JP6319126B2 - 温度補正回路および感温素子の検出温度補正方法 - Google Patents

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本発明は、温度補正回路および感温素子の検出温度補正方法に関する。
例えばダイオードを感温素子として温度検出を行うものでは、ダイオードに一定電流を流したときの順方向電圧を検出して温度を検出している。この場合に、使用するダイオードによって順方向電圧にばらつきが生ずることがあるので、これを調整するために、例えばオフセット調整として、感温素子の順方向電圧に一定電圧を加算あるいは減算することで所定温度における出力電圧のバラツキを補正する技術がある。
しかしながら、上記のように補正を行うものでは、検出対象としている温度付近においては誤差が少なくすることができても、検出対象を外れた温度領域では誤差が増大するなどで依然として誤差が残る。このように、従来方式のものでは、感温素子による温度検出では、検出しようとする温度範囲が大きくなるとこれに対応することができず、精度が低下する問題がある。
特開2003−149055号公報
本発明は、上記事情を考慮してなされたもので、その目的は、感温素子の検出信号により、広い温度範囲で正確な温度を検出できるようにした温度補正回路および感温素子の検出温度補正方法を提供することにある。
請求項1に記載の温度補正回路は、感温素子の検出出力をオフセット補正して検出信号とするオフセット回路と、コンパレータにて前記検出信号と比較することにより温度検出信号を生成するための三角波信号を発生する三角波回路と、前記三角波回路が出力する前記三角波信号の振幅を調整可能することで前記感温素子の検出信号の温度係数を調整可能な傾き補正回路とを備えている。
感温素子の検出出力は、温度に対して一定の傾きで傾斜する特性を有している。この特性を温度に対して正確に追随させるため、オフセット回路によりオフセット補正を行うことで検出出力に一定電圧を加算あるいは減算して切片の調整を行う。これにより、感温素子の検出出力の温度特性について切片を調整することができる。
そして、感温素子の検出出力の温度特性の傾きを補正するために、コンパレータに入力している三角波回路からの三角波信号の振幅を調整する。ここでは、傾き補正回路において三角波回路の振幅を調整することで、感温素子の検出信号の温度係数を調整することができる。
この結果、感温素子の検出出力の温度特性は、切片および傾きの双方の調整を行うことで、実際の温度と対応するように補正をすることができる。これによって、広い温度範囲にわたって正確な温度を検出することができるようになる。また、個々の感温素子の特性ばらつきが有る場合でも、これらに適切な補正を行うことで、ばらつきに起因した誤差を解消させることができる。
第1実施形態を示す電気的構成図 三角波回路および傾き補正回路の電気的構成図 傾き補正の作用説明図 各部の信号波形を示すタイムチャート 第2実施形態を示す三角波回路および傾き補正回路の電気的構成図 (a)傾き補正回路および(b)三角波回路の可変抵抗器の具体的な電気的構成図 各部の信号波形を示すタイムチャート
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態について、図1〜図4を参照して説明する。
図1は全体構成を示す電気的構成図で、感温素子としてのダイオード1は、電源端子VCから定電流源2を通じて所定電流が流れるように設けられる。ダイオード1の順方向電圧Vfは、温度によって変動するので、これによってVfを検出することで温度を検出することができる。
ダイオード1の順方向電圧Vfは、オフセット回路3を介してコンパレータ4の非反転入力端子に入力される。オフセット回路3は、入力される順方向電圧Vfに対して、直流電圧Vdを加減することでオフセット調整を行い、検出信号Vx(=Vf+Vd)として出力するものである。コンパレータ4の反転入力端子には三角波回路5から三角波信号Sが入力される。三角波回路5は、出力する三角波信号Sの振幅Vhを傾き補正回路6により補正可能に設けられている。オフセット回路3、三角波回路5および傾き補正回路6により温度補正回路7が構成される。
