JP2006274895A - 内燃機関の蒸発燃料制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】本発明は、蒸発燃料制御システム内を強制的に減圧するシステムを用いてリーク診断手段を行う場合において、診断に用いる2つの圧力値を夫々最適なフィルタリング処理し、リーク診断精度を向上させることを目的としている。
【解決手段】このため、キャニスタと大気開放通路とパージバルブとを備える内燃機関の蒸発燃料制御装置において、大気開放通路に圧力検出手段を備え、切換弁と基準圧力検出手段と減圧手段とを備え、エンジン停止中に切換弁を大気遮断側に切り換え、かつ減圧手段による蒸発燃料制御装置内の圧力と基準圧力検出手段による基準圧力とを用いてリーク診断を行うリーク診断手段を備え、圧力検出手段により検出される値をフィルタリング処理するフィルタリング処理手段は、減圧した状態の圧力値を検出した場合の第1の処理手段と、基準圧力を検出した場合の第2の処理手段とを備えている。
【選択図】図1
【解決手段】このため、キャニスタと大気開放通路とパージバルブとを備える内燃機関の蒸発燃料制御装置において、大気開放通路に圧力検出手段を備え、切換弁と基準圧力検出手段と減圧手段とを備え、エンジン停止中に切換弁を大気遮断側に切り換え、かつ減圧手段による蒸発燃料制御装置内の圧力と基準圧力検出手段による基準圧力とを用いてリーク診断を行うリーク診断手段を備え、圧力検出手段により検出される値をフィルタリング処理するフィルタリング処理手段は、減圧した状態の圧力値を検出した場合の第1の処理手段と、基準圧力を検出した場合の第2の処理手段とを備えている。
【選択図】図1
Description
この発明は内燃機関の蒸発燃料制御装置に係り、特に蒸発燃料制御システム内を強制的に減圧するシステムを用いてリーク診断手段を行う場合において、診断に用いる2つの圧力値を夫々最適なフィルタリング処理し、リーク診断精度を向上させるとともに、安定した圧力値を常に測定してリーク診断頻度を増加させる内燃機関の蒸発燃料制御装置に関するものである。
車両に搭載される内燃機関においては、燃料タンク等に発生する蒸発燃料が大気に漏洩することを防止するために、蒸発燃料制御装置を設けている。内燃機関の蒸発燃料制御装置は、活性炭等の吸着剤を収容したキャニスタに燃料タンクの蒸発燃料を一旦吸着保持させ、このキャニスタに吸着保持された蒸発燃料を内燃機関の運転時に離脱(パージ)させ、吸気系に供給して燃焼させる。
また、内燃機関の蒸発燃料制御装置は、装置内の蒸発燃料の漏れ(リーク)を発見するために、各種のリーク診断方法を採用したリーク診断手段を備えているものがある。
ところで、従来の内燃機関の蒸発燃料制御装置におけるエバポシステムのリーク診断方法としては、電動ポンプや基準オリフィス及び切換弁を利用して、エンジン停止中にリーク診断システムを起動させる方策がある。
このリーク診断システムの方策においては、先ず、基準オリフィスを介して大気を電動ポンプで吸引(または吐出)し、このときリーク診断指標を各種パラメータから演算する。
このパラメータとしては、基準オリフィスと電動ポンプとの間に配置された圧力センサの信号、または電動ポンプの負荷電流値がある。
次に、切換弁を切り換え、燃料タンクを電動ポンプで減圧(または加圧)させ、所定時間経過後の圧力(または電動ポンプの負荷電流値)を測定し、リーク診断指標と比較することでリークの有無を判定している。
ここで、従来の前記内燃機関の蒸発燃料制御装置について追記する。
図7において、202は図示しない車両に搭載される内燃機関、204はこの内燃機関202の吸気管、206はこの吸気管204で形成された吸気通路、208はこの吸気通路206内に設置されたスロットルバルブ、210は燃料を貯留する燃料タンク、212は蒸発燃料制御装置である。
この蒸発燃料制御装置212は、前記スロットルバルブ208よりも下流側の吸気通路206と燃料タンク210の上部とを接続する蒸発燃料制御通路214を設け、この蒸発燃料制御通路214の途中に燃料タンク210内で発生する蒸発燃料を吸着するキャニスタ216を設けている。これにより、蒸発燃料制御通路214は、燃料タンク210とキャニスタ216とを接続するエバポ通路218と、キャニスタ216と吸気通路206とを接続するパージ通路220とにより形成される。
前記燃料タンク210は、箱形状のタンク本体222内に燃料量を検出可能な燃料レベル検出手段である燃料レベルセンサ224を設けている。この燃料レベルセンサ224は、燃料量に応じて上下動するフロートFの高さ位置に対応した電気信号を出力する。
