JP4435535B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、パチンコ遊技機に関する。
従来、パチンコ遊技機においては、例えば特許文献1に示されるように所定の開放条件が成立すると入賞口が開放し、役物装置内への玉の入賞が許容される。その後、この役物装置(選抜装置)内のV入賞口(移動通過口)に入賞すると大当たりを発生する等の特典を遊技者に付与する仕組みを備えている。そして、V入賞口を遊技者の操作により移動自在とし、遊技者の介入性を高めたパチンコ遊技機がある。
特開平10−244036号公報
このように、役物装置内を転動する玉をとらえるため、遊技者が操作してV入賞口を移動させることは、方向や速度が変化する玉の動きに追随して移動操作させる技術が要求される。しかしながら、玉の発射操作ハンドルを一定に保ちながら、かつV入賞口を最適な位置に合わせることは難しい操作であった。
本発明は上記した背景をもとになされたもので、遊技者の介入性を高めるとともに、遊技者がV入賞口の移動操作に専念可能なパチンコ遊技機を提供することを課題とする。
課題を解決するための手段及び発明の効果
上記課題を解決するために本発明パチンコ遊技機は、遊技者の操作に応じて遊技盤面上に玉を発射する発射手段と、
玉の入賞を許容する開放状態と、玉の入賞を許容しない閉鎖状態とを呈する役物装置と、
この役物装置内に設けられ、遊技者の操作に応じて移動可能な特定入賞口と、
この特定入賞口を移動させるために遊技者が操作する操作手段と、
特定入賞口への入賞に応じて遊技者に特典を付与する特典付与手段と、
役物装置が閉鎖状態から開放状態へ変化するのに応じて、発射手段を制御して遊技者の操作と無関係に遊技盤面上に玉を発射する自動発射モードを実行する自動発射制御手段と、を備えたことを前提とする。
上記本発明のパチンコ遊技機は、役物装置内の特定入賞口が遊技者の操作により移動自在に設けられている。役物装置が閉鎖状態から開放状態へ変化するのに応じて、玉を自動発射する自動発射制御手段を備えている。これにより、遊技者は発射ハンドルを操作しなくてもよく、特定入賞口の移動操作に専念可能となる。特定入賞口の移動操作に遊技者の集中度が高まり、入賞率を高めることができる。遊技者の介入性を高めるとともに、特定入賞口の移動操作に遊技者が意識を集中することが可能となる。
そして、本発明のパチンコ遊技機は、遊技者の操作に応じて遊技盤面上に玉を発射する発射手段と、
玉の入賞を許容する開放状態と、玉の入賞を許容しない閉鎖状態とを呈する役物装置と、
この役物装置内に設けられ、遊技者の操作に応じて移動可能な特定入賞口と、
この特定入賞口を移動させるために遊技者が操作する操作手段と、
特定入賞口への入賞に応じて遊技者に特典を付与する特典付与手段と、
役物装置が閉鎖状態から開放状態へ変化するのに応じて、発射手段を制御して遊技者の操作と無関係に遊技盤面上に玉を発射する自動発射モードを実行する自動発射制御手段と、
遊技者が操作手段を操作することにより特定入賞口を移動させることが可能な範囲を複数の異なる範囲に設定する特定入賞口移動範囲設定手段と、を備え、
所定の移動条件の成立に応じて前記特定入賞口の移動可能範囲が変化することを特徴とする。
上記パチンコ遊技機は、役物装置内の特定入賞口が遊技者の操作により移動自在に設けられている。役物装置が閉鎖状態から開放状態へ変化するのに応じて、玉を自動発射する自動発射制御手段を備えている。さらに、特定入賞口の移動可能な範囲が遊技者の介入性の異なる複数の範囲に設定される。そして、移動条件として、例えば大当たり抽選結果を示す図柄が特定図柄のときに移動可能範囲を変化させることにより遊技者の介入度も変化して特定入賞口の入賞率も変化し面白味を加えることができる。移動可能範囲の変化があって、異なる範囲のうちいずれに設定されようとも、自動発射によってハンドル操作が不要のため、遊技者においては移動可能範囲の変化に対応することが可能である。
具体的には、役物装置は、開放状態と閉鎖状態とを呈し、所定の開放条件の成立に応じて閉鎖状態から開放状態に変化する可変入賞口を備え、
この可変入賞口の開放状態が維持される所定期間、特定入賞口は遊技者の操作による移動が有効に設定され、
この移動有効期間中、自動発射制御手段は、自動発射モードを実行することを特徴とするとしている。
このように、可変入賞口の開放状態が維持される所定期間、特定入賞口の移動が有効に設定されている。特定入賞口の移動有効期間中、自動発射を実行するように設定されている。自動発射によって、遊技者は可変入賞口の開放によるチャンス到来時には、ハンドル操作を気にせず、特定入賞口を移動させて可変入賞口から役物装置に入った玉を特定入賞口に入賞させることに専念できる。
