JP4453621B2 - 光源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば投射型プロジェクタ装置などの投影装置に搭載されて用いられる光源装置に関する。
現在、例えば投射型プロジェクタ装置などの投影装置に搭載される光源装置のある種のものは、例えば図5に示すように、光出射用開口62が形成された略箱状のケーシング61と、このケーシング61内に収納された光源ランプ70とを備え、この光源ランプ70から放射される光を凹面反射鏡80により集光して光出射用開口62を介して投射する構成とされており、光源ランプ70からの光の利用率を高くするために、光出射方向に対する凹面反射鏡80の前方位置にさらに例えば球面反射鏡81が配置されている。
そして、この光源装置60においては、ケーシング61の光出射用開口62をその外面側から塞ぐよう光透過性を有する窓部材65が設けられており、これにより、ケーシング内61が密閉された状態とされることに伴って、光源ランプ70の点灯時において、光源ランプ70や2つの反射鏡80、81が極めて高温となることから、例えばケーシング61に形成された冷却風供給用の通気口63を介して、冷却風をケーシング61内に供給することにより、光源ランプ70および2つの反射鏡80、81を冷却する構成が採用されている。図5において、64は、冷却風排出用の排気口である。
光源ランプ70は、例えば発光管71およびこの発光管71の両端に続く封止管72A、72Bを備えたバルブを有し、発光管71内に陽極75および陰極76が対向配置されると共に例えばキセノンガスが封入されてなるショートアーク型放電ランプが用いられている。
陽極75および陰極76は、それぞれ、例えばタングステン棒からなるリード棒77の先端に固定されて保持されており、各々のリード棒77は、それぞれ、封止管72A、72B内をその管軸に沿って外方に伸び、その基端部分が封止管72A、72Bの外端縁より突出する状態で設けられている。そして、封止管72A、72Bの外端部において、封止管72A、72Bとリード棒77とが例えば段継ぎガラスによって封着され、これにより、気密シール部が形成されている。
この光源ランプ70は、光出射方向後方側に位置される封止管、具体的には、陰極側の封止管72Bに口金79が取り付けられて、この口金79が保持部材66によって保持されることによってケーシング61に支持されている。
近年においては、このような光源装置が搭載された投影装置を持ち運んで、様々な場所で利用する傾向にある。そのため、投影装置の小型化が要請されており、このような要請に対して、例えば光源装置を小型化することが必要とされている。
光源装置の小型化を図るための手段の一として、例えば光源ランプそれ自体を小型化することが挙げられるが、光源ランプを単に小型のものとして構成した場合には、光源ランプ70の点灯時において、陽極75の基端部と、例えば段継ぎガラスによる、封止管72Aとリード棒77との気密シール部との間の離間距離が短くなって、光源ランプ70の点灯時において極めて高温となる陽極75と気密シール部とが近接することとなるため、気密シール部の温度が高温となってバルブが破損しやすくなる、という問題が生ずる。
このような問題に対して、光源ランプの気密シール部の温度上昇を防止するために、例えば気密シール部より外方に突出して延びるよう配設されているリード棒に冷却フィンを設け、これにより、リード棒を冷却する手段が採用されている(特許文献1参照)。
また、例えばリード棒の周囲にリード棒の外周面から径方向に間隙を隔てて複数枚の導風板を軸方向に延びるよう配設して、リード棒と導風板の間隙に冷却風を流通させることによってリード棒を冷却する手段が開示されている(特許文献2参照)。
実用新案登録第2532712号公報 特開2003−132845号公報
