JP4454278B2 - 田植機搭載型農薬散布装置 - Google Patents

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Description

この発明は、田植機に搭載され、田植え作業と並行して農薬・肥料を散布する田植機搭載型農薬散布装置に関する。
稲作において、苗の発芽から水田への植え付けは、以下の手順により行われることが一般的である。はじめに、苗床を設けた箱の中に種籾をまいて発芽させ、一定の大きさになるまで育てる。ここで、用いられる箱は育苗箱と呼ばれ、一定の規格をもって作られている。次に、育苗箱にて一定の大きさに育てられた苗を田植機の苗載せ台に載せて水田に植え付ける。そして、この苗の植え付けと同時に、病害虫駆除や除草のための農薬・肥料を水田に散布する。従来では、農薬・肥料を散布する散布装置が田植機に搭載され、田植機の走行中に間欠的に作動させることで水田に農薬・肥料を散布している(例えば、特許文献1参照。)。
このような構成の散布装置は、苗載せ台の往復動作を利用して農薬・肥料を間欠的に散布する散布動作制御機構を備えている。散布動作制御機構としては、苗載せ台の裏面側に当接するローラと、ローラの端面に設けられ、農薬・肥料の散布動作の契機となる作動契機部と、この作動契機部を検出して農薬・肥料を散布させるスイッチとを備えたものがある。
すなわち、田植えの際には苗載せ台の往復動作に伴ってローラが回転し、作動契機部とスイッチとが近づく毎に農薬・肥料が散布されることになる。
特開平11−308959号公報
しかしながら、上記の散布装置では、作動契機部がローラの端面に設けられている構成となっているため、田植えの際にローラの端面に泥等の異物が付着した場合には、農薬・肥料を散布させるスイッチの誤作動が発生して、農薬・肥料の散布にばらつきが発生するという問題があった。
この発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、スイッチの誤作動を防止して農薬・肥料の散布のばらつきを防止できる田植機搭載型農薬散布装置の提供を目的としている。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
請求項1に係る発明は、往復動作を行う苗載せ台を具備した田植機による田植え作業と並行して被散布物を散布する散布機構と、前記散布機構に被散布物の散布を間欠的に行わせる散布動作制御機構とを備える田植機搭載型農薬散布装置であって、該散布動作制御機構が、回転可能に支持されると共に周面を前記苗載せ台に当接させたローラと、該ローラの周面に配された作動契機部と、前記作動契機部の接近を検出するスイッチ部と、該スイッチ部による前記作動契機部の検出を契機として前記散布機構を作動させる制御部とを備え、前記作動契機部が磁性体からなり、前記スイッチ部が前記作動契機部の接近を磁力線の作用により検出し、前記ローラが前記苗載せ台の往復動作に合わせて回転することで、前記作動契機部が配置された前記ローラの周面に付着した異物を前記ローラの周面と前記苗載せ台との当接位置において除去することを特徴とする田植機搭載型農薬散布装置を提案している。
この発明に係る田植機搭載型農薬散布装置によれば、田植えの際にはローラが苗載せ台の往復動作に合わせてローラが回転する、すなわち、ローラの周面が苗載せ台の表面上に当接して転がることになる。このため、ローラの周面に泥等の異物が付着しても、ローラの周面が苗載せ台の表面に当接する位置において除去されることになる。なお、田植え作業と並行して水田や苗等に散布される被散布物としては、例えば、農薬や肥料がある。
また、ローラとスイッチ部とが相互に接触することなく、スイッチ部が作動契機部の接近を検出できるため、ローラの摩耗を抑制できる。
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の田植機搭載型農薬散布装置において、前記作動契機部が複数設けられ、これら複数の前記作動契機部が、前記ローラの周方向の周面に等しい間隔を空けて配列されていることを特徴とする田植機搭載型農薬散布装置を提案している。
