JP4455288B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置、その制御方法、及びプログラムに関し、特に、給紙装置等の周辺装置に対する記録媒体の搬送速度の設定技術に関する。
従来、複写機等の画像形成装置において、電子写真方式等の画像形成部に対してサイズ、材質等が異なる複数種の記録媒体(記録用紙)を選択的に給紙するために複数の給紙装置を備えたものが知られており、また、ユーザの経費負担を軽減すべく、この給紙装置をオプションで提供するものも実現されている。
従来、このオプション給紙装置は、画像形成装置本体での記録用紙の搬送速度や搬送シーケンスの違いのために画像形成装置毎に開発されていたが、近年、搬送速度等の異なる各種の画像形成装置でオプション給紙装置を汎用的に使用できるようにするために、次のような各種の搬送速度の設定方式が提案されている。
すなわち、画像形成装置本体からオプション給紙装置に搬送速度をその都度指定する方式、オプション給紙装置に設けられたディップスイッチにより搬送速度を切替設定する方式(特許文献1参照)、感光体の移動速度、給紙・搬送経路上の用紙センサ、レジストローラ等の位置情報、給紙速度・搬送速度等のシステム全体の制御タイミングに係るデータを予め一括してオプション給紙装置に送信しておく方式(特許文献2参照)、各段のオプション給紙装置で異なる搬送速度を使用する場合に、各段のオプション給紙装置の搬送速度を予め設定しておく方式(特許文献3参照)が提案されている。
特開平05−000538号公報 特開平08−328445号公報 実開平05−068977号公報
しかしながら、搬送速度をその都度指定する方式では、搬送速度を指定するための時間がかかり、搬送制御を高速化できないという問題があった。ディップスイッチにより搬送速度を切替設定する方式では、複数機種分の搬送速度や搬送制御手順に対応するための複雑なソフトウェアを画像形成装置本体に搭載しておく必要があり、ソフトウェア用のメモリ容量が増大し、コスト高となっていた。
また、システム全体の制御タイミングに係るデータを予め一括してオプション給紙装置に送信しておく方式では、あらゆる制御タイミングに係るデータを想定して当該データを解析する複雑なソフトウェアをオプション給紙装置に搭載しておく必要があり、コスト高となっていた。
さらに、画像形成装置本体側で、記録用紙の種類(材質、サイズ等)、画像形成の形態(解像度、カラーモードなど)に応じて搬送速度や搬送制御手順を変更したくても、上記の従来技術では変更できない場合があった。
本発明は、このような背景の下になされたもので、その目的は、搬送速度の異なる各種の画像形成装置本体で周辺装置を汎用的に使用することができるとともに、周辺装置に対して安価な構成で複数の搬送速度を設定でき、且つ高速に画像を形成し得る画像形成装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、画像形成装置本体と、当該画像形成装置本体に着脱可能に設けられ、記録媒体の搬送機能を持つ周辺装置とを有する画像形成装置において、記録媒体の給紙に先立って、前記画像形成装置本体で使用する複数の搬送速度を前記画像形成装置本体から前記周辺装置へ送信する送信手段と、前記送信手段により送信された前記複数の搬送速度を所定の識別コードに対応付けて前記周辺装置に対して設定する設定手段と、記録媒体を給紙する際に、前記画像形成装置本体から前記周辺装置に対して前記識別コードを指定する指定手段と、前記設定手段により設定された前記複数の搬送速度のうち、前記指定手段により指定された前記識別コードに対応する搬送速度で記録媒体を搬送するよう制御する制御手段とを有している。
本発明によれば、搬送速度の異なる各種の画像形成装置本体で周辺装置を汎用的に使用することができるとともに、周辺装置に対して安価な構成で複数の搬送速度を設定でき、且つ高速に画像を形成し得る画像形成装置を提供することが可能となる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図であり、10は画像形成装置本体の一部、20,30,40,50はオプション給紙装置である。なお、図1の破線は、最下段のオプション給紙装置50から給紙した場合の記録用紙の搬送経路を示している。
画像形成装置本体10は、不図示の本体給紙部の他、不図示の電子写真方式の画像形成部、及び不図示の紙搬送経路等を具備している。11は本体給紙部の給紙トレイ(図示省略)からピックアップされた記録用紙を引抜く引抜きローラであり、オプション給紙装置20,30,40,50から搬送されてくる記録用紙を搬送する搬送ローラとしても機能する。12は本体給紙センサであり、引抜きローラ11で搬送される記録用紙の搬送タイミングが適正あるか否かを監視するために用いられる。
18はレジ前センサであり、19はレジストローラである。16は画像形成装置本体10とオプション給紙装置20,30,40,50を接続するためのドロア(引出し)型コネクタであり、オプション給紙装置20,30,40,50を重ね合わせるだけで、これら装置と電気的に接続することができる。