しかしながら、上記の技術のいずれのものにおいても、リード棒の冷却効果は十分に得られるものの、次のような問題が生ずることが判明した。すなわち、光源ランプは、点灯時における発光管内の内圧が極めて高くなることから、点灯時においてバルブが破裂することがある。そして、上記構成の光源装置60においては、光源ランプ70の一方の封止管72Bのみが支持された構成(片持ち構造)とされていることから、バルブの破片が飛散して窓部材65に衝突することにより窓部材65を破損させてしまう場合がある、という問題があることが判明した。特に、光源装置がプロジェクタ装置内に搭載された状態において、窓部材が破損した場合には、プロジェクタ装置の周辺機器に悪影響を及ぼすことになる。
本発明は、以上のような事情に基づいてなされたものであって、光源ランプのバルブが破裂することを抑制することができ、バルブが破裂した場合であっても、ケーシングに設けられた窓部材が破損することを防止することのできる小型の光源装置を提供することを目的とする。
本発明の光源装置は、光出射口が形成されたケーシングと、このケーシング内に配置された光源ランプおよびこの光源ランプから放射される光を光出射口を介して投射する反射鏡と、前記光出射口をケーシングの外側から塞ぐよう設けられた光透過性を有する窓部材とを備えてなり、前記光源ランプの点灯時において、当該光源ランプおよび反射鏡を冷却するための冷却風がケーシング内に導入される構成とされたものであって、
光源ランプは、内部に一対の電極が対向配置された発光管とこの発光管の両端に連続して外方に伸びる封止管とを有するバルブを備え、前記電極に電気的に接続されたリード棒が封止管の外端より突出して伸びるよう設けられ、当該封止管において気密シール部が形成されてなるものであり、光出射方向後方側に位置される封止管のみがケーシングに支持されて、バルブの管軸が光出射方向に沿って伸びる姿勢で配置されており、
光源ランプにおける光出射方向前方側に位置される一方のリード棒には、ケーシングにおける光出射口の開口縁の最大径より大きい径方向寸法を有する放熱フィンが、光出射口の周縁部分に対向する当該放熱フィンの外端縁部分をケーシングの内壁に接触させたとき、リード棒および放熱フィンが窓部材に接触しない状態となる位置に、設けられていることを特徴とする。
ここに、「最大径」とは、光出射口の開口縁形状が例えば円形である場合には、その直径をいい、光出射口の開口縁形状が例えば多角形などの円形以外の形状である場合には、開口縁を2本の平行線ではさんだとき、その平行線の間隔が最大となる幅寸法をいい、例えば光出射口の開口縁形状が四角形である場合には、対角線の寸法をいうものとする。
本発明の光源装置においては、放熱フィンが、複数の冷却風流通孔が厚み方向に貫通して伸びるよう形成された構成とされていることが好ましい。
また、本発明の光源装置においては、放熱フィンが、互いに材質が異なる2つの金属板が重ね合わされてなり、一方の金属板が熱伝導特性に優れ、他方の金属板が導電特性に優れたものにより構成されていることが好ましい。
本発明の光源装置によれば、基本的には、光出射方向後方側に位置される封止管のみが支持された光源ランプにおける光出射方向前方側に位置された、封止管の外端より突出するリード棒に、放熱フィンが取り付けられているため、光源ランプの点灯時において、リード棒の十分な冷却効果を得ることができ、気密シール部の温度が高温となることを抑制することができる結果、バルブが破裂することを抑制することができると共に、光源ランプの小型化を図ることができる。
しかも、光源ランプが点灯時に破裂して光源ランプの破片が飛散した場合であっても、放熱フィンが、ケーシングにおける光出射口の開口縁の最大径よりも大きい径方向寸法を有するものであることにより、当該放熱フィンがケーシングに激突した際にストッパとして機能して、光源ランプの破片が窓部材に直接的に激突することを防止することができるので、窓部材が破損することを確実に防止することができる。
また、放熱フィンが各々厚み方向に貫通して伸びる複数の冷却風流通孔が形成されたものであることにより、冷却風に対する接触面積を増大させることができるので、光出射方向前方側に位置されるリード棒の十分な冷却効果を確実に得ることができる。
さらに、放熱フィンが、互いに異なる材質の2つの金属板が重ね合せられてなり、一方の金属板が熱伝導特性に優れたものであり、他方の金属板が導電特性に優れたものであることにより、一方の金属板の作用によって、光出射方向前方側に位置されるリード棒の熱を高い効率で放熱することができるので、気密シール部が高温となることを確実に抑制することができると共に、他方の金属板の作用によって、光源ランプに対する給電を良好に行うことができる。
