JP2018123543A - 床版部材の解体方法 - Google Patents

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【課題】床版保持/吊下用部材の取扱性を向上させ、より効率的に床版部材を解体することを可能にする床版部材の解体方法を提供する。【解決手段】床版部材10を切断するとともに、切断線30を跨ぎ、切断線30を挟んで反対側の非分離側の部材に係止させるように床版保持/吊下用部材20を設置する。このとき、床版保持/吊下用部材20を、床版部材10側に配設される一方の支持部材21と、非分離側に配設される他方の支持部材22と、一対の支持部材21、22を着脱可能に連結する連結部材23と、一方の支持部材21及び床版部材10を貫通するように配設されるボルト部材26と、床版部材10の下面側に突出したボルト部材26に螺合して配設され、ボルト部材26とともに一方の支持部材21を床版部材10に固着するためのナット部材27と、ナット部材27に接続した共回り防止用索体29とを備えて構成する。【選択図】図2

Description

本発明は、RC造、S造、SRC造の床版部材を解体する方法に関する。
例えばオフィスビルなどの建物を解体するにあたり、建物がS造(鉄骨造)の場合には、床や梁、柱、壁などの建物構成部材を階層ごとに破砕や部材単体状に解体し、粉砕されたガラや廃材は、破砕機により、開口部より、地上階まで落下させて、搬出し、解体工事を進めてゆく。また、例えば敷地が狭い場合や建物が高層の場合には、タワークレーンを揚重機として使用し、上層階から順に建物を解体してゆく。
より具体的に、S造の建物を解体する場合には、H形鋼などの鉄骨の梁や柱を予め支保工やプレートを仮設して支持しておき、ガスバーナなどの切断機や、油圧ショベルのアタッチメントをバケットからカッターに付け替えた解体作業機を用いて切断して、鉄骨部材を解体する。あるいは、ガスバーナなどで鉄骨部材の一部分残すように切断した段階でタワークレーンなどの揚重機で切断解体対象の鉄骨部材を吊り下げ支持し、この状態で残りの鉄骨部分を完全に切断し、分離した鉄骨部材を揚重機で地上に吊り下す(例えば、特許文献1参照)。
一方、RC造(鉄筋コンクリート造)及び/又はSRC造(鉄骨鉄筋コンクリート造)の建物をブレーカやカッターを用いて破砕、切断する場合には、大きな騒音や振動が発生し、また、粉塵が飛散するなど、近隣や作業現場内の環境上の悪影響が大きい。このため、解体現場周辺の状況によっては、作業の中断を求められたり、作業時間の短縮を求められることもある。さらに、解体作業時に、柱や壁が倒壊する事故が発生した事例もあり、このような解体工事は特に安全性の点で注意が必要とされる。
これに対し、本願の出願人は、ワイヤーソー(ワイヤーソー装置)やブレードカッター装置を使用し、粉塵の飛散や騒音などを防止しつつ建物の床版部材や梁部材、壁部材、柱部材の建物構成部材の切断・解体する方法について既に特許出願を行っている(特許文献2参照)。
この解体方法で床版部材を解体する際には、ブレードカッター装置で切断を開始し、切断された箇所から順次床版保持/吊下用部材を切断線を跨ぐように設置する。床版部材が切断によって分離された状態では、適宜所定の箇所に配設された複数の床版保持/吊下用部材が切断線を挟んで反対側の非分離側の部材に引っかかるように係止される。
これにより、床版部材は、複数の床版保持/吊下用部材によって支持され、分離した状態で保持される。よって、仮設のサポート架台を下層階の床版部材上に設けて支持することを不要にし、安価な床版保持/吊下用部材を容易に床版部材に取り付けて、切断分離した床版部材を確実に保持することができる。
また、図8や図9に示すように、切断分離した床版部材10に複数取り付けられた床版保持/吊下用部材11の吊り孔に玉掛けすることで、ワイヤーロープ等の索体12を容易に取り付けることができ、クレーンによって床版部材10を吊り上げて容易に搬送撤去することができる。
さらに、クレーンで床版部材を解体作業場に吊り下した段階で、ナットを外すという簡易な操作で床版部材から床版保持/吊下用部材を取り外すことができる。よって、この床版保持/吊下用部材を転用しながら床版部材の切断分離、搬送撤去を行うことが可能になる。
なお、この解体方法はS造の床版部材の解体にも適用可能である。
特開2012−1902号公報 特開2014−201931号公報
