JP4454824B2 - 水素供給装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、水素吸蔵合金に吸蔵されている水素を燃料電池に供給する水素供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、水素を吸蔵させておいた水素吸蔵合金から水素を放出させて例えば自動車等の移動体に搭載した燃料電池などの水素利用機器に水素を供給するシステムは、多々開発されている(特開昭61−220009号公報、特開平1−216024号公報等)。
【0003】
この水素吸蔵合金においては、水素の吸蔵・放出に熱の出入りを伴い、水素を吸蔵させる時には水素吸蔵合金から熱を除去してやらなければならず、水素を放出させる時には水素吸蔵合金に熱を供給してやらなければならない。この時の熱量は、水素1モル当たりにして20〜40kJという巨大な熱量である。ここで、水素放出に必要な熱量は、水素吸蔵合金の熱容量により賄われ、その結果、水素吸蔵合金の温度が低下する。
【0004】
ところで、一般的に、水素吸蔵合金は合金温度が高くなるほど水素解離圧(水素放出平衡圧)が高くなる性質を有しており、前述の如く水素の放出に伴い水素吸蔵合金の温度が低下すると水素解離圧(以下、解離圧と略す)が低下していく。図4は、縦軸に解離圧(絶対圧)、横軸に温度(上側は゜C表示、下側は絶対温度Tの逆数を1000倍した数値で示す表示)をとって示す解離圧特性図である。図4において、実線と破線は解離圧特性を異にする2種類の水素吸蔵合金を示しており、また、放出限界圧とは前記水素利用機器に水素を供給するために必要な解離圧の下限値であり、解離圧が放出限界圧よりも下回ると水素を供給することができなくなる。したがって、水素放出に伴って水素吸蔵合金の温度が低下したときには、解離圧が放出限界圧よりも下がらないように水素吸蔵合金を加熱する必要がある。そのため、このシステムでは水素吸蔵合金に熱交換器を併設するのが一般的である。
【0005】
そして、水素吸蔵合金から水素を放出するときには前記熱交換器によって水素吸蔵合金を加熱し、水素吸蔵合金に水素を吸蔵させるときには前記熱交換器により水素吸蔵合金を冷却する。
従来は、この熱交換器の熱媒体として、燃料電池など水素利用機器の冷却水を用いていた。即ち、水素利用機器を冷却した冷却水はかなりの高温になるので、この冷却水を熱媒体として熱交換器に供給して、水素放出時における水素吸蔵合金の加熱を行っていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記熱交換器の熱媒体に冷却水を用いた場合には、燃料電池と水素吸蔵合金との間で冷却水を循環させる冷却水回路を設けなければならず、装置の複雑化、大型化を招くという問題があった。また、冷却水の保有水量の増大により、重量増大を招くという問題もある。
そこで、この発明は、水素放出時に水素吸蔵合金を加熱する熱媒体として空気を用いることにより、構造簡易で小型・軽量化が可能な水素供給装置を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、水素と空気中の酸素の化学反応で電気を発生させる燃料電池(例えば、後述する実施の形態における燃料電池7)と、水素吸蔵合金を収容した水素吸蔵タンク(例えば、後述する実施の形態における水素吸蔵タンク1)と、前記水素吸蔵タンクから放出された水素を前記燃料電池へ供給する第1の水素供給手段(例えば、後述する実施の形態における水素供給管9,13および流量制御弁V1)と、前記燃料電池から排出された生成水を含む排出空気で前記水素吸蔵タンクを加熱する加熱手段(例えば、後述する実施の形態におけるダクト3、空気導入管33)と、を備えた水素供給装置において、前記水素吸蔵タンクとは別に設けられ水素を貯蔵可能な水素貯蔵タンク(例えば、後述する実施の形態における水素貯蔵タンク19)と、前記水素貯蔵タンクに貯蔵された水素を前記燃料電池に供