JP4448394B2 - 粉体塗料色切替装置 - Google Patents

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Description

本発明は、粉体塗料塗装装置との使用に適合された粉体塗料色切替装置に関する。
本願は、2001年4月2日に出願された米国特許出願番号09/824,555の一部継続出願であり、その内容は参照により本願に含まれる。
本発明は塗料塗装システム向けの塗料色切替装置に関する。より詳細には、本発明は、例えば空気等の流体により搬送される固体粒子状塗料の粒子を用いた塗料塗装システムでの利用に適した粉体塗料色切替装置に関する。
塗料色切替装置は、液体および粉体塗装システムの両方において知られている。液体塗料塗装システムにおいては、溶剤と塗料残滓とを減らすために、塗料色切替装置は可能な限り塗装装置に接近して配置される。粉体塗装に関しては、塗料色切替装置は塗装装置よりもむしろ粉体塗料の供給源に接近して配置されることのほうがより多く見られる。
典型的な粉体塗料塗装においては、粉体塗料粒子を希釈し、塗料色切替装置を介して塗装装置へと搬送するために圧縮空気が用いられる。液体塗料塗装とは異なり、粉体塗装は洗浄用の溶剤を必要としない。粉体を搬送する場合において、空気で搬送することは、粉体塗料が、塗装システムの種々の装置に接続されたホース内で非常に希釈され、その量が比較的少なくなるための中性的な手段である。これらの特性は、粉体塗料色切替装置が、液体塗料塗装の場合のように塗料塗装装置に可能な限り接近して配置されるよりも、むしろ供給ホッパに接近して配置されることの意味を示唆している。この特徴は、多色のシステムにおいて粉体を供給するホースの長さと数を減らすことに役立っている。
例えばRibnitzらによる特許文献1等のように、従来技術の粉体塗料色切替装置においては、多数の塗料が共通の切替用多岐管に流入するので、多岐管の粉体塗料の入力端のそれぞれに空気をパージするための導管が別々に必要となる。これは塗料の切替処理を困難にし、その結果コストが嵩むこととなる。
粉体塗料塗装に関する別の問題に、融着として知られている現象がある。融着は、粉体塗料の粒子が、従来技術において比較的高い表面摩擦を有する色切替用の多岐管の表面に衝突するところで発生し、その結果、粉体粒子が色切替装置の表面に凝集および付着する。このような付着は、色を切り替える前に装置を清掃する問題と、長期的には、各種の搬送路の目詰まりによる色切替装置の動作不能の問題の両方を次々と引き起こす。
米国特許4302481号明細書
それゆえ、粉体塗料塗装用の色切替装置に容易な清掃と、その中の粉体塗料の搬送面における粒子の融着に対する耐性とを与える技術が求められる。
これに応じて、本発明は粉体塗料塗装装置と共に実施される粉体塗料色切替装置を提供する。この粉体塗料色切替装置は、クリーニング用の流体の供給源と流体で連通するのに適合された第1の口と、搬送用の流体を運ぶポンプを介して粉体塗料塗装装置と流体で連通するのに適合された第2の口とを有する中空の本体部と、それぞれが中空の本体部の内部と流体で連通する吐出口と、注入口とを有する複数の切替バルブと、前記複数の切替バルブのそれぞれに隣接して取り付けられる複数のパージバルブと、前記複数のパージバルブのそれぞれに隣接して取り付けられる複数のカラーバルブとを備え、前記切替バルブのそれぞれが、前記注入口と前記吐出口との間の流体の連通を可能にする第1のモードと、前記注入口と前記吐出口との間の流体の連通を禁止する第2のモードとで作動し、前記パージバルブのそれぞれが、前記対応する切替バルブの注入口のそれぞれと流体を連通する吐出口と、さらに注入口と、クリーニング用の流体の供給源と流体で連通するのに適合されたパージ口とを有し、前記カラーバルブのそれぞれが、前記対応するパージバルブの注入口と流体で連通する吐出口と、粉体塗料の供給源と流体で連通するのに適合された注入口とを有する。
本発明は、さらに、粉体塗料塗装装置にある特定の粉体塗料を選択的に供給するために粉体塗料色切替装置と、前記粉体塗料色切替装置の吐出口と流体で連通するポンプと粉体塗料塗装装置とを設け、特定の粉体塗料を引き込むために前記粉体塗料切替装置を介して吸引力を提供するための前記ポンプを介した搬送用流体の流れを、前記粉体塗料切替装置を通過させ、かつ、前記粉体塗料塗装装置に前記搬送用流体により供給する前記ポンプに送り込むことを選択的に有効にする粉体塗料塗装装置を動作させる方法を提供する。