また、具体的には、自動発射制御手段は、可変入賞口へ玉が入賞し易い位置に発射強さを自動調整して特定入賞口の移動有効期間中、自動発射モードを実行することを特徴とするとしている。これにより、開放した可変入賞口へ玉が入賞し易い位置に発射強さを調整して自動発射させるため、玉は可変入賞口へ狙って発射され、玉が無駄になることなく、むしろ可変入賞口に入賞する玉の増加も期待できる。入賞する玉が増加した場合、連続して流れてくる玉に対して頻繁な特定入賞口の移動操作が要求されるが、遊技者は特定入賞口の移動操作に集中できる。
また、具体的には、可変入賞口の開放状態が維持される所定期間内に特定入賞口に入賞した玉の個数を計数する計数手段と、
この計数手段が計数する計数値を表示する入賞個数表示手段と、を備え、
特典付与手段は、可変入賞口が閉鎖状態となった後、計数手段の計数した数量に相当する回数だけラウンドを実行することを特徴とする。
さらには、具体的には、可変入賞口の開放状態が維持される所定期間を表示する開放時間表示手段を備えたことを特徴とする。
また、具体的には、役物装置内の遊技領域に玉に接触して玉の経路を変更する変更部材を複数設けたことを特徴とする。
このように、特定入賞口に入賞した玉の個数を計数し、その数量がラウンド数に設定されるようにしている。遊技者の介入度により、特定入賞口への入賞個数が変化し、これによってラウンド数が決まり、出玉の獲得数も変化する。遊技者の介入性を高め、遊技を面白くすることができる。さらに、可変入賞口の開放時間を表示することにより、遊技者が認識でき安心して遊技に集中できる。また、遊技領域において、例えば終端部において、玉の経路を変更する変更部材が設けられた場合、玉の転動方向や速度が変化し、変化に追随して特定入賞口を移動操作させる技術が要求されることになるが、玉の動きを見ながら、操作手段の操作に集中でき、特定入賞口を最適な位置に移動可能となる。
(実施例1)
以下、本発明の実施の形態につき、図面に示すパチンコ遊技機の実施例を参照して説明する。図1は、本発明のパチンコ遊技機1の正面模式図である。パチンコ遊技機1は、台枠に取り付けられた透明ガラス扉2と、台枠の内側に配置されてガラス扉2によって覆われる遊技盤3を有する。遊技盤3は、円状の遊技領域を形成している。遊技盤3の下方には、玉供給皿4が設けられている。玉供給皿4に準備された玉は、ハンドル5を含んで構成される球発射機構によって遊技盤3に向けて発射される。遊技盤3に達した玉は、その遊技盤3の面上を落下する。
遊技盤3の面上には、その中央付近に役物装置6が配置されている。役物装置6の下方には、スタート入賞口7が配置されている。スタート入賞口7の下方には、役物装置6が備えるV入賞口14に入賞したときに開放するアタッカー8(大入賞口)と、玉を回収するためのアウト口9が設けられている。また、役物装置6の遊技盤に向かって右側に液晶式の図柄表示部10が配置されている。図柄表示部10は、3つのキャラクタ(数字)で構成された図柄が変動表示される。役物装置6の上部に可変入賞口11が設けられている。可変入賞口11は、遊技盤の天(遊技盤の頂部)の真下に位置するものである。
玉供給皿4の前面左側には、遊技者が操作する移動スイッチ12(操作手段)が設けられている。移動スイッチ12は、移動スイッチ左12aと移動スイッチ右12bとからなる。遊技者が移動スイッチ12を操作することにより、役物装置6の移動可能なV入賞口14(特定入賞口)を左右に移動させ、停止させることができる。
次に、図2はパチンコ遊技機1が備える遊技制御装置20の電気的構成を概略的に示すブロック図である。遊技制御装置20は、メイン基板21、このメイン基板21に搭載されたCPU22、遊技プログラムを格納したROM23、RAM24、入出力回路25、CPU22からの制御信号の出力が接続される表示制御基板26、音声制御基板27、ランプ制御基板28、払出制御基板29、発射制御基板30、この遊技制御装置20に電源を供給する電源回路31を含んで構成される。
玉の通過を検出したとき検出信号を出力する検出スイッチとして、スタート入賞検出器32、役物入賞検出器33、V入賞検出器34及びアタッカー入賞検出器35が入出力回路25を介してCPU22に接続されている。遊技者が遊技の進行に応じて操作したときに信号を出力する移動スイッチ左12a、移動スイッチ右12bが入出力回路25を介してCPU22に接続されている。ハネ開放用ソレノイド36が入出力回路25を介してCPU22に接続されている。CPU22からの制御信号によりハネ開放用ソレノイド36が駆動され、役物装置6の可変入賞口11を構成するハネ部材13,13の開閉が制御される。アタッカー開放用ソレノイド37が入出力回路25を介してCPU22に接続されており、アタッカー8を開閉するとき制御される。表示制御基板26ではCPU22からの制御信号が入力され、該制御信号に応じて図柄表示部10、開放時間表示部15及びスコア表示部16を制御する。また、音声制御基板27では音声信号を作成し、音声信号が増幅されスピーカ40から音声が出力される。ランプ制御基板28ではCPU22からの制御信号が入力され制御信号に応じてランプ41を制御する。また、払出制御基板29では制御信号に応じて賞球や貸球の払出装置42を制御する。発射制御基板30では同様に玉の発射装置43を制御する。発射制御基板30にはハンドル5からの入力が接続される。