この発明に係る田植機搭載型農薬散布装置によれば、周方向にわたってローラの周面に複数の作動契機部を等間隔に配することにより、スイッチ部が植え付け動作の速度に合わせた一定の間隔で間欠的に作動契機部の接近を検出するため、等しい間隔をおいて被散布物を散布できる。
また、請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載の田植機搭載型農薬散布装置において、前記ローラが、前記苗載せ台に当接した状態と前記苗載せ台から離間した状態との間で移動自在に支持され、前記ローラを前記苗載せ台に向けて付勢する付勢手段を備えることを特徴とする田植機搭載型農薬散布装置を提案している。
この発明に係る田植機搭載型農薬散布装置によれば、ローラが付勢手段により苗載せ台に付勢されるため、ローラの周面を確実に苗載せ台に当接させた状態に保持できる。すなわち、ローラの周面が当接する苗載せ台の表面が凹凸状に形成されていても、苗載せ台からローラの周面を浮き上がらせることなく、ローラを確実に苗載せ台の往復動作に確実に追従させるように転がすことができる。
また、請求項4に係る発明は、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の田植機搭載型農薬散布装置において、前記ローラの周面に多数の凹凸が設けられていることを特徴とする田植機搭載型農薬散布装置を提案している。
この発明に係る田植機搭載型農薬散布装置によれば、ローラの周面に設けられた多数の凹凸が滑り止め部材として機能し、苗載せ台の往復移動に対してローラが滑ることを防止できる、すなわち、苗載せ台の往復動作に対してローラを確実に回転させることができるため、被散布物の散布のばらつきを確実に防止できる。
また、請求項5に係る発明は、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の田植機搭載型農薬散布装置において、往路動作を行う前記苗載せ台の移動幅をa 、前記ローラの円周長さをb 、前記作動契機部の数をn として、
a < b ≦ { n / ( n ― 1 ) } × a 、
となるように、前記ローラの直径寸法を設定することを特徴とする田植機搭載型農薬散布装置を提案している。
この発明に係る田植機搭載型農薬散布装置によれば、スイッチ部を1個目の作動契機部が通過してからn個目の作動契機部が通過するまでの距離が、苗載せ台の往復動作の往路又は復路の長さa、すなわち、苗載せ台の移動幅a以下となる。このため、苗載せ台が一方向に移動幅aだけ移動した際には、各作動契機部がスイッチ部を少なくとも1回ずつ通過することになる。また、ローラの円周長さbを移動幅aよりも大きく形成することにより、苗載せ台が一方向に移動幅aだけ移動した際にローラが1回転以上回ることはないため、いずれの作動契機部もスイッチ部を2回ずつ通過することはない。
以上のことから、ローラの周面のどの位置を苗載せ台の往路若しくは復路の起点に当接させても、苗載せ台が一方向に移動幅aだけ移動した際に各作動契機部がスイッチ部を1回だけ通過することができる。
また、請求項6に係る発明は、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の田植機搭載型農薬散布装置において、往路動作を行う前記苗載せ台の移動幅をa、前記ローラの円周長さをb、前記作動契機部の数をn、移動幅a当たりの前記ローラの最大回転数をm、移動幅a当たりの散布回数をiとして、
a / m < b ≦ { n / ( m n ― 1 ) } × a 、
かつ、
m = i/ n 、
となるように、前記ローラの直径寸法を設定することを特徴とする田植機搭載型農薬散
布装置を提案している。
この発明に係る田植機搭載型農薬散布装置によれば、スイッチ部を1個目の作動契機部が通過してから延べ数でi個目の作動契機部が通過するまでの距離が、苗載せ台の移動幅a以下となる。このため、苗載せ台が一方向に移動幅aだけ移動した際には、n個の作動契機部が合計でスイッチ部を少なくともi回は通過する。また、ローラの円周長さbが移動幅aを最大回転数mで除した値よりも大きく設定されているため、苗載せ台が一方向に移動幅aだけ移動した際にローラが最大回転数mよりも多く回転することはない、すなわち、n個の作動契機部が合計でスイッチ部をi+1回通過することはない。
