JP4437567B2 - 疑似接着シート及び情報記録媒体 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報が記録された基材どうしを再剥離可能に接着して隠蔽することができる疑似接着シートと疑似接着シートによって再剥離可能に接着された情報記録媒体に関し、特に、基材に形成された情報の書換を困難にするとともに、意匠性に優れた疑似接着シート及びそれを用いた情報記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
プライバシーの保護が重視されている今日、通知される情報の親展性が高く求められているとともに、情報が書き換えられる等の変造防止性も求められている。
そこで、広告用及び通知用葉書、宣伝用チラシ、パンフレット、カード付き葉書などに使用される疑似接着シート及び情報記録媒体として、例えば、特公平8−15827号に記載されているような剥離後再接着が困難な媒体が提案されている。
特公平8−15827号では、ポリエチレンテレフタレートなどの透明プラスチックシートの片面に、ポリエチレン系の樹脂を溶融押し出して樹脂層を設けることで、疑似接着面を形成している。さらに、この透明プラスチックシートと樹脂層の外側にエチレン−酢酸ビニル共重合体系のホットメルト型接着剤からなる接着層を形成することで疑似接着シートを作成している。
情報が記録された基材を折り畳み、その間に、この疑似接着シートを挟み、加熱加圧してホットメルト接着剤を活性化させて、基材と疑似接着シートを接着させて葉書を作成している。
この葉書の受取人は、疑似接着面から葉書を剥離することにより、折り畳まれて隠蔽された情報を見ることができるものである。
【0003】
疑似接着面の作成方法としては、これ以外に、透明プラスチックフィルムに熱可塑性樹脂をコーティングする方法(特許第2645535号)がある。
また、葉書の2倍の大きさのポリエチレンテレフタレートからなる透明プラスチックシートの表面にポリエチレン等の溶融温度の低い樹脂層がコーティングされ、シートの裏面にホットメルト接着剤が形成されているシートが知られている。
これは、情報が記録された葉書の2倍の大きさの基材に、このシートをホットメルト接着剤で接着し、さらに、2つ折りして加熱加圧することで、ポリエチレン同士を接着させ、ポリエチレンテレフタレートとポリエチレンの界面を疑似接着面とするものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
以上説明した情報記録媒体は、基材の記録された情報の隠蔽性や親展性という点では優れているものの、情報が印刷された基材に透明フィルムを形成しただけであるから、葉書を開いても、情報は印刷のために平面的で、単純な伝達しかされなかったため、特開平8−267964号では、装飾性の向上のために、金属箔又はホログラム箔からなる装飾箔を基材の印刷面に形成した複層化葉書が提案されている。
【0005】
しかしながら、特開平8−267964号の発明では、印刷面上に装飾箔を設けた葉書台紙を、別体の疑似接着フィルムで複層化しているため、装飾箔が形成されている部分の情報を見ることができず、また、印刷面上の透明フィルムを剥離して記録された情報を書き換えた後、新たな透明フィルムを貼着することで、印刷や印字で記録された情報を容易に書き換えることができるものであった。
【0006】
そこで、本発明は、隠蔽性や親展性が求められている媒体において、その開封後は、基材に記録された情報を隠蔽することなく、視覚的広告宣伝効果を有するとともに、基材に記録された情報の書換を困難にする疑似接着シート及び情報記録媒体の提供を目的とするものある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明の第1の態様の疑似接着シートは、透明または半透明の支持シートの一方の面に第1接着層が形成され、前記支持シートの他方の面は光回折構造となる表面凹凸構造をなし、前記表面凹凸構造をなす側の面と剥離可能で、かつ、透明または半透明の樹脂層が形成され、前記樹脂層の前記支持シートと接する面と反対の面に第2接着層が形成されている疑似接着シートにおいて、前記樹脂層のガラス転移点は前記支持シートのガラス転移点より低く、かつ、前記第1接着層ならびに前記第2接着層が感熱接着剤であり該接着剤のガラス転移点より高いことを特徴とするものである。
また、本発明の第2の態様の疑似接着シートは、上記第1の態様の疑似接着シートにおいて、光回折構造が、ホログラム又は回折格子であってもよい。
また、本発明の第3の態様の情報記録媒体は、上記第1または第2の態様の疑似接着シートと、第1基材と、第2基材とを有する情報記録媒体であって、前記疑似接着シートの第1接着層が前記第1基材と接着され、前記疑似接着シートの第2接着層が前記第2基材と接着されている。
