JP4449854B2 - 内燃機関の始動異常診断装置 - Google Patents

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Description

この発明は、内燃機関(エンジン)の始動異常診断装置に関し、特に、エンジンの始動不良およびエンジンストールによる始動異常を診断するためのエンジン始動異常診断装置に関する。
車両においては、年々厳しさを増す排出ガス法規制を受けて、車載式故障診断装置(OBD:On Board Diagnosis)の装着が義務付けられている。車載式故障診断装置とは、車両自身が排出ガス対策装置の異常を検知・監視し、異常発生時には警報表示して運転者に知らせるとともに、その故障内容を記憶保持する装置である。車載式故障診断装置は、一般的に、車両全体を制御するECU(Electrical Control Unit)に設けられる。
このような車載式故障診断装置としては、一般に、故障した車載部品を特定できるように車載部品ごとに異なる故障コードを設け、故障した車載部品がある時に故障コードを出力し、かつ保存するように構成される。たとえば、エンジンが始動できないという始動不良や、エンジンが不意に停止するエンジンストールなどのエンジンの始動異常が発生したときには、車載式故障診断装置は、車載部品のエンジン始動異常に関連するデータを保存する。
ところで、最近では、携帯機である電子キーと車両側装置との間で通信を行ない、電子キーから送信されてきたIDが正当なものであった場合に、イモビライザ、シフトロック、ステアリングロック、パーキングブレーキなどの車両用ロック装置の解除(アンロック)を行なうスマートキーと呼ばれるシステムが知られている(たとえば特許文献1〜4参照)。これによれば、ユーザは、ロック解除のための操作が不要となり、イグニッションスイッチをオンするのみでエンジンを始動でき、走行可能な状態となる。また、ユーザが車両から離れた場合には、これを正当なIDを持つ電子キーの離間として検出し、車両用ロック装置がロックされる。
特開2001−130379号公報 特開2004−11430号公報 特開平7−307983号公報 特開2004−189030号公報
一般に、エンジンの始動異常において、その要因となり得る車載部品の故障は、非常に多岐に渡ると考えられる。さらには、上述したスマートキーシステムにおいて、電子キーと車両側装置との通信系にエラーが生じたことによっても、電子キーのIDが正当であるにも関わらずエンジンを始動できないという事態も起こり得る。
しかしながら、現行の車載式故障診断装置は、検出される故障が特定の部品の故障に限られており、故障した部品の識別が不可能なときには故障として判断することができない。特に、上記の通信系のエラーについては、始動異常の関連データに含まれていないことから、始動異常の発生時に、ユーザが車両を修理業者に持ち込んでも、故障コードが残っておらず、修理業者は状況把握のために、不具合の再検証をしなければならなかった。
また、エンジン始動異常は、特殊な条件下でのみ発生するところ、再現性の低い故障の場合には、再検証に多大な工数を要し、故障原因の解析が非常に困難となる。さらに、最終的に故障原因が特定できない場合、故障が見込まれる部品については全て新品に交換するという措置と採らざるを得ず、作業効率の点で問題が生じていた。
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、エンジン始動異常による故障の解析を効率化するエンジン始動異常診断装置を提供することである。
この発明によれば、車両の駆動力を発生する内燃機関の始動異常を診断するための始動異常診断装置は、外部から入力された認証データの照合結果に基づいて、車両の走行機能をロックまたはアンロックする車両用ロック装置と、始動要求を受けると、車両用ロック装置において認証データが正当と判断されたことに応じて内燃機関の始動を許可する一方、認証データが不当と判断されたことに応じて内燃機関の始動を禁止する始動制御装置と、内燃機関の始動異常を検出する始動異常検出部と、始動異常による故障の解析に必要なデータを保存するデータ保存部とを備える。データは、始動要求がなされた時点から始動異常が検出された時点までの車両用ロック装置の動作履歴を示すデータを含む。
上記の内燃機関の始動異常診断装置によれば、これまで特定が不可能であった車両のロック装置の通信エラーによるエンジンの始動異常を特定することが可能となる。その結果、故障解析に要する工数が大幅に削減され、修理を迅速に行なうことができる。