給する第2の水素供給手段(例えば、後述する実施の形態における水素供給管13,17および流量制御弁V1)と、前記水素吸蔵タンクから放出された水素を前記水素貯蔵タンクへ供給する第3の水素供給手段(例えば、後述する実施の形態における水素供給管9,17および流量制御弁V1)と、前記燃料電池への水素供給時に通常は前記第1の水素供給手段を選択して、前記水素吸蔵タンクから放出された水素を前記燃料電池へ供給し、前記水素貯蔵合金の温度が放出限界圧に対応する温度以下のときには前記第2の水素供給手段を選択して、前記水素貯蔵タンクに貯蔵されている水素を前記燃料電池に供給し、前記加熱手段により前記水素吸蔵タンクが加熱され前記水素吸蔵タンクが水素放出可能な温度になるまで前記第2の水素供給手段を継続して選択する制御手段(例えば、後述する実施の形態における流量制御弁V1およびECU37)と、さらに備えたことを特徴とする。
このように構成することで、水素吸蔵タンクを加熱する熱源を燃料電池で発生する熱で賄うことができる。また、この熱で暖められた空気を熱媒体としているので、装置構成を簡素化でき、重量低減が可能となる。
【0008】
また、生成水を含む湿潤空気は乾いた空気よりも熱量が大きいので、水素吸蔵タンクおよび水素吸蔵合金と空気との熱交換効率が大きくなる。
さらに、始動時、寒冷地などにおいて水素貯蔵合金が放出限界圧に対応する温度以下になったため、水素吸蔵タンクから水素を燃料電池に供給することができないときには、水素貯蔵タンクに貯蔵されている水素を燃料電池に供給して運転し、その間に、水素吸蔵タンクを燃料電池の排熱により水素放出可能な温度まで昇温することができる。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載の発明において、 前記制御手段は、前記燃料電池の運転を停止するときに前記第3の水素供給手段を選択して、前記水素吸蔵タンクから放出された水素を前記水素貯蔵タンクへ供給することを特徴とする。
このように構成することで、燃料電池を運転停止する前に、水素貯蔵タンクに水素を補充することができる。
【0009】
請求項3に記載した発明は、請求項1に記載の発明において、前記排出空気と該排出空気と温度の異なる空気とを混合する混合手段(例えば、後述する実施の形態における合流ダクト21,外気ダクト23,内気ダクト25)を、前記水素吸蔵タンクの上流に備え、さらに、前記温度の異なる空気の流量を制御する流量制御手段(例えば、後述する実施の形態における流量制御弁V2〜V4)を前記混合手段に備え、前記流量制御手段は前記水素吸蔵合金の要求温度に応じて制御されることを特徴とする。
このように構成することで、水素吸蔵タンクを加熱する空気の温度を所望の温度に制御可能となる。
【0010】
しかも、水素吸蔵合金を常にその要求温度に保持することが可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】
初めに、この発明に係る水素供給装置に関連する技術を図1から図5の図面を参照して説明する。
図1は、この関連技術の水素供給装置を備えた自動車用燃料電池システムの構成図である。内部に水素吸蔵合金を備えた水素吸蔵タンク1はダクト(加熱手段)3内の下流部位に設置されている。水素吸蔵タンク1はステンレス(SUS304)製で耐圧10MPaで設計されており、外周面に多数のフィン1aを備えている。この水素吸蔵タンク1に水素吸蔵合金が充填率50%で充填されている。充填されている水素吸蔵合金はLaNi5系で、図4において実線で示す解離圧特性を有しており、40゜Cで解離圧が10気圧以上になっている。
【0012】
