び前記第二連通流路を前記ポンプに連通させた状態の下、前記ポンプを制御して前記第二連通流路を加圧する請求項3に記載の蒸発燃料処理装置。
  6. 前記第一連通流路は、前記キャニスタと接続されて当該キャニスタに直接連通する請求項1〜5のいずれか一項に記載の蒸発燃料処理装置。
  7. 前記パージ系は、前記燃料タンク内で発生した蒸発燃料を前記キャニスタに導入する導入流路を有し、
    前記第一連通流路は、前記導入流路と接続されて当該導入流路を介して前記キャニスタに連通する請求項1〜5のいずれか一項に記載の蒸発燃料処理装置。
  8. 前記パージ系は、前記燃料タンク内で発生した蒸発燃料を前記キャニスタに導入する導入流路を有し、
    前記第一連通流路は、前記燃料タンクと接続されて当該燃料タンク及び前記導入流路を介して前記キャニスタに連通する請求項1〜5のいずれか一項に記載の蒸発燃料処理装置。
  9. 燃料タンク内で発生した蒸発燃料を内燃機関の吸気系にパージするパージ系と、
    前記パージ系に連通する第一連通流路と、
    前記パージ系に連通し、流通流体の圧力損失が前記第一連通流路よりも大きい第二連通流路と、
    前記第二連通流路に設けられ、前記パージ系からの蒸発燃料のリークを検査する検査手段と、
    前記パージ系の内外に圧力差を発生させるためのポンプと、
    前記ポンプに連通する流路を前記第一連通流路と前記第二連通流路との間で切り換える切換手段と、
    前記切換手段を制御して前記第一連通流路を前記ポンプに連通させた状態の下、前記ポンプを制御して前記圧力差を発生させることにより蒸発燃料を強制パージする第一制御手段と、
    前記切換手段を制御して前記第二連通流路を前記ポンプに連通させた状態の下、前記ポンプを制御して前記圧力差を発生させつつ前記検査手段を制御して前記リークを検査する第二制御手段と、
    前記ポンプに連通し大気に開放される開放流路と、
    を備え
    前記パージ系は、前記燃料タンク内で発生した蒸発燃料を吸着するキャニスタを有し、前記キャニスタから脱離した蒸発燃料を前記吸気系にパージし、
    前記第一連通流路及び前記第二連通流路は、前記キャニスタし、
    前記パージ系は、前記吸気系及び前記キャニスタに連通するパージ流路を有し、
    前記強制パージ時に前記第一制御手段は、前記切換手段を制御して前記第一連通流路を前記ポンプに連通させた状態の下、前記ポンプを制御して前記第一連通流路を加圧し、
    前記パージ系は、前記燃料タンク内で発生した蒸発燃料を前記キャニスタに導入する導入流路を有し、
    前記第一連通流路は、前記燃料タンクと接続されて当該燃料タンク及び前記導入流路を介して前記キャニスタに連通する蒸発燃料処理装置。
  10. 燃料タンク内で発生した蒸発燃料を内燃機関の吸気系にパージするパージ系と、
    前記パージ系に連通する第一連通流路と、
    前記パージ系に連通し、流通流体の圧力損失が前記第一連通流路よりも大きい第二連通流路と、
    前記第二連通流路に設けられ、前記パージ系からの蒸発燃料のリークを検査する検査手段と、
    前記パージ系の内外に圧力差を発生させるためのポンプと、
    前記ポンプに連通する流路を前記第一連通流路と前記第二連通流路との間で切り換える切換手段と、
    前記切換手段を制御して前記第一連通流路を前記ポンプに連通させた状態の下、前記ポンプを制御して前記圧力差を発生させることにより蒸発燃料を強制パージする第一制御手段と、
    前記切換手段を制御して前記第二連通流路を前記ポンプに連通させた状態の下、前記ポンプを制御して前記圧力差を発生させつつ前記検査手段を制御して前記リークを検査する第二制御手段と、
    大気に開放される開放流路と、
    を備え、
    前記パージ系は、前記燃料タンク内で発生した蒸発燃料を吸着するキャニスタを有し、前記キャニスタから脱離した蒸発燃料を前記吸気系にパージし、
    前記第一連通流路及び前記第二連通流路は、前記キャニスタに連通し、
    前記パージ系は、前記吸気系に連通するパージ流路を有し、
    前記切換手段は、前記ポンプに連通する流路を前記第一連通流路と前記第二連通流路との間で切り換える第一切換部と、前記ポンプに連通する流路を前記開放流路と前記パージ流路との間で切り換える第二切換部とを有し、
    前記強制パージ時に前記第一制御手段は、前記第一切換部及び前記第二切換部を制御して前記第一連通流路及び前記パージ流路を前記ポンプに連通させた状態の下、前記ポンプを制御して前記第一連通流路を減圧並びに前記パージ流路を加圧蒸発燃料処理装置。
  11. 前記リーク検査時に前記第二制御手段は、前記第一切換部及び前記第二切換部を制御して前記第二連通流路及び前記開放流路を前記ポンプに連通させた状態の下、前記ポンプを制御して前記第二連通流路を減圧する請求項10に記載の蒸発燃料処理装置。
  12. 前記リーク検査時に前記第二制御手段は、前記第一切換部及び前記第二切換部を制御して前記第二連通流路及び前記開放流路を前記ポンプに連通させた状態の下、前記ポンプを制御して前記第二連通流路を加圧する請求項10に記載の蒸発燃料処理装置。
  13. 流路面積を絞る絞り部が前記第二連通流路に設けられる請求項1〜12のいずれか一項に記載の蒸発燃料処理装置。
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