好ましくは、データは、始動異常が検出された時点の以前および以降の少なくとも一方における車両の状態を示すデータをさらに含む。
上記の内燃機関の始動異常診断装置によれば、車両のロック装置の動作履歴と始動異常検出時の車両の状態とに基づいて故障解析が可能となるため、故障原因の特定がより一層容易化される。
好ましくは、内燃機関の始動異常診断装置は、データ保存部に保存されたデータを車両の外部に読み出すためのデータ読出部をさらに備える。
上記の内燃機関の始動異常診断装置によれば、修理業者は不具合の再検証をすることなく、効率的に故障解析を行なうことができる。
好ましくは、車両用ロック装置は、認証データの照合結果に基づいて、内燃機関の始動許可信号または始動禁止信号を生成して始動制御装置へ出力する。車両用ロック装置の動作履歴を示すデータは、車両用ロック装置が始動制御装置に対して、始動許可信号または前記始動禁止信号を出力した履歴を含む。
上記の内燃機関の始動異常診断装置によれば、始動異常が車両のロック装置における通信エラーによるものか否かを容易に判断することができる。
好ましくは、始動異常検出部は、スタータが所定の期間を越えてオンされ続けたにも関わらず、内燃機関の回転数が所定の回転数以下であるときに、始動異常を検出する。データ保存部は、スタータがオフされた時点までの車両のロック装置の動作履歴の少なくとも一部を保存する。
上記の内燃機関の始動異常診断装置によれば、始動異常のうちのエンジンが始動しない始動不良が生じたときの故障解析が容易となる。
好ましくは、始動異常検出部は、内燃機関の機関温度が低くなるに従って、所定の期間が長くなるように設定する。
上記の内燃機関の始動異常診断装置によれば、始動不良の誤検出を防止することができる。
好ましくは、始動異常検出部は、内燃機関の回転数が一旦所定の回転数を超えた後、所定の回転数以下に低下したときに、始動異常を検出する。データ保存部は、始動異常が検出された時点までの車両のロック装置の動作履歴の少なくとも一部を保存する。
上記の内燃機関の始動異常診断装置によれば、始動異常のうちのエンジンストールが生じたときの故障解析が容易となる。
好ましくは、始動異常検出部は、始動異常が検出されたことを指示する異常検出信号をデータ保存部へ出力する。データ保存部は、データを所定の単位時間ごとに取得して保存する記憶部と、異常検出信号を受けると、始動異常の検出時から少なくとも1つの所定の単位時間の経過後に、記憶部がデータを取得するのを停止させる制御部とを含む。
上記の内燃機関の始動異常診断装置によれば、始動異常検出時前後における車両の状態と、車両のロック装置の動作履歴とが保存されるため、故障解析を容易かつ迅速に行なうことができる。
この発明によれば、始動異常による故障の解析において、これまで特定不可能であった車両のロック装置における通信系のエラーによるエンジンの始動異常を故障原因として特定することが可能となる。その結果、故障解析に要する工数が大幅に削減され、修理を迅速に行なうことができる。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
図1は、この発明の実施の形態によるエンジン始動異常診断装置の概略ブロック図である。
図1を参照して、エンジン始動異常診断装置は、エンジン始動異常検出部20と、フリーズフレームデータ保存部30とを備える。
エンジン始動異常診断装置は、車両1000に搭載される図示しないECUの内部に設けられる。なお、車両1000には、さらに、エンジンECU10と、スタータ12と、イモビライザ50と、エンジン回転数センサ60と、スロットル開度、車速および冷却水温などをそれぞれ検出する各種センサ70とが搭載される。
イモビライザ50は、送受信機を有しており、この送受信機と携帯機である電子キー200のトランスポンダ210との間で通信を行なう。詳細には、イモビライザ50の制御部は、送受信機に接続されるとともに、電子キー200のIDなどを記憶するメモリに接続される。制御部は、電子キー200の呼び出し信号を生成し、その生成した呼び出し信号を送受信機から電子キー200のトランスポンダ210に送信する。そして、トランスポンダ210がこの呼び出し信号に応答して、電子キー200のIDを送受信機に送信すると、制御部は、電子キー200からの受信信号に含まれるIDと、メモリに予め登録されたIDとを照合する。なお、イモビライザ50が行なうID照合は、送受信機を介して受信した電子キー200のIDの照合に限定されず、指紋など予め車両1000の使用が許可されたユーザに固有の識別情報を認証する構成としても良い。