CPU22(特典付与手段)は、役物装置6のV入賞口14(特定入賞口)への入賞に応じて遊技者に特典を付与する機能を有している。CPU22(自動発射制御手段)は、役物装置6が閉鎖状態から開放状態へ変化するのに応じて、発射装置43(発射手段)を制御して遊技者の操作とは無関係に遊技盤面上に玉を発射する自動発射モードを実行する機能を有している。CPU22(特定入賞口移動範囲設定手段)は、V入賞口14の移動可能範囲を遊技者の介入性が異なる複数の範囲に設定する機能を有している。
CPU22(計数手段)は、可変入賞口11の開放状態が維持される所定の開放時間内にV入賞口14に入賞した玉の個数を計数する機能を有している。スコア表示部16(入賞個数表示手段)は、CPU22が計数する計数値を表示する機能を有する。CPU22(特典付与手段)は、可変入賞口11が閉鎖状態となった後、CPU22の計数した数量に相当する回数だけラウンドを実行する機能を有している。開放時間表示部15(開放時間表示手段)は、可変入賞口11の開放状態が維持される所定開放時間を表示する機能を有している。
本実施例では、玉の発射装置43(発射手段)は、手動及び自動で玉の発射が可能に構成されている。すなわち発射制御基板30は、CPU22からの制御信号により自動発射操作部50を駆動制御する。自動発射操作部50が駆動されることにより、発射装置43が自動発射モードに切換えとなり、遊技者のハンドル5の操作によらず、玉を発射する。自動発射操作部50は、CPU22からの制御信号により発射装置43の発射用ソレノイド51を励磁して駆動し玉を自動発射できる。このときに自動発射操作部50は、発射強さを自動調整する発射強さ調整部52を有している。発射強さ調整部52は、発射装置43の発射用ソレノイド51の励磁力を調整して玉の飛距離調整を行うことができる。遊技盤3の天の真下にある可変入賞口11に玉が入賞し易い位置に玉を発射する強さに調整される。
図3は役物装置6の構成を示す正面図である。役物装置6は、ほぼ左右対称に構成されている。その対称面での断面図が図4である。遊技盤3のほぼ中央に配置された役物装置6は、その内側に空間が形成される役物本体6aと、上部に位置する可変入賞口11と、正面側に位置するV入賞口14と、開放時間表示部15及びスコア表示部16とを備える。開放時間表示部15及びスコア表示部16の表示方式は液晶式(あるいはLED式)が採用できる。
可変入賞口11は、入賞口の両側にハネ部材13,13が可動自在に設けられ、動作時に左右に開くように可変式の入賞口として構成されている。すなわち非動作時には閉鎖した第1状態(図3に破線で示す状態)を呈し、動作時に開放した第2状態(図3に実線で示す状態)を呈するものである。可変入賞口11の開放により、役物装置6内への玉の入賞が許容される仕組みである。
V入賞口14は、正面からみて役物装置6の内側空間部の下端部(遊技領域の終端部)において、玉の進行方向に直行する方向WL(以下幅方向WLという)に可動自在に設けられている。V入賞口14はモータ等のアクチュエータで駆動され、遊技者が移動スイッチ12を操作することにより左右に移動するように設けられている。
可変入賞口11のハネ部材13,13は、図2のブロック図に示したハネ開放用ソレノイド36にそれぞれ連結されている。図1に示したスタート入賞口7に玉が入賞した場合、スタート入賞口7に付設されたスタート入賞検出器32からの入賞検出信号がCPU22に伝送される。CPU22に入賞検出信号が入力されたタイミングに応じて、CPU22が大当たり判定用カウンタから乱数値を取得し、その乱数値が大当たり乱数に一致するか否かを判定することにより大当たり抽選を行っている。抽選処理で乱数値が大当たり乱数である場合、大当たり条件成立となる。図柄表示部10には、例えば「777」と停止図柄が表示される。
抽選で大当たりの場合に、ハネ部材13,13を開放状態とするために、ハネ開放用ソレノイド36を駆動する。ハネ開放用ソレノイド36が非励磁状態から励磁状態に変化した場合(励磁状態から非励磁状態に変化する場合もある)、ハネ部材13,13は、玉が可変入賞口11に入賞不可能あるいは入賞困難な第1状態(図3の破線で示した状態)から、入賞可能な第2状態(図3の実線で示した状態)に変位する。これにより役物装置6は、玉の入賞を許容する開放状態と、許容しない閉鎖状態とを呈することとなる。ハネ部材13,13は、玉の入賞の如何に関わらず、所定時間(本実施例では20秒間)第2状態を保ったあと再び閉じる(第1状態に変位する)。