ダクト3の内部であって水素吸蔵タンク1よりも上流側には熱交換チューブ(加熱手段)5が設けられている。この熱交換チューブ5は、ダクト3の外部に設置された燃料電池(図1ではFCと記す)7の冷却水回路(図示せず)に接続されていて、燃料電池7の冷却水が循環するようになっている。燃料電池7は、水素と空気中の酸素とを化学反応させて電気を発生させるタイプのものであり、前記冷却水は燃料電池7が発電時に発生する熱を除去するためのものである。燃料電池7を冷却することによって加熱された冷却水が熱交換チューブ5に導入され、熱交換チューブ5を通過する際にダクト3を流れる空気と熱交換し、これにより冷却水は冷却され再び燃料電池7の冷却水回路に戻るようになっている。つまり、熱交換チューブ5は燃料電池7の冷却ラジエータと言うことができる。
【0013】
水素吸蔵タンク1内において水素吸蔵合金から放出された水素は、水素供給管9、流量制御弁V1、水素供給管13を介して燃料電池7に供給されるようになっている。この関連技術において、水素供給管9と流量制御弁V1と水素供給管13は第1の水素供給手段を構成する。尚、水素供給管13には流量計15が設置されている。また、水素吸蔵タンク1内の水素は、水素供給管9、流量制御弁V1、水素供給管17を介して、ダクト3の外部に設置された水素貯蔵タンク(図1ではガスタンクと記す)19にも供給可能にされている。水素貯蔵タンク19は、低温のため水素吸蔵合金から水素を放出できず、水素吸蔵タンク1から燃料電池7に水素を供給できない時に、水素貯蔵タンク19内の水素を燃料電池7に供給するためのものである。流量制御弁V1はその弁体位置によって水素の流路を4パターンに切り替え可能にするものであり、第1の弁体位置では水素供給管9と水素供給管13を連通して水素供給管17を閉塞し、第2の弁体位置では水素供給管9と水素供給管17とを連通して水素供給管13を閉塞し、第3の弁体位置では水素供給管13と水素供給管17とを連通して水素供給管9を閉塞し、第4の弁体位置では全ての水素供給管9,13,17を閉塞するようになっている。
【0014】
一方、ダクト3において水素吸蔵タンク1と熱交換チューブ5との間には、合流ダクト21が連結されており、この合流ダクト21には、外気を導入可能な外気ダクト23と、自動車の室内空気を導入可能な内気ダクト25が接続されている。この関連技術において、合流ダクト21と外気ダクト23と内気ダクト25は混合手段を構成する。
【0015】
ダクト3内において、熱交換チューブ5の上流には第1ファン27が設けられ、水素吸蔵タンク1の下流には第2ファン29が設けられている。これらファン27,29の駆動モータ(図示せず)は中央電子制御ユニット(以下、ECUと略す)37に電気的に接続されており、ECU37からの指令に基づいてON/OFF動作するようになっている。
【0016】
また、ダクト3内において、合流ダクト21との合流点と熱交換チューブ5との間には流量制御弁V2が設けられている。また、外気ダクト23,内気ダクト25にもそれぞれ流量制御弁V3,V4が設けられている。これら流量制御弁V2〜V4の弁体を駆動するアクチュエータ(図示せず)はECU37に電気的に接続されており、ECU37からの指令値に応じて弁体の開度調整が行われるようになっている。この関連技術において、流量制御弁V2〜V4は流量制御手段を構成する。
【0017】
水素供給管9,水素供給管17には圧力センサ39,41が設けられており、これら圧力センサ39,41は検出圧力に応じた出力信号をECU37に出力する。
ダクト3内において、合流ダクト21との合流点と水素吸蔵タンク1との間、および、熱交換チューブ5と流量制御弁V2との間には、温度センサ43,45が設けられている。また、外気ダクト23、内気ダクト25にも温度センサ47,49が設けられている。さらに、水素吸蔵タンク1内にも内部に収容されている水素吸蔵合金の温度を検出するための温度センサ51が設けられている。これら温度センサ43,45,47,49,51は検出温度に応じた出力信号をECU37に出力する。
【0018】
このように構成された燃料電池の水素供給装置においては、水素吸蔵タンク1内の水素吸蔵合金が水素を放出する際に水素吸蔵合金に奪われる熱を補うために、第1ファン27によってダクト3内に導入した外気を、熱交換チューブ5を流れる燃料電池7の冷却水と熱交換することにより加熱し、加熱された外気を水素吸蔵タンク1の周囲に流すことにより、外気の熱をフィン1aから吸熱させる。
