JP4442876B2 - 車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、車両用シートを提供するものであり、特に、背凭シートのクッション材の支持構成に付いて工夫したものである。
従来公知の背凭シートは、四角枠形状の背凭シートに左右方向のジグザグバネを上下に複数並設し、ジグザグバネの前面にクッション材を位置させて構成したいた(例えば、特許文献1)。
特開平4−8309号公報
前記公知例は、バネ材により荷重を弾性的に支持しているが、各ジグザグバネは、荷重が掛かった部分だけ撓むので、ジグザグバネ部分や位置によって撓み量が変化するという課題がある。
即ち、上下に複数並設されたジグザグバネの内、上側と下側のジグザグバネの撓み量が大きく、中間部のジグザグバネの撓み量は少ない。
また、一つのジグザグバネで見ると、中央部は大きく撓むが、左右両側の撓み量は少ないという課題がある。
この撓み量を上下左右方向の夫々で均一化できると、着座姿勢が安定し、着座感が良好となる。
また、ジグザグバネを上下に複数並設しているため、着座者の何れの部分の背骨も常時圧迫され、疲労感が増すという課題がある。
しかして、公知ではないが本願の先願である特願2003−90786号には、荷重を上下に分割した夫々のプレート体の各「面」で支持するようにした構成が提案されているが、上下に分割されているため、各プレート体が荷重を支持する際に回転するように姿勢が変化することがあり、設定が容易でないという課題がある。
本願は、荷重を「面」で、一層安定した状態で支持するよう工夫したものであり、着座姿勢を安定させて着座感を良好にし、また、着座時の疲労を軽減させるようにしたものである。
本発明は、座席シート2に取付けた背凭シート3の背凭骨格フレーム4に、着座者Tの第九胸椎付近Xより骨盤・仙骨付近まで支持しうる一枚板形状のプレート体10をワイヤスプリング11を介して前記背凭骨格フレーム4に対して前後移動自在に取付けて構成した前記背凭シート3のクッション材を支持する板状支持材5を設け、前記ワイヤスプリング11は、上側ワイヤスプリング11Aと下側ワイヤスプリング11Bの上下2本並設し、該ワイヤスプリング11の上側ワイヤスプリング11Aと下側ワイヤスプリング11Bは、何れも左右両端側を背凭骨格フレーム4に固定状態に取付け、前記プレート体10の左右の略中央部分の上側ワイヤスプリング11Aと下側ワイヤスプリング11Bの夫々の中間部は上下方向に屈曲させた屈曲部30に形成し、該屈曲部30は、少なくとも、該屈曲部30の上下方向の部分が前記プレート体10の後面に当接して該プレート体10を面状態で支持するように構成し、前記ワイヤスプリング11は、前記屈曲部30の所定部分を前記プレート体10に形成した係止部31に係合固定し、前記プレート体10の前面は前記係止部31の部分は除いて略平坦面に形成した車両用シートとしたものである。
本発明は、前記板状支持材5のプレート体10の上縁は、中央部が低い円弧形状の上側円弧部12に形成し、該上側円弧部12は平均的着座者Tの第九胸椎付近Xより上方に位置させた車両用シートとしたものである。
本発明は、前記上側ワイヤスプリング11Aは、前記第九胸椎付近Xの後方に位置させた車両用シートとしたものである。
本発明は、上側円弧部12を有するプレート体10の上側部分13の上側側縁14は、略直線状に形成して、上側部分13が略同一の左右幅を有するように形成し、該上側部分13の下方のプレート体10の中間部分15は、該中間部分15の上下中間部が最も幅狭の円弧形状になるように、その側縁を中間円弧部16に形成し、該中間部分15の下方のプレート体10の下側部分20は、左右両側に夫々側方に突き出る腸骨支持部21を形成し、該腸骨支持部21より下側は下方に至るに従い幅狭の円弧形状の下側円弧部22に形成した車両用シートとしたものである。
