JP2007117675A - 遊技機 - Google Patents

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Kuniyoshi Takada
晋良 高田
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Abstract

【課題】大当り遊技中における遊技性の低減を抑制することにより、大当り遊技中の遊技者の遊技意欲や関心等を持続させ、遊技者に積極的な遊技動作を継続させ得るように構成した遊技機を提供する。
【解決手段】パチンコ機に、大当り遊技中に開閉動作される開閉扉73を有するアタッカー5と、大当り遊技中に遊技領域に打ち出された遊技球を検知する報知作動ゲート72と、上記報知作動ゲート72の検知によって図柄表示装置に確変情報の表示演出を行う遊技制御手段とを備えさせる。そして、この報知作動ゲート72は、アタッカー5における開閉扉73が開放状態とされた際に閉鎖状態とされ、上記開閉扉73が閉鎖状態とされた際に開放状態とされるように構成させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、パチンコ機等の遊技機に係り、詳しくは大入賞口を用いた大当たり遊技がなされる遊技機に関する。
一般に、遊技機、例えばパチンコ機として、球受け皿に滞留している遊技球が、発射ハンドルの操作に応じて遊技盤の遊技領域に打ち出された後、遊技領域の障害釘や風車等に導かれつつ盤面を流下して、各種入賞口に入球し、或いは入球せずに遊技領域下部のアウト口に流入するように構成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このようなパチンコ機では、一般入賞口に入球した際にそれに対応した個数の遊技球が払い出され、また始動チャッカーに入球した際にはこれに基づいて大当たり抽選が行われると共に所定数の遊技球が払い出され、当該抽選の結果に応じて、遊技領域の中央部分に設けられた液晶等の図柄表示装置の画面上で所定の演出表示が行われる。大当たりの発生時には、アタッカーと呼ばれる大入賞口が開放し、入球に対応して多量の遊技球が払い出される状態となる。
さらに、上記大当りに際しては所定の確率で、有利な付加価値を付与し得る特殊状態となる確率変動当たりが発生される。この確率変動当たりの従来における報知方法は、遊技者に予め確率変動に対応する大当り図柄の種類を知らせておき、図柄表示装置に停止表示された大当り図柄がそれに該当するか否かを遊技者に認識させるものがほとんどとなっていた。しかし、この報知方法では、遊技者は大当りの報知と確率変動当たりの報知とを図柄表示装置上で同時に視認することとなり、互いが阻害し合う虞がある。このことから、例えば、透明な開閉板が開閉される大入賞口の内側にLED等からなる報知ランプを配設させ、この報知ランプを点灯させることによって当該大当りが確率変動当たりであるか否かを報知させることにより、確率変動当たりの報知が図柄表示装置の表示を妨げることのないパチンコ機が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特開2003−236210号公報 特開2003−019296号公報
ところで、上記特許文献2に記載されるようなパチンコ機及び他の一般的なパチンコ機にあっては、大当り遊技中における大入賞口の開閉板が閉じられた状態にある場合、すなわち大当りに際して繰り返される大入賞口の周期的な開放及び閉鎖状態のうちの閉鎖状態にある場合には、賞球が得られる確率が低下することにより、当然にその遊技性は減じられ、遊技者の集中力や興趣が損なわれるものとなっていた。
また、特許文献2に記載されるようなパチンコ機では、開閉板が閉鎖状態となる大入賞口の無駄時間中にあっても、該開閉板が透明であることから、遊技者はその内部に配設された報知ランプを視認するなどの遊技動作をとることができるようになる。しかし、上記無駄時間中にこのような動作をとることができるものであっても、これはパチンコ遊技における主要な遊技動作である遊技球の打ち出しを促すものものとは言えなかった。