<第1の実施形態>
図1は、本発明の光源装置の一例における構成の概略を示す説明用断面図、図2は、図1に示す光源装置における光源ランプの一構成例を示す説明用断面図である。
この光源装置10は、例えば開口縁形状が円形である光出射口12が形成された、例えばアルミニウムよりなる略箱状のケーシング11を備えてなり、このケーシング11内に、光源ランプ20およびこの光源ランプ20から放射される光を光出射口12を介して投射する2つの反射鏡が収納されて構成されている。なお、光出射口12の開口縁形状は円形に限定されるものではない。
図1において、13は、光源ランプ20の点灯時において、ケーシング11内に冷却風を導入するための通気口であり、14は、ケーシング11内に導入された空気を外部に排出するための排気口である。
ケーシング11には、光透過性を有する窓部材15がケーシング11の光出射口12をその外側から塞ぐよう設けられており、これにより、光出射窓が構成されている。ここに、窓部材15の材質としては、例えば硼珪酸ガラス等を例示することができる。
光源ランプ20は、発光空間を形成する例えば楕円球形状の発光管21およびこの発光管21の両側に連続して外方に突出して伸びる封止管22A、22Bを有するバルブ20Aを備えており、発光管21内には、陽極25および陰極26が互いに対向配置されていると共に例えばキセノン、アルゴン、クリプトン等の希ガス若しくはこれらの混合物よりなる封入ガス、および必要に応じて用いられる水銀などの発光物質が封入されている。
陽極25および陰極26は、それぞれ、例えばタングステン棒からなるリード棒27A、27Bの先端に固定されて保持されており、各々のリード棒27A、27Bは、それぞれ、封止管22A、22B内をその管軸に沿って外方に伸び、その基端部分が封止管22A、22Bの外端縁より突出する状態で設けられている。
そして、封止管22A、22Bの外端部において、封止管22A、22Bとリード棒27A、27Bとが段継ぎガラス23によって封着され、これにより、気密シール部231が形成されている。
図2において、221は、封止管22A、22Bの一部が縮径されて形成された絞り込み部である。また、28は、封止管22A、22Bの絞り込み部221内に配置されて絞り込み部221に融着されたスリーブ部材であって、このスリーブ部材28の中央貫通孔に、リード棒27A、27Bが挿通されている。
この光源ランプ20には、陰極側の封止管22Bの外端部に口金29が設けられており、この口金29がケーシング11に固定された保持部材16によって保持されることにより、陽極25が光出射方向前方(図1において右方)側に位置された状態において、バルブ20Aの管軸が光出射方向に沿って伸びる姿勢で配置されている。
この光源装置10においては、例えば楕円集光鏡よりなる第1の反射鏡30が、その第1焦点が光源ランプ20における陽極25と陰極26との間に形成されるアークスポット(輝点)と一致する状態で設けられていると共に、光源装置10の光出射方向に対して第1の反射鏡30の前方位置において、例えば球面鏡よりなる第2の反射鏡31がその焦点がアークスポットに一致するよう配置されている。
このような構成とされていることにより、光源ランプ20から放射される光は、その一部が直接あるいは第1の反射鏡30によって反射されて前方に投射されると共に、第1の反射鏡30の外縁より前方外方に指向する光が第2の反射鏡31によってアーク領域に戻された後、第1の反射鏡30によって集光されて前方に投射される。
以上の光源装置10においては、光源ランプ20における光出射方向前方側に位置されるリード棒、すなわち陽極側のリード棒27Aの封止管22Aの外端より突出する突出部分には、ケーシング11における光出射口12の開口縁の最大径、具体的には、円形の光出射口12の直径よりも大きい径方向寸法(全長)を有する放熱フィン40が設けられている。
