JP6562465B2 - 電圧検出回路 - Google Patents
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Description
ここで、無線センサノードとは、センサに加えてデータ処理機能および無線通信機能を有する装置である。無線センサノードとしては、例えば、人体に装着され、内蔵したセンサによって検知した脈拍や体温、血圧等の微弱なバイタル信号を電気信号に変換し、無線によって送信するウエアラブル機器が知られている。
このようなアプリケーションにおけるデバイスへの給電は、従来、外部バッテリーに依存していたが、近年、その取り換えの手間を減らすため、バッテリー交換が不要な給電方法が提案されている。その給電方法の一つとして、エネルギーハーベスティング技術(環境発電技術)によって光や熱、振動等の環境エネルギーから電力を得る給電方法が知られている。
その他の電圧検出回路に関する従来技術については、例えば非特許文献2や非特許文献3に開示がある。
同図に示される電圧検出回路900は、監視対象の入力電圧VINを分圧した複数の電圧を出力する分圧回路(Voltage divider)90と、複数の基準電圧を生成して出力する多出力電圧リファレンス(Multiple output voltage reference)回路91と、コンパレータ92と、分圧回路90から出力された複数の電圧の中から一つの電圧を選択し、入力電圧VIN1としてコンパレータ92の一方の入力端子に供給するセレクタ93と、基準電圧生成回路91から出力された複数の基準電圧の中から一つの基準電圧を選択し、基準電圧VREF1としてコンパレータ92の他方の入力端子に供給するセレクタ94とから構成されている。
同図には、入力電圧VINの変化に対する基準電圧VREF1および入力電圧VIN1の静特性が示されている。同図において、基準電圧VREF1と入力電圧VIN1とが交わるときの入力電圧VINが検出電圧VDETECTとなる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る電圧検出回路を適用したシステムを示す図である。
同図に示されるシステム100は、例えば、ウエアラブル機器等の無線センサノードである。システム100は、エネルギーハーベスティングデバイス2、電源回路3、電圧検出回路1、内部回路5、および出力スイッチ4を備えている。
図2は、本実施の形態に係る電圧検出回路1の構成を示すブロック図である。
図2に示されるように、電圧検出回路1は、分圧回路10、多出力電圧リファレンス回路11、コンパレータ12、選択回路13,14、オフセット調整回路15、出力回路17、および選択信号生成回路18を備えている。
本実施の形態では、電圧検出回路1を0.25μmのCMOSプロセスによって1つの半導体基板に形成した場合を例にとり、説明する。
本実施の形態では、トランジスタとして、閾値電圧の異なる2種類の第1導電型(Nチャネル型)のMOSトランジスタと、閾値電圧の異なる2種類の第2導電型(Pチャネル型)のMOSトランジスタを用いて電圧検出回路1を実現した場合を例にとり説明する。 具体的には、トランジスタとして、図3Aに示されるNチャネル型のMOSトランジスタMNと、図3Bに示される、閾値電圧がMOSトランジスタMNよりも高いNチャネル型のMOSトランジスタMNHと、図3Cに示されるPチャネル型のMOSトランジスタMPと、図3Dに示される、閾値電圧がMOSトランジスタMPよりも高いPチャネル型のMOSトランジスタMPHと、を用いて電圧検出回路1を構成する場合を一例として示す。また、MOSトランジスタMN,MNH,MP,MPHはいずれも、ノーマリオフ型のMOSトランジスタであるとする。また、以下の説明では、「MOSトランジスタ」を、単に「トランジスタ」と称することがある。
図4は、多出力電圧リファレンス回路11の回路構成を示す図である。
図4に示されるように、多出力電圧リファレンス回路11は、基準電圧生成回路110と、分圧回路111と、バッファ回路112とから構成されている。
これにより、バッファ回路112は、基準電圧生成回路110によって生成された電圧を複製した電圧Vc0と、分圧回路111から出力された複数の電圧を夫々複製した電圧Vc1〜VcNを生成する電圧複製回路(MVD:Multiple voltage duplicator)として機能する。なお、MVDのより詳細な動作や効果については、非特許文献1に開示されている。