本発明は、前記ワイヤスプリング11のうち下側ワイヤスプリング11Bは、前記腸骨支持部21よりも上側の中間円弧部16であって中間円弧部16の最幅狭部分より下方に位置させた車両用シートとしたものである。
請求項1の発明では、板状支持材5全体が後方に移動することで、板状支持材5の所定部分にのみ掛かる荷重を、上下左右に分散させ、確実に支持する。
請求項2の発明では、着座者Tの上体の両肩部分を支持しつつ、脊柱部分の支持圧力を抑制(軽減)し、上体の重心位置である第九胸椎付近Xを確実に支持でき、着座姿勢を安定させることができる。
請求項3の発明では、上側ワイヤスプリング11Aによって着座者Tの上体に掛かる荷重を有効且つ確実に支持する。
請求項4の発明では、上側部分13は着座者Tの上体を面状態で支持でき、中間部分15は着座姿勢においてそれ程支持を必要としない着座者Tのウエスト近傍に掛かる圧迫を抑制・軽減して着座疲労・腰痛を防止・軽減でき、また、着座者Tのウエスト近傍はサイズに個人差が大きいが、幅広い個人差に対応した車両用シート1を提供でき、下側部分20は、骨盤の上部を形成する腸骨部分近傍を腸骨支持部21により支持することで着座者Tの腰部を確実にホールドする。
請求項5の発明では、着座者Tの腰部の骨盤部分を下側ワイヤスプリング11Bにより支持して着座姿勢を安定させ、また、板状支持材5は、上側ワイヤスプリング11Aと下側ワイヤスプリング11Bにより着座者Tの第九胸椎近傍および骨盤・仙骨近傍を支持されて、着座疲労を軽減させる。
本発明の一実施例を図面により説明すると、1は車両用シート、2は車両用シート1の座席シート、3は座席シート2に傾斜角度調節自在に取付けた背凭シート、6はヘッドレストである。
背凭シート3は、背凭骨格フレーム4に板状支持材5を設け、板状支持材5の前面にクッション材(図示省略)を設け、クッション材の表面を表皮部材(図示省略)で被覆して構成する。
なお、表皮部材は要件ではなく、ウレタン等により構成したクッション材の外周を被覆しないでもよく、被覆しない場合は部品および工数を削減して低コストにでき、好適である。
前記板状支持材5は、略四角形の一枚板状のプレート体10により形成し、プレート体10は、ポリプロピレン等の合成樹脂により、着座者Tを支持しうる所定の強度を有しつつ、着座者Tからの後方荷重(体重の場合も含む)を受けたときある程度弾性変形しながら荷重支持するように構成すると、所謂「当たり」と呼ばれる背当たり時の感触を柔軟にできて、好適である。
板状支持材5は、前記プレート体10をジグザグスプリングやフォームドワイヤスプリング等のワイヤスプリング11を介して背凭骨格フレーム4に前後移動自在に取付けて構成し、板状支持材5は面状態を保持したまま前後して着座者Tを支持する。
この場合、前記ワイヤスプリング11は、所定の弾性を有しており、プレート体10に荷重が掛かったときに、板状支持材5全体が面形状を保持したまま後方移動しうるように構成する。
しかして、前記プレート体10の上縁は、中央部が低い円弧形状の上側円弧部12に形成し、上側円弧部12は平均的着座者Tの第九胸椎付近Xより上方に位置させる。
第九胸椎付近Xは、上体の重心位置であり、着座姿勢において脊柱の中でも変化しない部分(移動量の少)であり、プレート体10の上縁を第九胸椎付近Xより上方に位置させることで、有効に着座姿勢保持する。
そのため、ワイヤスプリング11のうち上側ワイヤスプリング11Aは、第九胸椎付近Xの後方に位置させると、着座者Tの上体を有効に支持できて、好適である。
この場合、実施例では、側面視、第九胸椎よりやや下方に上側ワイヤスプリング11Aを位置させているが、これは第九胸椎より斜め後側下方りに荷重が掛かることを想定し、これを支持しようと構成している。
しかして、前記上側円弧部12を有するプレート体10の上側部分13の上側側縁14は、略直線状に形成して、上側部分13が略同一の左右幅を有するように形成する。これにより、上側部分13は着座者Tの上体を面状態で支持できる。
