JP4448764B2 - トラクションマシン用作業台 - Google Patents

トラクションマシン用作業台 Download PDF

Info

Publication number
JP4448764B2
JP4448764B2 JP2004351524A JP2004351524A JP4448764B2 JP 4448764 B2 JP4448764 B2 JP 4448764B2 JP 2004351524 A JP2004351524 A JP 2004351524A JP 2004351524 A JP2004351524 A JP 2004351524A JP 4448764 B2 JP4448764 B2 JP 4448764B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
traction machine
safety handrail
work
safety
work table
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004351524A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006160409A (ja
Inventor
治利 鍋田
圭一 仙田
崇 福田
瑞樹 五味
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP2004351524A priority Critical patent/JP4448764B2/ja
Publication of JP2006160409A publication Critical patent/JP2006160409A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4448764B2 publication Critical patent/JP4448764B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)

Description

本発明は、エレベーターの機械室に設置したトラクションマシンに常設されるトラクションマシン用作業台に関するものである。
従来、この種のトラクションマシン用作業台として、トラクションマシンの電動機部に設けた吊り穴を利用して、その電動機部上に略水平に固定した平坦状の足場ベースから構成されたものが知られていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−3111号公報(段落番号0008〜段落番号0014、図1〜図2)
しかしながら、上述した特開2002−3111号公報に記載されているトラクションマシン用作業台では、トラクションマシンの回転を制動するブレーキ装置の保守点検を行う場合、保守点検作業者が平坦状の足場ベースに上がって作業すると、その保守点検作業者の足元にブレーキ装置が位置する状態となるため、保守点検の作業性が悪いと共に、足場ベースから保守点検作業者が転落する危険性があり、安全性に問題があった。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、保守点検の作業性及び安全性に優れたエレベーターのトラクションマシン用作業台を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、マシンベースに取り付けたトラクションマシンのブレーキ装置の保守点検を行う際に使用するトラクションマシン用作業台において、前記ブレーキ装置の側面に配置される作業床板と、この作業床板に一体的に設けた作業台連結部材と、この作業台連結部材をトラクションマシンの軸受部の取り付け穴に共締めさせる第1の固定ボルトと、前記作業床板上の周縁部に立設した複数個の安全手摺り用支柱と、これら安全手摺り用支柱間に設けた安全手摺りとを備えたことを特徴としている。
さらに、本発明は、前記複数個の安全手摺り用支柱のいずれか一つ以上に、命綱用取り付け穴を設けるようにしたことを特徴としている。
さらに、本発明は、前記安全手摺り用支柱間に設けた安全手摺りのうちの少なくとも一つを、開閉自在若しくは取り外し自在に設けたことを特徴としている。
さらに、本発明は、前記安全手摺り用支柱を支えるための安全手摺り用連結部材、この安全手摺り用連結部材を前記ブレーキ装置の取り付け穴に共締めさせる第2の固定ボルトとを備えたことを特徴としている。
本発明によれば、ブレーキ装置の側面側に固定されるトラクションマシン用作業台の作業床板に上がることにより、ブレーキ装置の側方で、そのブレーキ装置の保守点検作業をすることができ、保守点検作業の作業性が向上すると共に、作業床板に上がって保守点検作業する際、作業床板上の周縁部に立設した複数個の安全手摺り用支柱及びこれら安全手摺り用支柱間に設けた安全手摺りにより、作業床板から保守作業者が落下するのを阻止されるので、保守点検作業を安全に行うことができる。また、作業床板に一体的に設けた作業台連結部材を、トラクションマシンの軸受部の取り付け穴に第1の固定ボルトによって取り付けるようにしてあることから、新たな取り付け穴などの加工作業を必要とせず、優れた生産性を確保できる。