後述する本体制御部17は、レジストローラ19の回転を停止させた状態でレジ前センサ18が記録用紙を検知した後、所定時間経過した後にレジストローラ19の回転を再開させることで、記録用紙の斜行を矯正すると共に、記録用紙に転写される転写用画像の形成タイミングと、転写位置への記録用紙の搬送タイミングとを一致させる。本体制御部17は、上記のような画像形成装置本体10の各部の制御を行うと共に、オプション給紙装置20,30,40,50に対する各種の制御を行う。
オプション給紙装置20,30,40,50の構成は同一であるので、ここではオプション給紙装置20を例に説明する。
21はオプション給紙装置20の給紙トレイ(図示省略)からピックアップされた記録用紙を引抜く引抜きローラであり、下段のオプション給紙装置から搬送されてくる記録用紙を搬送する搬送ローラとしても機能する。22はOP(オプション)給紙センサであり、引抜きローラ21で搬送される記録用紙の搬送タイミングが適正であるか否かを監視するために利用される。23は紙有無センサであり、オプション給紙装置20の給紙トレイに記録用紙がセットされているか否かを検出するために利用される。
24はモータであり、オプション給紙装置20内での記録用紙の給紙・搬送を行うための各種のローラ等の駆動用モータとして機能する。25は給紙トレイから記録用紙をピックアップするピックアップローラ(図示省略)を給紙トレイ上の記録用紙と接触させてピックアップ動作を行うか、或いはピックアップローラと記録用紙の接触状態を解除してピックアップ動作を停止するかを切替えるためのソレノイドである。このような給紙トレイ上の記録用紙とピックアップローラとの接触/非接触状態の制御により、オプション給紙装置20から記録用紙を給紙するか、或いは下段のオプション給紙装置からの搬送されてくる記録用紙を単に搬送するだけかの切替えが行われる。
27は画像形成装置本体10との間で通信を行い、オプション給紙装置20の各部を制御するためのOP制御部である。26はサイズ検知部であり、OP制御部27は、サイズ検知部26を使用して、オプション給紙装置20の給紙トレイにセットされている記録用紙のサイズを認識する。28は画像形成装置本体10、又は上段のオプション給紙装置と電気的に接続するための上側ドロアコネクタであり、29は下段のオプション給紙装置と電気的に接続するための下側ドロアコネクタである。
なお、画像形成装置本体10の本体制御部17、オプション給紙装置20,30,40,50のOP制御部27,37,47,57は、マイクロコンピュータにより構成され、不図示の中央演算処理装置、各種のメモリを有している。このメモリには、オペレーションシステムの他に、後述する本実施形態に係る処理を行うためのアプリケーションプログラムが格納されている。
このような構成の下で、画像形成装置本体10の本体制御部17は、各オプション給紙装置20,30,40,50のOP制御部27,37,47,57と通信を行って、記録用紙の複数の搬送速度を各オプション給紙装置20,30,40,50に設定すると共に、実際に画像形成動作を行う際には、各搬送速度に割り当てた速度ID番号(速度コード、識別コード)で搬送速度を指示する。
図2は、画像形成装置本体10とオプション給紙装置20,30,40,50との通信系の接続を示した図である。本体制御部17は、シリアル通信によりリレー方式でOP制御部27,37,47,57とパケット通信を行っており、OP制御部27,37,47,57に対して、TXDデータ(送信パケット)、RXDデータ(受信パケット)の確定を示すSTB(ストローブ)信号を出力している。
各オプション給紙装置20,30,40,50は、OP制御部27,37,47,57の他に、それぞれ、RXDデータ用のセレクタ5a,5b,5c,5d、及びTXDデータ用のセレクタ6a,6b,6c,6dを有している。なお、TXDデータ用のセレクタ6a,6b,6c,6dのA端子は接地されている。
本体制御部17は、シリアルのTXDデータを送出した後にSTB信号をアサートすることで、OP制御部27,37,47,57にデータの確定を通知する。STB信号でデータの確定を通知されたOP制御部27,37,47,57は、現在のシリアルのTXDデータを自分宛のデータとして取り込む。
例えば、オプション給紙装置50に対して搬送速度を設定する場合、その搬送速度(TXDデータ)は、本体制御部17のTXD端子→OP制御部27のRXD端子、TXD端子→セレクタ6aのB端子、Y端子→OP制御部37のRXD端子、TXD端子→セレクタ6bのB端子、Y端子→OP制御部47のRXD端子、TXD端子→セレクタ6cのB端子、Y端子→OP制御部57のRXD端子の順でリレーされる。
この場合、本体制御部17は、オプション給紙装置50のOP制御部57にTXDデータが転送されたタイミングで、STB信号をアサートし、OP制御部57は、このアサートされたSTB信号に基づいて、RXD端子から搬送速度(TXDデータ)を取り込む。