非特許文献1に開示された従来の電圧検出回路では、非特許文献4に開示された、サブスレッショルド領域で動作する2つのトランジスタを用いた基準電圧生成回路を採用している。しかながら、非特許文献4に開示された基準電圧生成回路は、電源電圧が比較的低い低消費電力のアプリケーション向けの回路であり、4.5V以上の比較的高い電源電圧のアプリケーションに適用した場合、生成する基準電圧の電源電圧依存性が大きくなるという問題がある。この電源電圧依存性を抑えるためには、プロセスで許容される最大サイズのゲート長のトランジスタを用いることや、基準電圧生成回路の出力端子に2pF程度の大きな容量を付加する等の対策が必要となる(非特許文献4参照)。
そこで、本実施の形態に係る電圧検出回路1では、基準電圧VREFを生成する基準電圧生成回路110として、図5に示す回路構成を採用する。
図5に示されるように、基準電圧生成回路110は、閾値電圧の高いPチャネル型のMOSトランジスタMd1、Md3、Md7(図3D参照)と、閾値電圧の低いNチャネル型のMOSトランジスタMd2、Md4、Md5、Md6(図3A参照)を用いたカスコード接続回路によって構成されている。
ここで、電圧VBが電源電圧VINの変化に対してa[V/V]の変動があると仮定した場合、電圧VCは、電源電圧VINの変化に対してa2[V/V]程度まで低下する。したがって、電圧VCに基づいて生成される基準電圧VREFの電源電圧依存性も小さくなる。なお、単位[V/V]は、出力電圧の変動[V]を電源電圧の変動〔V〕で除算したものである。
図10は、オフセット調整回路15の基本構成を示す図である。
図10に示されるオフセット調整回路15の基本構成を示す回路15A(以下、「オフセット調整回路15A」と表記する。)は、ゲート電極に可変電圧としてのオフセット電圧VOFが印加され、ソース電極がグラウンドラインGNDに接続されたNチャネル型のトランジスタMe1と、ゲート電極に分圧回路10Aから出力された電圧VIN0が印加され、ソース電極がトランジスタMe1のドレイン電極に接続され、ドレイン電極が電源ラインVINに接続されたNチャネル型のトランジスタMe2とを含んで構成されている。
なお、本回路は、オフセット電圧VOFがトランジスタMe1の閾値電圧VTHNよりも高い場合にも同様のオフセット調整機能を実現することができる。
以上のことから理解されるように、オフセット電圧調整回路15Aによれば、分圧回路10から出力される電圧VIN0にオフセットを加えることにより、電圧VIN0からオフセット電圧VOFだけ低下させた電圧VIN1を生成することが可能となる。
図12は、オフセット調整回路15の具体的な回路構成を示す図である。
図12に示されるように、オフセット調整回路15は、複数のオフセット付加部151_1〜151_xと、出力選択部152と、オフセット電圧生成部150とから構成されている。
図13は、比較回路12および出力回路17の回路構成を示す図である。
比較回路12としては、よく知られた差動回路を用いることができる。
図13では、比較回路12として、Pチャネル型のトランジスタMg1,Mg2によって入力差動対を構成した回路を例示しているが、基準電圧VREF1と電圧VIN1との大きさを比較して比較結果を出力することができれば、上記の回路構成に限定されるものではない。
図13に示すように、NAND170は、ゲート電極にグリッジ防止回路171の出力信号VGOFFが印加され、ソース電極がグラウンドラインGNDに接続されたPチャネル型のトランジスタMh3と、ゲート電極に比較回路12の出力信号VCMPOUTが印加され、ソース電極がトランジスタMh3のドレイン電極に接続されたNチャネル型のトランジスタMh4とを含む。また、NAND170は、ゲート電極にグリッジ防止回路171の出力信号VGOFFが印加され、ソース電極が電源ラインVINに接続され、ドレイン電極がトランジスタMh4のドレイン電極に接続されたPチャネル型のトランジスタMh5と、電源ラインVINとトランジスタMh5のドレイン電極との間に接続された定電流源としてのトランジスタMh6とを含む。更に、NAND170は、トランジスタMh6とカレントミラー回路を構成するPチャネル型のトランジスタMh7と、定電流源としてのNチャネル型のトランジスタMh8とを含む。