[参考実施形態]
図1を参照すると、粉体塗料塗装システム100は、ロボット装置104に搭載された塗料塗装器102を含んでいる。しかし、本発明の参考例である色切替装置の原理は手動システムや固定式の塗料塗装銃にも同様に適用されると理解される。
塗料塗装器102は、支持台110の一部に搭載された色切替装置106から伸びる接続ホース103を介して、空気で搬送される粉体塗料を供給する。ホース105は、例えば空気等のクリーニング用の流体の供給源を色切替装置106に連結する。加えて、複数の粉体供給ホッパ112a,112bおよび112cが、支持台110の実質的に水平な表面に載置されている。3つのホッパが示されているが、色切替装置106がいくつのホッパに対応してもよいことは、当業者においては明白である。この説明と添付された特許請求の範囲とにおいて、「複数」とは通常の2ないしそれ以上という意味で用いられる。
それぞれの粉体供給ホッパ112は異なる塗料粉体を収容しており、それぞれのホッパ112の出力端は、供給ホース101a,101bおよび101cを介して以下に詳説される色切替装置106の入力端に連結されている。供給ホッパ112内の粉剤は、粉剤が空気圧によって塗料塗装器102に搬送されるように、多孔性の図示せぬ底板を介して空気によって流動化される。
粉体供給ホッパ112a,112bおよび112cのそれぞれは計量器108a,108bおよび108cにそれぞれに載置されており、これらはホッパが空ないしほぼ空であることを検知するか、もしくは所定の期間の粉体塗料の生成量を効率的に計測するために用いられる。加えて、計量器108の出力は、閉ループ塗料塗装制御システムの特定の塗装シーケンスにおける塗料の流量や塗料の使用量を計測するために用いられることもできる。
支持台110の上の計量器108のそれぞれに載置されている粉体供給ホッパ112は、図1に示されているように、ロボット装置104に対して所望する位置に自在に設置することが可能である。加えて、粉体供給ホッパ112が色切替装置106に対して相対的に接近して配置されているので、ホッパの出力端の塗料供給ホース101a,101bおよび101cはその長さを最小化されることが可能である。
図2および3を参照して、色切替装置106の詳細が説明される。色切替装置106は、粉体塗料をいくつかの色の供給源から多岐管202に対して面板217aによって取り付けられた共通の吐出口206へと移動させるのに用いられる中空の部材、すなわち内部に空洞を有する(図2には特に示さない)多岐管202を用いる。
多岐管202の反対側に面しているエンドキャップ217bは、例えば圧縮空気等のクリーニング用の流体の供給源と連結するのに適合した注入口208を備える。図示されているように、吐出口206はホースバーブが適当に形成されている一方、注入口208はクリーニング用の流体の供給源との連結を迅速に切断できる。
エンドキャップ217bと多岐管202の間には、バルブ250が介挿されており、本実施形態においては、このバルブ250は当業者において周知のピンチバルブを構成している。このようなピンチバルブは、圧縮空気口216を経た空気圧によって作動される。当技術分野で周知のように、ピンチバルブ内部は例えばゴム製品からなる弾力性のシリンダを基本的には含んでおり、圧縮空気を受け取り次第、弾力性の支柱に接近してピンチバルブの入力端と出力端の間で流体の搬送を遮断するアクティベーションチャンバに囲まれている。
多岐管202のある1面に沿って直線的に複数(この実施形態では3である)の類似したピンチバルブ装置210a,210bおよび210cが備え付けられている。バルブ210a,210bおよび210cはそれぞれ空気圧式アクチュエータ214a,214bおよび214cを備え、カバー板216a,216bおよび216cから到達する適当なボルトによって多岐管202にそれぞれ取り付けられている。
バルブ装置210a,210bおよび210cのそれぞれの注入口には、粉体供給ホッパ112a,112bおよび112cから通じる供給ホース101a,101bおよび101cと連結するのに適した適当なホースバーブ212a,212bおよび212cがある。