前記キャニスタ216は、箱形状のキャニスタ本体226内に蒸発燃料を吸着保持する活性炭228を格納し、上部にエバポ通路218とパージ通路220とを接続している。エバポ通路218は、活性炭228に直接連通している。パージ通路220は、キャニスタ本体226内に形成された上部空間230に連通している。
前記パージ通路220の途中には、キャニスタ216から離脱(パージ)されて吸気通路206に供給される蒸発燃料の量(パージ量)を制御するパージバルブ232を設けている。パージバルブ232は、例えば、0〜100%のデューティで動作制御され、デューティ0%で閉動作してパージ通路220を全閉状態にするとともに、デューティ100%で開動作してパージ通路220を全開状態にし、デューティ0%と100%との間ではパージ通路220の開閉状態を変化させ、キャニスタ16に吸着された蒸発燃料の吸気通路206へのパージ量を制御する。
前記キャニスタ216の下部には、キャニスタ本体226内を大気に開放する大気開放通路234の基端側を接続している。大気開放通路234には、大気開放通路234を大気に連通・遮断可能な大気開閉弁として機能する後述の切換弁242を設けているとともに、先端側に外部から導入される大気の塵埃を除去するエアフィルタ236を設けている。
前記燃料レベルセンサ224とパージバルブ232と切換弁242とは、蒸発燃料制御装置212のパージ制御手段238に接続している。パージ制御手段238は、内燃機関202の通常運転時に、大気開放通路234で取り入れた大気によりキャニスタ216に吸着された蒸発燃料を離脱させ、離脱させた蒸発燃料を吸気通路206にパージするように、パージバルブ228と切換弁242とを制御する。
この蒸発燃料制御装置212は、内燃機関202の停止中であるエンジン停止中に、蒸発燃料制御装置212内のリーク診断を行うリーク診断手段240を設けている。
このリーク診断手段240は、基端側をキャニスタ216に接続される大気開放通路234の途中に大気と連通・遮断可能な切換弁242を介装して設けている。大気開放通路234は、切換弁242よりもキャニスタ216側の第1開放通路234−1と、切換弁242よりもエアフィルタ236側の第2開放通路234−2とに形成される。第2開放通路234−2には、蒸発燃料制御装置212内を減圧可能な減圧手段として減圧ポンプ244を介装して設けている。
前記大気開放通路234には、切換弁242を迂回して、一端側が切換弁242よりもキャニスタ216側の第1開放通路234−1に接続するとともに、他端側が切換弁242と減圧ポンプ244との間の第2開放通路234−2に接続する第1バイパス通路246を設けている。第1バイパス通路246の途中には、第2開放通路234−2側に蒸発燃料制御装置212内の圧力を検出可能な圧力検出手段として圧力センサ248を設け、この圧力センサ248よりも第1開放通路234−1側に圧力センサ248に作用する圧力を基準圧力に調整可能な基準圧力調整手段として基準オリフィス250を設けている。
また、前記大気開放通路234には、減圧ポンプ244を迂回して、一端側が減圧ポンプ244とエアフィルタ236との間の第2開放通路234−2に接続するとともに、他端側が切換弁242に接続する第2バイパス通路252を設けている。
前記切換弁242は、ソレノイド254とこのソレノイド254の励磁・非励磁によって動作する弁体256とを備え、弁体256に直線ポート258と斜線ポート260とを形成している。切換弁242は、ソレノイド254が非励磁状態(オフ)の場合(図9参照)に、斜線ポート260が第1開放通路234−1と第2バイパス通路252とを連通して大気開放通路234を開放するとともに、ソレノイド254が励磁状態(オン)の場合(図10参照)に、直線ポート258が第1・第2開放通路234−1・234−2を連通し、減圧ポンプ244を介して、大気開放通路234を閉鎖する。
また、前記減圧ポンプ244と圧力センサ248と切換弁242のソレノイド254とは、蒸発燃料制御装置212のパージ制御手段238に接続している。
このように、前記大気開放通路234に大気と連通・遮断可能な切換弁242と、蒸発燃料制御装置212内を減圧可能な減圧手段である減圧ポンプ244と、蒸発燃料制御装置212内の圧力を検出可能な圧力検出手段である圧力センサ248と、この圧力センサ248に作用する圧力を基準圧力に調整可能な基準圧力調整手段、つまり切換弁242をバイパスして大気と連通した通路を測定する基準圧力検出手段(図示せず)として機能する基準オリフィス250とを備え、内燃機関202の停止中であるエンジン停止中に切換弁242を大気遮断側に切り換え、かつ減圧手段たる減圧ポンプ244により蒸発燃料制御装置212内を減圧した状態の圧力と基準オリフィス250により調整された基準圧力とを用いて蒸発燃料制御装置212内のリーク診断を行う前記リーク診断手段240とを備えている。