なお、本体制御部17は、オプション給紙装置40にTXDデータを送信する場合は、オプション給紙装置40のOP制御部47にTXDデータが転送されたタイミングで、STB信号をアサートし、OP制御部47は、このアサートされたSTB信号に基づいて、RXD端子からTXDデータを取り込む(他のオプション給紙装置30,20に対してTXDデータを送信する場合も同趣旨)。厳密には、本体制御部17は常に全段分のTXDデータを送信した後にSTB信号をアサートする。つまり、本体制御部17は、まずOP制御部57用のTXDデータを送信し、次にOP制御部47用のTXDデータを送信し、同様にOP制御部37用のTXDデータ、OP制御部27用のTXDデータを順に送信し、OP制御部57へTXDデータが到達した時点でSTB信号をアサートする。
また、例えば、オプション給紙装置50から返信する場合、その返信データ(RXDデータ)は、オプション制御部57のTXD端子→セレクタ5dのA端子、Y端子→セレクタ5cのB端子、Y端子→セレクタ5bのB端子、Y端子→セレクタ5aのB端子、Y端子→本体制御部のRXD端子の順でリレーされる。
なお、本実施の形態では、各OP制御部27,37,47,57は、自発的に本体制御部17にデータを送信することはなく、本体制御部17からデータを受信した場合に限り、その返信としてデータを本体制御部17に送信しているので、各OP制御部27,37,47,57は、上記の自己にアサートされたSTB信号に基づいて、本体制御部17に返信データ(RXDデータ)を送信する。
また、RXDデータ用のセレクタ5a,5b,5cには、それぞれ自己が属するオプション給紙装置20,30,40のOP制御部27,37,47が返信する返信データがA端子に入力されると共に、後段のオプション給紙装置30,40,50のOP制御部37,47,57が返信する返信データがB端子に入力されるが、OP制御部27,37,47は、上記の自己にアサートされたSTB信号に基づいて、本体制御部17に返信データ(RXDデータ)を送信する場合は、A端子のデータを出力し、後段からの返信データを転送する場合は、B端子のデータを出力するようにセレクタ5a,5b,5cを切替える。
なお、最終段のオプション給紙装置50では、後段からの返信データを転送する必要がないので、OP制御部57は、常に、A端子のデータを出力するようにセレクタ5dを切替・設定している。
次に、本体制御部17とOP制御部27,37,47,57との間の通信で使用されるパケットについて説明する。
図3は、本体制御部17とOP制御部27,37,47,57の間で送受信されるパケットの基本構成を示した図であり、8ビットのパケットのうち5ビットはデータ用、2ビットはコマンド用、1ビットはパリティチェック用に割当てられている。
図4は、イニシャライズ通信に係るパケットの構成を示す図である。図4(a)は、本体制御部17からOP制御部27,37,47,57に送信されるイニシャライズコマンドに係るパケットの構成を示し、bit6〜bit5のコマンドは{11}となっており、bit4〜bit0のデータは「速度数」となっている。この「速度数」は、画像形成装置本体10で制御可能な記録用紙の搬送速度の数を示すものであり、この速度数分の搬送速度が各オプション装置20,30,40,50のモータ24,34,44,54に対して設定される。
本体制御部17は、例えば電源が投入された際、或いは画像形成処理を開始する際に、まず、図4(a)のイニシャライズコマンドに係るパケットを各OP制御部27,37,47,57に送信する。この場合、本体制御部17は、実際に何段のオプション給紙装置が接続されているか不明なので、最大接続段数(本実施の形態では4段)と同数回だけイニシャライズコマンドに係るパケットを送信して、その都度STB信号をアサートし、そのイニシャライズコマンドに対する応答パケットの返信数により、オプション給紙装置が実際に何段接続されているかを認識する。
図4(b)は、イニシャライズコマンドに対して各OP制御部27,37,47,57が本体制御部17に返信する応答パケットの構成を示し、bit6〜bit5のコマンドは{00}となっており、bit4〜bit0のデータは「サイズコード」となっている。この「サイズコード」は、イニシャライズ時に当該オプション給紙装置20,30,40,50の給紙トレイにセットされている記録用紙のサイズを示すコードであり、この用紙サイズは、当該オプション給紙装置20,30,40,50のサイズ検知部26,36,46、56により検知ることができる。
本体制御部17は、実際のオプション給紙装置の接続段数を認識した後、図5(a)に示した速度設定コマンドに係るパケットを、接続に係るオプション給紙装置のOP制御部に送信する。この速度設定コマンドに係るパケットでは、bit6〜bit5の速度設定コマンドは{01}となっており、bit4は「最終桁フラグ」、bit3〜bit0は「速度データ」となっている。
本実施の形態では、速度設定コマンドに係る1つのパケットでは4ビット分の速度データを送信するのに対し、速度データを12ビットで表現(最大搬送速度は、例えば8192.5mm/sec)することとしているので、1つのオプション給紙装置に対して1つの速度データを設定する場合、図5(a)のパケットを3回送信するようにしている。すなわち、本体制御部17は、3パケットで1セットの速度データを、「速度数×接続段数」だけ送信している。