そこで本発明は、大当り遊技中における遊技性の低減を抑制することにより、大当り遊技中の遊技者の遊技意欲や関心等を持続させ、遊技者に積極的な遊技動作を継続させ得るように構成し、もって上述した課題を解決した遊技機を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る本発明は(例えば図1ないし図5参照)、大当たり確定に伴った賞球を得るための入賞が行われる大入賞口(5)を遊技領域(3a)に備え、該遊技領域(3a)に遊技球(Ba)を打ち出すことで遊技し、該遊技に伴う所定の演出を施す遊技機(1)において、
前記遊技領域(3a)に配設され、前記大当り中に前記遊技領域(3a)に打ち出された遊技球(Ba)が所定領域(72a)を通過した際の検知を行う遊技球検知部(72)と、
前記大当り中に、前記大入賞口(5)を入賞可能な開放状態と入賞不能な閉鎖状態とに移行させる態様と、前記遊技球検知部(72)の前記所定領域(72a)を遊技球(Ba)が通過可能な開放状態と通過不能な閉鎖状態とに移行させる態様とを、それぞれ周期的に切り替える切替え部材(73)と、
前記遊技球検知部(72)による遊技球(Ba)の検知に基づき、前記所定の演出の実施を制御する制御部(59)と、を備え、
前記遊技球検知部(72)は、前記切替え部材(73)が前記大入賞口(5)を前記開放状態にした際に前記閉鎖状態にされ、該切替え部材(73)が該大入賞口(5)を前記閉鎖状態にした際に前記開放状態にされてなる、
ことを特徴とする遊技機(1)にある。
請求項2に係る本発明は(例えば図1及び図2参照)、前記切替え部材(73)が、前記大入賞口(5)の前記閉鎖状態において、前記遊技領域(3a)の表面と面一となるように該大入賞口(5)の前面側を覆う板状部材(73)からなり、前記大入賞口(5)の前記開放状態においては、前記板状部材(73)が前記遊技領域(3a)から突出して前記所定領域(72a)を覆うことにより前記遊技球検知部(72)を該検知部(72)の前記閉鎖状態にしてなる、
請求項1に記載の遊技機(1)にある。
請求項3に係る本発明は(例えば図1及び図2参照)、前記遊技球検知部(72)が、磁気式又は光学式センサからなる近接センサを備えてなる、
請求項1又は2に記載の遊技機(1)にある。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これは、発明の理解を容易にするための便宜的なものであり、特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
請求項1に係る本発明によると、大当り中に遊技領域に打ち出された遊技球の検知を行う遊技球検知部と、大当り中に、大入賞口を入賞可能な開放状態と入賞不能な閉鎖状態とに移行させる態様と、上記遊技球検知部の所定領域を遊技球が通過可能な開放状態と通過不能な閉鎖状態とに移行させる態様とを、それぞれ周期的に切り替える切替え部材と、遊技球検知部の検知に基づき、所定の演出の実施を制御する制御部と、を備え、遊技球検知部は、切替え部材が大入賞口を開放状態にした際に閉鎖状態にされ、該切替え部材が該大入賞口を閉鎖状態にした際に開放状態にされてなるので、遊技性が低減しがちな大当り遊技中における大入賞口の閉鎖状態にあって、遊技者に動作介入させることで所定の演出を実施させることができるようになり、遊技者の遊技意欲を減退させず、その集中力や関心を途切ることなく維持させることができるものとなる。また、大当り遊技中における大入賞口の閉鎖状態に、遊技意欲を減退させず遊技者に積極的な遊技動作をとらせる仕組みが形成されることによって、いわゆる一般的に言われる遊技球の打ち止めを抑制させることができる。
請求項2に係る本発明によると、切替え部材が、大入賞口の閉鎖状態において、遊技領域の表面と面一となるように該大入賞口の前面側を覆う板状部材からなり、大入賞口の開放状態においては、板状部材が遊技領域から突出して所定領域を覆うことにより遊技球検知部を該検知部の閉鎖状態にしてなるので、略々板形状を呈した開閉扉を有する一般的な大入賞口を用いることによって、大当り遊技中における大入賞口の閉鎖状態に、遊技者に動作介入させることで所定の演出を実施させる構成とした遊技機を実現させることができる。
請求項3に係る本発明によると、遊技球検知部が、磁気式又は光学式センサからなる近接センサを備えてなるので、遊技球の通過を検知させる際に一般的に用いられる磁気式や光学式等のセンサを用いることによって、大当り遊技中における大入賞口の閉鎖状態に、遊技者に動作介入させることで所定の演出を実施させる構成とする遊技機を実現させることができる。