次に、内燃機関202の通常運転時のリーク診断を、図8のタイムチャートに基づいて説明する。
図8において、診断を開始し(時刻t1)、減圧ポンプ244がオフからオンに切り換えられると(時刻t2)、蒸発燃料制御装置212内の圧力が略零(0)の圧力値P1から負圧(−)側に強くなり始め、蒸発燃料制御装置212内の圧力(負圧)が判定基準圧に達して圧力値P2になる。
減圧ポンプ244のオン時(時刻t2)から蒸発燃料制御装置212内の基準圧力を測定する基準圧測定時間である第1の所定時間T1が経過すると、切換弁242がオフ(開)からオン(閉)に切り換えられる(時刻t3)。時刻t2から時刻t3までの第1の所定時間T1においては、蒸発燃料制御装置212内の基準圧力を測定する。
切換弁242がオン(閉)に切り換えられると(時刻t3)、蒸発燃料制御装置212内の圧力(負圧)が圧力値P2から急激に弱まって、正圧(+)側の略零(0)の圧力値P3になる。圧力値P3は、切換弁242がオン(閉)時から第2の所定時間T2の間の最大圧力である。
前記切換弁242がオン(閉)に切り換えられてから(時刻t3)、切換弁242がオン(閉)に維持されていると、蒸発燃料制御装置212内の圧力が圧力値P3から負圧(−)側に強くなり始める。
このとき、蒸発燃料制御装置212が正常(リーク無し)の場合には、実線で示す如く、蒸発燃料制御装置212内の圧力が負圧(−)側へ急激に強くなり、蒸発燃料制御装置212内の圧力が判定基準圧に達して圧力値P4となったときに、前記切換弁242をオン(閉)からオフ(開)に切り換えるとともに、減圧ポンプ244をオンからオフに切り換える(時刻t4)。この時刻t3から時刻t4までの第3の所定時間T3は、蒸発燃料制御装置212の正常時の減圧時間、つまり燃料タンク減圧(正常時)となる。
第3の所定時間T3が経過すると、蒸発燃料制御装置12内の圧力が正圧(+)側の圧力となり、診断を停止し(時刻t5)、蒸発燃料制御装置212内の圧力が零(0)に維持される。
一方、時刻t3から切換弁242がオン(閉)に維持された状態において、蒸発燃料制御装置212がリーク故障時の場合には、破線で示す如く、蒸発燃料制御装置212内の圧力状態が正常時に比べて零(0)側で、負圧が比較的弱い状態となり、第3の所定時間T3が経過した時刻t4においても、蒸発燃料制御装置212内の圧力が判定基準力に達しない。
これにより、蒸発燃料制御装置212がリーク故障時の場合には、正常時よりも大きく遅れて減圧ポンプ244がオンからオフに切り換えられ(時刻t6)、第3の所定時間(T3)が破線で示すように長くなり、その後、切換弁242がオン(閉)からオフ(開)に切り換えられて、蒸発燃料制御装置212内の圧力が正圧(+)側の圧力となるとともに、診断を停止し(時刻t7)、蒸発燃料制御装置212内の圧力が零(0)に維持される。
前記リーク診断手段240は、大気開放通路234に大気と連通・遮断可能な切換弁242と、蒸発燃料制御装置212内を減圧可能な減圧手段である減圧ポンプ244と、蒸発燃料制御装置212内の圧力を検出可能な圧力検出手段である圧力センサ248と、この圧力センサ248に作用する圧力を基準圧力に調整可能な基準圧力調整手段である基準オリフィス250と、内燃機関202の停止中に切換弁242を大気遮断側に切り換え且つ減圧ポンプ244により蒸発燃料制御装置212内を減圧した状態の圧力と基準オリフィス250により調整された基準圧力とを用いて蒸発燃料制御装置212内のリークの有無を判定するリーク判定手段262とを備えている。
これにより、この蒸発燃料制御装置212は、リーク診断時において、減圧ポンプ244により、蒸発燃料制御装置212内の診断経路を減圧してからリーク診断を実施するので、精度の高い診断結果を得ることが可能である。
また、前記切換弁242がオフ(開)で、減圧ポンプ244をオンとした場合には、図9に示す如く、大気開放通路234においては、基準圧測定状態となり、切換弁242が大気開放通路234を遮断し、切換弁242の斜線ポート260が第1バイパス通路246と第2バイパス通路252とを連通する。
更に、前記減圧ポンプ244がオンで、切換弁242をオン(閉)とした場合には、図10に示す如く、大気開放通路234が開放し、燃料タンク減圧状態となり、切換弁242の直線ポート258が第1開放通路234−1と第2開放通路234−2とを連通する。
