JPH0631966Y2 - シートバックフレーム - Google Patents
シートバックフレームInfo
- Publication number
- JPH0631966Y2 JPH0631966Y2 JP1990068807U JP6880790U JPH0631966Y2 JP H0631966 Y2 JPH0631966 Y2 JP H0631966Y2 JP 1990068807 U JP1990068807 U JP 1990068807U JP 6880790 U JP6880790 U JP 6880790U JP H0631966 Y2 JPH0631966 Y2 JP H0631966Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- support panel
- panel
- lumbar support
- bent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/64—Back-rests or cushions
- B60N2/66—Lumbar supports
- B60N2/667—Lumbar supports having flexible support member bowed by applied forces
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60N—SEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60N2/00—Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
- B60N2/68—Seat frames
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車両等のシートのシートバックに関し、更に詳
細に説明すると、上部フレームと、該上部フレームの両
端より下方向に屈折形成された両側部フレームとがパイ
プフレームにより略逆Ｕ字状に一体に形成され、前記両
側部フレームにサイドパネルが夫々固着され、該サイド
パネルの側部にリクライニング機構のアームがボルト及
びナットにより固着され、前記両側部フレームの下部側
にランバー支持パネルが取付けられたシートバックフレ
ームに関する。
細に説明すると、上部フレームと、該上部フレームの両
端より下方向に屈折形成された両側部フレームとがパイ
プフレームにより略逆Ｕ字状に一体に形成され、前記両
側部フレームにサイドパネルが夫々固着され、該サイド
パネルの側部にリクライニング機構のアームがボルト及
びナットにより固着され、前記両側部フレームの下部側
にランバー支持パネルが取付けられたシートバックフレ
ームに関する。
従来より、第５図に示すようなシートバックフレーム１
が知られている。このシートバックフレーム１はパイプ
フレームを四角形状に屈折させて、上部フレーム２にヘ
ッドレストスティホルダ用のブラケット３が固着され、
両側部フレーム４，５の下部間にランバー支持パネル７
の両側部が固着され、両側部フレーム４，５の上部間に
はＳ字状の連続するＳ字ばね等のシートスプリング８が
取付けられている。
が知られている。このシートバックフレーム１はパイプ
フレームを四角形状に屈折させて、上部フレーム２にヘ
ッドレストスティホルダ用のブラケット３が固着され、
両側部フレーム４，５の下部間にランバー支持パネル７
の両側部が固着され、両側部フレーム４，５の上部間に
はＳ字状の連続するＳ字ばね等のシートスプリング８が
取付けられている。
前記両側部フレーム４，５には夫々サイドパネル９，９
が固着されており、このサイドパネル９，９の側部には
リクライニング機構（図示せず）のアーム１１が固着さ
れていると共に、アームレスト支持用の枢支軸１２とア
ームレストの回動範囲を規制するアームレストガイドピ
ン１３とが夫々外方に突出するように固着されている。
が固着されており、このサイドパネル９，９の側部には
リクライニング機構（図示せず）のアーム１１が固着さ
れていると共に、アームレスト支持用の枢支軸１２とア
ームレストの回動範囲を規制するアームレストガイドピ
ン１３とが夫々外方に突出するように固着されている。
然し乍ら、従来のシートバックフレーム１においては、
第６図Ａ及びＢに示す如く、ランバー支持パネル７の側
端部７ａがサイドパネル９の前端部９ａに固着されてい