この場合、「最終桁フラグ」は、1セットの最終パケットである3パケット目でのみ「1」となり、1,2パケット目では「0」となる。なお、このように「最終桁フラグ」を用いているので、速度データを13ビット以上のビットで表現して1セットのパケット数を4パケット以上とし、より高速の搬送速度を設定することも可能である。
また、例えば、1番目に送信した速度データの速度ID番号は「1」、2番目に送信した速度データの速度ID番号は「2」、…といったように、本体制御部17は、各速度データに対して設定順(すなわち、送信順)と対応する速度ID番号(速度コード)を割当てている。ただし、本体制御部17は、この速度ID番号を実際にOP制御部27,37,47,57に送信することはなく、OP制御部27,37,47,57側で、1セット3パケットの速度データを受信する毎に、その受信順番を速度ID番号として認識し、その認識した速度ID番号と対応づけて当該速度データを記憶している。
OP制御部27,37,47,57は、速度設定コマンドに係る1つのパケットを受信する毎に、その応答パケットとして、当該速度設定コマンドに係るパケットをそのまま本体制御部17に返信する(図5(b)参照)。このように、受信した速度設定コマンドに係るパケットをそのまま返信することにより、本体制御部17では、通信エラー、すなわち速度データの誤設定を厳密にチェックすることが可能となる。
本体制御部17は、以上のようにして、オプション給紙装置の接続段数やそのオプション給紙装置にセットされている記録用紙のサイズを認識し、これら接続に係るオプション給紙装置に対して複数の搬送速度を設定した後、図示省略した操作部で指定されたサイズの用紙がセットされているオプション給紙装置に対して、実際の画像形成のための搬送速度等を指定する。
この搬送速度等の指定は、図6(a)に示した通常コマンドに係るパケットを用いて行う。この通常コマンドに係るパケットでは、bit6〜bit5の速度指定コマンドは{00}となっており、bit4は「ソレノイドON/OFF」、bit3は「モータON/OFF」、bit2〜bit0は「指定速度」となっている。 bit4の「ソレノイドON/OFF」とbit3の「モータON/OFF」では、ビット値「0」が「OFF」に対応し、ビット値「1」が「ON」に対応している。
なお、ソレノイド25,35,45,55がONされた場合は、前述のピックアップローラが給紙トレイの記録用紙と接触状態となり、初期状態では、ソレノイド25,35,45,55はOFFとなっている。
また、bit2〜bit0の「指定速度」では、実際の速度データそれ自体ではなく、その速度データに割り当てられた速度ID番号が記録されている。すなわち、bit2〜bit0の3ビットを速度指定用に割り当てた場合、上記の12ビットで表現された速度データそれ自体を指定するためには、4つの通常コマンドに係るパケットを送信する必要がある。
しかし、本実施の形態のように、速度ID番号で速度を指定する場合は、1つの通常コマンドに係るパケットを送信するだけで、12ビット表現の速度データのうち8種類の速度を選択的に(1つだけを選択)指定することが可能となる。ただし、bit2〜bit0の3ビットの値「0」をモータイニシャライズ処理要求と定義した場合は、1つの通常コマンドに係るパケットで7種類の速度を選択的に指定することができる。
換言すれば、画像形成時には、速度ID番号で速度を指定することにより通信量を低減することができるので、高速に画像を形成することが可能となる。
なお、モータ停止を1つの速度であると定義して「モータON/OFF」用の専用ビットを削除し、bit3〜bit0の4ビットを速度指定に使用すれば、bit3〜bit0の4ビットの値「0」をモータイニシャライズ処理要求と定義したとしても、1つの通常コマンドに係るパケットで15種類の速度を選択的に指定することが可能となる。
本体制御部17から図6(a)の通常コマンドに係るパケットを受信したOP制御部(OP制御部27,37,47,57のうちの1つ)は、図6(b)に示した応答パケットを本体制御部17に返信する。この応答パケットは、bit6〜bit5のコマンドは{11}となっており、bit4は「ソレノイドON/OFF」、bit3は「OPセンサON/OFF」、bit2は「紙有無センサON/OFF」、bit1〜bit0は「モータ状態」となっている。
bit4の「ソレノイドON/OFF」、bit3の「OP給紙センサON/OFF」、bit2の「紙有無センサON/OFF」では、ビット値「0」が「OFF」に対応し、ビット値「1」が「ON」に対応している。また、bit1〜bit0の「モータ状態」では、{00}が「停止」、{01}が「加速」、{10}が「減速」、{11}が「等速」と定義されている。
図7(a)は、本体制御部17から接続中のオプション給紙装置にセットされている記録用紙のサイズを要求するサイズ要求コマンドに係るパケットの構成を示している。このサイズ要求コマンドに係るパケットでは、bit6〜bit5のコマンドは{10}、bit4〜bit0は「不定状態」となっている。