前記蒸発燃料制御装置212のリーク診断手段240は、図7に示す如く、切換弁242と減圧ポンプ244と圧カセンサ248と基準オリフィス250とを一体化したリークチェックモジュールとしているが、これらは一体化されていなくても良い。また、モジュール化したリーク診断手段240は、キャニスタ216の大気側に設けられる。
通常運転時(実際には停車中の内燃機関停止時)では、リーク診断条件が成立し、リーク診断が開始すると、先ず、切換弁242がオフ(開)の状態で減圧ポンプ244がオンされ、所定時間後に基準圧P2が測定される。次に、減圧ポンプ244がオンのまま、切換弁242がオフ(開)からオン(閉)へ切り換わり、蒸発燃料制御装置212全体が減圧される。減圧中の圧力がP2以下になれば基準未満のリークと判定するとともに、所定時間経過してもP2以下にならなければ基準以上のリークと判定し、減圧ポンプ244をオフ、かつ切換弁242をオフ(開)して、診断を終了する。
しかし、上述した方策において、圧力センサの信号(または電動ポンプの負荷電流値)には、通常、各種ノイズの除去を目的としてフィルタ処理(この発明の実施例における「第1フィルタによるフィルタリング処理」に相当する。)が施されるが、測定開始直後に信号が大きく変化する基準圧測定区間では、信号が不安定であるため、フィルタ処理が不十分で基準圧の精度が低下するという不都合がある。
そこで、この発明は、上述不都合を除去するために、内燃機関の吸気通路と燃料タンクとを接続する蒸発燃料制御通路の途中に設けられた蒸発燃料を吸着するキャニスタと、このキャニスタと大気とを接続する大気開放通路と、前記吸気通路とキャニスタとの間にパージバルブとを備え、前記燃料タンク内に発生する蒸発燃料をキャニスタに吸着し、このキャニスタに吸着された蒸発燃料をパージバルブにより前記吸気通路にパージ制御する内燃機関の蒸発燃料制御装置において、前記大気開放通路に圧力を測定可能な圧力検出手段を備え、前記大気開放通路に大気と連通あるいは遮断可能な切換弁と、この切換弁をバイパスして大気と連通した通路を測定する基準圧力検出手段と、前記蒸発燃料制御装置内を減圧可能な減圧手段とを備え、エンジン停止中に前記切換弁を大気遮断側に切り換え、かつ前記減圧手段により前記蒸発燃料制御装置内を減圧した状態の圧力と、前記基準圧力検出手段により検出される基準圧力とを用いて、前記蒸発燃料制御装置内のリーク診断を行うリーク診断手段を備え、前記圧力検出手段により検出される値をフィルタリング処理するフィルタリング処理手段を備え、このフィルタリング処理手段は、上記減圧した状態の圧力値を検出した場合の第1の処理手段と、上記基準圧力を検出した場合の第2の処理手段とを備えていることを特徴とする。
以上詳細に説明した如くこの本発明によれば、内燃機関の吸気通路と燃料タンクとを接続する蒸発燃料制御通路の途中に設けられた蒸発燃料を吸着するキャニスタと、キャニスタと大気とを接続する大気開放通路と、吸気通路とキャニスタとの間にパージバルブとを備え、燃料タンク内に発生する蒸発燃料をキャニスタに吸着し、キャニスタに吸着された蒸発燃料をパージバルブにより吸気通路にパージ制御する内燃機関の蒸発燃料制御装置において、大気開放通路に圧力を測定可能な圧力検出手段を備え、大気開放通路に大気と連通あるいは遮断可能な切換弁と、切換弁をバイパスして大気と連通した通路を測定する基準圧力検出手段と、蒸発燃料制御装置内を減圧可能な減圧手段とを備え、エンジン停止中に切換弁を大気遮断側に切り換え、かつ減圧手段により蒸発燃料制御装置内を減圧した状態の圧力と、基準圧力検出手段により検出される基準圧力とを用いて、蒸発燃料制御装置内のリーク診断を行うリーク診断手段を備え、圧力検出手段により検出される値をフィルタリング処理するフィルタリング処理手段を備え、フィルタリング処理手段は、上記減圧した状態の圧力値を検出した場合の第1の処理手段と、上記基準圧力を検出した場合の第2の処理手段とを備えているので、蒸発燃料制御システム内を強制的に減圧するシステムを用いてリーク診断手段を行う場合において、診断に用いる2つの圧力値を、夫々最適なフィルタリング処理することができ、リーク診断精度を向上させることが可能であり、これによって、安定した圧力値を常に測定できるので、リーク診断頻度を増加させることが可能である。
上述の如く発明したことにより、蒸発燃料制御システム内を強制的に減圧するシステムを用いてリーク診断手段を行う場合において、診断に用いる2つの圧力値を、夫々最適なフィルタリング処理し、リーク診断精度を向上させ、これによって、安定した圧力値を常に測定し、リーク診断頻度を増加させている。