多岐管202は、多岐管202内壁での融着を最小限に抑えるための2つの部材を含んでいる。その1つは、例えば鉄やアルミニウム等の適当な金属からなり、多岐管202の適当な表面に沿って伸びて例えばピンチバルブ装置やエンドキャップ214のボルトを通じた強固な連結を可能にしている。多岐管202の内壁を形成するのは、例えばプラスチック等の低摩擦の材料である。適当なプラスチックは、ポリテトラフルオロエチレン(例えばPTFEすなわちテフロン(登録商標))や、例えばポリオキシメチレン(アセタール、デルリン(登録商標)およびPOM)等のその他の市販のプラスチックを含むことが知られている。多岐管202の部材204を構成する材料に求められる特性は、その材料の表面と影響を及ぼす粉体塗料粒子との間に融着に対して耐性があることである。挿入部材204の材料の望ましい特性を説明するもう1つの方法は、それが低い表面摩擦抵抗を有するということである。
交換を容易にするため、融着に耐性のある部材204は、多岐管202に対して交換可能な挿入部材として形成されている。挿入部材204の一例が、図3の透視図に記述されている。図3からは、ホースバーブ206の出力端は挿入部材204と同じ材料からなり、好ましくは一体となって形成されることに注意されたい。さらに、図3を参照すると、挿入部材204はその側面に注入口302a,302bおよび302cを備えており、その注入口302はそれぞれ図2のピンチバルブ装置210a,210bおよび210cの出力端と一直線に並ぶようになっている。挿入部材204の長手方向(ゆえに多岐管202の長手方向)に伸びる内部の空洞の終端は、図3の301で透視的に示される。挿入部材204における注入口301は、図2のピンチバルブ250の出力端に対して充分に位置調整され、流体が搬送されるようになっている。
挿入部材204は、多岐管202のメインキャビティに対して、大量使用でその表面を用いることができなくなった場合に、さらに粉体塗料を塗装装置へ搬送させるのための挿入部材204の交換を容易にするためのある形状に同時に形成されている融着に耐性のある表面を備えることが、当業者により理解されるであろう。
図2の色切替装置106にあるもう1つの際立った特徴は、多岐管202の一端で実質的にキャビティの長手方向を向くように配置され、例えばピンチバルブ250のような適当なバルブを介してキャビティへと通じる1つのキャビティの注入口208にある。このように配置すると、それぞれの塗料の多岐管への注入口に対してクリーニング用の経路を別々に設ける必要を解消できる。
図4は、図1の粉体供給ホッパ112の粉体塗料吐出口に関連する部分を説明する図である。図4を参照すると、粉体供給ホッパ112aは供給ホース101a(図1)に連結され、迅速交換式の連結器403とピンチバルブ405を介して色切替装置106に達する粉体塗料出力端401を備える。ピンチバルブ405には、圧縮された流体を注入口407から供給され、補助的な流体を注入口409および411から供給される吐出チューブ413が連結されている。補助的な流体は、従来と同様に、流体中を搬送される粉体塗装粒子を図2の色切替装置106に供給するときの希釈および混合のために用いられる。このように、粉体塗装粒子はホッパから吸引力によって上方へと引き込まれ、システム100のその他の構成要素によって前方へと噴出される。
図1〜4に示された配置によれば、粉体塗料を粉体供給ホッパから導く注入ポンプの上のエアコネクタが比較的小さく、それゆえ、供給ラインをパージするために十分な気流とパルス強度が注入ポンプから塗料塗装器までの間に生じさせることが通常は困難であるという従来の不都合が解消される。この問題は、粉体色切替装置106を粉体供給ホッパ112(図1)に比較的接近するように配置することで解決され、その結果、注入口407への空気の供給が比較的少なくても効果的にホッパ112と色切替装置106の間の粉体ホッパ供給ライン101のクリーニングを行うことが可能となる。多岐管202の内部自体は、多岐管の入力端208に連結されたクリーニング用の流体の供給を経て、塗料切替用の多岐管202の出力端から塗料塗装装置へと通じる供給ライン103(図1)と共に、異なるステップでクリーニングおよびパージされる。
要するに、図1〜4を参照すると、粉体塗料塗装を終了させ、種々の供給ラインの清掃を行い、次の塗装のために新たな塗料に切り替えるためのシステム全体の動作は、以下のようになる。塗料塗装器102による被加工品への粉体塗料の塗装が完了したら、まず空気の搬送を止め、そして現在使用中の粉体供給ホッパ112(図1)の吐出口のピンチバルブ405(図4)を閉じることによって、色切替装置106による塗料塗装器102への粉体塗料の搬送が終了する。使用中のホッパ112は図2の対応するピンチバルブ210の入力端を経て多岐管202へと塗料を供給し、多岐管202は次々に、粉体塗料を多岐管の吐出口210から供給ホース103を経て図1の塗料塗装器102へと導く。