図13に示すNAND170によれば、図16に示すSPICEによるシミュレーション結果に示されるように、NAND170の出力信号VOUTの論理レベルが切り替わるときに、電源ラインVINからNAND170を経由してグラウンドラインGNDに流れる電流IDD_NANDを定電流源(トランジスタMh6)によって制限することができる。これにより、出力信号VOUTの切り替わり時の入力電圧VINの低下を防止することが可能となる。
ところで、一般的な電圧検出回路では、検出電圧VDETECTがヒステリシスを有している。本実施の形態に係る電圧検出回路1では、検出電圧VDETECTのヒステリシスを実現するための機能部として、選択信号生成回路18を備えている。
ここで、入力電圧VINの内部回路への供給を開始する閾値電圧を「検出電圧VDETECT_HIGH」とし、入力電圧VINの内部回路への供給を停止する閾値電圧を「検出電圧VDETECT_LOW」としている。
そこで、本実施の形態に係る電圧検出回路1では、選択信号生成回路18によってヒステリシス値のプログラム機能を実現している。
図18に示すように、選択信号生成回路18は、レジスタ181A,181B,181Cと、レジスタ選択部としての複数のスイッチ182A,182Bと、デコーダ183A,183B,183Cとを含む。
例えば、出力信号VOUTがハイレベルであるとき、すなわち入力信号VINが検出電圧VDETECTよりも低いとき、スイッチ182A_1〜182A_3がオンし、スイッチ182B_1〜182B_3がオフすることにより、レジスタ181Aの下位3ビットがデコーダ183Aに入力されるので、レジスタ181Aの下位3ビットの値に応じた選択信号EN0〜EN7が生成される。また、このとき、スイッチ182A_4〜182A_6がオンし、スイッチ182B_4〜182B_6がオフすることにより、レジスタ181Aの上位3ビットがデコーダ183Bに入力され、レジスタ181Aの上位3ビットの値に応じた選択信号selRが生成される。
図21には、検出電圧VDETECT_HIGH=4.6V,検出電圧VDETECT_LOW=2.8Vとなるようにレジスタ181A〜181Cを設定した場合のSPICEによるシミュレーション結果が示されている。
図22は、本実施の形態に係る電圧検出回路1による検出電圧VDETECTのプログラミングの概念を示す図である。同図には、一例として、電圧VIN1および基準電圧VREF1を夫々4通りとした場合の検出電圧VDETECTが例示されている。
図23には、レジスタ181A,181Bのビット数を6ビットとしたとき、下位3ビットに基づいて選択信号EN0〜EN7を生成し、上位3ビットに基づいて選択信号selRを生成することによって64(=26)通りのデジタルコードを生成した場合の、各デジタルコードに対する検出電圧VDETECTのSPICEによるシミュレーション結果が示されている。
したがって、実施の形態に係る電圧検出回路1によれば、ユーザによる、広範囲な検出電圧VDETECTのプログラミングが容易となる。
図24には、図5に示したカスコード接続構造を有する基準電圧生成回路110を採用した電圧検出回路1における、64通りのデジタルコード(6ビットのレジスタ181A,181Bの設定値)に対する検出電圧VDETECTの変化が参照符号801で示され、カスコード接続構造を有さない基準電圧生成回路(非特許文献4参照)を採用した電圧検出回路1における、64通りのデジタルコード(6ビットのレジスタ181A,181Bの設定値)に対する検出電圧VDETECTの変化が参照符号800で示されている。
図25には、図5に示す基準電圧生成回路110に対して非特許文献5に開示されたプロセスばらつきに対する温度依存性のトリミング手法を適用して最適化した場合の電圧検出回路1の検出電圧VDETECTの温度特性のSPICEによるシミュレーション結果が示されている。
同図には、検出電圧VDETECT=3.5Vとしたときの入力電圧VINに対する電圧検出回路1の全体回路電流の変化が示されている。
同図に示されるように、VIN=VDETECT=3.5Vとなったときの全体回路電流は2.7nAであり、電圧検出回路1全体の消費電力は十分に抑えられていると言える。
