JP4441546B2 - コンソールボックス - Google Patents
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Description
なお、特許文献1には明確に示されていないが、内部トレイはコンソールドアの内側に保持された状態にロックされ、コンソールドアと共にヒンジ軸の軸心回りに回転(開閉)操作される。したがって、コンソールドアをその内側に内部トレイが保持された状態で開くことにより、ボックス本体の収納部が利用可能となる。また、ロックを解除してコンソールドアのみを開くことにより、内部トレイの収納部が利用可能となる。
第1の発明は、ボックス本体に対してコンソールドアが開閉可能に組み付けられているとともに、このコンソールドアの内側に内部トレイが設けられ、コンソールドアをその内側に内部トレイが保持された状態で開くことによりボックス本体の収納部が利用可能となり、コンソールドアのみを開くことにより内部トレイの収納部が利用可能となる形式のコンソールボックスであって、ボックス本体とコンソールドアとをロックする第1のロックストライカーと、コンソールドアと内部トレイとをロックする第2のロックストライカーと、コンソールドアと内部トレイとをロック状態に保持する補助ロック部材と、コンソールドアの前面側で操作できる二つの操作ノブとを備えている。
一方の操作ノブを操作することにより、第1のロックストライカーがロック解除方向へ操作されてボックス本体とコンソールドアとのロックを解除することが可能である。また、他方の操作ノブを操作することにより、第2のロックストライカーがロック解除方向へ操作されてコンソールドアと内部トレイとのロックを解除することが可能であるとともに、これに同期して第1のロックストライカーもロック解除方向へ操作される。
補助ロック部材は、コンソールドアを閉じた状態においてロック解除状態に規制され、かつ、第1のロックストライカーをロック解除方向へ操作することでコンソールドアを内部トレイと共に開いてボックス本体の収納部を利用可能とした状態ではコンソールドアと内部トレイとをロック状態に保持するように設定されている。
これにより、コンソールドアが閉ざされた状態において、該コンソールドアと内部トレイとをロックしているロックストライカーを解除する、といった通常の操作によってコンソールドアのみを開いてトレイの収納部を利用することができる。
これによって補助ロック部材が簡素化され、レイアウトの自由度が向上するとともにコストを抑えることができる。
図1〜図3に、コンソールボックスが外観斜視図で表されている。これらの図面で示すようにコンソールボックスの構成は、ボックス本体10、コンソールドア12および内部トレイ18に大別される。そして、図1ではコンソールドア12を閉じた状態が示されている。また、図2ではコンソールドア12だけを開いた状態が示され、図3ではコンソールドア12を内部トレイ18と共に開いた状態が示されている。
コンソールドア12は、図示外のヒンジアームおよびヒンジ軸を用いてボックス本体10に組み付けられている。このヒンジ軸の軸心を支点としてコンソールドア12を回転操作することで、ボックス本体10の開放面(上面)を開閉することが可能である。内部トレイ18においても、図示外の専用ヒンジアームを用いてコンソールドア12と同じヒンジ軸に支持され、このヒンジ軸の軸心を支点として回転できるようになっている。ただし、コンソールドア12を閉じた状態(図1)、あるいはコンソールドア12を内部トレイ18と共に開いた状態(図3)においては、内部トレイ18はコンソールドア12の内側に張り付いた状態に保持されている。
なお、図1〜図3に示されている二つの操作ノブ14,15は、コンソールドア12の前面側から操作できるように設けられる。
第2のロックストライカー22は、コンソールドア12と内部トレイ18とをロックする機能を有する。このロックストライカー22のフック部22bは、コンソールドア12を閉じた状態において内部トレイ18のロック係止面18bに係止している(図6)。第2のロックストライカー22においても、その回転軸心22aを支点としてフック部22bをロック係止面18bに係止させる回転方向(ロック方向)へスプリング力で付勢されている。
これに対し、他方の操作ノブ15を操作すると、第2のロックストライカー22が回転軸心22aを支点としてロック解除方向へ回転操作される。これにより、ロックストライカー22のフック部22bが内部トレイ18のロック係止面18bから外れ、コンソールドア12と内部トレイ18とのロックが解除される。このとき、第2のロックストライカー22に同期して第1のロックストライカー20も回転し、ボックス本体10とコンソールドア12とのロックが解除されるように設定されている。