また、本発明の第4の態様の情報記録媒体は、上記第3の態様の情報記録媒体において、前記第1基材と前記第2基材とが、連接された1枚の基材を折り返したものであってもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の疑似接着シート及び情報記録媒体について、図面に基づいて詳細に説明する。
(疑似接着シートの第1実施例)
本発明の第1実施例を図1から図6に基づいて説明する。
ここで、図1は本発明の疑似接着シートの第1実施例を示す断面図、図2は本発明の疑似接着シートで使用される光回折構造の例を示す断面図、図3は本発明の疑似接着シートで使用される光回折構造の別の例を示す断面図、図4は疑似接着シートの第1実施例を用いた本発明の情報記録媒体の第1実施例を示す模式図、図5は情報記録媒体の第1実施例の剥離された状態の外面(宛名面)を示す平面図、図6は情報記録媒体の第1実施例の剥離された状態の内面(情報記録面)を示す平面図である。
【0009】
第1実施例の疑似接着シート1は、図1に示すように、支持シート2の上面に、樹脂層3が形成されている。支持シート2の下側には第1接着層4が形成され、また、樹脂層3の上側には第2接着層が形成されている。透明又は半透明の光回折構造6が、接着層7を介して、支持シート2の下側に形成されている。
なお、剥離可能で剥離後は再度接着させることが困難な疑似接着面8は、支持シート2と樹脂層3との界面である。
【0010】
支持シート2としては、基材に記録された情報が見られるように、透明又は半透明なシートであればよく、特に、耐久性等の点から、ポリエステルシートが好ましく用いられる。
【0011】
透明又は半透明である樹脂層3としては、支持シート2への密着性や剥離性等の点から、支持シート2のガラス転移点よりもガラス転移点が低くものであって、第1接着層及び第2接着層が感熱接着剤の場合は、接着剤のガラス転移点よりもガラス転移点が高いものが好ましく、ポリエチレンやその変成物、それらの混合物が好ましい。
【0012】
第1接着層4及び第2接着層5に用いられる接着剤としては、塩化ビニル酢酸ビニル共重合体のような感熱接着剤や、いわゆる粘着剤と呼ばれているアクリル系の感圧接着剤などの透明又は半透明な接着剤を、適宜選択して使用することができる。
【0013】
光回折構造6を支持シートに接着する接着層7としては、第1接着層4及び第2接着層5に使用できる接着剤の中から、適宜選択して、使用することができる。
【0014】
光回折構造6としては、光を回折させることによって、特殊な効果を生み出し、なおかつ、光回折構造の下の情報を隠蔽しないように透明又は半透明なものであればよい。例えば、ホログラム、回折格子等は、光の回折角度が限られている、すなわち、再生の角度依存性があるので、回折光が生じない角度から観察することで光回折構造の下の情報を見ることができるため、本発明の光回折構造として、使用することができる。
【0015】
ホログラムとしてはリップマンホログラムやレリーフホログラム等、回折格子としてはホログラフィックな撮影によって作られたものや電子ビーム等で格子を作成したもの等を使用でき、その他の光回折構造としては、周囲の材料と屈折率の異なる材料からなる不均一な厚さの膜による虹彩効果のある構造を使用できる。
【0016】
リップマンホログラム61は、図2に示すように、ホログラムを撮影した際の干渉縞がフォトポリマーなどの材料にその屈折率の違いとして記録されているものであり、この干渉縞の周期に対応する波長の光によってホログラム像を反射再生し、他の波長の光を透過するので、ホログラムの下に設けられた情報が隠蔽さないため、本発明の透明又は半透明な光回折構造として使用することができる。
【0017】
また、図3に示す光回折構造62は、特公平6−79193号公報などに詳しく記載されているように、ホログラムの干渉縞や回折格子の格子が表面凹凸構造として記録されているレリーフホログラムやレリーフ回折格子などの光回折構造層63と、光回折構造層63の表面凹凸構造に追従して設けられている反射層64と、必要に応じて設けられる反射層64の凹凸を埋める保護層65から構成されている。
【0018】
光回折構造層63としては、エンボス可能かつ透明又は半透明な材料であればよく、塩化ビニル樹脂などの熱可塑性樹脂などが用いられる場合もあるが、情報記録媒体が作成されるときに加わる熱又は圧力に対して、表面凹凸構造が消失又は損失しない材料が好ましく、ウレタンアクリレートなどの熱硬化性樹脂、又は、メラミンアクリレートなどの紫外線硬化型樹脂のようなエネルギーによって架橋する樹脂が好ましく用いられる。なお、光回折構造としての表面凹凸構造は、その凹凸構造を原版から被エンボス材料に機械的にエンボスし、必要に応じて硬化することで大量に複製できるというメリットがある。
【0019】
反射層64は、光回折構造62の透明性をあまり損なわず、しかも、光回折構造層63の材料との屈折率差が大きいものが好ましく、硫化亜鉛や酸化チタンなどが、表面凹凸構造に500オングストローム程度の厚さで蒸着形成されている。