ホッパの吐出口のピンチバルブ405を閉じると、供給ライン101からの塗料粒子をパージするための空気が、注入ポンプの供給源407,409,および411から吐出部413を経て、対応する供給ライン101を通り、色切替装置106の多岐管202の内壁に至るまで、継続的ないし脈動的に導かれる。ホッパ供給ラインのパージ動作の結果、前に使用されたホッパに連結された注入ポンプは無効となり、対応する注入口のピンチバルブ210が閉じられ、そしてピンチバルブ250が開かれ、その結果、多岐管の注入口208に連結されたクリーニング用流体の供給源と多岐管202内部の空洞との間の流体の伝搬が確立される。継続的ないし脈動的に圧縮されたクリーニング用の流体は、色切替装置106の挿入部材204の内壁を通り、出力端206を経由して供給ライン103を通って供給機構102に達し、塗料配送システムのこの部分のクリーニングを行う。
このパージングステップの終わりに、新たな被加工物が塗料塗装器102に対して設置され、その後に続く塗装ステップにおいていずれの粉体供給ホッパ112が使用されるかを決定する塗料が順次選択される。クリーニング用のピンチバルブ250は閉じられ、そして、407の注入ポンプを経由して塗料切替用の多岐管202を通り、塗装装置102への粉体塗料の伝搬に備え、適当なホッパのピンチバルブ405と対応する吸気バルブのピンチバルブ210が開かれる。
上で述べたように、この全体のプロセスは、図1の粉体供給ホッパ112a,112bおよび112cのそれぞれに関連する計量器108a,108bおよび108cの出力から供給される情報をさまざまな方法で利用して、閉ループ方式で処理される。閉ループ制御プロセスは粉体の実際の流量(計量器108a,108bおよび108cの使用を通して得られる)と所望の粉体の流量の比較を伴う。制御演算は(自動制御装置内部の)内部アルゴリズムによって実行され、調整はメインの注入ポンプの空気供給源407と補助的な空気供給源409,411で行われる。この調整により、プロセス中の外乱に起因して起こりうる噴霧中の粉体の流量の変化が修正される。
[本発明に係る実施形態]
図5から図8を参照すると、本発明に係る実施形態である塗料塗装システム100’が詳細に示されている。塗料塗装システム100’は、ロボット装置104’に搭載される粉体塗装器102’を含んでいる。この場合もまた、本発明の色切替装置の原理は手動システムや固定式の塗料塗装銃にも同様に適用すると理解される。
塗料塗装器102’は、色切替装置106’と動作可能に相互接続されたポンプ500から伸びる接続ホース103’を介して、空気で搬送される粉体塗料を供給する。色切替装置106’は支持台110’の一部に搭載されている。ホース105’は、例えば空気等のクリーニング用の流体(図示しない)の供給源を色切替装置106’に連結する。加えて、複数の粉体供給ホッパ112a’,112b’および112c’が、支持台110’の実質的に水平な表面に載置されている。3つのホッパが示されているが、本発明の原理にしたがって設けられた色切替装置106’がいくつのホッパに対応してもよいことは、当業者においては明白である。
それぞれの粉体供給ホッパ112’は異なる粉体塗料を収容しており、それぞれのホッパ112’の出力端は、供給ホース101a’,101b’および101c’を介して以下に詳説される色切替装置106’の入力端に連結されている。供給ホッパ内の粉剤は、粉剤が空気圧によって塗料塗装装置に搬送されるように、多孔性の図示せぬ底板を介して空気によって流動化される。
粉体供給ホッパ112a’,112b’および112c’のそれぞれは計量器108a’,108b’および108c’にそれぞれに載置されており、これらはホッパが空ないしほぼ空のホッパを検知するか、もしくは所定の期間の粉体塗料の生成量を効率的に計測するために用いることが可能である。加えて、計量器108’の出力は、閉ループ塗料塗装制御システムの特定の塗装シーケンスにおける塗料の流量や塗料の使用量を計測するために用いられることもできる。