しかしながら、上記のように床版保持/吊下用部材11を用いて床版部材10を解体撤去する手法においては、図9に示すように、床版保持/吊下用部材11にワイヤーロープ等の索体12を玉掛けして床版部材10を吊り下げ、この床版部材10を直接、搬出トラック13に載せる場合に、床版保持/吊下用部材11がトラック荷台に干渉したり、床版保持/吊下用部材11の取外しを別の場所で行う必要などが生じるケースがあり、この点で改善の余地が残されていた。
本発明は、上記事情に鑑み、床版保持/吊下用部材の取扱性を向上させ、より効率的に床版部材を解体することを可能にする床版部材の解体方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達するために、この発明は以下の手段を提供している。
本発明の床版部材の解体方法は、床版部材を解体する方法であって、前記床版部材を上面側から切刃を切り込ませて切断してゆく床版部材切断工程と、前記床版部材切断工程で前記床版部材を切断するとともに、切断線を跨ぎ、前記切断線を挟んで反対側の非分離側の部材に係止させるように床版保持/吊下用部材を設置する床版保持/吊下用部材設置工程と、前記床版保持/吊下用部材に索体を接続し、切断分離した前記床版部材を前記床版保持/吊下用部材を介して吊り下げ搬送する床版部材撤去工程とを備えており、前記床版保持/吊下用部材が、前記床版部材側に固着して配設される一方の支持部材と、前記非分離側に配設される他方の支持部材と、前記一方の支持部材及び前記他方の支持部材を着脱可能に連結するための連結部材と、前記床版部材の上面側から前記一方の支持部材及び前記床版部材を貫通するように配設されるボルト部材と、前記床版部材の下面側に突出した前記ボルト部材に螺合して配設され、前記ボルト部材とともに前記一方の支持部材を前記床版部材に固着するためのナット部材と、前記ナット部材に接続した共回り防止用索体とを備えて構成され、前記床版部材撤去工程時、あるいは前記床版部材撤去工程後に、前記連結部材を取り外して前記他方の支持部材を前記一方の支持部材から分離するようにし、且つ、前記共回り防止用索体を引っ張って前記ナット部材の回転を抑制しながら前記ボルト部材を回転させて取り外し、前記床版部材から前記床版保持/吊下用部材を取り除くようにすることを特徴とする。
本発明の床版部材の解体方法においては、ナット部材の取り外し操作時に、共回り用索体を引っ張ってナット部材の回転を抑制しながらボルト部材を軸線周りに回転させる。これにより、ナット部材の共回りを確実に防止でき、ナット部材及びボルト部材、ひいては床版保持/吊下用部材を容易に床版部材から取り外すことが可能になる。
また、床版保持/吊下用部材の一対の支持部材を、連結部材を介してボルト接合しているため、床版部材を直接、搬出トラックに載せるような場合に、連結部材を取り外して一方の支持部材から他方の支持部材を分離することができる。これにより、従来のように床版保持/吊下用部材がトラック荷台に干渉することを確実に防止できる。
よって、本発明の床版部材の解体方法によれば、床版保持/吊下用部材の取扱性を向上させ、より効率的に床版部材を解体することが可能になる。
本発明の一実施形態に係る建物の解体方法によって建物を解体している状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る床版部材の解体方法において、切断線を跨ぐように床版保持/吊下用部材を設置した状態を示す側面視図である。 本発明の一実施形態に係る建物の解体方法で使用する床版保持/吊下用部材を示す平面視図である。 図3のX1−X1線矢視図であり、本発明の一実施形態に係る建物の解体方法で使用する床版保持/吊下用部材を示す側面視図である。 本発明の一実施形態に係る建物の解体方法で使用する床版保持/吊下用部材のボルト部材及び吊り部材を示す側面視図である。 本発明の一実施形態に係る建物の解体方法で使用する床版保持/吊下用部材のナット部材を示す側面視図である。 本発明の一実施形態に係る建物の解体方法で使用する床版保持/吊下用部材の連結部材を示す側面視図である。 床版保持/吊下用部材を用いて切断分離した床版部材を、床版保持/吊下用部材を利用して吊り下げ搬送する状態を示す斜視図である。 床版保持/吊下用部材を用いて切断分離した床版部材を、直接トラックの荷台に搬送する状態を示す側面視図である。
以下、図1から図7(図8、図9)を参照し、本発明の一実施形態に係る床版部材の解体方法について説明する。
はじめに、本実施形態の解体対象の建物は、例えば、オフィスビルなどの高層の建物であり、建物は柱や梁、壁や床の建物構成部材(床版部材、梁部材、柱部材、壁部材など)で構築されている。なお、本発明は、高層の建物への適用に限定する必要はなく、中低層の建物、他の構造物の床版部材の解体に対しても勿論適用可能である。