ハネ部材13,13が上記第2状態に変位すれば、玉は役物装置6内に入賞することができる。ただし、第1状態から第2状態への変位の最中(閉鎖→開放)、あるいは第2状態から第1状態への変位の最中(開放→閉鎖)にも入賞の可能性はある。可変入賞口11に入賞した玉は、まず、ワープ入口17aに導かれる。ワープ入口17aは、ワープ出口17bに連通しており、玉は、流通経路17を通ってワープ出口17bより役物本体6a内のステージ面6b上に排出される。ワープ入口17aからワープ出口17bに繋がる流通経路17の中途には、役物入賞検出器33(図2参照)が設置されており、これにより役物装置6への玉の入賞が検出される。
図4の断面図に示すように、役物本体6aのステージ面6bは、役物本体6aの内側面を構成するとともに、パチンコ遊技機1のガラス扉2側を前方側、台の裏側にあたる側を後方側としたとき、前方側が低くなるように傾斜した平坦面とされる。ステージ面6bの後方側の中央に位置するワープ出口17bより排出された玉は、ステージ面6bの前方側に向かって転動する。前方側には遊技領域の終端部に左右可動式に設けられたV入賞口14と、このV入賞口14の運動方向と同じ方向に横長に開口部を有しハズレ玉の受入れ部となるハズレ口18とが設けられている。玉はV入賞口14に入賞するか、あるいはハズレ口18のいずれかに入る。V入賞口14に入賞しない場合すべてハズレとなる。
ステージ面6b上には、玉に接触して玉の経路を変化させる障害突起19,19・・・(変更部材)が複数設けられている。障害突起19,19・・・は、玉の通過が可能となるように所定間隔を維持して設けられる。障害突起19,19・・・によって、玉の転動方向及び速度が変化するようにしている。遊技者には玉の経路を予測することが要求される。役物装置6の内側空間部の下端部(遊技領域の終端部)において、障害突起19a,
19b, 19c, 19dが4個設けられ、隣接する障害突起19a, 19b, 19c, 19dとの間隔が玉1個分通過可能な長さに設定されている。
V入賞口14の移動可能な範囲は、本実施例では複数設定されている。移動可能範囲は、役物装置6内の遊技領域の終端部において、玉の進行方向に直行する幅方向の全幅となる第1範囲WL1と、幅方向の3/5となる第2範囲WL2とのいずれか1つが決定される。第2範囲WL2は、幅方向の中央寄り3/5の範囲を占める。前述の障害突起19aから19d間に相当し、玉3個が通過可能な範囲の設定となる。因みに全幅の場合、玉5個が通過可能に設定される(図3参照)。第1範囲WL1の両端及び第2範囲WL2の両端にはそれぞれリミットスイッチが設けられ、このリミットスイッチの作動・不作動により、V入賞口14を定められた範囲内で左右に移動可能としている。すなわちV入賞口14を駆動するモータの停止・回転駆動がリミットスイッチからの信号により制御される。
上記移動可能範囲は、大当たり抽選に基づいて決定される。すなわち大当たり図柄が奇数、例えば「777」、「333」等の場合に第1範囲WL1(全範囲)とする。また、大当たり図柄が偶数、例えば「666」、「222」等の場合に第2範囲WL2(3/5範囲)とする。
遊技者が操作する移動スイッチ12は、可変入賞口11の開放状態が維持される所定時間(本実施例では20秒間)有効化されるように設定されている。可変入賞口11から役物装置6内に入賞した玉を受けるため、移動スイッチ左12aあるいは移動スイッチ右12bを操作することにより、前述の移動範囲内において、V入賞口14を左右に移動させ、停止させることができる。遊技領域の終端部において、障害突起19a, 19b, 19c, 19dがあり、玉の転動方向が変化し、変化に追随してV入賞口14を移動操作させる技術が要求されることになる。
次に、図5に示すフローチャートに従って制御フローについて説明する。図5は基本処理のフローを示している。ステップS1において、図柄変動処理を実行する。スタート入賞口7に入賞があった場合、大当たり抽選が行われ抽選結果に基づいて図柄表示部10が変動表示される。ステップS2において、大当たり図柄か否かを判定する。
YESの場合(大当たり場合)、ステップS3において、自動発射モードに切換えられる。CPU22からの制御信号が発射制御基板30に入力され、この制御信号によって自動発射操作部50が駆動され発射装置43が自動で玉を発射するモードに切換えられる。あわせてステップS4において、可変入賞口11が開放される。ハネ開放用ソレノイド36が駆動され、ハネ部材13,13が開放状態となる。自動発射モードが実行されるときに発射強さも調整され、可変入賞口11に入賞し易い位置に玉が発射される。