支持台110’の上の計量器108’のそれぞれに載置されている粉体供給ホッパ112’は、図5に示された配置のまま、塗料塗装器102’に対して所望する位置に自在に設置することが可能である。加えて、粉体供給ホッパ112’が色切替装置106’に対して相対的に接近して配置されているので、ホッパ出力端の塗料供給ホース101a’,101b’および101c’はその長さを最小化されることが可能であることを注意すべきである。
図6〜8を参照して、色切替装置106’の詳細が説明される。色切替装置106’は、図1〜4を参照すると詳細に説明されている色切替装置106と同様に構成されていることが理解されよう。色切替装置106’は、粉体塗料をいくつかのホッパから多岐管202’に対して面板217a’によって取り付けられた共通の吐出口206へと移動させるのに用いられる中空の部材、すなわち内部に空洞を有する(特に示さない)の多岐管202を用いる。多岐管202’の反対側に面しているエンドキャップ217b’は、例えば圧縮空気等の清掃用の流体の供給源と連結するのに適合した注入口208’を備える。図示されているように、吐出口206’はホースバーブが適当に形成されている一方、好ましくは、注入口208’は清掃用の流体の供給源との連結を迅速に切断できる。
エンドキャップ217b’と多岐管202’の間にはバルブ250’が介挿されており、このバルブ250’は、好ましくは当業者において周知のピンチバルブを構成している。このようなピンチバルブは、圧縮空気口216’を経た空気圧によって作動される。当技術分野で周知のように、ピンチバルブ内部は例えばゴム製品からなる弾力性のシリンダを一般的には含んでおり、圧縮空気を受け取り次第、弾力性の支柱に接近してピンチバルブの入力端と出力端の間の流体の搬送を遮断するアクティベーションチャンバに囲まれている。
多岐管202’のある1面に沿って直線的に一連の中間ピンチバルブ210a’,210b’および210c’が備え付けられている。中間ピンチバルブ210a’,210b’および210c’は、それぞれ空気圧式アクティベーション端子214a’,214b’および214c’を備えている。一連のパージ取付部材502a,502bおよび502cが中間ピンチバルブ210a’,210b’および210c’に隣接して備え付けられており、各々が中間ピンチバルブ210a’,210b’,210c’のそれぞれを伴っている。特に図7を参照すると、パージ取付部材502のそれぞれはパージブロック506に相互接続されたチェックバルブ504を含んでいる。チェックバルブ504は内部を通る流路508を含んでおり、パージブロック506の流路510に流体を伝搬する。パージブロック506の流路510は中間陥凹部材512を含んでいる。挿入部材514はパージブロック506の流路510に支えられ、それによって、中間陥凹部材512と共に空洞部516を形成する。
挿入部材514は、好ましくは、例えばプラスチック等の低摩擦の材料により形成される。適当なプラスチックは、ポリテトラフルオロエチレン(例えばPTFEすなわちテフロン(登録商標))や、例えばポリオキシメチレン(アセタール、デルリン(登録商標)およびPOM)等のその他の市販のプラスチックを含むことが知られている。挿入部材514に求められる特性は、その材料の表面と影響を及ぼす粉体塗料粒子との間に融着に対して耐性がある(すなわち、低い摩擦係数が挙げられる)ことである。さらに、挿入部材514は、内部を通る流路520と、壁面524に対して角度をなして突き通る一連の開口部522とを含む。開口部522は、以下に詳細に説明されるように、パージブロック506の空洞516と挿入部材514の流路520との間の流体の伝搬を可能にする。
一連の第2ピンチバルブ530a,530bおよび530cは隣接するように備え付けられ、それぞれパージ取付部材502a,502bおよび532cに接続されている。第2ピンチバルブ530a,530bおよび530cはそれぞれ空気圧式アクティベーション端子532a,532bおよび532cを備えている(図6)。
中間ピンチバルブ210’、パージ取付部材502および第2ピンチバルブ530は、互いに隣接するように取り付けられて、内部を通る流体の経路を有したそれぞれ別個の色切替装置540a,540bおよび540cを定義しており、この色切替装置は、関連する中間ピンチバルブ210’と第2ピンチバルブ530のいずれかの閉動作を選択的に行うことができる。色切替装置540は多岐管202’に連結され、カバー板216a’,216b’および216c’から伸びる適当なボルトによって多岐管202にそれぞれ備え付けられている。色切替装置540のそれぞれの注入口には、それぞれがカバー板216a’,216b’および216c’から形成され、それぞれがホッパ112a’,112b’および112c’から通じる供給ライン101a’,101b’および101c’に連結するに適した適当なホースバーブ212a’,212b’および212c’がある(図5)。