Claims (8)
- 監視対象の入力電圧を分圧して出力する入力電圧分圧回路と、
複数の第1基準電圧を生成して出力する多出力電圧リファレンス回路と、
前記入力電圧分圧回路から出力された電圧にオフセット電圧を加えて出力し、出力された電圧に加えられる前記オフセット電圧が変更可能なオフセット調整回路と、
前記複数の第1基準電圧の中から指定された一つの第1基準電圧を選択して出力する基準電圧選択回路と、
前記オフセット調整回路から出力された電圧と前記基準電圧選択回路から出力された前記第1基準電圧とを比較し、比較結果に応じた信号を出力する比較回路と、を有する
電圧検出回路。 - 請求項1に記載の電圧検出回路において、
前記オフセット調整回路は、
ゲート電極に前記オフセット電圧が印加され、ソース電極がグラウンド電圧が供給されるグラウンドラインに接続された第1導電型の第1トランジスタと、
ゲート電極に前記入力電圧分圧回路から出力された電圧が印加され、ソース電極が前記第1トランジスタのドレイン電極に接続され、ドレイン電極が前記入力電圧が供給される電源ラインに接続された第1導電型の第2トランジスタと、を含む
ことを特徴とする電圧検出回路。 - 請求項1に記載の電圧検出回路において、
前記オフセット調整回路は、
複数のオフセット電圧を生成して出力するオフセット電圧生成部と、
前記複数のオフセット電圧毎に対応して設けられ、前記入力電圧分圧回路から出力された電圧から夫々対応する前記オフセット電圧を減算した電圧を出力する複数のオフセット付加部と、
前記複数のオフセット付加部から夫々出力された複数の電圧の中から指定された電圧を選択して出力する出力選択部とを有し、
前記オフセット付加部の夫々は、
ゲート電極に前記オフセット電圧が印加され、ソース電極がグラウンド電圧が供給されるグラウンドラインに接続された第1導電型の第1トランジスタと、
ゲート電極に前記入力電圧分圧回路から出力された電圧が印加され、ソース電極が前記第1トランジスタのドレイン電極に接続され、ドレイン電極が前記入力電圧が供給される電源ラインに接続される第1導電型の第2トランジスタと、を含む
ことを特徴とする電圧検出回路。 - 請求項3に記載の電圧検出回路において、
前記多出力電圧リファレンス回路は、
第2基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、
前記第2基準電圧を複数の電圧に分圧して出力する基準電圧分圧回路と、
前記基準電圧分圧回路から出力された前記複数の電圧を夫々バッファして前記第1基準電圧として出力するバッファ回路と、を含み、
前記バッファ回路は、
前記基準電圧分圧回路から出力される前記複数の電圧毎に対応して設けられ、前記電源ラインと前記グラウンドラインの間に直列に接続された複数の第1導電型の第3トランジスタと、
前記電源ラインと前記グラウンドラインの間に前記複数の第3トランジスタと直列に接続された定電流源とを含み、
前記複数の第3トランジスタは、前記基準電圧分圧回路から出力された夫々対応する電圧が入力されるゲート電極を有し、且つソース電極の電圧を前記第1基準電圧として出力し、
前記オフセット電圧生成部は、前記バッファ回路における前記第3トランジスタのソース電圧のうち、最も小さい電圧を分圧して前記複数の前記オフセット電圧を生成する
ことを特徴とする電圧検出回路。 - 請求項4に記載の電圧検出回路において、
前記基準電圧生成回路は、
ドレイン電極が前記電源ラインに接続され、ゲート電極とソース電極とが短絡された第1導電型の第4トランジスタと、
ゲート電極とドレイン電極とがそれぞれグラウンドラインに接続され、ソース電極が前記第4トランジスタのゲート電極およびソース電極に接続された第2導電型の第5トランジスタと、
ドレイン電極が前記電源ラインに接続され、ゲート電極とソース電極とが短絡された第1導電型の第6トランジスタと、
ゲート電極が前記第4トランジスタのゲート電極およびソース電極に接続され、ドレイン電極がグラウンドラインに接続され、ソース電極が前記第6トランジスタのゲート電極およびソース電極に接続された第2導電型の第7トランジスタと、
ゲート電極が前記第6トランジスタのソース電極およびゲート電極に接続され、ドレイン電極が前記電源ラインに接続された第1導電型の第8トランジスタと、