以下、本発明に係る遊技機の実施形態として、遊技場等に設置されるパチンコ機を図面に沿って説明する。なお、後述する各実施の形態では、本発明の遊技機を所謂第1種特別電動役物を使用したパチンコ機として述べるが、本発明はこれに限らず、所謂第2種特別電動役物や所謂第3種特別電動役物等を使用したパチンコ機にも適用可能であることは勿論である。
図1は、本発明に係る実施の形態におけるパチンコ機1の外部構造を示す正面図である。本パチンコ機1は、同図に示すように、発射ハンドル2の操作による発射装置(図示せず)の作動で遊技球(所謂パチンコ玉)を遊技盤3の遊技領域3aに向かって打ち出しつつ遊技を行うもので、所謂確率変動等の大当たりが発生した状態でアタッカー(大入賞口)5に入球した遊技球に対応する数の遊技球を払い出すように構成されている。上記確率変動当たり(「確変当たり」とも言う)とは、抽選の結果、確変モードの大当たりが当選したとき、少なくとも当該確変モードによる遊技状態において次なる大当たりを引くまでの間、遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態を意味する。これに対し、当該特殊状態にならない大当たりとして「通常当たり」がある。
本パチンコ機1は、開口を有する枠体状の筐体6と、遊技盤3を支持した形で筐体6に開閉可能に支持された前扉7とを有しており、前扉7の前面には、透明ガラス9を有するガラス枠10が、前扉7の遊技盤保持枠(図示せず)に対して開閉可能に取り付けられている。透明ガラス9の奥側には、遊技盤3が配設されている。前扉7における遊技盤3の左右には演出用照明装置11が配設されており、前扉7における上部左右、及び下部の皿ユニット16の左右には、スピーカー(図示せず)を有する放音装置12がそれぞれ配設されている。そして、前扉7の上部における放音装置12の間には、演出用照明装置8が配設されている。なお、筐体6及び前扉7等によって遊技機本体が構成されている。
また、ガラス枠10における中央部右方には、前扉7を筐体6側に施錠又は解放し、或いは、ガラス枠10を前扉7側に施錠又は解放するための施錠装置13が配設されている。なお、図1中の符号14は、打ち出された遊技球Baを遊技盤3側に案内するガイドレールを示している。本パチンコ機1には、遊技中に遊技領域3aにて入賞することなく落下してアウト口(図示せず)に進入した遊技球Baをパチンコ機1の背面側に導くアウト球通路(図示せず)が設けられている。
そして、前扉7における下部中央には皿ユニット16が設けられており、皿ユニット16における右上部には、賞球及び貸球を含む遊技球Baが供給される球供給口17が設けられ、皿ユニット16における右上部壁面には、球貸ボタン19a及びプリペイドカード返却ボタン19bが設けられている。皿ユニット16の中央左部には、該皿ユニット16上の遊技球Baを発射装置付近から皿ユニット下部の球排出口(図示せず)を通して下方に排出するための第1球抜きボタン20aが配設されており、皿ユニット16の中央下部には、皿ユニット16上の遊技球Baを球供給口17付近から上記球排出口を通して下方に排出するための第2球抜きボタン20bが配設されている。なお、上述のように、本実施形態の前扉7には、ガラス枠10、皿ユニット16及びその周辺、不図示の遊技盤保持枠等が含まれている。
また、前扉7における皿ユニット16の右方下部の前壁部48には、発射装置(図示せず)を操作して遊技球Baを遊技盤3に向けて打ち出すための発射ハンドル2が設けられている。更に、皿ユニット16の下部左方には、灰皿21と遊技者参加ボタン22とが配設されている。この遊技者参加ボタン22の左右には、選択ボタン18a,18bがそれぞれ配設されている。遊技者参加ボタン22は、遊技機本体に備えられ、遊技者を遊技に参加させ得る操作部材を構成している。
また、遊技領域3aの中央部分には、遊技球ステージSを有するセンター飾り23が配設されている。センター飾り23の左右下方には、それぞれ大当たり抽選に寄与しない一般の入賞が行われる入賞口25,26が配設されており、センター飾り23の直下方には、始動チャッカー27と、アタッカー5とが順次配設されている。さらに、アタッカー5の直下方には、大当りに際して、該大当りが確率変動当たりか否かを報知する契機となる遊技球通過が行われる報知作動ゲート(遊技球検知部)72が配設されている。
始動チャッカー27は、大当たり抽選の契機となり得る入賞が行われる始動入賞口を構成しており、開放位置と閉止位置とに開閉動作するように始動チャッカー開閉ソレノイド70(図5参照)によって作動させられる。始動チャッカー27の直上方には、所謂命釘としての一対の障害釘30が打ち込まれている。