【0019】
また、燃料電池7への水素の安定供給を図るために、水素吸蔵タンク1内を所定の一定圧力となるように制御するが、そのために、水素吸蔵合金の温度、換言すれば水素吸蔵タンク1内の温度が、前記一定圧力を解離圧としたときに対応する温度となるように制御する。尚、この関連技術では、水素吸蔵タンク1内の制御温度を40゜Cとした。
【0020】
そして、この水素供給装置における水素吸蔵タンク1の前記温度制御では、外気ダクト23から導入される外気と、内気ダクト25から導入される内気と、ダクト3の上流端から導入され熱交換チューブ5で加熱された外気(以下、加熱外気と称し、外気ダクト23から導入される外気と区別する)とを所定流量比で混合することにより、水素吸蔵タンク1を所定温度に制御するのに必要な熱量を水素吸蔵タンク1に供給するようにしている。
【0021】
詳述すると、ECU37は、温度センサ51の出力信号から、水素吸蔵合金の温度およびその温度低下率等を算出し、これから水素吸蔵タンク1に供給すべき空気の温度(以下、目標空気温度という)を算出し、また、温度センサ43,45,47,49の出力信号から水素吸蔵タンク1に供給される空気の温度、加熱外気の温度、外気ダクト23から導入された外気の温度、内気ダクト25から導入された室内空気の温度を算出し、温度センサ43で検出される空気温度が前記目標空気温度になるように加熱外気、外気、内気の流量比を算出し、その流量比となるように流量制御弁V2,V3,V4の弁開度を算出し、それぞれの弁開度に対応する出力信号を流量制御弁V2,V3,V4のアクチュエータに出力する。この流量比制御(即ち、流量制御弁V2,V3,V4の開度制御)には、PID制御、フィードフォワード制御、フィードバック制御のいずれを採用することも可能である。
【0022】
また、この水素供給装置では、通常は水素吸蔵タンク1から水素を燃料電池7に供給するが、始動時、寒冷地などにおいて水素貯蔵合金が放出限界圧に対応する温度以下になったため、水素吸蔵タンク1から水素を燃料電池7に供給することができないときには、水素貯蔵タンク19に貯蔵されている水素を燃料電池7に供給するようにしている。この時、燃料電池7の排熱により水素吸蔵タンク1が水素放出可能な温度になるまで供給する。また、水素貯蔵タンク19への水素の貯蔵は、燃料電池自動車の運転を停止するとき、即ち、燃料電池7の停止時に適宜実行するようにしている。
【0023】
次に、図2および図3の図面を参照して、燃料電池への水素供給処理を説明する。なお、図2および図3に示す水素供給処理制御では、水素吸蔵タンク1内の温度を40゜Cに制御し、水素貯蔵タンク19内の圧力を1.0MPaに制御するものとする。上記構成にしたことで、車載した場合に過渡に対応し得る熱量を水素吸蔵合金自体の熱量で賄うことができる。このため、外部から水素吸蔵タンク1へ供給する単位時間当たりの熱量を減少させることができる(図5参照)。まず、燃料電池自動車の始動時には、ECU37は、イグニッションスイッチのON信号を受けて(ステップS101)、ステップS102に進み、温度センサ51の出力信号に基づき水素吸蔵タンク1の温度が0゜Cを越えているか否か判定する。
【0024】
ステップS102において肯定判定した場合には、水素吸蔵合金から水素放出が可能であるので、ステップS103に進んで、流量制御弁V1の弁体位置を水素供給管9と水素供給管13とが連通する位置にして水素吸蔵タンク1と燃料電池7とを接続し、水素吸蔵タンク1から燃料電池7への水素の供給を開始して(ステップS104)、燃料電池7を起動する(ステップS105)。次に、ステップS106に進み、第1ファン27および第2ファン29の運転を開始するとともに、流量制御弁V3,V4を閉じ流量制御弁V2を全開にして、熱交換チューブ5で加熱した外気を水素吸蔵タンク1に流す。
【0025】