以下、本発明に係るエレベーターのトラクションマシン用作業台の実施形態を、図1〜図5に基づいて、説明する。
図1に示す本発明に係るエレベーターのトラクションマシン1は、機械室の床面に固定された鋼材からなるマシンビーム2に設置された鋼板製のマシンベース3に取り付けられている。トラクションマシン1の電動機4の側方には、電動機4の回転を制動するブレーキ装置5が配置されている。
トラクションマシン1のブレーキ装置5の保守点検を行うためのトラクションマシン用作業台6は、図1〜図3に示すようにマシンベース3に設けたトラクションマシン1の取り付け穴を利用してブレーキ装置5の側面に固定される長方形状の縞鋼板からなる作業床板7と、この作業床板7上の周縁部に立設した複数個の鋼管からなる安全手摺り用支柱8と、これら安全手摺り用支柱8間の上部に設けた細長鋼材からなる安全手摺り9と、これら安全手摺り用支柱8間の下部を連結補強するための細長鋼材からなる補強部材10とを備えている。作業床板7のブレーキ装置5側には、安全手摺り9を取り付けないようにしてある。安全手摺り用支柱8は、作業床板7の周縁隅部から立設するようにするのが好ましい。
安全手摺り用支柱8間に設けた安全手摺り9のうちの少なくとも一つは、図4に示すように、取り外し自在に設けてある。すなわち、安全手摺り用支柱8に安全手摺り9を、例えば、取り付けボルト11によって締結しておき、この取り付けボルト11を緩めることにより、図4の点線Pで示すように、安全手摺り用支柱8から安全手摺り9を取り外せるようにしてある。複数個の安全手摺り用支柱8のいずれか一つ以上には、図5に示すように、命綱用取り付け穴12を設け、この命綱用取り付け穴12に命綱13を着脱自在に取り付けるようにしてある。命綱用取り付け穴12は、安全手摺り用支柱8の上端部に設けられている。
作業床板7には、図3に示すように、作業台連結部材14が一体的に設けられている。この作業台連結部材14を、第1の固定ボルト15によって、トラクションマシン1の軸受部を取り付けするための取り付け穴に共締めすることで、作業床板7がマシンベース3に取り付けられる。さらに、トラクションマシン用作業台6には、図3に示すように、安全手摺り用支柱8を支えるための安全手摺り用連結部材16を一体的に設けられている。この安全手摺り用連結部材16を第2の固定ボルト17によって、ブレーキ装置5の取り付け穴に共締めすることで、安全手摺り用支柱8が支持される。
上記実施形態のトラクションマシン用作業台6によれば、保守作業者が作業床板7に上がることで、ブレーキ装置5の側方で、そのブレーキ装置5の保守点検作業を、無理な体勢を強いられることなく、行うことができ、その保守点検作業を効率よく実施できる。しかも、作業床板7に安全手摺り用支柱8及び安全手摺り9が設けられているので、ブレーキ装置5の保守点検作業中に作業床板7から保守作業者が落下することがなく、かつ、命綱13を併用することで、保守作業者が安心してブレーキ装置5の保守点検作業を行うことができるため、その保守点検作業の作業性が向上する。
さらに、上記実施形態のトラクションマシン用作業台6によれば、ブレーキ装置5の保守点検作業時に、図4に示すように、取り付けボルト11を緩めることにより、安全手摺り用支柱8から安全手摺り9を取り外すことで、円滑に、保守作業者が作業床板7に上がることができ、作業性が向上する。
さらに、上記実施形態のトラクションマシン用作業台6によれば、トラクションマシン1の軸受部を取り付けするための取り付け穴及びブレーキ装置5の取り付け穴を利用してトラクションマシン用作業台6が固定されるようにしているため、新たな取り付け穴などの加工作業を必要とされないので、生産性に優れている。
なお、上記実施形態のトラクションマシン用作業台6では、安全手摺り用支柱8間に設けた安全手摺り9のうちの少なくとも一つを取り外し自在に設けているが、開閉自在に設けるようにしてもよい。
本発明の一実施形態に係わるトラクションマシン用作業台の取り付け状態を示す全体斜視図である。 本発明の一実施形態に係わるトラクションマシン用作業台の取り付け状態を示す要部上面図である。 本発明の一実施形態に係わるトラクションマシン用作業台の取り付け状態を示す要部側面図である。 本発明の一実施形態に係わるトラクションマシン用作業台の安全手摺りの要部拡大図である。 本発明の一実施形態に係わるトラクションマシン用作業台の安全手摺り用支柱の要部拡大側面図である。
符号の説明
1 トラクションマシン
2 マシンビーム
3 マシンベース
4 電動機
5 ブレーキ装置
6 トラクションマシン用作業台
7 作業床板
8 安全手摺り用支柱
9 安全手摺り
10 補強部材
11 取り付けボルト
12 命綱用取り付け穴
13 命綱
14 作業台連結部材
15 第1の固定ボルト
16 安全手摺り用連結部材
17 第2の固定ボルト