そして、このID照合において、電子キー200のIDが正当であると判断されると、制御部は、車両用ロック装置の車両用ロック装置のロックを解除し、アンロック状態とする。なお、車両用ロック装置には、イモビライザ50を始め、図示しないシフトロック、ステアリングロックおよびパーキングブレーキなどが含まれる。さらに、制御部は、正当な電子キー200がイグニッションスイッチに差し込まれた状態で、イグニッションスイッチがオンされたことに応じて、エンジンの始動を許可する始動許可信号を生成してエンジンECU10へ出力する。
ここで、始動許可信号は、具体的には、エンジンへの燃料供給およびイグニッション用電力の供給を実行させるための信号である。エンジンECU10は、始動許可信号を受けると、スタータ12を通電してスタータ12をオンさせる。また、エンジンECU10は、エンジンへの燃料供給を開始する。これにより、スタータ12は、エンジン停止状態からクランキングを実行してエンジンを始動させる。
一方、イモビライザ50の制御部は、電子キー200のIDが正当でないと判断されると、上記のロック装置をロック状態とする。さらに、制御部は、エンジンの始動を禁止する始動禁止信号を生成してエンジンECU10へ出力する。この始動禁止信号は、エンジンへの燃料供給およびイグニッション用電力の供給を禁止するための信号である。したがって、エンジンECU10は、始動禁止信号を受けると、エンジンへの燃料供給を停止、もしくは燃料の噴射量を制限する。また、エンジンECU10は、スタータ12の通電を行なわず、スタータ12をオフさせる。したがって、エンジンは始動不能となる。これにより、第三者が未登録キーによってエンジンを始動して車両を盗む窃盗行為を未然に防ぐことができる。なお、エンジンECU10は、始動禁止信号に応じて、イグニッションコイルへの点火信号の出力を停止するようにしても良い。
すなわち、エンジンECU10は、イグニッションスイッチがオンされると、イモビライザ50からの信号(始動許可信号または始動禁止信号)に応じて、エンジン始動を実行または停止する。
エンジン回転数センサ60は、エンジンのクランキングが開始してエンジンが回転を始めると、エンジン回転数MRNEを検出する。そして、エンジン回転数センサ60は、その検出したエンジン回転数MRNEを、エンジン始動異常検出部20およびフリーズフレームデータ保存部30へ出力する。
各種センサ70は、スロットル開度、車速および冷却水温などを検出し、その検出結果をフリーズフレームデータ保存部30へ出力する。
エンジン始動異常検出部20は、エンジン回転数センサ60からエンジン回転数MRNEを受けると、検出されたエンジン回転数MRNEに基づいて、エンジンの始動異常の有無を判定する。エンジン始動異常には、代表的なものとして、エンジンが始動できないエンジン始動不良と、運転者の意図しないエンジンストールとがある。
より具体的には、エンジン始動異常検出部20は、エンジン始動異常の有無を判定するエンジン始動異常判定部22と、タイマ24とを含む。
エンジン始動異常判定部22は、イグニッションスイッチに差し込まれた正当な電子キー200がエンジンの点火系に通電を行なうオン(ON)位置から、スタータ12に通電を行なうエンジンスタート(ST)位置に回動され、スタータ12がオンされたことに応じて、エンジン始動異常の有無の判定動作を実行する。
なお、電子キー200は、エンジンスタート位置において、運転者がこの位置を維持するように力を加えていないと、オン位置に戻るように構成される。すなわち、スタータ12は、運転者が電子キー200をエンジンスタート位置に維持し続ける限りにおいて、オンされ続ける。そして、スタータ12は、エンジン停止状態からクランキングを実行してエンジンを始動させる。
また、電子キー200の他の構成としては、運転者が車両室内に設けられた押しボタンスイッチ等の操作部を操作することによってECUが自動的にエンジンを始動させるものがある。なお、このようなスイッチ操作によるエンジン始動制御方法は、プッシュ式スタートシステムとも称される。この場合、予め設定された所定の期間においてスタータ12がオンされ続け、当該設定期間経過後にスタータ12が自動的にオフされる。この発明によるエンジン始動異常診断装置は、いずれの構成にも適用され得るものである。
エンジン始動異常の有無の判定は、以下に示すように、エンジン回転数センサ60にて検出されるエンジン回転数MRNEと、タイマ24からの計時情報とに基づいて行なわれる。