以上のことから、ローラの周面のどの位置を苗載せ台の往路若しくは復路の起点に当接させても、苗載せ台が一方向に移動幅aだけ移動した際には、作動契機部がスイッチ部をi回だけ通過させることができる。
なお、散布回数iが作動契機部の数nよりも多い場合には、少なくとも1つの作動契機部がスイッチ部を2回以上通過し、散布回数iが作動契機部の数nよりも少ない場合には、n個の作動契機部のうち、i個の作動契機部だけがスイッチ部を1回ずつ通過することになる。
請求項1に係る発明によれば、田植えの際には、ローラの周面と苗載せ台との当接によってローラの周面に付着する異物を除去できるため、異物の付着に基づくスイッチ部の誤作動を防止して被散布物の散布のばらつきを防止することができる。
また、ローラの摩耗を抑制できるため、ローラを交換することなく、散布動作制御機構を長時間使用することができる。
また、請求項2に係る発明によれば、ローラの周面に複数の作動契機部を等間隔に配することにより、等しい間隔で間欠的に被散布物を散布できる。
また、請求項3に係る発明によれば、苗載せ台の往復動作に対してローラの周面を確実に苗載せ台に当接させた状態に保持できるため、苗載せ台の往復動作に対するローラの回転のずれを防止して、被散布物の散布のばらつきを防止できる。
また、請求項4に係る発明によれば、滑り止め部材として機能する多数の凹凸により、苗載せ台の往復移動に対してローラが滑ることを防止できる、すなわち、苗載せ台の往復動作に対してローラを確実に回転させることができるため、被散布物の散布のばらつきを確実に防止できる。
また、請求項5に係る発明によれば、苗載せ台に対するローラの周面のどの位置を苗載せ台に当接させても、移動幅a当たりの作動契機の回数が作動契機部の数nと等しくなるため、苗載せ台に対するローラの当接を容易に行うことができる。また、散布回数を定めるだけでボルトの数n及びローラの直径寸法を容易に決めることもできる。
また、請求項6に係る発明によれば、ローラの周面のどの位置を苗載せ台に当接させても、移動幅a当たりの散布回数がiとなるため、苗載せ台に対するローラの当接を容易に行うことができる。



図1から図5はこの発明に係る一実施形態を示しており、この実施の形態に係る田植機搭載型農薬散布装置(以下、散布装置と略す)は、田植機の苗載せ台Sに載せられた苗に顆粒状の農薬を散布するものである。この農薬は病害虫駆除を目的としたものである。
この散布装置は、田植機に搭載されており、図1に示すように、田植機の後部に位置する苗載せ台Sのさらに後方に設置され、田植作業と並行して農薬を散布する散布機構1と、苗載せ台Sの往復動作に基づいて作動し、散布機構1による農薬の散布を田植え作業に同調させて間欠的に行わせる散布動作制御機構2と、散布機構1を作動させるための電力を供給する電源機構3とを備えている。各機構に繋がるコード類はセンターボックス5に集められている。
散布機構1は、固定枠9を介して苗載せ台Sの後部に設置された支持フレーム7に固定されており、農薬を収納する収納部10と、収納部10の下端に取り付けられた農薬のパイプ部11と、パイプ部11から供給された農薬を苗載せ台Sの後方に噴出するノズル部12とを備えている。収納部10は、図2に示すように、縦長の箱形に形成されており、その上面には着脱可能な蓋体10aが取り付けられている。この収容部10内への農薬の収納は、蓋体10aを外して行われる。
パイプ部11は、その上端部がすり鉢状に形成された収納部10の内底に連通し、その下端部がノズル部12に取り付けられている。また、このパイプ部11は、前述の固定枠9に設けられた円形の孔に挿通され、固定枠9はパイプ部11を挿通させるリング状部材11aによって上下から挟まれている。これにより、散布機構1が固定枠9に対してパイプ部11を軸として回動可能に支持されることになる。