一方、ステップS102において否定判定した場合には、水素吸蔵合金から水素を放出することができない可能性が大きいので、ステップS107に進んで、流量制御弁V1の弁体位置を水素供給管13と水素供給管17とが連通する位置にして水素貯蔵タンク19と燃料電池7とを接続し、水素貯蔵タンク19から燃料電池7への水素の供給を開始して(ステップS108)、燃料電池7を起動する(ステップS109)。
【0026】
ステップS109に続いて、ステップS110に進み、第1ファン27および第2ファン29の運転を開始するとともに、流量制御弁V3,V4を閉じ流量制御弁V2を全開にして、熱交換チューブ5で加熱した外気を水素吸蔵タンク1に流す。次に、ステップS111に進み、水素吸蔵タンク1の温度が0゜Cを越えたか否か判定し、否定判定した場合にはステップS110に戻り、水素貯蔵タンク19からの水素供給および加熱外気による水素吸蔵タンク1の加熱を続行する。一方、ステップS111で肯定判定した場合には、ステップS112に進み、流量制御弁V1の弁体位置を水素供給管9と水素供給管13とが連通する位置にして水素吸蔵タンク1と燃料電池7とを接続し、水素吸蔵タンク1から燃料電池7への水素の供給を開始する(ステップS113)。
【0027】
ステップS106あるいはステップS113に続いてステップS114に進み、水素吸蔵タンク1の温度が40゜C以上か否か判定する。ステップS114において否定判定した場合には、ステップS106に戻り、水素吸蔵タンク1からの水素供給および加熱外気による水素吸蔵タンク1の加熱を続行する。ステップS114において肯定判定した場合には、ステップS115に進む。ステップS114での肯定判定により始動時制御が終了し、通常走行制御に移行する。
【0028】
通常走行時には、ステップS115において、温度センサ43,45,47,49,51の出力信号に基づいて各部の温度を検出し、ステップS116に進んで、水素吸蔵タンク1の温度が40゜Cとなるように混合空気の温度(目標空気温度)を算出する。次に、ステップS117に進み、前記目標空気温度となるように流量制御弁V2〜V4の開度を算出し、各流量制御弁V2〜V4のアクチュエータに制御信号を出力する。次に、ステップS118に進んで、運転停止指令があるか否か判定する。ステップS118で否定判定した場合には、ステップS115に戻る。したがって、通常走行状態では、運転停止指令がない限り、ステップS115からステップS117のステップを実行し続けることになる。ステップS118において肯定判定した場合には、ステップS119に進む。ステップS118での肯定判定により通常走行制御が終了し、停止制御に移行する。
【0029】
運転停止時には、ステップS119において、圧力センサ41の出力信号に基づいて水素貯蔵タンク19内の圧力が1.0MPa以上か否か判定する。ステップS119において肯定判定した場合には、次回運転開始時に水素貯蔵タンク19から燃料電池7に水素を供給するようになったとしても十分な量の水素が水素貯蔵タンク19内に貯蔵されていると判断できるので、ステップS124に進み、第1ファン27および第2ファン29を停止し、流量制御弁V1の弁体位置を水素供給管9,13,17の総てを閉塞する位置にして、停止動作を終了する(ステップS125)。
【0030】
一方、ステップS119において否定判定した場合には、ステップS120に進み、流量制御弁V2を全開にし、流量制御弁V3,V4を全閉にする。さらに、ステップS121に進み、流量制御弁V1の弁体位置を水素供給管9と水素供給管17とが連通する位置にして水素吸蔵タンク1と水素貯蔵タンク19とを接続し、水素吸蔵タンク1から水素貯蔵タンク19に水素を充填する(ステップS122)。これは、ステップS119において否定判定したときには、次回運転開始時に水素貯蔵タンク19から燃料電池7に水素を供給するようになったときに水素量が不足する虞があるので、運転停止する前に、水素貯蔵タンク19に水素を補充するのである。