さらに、この実施形態の多岐管202’は、上記に詳細に説明された多岐管202と同様に構成されており、好ましくは挿入部材204を含むことが理解される。したがって、多岐管202’の詳細な説明は上述の通りとなる。
動作においては、はじめにある単色が塗料塗装器102による製品の塗装に選択される。色を選択したら、他の色切替装置540に接続された中間ピンチバルブ210’が閉じられる。搬送用の空気がポンプ500を介して運ばれ、これによって多岐管201’の吐出口206’に吸引力が発生する。吸引力は、現在開いている色切替装置540に接続されたホッパ112’(図5)から粉体塗料を引き込む。このようにして、粉体塗料はホッパ112’から色切替装置と、多岐管201’とを通ってポンプ500へと引き込まれる。粉体塗料はポンプ500へと引き込まれながら、変換が行われ、これによって、ポンプ内を流れている搬送用の空気がホース103’を通って塗料塗装器102’へと粉体塗料を押し出す。ポンプ500が色切替装置106’の吸入側へ配置された結果、関連する構成要素を通って引き込まれた粉体塗料の流れは、粉体塗料が搬送用の空気によって関連する構成要素から押し出される場合よりも高濃度になりやすくなる。このようにして、例えば多岐管102’やパージ取付部材502等の構成要素内の融着が顕著に減少された。
色の切替が要求されると、ポンプ500を介して搬送用の空気の流れが止められ、これにより色切替装置106’を介した吸引力が失われる。直前に塗装を行った色の第2ピンチバルブ530が閉じられ、色切替装置540をクリーニングするためにパージ取付部材502から洗浄用の空気が導入される。色切替装置540のクリーニングはおよそ0.5秒〜1秒続き、その後中間ピンチバルブ210’が閉じられる。中間ピンチバルブ210’が閉じられると、多岐管のピンチバルブ250’が開かれ、多岐管202’、ポンプ500およびホース103’から塗料塗装器102’までをクリーニングするための空気が注入口208’から搬送される。このプロセスはおよそ8〜10秒ないしそれ未満続き、その時間はホース103’の長さに依存する。このプロセスが完了すると、クリーニング用の空気は止められ、多岐管のピンチバルブ250’は閉じられる。
それまで粉体塗料粒子を塗布していたシステム100’のクリーニングをしたら、次の所望の色に関連する中間ピンチバルブ210’および第2ピンチバルブ530が開けられ、その他は閉じられる。搬送用の空気が再度ポンプ500を通って運ばれ、その結果次の色の粉体塗料を色切替装置106により引き込むための吸引力が発生する。
の実施形態は、このシステム100’による粉体塗料の搬送のために、単独のポンプ500のみを含んでいる。この方法によれば、構成要素の削減が達成され、その結果コストと複雑さを低減させている。さらに、上述したように、ポンプ500は融着の発生の低減に有利なように位置されている。
その結果、本発明の原理にしたがって配置された粉体塗料供給・色切替システムは、モジュール化や容易な製造に加え、表面の融着のような問題に対して簡易なメンテナンスおよび部品の検査をもたらすと理解されるであろう。
本発明は、単に例示することを目的に好適な実施形態の詳細な説明と共に記述された。本発明の趣旨および適用範囲は添付された特許請求の範囲によって示される。
体塗料塗装システムの参考例の透視図である。 1のシステムにおける利用に適合された粉体塗料色切替装置の透視図である。 図2の色切替装置における交換式の挿入部材の透視図である。 図1のシステムにおいて用いられる粉体塗料ホッパの出力装置の詳細を説明する図である。 本発明の原理にしたがって設けられた別の粉体塗料塗装システムの透視図である。 本発明の原理にしたがって設けられ、図5のシステムにおける利用に適合された別の粉体塗料色切替装置の透視図である。 図6の粉体塗料色切替装置のパージブロックの断面図である。 注入供給ポンプを含んだ粉体塗料色切替装置のより詳細な透視図である。
符号の説明