ステップS2においてYESの場合(大当たりの場合)、その大当たり図柄によってV入賞口14の移動範囲が決定される。図1において、図柄表示部10に「777」と表示されている。大当たり図柄が奇数の場合、V入賞口14の移動範囲は第1範囲WL1(全範囲)に設定される。
あわせてステップS5において、開放時間表示部15に残時間のカウントダウンを表示開始する。タイマを、メイン基板21のRAM24の所定領域に設定する。本実施例では、可変入賞口11の開放状態を維持する期間として20秒間が設定されている。この時間(20秒間)はRAM24の開放時間メモリに設定される。設定されると同時にタイマがスタートされ、開放残時間がカウントダウンされる。RAM24の開放時間記憶領域に記憶され、結果として開放時間表示部15に残時間が表示される。図3において、「00:12」と表示されている。残時間が12秒であることを表している。
可変入賞口11の開放状態が維持される期間、移動スイッチ12の操作が有効となる。遊技者が移動スイッチ左12aあるいは移動スイッチ右12bを操作することにより、移動範囲の第1範囲WL1内においてV入賞口14を移動させることができる。これにより、可変入賞口11から役物装置6に入った玉がステージ面6b上において、障害突起19,19・・・により転動方向及び速度を変化させられつつ落下してくる動きを見ながら、玉をV入賞口14に受けるように操作が可能となる。遊技領域の終端部において、障害突起19a,19b, 19c, 19dが設けられ、V入賞口14に入る寸前で方向が変化されることもあり、V入賞口14の移動に集中することが要求される。玉の発射は自動発射であり、ハンドル5の操作が不要となり、遊技者はV入賞口14の移動操作に専念できる。
次に、ステップS6において、開放残時間が「0」に達したか否かを判定する。NOの場合、ステップS7において、可変入賞口11に入賞があったか否かを判定する。役物入賞検出器33で可変入賞口11から役物装置6への入賞を検出する。YESの場合、スコア表示部16の表示を更新する。スコア表示部16は、可変入賞口11に入賞した個数及びV入賞口14に入賞した個数を表示する。CPU22においてそれぞれの入賞個数を計数し、RAM24の入賞個数記憶領域で記憶し結果としてスコア表示部16に表示する。図3において、「5/10」と表示されている。可変入賞口11への入賞数10個に対し、V入賞口14の入賞数が5個であることを表している。
ステップS7においてNOの場合、ステップS9において、V入賞口14に入賞があったか否かを判定する。V入賞検出器34でV入賞口14への入賞を検出する。YESの場合、ステップS8において、スコア表示部16の表示が更新される。続いてステップS6に移行し、開放残時間がある限り上記ステップが繰り返される。ステップS9においてNOの場合、ステップS6に移行し前述同様ステップが繰り返し行われる。
次に、ステップS6においてYESの場合(開放残時間が「0」に達した場合)、ステップS10において、可変入賞口11を閉鎖する。ハネ部材13,13が閉鎖状態となる。あわせてステップS11において、手動発射モードに切換えられる。CPU22からの制御信号が発射制御基板30に入力され、この制御信号によって自動発射操作部50の駆動が停止される。ハンドル5の操作により発射装置43が作動される。
次に、ステップS12において、V入賞口14に入賞した個数をラウンド数にセットする。本実施例では大当たり動作におけるラウンド数は、V入賞口14に入賞した数量だけ設定される。ステップS13において、アタッカー開放用ソレノイド37の駆動によりアタッカー8が開放される。次に、ステップS14において、大当たり処理が実行される。設定されたラウンド数に基づいて、アタッカー8の開放、閉鎖が繰り返し行われる。従って、ラウンド数は固定ではなく、V入賞口14の入賞個数によって変化する。アタッカー8に入賞があった場合、アタッカー入賞検出器35で検出し所定の賞球数(本実施例では15個)の払出が行われる。以降、ラウンドが消化され、設定されたラウンド数が実行される。
このように、役物装置6のV入賞口14が遊技者による移動スイッチ12の操作により移動自在に設けられている。このV入賞口14が移動可能な期間に対応して、発射装置43を制御して玉を自動発射するようにしている。これにより、遊技者は発射のためにハンドル5を操作しなくてもよく、V入賞口14の移動操作に専念可能となる。V入賞口14を移動させることで、入賞率を高めることができる。遊技者の介入性を高めるとともに、V入賞口14の移動に遊技者が意識を集中することが可能となる。また、開放した可変入賞口11へ玉が入賞し易い位置に発射強さを調整して自動発射させるため、玉が無駄になることなく、むしろ可変入賞口11に入賞する玉の増加も期待できる。入賞する玉が増加した場合、連続して流れてくる玉に対して頻繁なV入賞口14の移動操作が要求されるが、遊技者はV入賞口14の移動操作に集中できる。可変入賞口11は、遊技盤3の天の真下にあり、この位置に合わせて玉の発射強さを調整することが可能である。また、遊技領域の終端部において、玉の経路を変更する障害突起19a, 19b, 19c, 19dがあり、玉の転動方向や速度が変化し、変化に追随してV入賞口14を移動操作させる技術が要求されることになるが、玉の動きを見ながら、移動スイッチ左12aと移動スイッチ右12bの操作に集中でき、V入賞口14を最適な位置に移動可能となる。