るため、衝突時等にランバー支持パネル７に過荷重（矢
印ａで示す）が加えられた場合、ランバー支持パネル７
及びサイドパネル９において衝撃を吸収することができ
ず、サイドパネル９が折曲がったりアーム１１の固着部
に歯欠け等が生じ、シートバック１が倒れる危険性を有
していた。
第６図Ａ及びＢに示す如く、ランバー支持パネル７の側
端部７ａがサイドパネル９の前端部９ａに固着されてい
るため、衝突時等にランバー支持パネル７に過荷重（矢
印ａで示す）が加えられた場合、ランバー支持パネル７
及びサイドパネル９において衝撃を吸収することができ
ず、サイドパネル９が折曲がったりアーム１１の固着部
に歯欠け等が生じ、シートバック１が倒れる危険性を有
していた。
また、ランバー支持パネル７と上部フレーム２との間の
空間に後席乗員が衝突等の衝撃を受けた際に頭部をシー
トバック１に衝突させると、ランバー支持パネル７の上
端エッジに衝突する虞れを有し、危険性を有するもので
あった。このためシートバック１の背面側にボードやバ
ックガーニッシュを取付けなければならず、コストアッ
プの原因となっていた。
空間に後席乗員が衝突等の衝撃を受けた際に頭部をシー
トバック１に衝突させると、ランバー支持パネル７の上
端エッジに衝突する虞れを有し、危険性を有するもので
あった。このためシートバック１の背面側にボードやバ
ックガーニッシュを取付けなければならず、コストアッ
プの原因となっていた。
また、ランバー支持パネル７とシートスプリング８との
間に着座者の体格や着座状態によっては段差が発生し、
この段差が着座者の座感を悪化させるものであった。
間に着座者の体格や着座状態によっては段差が発生し、
この段差が着座者の座感を悪化させるものであった。
更に、ランバー支持パネル７の変形に伴ってサイドパネ
ルの側部に取付けられたアームレストが乗員を圧迫する
虞れを有していた。またサイドパネル９の側部に固着さ
れたリクライニング機構のアーム１１にも内側方向の荷
重が加わるため、緊急時にリクライニング機構が作動し
なくなる虞れを有していた。そしてこのような欠点を解
消するためサイドパネル９の内側に補強板１４等を取付
け、サイドパネル９の内側への変形を防止することも考
えられるが、部品点数が増大し、且つ実効性が薄いもの
であった。
ルの側部に取付けられたアームレストが乗員を圧迫する
虞れを有していた。またサイドパネル９の側部に固着さ
れたリクライニング機構のアーム１１にも内側方向の荷
重が加わるため、緊急時にリクライニング機構が作動し
なくなる虞れを有していた。そしてこのような欠点を解
消するためサイドパネル９の内側に補強板１４等を取付
け、サイドパネル９の内側への変形を防止することも考
えられるが、部品点数が増大し、且つ実効性が薄いもの
であった。
本考案の目的は、シートバックフレームに荷重が加えら
れた場合、サイドパネルが折曲がったりシートバックが
倒れる虞れがなく、また後席乗員が衝突等の衝撃を受け
た際に、シートバックに頭部を衝突させても、ランバー
支持パネルの上端エッジに衝突して怪我をする虞れがな
く、更にサイドパネルの側部に設けられたアームレスト
が乗員を圧迫するのを有効に防止し、またリクライニン
グ機構のアームに内側方向の荷重が加わり、リクライニ
ング機構が作動しなくなるのを有効に防止でき、著しく
安全性に優れたシートバックフレームを提供するもので
ある。
れた場合、サイドパネルが折曲がったりシートバックが
倒れる虞れがなく、また後席乗員が衝突等の衝撃を受け
た際に、シートバックに頭部を衝突させても、ランバー
支持パネルの上端エッジに衝突して怪我をする虞れがな
く、更にサイドパネルの側部に設けられたアームレスト
が乗員を圧迫するのを有効に防止し、またリクライニン
グ機構のアームに内側方向の荷重が加わり、リクライニ
ング機構が作動しなくなるのを有効に防止でき、著しく
安全性に優れたシートバックフレームを提供するもので
ある。
本考案は上述せる課題に鑑みてなされたもので、上部フ
レームと、該上部フレームの両端より下方向に屈折形成
された両側部フレームとがパイプフレームにより略逆Ｕ
字状に一体に形成され、前記両側部フレームにサイドパ
ネルが夫々固着され、該サイドパネルの側部にリクライ
ニング機構のアームがボルト及びナットにより固着さ
れ、前記両側部フレームの下部側にランバー支持パネル
が取付けられたシートバックフレームにおいて、前記ラ
ンバー支持パネルの両側部は、前方に弯曲されて形成さ
れ、且つ前方に弯曲された先端位置から後方に向かって
