JP4441326B2 - 電圧検出回路 - Google Patents

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Description

本発明は、検出電圧源の電圧を電圧変換手段にて降圧させたうえで検出するようにした電圧検出回路に関し、詳しくは、電圧変換手段における電圧変換比の設定を容易に変更することができる電圧検出回路に関する。
[第1の従来例]
半導体集積回路などにおいては一般に印加される電源電圧が動作保証電圧以下になると誤動作してしまう。そこで、図4に示すように、比較器4を用いた電圧検出回路が知られている。例えば、特許文献1参照。
特開2000−3591号公報
電圧源2は比較器4に検出すべき電圧を供給すると共にその比較器4を動作させる電圧源でもあるので、比較器4には電圧源2の電圧Vb以上の電圧を入力できない。そのため、検出電圧入力端子1を介して電圧検出回路に入力される電圧源2の電圧Vbは、抵抗R1、R2によって分圧されて、比較器4の反転入力端子に入力される。
分圧された電圧Vb’が比較器4の反転入力端子に入力され、非反転入力端子には基準電圧入力端子9を介して基準電圧発生源12からの基準電圧Vrefが入力されるので、Vb’>Vrefのときに比較器4の出力端子8はローレベル、Vb’<Vrefのときに出力端子8はハイレベルとなる。
例えば、電圧源2が電池であってその充電量が低下して、Vb’<Vrefとなった場合、すなわち検出電圧Vbが所定値より小さかった場合には、比較器4は、電圧源2によって動作される例えば他の部品や回路にリセット信号を送信してその部品や回路の動作を停止させる。
上記検出電圧Vbは、(R2/(R1+R2))×Vb=Vrefで示されるように、抵抗R1とR2との抵抗比によって決定される。すなわち、電圧Vbから電圧Vb’への変換比の設定値を変更するには抵抗R1と抵抗R2の抵抗値を変更すればよい。しかし、一般に電源に関する仕様は製品開発の後期になってから決定や変更されることが多く、抵抗R1、R2を半導体ウェーハに作り込むマスクを作成した後に上記設定値の変更、すなわち抵抗R1、R2の抵抗値の変更の必要が生じる場合も多い。そのマスク作成後の設定値変更に対処するにはマスクの変更が必要となり、新たにマスクを作成し直す必要があり、最近の半導体プロセスの微細化に伴ってマスク作成費用が高額化しているので大きな損失となる。
[第2の従来例]
そこで、電圧変換比の設定値変更の必要が生じてもマスク変更を伴わないものとして、図5に示す電圧検出回路がある。これは検出電圧入力端子1とグランドとの間に多数の抵抗R1〜Rnを直列に接続し、各々の抵抗R1〜Rnの両端をヒューズ43によって短絡しておき、レーザや高電圧を加える等の手段によって任意の箇所のヒューズを切断することにより分圧値を調整する。
しかし、この構成では、さらなる設定値変更によって一度切断してしまったヒューズを再びつなげたいときにはそれが不可能であり、設定値の度重なる変更に対しては対応できない。
[第3の従来例]
そこで、第3の従来例として図6に示す電圧検出回路がある。電圧源2の電圧Vbは検出電圧入力端子1を介して電圧変換手段3に入力され、電圧Vbは電圧変換手段3の抵抗R1〜Rnによって分圧され、各抵抗R1〜Rnの接続点にはそれぞれ分圧された電圧が生じ、電圧Vbよりも小さな電圧Vb’に変換される。
電圧変換手段3における電圧Vbから電圧Vb’への変換比の設定データはレジスタ50に記憶されている。これは、外部のCPU51などから電圧設定値入力端子5を介して書き込まれる。
デコーダ7はレジスタ50から電圧変換比の設定データを読み出して、その設定データに応じて、スイッチS1〜S(n−1)の何れか1つをオンすることによって、任意の電圧Vb’が比較器4の反転入力端子に入力される。
例えば、スイッチS2を閉じた場合には、Vb’=Vb×((R3+R4+・・・R(n−1)+Rn)/(R1+R2+R3+R4+・・・R(n−1)+Rn))となる。