以下図面に基づいてこの発明の実施例を詳細に説明する。
図1〜図6はこの発明の実施例を示すものである。図2において、12は蒸発燃料制御装置である。この蒸発燃料制御装置12のシステム構成に関しては、図7に開示した従来のものと略同様であるので、従来のものの符号から「200」を減じて表示し、詳細な説明は省略する。
つまり、前記蒸発燃料制御装置12は、内燃機関の吸気通路と燃料タンクとを接続する蒸発燃料制御通路の途中に設けられた蒸発燃料を吸着するキャニスタと、このキャニスタと大気とを接続する大気開放通路と、前記吸気通路とキャニスタとの間にパージバルブとを備え、前記燃料タンク内に発生する蒸発燃料をキャニスタに吸着し、このキャニスタに吸着された蒸発燃料をパージバルブにより前記吸気通路にパージ制御するものである。
そしてこのとき、前記大気開放通路に圧力を測定可能な圧力検出手段である圧力センサ48を備え、前記大気開放通路に大気と連通あるいは遮断可能な切換弁と、この切換弁をバイパスして大気と連通した通路を測定する基準圧力検出手段として機能する基準オリフィス50と、前記蒸発燃料制御装置12内を減圧可能な減圧手段たる減圧ポンプとを備え、エンジン停止中に前記切換弁を大気遮断側に切り換え、かつ前記減圧手段である減圧ポンプにより前記蒸発燃料制御装置12内を減圧した状態の圧力と、前記基準圧力検出手段として機能する基準オリフィス50により検出される基準圧力とを用いて、前記蒸発燃料制御装置12内のリーク診断を行うリーク診断手段40を備え、前記圧力検出手段である圧力センサ48により検出される値をフィルタリング処理するフィルタリング処理手段62を備え、このフィルタリング処理手段62は、上記減圧した状態の圧力値を検出した場合の第1の処理手段64と、上記基準圧力を検出した場合の第2の処理手段66とを備える構成とする。
詳述すれば、前記蒸発燃料制御装置12は、図2に示す如く、前記圧力センサ48からの圧力検出値を入力し、この圧力検出値をA/D変換するA/D変換処理部68と、このA/D変換処理部68に接続される第1フィルタ(図示せず)によるフィルタリング処理を行う第1フィルタ処理部70と、この第1フィルタ処理部70に接続される減圧時の燃料タンク圧測定処理部72と、前記第1フィルタ処理部70に接続される遅延処理部74と、この遅延処理部74に接続される第2フィルタ(図示せず)によるフィルタリング処理を行う第2フィルタ処理部76と、この第2フィルタ処理部76に接続される基準圧測定処理部78と、前記減圧時の燃料タンク圧測定処理部72及び基準圧測定処理部78に夫々接続されるリーク診断処理部80と、このリーク診断処理部80に接続されるMIL制御処理部82と、このMIL制御処理部82に接続されるMIL部84とを有している。
また、前記A/D変換処理部68は、図3に示す如く、前記圧力センサ48からの圧力検出値を入力し、この圧力検出値をA/D変換して圧力センサA/D変換値を求める。
前記第1フィルタ処理部70は、第1フィルタ(図示せず)によるフィルタリング処理を行い、図4に示す如く、ノイズを除去する。
前記減圧時の燃料タンク圧測定処理部72は、減圧時の燃料タンク内圧力を測定する。
前記遅延処理部74は、基準圧測定区間の開始から第2フィルタ(図示せず)によるフィルタリング処理を行う第2フィルタ処理部76に移行する場合に、実際の基準圧付近へ到着するのにある程度の時間を必要とするが、この基準圧測定区間を短縮するために、図6に示す如く、第2フィルタ処理部76による第2フイルタ処理を遅延させ、前記第1フィルタ処理部70による第1フィルタ処理後の信号が基準圧付近にある程度近づいてから第2フィルタ処理部76に移行させるものである。
前記第2フィルタ処理部76は、図5に示す如く、前記第1フィルタ処理部70による第1フィルタ処理後の信号に第2フィルタ(図示せず)によるフィルタリング処理を行い、信号を安定化させるものである。
前記基準圧測定処理部78は、前記第2フィルタ処理部76における第2フィルタ(図示せず)によるフィルタリング処理によって、安定化された信号の基準圧を測定する。
前記リーク診断処理部80は、前記減圧時の燃料タンク圧測定処理部72による減圧時の燃料タンク内圧力の測定後、及び前記基準圧測定処理部78による安定化された信号の基準圧の測定後に、
リーク診断を実施する。
リーク診断を実施する。
そして、前記フィルタリング処理手段62は、前記第1の処理手段64と第2の処理手段66とを有する。