Claims (4)

  1. マシンベースに取り付けたトラクションマシンのブレーキ装置の保守点検を行う際に使用するトラクションマシン用作業台において、前記ブレーキ装置の側面に配置される作業床板と、この作業床板に一体的に設けた作業台連結部材と、この作業台連結部材をトラクションマシンの軸受部の取り付け穴に共締めさせる第1の固定ボルトと、前記作業床板上の周縁部に立設した複数個の安全手摺り用支柱と、これら安全手摺り用支柱間に設けた安全手摺りとを備えたことを特徴とするトラクションマシン用作業台。
  2. 前記複数個の安全手摺り用支柱のいずれか一つ以上に、命綱用取り付け穴を設けるようにしたことを特徴とする請求項1記載のトラクションマシン用作業台。
  3. 前記安全手摺り用支柱間に設けた安全手摺りのうちの少なくとも一つを、開閉自在若しくは取り外し自在に設けたことを特徴とする請求項1若しくは2記載のトラクションマシン用作業台。
  4. 前記安全手摺り用支柱を支えるための安全手摺り用連結部材と、この安全手摺り用連結部材を前記ブレーキ装置の取り付け穴に共締めさせる第2の固定ボルトとを備えたことを特徴とする請求項1、2若しくは3記載のトラクションマシン用作業台。
JP2004351524A 2004-12-03 2004-12-03 トラクションマシン用作業台 Active JP4448764B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004351524A JP4448764B2 (ja) 2004-12-03 2004-12-03 トラクションマシン用作業台

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004351524A JP4448764B2 (ja) 2004-12-03 2004-12-03 トラクションマシン用作業台

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006160409A JP2006160409A (ja) 2006-06-22
JP4448764B2 true JP4448764B2 (ja) 2010-04-14

Family

ID=36662852

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004351524A Active JP4448764B2 (ja) 2004-12-03 2004-12-03 トラクションマシン用作業台

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4448764B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103159117B (zh) * 2013-04-07 2015-02-11 刘广武 分体式电梯曳引机底座

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006160409A (ja) 2006-06-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101641340B1 (ko) 상하부 작업대의 안전성을 확보하는 갱폼 케이지
JP5174405B2 (ja) 補助作業床
RU2492131C2 (ru) Портальное устройство, предназначенное для монтажа или обслуживания тяжелых частей движущегося устройства
JP4448764B2 (ja) トラクションマシン用作業台
JP2009057198A (ja) エレベータかご、エレベータかごの組立方法、および揚重治具
JP2011140802A (ja) 建設機械
JP2008179469A (ja) エレベータ装置におけるガイドレールの配設方法
KR101859114B1 (ko) 다단 적치가 가능한 선박용 작업대 설치 방법
EP1647512B1 (en) Working scaffold system of elevator
JP6688643B2 (ja) 足場施工方法、および、該方法で用いる足場仮設トレイ
KR100972994B1 (ko) 소부재 취부용 족동식 유압 리프트
JP2009249147A (ja) エレベータ
JP2018123543A (ja) 床版部材の解体方法
JP2005187087A (ja) エレベータの作業台取付け構造
JP2006233478A (ja) 枠組足場用荷受けステージの取付装置
JP2005089148A (ja) エレベーターの据付作業床装置
JP4886292B2 (ja) エレベータ据え付け工事における親綱の保持構造
JP2000038836A (ja) エレベータの昇降路内作業用足場
JP2004359446A (ja) エレベータ保守作業用かご上手摺装置
JPS6348763Y2 (ja)
JP3059899B2 (ja) エレベーターの吊上装置
JPH06247660A (ja) エレベーターの釣合重り用作業足場装置
KR20100073711A (ko) 채널형 족장피스
WO2022264397A1 (ja) エレベーター装置
JP2000143129A (ja) 昇降機の乗りかご用作業台装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091112

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091117

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091209

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100112

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100125

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4448764

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130129

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160129

Year of fee payment: 6

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350