このサイズ要求コマンドに係るパケットに対してOP制御部が応答する応答パケットは、図7(b)に示したように構成されている。この応答パケットでは、bit6〜bit5のコマンドは{10}、bit4〜bit0は「サイズコード」となっている。なお、用紙サイズとしては、A3、LDR、B4、LGL、A4、A5、B5、EXE、UNIVERSAL×4、紙無し等を想定している。
本体制御部17は、図4、図5に示したパケットによりイニシャライズ通信処理を行った後は、図6に示した速度指定用の通常パケットによる通信と図7に示したサイズ要求用のパケットを適宜使い分ける。例えば、画像形成処理中でないとき(スタンバイ中)は、速度指定用の通常パケットとサイズ要求用のパケットを交互に送信することにより、それらパケットに対する応答パケットにより、ソレノイド、OP給紙センサ、紙有無センサ、サイズ検知部の状態を監視し、用紙サイズが途中で変わることがない画像形成処理中は、通常コマンドだけを送信する。
ただし、例えば1枚目の表紙用(表の表紙と裏の表紙の内容を1枚の記録用紙に記録)の記録用紙にはA3サイズの記録用紙を使用し、2枚目以降の各ページの画像はB4サイズの記録用紙に記録する場合のように、画像形成処理の途中で記録用紙のサイズを変更する場合は、画像形成処理中であっても速度指定用の通常パケットとサイズ要求用のパケットを適宜選択して送信する。
次に、本体制御部17とOP制御部27,37,47,57との間で実行される通信処理の概要を、図8のフローチャートに基づいて説明する。
電源がONされた場合、或いは装置のリセットが指示された場合には(ステップS1)、本体制御部17、OP制御部27,37,47,57は、それぞれ単独で初期化処理を行う(ステップS2)。次に、本体制御部17は、OP制御部27,37,47,57との間でイニシャライズ通信処理を行い、複数の搬送速度の設定等の初期設定を行う。(ステップS3)。この初期設定が終了すると、本体制御部17は、通常通信モードに移行し、電子写真方式での画像形成動作、装置本体での給紙動作、オプション給紙装置での給紙動作をはじめとする各種の動作を制御する(ステップS4)。
次に、図8のステップS3におけるイニシャライズ通信処理の詳細を、図9のシーケンス図に基づいて説明する。
本体制御部17は、イニシャライズ通信処理では、まず、或る1つのOP制御部(ここではOP制御部57とする)に対して図4(a)の速度設定数を通知するイニシャライズコマンドに係るパケットを送信する(ステップS11)。この速度設定数通知用のイニシャライズコマンドに係るパケットに対して、OP制御部57は、自己が属するオプション装置50にセットされている記録用紙のサイズコードを、図4(b)の応答パケットにより返信する。(ステップS12)。
本体制御部17は、OP制御部57から返信された記録用紙のサイズコードを、オプション給紙装置50の段数(ここでは5段目)と対応付けて記憶すると共に、必要に応じて(不図示の)操作部等に通知する。そして、本体制御部17は、図5(a)の速度設定コマンドに係るパケット(12ビット表現の速度データはbit11〜bit8に対応、最終桁フラグは「0」)をOP制御部57に送信する(ステップS13)。
この速度設定コマンドに係るパケットに対して、OP制御部57は、図5(b)の応答パケットを返信する(ステップS14)。次に、本体制御部17は、図5(a)の速度設定コマンドに係るパケット(12ビット表現の速度データはbit7〜bit4に対応、最終桁フラグは「0」)をOP制御部57に送信する(ステップS15)。この速度設定コマンドに係るパケットに対して、OP制御部57は、図5(b)の応答パケットを返信する(ステップS16)。
次に、本体制御部17は、図5(a)の速度設定コマンドに係るパケット(12ビット表現の速度データはbit3〜bit0に対応、最終桁フラグは「1」)をOP制御部57に送信する(ステップS17)。この速度設定コマンドに係るパケットに対して、OP制御部57は、図5(b)の応答パケットを返信する(ステップS18)。
なお、OP制御部57は、12ビットの最初の速度データを受信し終えた時点、すなわち、最終桁フラグが「1」のパケットを受信した時点で、この最初の受信に係る速度データの速度ID番号が1番であるものと認識し、この速度ID番号「1」と対応付けて当該速度データを所定のメモリ(図示省略)に保存する。
次に、本体制御部17とOP制御部57との間で上記ステップS13〜S18と同様の通信を行うことにより、2番目の速度データをOP制御部57に設定する(ステップS19〜S24)。この場合は、OP制御部57は、2番目に受信した12ビットの速度データを速度ID番号「2」と対応付けて所定のメモリに保存する。
本体制御部17は、以上のような速度設定処理をステップS11で通知した速度数の分だけ行うことにより、本体制御部17で制御可能な複数の搬送速度をオプション給紙装置50のOP制御部57に対して設定する。また、OP制御部57に対して行ったのと同様の速度設定処理を、接続されている他のオプション給紙装置40,30,20のOP制御部47,37,27に対して順次行う。
なお、この速度設定処理は、前述のように電源がONされた場合、或いは装置のリセットが指示された場合に行われるものであり、実際の画像形成処理の過程で行われるものではないので、上記のように本体制御部17が1つの搬送速度を1つのOP制御部に設定するために3つのパケットを送信したとしても、画像形成速度の低速化を招くことはない。