このとき、前記フィルタリング処理手段62の第1の処理手段64は、前記第1フィルタ処理部70を経て、減圧時の燃料タンク圧測定処理部72に至り、リーク診断処理部80に移行する処理流れとなる。
また、前記フィルタリング処理手段62の第2の処理手段66は、第1の処理手段64より圧力値が安定した値になるように処理されるものであり、2段階のフィルタリング処理から構成され、基準圧力を検出し始めると第1フィルタによりフィルタリングされ、その後所定時間経過後に第2フィルタによりフィルタリングされる。
つまり、前記フィルタリング処理手段62の第2の処理手段66は、前記第1フィルタ処理部70を経て、遅延処理部74から第2フィルタ処理部76に至り、基準圧測定処理部78の後にリーク診断処理部80に移行する処理流れとなる。
従いまして、この発明の実施例は、基準圧測定時の圧力センサ(または電動ポンプ電流)のフィルタ処理方法と、所定時間燃料タンク減圧後の燃料タンク圧センサ信号(または電動ポンプ電流)のフイルタ処理方法とを、夫々最適化する方法に切り換えることで、リーク診断精度の向上を図るものである。
次に図1の前記蒸発燃料制御装置12のリーク診断用フローチャートに沿って作用を説明する。
前記蒸発燃料制御装置12は、内燃機関の通常運転時(実際は停車時の内燃機関停止中)に、リーク診断のプログラムがスタート(102)すると、モニタ条件が成立するか否かの判断(104)に移行する。
この判断(104)がNOの場合には、プログラムの終了(106)に移行し、判断(104)がYESの場合には、蒸発燃料制御装置12内の初期圧力P1を測定(108)し、減圧ポンプをオン(110)し、減圧ポンプのオン時から第1の所定時間T1の経過後に蒸発燃料制御装置12内の圧力P2を測定(112)し、基準圧力偏差△P1を式
△P1=P1−P2
によって演算する処理(114)に移行する。
△P1=P1−P2
によって演算する処理(114)に移行する。
このように、切換弁がオフ(開)で、減圧ポンプをオンとした場合には、大気開放通路においては、基準圧力の測定状態となり、切換弁が大気開放通路を遮断し、切換弁の斜線ポートが第1バイパス通路と第2バイパス通路とを連通する(図9参照)。
前記基準圧力偏差△P1を式
△P1=P1−P2
によって演算する処理(114)の後に、演算された基準圧力偏差△P1がDP11(第1の基準圧力判定値)未満であるか否かの判断(116)に移行し、この判断(116)がYESの場合には、基準圧力偏差△P1が異常に低い(118)とし、減圧ポンプをオフ(120)とし、プログラムの終了(122)に移行する。
△P1=P1−P2
によって演算する処理(114)の後に、演算された基準圧力偏差△P1がDP11(第1の基準圧力判定値)未満であるか否かの判断(116)に移行し、この判断(116)がYESの場合には、基準圧力偏差△P1が異常に低い(118)とし、減圧ポンプをオフ(120)とし、プログラムの終了(122)に移行する。
また、演算された基準圧力偏差△P1がDP11(第1の基準圧力判定値)未満であるか否かの判断(116)において、この判断(116)がNOの場合には、基準圧力偏差△P1がDP12(第2の基準圧力判定値)超えであるか否かの判断(124)に移行し、この判断(124)がYESの場合には、基準圧力偏差△P1が異常に高い(126)とし、減圧ポンプをオフする処理(120)に移行する。
前記基準圧力偏差△P1がDP12(第2の基準圧力判定値)超えであるか否かの判断(124)において、この判断(124)がNOの場合には、切換弁をオン(閉)(128)とし、切換弁のオン時から第2の所定時間T2の間に蒸発燃料制御装置12内の最大圧力P3を測定(130)し、バルブ切換圧力偏差△P2を式
△P2=P3−P2
によって演算する処理(132)に移行し、前記減圧中の蒸発燃料制御装置12内の圧力P4を更新(134)し、リーク判定圧力偏差△P3を式
△P3=P4−P2
によって演算する処理(136)に移行し、切換弁のオン(閉)時から第3の所定時間T3が経過したか否かの判断(138)に移行し、この判断(138)がYESの場合には、蒸発燃料制御装置12がリーク故障(140)とし、後述する減圧ポンプをオフとし、且つ切換弁をオフ(開)とする処理(146)に移行し、判断(138)がNOの場合には、リーク判定圧力偏差△P3がLEAK(リーク判定値)未満であるか否かの判断(142)に移行する。
△P2=P3−P2
によって演算する処理(132)に移行し、前記減圧中の蒸発燃料制御装置12内の圧力P4を更新(134)し、リーク判定圧力偏差△P3を式
△P3=P4−P2