【0031】
ステップS122に続いてステップS123に進み、水素貯蔵タンク19内の圧力が1.0MPa以上か否か判定する。ステップS123において否定判定した場合には、ステップS122に戻り、水素貯蔵タンク19への水素充填をを続行する。ステップS123において肯定判定した場合には、ステップS124に進み、第1ファン27および第2ファン29を停止し、流量制御弁V1の弁体位置を水素供給管9,13,17の総てを閉塞する位置にして、停止動作を終了する(ステップS125)。
【0032】
ところで、この関連技術における水素供給装置では、水素吸蔵タンク1に収容した水素吸蔵合金として、LaNi5系で、図4において実線で示す解離圧特性を有する水素吸蔵合金を用いたが、これについて図4および図5を参照して説明する。図4において、破線は比較例であって、従来から水素吸蔵合金として一般的に用いられている水素吸蔵合金の解離圧特性を示している。以下、説明の都合上、図4において実線で示す解離圧特性の水素吸蔵合金を「本水素吸蔵合金」と称し、図4において破線で示す解離圧特性の水素吸蔵合金を「従来型水素吸蔵合金」と称して区別する。
【0033】
図4から明らかなように、従来型水素吸蔵合金の場合には、放出限界圧に対応する温度(以下、これを放出限界温度という)が約50゜C弱と高く、したがって、従来型水素吸蔵合金を使用した場合には水素吸蔵合金の温度を40゜Cに制御したのでは水素を放出することができず、放出限界温度より高温の例えば約60゜Cに制御して用いている。しかしながら、60゜Cに制御しても放出限界温度との差が小さいので、加速・登坂時などにおいて燃料電池7に供給すべき水素必要量が急激に増大した場合には、従来型水素吸蔵合金の温度が放出限界温度以下にならないように、多大な熱量を短時間のうちに従来型水素吸蔵合金に供給しなければならない。このようにした場合には、前記関連技術のように燃料電池7の冷却水と熱交換して得た加熱外気では、投入熱量が間に合わないので、熱交換チューブ5とは別に加熱手段が必要になる。そうすると、装置が大型化し、重量も増大してしまう。
【0034】
これに対して、本水素吸蔵合金の場合には、放出限界温度が0゜C以下と極めて低く、水素吸蔵合金を40゜Cに制御して使用しても、放出限界温度との温度差が40deg以上もある。したがって、本水素吸蔵合金の場合には、前記関連技術のように燃料電池7の冷却水と熱交換して得た加熱外気で本水素吸蔵合金を加熱しても、不足する熱量を水素吸蔵タンク1および本水素吸蔵合金の熱容量で賄うことができるので、本水素吸蔵合金の温度を放出限界温度以下にさせないようにすることができる。したがって、本水素吸蔵合金を用いた場合には、水素吸蔵タンク1を加熱する手段として、燃料電池7の冷却水を熱源とする熱交換器(即ち、熱交換チューブ5)だけで済み、空気を熱媒体とすることができるので、装置の小型化、軽量化を図ることができる。また、従来は廃棄されるだけであった燃料電池7の冷却水の廃熱を利用しているので、エネルギを有効利用することができる。
【0035】
また、前記関連技術においては水素吸蔵タンク1を10MPaの耐圧設計にしているので、本水素吸蔵合金の解離圧10MPaに対応する温度である約120゜Cまで昇温可能となる。したがって、水素吸蔵タンク1への水素充填時に水素吸蔵タンク1および本水素吸蔵合金を120゜Cまで昇温することが可能なので、放熱効率を向上させることができる。したがって、水素充填時の水素吸蔵タンク1の冷却方式が空冷であっても、短時間で水素を充填することが可能となる。
【0036】
なお、図5は、加速時に燃料電池7が必要とする水素流量と、水素吸蔵合金を放出限界温度以下にさせないために水素吸蔵合金に供給すべき投入熱量と、水素吸蔵合金の温度の時間的推移を示したものであって、投入熱量および水素吸蔵合金温度の線図のうち、実線は本水素吸蔵合金の場合を示し、破線は従来型水素吸蔵合金の場合を示している。
【0037】