上側部分13の下方のプレート体10の中間部分15は、その上下中間部が最も幅狭になるように、その左右側縁が円弧形状の中間円弧部16に夫々形成する。
着座者Tのウエスト近傍は、着座姿勢においてそれ程支持を必要とせず、むしろ圧迫による着座疲労・腰痛の原因となるので、中間部分15の左右側縁は中間円弧部16に形成し、圧迫から着座者Tを開放する。また、着座者Tのウエスト近傍のサイズは個人差が大きく、この点でも、プレート体10の中間部分15を中間円弧部16に形成すると、好適である。
しかして、中間部分15の下方のプレート体10の下側部分20は、左右両側に夫々側方に突き出る腸骨支持部21を形成し、腸骨支持部21より下側は下方に至るに従い幅狭の円弧形状の下側円弧部22に形成し、左右の下側円弧部22の合流部に下側に突き出る仙骨支持部25を形成する。
即ち、骨盤の上部を形成する腸骨R部分近傍を腸骨支持部21により支持することで着座者Tの腰部を確実にホールドするようにしている。
同様に、着座者Tの仙骨S部分近傍を仙骨支持部25により支持することで着座者Tの腰部を確実にホールドする。
しかして、ワイヤスプリング11のうち下側ワイヤスプリング11Bは、前記腸骨支持部21よりも上側であって中間円弧部16の最幅狭部分より下方に位置させると、着座者Tの腰部を有効に支持できて、好適である。
即ち、上側ワイヤスプリング11Aと下側ワイヤスプリング11Bにより着座者Tの第九胸椎付近および骨盤・仙骨近傍を支持することにより、着座者Tの背中(腰)は上下2点で支持され、上側ワイヤスプリング11Aと下側ワイヤスプリング11Bの間の背骨に掛かる圧力を抑制することで、着座時の疲労を軽減させる作用効果が期待でき、好適である。
しかして、ワイヤスプリング11は、前記上側ワイヤスプリング11Aと下側ワイヤスプリング11Bの上下2本並設し、一枚板状のプレート体10は上下左右4箇所で支持されて、面状体で着座者Tを支持する。ワイヤスプリング11の上側ワイヤスプリング11Aと下側ワイヤスプリング11Bは、何れも左右両端部を背凭骨格フレーム4に固定状態に取付け、その中間部は適宜上下方向に屈曲させた屈曲部30に形成し、屈曲部30によりプレート体10を面状態で支持するように構成する。
また、ワイヤスプリング11は、屈曲部30の所定部分をプレート体10に形成した係止部31に係合固定する。係止部31は係合溝を有するフック形状に形成し、係合部31をワイヤスプリング11に係合させて一体的に前後動するようにすればよく、その構成は任意である。
(実施例の作用)
着座前、板状支持材5のプレート体10はワイヤスプリング11により所定位置に位置しており、着座者Tが車両用シート1に着座すると、その体重をプレート体10全体が支受しつつ、ワイヤスプリング11が撓んでプレート体10が後方に移動する。
そのため、着座者Tの背はプレート体10とワイヤスプリング11による「面」で支持され、着座感が向上する。
即ち、従来のシートではジグザグバネを上下に並設していたため、着座者Tの背が当たった部分(荷重が大きい部分)のジグザグバネが夫々体圧分布の荷重に応じて後方移動するので、着座者Tの背は各ジグザグバネによる「線」で支持されることになり、着座姿勢が安定しないが、本願は板状支持材5により「面」で支持するので、着座姿勢を安定させられる。
換言すると、従来のシートではバネ材により荷重を弾性的に支持しているが、各ジグザグバネは、そのバネに掛かった荷重の分だけ撓むので、上下のジグザグバネによって撓み量が変化し、一つのジグザグバネで見ると、中央部は大きく撓むが、左右両側の撓み量は少なく、着座姿勢が安定しないが、本願のように、前後移動する板状支持材5を設けているから、ジグザグバネで例えると、上下左右方向の夫々で撓み量を均一化したことになって、着座姿勢が安定し、着座感が良好となる。
また、従来のジグザグバネ支持構成では、クッション材の厚みを厚くしてクッション材と共にジグザグバネで支持するようにして少しでも「面」支持となるようにしていたが、本願では板状支持材5それ自体で「面」支持を達成しているので、クッション材の厚さを薄く設定することが可能になり、背凭シート3全体の厚さを薄くでき、車両の室内空間を広くする。