図2は三角波回路5および傾き補正回路6の具体的な電気的構成を示している。この図2において、三角波回路5は、抵抗ラダー回路8、スイッチ部9および直流電源10を備えている。抵抗ラダー回路8は、R2Rの抵抗ラダー回路を構成しており、各入力点に設けられたスイッチ部9のスイッチを介して傾き補正回路6から定電流Iが与えられる。スイッチ部9の各スイッチを図示しない制御部によりオンオフ制御を行うことで、コンパレータ4の反転入力端子に接続される出力端子Oに所定周波数の三角波信号Sを出力する。なお、この三角波信号Sの振幅Vhは、三角波回路5の各入力点に与える定電流Iを変えることで調整することができる。
傾き補正回路6は、カレントミラー回路11および駆動用npn型トランジスタ12、可変抵抗器13およびオペアンプ14から構成される。カレントミラー回路11は、1個のpnp型トランジスタ11aに対して三角波回路5の入力部に対応する例えば8個のpnp型トランジスタ11bを並列に接続している。pnp型トランジスタ11は、コレクタ・ベース間を短絡状態としてnpn型トランジスタ12および可変抵抗13を直列に接続している。
オペアンプ14によりnpn型トランジスタ12にベース電流を与えて駆動する。このときpnp型トランジスタ11aに流れる電流が8個のpnp型トランジスタ11bのそれぞれにコピーされて同じ電流が定電流Iとして流れるように構成されている。これにより、pnp型トランジスタ11bは定電流Iを流す電流源として機能する。この定電流Iの大きさは、可変抵抗器13の抵抗値を調整することにより変更設定することができる。
可変抵抗器13の抵抗値を変化させると、npn型トランジスタ12の動作点が変更され、これによってコレクタ電流が変化し、pnp型トランジスタ11aの電流が調整される。この結果、8個のpnp型トランジスタ11bのそれぞれもベース電位が調整されて電流Iが調整される。
次に、感温素子であるダイオード1の具体的な補正方法について図3および図4も参照して説明する。前述のように、ダイオード1の温度特性は、温度の変化に対してほぼ線形で変化するので、そのばらつきは、切片ばらつき(A)と傾きばらつき(B)に分けることができる。また、補正の方法についてもそれぞれについて行う。
(A)切片ばらつきの調整
まず、温度T1(℃)において補正前の状態すなわち、ダイオード1に電流源2から定電流を流した状態で得られる順方向電圧VfがV1aであるとする。このとき、オフセット回路3により調整用の直流電圧Vdを加減することで、出力電圧がV1となるように補正をする。図3では、ダイオード1の温度特性が破線L1で示されているものとする。温度T1での測定点Aでは、順方向電圧Vfすなわち出力電圧V1aとなっている。
この温度特性L1を全体を下方にシフトさせて温度T1における出力電圧がV1となるようにオフセット調整する。つまり測定点Aから点Bにシフトさせる。これにより、温度特性L1の切片のばらつきを調整することができ、温度特性L1は破線L2で示すオフセット調整後の特性になる。オフセット回路3は、ダイオード1の順方向電圧Vfをオフセット調整することで、この温度特性L2に準じた電圧V1を出力信号Vxとしてコンパレータ4に出力する。
(B)傾きばらつきの調整
次に、例えば温度T1よりも低温側の温度T2(℃)において、ダイオード1の順方向電圧Vfをオフセット回路3によりオフセット調整した信号Vxを出力電圧V2aとして測定する。このとき、オフセット回路3から出力される出力電圧V2aの温度特性L2の傾きΔTa(L1も同じ傾き)は、次式(1)のように表せる。
ΔTa=(V2a−V1)/(T1−T2) …(1)
これに対して、傾きばらつきの無い場合に温度T2におけるオフセット回路3からコンパレータ4に入力されるべき出力電圧はV2(>V2a)であり、このときの温度特性L3の傾きΔTは、次式(2)のように表すことができる。
ΔT=(V2−V1)/(T1−T2) …(2)