ゲート電極とソース電極が短絡され、ドレイン電極が前記第8トランジスタのソース電極に接続された第1導電型の第9トランジスタと、
ドレイン電極およびゲート電極がグラウンドラインに接続され、ソース電極が前記第9トランジスタのゲート電極およびソース電極に接続された第2導電型の第10トランジスタと、を含む
ことを特徴とする電圧検出回路。 - 請求項2乃至5の何れか一項に記載の電圧検出回路において、
前記比較回路から出力された信号をバッファして出力する出力回路を有し、
前記出力回路は、
前記電源ラインと前記グラウンドラインの間に直列に接続され、ゲート電極が前記グラウンドラインに共通に接続された第1導電型の第11トランジスタおよび第2導電型の第12トランジスタを含み、前記第11トランジスタのソース電極が前記グラウンドラインに接続され、前記第12トランジスタのソース電極が前記電源ラインに接続され、前記第11トランジスタのドレイン電極と前記第12トランジスタのドレイン電極とが共通に接続されるノードから信号を出力するグリッチ防止回路と、
前記グリッチ防止回路から出力された信号と前記比較回路から出力された信号とを入力する否定論理積回路と、を含み、
前記否定論理積回路は、
ゲート電極に前記グリッチ防止回路から出力された信号が入力され、ソース電極が前記グラウンドラインに接続された第2導電型の第13トランジスタと、
ゲート電極に前記比較回路から出力された信号が入力され、ソース電極が前記第13トランジスタのドレイン電極に接続された第1導電型の第14トランジスタと、
ゲート電極に前記グリッチ防止回路から出力された信号が印加され、ソース電極が前記電源ラインに接続され、ドレイン電極が前記第14トランジスタのドレイン電極に接続された第2導電型の第15トランジスタと、
前記電源ラインと前記第15トランジスタのドレイン電極との間に接続された定電流源とを含む
ことを特徴とする電圧検出回路。 - 請求項2乃至6の何れか一項に記載の電圧検出回路において、
前記オフセット電圧の大きさを指定する第1選択信号と、前記第1基準電圧の大きさを指定する第2選択信号とを生成する選択信号生成回路を更に有し、
前記基準電圧選択回路は、前記第2選択信号に基づいて前記第1基準電圧を選択して出力し、
前記オフセット調整回路は、前記入力電圧分圧回路から出力された電圧に前記第1選択信号で指定された大きさの前記オフセット電圧を加えて出力し、
前記選択信号生成回路は、
前記電圧検出回路の第1検出電圧を指定する値を記憶する第1レジスタと、
前記電圧検出回路の、前記第1検出電圧よりも小さい第2検出電圧を指定する値を記憶する第2レジスタと、
前記比較回路から出力された電圧に基づいて、前記第1レジスタに記憶された値と前記第2レジスタに記憶された値の何れか一方を選択して出力するレジスタ選択部と、
前記レジスタ選択部によって選択されたデータをデコードして前記第1選択信号および前記第2選択信号を生成するデコーダとを含む
ことを特徴とする電圧検出回路。 - 請求項7に記載の電圧検出回路において、
前記第1レジスタおよび前記第2レジスタは、夫々n(nは2以上の整数)ビットのデータを記憶し、
前記レジスタ選択部は、
前記比較回路から出力された電圧が第1論理レベルである場合に、前記第1レジスタのデータを読み出して出力し、前記比較回路から出力された電圧が第2論理レベルである場合に、前記第1レジスタのデータを読み出さない第1スイッチと、
前記比較回路から出力された電圧が前記第2論理レベルである場合に、前記第2レジスタのデータを読み出して出力し、前記比較回路から出力された電圧が前記第1論理レベルである場合に、前記第2レジスタのデータを読み出さない第2スイッチと、を含み、
前記デコーダは、
前記第1スイッチから出力された前記第1レジスタのデータまたは前記第2スイッチから出力された前記第2レジスタのデータに含まれるm(1≦m<n)ビットのデータをデコードして前記第1選択信号を生成するオフセット電圧用デコーダと、
前記第1スイッチから出力された前記第1レジスタのデータまたは前記第2スイッチから出力された前記第2レジスタのデータに含まれる(n−m)ビットのデータをデコードして前記第2選択信号を生成する基準電圧用デコーダと、を含む
ことを特徴とする電圧検出回路。
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