アタッカー5は、大当たり抽選で大当たりが決定した際に所定ラウンド数(例えば15回)だけ繰り返し開閉動作する開閉扉(切替え部材)73を有した大入賞口を構成している。すなわち、アタッカー5は、大当たり発生時に開放状態とされ、遊技盤3の遊技領域3aに打ち出されて転動落下する遊技球Baを入賞させるものであり、大当たり発生中、例えば、1回の開放で10個の入球を完了した時点で閉鎖状態とされ、当該開閉動作を15回繰り返すように構成される。なお、これらの入球数並びに開閉動作の回数は、10個や15回に限定されることはなく、必要に応じて適宜設定され得るものである。
報知作動ゲート72は、同時に1つの遊技球が通過可能な大きさの通過孔(所定領域)72aを有する磁気式の近接センサから構成され、アタッカー5中心部の直下方に配設されている。該報知作動ゲート72は、大当り遊技中に遊技領域3aに打ち出されて落下してくる遊技球が通過孔72aを通過したことを検知し、その旨を示す通過信号を遊技制御手段(制御部)59に送信する。次いで、遊技制御手段59では、該通過信号の受信を契機とした図柄表示装置35における表示演出を行わせるように、表示制御手段65に対する制御信号の送信が行われる。
遊技領域3aにおいて、センター飾り23の四方には風車31が配設されており、遊技球ステージSの下方における始動チャッカー27の左側には、普通図柄作動ゲート(スルーゲート)32が配設されている。この普通図柄作動ゲート32は、始動チャッカー27を開閉動作させるための抽選の契機となる遊技球通過が行われる役物である。
遊技領域3aにおける普通図柄作動ゲート32、入賞口25,26及び始動チャッカー27等の周囲には、遊技球ステージSから零れた遊技球Baや、発射されてから遊技球ステージSに関与せずに落下してくる遊技球Baを適宜散らし、或いは入球に導くようにするための障害釘33を含む多数の障害釘が打ち込まれている。
上記センター飾り23は、遊技盤3側に固定された図柄表示装置35を露出する開口36を中央部に、ワープ導入口37を左上部に、該ワープ導入口37に連通する放出口4を左下部に、遊技球ステージSを開口36の下側に、球放出口49を該ステージSの中央下部にそれぞれ有している。また、ワープ導入口37の対向位置には、一対の障害釘39が打ち込まれている。ワープ導入口37の周囲や上方側にも、遊技球を適宜散らし、或いは入球に導くようにするための多数の障害釘(図示せず)が打ち込まれている。このような本パチンコ機1では、遊技領域3aに打ち出された遊技球Baを始動チャッカー27等に、遊技球ステージSを介して入球させ又は該ステージSを介さず直接入球させ得るように遊技が進められる。
なお、上記「ワープ導入」という語句は、遊技領域3aに打ち出された遊技球Baを、当該遊技領域3aの比較的下側に位置する不図示の道釘等を経ることなく、始動チャッカー27の上に導くことを意味する概念である。また、上記「道釘」とは、遊技領域3aにおいて始動チャッカー27左右に打ち込まれた複数本の障害釘(図示せず)の列を意味するもので、上方から転動落下してきた遊技球Baを始動チャッカー27方向に導く役割を担っている。
次に、本発明の特徴となるアタッカー5及び報知作動ゲート72について、図2を参照して説明する。なお、図2は、アタッカー5近傍を拡大したものであり、(a)はアタッカー5の開放状態を示す概略斜視図、(b)はアタッカー5の閉鎖状態を示す概略斜視図である。
図2(a)に示すように、アタッカー5の開閉扉73は、後述するアタッカー開閉ソレノイド71によって矢印Wの向きに開閉駆動される。該アタッカー5が開放状態にされた際には、開閉扉73は遊技領域3aに対して略々垂直となるような角度まで傾けられ、遊技領域3aから突出した形となることによって落下してきた遊技球を受け得るようになる。この際、開閉扉73は、報知作動ゲート72の直上方を庇のように覆うこととなり、該報知作動ゲート72に対して遊技領域3aを落下してきた遊技球が到達することはなくなる。
また、アタッカー5が閉鎖状態にされた際には、開閉扉73が遊技領域3aと面一となるようにアタッカー5の前面側に閉じられる。このとき、遊技領域3aに打ち出された遊技球が落下してきた際には、該遊技球は開閉扉73には当接せずに報知作動ゲート72の位置まで落下可能となり、通過孔72aを通過し得るものとなる。