更に屈折されて屈折部が形成され、該屈折部が前記サイ
ドパネルに沿って後方に延設され、ランバー支持パネル
の屈折部の後部側に少なくともリクライニング機構のア
ームを固着するボルトまたはナットを回避し得るように
切欠溝が形成され、切欠溝が形成されたランバー支持パ
ネルの屈折部の後端部が両側部フレームに近接する位置
でサイドパネルに夫々固着され、または両側部フレーム
に夫々固着されていることを特徴とする。
レームと、該上部フレームの両端より下方向に屈折形成
された両側部フレームとがパイプフレームにより略逆Ｕ
字状に一体に形成され、前記両側部フレームにサイドパ
ネルが夫々固着され、該サイドパネルの側部にリクライ
ニング機構のアームがボルト及びナットにより固着さ
れ、前記両側部フレームの下部側にランバー支持パネル
が取付けられたシートバックフレームにおいて、前記ラ
ンバー支持パネルの両側部は、前方に弯曲されて形成さ
れ、且つ前方に弯曲された先端位置から後方に向かって
更に屈折されて屈折部が形成され、該屈折部が前記サイ
ドパネルに沿って後方に延設され、ランバー支持パネル
の屈折部の後部側に少なくともリクライニング機構のア
ームを固着するボルトまたはナットを回避し得るように
切欠溝が形成され、切欠溝が形成されたランバー支持パ
ネルの屈折部の後端部が両側部フレームに近接する位置
でサイドパネルに夫々固着され、または両側部フレーム
に夫々固着されていることを特徴とする。
本考案に依れば、両側部フレームの下部側に取付けられ
るランバー支持パネルの両側部が前方に弯曲された先端
位置から後方に向かって屈折されて屈折部が形成され、
該屈折部がサイドパネルに沿って後方に延設され、ラン
バー支持パネルの屈折部の後部側に少なくともリクライ
ニング機構のアームを固着するボルトまたはナットを回
避し得るように切欠溝が形成され、切欠溝が形成された
ランバー支持パネルの屈折部の後端部が両側部フレーム
に近接する位置でサイドパネルに夫々固着され、または
両側部フレームに夫々固着されているので、衝突時等に
ランバー支持パネルに荷重が加わった場合に、ランバー
支持パネルのみが内側及び後方に向かって変形して衝撃
を吸収することができ、サイドパネルが折曲がったりリ
クライニング機構のアームの固着部に歯欠けが生ずる等
してシートバックが倒れる虞れがなく、またサイドパネ
ル側に設けたアームレストが乗員を圧迫する虞れがない
ものである。
るランバー支持パネルの両側部が前方に弯曲された先端
位置から後方に向かって屈折されて屈折部が形成され、
該屈折部がサイドパネルに沿って後方に延設され、ラン
バー支持パネルの屈折部の後部側に少なくともリクライ
ニング機構のアームを固着するボルトまたはナットを回
避し得るように切欠溝が形成され、切欠溝が形成された
ランバー支持パネルの屈折部の後端部が両側部フレーム
に近接する位置でサイドパネルに夫々固着され、または
両側部フレームに夫々固着されているので、衝突時等に
ランバー支持パネルに荷重が加わった場合に、ランバー
支持パネルのみが内側及び後方に向かって変形して衝撃
を吸収することができ、サイドパネルが折曲がったりリ
クライニング機構のアームの固着部に歯欠けが生ずる等
してシートバックが倒れる虞れがなく、またサイドパネ
ル側に設けたアームレストが乗員を圧迫する虞れがない
ものである。
以下本考案に係るシートバックフレームを図面を参照し
て詳述する。
て詳述する。
第１図乃至第３図Ａ及びＢには、本考案の一実施例の概
略が夫々示されており、このシートバックフレーム２１
は上部フレーム２３と、この上部フレーム２３の両側よ
り下方向に屈折形成された両側部フレーム２４，２５と
がパイプフレーム２２により略逆Ｕ字状に一体に形成さ
れている。
略が夫々示されており、このシートバックフレーム２１
は上部フレーム２３と、この上部フレーム２３の両側よ
り下方向に屈折形成された両側部フレーム２４，２５と
がパイプフレーム２２により略逆Ｕ字状に一体に形成さ
れている。
上部フレーム２３の左右対称な位置に一対のヘッドレス
トスティホルダ用のブラケット２６が固着されている。
トスティホルダ用のブラケット２６が固着されている。
前記両側部フレーム２４，２５の下端には夫々サイドパ
ネル２８，２９が固着され、このサイドパネル２８，２
９の側部にはリクライニング機構のアーム３１がボルト
４４及びナット４５により固着され、またアームレスト
支持用の枢支軸３２と、アームレストの回動範囲を規制