次に、図8のステップS4における通常状態での通信処理の詳細を、図10のシーケンス図に基づいて説明する。
通常状態では、本体制御部17とOP制御部27,37,47,57との間で、図6(a)の通常コマンドに係るパケット(ステップS41)と図6(b)の通常ステータス応答に係るパケット(ステップS42)による通信と、図7(a)のサイズ要求コマンドに係るパケット(ステップS43)と図7(b)のサイズ検知結果ステータス応答に係るパケット(ステップS44)による通信の2種類の通信が行われる。サイズ要求コマンドに係る通信は、主として、オペレータがスタンバイ中に行う記録用紙の交換などを認識するために行われている。
本体制御部17は、画像を形成するためにオプション給紙装置20,30,40,50のモータ24,34,44,54を起動する際には、オプション給紙装置20,30,40,50のOP制御部27,37,47,57に対して図6(a)の通常コマンドに係るパケットを送信することにより、モータONを要求する(ステップS45)。この際、搬送速度を指定すると共に必要に応じてソレノイド25,35,45,55をONさせる。
例えば、オプション給紙装置40から給紙する場合は、本体制御部17は、当該オプション給紙装置40のモータ44、及びオプション給紙装置40より前段のオプション給紙装置30,20のモータ34,24による搬送速度を指定すると共に、オプション給紙装置40のソレノイド45をONし、前段のオプション給紙装置30,20のソレノイド35,25をOFFするような通常コマンドに係るパケットを、オプション給紙装置40,30,20のOP制御部47,37,27に順次送信する。この要求に対して、オプション給紙装置40,30,20のOP制御部47,37,27は、図6(b)の応答パケットを返信する。
この場合、本体制御部17は、例えば、レジストローラ19と各オプション給紙装置40,30,20との距離の差が大きいような場合は、オプション給紙装置40に高速、オプション給紙装置30に中速、オプション給紙装置20に低速の搬送速度を指定するといったように、画像形成装置の仕様等に応じて各オプション給紙装置に異なる搬送速度を指定することができ、必ずしも同一の搬送速度を各オプション給紙装置に指定する必要はない。
本体制御部17は、このようにして、給紙動作を行うオプション給紙装置と、その前段のオプション給紙装置に対してモータONを要求した後は、複数枚の記録用紙に対する一連の画像形成処理が完了するまで、給紙動作を行うオプション給紙装置とだけ通信して、その給紙動作を制御する。
すなわち、本体制御部17は、給紙動作を行うオプション給紙装置(ここではオプション給紙装置40)のOP制御部47に対し、ソレノイド45とモータ44をONし、速度ID番号を指定する内容の通常パケットを送信する。例えば、速度ID番号「1」の搬送速度を指定する場合は、本体制御部17は、ソレノイドに係るbit4=1、給紙モータに係るbit3=1、指定速度に係るBit2〜bit0=001とした{00011001}というパケットをOP制御部47に送信する。
これに対し、OP制御部47は、図6(b)の通常ステータス応答パケットを返信する(ステップS46)。例えば、OP制御部47が属するオプション給紙装置40のソレノイド45がON(このONは上記の受信に係るパケットでの指示でONした場合でもよい)、OP給紙センサ42がOFF、紙有無センサ43がON(紙有り)、モータ44が加速中であれば、ソレノイドに係るbit4=1、OP給紙センサに係るbit3=0、紙有無に係るbit2=1、モータ状態に係るbit1〜bit0=01とした{01110101}という通常ステータス応答パケットを返信する。
また、OP制御部47は、指定された速度ID番号「1」に対応する速度データをメモリから読出し、その速度で記録用紙を搬送するようにモータ44を駆動制御すると共に、ソレノイド45をONすることにより当該オプション給紙装置40のピックアップローラを給紙トレイ上の記録用紙と接触させ、当該オプション給紙装置20から給紙するようにする。
次に、本体制御部17は、オプション装置40の現在の状況を認識すべく、ステップS45と同一内容の通常コマンドに係るパケットをオプション給紙装置40のOP制御部47に送信する(ステップS47)。
これに対し、OP制御部47は、図6(b)の通常ステータス応答パケットを返信する(ステップS48)。例えば、ステップS46の前回の通常ステータス応答パケットの返信時からモータ44の状態だけが等速(すなわち、加速終了)に変化した場合は、モータ状態に係るbit1〜bit0=11と変更し、他のbit4〜bit2は変更しない{11110111}という通常ステータス応答パケットを返信する。
本体制御部17は、返信された通常ステータス応答パケットによりオプション給紙装置40のモータ44が等速になったことを認識すると、オプション給紙装置40での給紙状況を認識すべく、ステップS45,S47と同一内容の通常コマンドに係るパケットをオプション給紙装置40のOP制御部47に送信する(ステップS49)。