詳細には、スタータ12がオンされて回転し、スタータ12の回転によってエンジンのクランキングが開始されると、エンジン始動異常判定部22は、エンジン回転数センサ60からエンジン回転数MRNEを受ける。そして、エンジン始動異常判定部22は、エンジン回転数MRNEと所定の回転数(たとえばアイドル回転数近傍)との一致比較動作を行ない、その比較結果に基づいてエンジンが完爆状態であるか否かを判定する。このとき、エンジン回転数MRNEが所定の回転数を超えれば、エンジン始動異常判定部22は、エンジン始動が正常であると判定する。
一方、エンジン始動異常判定部22は、エンジン回転数MRNEが所定の回転数以下であれば、タイマ24を起動させる。
タイマ24は、エンジン始動異常判定部22からの指示に応じて起動し、スタータ12がオン状態であって、かつ、エンジン回転数MRNEが所定の回転数以下である期間を計時する。そして、その計時情報をエンジン始動異常判定部22へ出力する。また、タイマ24は、その計時情報を、後述するように、フリーズフレームデータ保存部30へ出力する。
そして、エンジン始動異常判定部22は、計時された期間(=スタータ12がオン状態であって、かつエンジン回転数MRNEが所定のエンジン回転数以下である期間)が予め定めた所定の期間よりも長いか否かを判定する。
このとき、エンジン始動異常判定部22は、計時された期間が所定の期間よりも長ければ、運転者がスタータ12を所定の期間オンし続けたにも関わらず、エンジンが完爆状態に至らなかったと判断して、エンジン始動が不良であると判定する。そして、エンジン始動異常判定部22は、エンジン始動異常フラグをセット(オン)する。
一方、エンジン始動異常判定部22は、計時された期間が所定の期間以下であれば、運転者がスタータ12をオンし続けた期間が、エンジンを完爆させるのに必要な期間を満たしていないと判断して、すなわち、運転者のキー操作に原因があると判断して、エンジン始動が正常であると判定する。この場合、エンジン始動異常フラグは、リセット(オフ)状態に保たれる。
なお、所定の期間は、たとえば、エンジンを始動させるために必要なスタータ12のオン期間の下限値に設定される。また、所定の期間は、エンジンの機関温度が低くなるに従って、相対的に長くなるように設定される。
そして、エンジン始動異常判定部22は、エンジン始動の正常/不良を指示するエンジン始動異常フラグを、図示しない表示手段へ出力するとともに、フリーズフレームデータ保存部30へ出力する。
さらに、エンジン始動異常判定部22は、エンジンの始動後において、イグニッションスイッチがオン状態であるにも関わらず、エンジンが動作状態から停止状態に変化したときには、運転者の意図しないエンジンストールが発生したと判断する。この場合、エンジン始動異常判定部22は、エンジンストールフラグをセット(オン)し、そのセットされたエンジンストールフラグを、図示しない表示手段へ出力するとともに、フリーズフレームデータ保存部30へ出力する。
フリーズフレームデータ保存部30は、入力インターフェース部32と、バス40と、CPU34と、クロック回路36と、不揮発性メモリ38とを含む。
入力インターフェース部32は、エンジン回転数センサ60からエンジン回転数MRNEを受け、各種センサ70から車速、スロットル開度、冷却水温などを受ける。また、入力インターフェース部32は、エンジン始動異常判定部22から、エンジン始動不良の有無を知らせるエンジン始動異常フラグと、エンジンストールの有無を知らせるエンジンストールフラグとを受ける。
入力インターフェース部32は、さらに、イモビライザ50から始動許可信号または始動禁止信号を受ける。なお、始動許可信号および始動禁止信号は、上述したように、電子キー200のID照合結果に基づいて、イモビライザ50からエンジンECU10に対して送信される信号である。
そして、入力インターフェース部32は、これらの入力情報を、バス40を介してCPU34、クロック回路36および不揮発性メモリ38に伝達する。
CPU34は、フリーズフレームデータ保存部30の全体を制御する。詳細には、CPU34は、クロック回路36から出力されるクロック信号に同期して、所定の単位時間ごとに、イモビライザ50からの始動許可信号(または始動禁止信号)と、エンジン回転数センサ60および各種センサ70からの検出情報とを、フリーズフレームデータ(以下、FFDとも称する)として不揮発性メモリ38に保存する。
図2は、図1の不揮発性メモリ38に保存されるフリーズフレームデータを説明するためのタイミングチャートである。