するアームレストガイドピン３３とが夫々外方に突出す
るように固着されている。
ネル２８，２９が固着され、このサイドパネル２８，２
９の側部にはリクライニング機構のアーム３１がボルト
４４及びナット４５により固着され、またアームレスト
支持用の枢支軸３２と、アームレストの回動範囲を規制
するアームレストガイドピン３３とが夫々外方に突出す
るように固着されている。
前記サイドパネル２８，２９は両側部フレーム２４，２
５より前方に突出する状態で形成され、下部中央位置よ
り上方に向かって突出量が減少されて形成され、着座者
の腰部のサイドサポート機能を増大している。尚前記両
側部フレーム２４，２５とサイドパネル２８，２９の形
状は図示のものに限定されるものではない。
５より前方に突出する状態で形成され、下部中央位置よ
り上方に向かって突出量が減少されて形成され、着座者
の腰部のサイドサポート機能を増大している。尚前記両
側部フレーム２４，２５とサイドパネル２８，２９の形
状は図示のものに限定されるものではない。
サイドパネル２８，２９には、本実施例ではランバー支
持パネル３５の両側部３６が夫々固着され、且つランバ
ー支持パネル３５の略中央部が上方に延設されて延設部
３７が形成され、延設部３７の上端３８が上部フレーム
２３の中央部の前記一対のブラケット２６の間に固着さ
れている。
持パネル３５の両側部３６が夫々固着され、且つランバ
ー支持パネル３５の略中央部が上方に延設されて延設部
３７が形成され、延設部３７の上端３８が上部フレーム
２３の中央部の前記一対のブラケット２６の間に固着さ
れている。
前記延設部３７はパイプフレーム２２との間に適宜の空
間部４０を置いて形成されており、本実施例ではランバ
ー支持パネル３５の両側部３６から弯曲状態で上方に延
設されているが、ランバー支持パネル３５と上部フレー
ム２３間の中央部が少なくとも延設部３７により連結さ
れた構成であればよい。
間部４０を置いて形成されており、本実施例ではランバ
ー支持パネル３５の両側部３６から弯曲状態で上方に延
設されているが、ランバー支持パネル３５と上部フレー
ム２３間の中央部が少なくとも延設部３７により連結さ
れた構成であればよい。
前記ランバー支持パネル３５の両側部３６は前方に弯曲
されて形成され、且つ前方に弯曲された先端位置から後
方に向かって更に屈折されて屈折部４１が形成され、該
屈折部４１が前記サイドパネル２８，２９の幅方向に沿
って後方に延設されている。
されて形成され、且つ前方に弯曲された先端位置から後
方に向かって更に屈折されて屈折部４１が形成され、該
屈折部４１が前記サイドパネル２８，２９の幅方向に沿
って後方に延設されている。
また、本実施例では第２図から明らかなように、リクラ
イニング機構のアーム３１を固着するボルト４４または
ナット４５及びアームレストの枢支軸３２を回避し得る
ようにランバー支持パネル３５の屈折部４１の後部側に
夫々半円形状の切欠溝４７が形成されている。
イニング機構のアーム３１を固着するボルト４４または
ナット４５及びアームレストの枢支軸３２を回避し得る
ようにランバー支持パネル３５の屈折部４１の後部側に
夫々半円形状の切欠溝４７が形成されている。
そして、半円形状の切欠溝４７が形成されたランバー支
持パネル３５の屈折部４１の後端部４３が両側部フレー
ム２４，２５に近接する位置でサイドパネル２８，２９
にボルト止めまたは溶着等により固着されている。
持パネル３５の屈折部４１の後端部４３が両側部フレー
ム２４，２５に近接する位置でサイドパネル２８，２９
にボルト止めまたは溶着等により固着されている。
斯る構成により半円形状の切欠溝４７が形成されたラン
バー支持パネル３５の屈折部４１の後端部４３をナット
４５等が固着されている位置より両側部フレーム２４，
２５に近接した位置のサイドパネル２８，２９に固着さ
せることができ、ランバー支持パネル３５の変形量をよ
り増大させることができるものである。尚、切欠溝４７
の形状及び大きさは適宜変更することができる。
バー支持パネル３５の屈折部４１の後端部４３をナット
４５等が固着されている位置より両側部フレーム２４，
２５に近接した位置のサイドパネル２８，２９に固着さ
せることができ、ランバー支持パネル３５の変形量をよ
り増大させることができるものである。尚、切欠溝４７
の形状及び大きさは適宜変更することができる。
第３図Ａに示す通常の状態より、車両の衝突や着座者の
着座等によりランバー支持パネル３５に荷重が加わった
場合には、第３図Ｂに示す如く、ランバー支持パネル３