ノズル部12は、パイプ部11に連結する連結部12a、農薬の落下を防ぐ遮蔽部12b、農薬を田植機の後方に拡散させるモータを内蔵した駆動部12c、及び田植機の後方に開口する噴出部12dとを備えている。
遮蔽部12bには、連結部12aから駆動部12cに向かう農薬の流路を遮断する遮蔽板(図示せず)と、この遮蔽板を流路から移動させるソレノイド13とが設けられている。このソレノイド13は、センターボックス5からの信号に応じて作動し、遮蔽板を流路から移動させる。すなわち、ソレノイド13の作動時には、農薬が連結部12aから駆動部12cに向けて落下することになる。また、この遮蔽部12bには、調整レバー12eが設けられており、この調整レバー12eを移動させることにより、ソレノイド13の作動時間が変化する、すなわち、農薬の落下量を適宜調整することができる。
駆動部12cの内部には、モータに取り付けられた羽根部(図示せず)が設けられており、この羽根部により遮蔽部12bから落下してきた農薬を水平方向にはじき飛ばすようになっている。
噴出部12dの両側部には、農薬の散布幅および散布方向を規制する整流板12fが設けられており、この整流板12fにより側方への農薬の拡散角度を調整できる。
図1に示すように、散布動作制御機構2は、苗載せ台Sの往復動作に基づいて信号を発する検出手段21と、検出手段21からの信号に基づいて散布機構1を作動させる制御部23とを備えている。
検出手段21は、ステー24を介して苗載せ台Sを支持する支持枠Fに固定されており、図3に示すように、苗載せ台Sの裏面Saに当接するローラ25と、散布機構1の動作の契機となる複数のボルト(作動契機部)28と、ボルト28の接近を検出する近接スイッチ(スイッチ部)27を備えている。
ローラ25は、略円板状に形成されており、その周面25aが苗載せ台Sの裏面Saに当接すると共に、苗載せ台Sの移動方向に向けて転がるように配されている。このローラ25は、苗載せ台Sの裏面Saに対して滑らずに転がる滑り止め部材として、ウレタンゴム等の摩擦係数の大きい樹脂材料からなり、その周面25aには周方向にわたって多数の凹凸面が形成されている。
複数のボルト28は、ローラ25の周面25aから径方向内方に向けて埋設されており、周面25aに配されるボルト28の一端がローラ25の周方向に向けて等間隔に配列されている。
近接スイッチ27は、ローラ25を回転自在に支持する支持部材29に固定されており、苗載せ台Sの往復動作に伴って移動するボルト28の接近を磁力線の作用により検出するものである。この近接スイッチ27は、ローラ25の周面25aに対向して固定されており、ケーブル27aによってセンターボックスに電気的に接続されている。
また、この検出部21は、軸線L1を中心に支持部材29とステー24とを互いに揺動自在に連結する連結部31を備えており、この連結部31にはコイルばね(付勢手段)32が設けられている。コイルばね32は、ステー24に対して支持部材29及びローラ25を苗載せ台Sの裏面Saに押圧させる方向(A方向)に付勢している。
ステー24は、支持枠F側に固定される基端側板材24aと、連結部31側に固定される先端側板材24bとから構成されている。先端側部材24bは、苗載せ台Sの移動方向に対するローラ25の回転方向の角度が調整可能となるように、基端側部材24aに取り付けられている。なお、苗載せ台Sの裏面Saに対するローラ25の周面の当接角度の調整は、基端側部材24aに折り曲げ変形を施したり、支持枠Fに対する基端側部材24の取り付け角度を調整することにより行われる。
これにより、田植機の機種に問わず、苗載せ台Sの裏面Saに対するローラ25の配置を適切な位置に調整できるようになっている。
制御部23は、図1に示すように、センターボックス5の内部に設けられている。このセンターボックス5には、散布機構1のソレノイド13を動作可能とする切換スイッチ23aが設けられており、切換スイッチ23aをONにした状態では、近接スイッチ22のスイッチングに基づいてソレノイド13が作動することになる。