具体的には、放熱フィン40は、ケーシング11における光出射口12の周縁部分に対向する当該放熱フィン40の外端縁部分をケーシング11の内壁面に接触させたとき、リード棒27Aおよび放熱フィン40が窓部材15に接触しない状態となる位置に、設けられており、この実施例においては、例えば、放熱フィン40の光出射口12に対向する部分の外端縁部分と窓部材15の内面との最短離間距離aが、光出射口12に対向する部分以外の放熱フィン40の外端縁部分とケーシング11の内壁面との最短離間距離bよりも大きくなる状態であって、陽極側のリード棒27Aが放熱フィン40の外端縁より外方に突出しない状態とされている。
放熱フィン40は、図3に示すように、互いに異なる材質の2つの金属板が重ね合せられてなり、一方の金属板41が導電特性に優れたものであり、他方の金属板42が熱伝導特性に優れたものにより構成されている。
そして、一方の金属板41の下端には、給電線が接続された図示しない舌片部分が設けられており、これにより、一方の金属板41が陽極側のリード棒27Aに対する給電部材としての機能を有するものとされている。
放熱フィン40を構成する各々の金属板41、42は、それぞれ、例えば全体が略方形板状の長尺なものであって、長手方向(径方向)における中央領域において、一側から幅方向内方に向かって伸びるテーパ状の切り欠き部43を有すると共に(図1参照)、長手方向の中央位置において、厚み方向に弧状に湾曲する膨出部分44を有する。
そして、一方の金属板41および他方の金属板42は、陽極側のリード棒27Aを各々の膨出部分44によって狭圧して重ね合わせられた状態において、締結部材46によって陽極側のリード棒27Aに対して固定される。
放熱フィン40を構成する2種類の金属板の材質の組み合わせの一例を示すと、一方の金属板41の材質としては、例えば表面にニッケルメッキがなされた銅(Cu)が用いられ、他方の金属板42の材質としては、例えばアルミニウム(Al)が用いられる。
放熱フィン40には、一方の金属板41および他方の金属板42を貫通して厚み方向に延びる複数の冷却風流通孔45が形成されている。
この実施例においては、冷却風流通孔45は、放熱フィン40における所定の格子点位置例えば千鳥格子状の位置において、放熱フィン40の面積に対する開口面積の総面積の割合が例えば10%以下となる状態で、形成されている。
この光源装置10においては、ケーシング11の通気口13を介して供給される冷却風が、放熱フィン40における他方の金属板42の表面に対して所定の角度例えば45°で吹き付けられる状態とされている。
例えば、放熱フィン40が通気口13に対して所定の角度で傾斜する状態で設けられた構成であっても、冷却風を放熱フィン40に対して所定の角度で供給するための適宜の整流手段を通気口13に設けた構成であっても、いずれの構成であってもよい。
上記のような光源装置10の一例においては、ケーシング11は、高さ150mm、幅200mm、奥行150mm、内容積が4500cm3 、光出射口12の開口縁の最大径が直径65〜70mmであるものであり、窓部材15は、直径が75mm、厚みが3mmであるものであり、光源ランプ20は、定格ランプ電力が例えば2kW、点灯時におけるガス圧が例えば2MPa以上、全長が193mm、陽極25の基端部と陽極側の気密シール部231との離間距離Lが30mmであるものであり、放熱フィン40を構成する各金属板41、42は、径方向の全長が110mm、厚みが1mm、面積が2500mm2 、各々の冷却風流通孔45の開口径が直径3mm、冷却風流通孔45の数が36個、冷却風流通孔45の開口面積の総面積が84mm2 (放熱フィン40に対する面積比3.4%)であるものであり、ケーシング11内に供給される冷却風の風量は例えば毎分2m3 である。
上記構成の光源装置10によれば、基本的には、陰極側の封止管22Bのみが支持された光源ランプ20における陽極側のリード棒27Aの、封止管22Aの外端より突出する部分に、放熱フィン40が直接的に取り付けられていることにより、光源ランプ20の点灯時において、陽極側のリード棒27Aの十分な冷却効果を得ることができるので、気密シール部231が高温となることを抑制することができる結果、バルブ20Aが破裂することを抑制することができ、従って、例えば陽極25の基端部と気密シール部231との間の離間距離Lを短くすることなどによって光源ランプ20の小型化を図ることができる。具体的には、陽極25の基端部と気密シール部231との間の離間距離Lを、例えば30mm以下とすることができる。