次に、この発明に係る水素供給装置の第の実施の形態を図6の図面を参照して説明する。第の実施の形態の水素供給装置が前記関連技術のものと相違する点は、ダクト3に供給される加熱空気源にある。以下、これについて説明する。
燃料電池7は、固体高分子電解質膜の両側にアノード電極とカソード電極とを備えて構成されており、アノード電極に水素を供給し、カソード電極に酸素を含む空気を供給して、前記固体高分子電解質膜を介した電気化学反応により電気エネルギを生じさせている。このときに、燃料電池7内では、水素と酸素の化学反応により水が生成され、この生成水は水蒸気となって空気とともに燃料電池7から排出空気(以下、オフガスという)として排出される。また、前記化学反応は発熱を伴うため、排出空気はかなりの高温(例えば、60〜80゜C)で排出される。第の実施の形態では、この水分を含む高温のオフガスをダクト3に供給するようにしている。そのために、この第の実施の形態では、前記関連技術においてダクト3内に設けていた熱交換チューブ5がない。即ち、第の実施の形態では、燃料電池7が外気を加熱する熱交換器として機能する。
【0038】
次に、図6を参照して、第の実施の形態における水素供給装置のシステム構成を説明する。水素は水素供給管13を介して燃料電池7に供給され、水素の排出ガスは水素供給管31を介して水素供給管13に戻されるようになっている。
燃料電池7に供給される空気は、図示しないスーパーチャージャによって加圧され、その加圧空気が燃料電池7に供給され、この空気のオフガスは空気導入管33を介してダクト3に供給される。ダクト3に供給される空気は加圧空気であるので、この第の実施の形態では第1ファン27を設ける必要がない。その他の構成については前記関連技術のものと同じであるので、同一態様部分に同一符号を付して説明を省略する。
【0039】
この第の実施の形態の水素供給装置においては、前述したように水分を含んだ高温の空気オフガスがダクト3に供給され、この加熱空気が水素吸蔵タンク1に加熱用熱媒として供給される。この水分を含み加熱された湿潤空気は、前記関連技術の乾いた加熱外気よりも熱量が大きいので、前記関連技術の場合よりも、水素吸蔵タンク1と空気との熱交換効率を大きくでき、水素吸蔵タンク1および水素吸蔵合金をより速く加熱することが可能となる。
なお、この第の実施の形態においても、前記関連技術の場合と同様に外気および内気との混合制御により、水素吸蔵タンク1および水素吸蔵合金を一定温度に制御することができる。
【0040】
〔他の実施の形態〕
尚、この発明は前述した実施の形態に限られるものではない。
例えば、温度の異なる空気として、燃料電池に供給される圧縮空気でもよい。圧縮空気は総発熱量としては燃料電池の発熱による熱と比べて大きくないが、瞬間的な温度は高い(120゜Cくらい)。例えば、始動時など燃料電池の発電によって得られる熱が充分でないときなどには、前記圧縮空気を温度の異なる空気として水素吸蔵タンクに供給することで、水素吸蔵タンクから急速に水素を放出させることができるので、急速始動ができるとともに、補助水素タンク(実施の形態における水素貯蔵タンク19)の容量を小さくできるので、装置全体として小型化が図れる。
【0041】
【発明の効果】
以上説明してきたように、請求項1に記載した発明によれば、水素吸蔵タンクを加熱する熱源を燃料電池で発生する熱で賄うことができるので、エネルギを有効に利用することができるという優れた効果が奏される。また、空気を熱媒体としているので、装置構成を簡素化でき、重量低減が可能という効果もある。また、生成水を含む湿潤空気は乾いた空気よりも熱量が大きく、水素吸蔵タンクおよび水素吸蔵合金と空気との熱交換効率が大きくなるので、水素吸蔵合金を迅速に加熱することができ、水素吸蔵合金から水素を多量に放出させることができるという優れた効果が奏される。さらに、始動時、寒冷地などにおいて水素貯蔵合金が放出限界圧に対応する温度以下になったため、水素吸蔵タンクから水素を燃料電池に供給することができないときには、水素貯蔵タンクに貯蔵されている水素を燃料電池に供給して運転し、その間に、水素吸蔵タンクを燃料電池の排熱により水素放出可能な温度まで昇温することができる。