【0020】
保護層65は、反射層64を保護することのみを目的に形成するのであれば、アクリル樹脂などの透明な樹脂を塗布形成すればよく、また、他の物品に接着することも目的にするのであれば、透明性のある塩化ビニル酢酸ビニル共重合体などの接着剤を塗布形成することができる。なお、保護層65として接着性のある材料を用いた場合、図1の接着層7を省略し、保護層65で光回折構造を支持シート2に接着させることもできる。
【0021】
なお、光回折構造を設ける方法としては、支持シート2に樹脂層3が塗布形成された後に、特公平6−79193号に記載された転写シートから支持シート2に光回折構造6を熱転写して、樹脂層3と光回折構造6の外側に接着剤を塗布して、第1接着層4と第2接着層5を形成すればよい。
【0022】
(情報記録媒体の第1実施例)
図4は、本発明の疑似接着シートを用いて作成された情報記録媒体の第1実施例である葉書であり、疑似接着シート1が第1基材9と第2基材10との間に挟まれて接着されている。
【0023】
第1基材9と第2基材10は、一枚の基材を2つ折りにしたものであり、図5に示すように、第1基材9の表面(図4中上面)には、郵便葉書の表示等が印刷されており、第2基材10の裏面(図4中下面)には、葉書内部の情報が透けて見えないように、地紋や細紋などを印刷するとともに、剥離のきっかけを明示する文書が印刷されている。
【0024】
このように作成された葉書を、剥離のきっかけから開封すると、図6に示すように、第1基材9の内面(図4中下面)には、お知らせ文などが印刷され、第2基材10の内面(図4中上面)には、この部分に光回折構造(富士山と雲の絵)が残ることから、葉書の開封者に注目してもらいたい情報が印刷されており、改ざんされたくない、例えば、口座番号や残高などの情報が印字されている。
【0025】
なお、葉書の剥離のきっかけとしては、図4から6に示すように、基材の1つの角を除去し、除去された部分にかからないように、疑似接着シートを挟み込んで接着している。角を除去する代わりに、基材を少しずらして折って段差を設けて、その段差の部分を剥離のきっかけとしてもよい。
【0026】
また、この葉書に適用した実施例では、2つ折りの葉書について説明したが、3つ折りでも、4つ折りでもよく、また、1つの基材を折るのではなく、複数の分離した基材を重ねてもよい。
【0027】
さらに、第1実施例では、支持シート2の片側(図1中下面)にのみ、光回折構造6を設けたが、樹脂層3と第2接着層5との間にも光回折構造を設ければ、剥離時に、第1基材及び第2基材の両方の内面に光回折構造が形成された情報記録媒体とすることができる。
さらにまた、第1実施例では、支持シート1枚の場合について説明したが、樹脂層3と第2接着層5との間に第2の支持シートを設けてもよい。
【0028】
(疑似接着シートの第2実施例)
次に、本発明の疑似接着シートの第2実施例について、図7に基づいて説明する。図7は、本発明の疑似接着シートの第2実施例を示す断面図であり、図中、第1実施例と同様に部分については、同一の符号が付してある。
【0029】
本発明の疑似接着シートの第2実施例は、図7に示すように、光回折構造となる表面凹凸構造が、支持シート2aに設けられているものであり、樹脂層3aがこの支持シート2aの凹凸面にコーティングされて疑似接着面8aを構成している。
【0030】
支持シート2aとしては、第1実施例のものと同様のものを使用できるが、エンボス適性が低いシートの場合には、シートの表面に、未硬化状態の紫外線硬化型樹脂をコーティングした後、表面凹凸構造の版を重ね合わせて、紫外線で露光し、版を剥離することによって、シート表面に強固に接着され、凹凸構造の表面が難接着性の表面凹凸構造を有する支持シートを作成することができる。
樹脂層3a、第1接着層4、第2接着層5とも、第1実施例と同様のものを使用することができる。
【0031】
(情報記録媒体の第2実施例)
このような疑似接着シート1aを用いて、第1実施例と同様に情報記録媒体を作成し剥離すると、疑似接着面8が光回折構造の表面凹凸構造となるため、剥離された第1基材9の剥離表面は、表面凹凸構造が複製された樹脂層3aとなり、また、第2基材10の剥離表面は、表面凹凸構造を有する支持シート2aとなる。
【0032】
剥離された情報記録媒体は、第1実施例のような反射層がなくても、支持シート2aや樹脂層3aを構成する材料の屈折率と空気の屈折率とが異なることから、第1基材9と第2基材10との剥離表面に表面凹凸構造による光回折効果を生じさせることができる。
【0033】
(疑似接着シートの第3実施例)
次に、本発明の疑似接着シート及びそれを用いた情報記録媒体の第3実施例について、図8に基づいて説明する。図8は、本発明の疑似接着シートの第3実施例を示す断面図であり、図中、第1実施例と同様に部分については、同一の符号が付してある。
【0034】