ついで、本パチンコ機1の背面構造について図3を参照して説明する。同図は、本パチンコ機1の背面構造を示す背面図である。
図3に示すように、パチンコ機1の前扉7の背面における上部左方には、賞球タンク43が取り付けられており、この賞球タンク43の下方に、サブ基板(サブ制御基板)38、主基板(主制御基板)40、及び払出し制御基板51がこの順に配置されている。また、前扉背面における上部右方には、外部端子板52が取り付けられており、この外部端子板52の下方に、整列待機通路45、賞球装置46、賞球排出通路47、電源ユニット41、及び発射装置(図示せず)用の発射制御基板53がこの順に配置されている。パチンコ機1の前扉背面における左側部には、施錠装置13が配設されている。
次に、本実施形態におけるパチンコ機1の制御系を図4に沿って説明する。なお、同図は本パチンコ機の制御系を示すブロック図である。
本制御系は、遊技制御装置(制御部)54と、該遊技制御装置54に電気的に接続された、始動チャッカー開閉ソレノイド70、アタッカー開閉ソレノイド71、放音装置12、演出用照明装置8,11、図柄表示装置35、遊技者参加ボタン22、及び報知作動ゲート(報知装置)72と、を備えている。
遊技制御装置54は、図3に示した主制御基板40やサブ制御基板38等から構成されている。主制御基板40は、本パチンコ機1の動作全体を統括的に管理するものであり、当該パチンコ機1の動作全体を管理するシステムプログラム及び遊技用の実行プログラムが予め記憶された半導体メモリ等からなる記憶部(図示せず)と、これらのプログラムを実行する不図示のマイクロプロセッサ(MPU)とを備えている。また、サブ制御基板38は、主に画像表示、効果音等の演出、効果光等の表示制御を行うように構成されている。
遊技制御装置54は、入賞判定手段55、入賞信号出力手段56、抽選手段57、遊技制御手段59、保留手段60、作動制御手段61、作動判定手段62、作動決定手段63、演出制御手段64、及び表示制御手段65を備えている。
入賞判定手段55は、発射ハンドル2の操作に応じて遊技領域3aに打ち出された遊技球が始動チャッカー27、入賞口25,26、アタッカー5等の何れかに入賞したとき、当該入賞があった旨を判定する。
入賞信号出力手段56は、入賞判定手段55によって入賞が判定されたとき、対応する始動チャッカー27、入賞口25,26、アタッカー5等に入賞した旨の入賞信号を出力する。
抽選手段57は、遊技者に有利な特殊状態となる確率変動当たり及び該特殊状態とならない通常当たりのうちの何れかに当選させる大当たり抽選を行うものである。すなわち、抽選手段57は、入賞信号出力手段56からの始動チャッカー27に対応する入賞信号の入力時、最大保留球数(例えば4個)未満での入賞を契機として、次なる大当たりを当選させるまで遊技者に有利な付加価値を付与し得る特殊状態となる確率変動当たり、及び上記特殊状態とならない通常当たりのうちの何れか一方に当選するように、不図示の抽選用メモリから当たり当選乱数値を取得して、大当たり抽選を実行する。そして、抽選手段57は、大当たり抽選で大当たりに当選した際、確率変動当たりと通常当たりのいずれに当選したかを示す信号(抽選結果信号)を出力する。
遊技制御手段59は、放音装置12、及び演出用照明装置8,11に放音、発光の演出をさせる契機となる指令を演出制御手段64に送る。更に、遊技制御手段59は、予め設定された演出データ、抽選手段57での抽選結果、報知作動ゲート72からの通過信号の検知、の各場合に応じて、図柄表示装置35に表示すべき演出内容に関する信号を表示制御手段65に送る。
保留手段60は、抽選手段57から出力された変動パターン信号を入力し、変動パターンを、始動チャッカー27への入賞の都度に行われた抽選の結果となる保留球として順次記憶する。当該記憶状況は、大当たり抽選保留表示装置(図示せず)に、最大4個の保留球として点灯表示される。保留手段60は、例えば保留球数Hが0<H<5であるか否かを常時判定し、保留球数Hが4個表示されている間は、始動チャッカー27への入賞に拘わらず大当たり抽選は行わない。なお、保留球として点灯表示される保留球数は上記「最大4個」に限らず、例えば3個以下、又は5個以上として適宜設定することも可能である。