これに対し、OP制御部47は、図6(b)の通常ステータス応答パケットを返信する(ステップS50)。例えば、ステップS48の前回の通常ステータス応答パケットの返信時からOP給紙センサ42だけがONに変化した場合は、OP給紙センサに係るbit3=1と変更し、他のbit4、bit2〜bit0は変更しない{01111111}という通常ステータス応答パケットを返信する。
本体制御部17は、返信された通常ステータス応答パケットによりオプション給紙装置40のOP給紙センサ42がONになったこと、すなわち、オプション給紙装置40から1枚の記録用紙が給紙されたことを確認すると、ソレノイド45をOFFさせるべく、ソレノイドに係るbit4=0と変更し、他のbit3〜bit0は変更しない{10001001}という通常コマンドに係るパケットをオプション給紙装置40のOP制御部47に送信する(ステップS51)。
これに対し、OP制御部47は、図6(b)の通常ステータス応答パケットを返信する(ステップS52)。この場合、オプション給紙装置40のOP制御部47は、ソレノイド45をOFFする指示(bit4=0)だけがなされているので、ソレノイドに係るbit4だけを「0」に変更し、他のbit3〜bit0は変更しない{11101111}という通常ステータス応答パケットを返信すると共に、ソレノイド45をOFFする。
以上の一連の通信により1枚の給紙処理が完了する。そして、2枚目以降の記録用紙に画像を形成する場合は、本体制御部17とOP制御部47との間でステップS45〜S52の通信処理を繰り返す。なお、上記の説明から明らかなように、応答パケットでは、パリティチェックビット(bit7)の値が、応答順に交互に変化している。
このように、本体制御部17は、実際に画像形成を行う場合は、速度ID番号で搬送速度を指定しているので、1つのパケットを送信するだけで1つの搬送速度を指定することができ、画像形成動作時の通信量が低減するので、高速に画像を形成することが可能となる。換言すれば、本体制御部17は、迅速に給紙又は搬送動作を開始するようにオプション給紙装置20,30,40,50を制御することができ、画像形成処理を高速化することが可能となる。
なお、本体制御部17は、ステップS45だけでなく、ステップS47,S49においても速度ID番号を含む通常コマンドを送信しているが、このステップS47,S49での通常コマンドの送信(その返信も含む)は、オプション給紙装置側で給紙又は搬送動作が行われている最中に行われるものであり、この通常コマンドの送信により給紙又は搬送動作が一次停止されることはないので、ステップS47,S49での通常コマンドの送信及びその返信(ステップS48、S50)を行ったとしても画像形成処理の低速化を招くことはない。
また、本体制御部17がオプション給紙装置20,30,40,50での一連の給紙動作、搬送動作を制御しており、すなわち、一連の給紙動作、搬送動作に係るプログラムは、画像形成装置本体10が有しているので、オプション給紙装置20,30,40,50が個別に複数の機種に係る搬送速度や給紙・搬送制御手順に対応する複雑なプログラムを搭載する必要はなくなり、コストダウンを図ることが可能となる。
さらに、本体制御部17がオプション給紙装置20,30,40,50での一連の給紙・搬送処理を制御するだけでなく、本体制御部17が複数の搬送速度をOP制御部27,37,47、57に予め設定するようにしているので、簡単かつ柔軟に搬送速度や給紙・搬送制御手順を変更することも可能となる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されることなく、例えばソータ/フィニッシャ、原稿自動給送装置などのアクセサリ類(周辺装置)に対して搬送速度を指定する場合にも適用できることができる。また、本発明は、オプション装置だけでなく、常備の給紙カセット、ソータ/フィニッシャ、原稿自動給送装置などの周辺装置にも適用することができる。
また、本発明の目的は、上記実施の形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体(または記録媒体)をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行されることによっても、達成されることは言うまでもない。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施の形態の機能を実現することとなり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施に形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているオペレーティングシステム(OS)などが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに備わる機能拡張カードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張カードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。本発明を上記記憶媒体に適用する場合、その記憶媒体には図8のフローチャート、図9、図10のシーケンス図に対応するプログラムコードが格納されることになる。