しかし、図6に示す従来例において、レジスタ50はフリップフロップを記憶素子として用いているので電源を切ると記憶していた電圧変換比の設定データがすべて消失してしまう。したがって、電源投入ごとに設定データをレジスタ50に書き込む必要があり、電圧検出回路を実際の製品に組み込む際には、別途CPU51などが必要になりコストアップをまねいてしまう。また、組み込まれる製品に既に使用されているCPUを流用する場合であってもファームの書き換えが必要になり、開発期間や品質へのリスクの点で不利になってしまう。
本発明は上述の問題に鑑みてなされ、その目的とするところは、電圧変換手段における電圧変換比の設定データを電源の投入ごとに設定し直す必要のない電圧検出回路を提供することにある。
本発明の電圧検出回路は、
検出電圧源から検出すべき検出電圧の入力を受け、前記検出電圧源側とグランドとの間で相互に直列に接続された複数の抵抗と、各々の前記抵抗の間に相互に並列に接続された複数の第1のスイッチとを有し、設定された電圧変換比に応じて前記複数の第1のスイッチからいずれか1つがオン状態にされることで、前記検出電圧を該検出電圧よりも小さい電圧に変換する電圧変換回路と、
前記電圧変換回路で変換された電圧と、基準電圧発生源から出力される基準電圧の入力を受け、これら入力された電圧の比較結果に応じた出力をする比較器と、
前記検出電圧源と前記電圧変換回路との間に設けられ所定時間間隔で間欠的にオン状態にされる第2のスイッチと、
前記電圧変換比の設定データと前記所定時間の時間データとが記憶された不揮発性メモリと、
前記不揮発性メモリから前記設定データと前記時間データとを読み出し可能であり、読み出した前記設定データと前記時間データとに基づいて前記第1及び第2のスイッチを開閉制御するデコーダとを備える
比較器は検出電圧源により動作されるので、その入力を検出電圧源の電圧よりも小さくする必要がある。したがって、検出電圧源の電圧は電圧変換回路にて検出電圧源の電圧よりも小さい電圧に変換されたうえで、比較器にて基準電圧と比較される。
上記電圧変換回路における電圧変換比の設定データは、電源を切っても記憶内容が消えずに保持される不揮発性メモリに書き込まれるので、電源投入ごとに設定データを設定し直す必要がなく、その電源投入ごとに設定データの書き込みを行うCPUなどの制御部を製品に組み込む必要がなくコスト低減が図れる。あるいは、その制御部として元々製品に組み込まれているものを流用する場合にはファームの書き換えが必要であるが、本発明ではその必要もなく、余計な手間やコストアップ、さらにそのファームの変更に伴うこの電圧検出回路を搭載した製品全体の動作不具合を防げる。
上記不揮発性メモリとして、記憶内容の書き換えが可能なものを用いれば、半導体製造プロセスが終わってICチップとして完成した後でも、上記電圧変換比の設定データを外部のライタなどを使って何度でも書き変えることができるため、試行錯誤を行いつつ設定データの最適化を図ることも容易に行え、開発期間の短縮にもつながる。さらに、製品仕様の突然の変更に伴う上記設定データの変更に対して即座に対処できる。
また、上記電圧検出回路は、検出電圧源から電圧変換回路に供給される検出電圧の供給路を開閉するスイッチを備えるため、検出電圧源の電圧を検出する必要のないときにはそのスイッチを開くことによって検出電圧源から電圧変換回路に電流が流れないようにでき、例えば検出電圧源が携帯機器の電池である場合にはその消耗を抑えて電池寿命を長くすることができる。
本発明の電圧検出回路によれば、電圧変換回路における電圧変換比の設定データは、電源を切っても記憶内容が消えずに保持される不揮発性メモリに書き込まれるので、電源投入ごとに設定データを設定し直す必要がない。これにより、電源投入ごとに設定のし直しを行う制御部を電圧検出回路とは別に製品に組み込む必要がなくコスト低減が図れる。あるいは、その制御部として元々製品に組み込まれているものを流用する場合にはファームの書き換えが必要であるが、本発明ではその必要もなく、余計な手間やコストアップ、さらにそのファームの変更に伴う予期しない不具合を防いで品質低下を防げる。また、製品仕様の突然の変更に対しても即座に対処できる。