しかして、板状支持材5は略四角形の一枚板状のプレート体10により形成しているから、プレート体10の所定部分にのみ掛かる荷重も、プレート体10全体が後方に移動することで上下左右に荷重を分散させ、確実に支持する。
即ち、例えば、上下にプレート体10を分割して形成すると、上下のプレート体10の間の部分に荷重が掛かったとき、上下のプレート体10は夫々回転して荷重を確実に支持できないことがあるが、本願は、略四角形の一枚板状のプレート体10により板状支持材5を形成しているので、上下中間に掛かる荷重も板状支持材5全体により確実に受け止めて支持する。
しかして、板状支持材5のプレート体10の上縁は、中央部が低い円弧形状の上側円弧部12に形成しているから、着座者Tの上体の両肩部分を支持し、脊柱部分の支持圧力を抑制して、着座姿勢を安定させられる。
また、プレート体10の上側円弧部12は平均的着座者Tの第九胸椎付近Xより上方に位置させているから、上体の重心位置であって、しかも、脊柱の中でも着座姿勢において変化しない部分(移動量の少)の第九胸椎付近Xを確実にプレート体10が支持し、着座姿勢を安定させられる。
また、ワイヤスプリング11のうち上側ワイヤスプリング11Aは、第九胸椎付近Xの後方に位置させているから、上側ワイヤスプリング11Aによって着座者Tの上体に掛かる荷重を有効に且つ確実に支持する。
しかして、上側円弧部12を有するプレート体10の上側部分13の上側側縁14は、略直線状に形成して、上側部分13が略同一の左右幅を有するように形成しているから、上側部分13は着座者Tの上体を面状態で支持する。
しかして、上側部分13の下方のプレート体10の中間部分15は、該中間部分15の上下中間部が最も幅狭の円弧形状になるように、その側縁を中間円弧部16に形成しているから、プレート体10の中間部分15の「面」で支持しつつ着座者Tのウエスト近傍に掛かる圧迫圧力を軽減・抑制し、着座疲労・腰痛を防止でき、また、着座者Tのウエスト近傍はサイズに個人差が大きいが、幅広い個人差に対応しうる車両用シート1を提供できる。
しかして、中間部分15の下方のプレート体10の下側部分20は、左右両側に夫々側方に突き出る腸骨支持部21を形成しているから、骨盤の上部を形成する腸骨部分近傍を腸骨支持部21により支持することで着座者Tの腰部を確実にホールドする。
また、腸骨支持部21より下側は下方に至るに従い幅狭の円弧形状の下側円弧部22に形成しているから、着座者Tの臀部の大殿筋に対する圧迫を抑制しつつ、大殿筋付近を確実にホールドして、腰部の着座姿勢を良好に安定させる。
また、左右の下側円弧部22の合流部に下側に突き出る仙骨支持部25を形成しているから、人体の骨格の構造上の剛体部分である仙骨を仙骨支持部25により支持することで、腰部を確実にホールドする。
しかして、ワイヤスプリング11のうち下側ワイヤスプリング11Bは、前記腸骨支持部21よりも上側の中間円弧部16であって中間円弧部16の最幅狭部分より下方に位置させているから、着座者Tの腰部の骨盤部分を下側ワイヤスプリング11Bにより支持し、着座姿勢傍安定させる。
また、板状支持材5は、上側ワイヤスプリング11Aと下側ワイヤスプリング11Bにより着座者Tの第九胸椎付近および骨盤・仙骨近傍を支持するしているから、着座者Tの背中(腰)は上下2点で支持され、上側ワイヤスプリング11Aと下側ワイヤスプリング11Bの間の背骨に掛かる圧力を抑制することで、着座時の疲労を軽減させる。
しかして、ワイヤスプリング11は、前記上側ワイヤスプリング11Aと下側ワイヤスプリング11Bの上下2本並設しているから、上側ワイヤスプリング11Aと下側ワイヤスプリング11Bにより一枚板状のプレート体10は上下左右4箇所で支持され、面状体で着座者Tを支持する。