本実施形態の建物の解体方法では、建物を養生材で適宜覆い、建物の高層階(上階)から順次解体を行ってゆく。また、図1に示すように、例えば、建物1の高層階(上階)から順次ブロック状に解体した部材を吊り下すためのタワークレーン(揚重機)2が建物1のエレベータホールなどを利用して立設されている。さらに、本実施形態では、タワークレーン2で吊り下したブロック状の部材に対してさらなる解体・破砕処理(小割り処理)を施すための解体作業場が建物1の隣地に設けられている。
本実施形態の建物の解体方法では、建物1の床版部材10や梁部材4、壁部材5、柱部材6の建物構成部材の切断・解体手段としてワイヤーソー装置(ワイヤーソー装置装着作業機7)、ブレードカッター装置を使用する。
このうち、本実施形態では、床版部材10を解体する方法について説明する。
従来、S造の床版部材10を解体する際には、床版部材をタワークレーン2などで吊り下げ支持しておき、小梁鉄骨を最後にガスバーナで切断分離し、搬送撤去する。そして、このS造の床版部材の小梁鉄骨は、ガスバーナを用いることにより短時間で切断できるため、クレーン2で床版部材を吊り下げ支持して待っている待機時間も少なくて済み、作業効率上の問題は少ない。
一方、RC造、SRC造の床版部材10の場合、小梁を切断する時間がかかるため、クレーン2で吊り下げ支持した状態で切断作業を行うとクレーン2の待機時間が非常に長くなってしまう。また、S造の床版部材においても小梁がない場合は下層階の床版部材10上に仮設のサポート架台(支保工)を設置して上層階の切断対象の床版部材10を支持しておくことが必要になる。これにより、仮設の盛替や設置など、多大な労力と時間、コストを要する。さらに、床版部材10を吊り上げるための玉掛け方法として、従来、床版部材10にコア抜きの孔を設け、ボルトとワイヤーを通す方法が多用されているが、コア抜き等によってこの玉掛け作業にも多大な手間を要する。
これに対し、本実施形態の床版部材10の解体方法では、図2(図8)に示すように、床版部材10を切断作業時に保持するとともに、クレーン2による吊り上げ(吊り下し)時にワイヤーロープ等の索体12を接続するための床版保持/吊下用部材20を切断(解体)対象の床版部材10に取り付けるようにする。
具体的に、本実施形態の床版保持/吊下用部材20は、例えば、図2から図7に示すように、断面コ字状の一対の溝形鋼(一対の支持部材)21、22と、一対の溝形鋼22同士をボルト接合するための連結板(連結部材)23とを備えて構成されている。また、一方の溝形鋼21の底板部にはボルト挿通孔24が貫通形成されている。
また、本実施形態の床版保持/吊下用部材20は、溝形鋼21のボルト挿通孔24及び床版部材10に貫通形成した貫通孔25に挿通して設置されるボルト部材26と、ボルト部材26に螺合するナット部材27と、ボルト部材26に一体に取り付けられ、クレーンに繋がる索体を玉掛けして床版部材10を吊り下げるための吊り部材28と、ナット部材27に一端を接続して取り付けられた共回り防止用索体29とを備えている。
そして、本実施形態では、図2に示すように、床版部材10に対し、ウォールソーや道路カッター、プランジカッター等のブレードカッター装置の回転するブレード(切刃)を上面側から切り込ませ、このブレードカッター装置で切断された箇所に切断線30を跨ぐように順次床版保持/吊下用部材20を取り付けてゆく(床版部材切断工程、床版保持/吊下用部材設置工程)。
このとき、床版部材10の所定位置に上面から下面に貫通する貫通孔25を穿設し、この貫通孔25とボルト挿通孔24が連通するように、連結板23で一体にボルト接合された一対の溝形鋼21、22を設置する。
また、貫通孔25とボルト挿通孔24にボルト部材26を挿通するとともに、床版部材10の下面側に突出したボルト部材26にナット部材27を螺合して床版保持/吊下用部材20を床版部材10に固着する。
さらに、ナット部材27に一端を接続して共回り用索体29を取り付けておく。
これにより、床版部材10が切断によって分離された状態では、適宜所定の箇所に配設された複数の床版保持/吊下用部材20が切断線30を挟んで反対側の非分離側の部材に引っかかるように係止される。このため、床版部材10は、複数の床版保持/吊下用部材20によって支持され、分離した状態で保持される。