[第1の実施形態](参考例)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る電圧検出回路を示す。本実施形態に係る電圧検出回路は、検出電圧入力端子1と、電圧変換手段3と、比較器4と、基準電圧入力端子9と、不揮発性メモリ6と、電圧設定値入力端子5とを備える。
検出電圧入力端子1には検出電圧源2が接続され、検出電圧入力端子1には検出電圧源2から検出電圧Vbが入力される。
その検出電圧入力端子1には電圧変換手段3が接続されている。電圧変換手段3は、複数の抵抗R1〜Rnと、複数のスイッチS1〜S(n−1)と、デコーダ7とを備える。抵抗R1〜Rnは、検出電圧入力端子1とグランドとの間に直列接続されている。各スイッチS1〜S(n−1)は、各抵抗R1〜Rn間の各接続点と電圧変換回路3の出力端子との間に接続されている。各スイッチS1〜S(n−1)は例えばMOSFET(Metal-Oxide-Semiconductor Field Effect Transistor)であり、そのゲートに印加される電圧レベルに応じてオン/オフされる。
デコーダ7は、不揮発性メモリ7に記憶された後述する電圧変換比の設定データを読み出し、その設定データに応じてスイッチS1〜S(n−1)の何れか1つをオンにする。
不揮発性メモリ7は電源を切っても記憶内容が保持されるメモリであり、例えば、マスクROM(Read Only Memory)、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、EEPROM(Electrically EPROM)、フラッシュメモリ、NVRAM(Nonvolatile Random Access Memory)、MRAM(Magnetic RAM)、MONOS(Metal Oxide Nitride Oxide Semiconductor)などを用いることができる。
不揮発性メモリ7には、電圧設定値入力端子5を介して、電圧変換手段3における電圧変換比の設定データが書き込まれ記憶される。電圧設定値入力端子5は、単一の信号線を用いて1ビットずつ順次データを送るシリアル伝送にて外部機器と接続するためのシリアルインターフェース、もしくは複数の信号線を用いて同時に数ビットまとめてデータを送るパラレル伝送にて外部機器と接続するためのパラレルインターフェースである。
比較器4の反転入力端子は電圧変換手段3の出力端子と接続され、その反転入力端子には電圧変換手段3にて検出電圧Vbが変換された電圧Vb’が入力される。比較器4の非反転入力端子は基準電圧発生源12の出力端子と接続される。基準電圧発生源12は例えばバンドギャップリファレンス回路などであり、その出力である基準電圧Vrefは基準電圧入力端子9を介して比較器4の非反転入力端子に入力される。
本実施形態に係る電圧検出回路は以上のように構成され、次にその動作について説明する。
検出電圧源2は比較器4に検出すべき電圧を供給すると共にその比較器4を動作させる電圧源でもあるので、比較器4には検出電圧源2の電圧Vb以上の電圧を入力できない。そのため、電圧Vbは検出電圧入力端子1を介して電圧変換手段3に入力され、電圧Vbは電圧変換手段3の抵抗R1〜Rnによって分圧され、各抵抗R1〜Rnの接続点にはそれぞれ分圧された電圧が生じ、電圧Vbよりも小さな電圧Vb’に変換される。
電圧変換手段3における電圧Vbから電圧Vb’への変換比は不揮発性メモリ6に記憶されている。これは、ライタなどの外部機器を用いて電圧設定値入力端子5を介して不揮発性メモリ6に電圧変換比の設定データが書き込まれる。
デコーダ7は不揮発性メモリ6からその設定データを読み出して、その設定データに応じて、スイッチS1〜S(n−1)の何れか1つをオンすることによって、任意の電圧Vb’が比較器4の反転入力端子に入力される。
例えば、スイッチS2を閉じた場合には、Vb’=Vb×((R3+R4+・・・R(n−1)+Rn)/(R1+R2+R3+R4+・・・R(n−1)+Rn))となる。
電圧Vb’が比較器4の反転入力端子に、基準電圧Vrefが非反転入力端子に入力されるので、Vb’>Vrefのときに比較器4の出力端子8はローレベル、Vb’<Vrefのときに出力端子8はハイレベルとなる。なお、Vb’を非反転入力端子に、Vrefを反転入力端子に入力させて、出力レベルの論理が逆になるようにしてもよい。