以上のように構成された散布制御機構2において、ローラ25の直径寸法は、苗載せ台Sの移動幅をa、ローラ25の円周長さをb、ローラ25の周面に配するボルトの数をn、移動幅a当たりのローラ25の最大回転数をmとして、ローラ25の円周長さbが、
a/m<b≦{n/(mn―1)}×a ・・・(X)
となるように決められている。ここで、苗載せ台Sの移動幅aは、往復動作する苗載せ台Sの往路又は復路長さを示しており、苗載せ台Sを具備する田植機の仕様に基づいて決まるものである。また、ローラ25の最大回転数mは、移動幅a当たりの農薬の散布回数をiとし、
m=i/n
となるように決められるものである。
すなわち、例えば、移動幅a当たりの農薬の散布回数iを4回と定め、かつ、ボルト28の数nを4つとした場合には、最大回転数mが1となり、ローラ25の円周長さbが、
a<b≦4a/3
の範囲内に収まるように、ローラ25の直径寸法が決められる。この場合には、図4に示すように、近接スイッチ27の近傍を1つ目のボルト28aが通過してから4つ目のボルト28dが通過するまでの距離が、苗載せ台Sの移動幅a以下となる。このため、苗載せ台Sが一方向に移動幅aだけ移動した際には、各ボルト28a〜28dが近接スイッチ27を少なくとも1回ずつ通過することになる。
また、ローラ25の円周長さbを移動幅aよりも大きく形成することにより、苗載せ台Sが一方向に移動幅aだけ移動した際にローラ25が1回転以上回ることはないため、いずれのボルト28a〜28dも2回ずつ通過することはない。すなわち、ローラ25の周面25aのどの位置を苗載せ台Sの往路若しくは復路の起点に当接させても、苗載せ台Sが一方向に移動幅aだけ移動した際に、各ボルト28a〜28dが近接スイッチ27を1回だけ通過することができる。
また、例えば、移動幅a当たりの農薬の散布回数iを4回と定め、かつ、ボルト28の数nを2つとした場合には、最大回転数mが2となり、ローラ25の円周長さbが、
a/2<b≦2a/3
の範囲内に収まるように、ローラ25の直径寸法が決められる。この場合も前述と同様に、図5に示すように、近接スイッチ27を2つのボルト28e,28fが2回ずつ通過するまでの距離が、苗載せ台Sの移動幅a以下となる。このため、2つのボルト苗載せ台Sが一方向に移動幅aだけ移動した際には、各ボルト28e,28fが近接スイッチ27を少なくとも2回ずつ通過することになる。
また、ローラ25の円周長さbの2倍の長さを移動幅aよりも大きく形成することにより、苗載せ台Sが一方向に移動幅aだけ移動した際にローラ25が1回転以上回ることはないため、いずれのボルト28a〜28dも2回通過することはない。すなわち、ローラ25の周面25aのどの位置を苗載せ台Sの往路若しくは復路の起点に当接させても、苗載せ台Sが一方向に移動幅aだけ移動した際に各ボルト28e,28fが近接スイッチ27を2回だけ通過することができる。
なお、苗載せ台Sが移動幅aだけ移動した際には、全てのボルト28が近接スイッチを少なくとも1回通過することが好ましい。すなわち、散布回数iをボルト28の数n以上とし、最大回転数mを1以上の実数とすることが好ましい。また、最大回転数mを1以上の実数とすることは、ローラ25の直径寸法が大きくなることを防止するという点においても有効である。
以上のように構成された散布装置の使用方法について説明する。
はじめに、育苗箱にて育てた苗の束を苗載せ台Sに載せると共に、顆粒状の農薬を収容部1に入れる。次いで、切換スイッチ23aをONにして散布機構1が近接スイッチ27のスイッチングに基づいて作動できる状態にする。
そして、田植機による苗の植え付けを開始すると、苗載せ台Sが側方に移動する。この植え付け動作の際には、ローラ25が苗載せ台Sの裏面Saに対して回転し、複数のボルト25が順次近接スイッチ27を通過する毎に、近接スイッチ27が間欠的にスイッチングされる。そして、近接スイッチ27のスイッチングに同調して散布機構1により田植機後方への農薬の散布が行われる。
この際には、田植機の移動に伴って跳ね上げられる泥等の異物がローラ25の周面25aに付着するが、この周面が苗載せ台Sの裏面Saに当接する位置においてこれら異物が周面25aから除去されることになる。