図7に、図5のA-A矢視方向の拡大断面図が表されている。この図面からも明らかなように、補助ロック部材24の両側部から左右に突出した軸部24aが、内部トレイ18に形成された一対の軸受け部18cに回転可能に支持されている。この補助ロック部材24は、軸部24aの上部に位置するフック部24bを有する。このフック部24bは、ドアインナー12aのロック係止面12bに係止可能に位置している(図5)。また、補助ロック部材24は、軸部24aから前方へ突出した突出片24cを有する。この突出片24cは、コンソールドア12を閉じた状態においてボックス本体10の受け面10cで受け止められており、それによってフック部24bがロック係止面12bから外れたロック解除状態に規制されている。ただし、補助ロック部材24に対しては、軸部24aの外周に組み付けられたスプリング24dの弾性により、そのフック部24bをロック係止面12bに係止させるロック方向への付勢力が作用している。
まず、図1で示す状態から図2で示すようにコンソールドア12を開いて内部トレイ18の収納部18aを利用する場合について説明する。この場合は、既に説明したように二つの操作ノブ14,15のうち、一方の操作ノブ15を操作することによって図6で示す第2のロックストライカー22が前述したロック解除方向へ回転操作され、コンソールドア12と内部トレイ18とのロックが解除される。そして、これに同期して図4および図5で示す第1のロックストライカー20も前述したロック解除方向へ回転操作され、ボックス本体10とコンソールドア12とのロックが解除される。また、補助ロック部材24についても、既に説明したようにフック部24bがロック係止面12bから外れたロック解除状態に規制されている。この結果、内部トレイ18をボックス本体10側に残してコンソールドア12のみが開かれ、内部トレイ18の収納部18aに対する小物などの出し入れが可能となる。
そこで、図3で示す状態において不用意に操作ノブ15が操作され、第2のロックストライカー22がロック解除方向へ回転操作されても、補助ロック部材24は図4の仮想線で示すようにコンソールドア12と内部トレイ18とをロックした状態に保たれている。これにより、ボックス本体10の収納部10aを利用しているときに操作ノブ15が操作されても、内部トレイ18がその自重あるいは収納物の重量でボックス本体10側に倒れ込むことは防止される。
例えば、補助ロック部材24においては、コンソールドア12の左右中央に配置することが好ましいが、周辺部材との関係で左右いずれかにオフセットさせても機能上は満足できる。また、補助ロック部材24の突出片24cは、ボックス本体10の受け面10cに干渉させているが、コンソールボックスの前面側に意匠パネルなどの部材がある場合は、その部材に受け面10cを設けることもできる。
さらに、補助ロック部材24を内部トレイ18に対してスライド可能に取り付け、スライドによってコンソールドア12と内部トレイ18とのロックあるいはロック解除を行う構成に代えることも可能である。
10a 収納部
12 コンソールドア
18 内部トレイ
18a 収納部
22 ロックストライカー
24 補助ロック部材
Claims (3)
- ボックス本体に対してコンソールドアが開閉可能に組み付けられているとともに、このコンソールドアの内側に内部トレイが設けられ、コンソールドアをその内側に内部トレイが保持された状態で開くことによりボックス本体の収納部が利用可能となり、コンソールドアのみを開くことにより内部トレイの収納部が利用可能となる形式のコンソールボックスであって、
ボックス本体とコンソールドアとをロックする第1のロックストライカーと、コンソールドアと内部トレイとをロックする第2のロックストライカーと、コンソールドアと内部トレイとをロック状態に保持する補助ロック部材と、コンソールドアの前面側で操作できる二つの操作ノブとを備え、一方の操作ノブを操作することにより、第1のロックストライカーがロック解除方向へ操作されてボックス本体とコンソールドアとのロックを解除することが可能であり、他方の操作ノブを操作することにより、第2のロックストライカーがロック解除方向へ操作されてコンソールドアと内部トレイとのロックを解除することが可能であるとともに、これに同期して第1のロックストライカーもロック解除方向へ操作され、補助ロック部材は、コンソールドアを閉じた状態においてロック解除状態に規制され、かつ、第1のロックストライカーをロック解除方向へ操作することでコンソールドアを内部トレイと共に開いてボックス本体の収納部を利用可能とした状態ではコンソールドアと内部トレイとをロック状態に保持するように設定されているコンソールボックス。 - 請求項1に記載されたコンソールボックスであって、
補助ロック部材は、内部トレイ側に配置され、かつ、常にロック方向へ付勢されているとともに、コンソールドアが閉ざされた状態ではボックス本体側との干渉によってロックが解除されるように設定されているコンソールボックス。 - 請求項2に記載されたコンソールボックスであって、
補助ロック部材は、内部トレイに対してロックおよび解除方向へ回転可能に支持され、スプリングの弾性によってロック方向へ付勢されているコンソールボックス。
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