図2を参照して、不揮発性メモリ38には、車両システムの起動時(時刻t=0とする)から所定の単位時間Δtごとに、イモビライザ50、エンジン回転数センサ60および各種センサ70からの入力情報が、1セットのフリーズフレームデータFFDとして保存される。なお、所定の単位時間Δtは、イグニッションスイッチがオンされた時刻を始期としてクロック回路36からのクロック信号に基づいて設定される。
具体的には、フリーズフレームデータFFDは、車両システムの起動時(t=0)から時系列に従って、FFD(0),FFD(1),FFD(2)・・・の順に配列される。そして、配列されたフリーズフレームデータFFDは、複数セット(たとえば5セット、FFD(0)〜FFD(4)とする)が1組のデータ群として構成されて不揮発性メモリ38に一時的に保存される。さらに、不揮発性メモリ38は、所定の単位時間Δtごとに新しい入力情報が書込まれると、1組のデータ群に含まれるデータ内容を随時更新する。たとえば、ある時刻において、FFD(0)〜FFD(4)を1組とするデータ群は、次の所定の単位時間Δtの経過後には、FFD(1)〜FFD(5)を1組とするデータ群に更新される。
ここで、CPU34は、図2に示すように、時刻t=Tにおいて、上述したエンジン始動異常判定部22からセット(オン)されたエンジン始動異常フラグを受けると、運転者のキー操作によりにスタータ12がオフされたことに応じて、1組のデータ群を2回更新した後に不揮発性メモリ38への書込みを停止する。その結果、最終的な1組のデータ群は、エンジン始動不良によりスタータ12がオフされた時点(t=T)以前の3セットのフリーズフレームデータFFD(i−2),FFD(i−1),FFD(i)と、スタータ12がオフされた時点以後の2セットFFD(i+1),FFD(i+2)との合計5セットのフリーズフレームデータFFDで構成される。したがって、エンジンの始動不良が検出されると、この1組のデータ群が、エンジン始動不良の検出時点の前後における車両の状態を指示するデータとして不揮発性メモリ38に保存されることになる。
なお、車両1000が上述したプッシュ式スタートシステムを採用しているときには、CPU24は、所定の設定期間が経過してスタータ12が自動的にオフされたことに応じて、1組のデータ群を2回更新した後に不揮発性メモリ38への書込みを停止する。
また、図2では、データ群を2回更新する構成としたが、フリーズフレームデータFFDとして保存したいデータの内容に応じて、更新する回数を増減させても良い。すなわち、更新する回数に応じて、始動異常検出時以前の車両の状態、始動異常検出以降の車両の状態および始動異常検出時前後の車両の状態のいずれかを保存することが可能となる。
また、CPU24は、時刻t=Tにおいて、エンジン始動異常判定部22からオンされたエンジンストールフラグを受けると、エンジン始動異常フラグの場合と同様に、1組のデータ群を2回更新した後に不揮発性メモリ38への書込みを停止する。これにより、不揮発性メモリ38には、エンジンストール発生時前後の車両の状態を指示するフリーズフレームデータFFD(i−2)〜FFD(i+2)が保存される。
再び図1を参照して、不揮発性メモリ38は、車両1000に設けたコネクタ110を介して、車両1000外部の診断ツール100に接続可能である。不揮発性メモリ38は、修理業者が車両1000の故障診断を行なう際に、診断ツール100に接続され、内部に保存される1組のデータ群(フリーズフレームデータFFD(i−2)〜FFD(i+2))が読出される。そして、修理業者は、読出した1組のデータ群のデータ内容に基づいて、故障原因の解析を行なう。
ここで、エンジン始動不良やエンジンストールを含むエンジンの始動異常は、一般に、車載部品の故障が要因となって起こると考えられるが、以下に示すように、イモビライザ50の通信エラーによっても発生する場合がある。
詳細には、イモビライザ50は、図1で述べたように、送受信機を介して電子キー200のトランスポンダ210との間で通信を行なって電子キー200のIDを取得し、その取得したIDを照合する。また、イモビライザ50は、エンジンECU10と通信を行ない、電子キー200のID照合結果に基づいて生成した始動許可信号または始動禁止信号をエンジンECU10へ送信する。
しかしながら、イモビライザ50と電子キー200との間に通信エラーが生じたときには、ID照合が正常に行なえず、誤ったID照合結果に基づいた信号がエンジンECU10へ送信される可能性が生じる。また、イモビライザ50とエンジンECU10との間に通信エラーが生じたときも同様に、本来のID照合結果とは相反する信号がエンジンECU10へ送信され得る。これにより、イモビライザ50およびエンジンECU10は、通信エラーによって誤動作するおそれが生じる。