請求項2に記載した発明によれば、燃料電池を運転停止する前に、水素貯蔵タンクに水素を補充することができる。
【0042】
請求項3に記載した発明によれば、水素吸蔵タンクを加熱する空気の温度を所望の温度に制御可能となるので、水素吸蔵タンクを所望の温度に制御することが可能になるという効果がある。しかも、水素吸蔵合金を常にその要求温度に保持することが可能となるので、水素吸蔵タンクから水素利用機器へ水素を安定供給することができるという優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に関連する技術の水素供給装置を備えた自動車用燃料電池のシステム構成図である。
【図2】 前記関連技術における水素供給処理のフローチャート(その1)である。
【図3】 前記関連技術における水素供給処理のフローチャート(その2)である。
【図4】 水素吸蔵合金の解離圧特性図である。
【図5】 車両加速時における燃料電池の必要水素流量と水素吸蔵タンク加熱用の投入熱量と水素吸蔵合金温度の時間的推移を示す図である。
【図6】 この発明に係る第の実施の形態の水素供給装置を備えた自動車用燃料電池のシステム構成図である。
【符号の説明】
1・・・水素吸蔵タンク
3・・・ダクト(加熱手段)
5・・・熱交換チューブ(加熱手段)
7・・・燃料電
9,13・・・水素供給管(第1の水素供給手段)
9,17・・・水素供給管(第3の水素供給手段)
13,17・・・水素供給管(第2の水素供給手段)
19・・・水素貯蔵タンク
21・・・合流ダクト(混合手段)
23・・・外気ダクト(混合手段)
25・・・内気ダクト(混合手段)
33・・・空気導入管(加熱手段)
37・・・ECU(制御手段)
V1・・・流量制御弁(第1,第2,第3の水素供給手段、制御手段
V2〜V4・・・流量制御弁(流量制御手段)

Claims (3)

  1. 水素と空気中の酸素の化学反応で電気を発生させる燃料電池と、
    水素吸蔵合金を収容した水素吸蔵タンクと、
    前記水素吸蔵タンクから放出された水素を前記燃料電池へ供給する第1の水素供給手段と、
    前記燃料電池から排出された生成水を含む排出空気で前記水素吸蔵タンクを加熱する加熱手段と、
    を備えた水素供給装置において、
    前記水素吸蔵タンクとは別に設けられ水素を貯蔵可能な水素貯蔵タンクと、
    前記水素貯蔵タンクに貯蔵された水素を前記燃料電池に供給する第2の水素供給手段と、
    前記水素吸蔵タンクから放出された水素を前記水素貯蔵タンクへ供給する第3の水素供給手段と、
    前記燃料電池への水素供給時に通常は前記第1の水素供給手段を選択して、前記水素吸蔵タンクから放出された水素を前記燃料電池へ供給し、前記水素貯蔵合金の温度が放出限界圧に対応する温度以下のときには前記第2の水素供給手段を選択して、前記水素貯蔵タンクに貯蔵されている水素を前記燃料電池に供給し、前記加熱手段により前記水素吸蔵タンクが加熱され前記水素吸蔵タンクが水素放出可能な温度になるまで前記第2の水素供給手段を継続して選択する制御手段と、
    さらに備えたことを特徴とする水素供給装置。
  2. 前記制御手段は、前記燃料電池の運転を停止するときに前記第3の水素供給手段を選択して、前記水素吸蔵タンクから放出された水素を前記水素貯蔵タンクへ供給することを特徴とする請求項1に記載の水素供給装置。
  3. 前記排出空気と該排出空気と温度の異なる空気とを混合する混合手段を、前記水素吸蔵タンクの上流に備え、さらに、前記温度の異なる空気の流量を制御する流量制御手段を前記混合手段に備え、前記流量制御手段は前記水素吸蔵合金の要求温度に応じて制御されることを特徴とする請求項1に記載の水素供給装置。
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