そして保留手段60は、保留(記憶)している変動パターンに係る信号を順次出力し、その変動パターン信号に基づく演出表示が終了するまでは次の変動パターン信号を出力しないようにするための図柄変動禁止フラグを立てる(オンする)と共に、当該オンした図柄変動禁止フラグを解除する時間を計測するための図柄変動タイマ(図示せず)をセットし、変動パターン信号の出力に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段60は、保留球の消費に応じて保留球数HがH<4となった場合、抽選手段57で行われる始動チャッカー27への入賞に応答した大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。
作動制御手段61は、作動決定手段63による作動開始決定の旨の信号に基づき、始動チャッカー開閉ソレノイド70に駆動信号を送って該ソレノイド70を作動させ、始動チャッカー27を開放又は閉塞動作させる。また、作動制御手段61は、アタッカー開閉ソレノイド71に駆動信号を送って該ソレノイド71を作動させ、抽選手段57での抽選による大当たり発生時にアタッカー5を開放して所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞する動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返すように制御する。更に、作動制御手段61は、抽選手段57での抽選による大当たり発生時に際して、遊技球の検知を行う状態へと移行するよう報知作動ゲート72を制御し、該大当りの終了に際しては、遊技球の検知を行わない元の状態へと戻すように制御を行う。
作動判定手段62は、始動チャッカー開閉ソレノイド70及びアタッカー開閉ソレノイド71を作動させるための条件を満たすか否かを判定する。つまり、始動チャッカー開閉ソレノイド70にあって、始動チャッカー27の開閉の「条件を満たす」時とは、抽選手段57の大当たり抽選とは別途行われる抽選で当選した場合である。アタッカー開閉ソレノイド71にあって、アタッカー5の開放の「条件を満たす」時とは、所謂リーチ(所謂スーパーリーチ、ノーマルリーチを含む)の状態から3つの同じ図柄が大当たり有効ライン上で揃って大当たりが発生した場合であり、アタッカー5の閉塞の「条件を満たす」時とは、大当たり発生時における全ての入賞を完了した場合である。
作動決定手段63は、作動判定手段62からの判定信号を受けて、始動チャッカー開閉ソレノイド70、アタッカー開閉ソレノイド71の作動開始をそれぞれに決定する。
演出制御手段64は、遊技制御手段59からの指令に応答して、放音装置12を放音駆動し、演出用照明装置8,11を発光させ、遊技者の聴覚や視覚に訴える演出を行う。
表示制御手段65は、遊技制御手段59からの信号に従って、図柄表示装置35を駆動し、大当たり抽選結果を中心とした内容等の演出を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示する。
始動チャッカー開閉ソレノイド70は、作動制御手段61から送信された駆動信号に応答してプランジャ(図示せず)を進退動作させて、始動チャッカー27を開閉動作させる。アタッカー開閉ソレノイド71は、作動制御手段61から送信された駆動信号に応答してプランジャ(図示せず)を進退動作させて、開閉扉73を開放状態と閉鎖状態とに切り替え、アタッカー5における開閉動作を行う。
放音装置12は、演出制御手段64の制御に従ってスピーカー(図示せず)を駆動させ、演出に応じた効果音を発する。演出用照明装置8,11は、演出制御手段64の制御に従ってその内蔵する電飾ランプ(図示せず)を発光駆動(点灯、点滅)させ、演出に応じた照明を行う。図柄表示装置35は、表示制御手段65の制御に従って作動し、演出データ、抽選手段57での抽選結果、報知作動ゲート72の通過信号の検知、の各場合に応じた演出表示を行う。
遊技者参加ボタン22は、操作が有効となっている状態で押圧操作されたとき、該操作に応じた信号を遊技制御装置54の確変判定制御手段66に送る。
次に、本パチンコ機1による作用について、図5のフローチャートを併せて参照しつつ説明する。図5は、パチンコ機1の作用を説明するためのフローチャートである。
すなわち、本パチンコ機1に対面して着座した遊技者が発射ハンドル2を握り、適宜の角度に回動操作すると(ステップS1)、不図示の発射装置の作動で遊技球が所定の時間間隔で遊技領域3aに向けて連続的に発射される。すると、遊技領域3aに打ち出されて転動落下する多数の遊技球は、始動チャッカー27や入賞口25,26に適時入賞し、或いは、これらに関与せずに転動落下して、遊技領域3a最下部のアウト口(図示せず)から遊技盤3背面側に排出される。