しかも、光源ランプ20におけるバルブ20Aが破裂して光源ランプ20の破片が飛散した場合であっても、放熱フィン40が、ケーシング11における光出射口12の開口縁の最大径よりも径方向の寸法が大きいものであることにより、放熱フィン40がケーシング11に激突した際にストッパとして機能して、光源ランプ20の破片が窓部材15に直接的に激突することを防止することができるので、換言すれば、衝撃を受けるものが窓部材15を囲むケーシング部分であるので、窓部材15が破損することを確実に防止することができる。
従って、上記構成の光源装置10は、窓部材15が破損することによって周辺機器に対して悪影響を及ぼすことがなく、例えば小型のプロジェクタ装置を構成する場合に、極めて有用なものとなる。
また、放熱フィン40が各々厚み方向に貫通して伸びる複数の冷却風流通孔45が形成されているものであることにより、冷却風に対する接触面積を増大させることができるので、陽極側のリード棒27Aの十分な冷却効果を確実に得ることができる。
さらに、放熱フィン40が、互いに異なる材質の2つの金属板、具体的には、例えばAl板とCu板とが重ね合せられてなるものであることにより、主に熱伝導特性に優れた他方の金属板42を構成するAl板の作用によって、陽極側のリード棒27Aの熱を高い効率で放熱することができるので、気密シール部231が高温となることを確実に抑制することができ、しかも、導電特性に優れた一方の金属板41を構成するCu板の作用によって、放熱フィン40を介して光源ランプ20に対する給電を良好に行うことができる。
<第2の実施形態>
図4は、本発明の光源装置の他の例における構成の概略を示す説明用断面図である。
この光源装置50は、放熱フィン51が窓部材15と対向している部分に、外方(前方)に突出する突出部分(隆起部分)52を有するものとされていること以外は、図1に示す光源装置10と同様の構成を有する。なお、図1に示す光源装置と同一の構成部材については、便宜上、同一の符号が付してある。
この光源装置50においては、図1に示す光源装置10と同様に、放熱フィン51が、ケーシング11の光出射口12の周縁部分に対向する当該放熱フィン51の外端縁部分をケーシング11の内壁面に接触させたとき、リード棒27Aおよび放熱フィン51の突出部分52が窓部材15に接触しない状態となる位置に、設けられており、この実施例においては、例えば、陽極側のリード棒27Aの先端と窓部材15の内面との最短離間距離aが、放熱フィン51における突出部分52以外の外端縁部分とケーシング11の内壁面との最短離間距離bよりも大きくなる状態とされている。
この光源装置50においては、例えば陽極側のリード棒27Aが放熱フィン51の外端より突出した状態とされていることから、ケーシング11の光出射口12に対応する開口部が形成された例えば円板状のスペーサ55を介して窓部材15がケーシング11に設けられた構成とされているが、上記のような状態を実現することができれば、図1に示す光源装置10のように、窓部材15が直接的にケーシング11に設けられた構成とされていてもよい。
而して、ケーシング11および放熱フィン51は、互いに電気的に絶縁されていることが必要とされるため、放熱フィン51は、ケーシング11に対して一定の距離が隔てられて設けられていることが必要である。
然るに、このような構成の光源装置50によれば、放熱フィン51をその外端における突出部分52の少なくとも一部がケーシング11の光出射口12の空間内に収容された状態で設けることができるので、十分な放熱面積(冷却風に対する接触面積)を有する放熱フィン51を用いながら、ケーシング11と放熱フィン51との電気的な絶縁性が十分に確保されたものとして構成することができる。従って、基本的には、図1に示す構成の光源装置10と同様の効果を得ることができ、しかも、ケーシング11の小型化、具体的には、ケーシング11の幅寸法(光出射方向の寸法)を図1に示す光源装置に比して1.5%程度小さくすることができるので、光源装置50全体を一層小型のものとして構成することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、種々の変更を加えることができる。