また、苗載せ台Sの裏面Saには、苗載せ台Sの構成部品の接合部があり、また、苗を植え付ける機構に潤滑油を供給するための管等が配されているために凹凸が存在するが、連結部31及びコイルばね32によって、ローラ25の周面25aが苗載せ台Sに対して浮き上がることを防止している。また、ローラ25は、摩擦係数の大きい樹脂材料により形成され、かつ、その周面25aが凹凸状に形成されているため、苗載せ台Sの裏面25aに対して滑ることがない。したがって、したがって、植え付け動作の際には、ローラ25がこの往復動作に確実に追従して裏面25a上を転がることになる。
田植機による植え付け速度が変化した場合には、苗載せ台Sの移動速度が同調して遅くなるため、近接スイッチ22による各ボルト28の検出の時間間隔が変化する。したがって、近接スイッチ22のスイッチングに同調する散布機構1による農薬散布の時間間隔も変化する。
田植機による植え付け動作を続ける間は、上記のような要領で散布機構1から農薬散布が間欠的に行われるが、植え付け動作を停止した際には、苗載せ台Sの往復移動が停止するため、散布機構1が停止して農薬散布が中断されることになる。
上記のように、この田植機搭載型農薬散布装置によれば、田植えの際には、ローラ25の周面25aと苗載せ台Sの裏面Saとの当接によってローラ25の周面25aに付着する異物を除去できるため、異物の付着による近接スイッチ27の誤作動を防止して農薬散布のばらつきを防止することができる。
また、ローラ25の周面25aに複数のボルト28を等間隔に配することにより、制御部23が植え付け動作の速度に合わせた一定の間隔で間欠的に散布機構1を作動させるため、等しい間隔をおいて農薬を散布することができる。
さらに、検出部21が、ボルト28の接近を磁力線の作用により検出する近接スイッチ27を備えているため、ローラ25の周面25aにボルト28の接近を検出するスイッチ部を当接させる必要が無くなる。したがって、ローラ25の摩耗を抑制でき、結果として、ローラ25を交換することなく、散布動作制御機構2を長時間使用することができる。
また、ローラ25が摩擦係数の大きい樹脂材料により形成され、かつ、その周面25aが凹凸状に形成されると共に、連結部31及びコイルばね32によりローラ25の周面25aを確実に苗載せ台Sの裏面Saに当接させた状態に保持されるため、苗載せ台Sの往復動作に対するローラ25の回転のずれを防止して、農薬散布のばらつきを防止できる。
さらに、ローラ25の円周長さbが前述の式(X)の範囲内となるように、ローラ25の直径寸法を決めることにより、ローラ25の周面25aのどの位置を苗載せ台Sに当接させても、所望の散布回数iだけ農薬散布を行うことができるため、苗載せ台Sに対するローラ25の当接を容易に行うことができる。
また、最大回転数mを1とした場合、すなわち、散布回数iとボルト28の数nとを等しくした場合には、散布回数iを定めるだけでボルトの数n及びローラ25の直径寸法を容易に決めることができる。
なお、上記の実施の形態においては、散布機構1の作動の契機となる金属製のボルト28をローラ25に取り付けるとしたが、これに限ることはなく、少なくとも近接スイッチ22が磁力線の作用により検出できる磁性体がローラ25の周面25aに配されていればよい。
また、ローラ25は、連結部31及びコイルばね32により軸線L1を中心に揺動させるように苗載せ台Sの裏面Sa側に付勢されるとしたが、これに限ることはなく、少なくとも、凹凸を有する裏面に追従して転がすことができる構成であればよい。すなわち、例えば、ローラ25が、裏面Saの垂直方向に移動自在に支持され、かつ、付勢手段により裏面Saに向けて付勢されるように構成するとしても構わない。
さらに、ローラ25は、滑り止め部材としてウレタンゴム等の摩擦係数の大きな樹脂材料から形成されるとしたが、これに限ることはなく、少なくとも当接するローラ25の周面25aに滑り止め部材となる摩擦係数の大きな樹脂材料が設けられていればよい。
また、摩擦係数の大きな樹脂材料に限ることはなく、少なくともローラ25の周面25aが苗載せ台Sの裏面Saに対して滑らなければよい。したがって、例えば、ローラ25の周面25aが粘着性を有しているとしても構わない。