本発明の実施の形態に係る画像形成装置の概略構成を示す図である。 画像形成装置本体とオプション給紙装置との通信系の接続を示すブロック図である。 パケットの基本的な構成を示す図である。 (a)は、イニシャライズコマンドに係るパケットの内容を示す図、(b)は、イニシャライズコマンドに対するイニシャル応答パケットの内容を示す図である。 (a)は、速度設定コマンドに係るパケットの内容を示す図、(b)は、速度設定コマンドに対する速度設定応答パケットの内容を示す図である。 (a)は、通常コマンドに係るパケットの内容を示す図、(b)は、通常コマンドに対する通常ステータス応答パケットの内容を示す図である。 (a)は、サイズ要求コマンドに係るパケットの内容を示す図、(b)は、サイズ要求コマンドに対するサイズ応答パケットの内容を示す図である。 本体制御部と各OP制御部との間で実行される通信処理の概要を示すフローチャートである。 図8のステップS3におけるイニシャライズ通信処理の詳細を示すシーケンス図である。 図8のステップS4における通常状態での通信処理の詳細を示すシーケンス図である。
符号の説明
5a,5b,5c,5d…RXD(送信データ)用のセレクタ
6a,6b,6c,6d…TXD(受信データ)用のセレクタ
10…画像形成装置本体
17…本体制御部
20,30,40,50…オプション給紙装置
27,37,47,57…OP制御部
16,29,39,49,59…ドロアコネクタ(下段への接続用)
28,38,48,58…ドロアコネクタ(上段への接続用)

Claims (10)

  1. 画像形成装置本体と、当該画像形成装置本体に着脱可能に設けられ、記録媒体の搬送機能を持つ周辺装置とを有する画像形成装置において
    記録媒体の給紙に先立って、前記画像形成装置本体で使用する複数の搬送速度を前記画像形成装置本体から前記周辺装置へ送信する送信手段と、
    前記送信手段により送信された前記複数の搬送速度を所定の識別コードに対応付けて前記周辺装置に対して設定する設定手段と、
    記録媒体を給紙する際に、前記画像形成装置本体から前記周辺装置に対して前記識別コードを指定する指定手段と、
    前記設定手段により設定された前記複数の搬送速度のうち、前記指定手段により指定された前記識別コードに対応する搬送速度で記録媒体を搬送するよう制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記識別コードのデータ長は、前記搬送速度のデータ長より短いことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記設定手段は、前記周辺装置に対して前記識別コードを送信することなく前記搬送速度だけを送信し、該周辺装置は、該搬送速度の受信順に基いて該搬送速度の識別コードを認識し、該認識した識別コードと対応付けて該受信に係る搬送速度を保持することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記周辺装置は、前記設定手段により送信されてきた搬送速度等のデータをそのまま返信することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の画像形成装置。
  5. 前記設定手段は、前記周辺装置に対して設定する搬送速度の数を、該搬送速度を送信する前に予め送信することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の画像形成装置。
  6. 前記周辺装置は、前記設定手段により前記搬送速度の数が送信されてきた場合、該周辺装置にセットされている記録媒体のサイズを返信することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. 前記指定手段は、前記識別コードにより搬送速度を指定する際、前記周辺装置の搬送系の動作をも同時に指定することを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の画像形成装置。
  8. 前記周辺装置は、前記指定手段により前記識別コードで搬送速度が指定された際、該周辺装置の搬送系の状態を返信することを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の画像形成装置。
  9. 前記周辺装置は、電気的に複数段を接続可能なオプションの給紙装置であることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の画像形成装置。
  10. 前記制御手段、設定手段、及び指定手段は、前記オプションの複数の給紙装置と通信する場合、ストローブ信号を用いて各給紙装置を特定することを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
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