そこで、式(1)で示されるオフセット調整後の温度特性L2の傾きΔTaが、式(2)で示される温度特性L3の傾きΔTとなるように三角波信号Sの振幅Vhを補正することで傾き補正を行う。すなわち、例えば図3に示しているように、傾きΔTaに対して、より急峻な傾きΔTとなるように調整するためには、図4(a)に示すように、三角波回路5から入力される三角波信号Sの傾きを小さくする。すなわち三角波信号Sの振幅VhXをこれよりも低い振幅VhY(<VhX)に変更する。これにより、オフセット回路3から入力される出力電圧V2aを相対的に高めることができる。この結果、図3に示した温度特性L3の電圧V2となるように調整することができる。
この調整では、傾き補正回路6において、可変抵抗器13の抵抗値を調整することで、カレントミラー回路11に流れる電流値Iを変更する。三角波回路5において、抵抗ラダー回路8により出力される三角波信号Sの振幅Vhは、抵抗ラダー回路8の各抵抗値をR、2Rとし、定電流Iとすると、nを段数としたときに、次式(3)で示すことができる。
Vh[V]=I[A]×(1/3)×(1/2n−2)×R×2[Ω] …(3)
したがって、電流値Iを調整することで三角波信号Sの振幅Vhを調整することができる。
次に、上記のような補正を行うことで、コンパレータ4の入出力信号の変化について説明する。コンパレータ4においては、オフセット回路3からのオフセット調整信号が出力信号Vxとして入力され、一方、三角波回路5からの三角波信号Sが入力されている。これらの両者が比較され、比較出力を温度検出信号として出力する。図4(a)には2つの入力信号が示され、図4(b)には出力信号が示される。今、補正前の振幅VhXの三角波信号をSaとし、補正後の振幅VhYの三角波信号をSとして説明する。
図4(a)において、三角波信号Saは時間の推移と共にノコギリ波状の電位変化をする信号としてコンパレータ4に入力されており、そのピーク値は振幅VhXである。この三角波信号Saに対して、オフセット回路3から入力されるオフセット調整信号は、ダイオード1の順方向電圧Vfにオフセット調整を行ったレベルの信号Vxとしてコンパレータ4に入力されている。
コンパレータ4は、図4(b)に示すように、オフセット調整信号Vxが三角波信号Saよりも大となるときにハイレベルの出力信号を出力する。コンパレータ4は、三角波信号Saが最小になる時刻t0からオフセット調整信号Vxと一致する時刻t1までの期間TX(=t1−t0)において、ハイレベルの出力信号となる。コンパレータ4は、時刻t1でローレベルの出力信号となり、この後、再び三角波信号Saが最小となる時刻t3までの期間ローレベルを保持する。この結果、コンパレータ4の出力信号がハイレベルの期間TXが、ダイオード1による検出温度に相当する検出信号となる。
これに対して、図3で示したように、ダイオード1の出力電圧Vfを低い温度T2側において高い電圧となるように補正するには、三角波信号Saの振幅VhXを低くなるように調整して例えば振幅VhYの三角波信号Sにする。この結果、図4(a)に示しているように、三角波信号Sの振幅がVhXからVhY(<VhX)となるように傾き補正回路6の低電流値Iを調整すると、コンパレータ4においては、オフセット調整信号Vxと一致するタイミングが時刻t2にずれるようになる。これにより、コンパレータ4の出力信号のパルス幅は時刻t0からt2の間の時間TY(=t2−t0>TX)となる。
したがって、ダイオード1による検出温度に対応する信号Vfを目的とする温度特性L3となるように調整することができる。なお、三角波信号Sの振幅Vhを調整しているので、これによって三角波信号Sの傾きを調整することができ、図3に示したように、ダイオード1の検出特性L2の傾きを調整した検出特性L3に相当する補正をすることができる。
このような本実施形態によれば、傾き補正回路6を設け、三角波回路5の三角波信号Sの振幅Vhを調整可能としたので、ダイオード1の順方向電圧Vfをオフセット回路3によりオフセット調整をした出力信号Vxの温度特性L2の傾きを調整することで温度特性L3となるようにすることができ、これによって広い温度範囲で精度良く温度検出を行うことができる。