例えば、イモビライザ50は、ID照合が不能であるとき、または電子キー200のIDが未登録であると判定されたときには、始動禁止信号を生成してエンジンECU10へ出力する。そのため、正当な電子キー200がイグニッションスイッチに差し込まれている状態であっても、エンジンECU10は、エンジンへの燃料供給やイグニッション用電力の供給を停止することになる。結果として、電子キー200が正当であるにも関わらず、エンジンが始動できない、もしくはエンジンストールの発生といった始動異常が起きてしまう。
しかしながら、現行の車載式故障診断装置においては、検出される故障が特定の部品の故障に限られているため、イモビライザ50の通信エラーによって始動異常が発生したときに、運転者が車両を修理業者に持ち込んでも、故障コードが残っておらず、修理業者は状況把握のために、不具合の再検証をしなければならない。
また、始動異常は、特殊な条件下でのみ発生するところ、再現性の低い故障の場合には、再検証に多大な工数を要し、故障原因の解析が非常に困難とされる。そのため、修理業者は、故障の疑いがある部品については全て新品に交換するという対応を採らざるを得ず、時間的でもコスト的にも故障解析を非効率的なものとしていた。
そこで、この発明によるエンジン始動異常診断装置は、フリーズフレームデータFFDに、始動異常検出時における車両の状態に加えて、車両システムが起動してからイモビライザ50が動作した履歴を保存する構成とする。
詳細には、フリーズフレームデータFFDに、始動異常が検出されたときの車両の状態を指示する情報に加えて、車両システムが起動した時点から始動異常が検出された時点までに、イモビライザ50がエンジンECU10に送信した始動許可信号または始動禁止信号の送信履歴の少なくとも一部を保存することとする。
図3は、図2におけるフリーズフレームデータFFDの詳細を説明するための図である。
図3を参照して、1セットあたりのフリーズフレームデータFFD(i)は、複数のデータで構成される。なお、複数のデータは、上述したように、図1に示すイモビライザ50、エンジン回転数センサ60および各種センサ70から入力インターフェース部32を介してそれぞれ入力され、CPU34によって不揮発性メモリ38に所定の単位時間Δtごとに書込まれたものである。
フリーズフレームデータFFD(i)は、始動異常の解析に必要なデータとして、以下のn個のデータ(データ1〜データn、ただしnは2以上の自然数)を含む。
詳細には、データ1は、エンジン回転数MRNEに該当する。エンジン回転数MRNEは、図1に示すエンジン回転数センサ60により検出される。
次に、データ2,3はそれぞれ、冷却水温および車速に該当する。また、データn−1は、スロットル開度に該当する。すなわち、データ1〜データn−1は、車両の状態を指示するデータに該当する。これらのデータは、エンジン失火や水温異常などのその他の異常事象が発生したときの車両の状態を指示することから、故障の解析に有効なデータである。
最後に、データnは、イモビライザ50の動作履歴に該当する。動作履歴には、イモビライザ50からエンジンECU10へ送信された始動許可信号および始動禁止信号の送信履歴が含まれる。
この発明によれば、フリーズフレームデータFFDを図3のような構成とすることにより、故障解析において、始動異常がエンジン関連部品の不具合によるものか、あるいはイモビライザ50の通信エラーによるものかを識別することができる。すなわち、始動異常検出時のフリーズフレームデータFFDに、イモビライザ50から始動禁止信号が送信された履歴が含まれていれば、修理業者は、故障原因がイモビライザ50の通信エラーであると特定することができる。この場合、修理業者は、イモビライザ50の通信系に限定して修理すれば良い。一方、フリーズフレームデータFFDに、始動禁止信号の送信履歴が含まれていなければ、故障原因がエンジン関連部品にあると特定することができる。結果として、故障解析を著しく容易なものとし、修理の効率化を図ることができる。
図4は、この発明によるエンジン始動異常診断装置が行なうエンジン始動異常の検出動作とデータ保存動作とを説明するためのフローチャートである。