101a,101b,101c…供給ホース、102…塗料塗装器、103…接続ホース、104…ロボット装置、105…ホース、106…色切替装置、108a,108b,108c…計量器、110…支持台、112a,112b,112c…粉体供給ホッパ、202…多岐管、204…挿入部材、206…吐出口、208…注入口、210a,210b,210c…ピンチバルブ装置、214a,214b,214c…空気圧式アクティベータ、216a,216b,216c…カバー板、217a…面板、217b…エンドキャップ、250…ピンチバルブ、301…注入口、302a,302b,302c…注入口、401…粉体塗料出力端、403…連結器、405…ピンチバルブ、407…注入口409…注入口、411…注入口、413…吐出チューブ、502…パージ取付部材、540…色切替装置。

Claims (19)

  1. 粉体塗料塗装装置との使用に適合された粉体塗料色切替装置であって、
    クリーニング用の流体の供給源と流体で連通するのに適合された第1の口と、搬送用の流体を運ぶポンプを介して粉体塗料塗装装置と流体で連通するのに適合された第2の口とを有する中空の本体部と、
    それぞれが中空の本体部の内部と流体で連通する吐出口と、注入口とを有する複数の切替バルブと、
    前記複数の切替バルブのそれぞれに隣接して取り付けられる複数のパージバルブと、
    前記複数のパージバルブのそれぞれに隣接して取り付けられる複数のカラーバルブと
    を備え、
    前記切替バルブのそれぞれが、前記注入口と前記吐出口との間の流体の連通を可能にする第1のモードと、前記注入口と前記吐出口との間の流体の連通を禁止する第2のモードとで作動し、
    前記パージバルブのそれぞれが、前記対応する切替バルブの注入口のそれぞれと流体を連通する吐出口と、さらに注入口と、クリーニング用の流体の供給源と流体で連通するのに適合されたパージ口とを有し、
    前記カラーバルブのそれぞれが、前記対応するパージバルブの注入口と流体で連通する吐出口と、粉体塗料の供給源と流体で連通するのに適合された注入口とを有する
    粉体塗料色切替装置。
  2. 前記複数のパージバルブのそれぞれに関連付けられ、前記パージバルブの前記パージ口と前記クリーニング用流体の供給源との間に連結されたチェックバルブをさらに備える
    請求項1記載の粉体塗料色切替装置。
  3. 前記複数のパージバルブのそれぞれの内壁が前記粉体塗料の融着に対する耐性を有する材料を含む
    請求項1記載の粉体塗料色切替装置。
  4. 前記中空の本体部の内壁が前記粉体塗料の融着に対する耐性を有する材料を含む
    請求項1記載の粉体塗料色切替装置。
  5. 前記材料はプラスチックからなる
    請求項3記載の粉体塗料色切替装置。
  6. 前記材料はプラスチックからなる
    請求項4記載の粉体塗料色切替装置。
  7. 前記プラスチックはポリテトラフルオロエチレンである
    請求項5記載の粉体塗料色切替装置。
  8. 前記プラスチックはポリテトラフルオロエチレンである
    請求項6記載の粉体塗料色切替装置。
  9. 前記内壁がそれぞれのパージバルブ内部に挿入できる取り外し可能な挿入部材として備わっている
    請求項3記載の粉体塗料色切替装置。
  10. 前記内壁が中空の本体部内部に挿入できる取り外し可能な挿入部材として備わっている
    請求項4記載の粉体塗料色切替装置。
  11. 前記中空の本体部の第2の口が
    前記取り外し可能な挿入部材から伸び、かつ一体的に形成されたホースバーブを備える
    請求項10記載の粉体塗料色切替装置。
  12. 粉体塗料塗装装置と用いる粉体塗料色切替装置であって、
    長手方向軸に沿って内部に空洞を有し、クリーニング用流体の供給源と流体で連通するのに適合された注入口を含む細長い多岐管と、
    前記多岐管の吐出口と動作可能に相互接続され、粉体塗料塗装装置と流体で連通するのに適合された吐出口と、搬送用の圧縮流体の供給源と連通するのに適合された搬送用の流体の注入口とを含むポンプと、
    複数の粉体塗料の供給源の1つと前記多岐管とを流体で選択的に連通させるために前記多岐管と動作可能に相互接続された色切替バルブブロックと
    を備え、
    前記色切替バルブブロックが、
    前記多岐管の内部の空洞と流体で連通する吐出口と、対応する粉体塗料の供給源と流体で連通する注入口とをそれぞれが有する複数の切替バルブと、
    前記複数の切替バルブのそれぞれに隣接して取り付けられる複数のパージバルブと、