によって演算する処理(136)に移行し、切換弁のオン(閉)時から第3の所定時間T3が経過したか否かの判断(138)に移行し、この判断(138)がYESの場合には、蒸発燃料制御装置12がリーク故障(140)とし、後述する減圧ポンプをオフとし、且つ切換弁をオフ(開)とする処理(146)に移行し、判断(138)がNOの場合には、リーク判定圧力偏差△P3がLEAK(リーク判定値)未満であるか否かの判断(142)に移行する。
このリーク判定圧力偏差△P3がLEAK(リーク判定値)未満であるか否かの判断(142)において、判断(142)がNOの場合には、減圧中の蒸発燃料制御装置12内の圧力P4の更新(134)にリターンし、判断(142)がYESの場合には、蒸発燃料制御装置12が正常(144)とし、減圧ポンプをオフとし、且つ切換弁をオフ(開)とする処理(146)に移行し、プログラムの終了(148)に移行する。
これにより、前記大気開放通路に圧力を測定可能な圧力検出手段である圧力センサ48を備え、前記大気開放通路に大気と連通あるいは遮断可能な切換弁と、この切換弁をバイパスして大気と連通した通路を測定する基準圧力検出手段として機能する基準オリフィス50と、前記蒸発燃料制御装置12内を減圧可能な減圧手段たる減圧ポンプとを備え、エンジン停止中に前記切換弁を大気遮断側に切り換え、かつ前記減圧手段である減圧ポンプにより前記蒸発燃料制御装置12内を減圧した状態の圧力と、前記基準圧力検出手段として機能する基準オリフィス50により検出される基準圧力とを用いて、前記蒸発燃料制御装置12内のリーク診断を行うリーク診断手段40を備え、前記圧力検出手段である圧力センサ48により検出される値をフィルタリング処理するフィルタリング処理手段62を備え、このフィルタリング処理手段62は、上記減圧した状態の圧力値を検出した場合の第1の処理手段64と、上記基準圧力を検出した場合の第2の処理手段66とを備える構成としたことによって、蒸発燃料制御システム内を強制的に減圧するシステムを用いてリーク診断手段を行う場合において、診断に用いる2つの圧力値を、夫々最適なフィルタリング処理することができ、リーク診断精度を向上させることが可能であり、これによって、安定した圧力値を常に測定できるので、リーク診断頻度を増加させることが可能である。
また、前記フィルタリング処理手段62の第2の処理手段66は、第1の処理手段64より圧力値が安定した値になるように処理されることにより、基準圧力を測定した場合には、より安定した値になるようにフィルタリング処理されるため、リーク診断時のベース圧力値として用いるだけの信頼性を十分確保することが可能である。
更に、前記フィルタリング処理手段62の第2の処理手段66は、2段階のフィルタリング処理から構成され、基準圧力を検出し始めると第1フィルタによりフィルタリングされ、その後所定時間経過後に第2フィルタによりフィルタリングされることにより、測定する圧力が基準圧に近づいてから、第2フィルタリング処理を行うので、基準圧まで減圧する時間を長くすることなく、精度の高い基準圧力を測定することが可能である。
なお、この発明は上述実施例に限定されるものではなく、種々の応用改変が可能である。
例えば、減圧時の燃料タンク圧や基準圧等の気体圧力は、温度に応じてその膨張率が種々変化するため、外気温やエンジン水温等の温度値を測定し、この温度値により減圧時の燃料タンク圧や基準圧を補正する特別構成とすることも可能である。
さすれば、温度値に応じて減圧時の燃料タンク圧や基準圧を補正することができ、正確な減圧時の燃料タンク圧や基準圧を得ることが可能となり、リーク診断精度の向上に寄与し得るものである。
12 蒸発燃料制御装置
40 リーク診断手段
48 圧力センサ
50 基準オリフィス
62 フィルタリング処理手段
64 第1の処理手段
66 第2の処理手段
68 A/D変換処理部
70 第1フィルタ処理部
72 減圧時の燃料タンク圧測定処理部
74 遅延処理部
76 第2フィルタ処理部
78 基準圧測定処理部
80 リーク診断処理部
82 MIL制御処理部
84 MIL部
40 リーク診断手段
48 圧力センサ
50 基準オリフィス
62 フィルタリング処理手段
64 第1の処理手段
66 第2の処理手段
68 A/D変換処理部
70 第1フィルタ処理部
72 減圧時の燃料タンク圧測定処理部
74 遅延処理部
76 第2フィルタ処理部
78 基準圧測定処理部
80 リーク診断処理部
82 MIL制御処理部
84 MIL部
Claims (3)