また、三角波信号Sの振幅Vhの調整を、抵抗ラダー回路8の定電流Iを調整することで行う構成としたので、簡単な構成で調整を行うことができる。
(第2実施形態)
図4から図7は第2実施形態を示すもので、以下、第1実施形態と異なる部分について説明する。この実施形態では、三角波回路5および傾き調整回路6に代えて、図5に示すような三角波回路21および傾き補正回路22を入力端子Pと出力端子Qとの間に設けている。
傾き補正回路22は、オペアンプ23、可変抵抗器24、25を用いた構成である。入力端子Pは可変抵抗器24を介してオペアンプ23の非反転入力端子に接続されている。オペアンプ23の反転入力端子はグランドに接続されている。オペアンプ23の出力端子は可変抵抗器25を介して非反転入力端子に接続されている。
三角波回路21は、オペアンプ26を用いた積分回路を構成している。オペアンプ26は、非反転入力端子がグランドに接続され、反転入力端子は抵抗27を介してオペアンプ23の出力端子に接続されている。オペアンプ26の出力端子は、出力端子Qに接続されると共に、コンデンサ28を介して反転入力端子に接続されている。
上記構成において、傾き補正回路22の可変抵抗器24は、図6(a)に示されるように、それぞれ抵抗R11、R12、…、R18などを並列に設け、スイッチにより接続および切り離しが可能に設けられている。スイッチを適宜オンオフ設定することで、合成される抵抗値R1を変更設定可能に設けられる。同様に、可変抵抗器25は、図6(b)に示されるように、それぞれ抵抗R21、R22、…、R28などを並列に設け、スイッチにより接続および切り離しが可能に設けられている。スイッチを適宜オンオフ設定することで、合成される抵抗値R2を変更設定可能に設けられる。
可変抵抗器24および25の各抵抗値R1およびR2は、スイッチの切り替えを電気的あるいは人為的に変更設定可能に設けることができる。これらの抵抗値R1およびR2をスイッチの切り替え設定することにより、抵抗比R1/R2を調整することで、三角波回路21による三角波信号Sの振幅Vhを調整することができる。三角波回路21の三角波信号Sの振幅Vhは、入力端子Pに入力される電圧E[V]に対して、次式(4)により求めることができる。
Vh[V]=2×(R1[Ω]/R2[Ω])×E[V] …(4)
したがって、抵抗比R1/R2を調整することで、三角波回路21の三角波信号Sの振幅Vhを調整することができる。
図7(a)には、第1実施形態と同様に、2つの入力信号を示し、図7(b)には出力信号を示している。図7(a)において、三角波信号Sは時間の推移と共に上昇および下降の形状が同じ傾向を示す三角波状の電位変化をする信号としてコンパレータ4に入力されており、補正前の三角波信号Saのピーク値は振幅VhXである。この三角波信号Saに対して、オフセット回路3から入力されるオフセット調整信号Vxは、ダイオード1の順方向電圧Vfにオフセット調整を行ったレベルの信号としてコンパレータ4に入力されている。
コンパレータ4は、図7(b)に示すように、オフセット調整信号Vxが三角波信号Saよりも大となるときにハイレベルの出力信号を出力する。コンパレータ4は、三角波信号Saが下降してオフセット調整信号Vxよりも小となる時刻t1から、再び三角波信号Saが上昇してオフセット調整信号Vxと一致する時刻t2までの期間TX(=t2−t1)において、ハイレベルの出力信号となる。コンパレータ4は、時刻t2でローレベルの出力信号となり、この後、再び三角波信号Saが最小となる時刻t4までの期間ローレベルを保持する。この結果、コンパレータ4の出力信号がハイレベルの期間TX(もしくは時刻t1からt2の間)が、ダイオード1による検出温度に相当する検出信号となる。