ワイヤスプリング11の上側ワイヤスプリング11Aと下側ワイヤスプリング11Bは、何れも左右両端部を背凭骨格フレーム4に固定状態に取付け、その中間部は適宜上下方向に屈曲させた屈曲部30に形成しているから、屈曲部30により板状支持材5とワイヤスプリング11との位置ずれを防止して、板状支持材5が面状態で荷重支持するように作用する。
なお、背凭シートの腰部分を面状部材で支持するものとしてランバーサポート装置は周知であるが、ランバーサポートは面状当接部材を積極的に腰部分に押し付けて保持させるものであり、本願のような、プレート体10と板バネ11の夫々の単独の弾性変形と、プレート体10と骨格フレーム4との間のワイヤスプリング11の弾性変形等が絡みあって、支持させるものではない。
車両用シートの斜視図。 背凭シートのフレームの斜視図。 骨格およびフレームの側面図。
符号の説明
1…車両用シート、2…座席シート、3…背凭シート、4…背凭骨格フレーム、5…板状支持材、10…プレート体、11…ワイヤスプリング、11A…上側ワイヤスプリング、11B…下側ワイヤスプリング、12…上側円弧部、13…上側部分、14…上側側縁、15…中間部分、16…中間円弧部、20…下側部分、21…腸骨支持部、22…下側円弧部、25…仙骨支持部、30…屈曲部、31…係止部(係止具)。

Claims (5)

  1. 座席シート2に取付けた背凭シート3の背凭骨格フレーム4に、着座者Tの第九胸椎付近Xより骨盤・仙骨付近まで支持しうる一枚板形状のプレート体10をワイヤスプリング11を介して前記背凭骨格フレーム4に対して前後移動自在に取付けて構成した前記背凭シート3のクッション材を支持する板状支持材5を設け、前記ワイヤスプリング11は、上側ワイヤスプリング11Aと下側ワイヤスプリング11Bの上下2本並設し、該ワイヤスプリング11の上側ワイヤスプリング11Aと下側ワイヤスプリング11Bは、何れも左右両端側を背凭骨格フレーム4に固定状態に取付け、前記プレート体10の左右の略中央部分の上側ワイヤスプリング11Aと下側ワイヤスプリング11Bの夫々の中間部は上下方向に屈曲させた屈曲部30に形成し、該屈曲部30は、少なくとも、該屈曲部30の上下方向の部分が前記プレート体10の後面に当接して該プレート体10を面状態で支持するように構成し、前記ワイヤスプリング11は、前記屈曲部30の所定部分を前記プレート体10に形成した係止部31に係合固定し、前記プレート体10の前面は前記係止部31の部分は除いて略平坦面に形成した車両用シート。
  2. 請求項1において、前記板状支持材5のプレート体10の上縁は、中央部が低い円弧形状の上側円弧部12に形成し、該上側円弧部12は平均的着座者Tの第九胸椎付近Xより上方に位置させた車両用シート。
  3. 請求項2において、前記上側ワイヤスプリング11Aは、前記第九胸椎付近Xの後方に位置させた車両用シート。
  4. 請求項1または請求項2または請求項3において、上側円弧部12を有するプレート体10の上側部分13の上側側縁14は、略直線状に形成して、上側部分13が略同一の左右幅を有するように形成し、該上側部分13の下方のプレート体10の中間部分15は、該中間部分15の上下中間部が最も幅狭の円弧形状になるように、その側縁を中間円弧部16に形成し、該中間部分15の下方のプレート体10の下側部分20は、左右両側に夫々側方に突き出る腸骨支持部21を形成し、該腸骨支持部21より下側は下方に至るに従い幅狭の円弧形状の下側円弧部22に形成した車両用シート。
  5. 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4において、前記ワイヤスプリング11のうち下側ワイヤスプリング11Bは、前記腸骨支持部21よりも上側の中間円弧部16であって中間円弧部16の最幅狭部分より下方に位置させた車両用シート。
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