また、V入賞口14の移動可能範囲を、幅方向の全幅となる第1範囲WL1と、この第1範囲WL1よりも狭い第2範囲WL2(3/5範囲)とのいずれかに大当たり図柄に基づいて設定される。第1範囲WL1に設定されれば、V入賞口14は、全範囲移動可能となる。遊技者の技術介入度に応じて特定入賞口への入賞率も変化する。一方、第2範囲WL2に設定されれば、3/5範囲幅に移動可能な範囲が限定される。遊技者の介入も限定される。範囲が狭くなれば、遊技者の操作技術の巧拙に影響されにくく、一定量の入賞は得られる。また、移動可能範囲外において、遊技者は共通に関与できない。従って、V入賞口14への入賞率の平等性もある程度確保される。このように、移動可能範囲を変化させてさらに面白味を加えることができる。移動可能範囲の変化があって第1及び第2のいずれの範囲に設定されようとも、自動発射によってハンドル操作が不要のため、遊技者においては移動可能範囲の変化に対応することが可能である。
また、V入賞口14に入賞した玉の個数をCPU22が計数し、その数量がラウンド数に設定されるようにしている。遊技者の介入度により、V入賞口14への入賞個数が変化し、これによってラウンド数が決まり、出玉の獲得数も変化する。遊技者の介入性を高め、遊技を面白くすることができる。また、可変入賞口11の開放残時間を開放時間表示部15に表示することにより、遊技者が認識でき安心して遊技に集中できる。
なお、本実施例では、V入賞口14の移動可能範囲の決定を大当たり図柄で行っているが、これに限定されるものはない。例えばスタート入賞口を2個設け、第1スタート入賞口に入賞の場合に、移動範囲を第1範囲、第2スタート入賞口に入賞の場合、移動範囲を第2範囲としてもよい。移動可能範囲の決定タイミングは、大当たり発生したときに限らず、大当たり発生前に予め決めておいてもよい。
また、移動可能範囲は、本実施例では、第1範囲を全幅範囲、第2範囲を3/5範囲としているが、これに限定されるものではない。第1範囲は最大で全幅までとし、第2範囲は最小で幅ゼロまでとしもよい。すなわち第2範囲の場合、固定もあり得るとしてもよい。なお、例えば範囲の幅を同じ(3/5範囲)とし、位置を第1範囲は中央寄り、第2範囲は幅方向の1端に偏った位置とすることもできる。このようにすれば、第1範囲における中央寄りであれば、玉も集まりやすく遊技者の介入度合いの影響が大きく、1端に偏った第2範囲であれば、遊技者の介入も限定され、介入度に差をつけられる。また、移動可能範囲は、2つに限定されることなく2つ以上でもよい。例えば第1範囲を全幅範囲、第2範囲を3/5範囲、第3範囲を固定としてもよい。移動範囲の決定方法としては、大当たり図柄が、「111」、「444」、「777」の場合に第1範囲、「222」、「555」、「888」の場合に第2範囲、「333」、「666」、「999」の場合に第3範囲としてもよい。移動可能範囲は、多く増やせばそれなりの効果をあげられるが、2つの範囲の設定であれば、ほどよく遊技性を向上させつつ、かつ決定方法も簡単に実現でき好ましい。
なお、本実施例では、可変入賞口11の開放条件を、大当たり抽選結果を示す図柄を変動表示する図柄表示部10が大当たり図柄を表示したときとしているが、これに限定されるものではない。例えば遊技盤3の面上に特別入賞口を設け、この特別入賞口に入賞したときに開放条件成立としてもよい。
また、本実施例では、V入賞口14に入賞した個数でラウンド数を設定しているが、これに限定されるものではない。V入賞口14に入賞した個数で、1つのラウンドにおける入賞可能個数を設定してもよい。通常、1つのラウンドにおける入賞可能個数は10個に設定されるが、V入賞口14の入賞個数によって変化するようにしてもよい。また、V入賞口14に入賞した個数で、賞球数を設定してもよい。通常、賞球数は15個に設定されるが、V入賞口14の入賞個数に基づいて賞球数を変化させてもよい。このように、V入賞口14の入賞個数に基づいて遊技者にとって有利な度合いが変化するようにして面白味を加えることができる。
(実施例2)