例えば、検出電圧源2が電池であってその充電量が低下して、Vb’<Vrefとなった場合、すなわち検出電圧Vbが所定値より小さかった場合には、比較器4は、検出電圧源2によって動作される例えばCPUなどの他の部品や回路にリセット信号を送信してその部品や回路の動作を停止させるようにする。これにより、その部品や回路が、正常動作が保証される電圧以下の電圧によって誤動作してしまうのを防げる。そして、検出電圧源2が充電されてVb’>Vrefとなると、比較器4は上記部品や回路に動作を許容する信号を送信する。
上記電圧変換比の設定データは、電源を切っても記憶内容が消えずに保持される不揮発性メモリ6に書き込まれるので、上述した第3従来例のように電源投入ごとに設定データを書き込む必要がなく、その電源投入ごとに設定データの書き込みを行う制御部を製品に組み込む必要がなくコスト低減が図れる。あるいは、その制御部として元々製品に一緒に組み込まれるCPUなどを流用する場合にはファームの書き換えが必要であるが、本実施形態ではその必要もなく、余計な手間やコストアップを抑えることができる。
また、不揮発性メモリ6として、EPROM、EEPROM、フラッシュメモリ、MONOSなどを用いれば、半導体製造プロセスが終わってICチップとしてできあがった後でも、上記設定データを外部のライタなどを使って何度でも書き変えることができるため、試行錯誤を行いつつ設定データの最適化を図ることも容易に行え、開発期間の短縮にもつながる。さらに、製品仕様の突然の変更に伴う上記設定データの変更に対して即座に対処できる。
本実施形態の電圧検出回路は、例えば携帯電話機の電源である電池電圧の検出など、開発途中にその設定値が変更される可能性の高い回路に有効である。また、本実施形態では、上述した電圧検出回路や基準電圧発生源12、その他電圧源2からの電圧Vbを調整して他の部品や回路などに供給するレギュレータ回路などが1つの半導体チップにモノリシック化されて電源集積回路が構成される。なお、検出電圧源としては電源電圧に限らない。その他に例えばレギュレータ回路の出力電圧やコンバータの出力電圧などの検出にも適用できる。
[第2の実施形態](参考例)
次に、本発明の第2の実施形態について説明する。なお、上記第1の実施形態と同じ構成部分には同一の符号を付しその詳細な説明は省略する。



本実施形態では図2に示すように電圧変換手段23の構成が上記第1の実施形態と異なる。すなわち、本実施形態では、電圧変換手段23は、抵抗値がRの3つの抵抗Rと、抵抗値が2Rの5つの抵抗2Rと、4つのスイッチS1〜S4から構成される。
検出電圧入力端子1と比較器4の反転入力端子との間には、検出電圧入力端子1側から順に抵抗2Ra、抵抗Ra、抵抗Rb、抵抗Rcが直列接続されている。抵抗2Raと抵抗Raとの接続点とスイッチS1との間には抵抗2Rbが接続されている。抵抗Raと抵抗Rbとの接続点とスイッチS2との間には抵抗2Rcが接続されている。抵抗Rbと抵抗Rcとの接続点とスイッチS3との間には抵抗2Rdが接続されている。抵抗Rcと電圧変換手段23の出力端子との接続点とスイッチS4との間には抵抗2Re接続されている。抵抗Ra、Rb、Rcの抵抗値は何れもRであり、抵抗2Ra、2Rb、2Rc、2Rd、2Reの抵抗値は何れも2Rである。
各スイッチS1〜S4は例えばMOSFETである。各スイッチS1〜S4は、デコーダ7からの制御信号によって、検出電圧入力端子1側との接続と、グランド側との接続とが切り替えられる。
以上のように構成される電圧変換手段23において、デコーダ7から各スイッチS1〜S4に供給される信号をそれぞれビット0〜ビット3とすると、各スイッチS1〜S4は、各ビット0〜ビット3が”1”であるときにそれぞれ検出電圧入力端子1側に接続され、各ビット0〜ビット3が”0”であるときにそれぞれグランド側に接続される。この場合、Vb’=(Vb/16)×(ビット0+2×ビット1+4×ビット2+8×ビット3)となる。