本発明の疑似接着シート1bの第3実施例は、図8に示すように、支持シート2の表面に、樹脂層3bが形成されており、裏面には、接着層7、光回折構造6、第1接着層4が順次設けられている。
樹脂層3bとしては、加熱加圧により、樹脂層3b同士が接着するような、例えば、ポリエチレンなどの熱可塑性樹脂を支持シート2の表面に塗布して形成すればよい。
なお、支持シート2、第1接着層4,光回折構造6、接着層7は、第1実施例と同様のものを用いることができる。
【0035】
(情報記録媒体の第3実施例)
このような疑似接着シート1bを、第1接着層4によって、予め情報が記録された第1基材及び第2基材に接着させ、樹脂層3bが内面となるように、連接された第1基材及び第2基材に設けられた1枚のシートを折り畳むか、若しくは、それぞれ第1基材及び第2基材に設けられた2枚のシートを積層した後、加熱加圧により、樹脂層3b同士が融着し、剥離の際は、樹脂層3bと支持シート2との界面が疑似接着面8となっているため、再接着困難に剥離される。
剥離開封された情報記録媒体は、折り畳み、若しくは、積層された情報記録媒体の内側の両面に光記録媒体が形成されているため、宣伝効果が高く、しかも、内側両面の情報を書き換え困難にできるものである。
【0036】
以上、本発明の実施例について説明してきたが、本発明は、上記の実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内において、種々の変形が可能である。
例えば、前述の第1実施例では、疑似接着シートを葉書に適用した情報記録媒体であったが、葉書以外に、くじや、チラシ、パンフレット、通知書など疑似接着を利用している媒体に本発明の疑似接着シートを適用することができる。
また、図5のように、第1基材と第2基材とが連接されている場合には、基材に情報を印字する際の確実性とスピードを上げるために、図5の左右両端にマージナルパンチホールを設けるとともに、葉書基材が上下方向に複数連接された連続帳票としてもよい。その場合、疑似接着シートも、基材と同様に縦方向に連続し、ロール状に巻き取られたものとすることができる。
【0037】
【発明の効果】
以上説明してきたように、本発明の疑似接着シート及び情報記録媒体は、疑似接着シートに光回折構造を設けたことにより、情報記録媒体に記録された個人情報を確実に隠蔽でき、情報記録媒体を開封後は、光回折構造が基材に記録された情報を隠蔽することなく、視覚的広告宣伝効果を高めるとともに、基材に記録された情報の書き換えを困難にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の疑似接着シートの第1実施例を示す断面図である。
【図2】本発明の疑似接着シートで使用される光回折構造の例を示す断面図である。
【図3】本発明の疑似接着シートで使用される光回折構造の別の例を示す断面図である。
【図4】疑似接着シートの第1実施例を用いた本発明の情報記録媒体の第1実施例を示す模式図である。
【図5】情報記録媒体の第1実施例の剥離された状態の外面(宛名面)を示す平面図である。
【図6】情報記録媒体の第1実施例の剥離された状態の内面(情報記録面)を示す平面図である。
【図7】本発明の疑似接着シートの第2実施例を示す断面図である。
【図8】本発明の疑似接着シートの第3実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1,1a,1b 疑似接着シート
2,2a 支持シート
3,3a,3b 樹脂層
4 第1接着層
5 第2接着層
6 光回折構造
61 リップマンホログラム
62 レリーフ状の光回折構造
63 光回折構造層
64 反射層
65 保護層
7 接着層
8,8a 疑似接着面
9 第1基材
10 第2基材

Claims (4)

  1. 透明または半透明の支持シートの一方の面に第1接着層が形成され、前記支持シートの他方の面は光回折構造となる表面凹凸構造をなし、さらに前記表面凹凸構造をなす側の面と剥離可能で、かつ、透明または半透明の樹脂層が形成され、前記樹脂層の前記支持シートと接する面と反対の面に第2接着層が形成されている疑似接着シートにおいて、前記樹脂層のガラス転移点は前記支持シートのガラス転移点より低く、かつ、前記第1接着層ならびに前記第2接着層が感熱接着剤であり該接着剤のガラス転移点より高いことを特徴とする疑似接着シート。
  2. 前記光回折構造が、ホログラム又は回折格子である請求項1記載の疑似接着シート。
  3. 請求項1または2に記載の疑似接着シートと、第1基材と、第2基材とを有する情報記録媒体であって、前記疑似接着シートの第1接着層が前記第1基材と接着され、前記疑似接着シートの第2接着層が前記第2基材と接着されていることを特徴とする情報記録媒体。
  4. 前記第1基材と前記第2基材とが、連接された1枚の基材を折り返したものである請求項3記載の情報記録媒体。
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