次に、本発明の第2実施例について、図6〜図8に基づいて説明する。第2実施例のパチンコ遊技機は、V入賞口14の移動可能期間が変化する設定としている。図6は、第2実施例のパチンコ遊技機1の正面模式図である。前述の図1に示す正面模式図と異なる部分について説明する。玉供給皿4の前面左側には、遊技者が操作する移動ボタン左53と移動ボタン右54とが設けられている。移動ボタン左53と移動ボタン右54とは、押しボタン式スイッチであり、移動ボタンのボタン部分53a、54a(移動ボタン表示部ともいう)はLEDで形成されている。遊技者が移動ボタン左53あるいは移動ボタン右54を操作することにより、役物装置6の移動可能なV入賞口14を左右に移動させ、停止させることができる。
図7は、第2実施例のパチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図である。前述の図2に示すブロック図と異なる部分について説明する。遊技制御装置20は、CPU22からの制御信号の出力が接続されるLED回路39を含み構成される。遊技の進行に応じて遊技者が操作したときに信号を出力する移動ボタン左53、移動ボタン右54が入出力回路25を介してCPU22に接続されている。LED回路39ではCPU22からの制御信号応じて移動ボタン左表示部53a及び移動ボタン右表示部54aの発光を制御する。
前述の図3(役物装置の構成を示す正面図)、図4(役物装置の構成を示す断面図)、及び図5(基本処理を示すフローチャート)については、第2実施例においてもそのまま適用できるので説明を省略する。
次に、図8に示す第2実施例の移動ボタン処理のフローについて説明する。第2実施例では、V入賞口14の移動可能な期間は、複数設定されている。移動可能期間は、可変入賞口11の開放後10秒間(第1期間)と、可変入賞口11の開放後5秒間(第2期間)とのいずれか1つが決定される。第1期間の場合、遊技者の介入性が大きく、第2期間の場合、第1期間よりも遊技者の介入性が小さい設定としている。移動可能期間は、大当たり抽選に基づいて決定される。すなわち大当たり図柄が奇数、例えば「777」、「333」等の場合に第1期間とする。また、大当たり図柄が偶数、例えば「666」、「222」等の場合に第2期間とする。
ステップS21において、大当たりか否かを判定をする。YESの場合(大当たりの場合)、ステップS22において、大当たり図柄が奇数図柄か否かを判定する。YESの場合(奇数図柄の場合)、ステップS23において、タイマ値を10秒にセットする。タイマを、メイン基板21のRAM24の所定領域に設定する。この時間(10秒間)はRAM24の移動可能時間メモリに設定される。ステップS22においてNOの場合(奇数図柄でない場合)、ステップS24において、タイマ値を5秒にセットする。
あわせてステップS25において、移動ボタン左53及び移動ボタン右54を有効化する。V入賞口14の移動が可能となる。同時に移動ボタン左表示部53a及び移動ボタン右表示部54aが発光(例えば無色から黄色に変化)を開始する。移動ボタン左表示部53a及び移動ボタン右表示部54aが発光している間、操作可能であることを遊技者が認識できる。
また、ステップS26において、タイマがスタートされる。移動可能残時間がカウントダウンされる。RAM24の移動可能時間記憶領域に記憶される。次に、ステップS27において、タイマアップか否かを判定する。YESの場合、ステップS28において、移動ボタン左53及び移動ボタン右54を無効化する。同時に移動ボタン左表示部53a及び移動ボタン右表示部54aの発光を停止する。移動ボタン左53及び移動ボタン右54の無効化により、V入賞口14の移動が不可となりV入賞口14が固定となる。従って、可変入賞口11の開放時間が残っている間、役物装置6に入賞した玉がV入賞口14に入賞するか否かは運次第となる。
このように、役物装置6のV入賞口14が遊技者による移動ボタン左53及び移動ボタン右54の操作により移動自在に設けられている。V入賞口14の移動可能期間を、可変入賞口11の開放後10秒間(第1期間)と、可変入賞口11の開放後5秒間(第2期間)とのいずれかに大当たり図柄に基づいて設定される。第1期間に設定されれば、特定入賞口は、遊技者の介入による影響が大となる。遊技者の介入度に応じて特定入賞口への入賞率も変化する。また、第2期間に設定されれば、遊技者の介入による影響が限定される。狭い期間に限定されれば、遊技者の操作技術の巧拙に影響されにくく、V入賞口14への入賞率の平等性もある程度確保される。このように、移動可能期間を変化させてさらに面白味を加えることができる。
また、V入賞口14の移動可能な期間は、移動ボタン左表示部53a及び移動ボタン右表示部54a(報知手段)を発光することにより報知し、遊技者が認識できる。遊技者は安心して遊技に集中できる。