例えば、放熱フィンの形状は、径方向の全長がケーシングにおける光出射口の開口縁の最大径より大きいものであれば、特に限定されるものではない。
また、冷却風流通孔の数、形成位置のパターンおよび開口径の大きさは、特に制限されるものではなく、目的に応じて適宜変更することができる。
さらに、本発明は、段継ぎガラスによって気密シール構造が形成されてなる光源ランプを備えたものに限定されず、例えば先端に陽極または陰極を支持する内部リード棒が封止管内に気密に埋設された金属箔を介して外部リード棒に接続されることにより気密シール構造が形成されてなる光源ランプを備えたものに適用することができる。
本発明の光源装置の一例における構成の概略を示す説明用断面図である。 図1に示す光源装置における光源ランプの一構成例を示す説明用断面図である。 放熱フィンの一構成例を示す説明用断面図である。 本発明の光源装置の他の例における構成の概略を示す説明用断面図である。 従来の光源装置の一例における構成の概略を示す説明用断面図である。
符号の説明
10 光源装置
11 ケーシング
12 光出射口
13 通気口
14 排気口
15 窓部材
16 保持部材
20 光源ランプ
20A バルブ
21 発光管
22A、22B 封止管
221 絞り込み部
23 段継ぎガラス
231 気密シール部
25 陽極
26 陰極
27A、27B リード棒
28 スリーブ部材
29 口金
30 第1の反射鏡
31 第2の反射鏡
40 放熱フィン
41 一方の金属板
42 他方の金属板
43 切り欠き部
44 膨出部分
45 冷却風流通孔
46 締結部材
50 光源装置
51 放熱フィン
52 突出部分
55 スペーサ
60 光源装置
61 ケーシング
62 光出射用開口
63 通気口
64 排気口
65 窓部材
66 保持部材
70 光源ランプ
71 発光管
72A、72B 封止管
75 陽極
76 陰極
77 リード棒
79 口金
80 凹面反射鏡
81 球面反射鏡

Claims (3)

  1. 光出射口が形成されたケーシングと、このケーシング内に配置された光源ランプおよびこの光源ランプから放射される光を光出射口を介して投射する反射鏡と、前記光出射口をケーシングの外側から塞ぐよう設けられた光透過性を有する窓部材とを備えてなり、前記光源ランプの点灯時において、当該光源ランプおよび反射鏡を冷却するための冷却風がケーシング内に導入される構成とされた光源装置であって、
    光源ランプは、内部に一対の電極が対向配置された発光管とこの発光管の両端に連続して外方に伸びる封止管とを有するバルブを備え、前記電極に電気的に接続されたリード棒が封止管の外端より突出して伸びるよう設けられ、当該封止管において気密シール部が形成されてなるものであり、光出射方向後方側に位置される封止管のみがケーシングに支持されて、バルブの管軸が光出射方向に沿って伸びる姿勢で配置されており、
    光源ランプにおける光出射方向前方側に位置される一方のリード棒には、ケーシングにおける光出射口の開口縁の最大径より大きい径方向寸法を有する放熱フィンが、光出射口の周縁部分に対向する当該放熱フィンの外端縁部分をケーシングの内壁に接触させたとき、リード棒および放熱フィンが窓部材に接触しない状態となる位置に、設けられていることを特徴とする光源装置。
  2. 放熱フィンには、複数の冷却風流通孔が厚み方向に貫通して伸びるよう形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光源装置。
  3. 放熱フィンは、互いに材質が異なる2つの金属板が重ね合わされてなり、一方の金属板が熱伝導特性に優れ、他方の金属板が導電特性に優れたものであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の光源装置。
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