さらに、散布機構1は、苗載せ台Sのさらに後方に顆粒状の農薬を散布するものとしたが、これに限ることはなく、少なくとも農薬を散布するものであればよい。すなわち、例えば、散布機構1は、苗に一定量の液状の農薬を散布できるものであっても良い。
また、病虫害駆除用の農薬に限ることはなく、田植え作業と並行して散布するものであればよく、例えば、肥料であってもよい。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
この発明の一実施形態に係る田植機搭載型農薬散布装置を示す概略構成図である。 図1の田植機搭載型農薬散布装置において、散布機構を示す概略斜視図である。 図1の田植機搭載型農薬散布装置において、散布動作制御機構を示す概略斜視図である。 図1の田植機搭載型農薬散布装置において、苗載せ台の移動幅とローラの円周長さとの関係を示す説明図である。 図1の田植機搭載型農薬散布装置において、苗載せ台の移動幅とローラの円周長さとの関係を示す説明図である。
符号の説明
1…散布機構、2…散布動作制御機構、23…制御部、25…ローラ、27…近接スイッチ(スイッチ部)、28…ボルト(作動契機部)、31…連結部、32…コイルばね(付勢手段)、S…苗載せ台

Claims (6)

  1. 往復動作を行う苗載せ台を具備した田植機による田植え作業と並行して被散布物を散布する散布機構と、前記散布機構に被散布物の散布を間欠的に行わせる散布動作制御機構とを備える田植機搭載型農薬散布装置であって、
    該散布動作制御機構が、回転可能に支持されると共に周面を前記苗載せ台に当接させたローラと、該ローラの周面に配された作動契機部と、前記作動契機部の接近を検出するスイッチ部と、該スイッチ部による前記作動契機部の検出を契機として前記散布機構を作動させる制御部とを備え、
    前記作動契機部が磁性体からなり、前記スイッチ部が前記作動契機部の接近を磁力線の作用により検出し、
    前記ローラが前記苗載せ台の往復動作に合わせて回転することで、前記作動契機部が配置された前記ローラの周面に付着した異物を前記ローラの周面と前記苗載せ台との当接位置において除去することを特徴とする田植機搭載型農薬散布装置。
  2. 前記作動契機部が複数設けられ、これら複数の前記作動契機部が、前記ローラの周方向の周面に等しい間隔を空けて配列されていることを特徴とする請求項1に記載の田植機搭載型農薬散布装置。
  3. 前記ローラが、前記苗載せ台に当接した状態と前記苗載せ台から離間した状態との間で移動自在に支持され、
    前記ローラを前記苗載せ台に向けて付勢する付勢手段を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の田植機搭載型農薬散布装置。
  4. 前記ローラの周面に多数の凹凸が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の田植機搭載型農薬散布装置。
  5. 往路動作を行う前記苗載せ台の移動幅をa、前記ローラの円周長さをb、前記作動契機部の数をnとして、
    a<b≦{n/(n―1)}×a、
    となるように、前記ローラの直径寸法を設定することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の田植機搭載型農薬散布装置。
  6. 往路動作を行う前記苗載せ台の移動幅をa、前記ローラの円周長さをb、前記作動契機部の数をn、移動幅a当たりの前記ローラの最大回転数をm、移動幅a当たりの散布回数をiとして、
    a/m<b≦{n/(mn―1)}×a、
    かつ、
    m=i/n、
    となるように、前記ローラの直径寸法を設定することを特徴とする請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の田植機搭載型農薬散布装置。
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