よって、従来のように仮設のサポート架台を下層階の床版部材10上に設けて支持することを不要にし、安価な床版保持/吊下用部材20を容易に床版部材10に取り付けて、切断分離した床版部材10を確実に保持することが可能になる。
また、切断分離した床版部材10に複数取り付けられた床版保持/吊下用部材20の吊り部材28に玉掛けすることで、図8に示したケースと同様、ワイヤーロープ等の索体12を容易に取り付けることができ、クレーン2によって床版部材10を吊り上げて容易に搬送撤去することができる(床版部材撤去工程)。
さらに、クレーン2で床版部材10を吊り下した段階で、ナット部材27をボルト部材26から外すことで、床版部材10から床版保持/吊下用部材20を取り外すことができ、この床版保持/吊下用部材20を転用しながら床版部材10の切断分離、搬送撤去を行うことが可能になる。
ここで、本実施形態においては、このナット部材27の取り外し操作時に、共回り用索体29を床版部材10の上面側に引き上げ、共回り用索体29を引っ張ってナット部材27の回転を抑制しながらボルト部材26を軸線周りに回転させる。これにより、ナット部材27の共回りを確実に防止でき、ナット部材27及びボルト部材26、ひいては床版保持/吊下用部材20を容易に床版部材10から取り外すことが可能になる。すなわち、床版保持/吊下用部材20の取り外しを別の場所で行うことを不要にでき、作業効率の向上を図ることが可能になる。また、このとき、ナット部材27を押えるために作業員が手を床版部材10の下に入れずに床版部材10の上からボルト部材26を外すことができるため、安全に作業を行うことができる。
また、一対の溝形鋼21、22を連結板23を介してボルト接合しているため、床版部材10を直接、搬出トラック13に載せるような場合に、連結板23を取り外して一方の溝形鋼21から他方の溝形鋼22を分離することができる。これにより、床版保持/吊下用部材20がトラック荷台に干渉することを確実に防止できる。
よって、本実施形態の床版部材10の解体方法によれば、床版保持/吊下用部材20の取扱性を向上させ、より効率的に床版部材10を解体することが可能になる。
以上、本発明に係る床版部材の解体方法の一実施形態について説明したが、本発明は上記の一実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
1 建物
2 タワークレーン(揚重機)
4 梁部材(建物構成部材)
5 壁部材(建物構成部材)
6 柱部材(建物構成部材)
7 ワイヤー装置を搭載した作業機
10 床版部材(建物構成部材)
11 従来の床版保持/吊下用部材
12 索体
13 トラック
20 床版保持/吊下用部材
21 溝形鋼(一方の支持部材)
22 溝形鋼(他方の支持部材)
23 連結板(連結部材)
24 ボルト挿通孔
25 貫通孔
26 ボルト部材
27 ナット部材
28 吊り部材
29 共回り防止用索体
30 切断線

Claims (1)

  1. 床版部材を解体する方法であって、
    前記床版部材を上面側から切刃を切り込ませて切断してゆく床版部材切断工程と、
    前記床版部材切断工程で前記床版部材を切断するとともに、切断線を跨ぎ、前記切断線を挟んで反対側の非分離側の部材に係止させるように床版保持/吊下用部材を設置する床版保持/吊下用部材設置工程と、
    前記床版保持/吊下用部材に索体を接続し、切断分離した前記床版部材を前記床版保持/吊下用部材を介して吊り下げ搬送する床版部材撤去工程とを備えており、
    前記床版保持/吊下用部材が、前記床版部材側に固着して配設される一方の支持部材と、前記非分離側に配設される他方の支持部材と、前記一方の支持部材及び前記他方の支持部材を着脱可能に連結するための連結部材と、前記床版部材の上面側から前記一方の支持部材及び前記床版部材を貫通するように配設されるボルト部材と、前記床版部材の下面側に突出した前記ボルト部材に螺合して配設され、前記ボルト部材とともに前記一方の支持部材を前記床版部材に固着するためのナット部材と、前記ナット部材に接続した共回り防止用索体とを備えて構成され、
    前記床版部材撤去工程時、あるいは前記床版部材撤去工程後に、前記連結部材を取り外して前記他方の支持部材を前記一方の支持部材から分離するようにし、且つ、前記共回り防止用索体を引っ張って前記ナット部材の回転を抑制しながら前記ボルト部材を回転させて取り外し、前記床版部材から前記床版保持/吊下用部材を取り除くようにすることを特徴とする床版部材の解体方法。
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