５の側部３６が内側及び後方に向かって変形して衝撃を
吸収し、サイドパネル２８，２９が折曲がったり、リク
ライニング機構のアーム３１の固着部に歯欠けが生ずる
等してシートバック２１が倒れるのを防止できる。
着座等によりランバー支持パネル３５に荷重が加わった
場合には、第３図Ｂに示す如く、ランバー支持パネル３
５の側部３６が内側及び後方に向かって変形して衝撃を
吸収し、サイドパネル２８，２９が折曲がったり、リク
ライニング機構のアーム３１の固着部に歯欠けが生ずる
等してシートバック２１が倒れるのを防止できる。
またサイドパネル２８，２９が内側に向かって変形する
のを防止できるので、このサイドパネル２８，２９の側
部に設けられたアームレストが乗員を圧迫する虞れがな
いものである。
のを防止できるので、このサイドパネル２８，２９の側
部に設けられたアームレストが乗員を圧迫する虞れがな
いものである。
第４図には本考案の異なる実施例が示されており、リク
ライニング機構のアーム３１を固着するボルト４４また
はナット４５及びアームレストの枢支軸３２を回避し得
るようにランバー支持パネル３５の屈折部４１の後部側
に夫々円形状の切欠溝４７が形成されている。
ライニング機構のアーム３１を固着するボルト４４また
はナット４５及びアームレストの枢支軸３２を回避し得
るようにランバー支持パネル３５の屈折部４１の後部側
に夫々円形状の切欠溝４７が形成されている。
このため切欠溝４７を円形状に形成し、円形状の切欠溝
４７が形成されたランバー支持パネル３５の屈折部４１
の後端部４３を両側部フレーム２４，２５に固着した他
は前述せる実施例と同様の構成を有するものである。
４７が形成されたランバー支持パネル３５の屈折部４１
の後端部４３を両側部フレーム２４，２５に固着した他
は前述せる実施例と同様の構成を有するものである。
斯る構成により、ランバー支持パネル３５の変形量をよ
り増大させることができ、より有効に衝撃を吸収するこ
とができるものである。
り増大させることができ、より有効に衝撃を吸収するこ
とができるものである。
尚、本考案は上述の構成に限定されず、各部を変形等す
ることは勿論可能である。例えば、延設部３７を有しな
いランバー支持パネル３５にも本考案を同様に適用でき
るものである。
ることは勿論可能である。例えば、延設部３７を有しな
いランバー支持パネル３５にも本考案を同様に適用でき
るものである。
また、第２図乃至第４図においては、右側部フレーム２
４側に本考案を適用した場合を示したが左側部フレーム
２５側にも同様に本考案を適用することができるもので
ある。
４側に本考案を適用した場合を示したが左側部フレーム
２５側にも同様に本考案を適用することができるもので
ある。
以上が本考案に係るシートバックフレームの一実施例の
構成であるが、斯る構成に依れば、両側部フレームの下
部側に取付けられるランバー支持パネルの両側部が前方
に弯曲された先端位置から後方に向かって屈折されて屈
折部が形成され、該屈折部がサイドパネルに沿って後方
に延設され、ランバー支持パネルの屈折部の後部側に少
なくともリクライニング機構のアームを固着するボルト
またはナットを回避し得るように切欠溝が形成され、切
欠溝が形成されたランバー支持パネルの屈折部の後端部
が両側部フレームに近接する位置でサイドパネルに夫々
固着され、または両側部フレームに夫々固着されている
ので、衝突時等にランバー支持パネルに荷重が加わった
場合に、ランバー支持パネルのみが内側及び後方に向か
って変形して衝撃を吸収することができ、両側部フレー
ムやサイドパネルが折曲がったりリクライニング機構の
アームの固着部に歯欠けが生ずる等してシートバックが
倒れる虞れがないものである。
構成であるが、斯る構成に依れば、両側部フレームの下
部側に取付けられるランバー支持パネルの両側部が前方
に弯曲された先端位置から後方に向かって屈折されて屈
折部が形成され、該屈折部がサイドパネルに沿って後方
に延設され、ランバー支持パネルの屈折部の後部側に少
なくともリクライニング機構のアームを固着するボルト
またはナットを回避し得るように切欠溝が形成され、切
欠溝が形成されたランバー支持パネルの屈折部の後端部
が両側部フレームに近接する位置でサイドパネルに夫々
固着され、または両側部フレームに夫々固着されている
ので、衝突時等にランバー支持パネルに荷重が加わった
場合に、ランバー支持パネルのみが内側及び後方に向か
って変形して衝撃を吸収することができ、両側部フレー