- 内燃機関の吸気通路と燃料タンクとを接続する蒸発燃料制御通路の途中に設けられた蒸発燃料を吸着するキャニスタと、このキャニスタと大気とを接続する大気開放通路と、前記吸気通路とキャニスタとの間にパージバルブとを備え、前記燃料タンク内に発生する蒸発燃料をキャニスタに吸着し、このキャニスタに吸着された蒸発燃料をパージバルブにより前記吸気通路にパージ制御する内燃機関の蒸発燃料制御装置において、前記大気開放通路に圧力を測定可能な圧力検出手段を備え、前記大気開放通路に大気と連通あるいは遮断可能な切換弁と、この切換弁をバイパスして大気と連通した通路を測定する基準圧力検出手段と、前記蒸発燃料制御装置内を減圧可能な減圧手段とを備え、エンジン停止中に前記切換弁を大気遮断側に切り換え、かつ前記減圧手段により前記蒸発燃料制御装置内を減圧した状態の圧力と、前記基準圧力検出手段により検出される基準圧力とを用いて、前記蒸発燃料制御装置内のリーク診断を行うリーク診断手段を備え、前記圧力検出手段により検出される値をフィルタリング処理するフィルタリング処理手段を備え、このフィルタリング処理手段は、上記減圧した状態の圧力値を検出した場合の第1の処理手段と、上記基準圧力を検出した場合の第2の処理手段とを備えていることを特徴とする内燃機関の蒸発燃料制御装置。
- 前記第2の処理手段は、第1の処理手段より圧力値が安定した値になるように処理されることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の蒸発燃料制御装置。
- 前記第2の処理手段は、2段階のフィルタリング処理から構成され、基準圧力を検出し始めると第1フィルタによりフィルタリングされ、その後所定時間経過後に第2フィルタによりフィルタリングされていることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の蒸発燃料制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005094164A JP2006274895A (ja) | 2005-03-29 | 2005-03-29 | 内燃機関の蒸発燃料制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005094164A JP2006274895A (ja) | 2005-03-29 | 2005-03-29 | 内燃機関の蒸発燃料制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006274895A true JP2006274895A (ja) | 2006-10-12 |
Family
ID=37209895
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005094164A Pending JP2006274895A (ja) | 2005-03-29 | 2005-03-29 | 内燃機関の蒸発燃料制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006274895A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009293615A (ja) * | 2008-05-09 | 2009-12-17 | Nissan Motor Co Ltd | エバポパージシステムのリーク診断装置 |
CN113047972A (zh) * | 2019-12-27 | 2021-06-29 | 现代自动车株式会社 | 泄漏诊断系统及其方法以及包括泄漏诊断系统的车辆 |
-
2005
- 2005-03-29 JP JP2005094164A patent/JP2006274895A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009293615A (ja) * | 2008-05-09 | 2009-12-17 | Nissan Motor Co Ltd | エバポパージシステムのリーク診断装置 |
CN113047972A (zh) * | 2019-12-27 | 2021-06-29 | 现代自动车株式会社 | 泄漏诊断系统及其方法以及包括泄漏诊断系统的车辆 |
CN113047972B (zh) * | 2019-12-27 | 2023-08-08 | 现代自动车株式会社 | 泄漏诊断系统及其方法以及包括泄漏诊断系统的车辆 |
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