なお、玉の発射モードについては、前述の図5の基本処理のフローと同じで、大当たり図柄が示され、可変入賞口11の開放とあわせて自動発射モードに切換えられ、そして可変入賞口11の閉鎖とあわせて手動モードに切換えが行われるようにしているが、次のようにしてもよい。大当たり図柄が示され、タイマ値がセットされ、移動ボタン左53及び移動ボタン右54を有効化すると同時に自動発射モードに切換えるようにしてもよい。CPU22からの制御信号が発射制御基板30に入力され、この制御信号によって自動発射操作部50が駆動され発射装置43が自動で玉を発射するモードに切換えられる。また、自動発射モードが実行されるときに発射強さも調整され、大当たりにより開放した可変入賞口11に入賞し易い位置に玉が発射される。そして、タイマアップして移動ボタン左53及び移動ボタン右54を無効化すると同時に玉の発射を手動発射モードに切換えるようにしてもよい。CPU22からの制御信号が発射制御基板30に入力され、この制御信号によって自動発射操作部50の駆動が停止される。ハンドル5の操作により発射装置43が作動される。これにより、移動ボタン左53及び移動ボタン右54が有効となりV入賞口14の移動が可能な期間に対応して自動発射モードが実行できる。移動可能な期間が変化して遊技者の介入性が高い期間に設定された場合においても、遊技者は玉の発射操作を気にするこなくV入賞口14の移動操作に集中できる。
本発明のパチンコ遊技機の正面図。 本発明のパチンコ遊技機の電気的構成を示すブロック図。 役物装置の構成を示す正面図。 役物装置の構成を示す断面図。 基本処理を示すフローチャート。 第2実施例のパチンコ遊技機の正面図。 第2実施例の電気的構成を示すブロック図。 第2実施例の移動ボタン処理を示すフローチャート。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
6 役物装置
7 スタート入賞口
8 アタッカー
10 図柄表示部
11 可変入賞口
12 移動スイッチ(操作手段)
14 V入賞口(特定入賞口)
15 開放時間表示部(開放時間表示手段)
16 スコア表示部(入賞個数表示手段)
22 CPU(特典付与手段、自動発射制御手段、特定入賞口移動範囲設定手段、計数手段)
43 発射装置(発射手段)

Claims (6)

  1. 遊技者の操作に応じて遊技盤面上に玉を発射する発射手段と、
    玉の入賞を許容する開放状態と、玉の入賞を許容しない閉鎖状態とを呈する役物装置と、
    この役物装置内に設けられ、遊技者の操作に応じて移動可能な特定入賞口と、
    この特定入賞口を移動させるために遊技者が操作する操作手段と、
    前記特定入賞口への入賞に応じて遊技者に特典を付与する特典付与手段と、
    前記役物装置が閉鎖状態から開放状態へ変化するのに応じて、前記発射手段を制御して遊技者の操作と無関係に遊技盤面上に玉を発射する自動発射モードを実行する自動発射制御手段と、
    遊技者が前記操作手段を操作することにより前記特定入賞口を移動させることが可能な範囲を複数の異なる範囲に設定する特定入賞口移動範囲設定手段と、を備え、
    所定の移動条件の成立に応じて前記特定入賞口の移動可能範囲が変化することを特徴とするパチンコ遊技機。
  2. 前記役物装置は、開放状態と閉鎖状態とを呈し、所定の開放条件の成立に応じて前記閉鎖状態から前記開放状態に変化する可変入賞口を備え、
    この可変入賞口の開放状態が維持される所定期間、前記特定入賞口は遊技者の操作による移動が有効に設定され、
    この移動有効期間中、前記自動発射制御手段は、自動発射モードを実行することを特徴とする請求項記載のパチンコ遊技機。
  3. 前記自動発射制御手段は、前記可変入賞口へ玉が入賞し易い位置に発射強さを自動調整して前記特定入賞口の移動有効期間中、自動発射モードを実行することを特徴とする請求項記載のパチンコ遊技機。
  4. 前記可変入賞口の開放状態が維持される所定期間内に前記特定入賞口に入賞した玉の個数を計数する計数手段と、
    この計数手段が計数する計数値を表示する入賞個数表示手段と、を備え、
    前記特典付与手段は、前記可変入賞口が閉鎖状態となった後、前記計数手段の計数した数量に相当する回数だけラウンドを実行することを特徴とする請求項2又は3記載のパチンコ遊技機。
  5. 前記可変入賞口の開放状態が維持される所定期間を表示する開放時間表示手段を備えたことを特徴とする請求項2ないし4のいずれか1項に記載のパチンコ遊技機。
  6. 前記役物装置内の遊技領域に玉に接触して玉の経路を変更する変更部材を複数設けたことを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載のパチンコ遊技機。
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