ムやサイドパネルが折曲がったりリクライニング機構の
アームの固着部に歯欠けが生ずる等してシートバックが
倒れる虞れがないものである。
また、サイドパネル側に設けたアームレストが乗員を圧
迫する虞れがなく、更にリクライニング機構のアームに
内側方向の荷重が加わりリクライニング機構が作動しな
くなるのを有効に防止でき、著しく安全性に優れたシー
トバックフレームを得ることができるものである。
迫する虞れがなく、更にリクライニング機構のアームに
内側方向の荷重が加わりリクライニング機構が作動しな
くなるのを有効に防止でき、著しく安全性に優れたシー
トバックフレームを得ることができるものである。
第１図乃至第３図Ａ及びＢは本考案に係るシートバック
フレームの一実施例の概略を夫々示すもので、第１図は
斜視図、第２図は要部拡大斜視図、第３図Ａ及びＢは通
常の状態及び作用状態を夫々示す一部断面図、第４図は
本考案の異なる実施例を示す要部拡大斜視図、第５図は
従来のシートバックフレームの斜視図、第６図Ａ及びＢ
は同、通常の状態及び作用状態を夫々示す一部断面図で
ある。 図中、２１……シートバックフレーム、２３……上部フ
レーム、２４，２５……側部フレーム、２８，２９……
サイドパネル、３１……アーム、３２……アームレスト
枢支軸、３５……ランバー支持パネル、３６……両側
部、３７……延設部、４１……屈折部、４３……後端
部、４７……切欠溝。
フレームの一実施例の概略を夫々示すもので、第１図は
斜視図、第２図は要部拡大斜視図、第３図Ａ及びＢは通
常の状態及び作用状態を夫々示す一部断面図、第４図は
本考案の異なる実施例を示す要部拡大斜視図、第５図は
従来のシートバックフレームの斜視図、第６図Ａ及びＢ
は同、通常の状態及び作用状態を夫々示す一部断面図で
ある。 図中、２１……シートバックフレーム、２３……上部フ
レーム、２４，２５……側部フレーム、２８，２９……
サイドパネル、３１……アーム、３２……アームレスト
枢支軸、３５……ランバー支持パネル、３６……両側
部、３７……延設部、４１……屈折部、４３……後端
部、４７……切欠溝。
Claims (2)
- 【請求項１】上部フレームと、該上部フレームの両端よ
り下方向に屈折形成された両側部フレームとがパイプフ
レームにより略逆Ｕ字状に一体に形成され、前記両側部
フレームにサイドパネルが夫々固着され、該サイドパネ
ルの側部にリクライニング機構のアームがボルト及びナ
ットにより固着され、前記両側部フレームの下部側にラ
ンバー支持パネルが取付けられたシートバックフレーム
において、前記ランバー支持パネルの両側部は、前方に
弯曲されて形成され、且つ前方に弯曲された先端位置か
ら後方に向かって更に屈折されて屈折部が形成され、該
屈折部が前記サイドパネルに沿って後方に延設され、ラ
ンバー支持パネルの屈折部の後部側に少なくともリクラ
イニング機構のアームを固着するボルトまたはナットを
回避し得るように切欠溝が形成され、切欠溝が形成され
たランバー支持パネルの屈折部の後端部が両側部フレー
ムに近接する位置でサイドパネルに夫々固着されている
ことを特徴とするシートバックフレーム。 - 【請求項２】上部フレームと、該上部フレームの両端よ
り下方向に屈折形成された両側部フレームとがパイプフ
レームにより略逆Ｕ字状に一体に形成され、前記両側部
フレームにサイドパネルが夫々固着され、該サイドパネ
ルの側部にリクライニング機構のアームがボルト及びナ
ットにより固着され、前記両側部フレームの下部側にラ
ンバー支持パネルが取付けられたシートバックフレーム
において、前記ランバー支持パネルの両側部は前方に弯
曲されて形成され、且つ前方に弯曲された先端位置から
後方に向かって更に屈折されて屈折部が形成され、該屈
折部が前記サイドパネルに沿って後方に延設され、ラン
バー支持パネルの屈折部の後部側に少なくともリクライ
ニング機構のアームを固着するボルトまたはナットを回
避し得るように切欠溝が形成され、切欠溝が形成された
ランバー支持パネルの屈折部の後端部が両側部フレーム
に夫々固着されていることを特徴とするシートバックフ
レーム。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990068807U JPH0631966Y2 (ja) | 1990-06-28 | 1990-06-28 | シートバックフレーム |
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