この電圧変換回路23は、抵抗の抵抗値がRと2Rの2種類で済むからモノリシック化が容易となる。
[第3の実施形態]
次に、図3を参照して本発明の第3の実施形態について説明する。本実施形態では、検出電圧源2からの検出電圧Vbが電圧変換回路6に送られる供給路である、検出電圧入力端子1と電圧変換手段3の入力端子との間にスイッチS101を設けた点が上記第1の実施形態と異なり、その他構成及び動作は上記第1の実施形態と同じである。
すなわち、上記第1の実施形態では、常に電圧変換手段3に検出電圧源2からの電流が流れることになるので、電圧を検出しようとするとき以外はその電圧源2からの電流は無駄になる。そこで、本実施形態では、上記スイッチS101を設けて電圧源2の電圧を検出する必要のないときにはスイッチS101を開くことによって電圧源2から電圧変換手段3に電流を流さないようにしている。これにより、例えば電圧源2が電池である場合にはその消耗を抑えて電池寿命を長くすることができる。
スイッチS101は例えばMOSFETである。そして、例えばスイッチS101は、ある一定間隔おきに開閉制御され、よって電圧源2の電圧Vbの検出はその一定間隔で間欠的に行われる。そのスイッチS101の開閉制御を行う回路は、電圧検出回路と一緒にモノリシック化される。あるいは、外部のCPUなど制御回路からの信号により開閉制御してもよい。また、上記間欠的に電圧検出する場合の時間間隔を、不揮発性メモリ6に記憶させておき、これをデコーダで読み出してスイッチS101を制御するようにしてもよい。
以上、本発明の各実施形態について説明したが、勿論、本発明はこれらに限定されることなく、本発明の技術的思想に基づいて種々の変形が可能である。
上記実施形態において電圧変換手段として使用している回路はD/Aコンバータに使用される回路と同様のものである。したがって、電圧変換手段は上記実施形態で示した構成に限らず、その他D/Aコンバータで用いられる回路構成を利用することが可能である。また、Rと2Rの抵抗を1ビットごとにはしご状に連ねた回路網を構成した上記第2の実施形態では4ビットの場合を例示したが、もちろんビット数は任意である。
また、上記第3の実施形態で示したスイッチS101は第2の実施形態の回路にも適用できる。
本発明の第1の実施形態に係る電圧検出回路図である。 本発明の第2の実施形態に係る電圧検出回路図である。 本発明の第3の実施形態に係る電圧検出回路図である。 第1の従来例の電圧検出回路図である。 第2の従来例の電圧検出回路図である。 第3の従来例の電圧検出回路図である。
符号の説明
1…検出電圧入力端子、2…検出電圧源、3…電圧変換手段、4…比較器、5…電圧設定値入力端子、6…不揮発性メモリ、7…デコーダ、8…出力端子、9…基準電圧入力端子、12…基準電圧発生源、23…電圧変換手段、S101…スイッチ。

Claims (2)

  1. 検出電圧源から検出すべき検出電圧の入力を受け、前記検出電圧源側とグランドとの間で相互に直列に接続された複数の抵抗と、各々の前記抵抗の間に相互に並列に接続された複数の第1のスイッチとを有し、設定された電圧変換比に応じて前記複数の第1のスイッチからいずれか1つがオン状態にされることで、前記検出電圧を該検出電圧よりも小さい電圧に変換する電圧変換回路と、
    前記電圧変換回路で変換された電圧と、基準電圧発生源から出力される基準電圧の入力を受け、これら入力された電圧の比較結果に応じた出力をする比較器と、
    前記検出電圧源と前記電圧変換回路との間に設けられ所定時間間隔で間欠的にオン状態にされる第2のスイッチと、
    前記電圧変換比の設定データと前記所定時間の時間データとが記憶され不揮発性メモリと、
    前記不揮発性メモリから前記設定データと前記時間データとを読み出し可能であり、読み出した前記設定データと前記時間データとに基づいて前記第1及び第2のスイッチを開閉制御するデコーダと
    を備える電圧検出回路。
  2. 前記不揮発性メモリは書き換え可能型の不揮発性メモリである請求項1に記載の電圧検出回路。
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