これに対して、ダイオード1の温度特性L1は、オフセット回路3により温度特性L2となるように調整した出力信号Vxとされている。この出力信号Vxの温度特性L2を低い温度T2側において高い電圧となる温度特性L3となるように傾き補正するには、三角波信号Saの振幅VhXを低くなるようにして例えば振幅VhYの三角波信号Sに調整する。この結果、図7(a)に示しているように、三角波信号Sの振幅がVhXからVhY(<VhX)となるように傾き補正回路22の抵抗比R1/R2を調整すると、コンパレータ4においては、オフセット調整信号と一致するタイミングが時刻t1からt0、t2からt3にずれるようになる。この結果、コンパレータ4の出力信号のパルス幅は時刻t0からt3の間の時間TY(=t3−t0>TX)となる。
したがって、このような第2実施形態によっても、第1実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、上記実施形態において、可変抵抗器24、25は8個の抵抗を用いる場合に限らず、7個以下のものでも良いし、9個以上のものでも良い。また、並列接続に限らず、直列接続により調整するものでも良い。
(他の実施形態)
なお、本発明は、上述した一実施形態のみに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能であり、例えば、以下のように変形または拡張することができる。
感温素子は、温度特性が線形もしくは線形に順ずる信号出力特性を得ることができるものであれば、ダイオード1以外のものを用いることができる。例えばサーミスタや抵抗素子などを用いることができる。
三角波回路5は、第1実施形態のR2Rラダー回路や第2実施形態の積分回路などに限らず、他の回路により構成することができる。この場合においても、三角波信号の振幅を調整するように傾き補正回路6を設けることができる。
図面中、1はダイオード(感温素子)、3はオフセット回路、4はコンパレータ、5、21は三角波回路、6、22は傾き補正回路、7は温度補正回路、8は抵抗ラダー回路、13は可変抵抗器、24、25は可変抵抗器である。

Claims (5)

  1. 感温素子(1)の検出出力をオフセット補正して検出信号とするオフセット回路(3)と、
    コンパレータ(4)にて前記検出信号と比較することにより温度検出信号を生成するための三角波信号を発生する三角波回路(5、21)と、
    前記三角波回路が出力する前記三角波信号の振幅を調整可能とすることで前記感温素子の検出信号の温度係数を調整可能な傾き補正回路(6、22)と
    を備えたことを特徴とする温度補正回路。
  2. 請求項1に記載の温度補正回路において、
    前記三角波回路(5)は、R2Rの抵抗ラダー回路(8)に電流源から定電流を供給して順次切り換えることで前記三角波信号を生成するように設けられ、
    前記傾き補正回路(6)は、前記電流源の定電流の電流値を調整するように構成されることを特徴とする温度補正回路。
  3. 請求項1に記載の温度補正回路において、
    前記三角波回路(21)は、オペアンプによる積分回路を用いる回路で前記三角波を生成するように設けられ、
    前記傾き補正回路(22)は、オペアンプの入力抵抗と帰還抵抗の比を調整するように構成されることを特徴とする温度補正回路。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の温度補正回路において、
    前記感温素子(1)は、ダイオードであり、一定電流を通電したときの順方向電圧を検出出力とすることを特徴とする温度補正回路。
  5. 感温素子の検出出力を検出信号とし、その検出信号と三角波信号とを比較することで温度検出信号を生成する温度検出回路を対象とするものであって、
    前記感温素子の検出出力のオフセット調整をする第1調整過程と、
    前記三角波信号の振幅を調整して前記感温素子の検出信号の温度係数を調整する第2調整過程と
    を実行することで前記感温素子の温度検出信号を補正することを特徴とする感温素子の検出温度補正方法。
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