図4を参照して、最初に、正当な電子キー200が差し込まれた状態でイグニッションスイッチがオンされ、車両システムが起動すると(ステップS01)、エンジン始動異常判定部22は、スタータ12がオンされているか否かを判断する(ステップS02)。そして、エンジン始動異常判定部22は、スタータ12がオンされていると判断すると、エンジン回転数センサ60からのエンジン回転数MRNEと所定の回転数との一致比較動作を行ない、その比較結果に基づいてエンジンが完爆状態であるか否かを判定する(ステップS03)。
ステップS03において、エンジン回転数MRNEが所定の回転数を上回れば、エンジン始動異常判定部22は、エンジン始動が正常であると判定する。一方、エンジン始動異常判定部22は、エンジン回転数MRNEが所定の回転数以下であれば、タイマ24を起動させる(ステップS04)。
タイマ24は、エンジン始動異常判定部22からの指示に応じて起動し、スタータ12がオン状態であって、かつエンジン回転数MRNEが所定の回転数よりも低い期間を計時する。そして、その計時情報をエンジン始動異常判定部22へ出力する。
次に、エンジン始動異常判定部22は、計時された期間(=スタータ12がオン状態であって、かつエンジン回転数MRNEが所定の回転数よりも低い期間)が予め定めた所定の期間よりも長いか否かを判定する(ステップS05)。
このとき、エンジン始動異常判定部22は、計時された期間が所定の期間よりも長ければ、運転者がスタータ12を所定の期間オンし続けたにも関わらず、エンジンが完爆状態に至らなかったと判断して、エンジン始動が不良であると判定する。そして、エンジン始動異常判定部22は、エンジンの始動不良を判定すると、エンジン始動異常フラグをオンして表示手段へ出力するとともに、フリーズフレームデータ保存部30へ出力する(ステップS06)。
フリーズフレームデータ保存部30では、車両システムの起動時から所定の単位時間Δtごとに、不揮発性メモリ38に保存される1群のフリーズフレームデータFFDが随時更新され続けている。そして、CPU34は、エンジン始動異常判定部22からオンされたエンジン始動異常フラグを受けると、スタータ12がオフされたことに応じて、1組のデータ群を2回更新した後に不揮発性メモリ38への書込みを停止する(ステップS08)。
その結果、不揮発性メモリ38には、エンジン始動不良時の車両の状態を指示するデータとして、エンジン始動不良によってスタータ12がオフされた時点前後のフリーズフレームデータFFD(i−2)〜FFD(i+2)が保存される。なお、フリーズフレームデータFFDには、各センサ60,70により検出される車両の状態に加えて、車両システム起動時以降のイモビライザ50の動作履歴も含まれる。
一方、ステップS05において、エンジン始動異常判定部22は、計時された期間が所定の期間以下であれば、運転者がスタータ12をオンし続けた期間が、エンジンを完爆させるのに必要な期間を満たしていないと判断して、すなわち、運転者のキー操作に原因があると判断して、エンジン始動が正常であると判定する。
続いて、エンジンが完爆状態となってエンジンが正常に始動されると、エンジン始動異常判定部22は、イグニッションスイッチのオン状態が継続され(ステップS01)、かつ、エンジンが始動したことに応じてスタータ12がオフされたことに応じて(ステップS02)、一旦所定の回転数を超えたエンジン回転数MRNEが、再び所定の回転数以下に低下したか否かを判定する(ステップS09)。
このとき、エンジン回転数MRNEが所定の回転数以下に低下したと判定されると、エンジン始動異常判定部22は、運転者の自発的な操作によらないエンジンストールが発生したと判断して、エンジンストールフラグをオンする(ステップS10)。そして、エンジン始動異常判定部22は、オンされたエンジンストールフラグを表示手段へ出力するとともに、フリーズフレームデータ保存部30へ出力する。
フリーズフレームデータ保存部30において、CPU34は、エンジン始動異常判定部22からオンされたエンジンストールフラグを受けると、1組のデータ群を2回更新した後に不揮発性メモリ38への書込みを停止する(ステップS11)。
その結果、不揮発性メモリ38には、エンジンストール発生時の車両の状態を指示するデータとして、エンジンストール発生時点前後のフリーズフレームデータFFD(i−2)〜FFD(i+2)が保存される。なお、フリーズフレームデータFFDには、車両の状態に加えて、イモビライザ50の動作履歴が含まれる。
そして、ステップS08,S11においてそれぞれ不揮発性メモリ38に保存されたフリーズフレームデータFFDは、診断ツール100を介して修理業者によって読み出され、故障解析に利用される。