    前記複数のパージバルブのそれぞれに隣接して取り付けられる複数のカラーバルブと
    を備え、
    前記複数の粉体塗料の供給源の1つから前記色切替バルブブロックを経てある量の粉体塗料を引き込むために、前記ポンプを通った搬送用の流体の流れが前記多岐管を通じて吸引力を与える
    粉体塗料色切替装置。
  13. それぞれの前記切替バルブが、前記吐出口と前記注入口との間で流体の連通を選択的に可能とするように動作可能である
    請求項12記載の粉体塗料色切替装置。
  14. それぞれの前記パージバルブが、注入口と流体で連通する吐出口と、さらに注入口と、クリーニング用流体の供給源と流体で連通するのに適合されたパージ口とを有し、
    それぞれの前記カラーバルブが、前記対応するパージバルブの注入口と流体で連通する吐出口と、粉体塗料の供給源と流体で連通するのに適合された注入口とを有し、前記対応するパージバルブと前記粉体塗料の供給源との間で流体の連通を選択的に可能とするように動作可能である
    請求項13記載の粉体塗料色切替装置。
  15. 前記多岐管が、前記多岐管の注入口と連結され、前記多岐管と前記クリーニング用の流体の供給源との間で流体の連通を選択的に可能とするように動作可能であるクリーナバルブをさらに備える
    請求項12記載の粉体塗料色切替装置。
  16. 前記多岐管の内部の空洞の内壁が前記粉体塗料の融着に対する耐性を有する材料からなる
    請求項12記載の粉体塗料色切替装置。
  17. 粉体塗料塗装装置を動作させる方法であって、
    粉体塗料塗装装置にある特定の粉体塗料を選択的に供給するために粉体塗料色切替装置と、
    前記粉体塗料色切替装置の吐出口と流体で連通するポンプと粉体塗料塗装装置とを設け、
    前記粉体塗料色切替装置が、
    クリーニング用の流体の供給源と流体で連通するのに適合された第1の口と、粉体塗料塗装装置と流体で連通するのに適合された第2の口とを有する中空の本体部と、
    それぞれが中空の本体部の内部と流体で連通する吐出口と、注入口とを有する複数の切替バルブと、
    前記複数の切替バルブのそれぞれに隣接して取り付けられる複数のパージバルブと、
    前記複数のパージバルブのそれぞれに隣接して取り付けられる複数のカラーバルブと
    を備え、
    特定の粉体塗料を引き込むために前記粉体塗料切替装置を介して吸引力を提供するための前記ポンプを介した搬送用流体の流れを、前記粉体塗料切替装置を通過させ、かつ、前記粉体塗料塗装装置に前記搬送用流体により供給する前記ポンプに送り込むことを選択的に有効にする
    粉体塗料塗装装置を動作させる方法。
  18. 請求項17記載の粉体塗料塗装装置を動作させる方法であって、さらに、
    前記ポンプを通じた搬送用の流体の流れを選択的に無効にするステップと、
    前記色切替装置、前記ポンプおよび粉体塗料塗装装置をパージするステップと、
    前記搬送用の流体によって、前記粉体塗料色切替装置を介して吸引力を与え、粉体塗料を引き上げ、粉体塗料塗装装置にさらに搬送するために、前記ポンプを通じた搬送用の流体の流れを選択的に有効にするステップとを備える
    粉体塗料塗装装置を動作させる方法。
  19. 請求項18記載の粉体塗料塗装装置を動作させる方法であって、前記粉体塗料色切替装置、前記ポンプおよび粉体塗料塗装装置をパージする前記ステップが、さらに、
    前記特定の粉体塗料の供給源に関連付けられた前記切替バルブを閉じるステップと、
    前記切替バルブに関連付けられた前記パージバルブを通してクリーニング用の流体の流れを有効にし、前記粉体塗料色切替装置、前記ポンプおよび粉体塗料塗装装置中に前記クリーニング用の流体を流すステップと、
    前記パージバルブに関連付けられた前記カラーバルブを閉じるステップと、
    前記粉体塗料色切替装置に関連付けられた主クリーニングバルブを開き、クリーニング用の流体を前記粉体塗料色切替装置、前記ポンプおよび粉体塗料塗装装置中に流すことを可能にするステップと、
    前記主クリーニングバルブを閉じるステップと、
    後続の塗装で求められる粉体塗料の供給源に関連付けられた前記カラーバルブを開けるステップとを備える
    粉体塗料塗装装置を動作させる方法。
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