以上のように、この発明の実施の形態によれば、始動異常の発生時における車両の状態とイモビライザの動作履歴とに基づいて、エンジン始動異常の故障解析が可能となるため、解析に要する工数が大幅に削減され、修理を迅速かつ低コストに行なうことができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、エンジン始動異常診断装置およびそれを搭載した車両に適用可能である。
この発明の実施の形態によるエンジン始動異常診断装置の概略ブロック図である。 図1の不揮発性メモリに保存されるフリーズフレームデータを説明するためのタイミングチャートである。 図2におけるフリーズフレームデータの詳細を説明するための図である。 この発明によるエンジン始動異常診断装置が行なうエンジン始動異常の検出動作とデータ保存動作とを説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 エンジンECU、12 スタータ、20 エンジン始動異常検出部、22 エンジン始動異常判定部、24 タイマ、30 フリーズフレームデータ保存部、32 入力インターフェース部、34 CPU、36 クロック回路、38 不揮発性メモリ、40 バス、50 イモビライザ、60 エンジン回転数センサ、70 各種センサ、100 診断ツール、110 コネクタ、1000 車両。

Claims (8)

  1. 車両の駆動力を発生する内燃機関の始動異常を診断するための始動異常診断装置であって、
    外部から入力された認証データの照合結果に基づいて、前記車両の走行機能をロックまたはアンロックする車両用ロック装置と、
    始動要求を受けると、前記車両用ロック装置において前記認証データが正当と判断されたことに応じて前記内燃機関の始動を許可する一方、前記認証データが不当と判断されたことに応じて前記内燃機関の始動を禁止する始動制御装置と、
    前記内燃機関の始動異常を検出する始動異常検出部と、
    前記始動異常による故障の解析に必要なデータを保存するデータ保存部とを備え、
    前記データは、前記始動要求がなされた時点から前記始動異常が検出された時点までの前記車両用ロック装置の動作履歴を示すデータを含む、内燃機関の始動異常診断装置。
  2. 前記データは、前記始動異常が検出された時点の以前および以降の少なくとも一方における前記車両の状態を示すデータをさらに含む、請求項1に記載の内燃機関の始動異常診断装置。
  3. 前記データ保存部に保存された前記データを前記車両の外部に読み出すためのデータ読出部をさらに備える、請求項2に記載の内燃機関の始動異常診断装置。
  4. 前記車両用ロック装置は、前記認証データの照合結果に基づいて、前記内燃機関の始動許可信号または始動禁止信号を生成して前記始動制御装置へ出力し、
    前記車両用ロック装置の動作履歴を示すデータは、前記車両用ロック装置が前記始動制御装置に対して、前記始動許可信号または前記始動禁止信号を出力した履歴を含む、請求項3に記載の内燃機関の始動異常診断装置。
  5. 前記始動異常検出部は、スタータが所定の期間を越えてオンされ続けたにも関わらず、前記内燃機関の回転数が所定の回転数以下であるときに、前記始動異常を検出し、
    前記データ保存部は、前記スタータがオフされた時点までの前記車両用ロック装置の動作履歴の少なくとも一部を保存する、請求項4に記載の内燃機関の始動異常診断装置。
  6. 前記始動異常検出部は、前記内燃機関の機関温度が低くなるに従って、前記所定の期間が長くなるように設定する、請求項5に記載の内燃機関の始動異常診断装置。
  7. 前記始動異常検出部は、前記内燃機関の回転数が一旦所定の回転数を超えた後、前記所定の回転数以下に低下したときに、前記始動異常を検出し、
    前記データ保存部は、前記始動異常の検出時までの前記車両用ロック装置の動作履歴の少なくとも一部を保存する、請求項4に記載の内燃機関の始動異常診断装置。
  8. 前記始動異常検出部は、前記始動異常が検出されたことを指示する異常検出信号を前記データ保存部へ出力し、
    前記データ保存部は、
    前記データを所定の単位時間ごとに取得して保存する記憶部と、
    前記異常検出信号を受けると、前記始動異常の検出時から少なくとも1つの前記所定の単位時間の経過後に、前記記憶部が前記データを取得するのを停止させる制御部とを含む、請求項4に記載の内燃機関の始動異常診断装置。
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