つまり、遊技領域3aに向けて打ち出された多数の遊技球Baは、その一部がワープ導入口37から導入されて放出口4から遊技球ステージS上に放出され、その一部が球放出口49から放出されて始動チャッカー27に向け落下し、この始動チャッカー27に高確率で入賞する。この際、障害釘30への当接状況によっては、始動チャッカー27に入賞できないこともある。一方、球放出口49からではなく遊技球ステージSから直接に落下する遊技球Baは、始動チャッカー27と異なる方向に向かう。この際、当該遊技球Baは、落下方向が、始動チャッカー27上の一対の障害釘30の間を通過して入球し得る方向と異なっても、障害釘30の左右に打ち込まれた所謂ジャンプ釘(図示せず)や、このジャンプ釘から左右方向に配列された道釘(図示せず)で弾き返されることで、障害釘30に絡んでその間を落下して始動チャッカー27に入球することもある。
ところで、上述したように始動チャッカー27や入賞口25,26の何れかに遊技球Baが入賞した場合、入賞判定手段55が当該入賞を判定し、且つ入賞信号出力手段56が入賞信号を出力する(ステップS2)。この際、保留手段60は、保留している変動パターンに係る信号を、遊技制御手段59を介して表示制御手段65に順次送信し、変動パターン信号の送信に応じて保留球数を1デクリメントする。また保留手段60は、当該保留球の消費に応じて、抽選手段57で行われる始動チャッカー27への入賞に応じた大当たり抽選の結果を保留球として記憶し、保留球数を1インクリメントする。
ステップS3において、大当たり抽選で当選した場合、抽選手段57が当たりフラグをオンすると、抽選手段57が、演出用メモリに格納された演出乱数値に基づく抽選で、大当たりの種別、つまり確変当たり又は通常当たりを決定する。そして、ステップS4において、図柄表示装置35に表示されるべき図柄がセットされる。
以上のように、遊技制御手段59が、図柄表示装置35に表示すべき演出内容に関する信号を、表示制御手段65に送信することに基づき、表示制御手段65は、図柄表示装置35を適時駆動し、大当たり抽選結果に関する内容等を、遊技者の視覚に訴えるように演出表示する(ステップS5)。
そして、図柄表示装置35の画面上に表れた抽選結果が大当たり決定である場合、作動制御手段61は、作動決定手段63の作動開始決定の旨の信号に基づき、所定のタイミングでアタッカー開閉ソレノイド71に駆動信号を送り、当該ソレノイド71を作動させて開閉扉73を開閉動作させてアタッカー5を開放状態にし、所定数入賞が終了する(又は所定時間が経過する)毎に閉塞状態にする動作を所定回数(所定ラウンド)だけ繰り返させる。これにより、アタッカー5に入賞した遊技球に対応する多量の遊技球が球供給口17から皿ユニット16に払い出されることとなる(ステップS6)。なお、上記開閉動作が「所定回数繰り返される」ことを、以下では「所定ラウンド繰り返される」ともいう。ここで、この「ラウンド」とはアタッカー5が開放された状態を意味し、該開放された状態の合間の閉鎖状態についてはラウンドの間ということから「ラウンド間」と呼ぶこととする。
上記大当たり処理が開始されると、通常時は遊技球の検知を行わない無効状態とされている報知作動ゲート72は、作動制御手段61により通過孔72aに遊技球を通過させることで該遊技球の検知を行う有効状態とされる。そして、上記ステップS6に示したように、作動制御手段61によってアタッカー開閉ソレノイド71が作動されることで開閉扉73が開かれた状態、つまりラウンド中の状態にあっては、アタッカー5が入賞可能な開放状態となる(図2(a)参照)。このとき、遊技領域3aに打ち出された遊技球Baがアタッカー5へ転動落下した際には、該遊技球Baは、例えば開閉扉73の内側壁面に当接するなどして矢印Aに示すような経過を経てアタッカー5内部へと入賞することとなる。従って、アタッカー5が上記したような開放状態にある際には、開閉扉73が報知作動ゲート72の直上方を覆うように突出することにより、遊技領域3aからの遊技球がその位置で遮られ、報知作動ゲート72における通過孔72aを遊技球が通過することはなくなる(つまり、報知作動ゲート72が通過不能な閉鎖状態となる)。これにより、必然的に報知作動ゲート72による遊技球の検知がなされなくなる。
また、アタッカー開閉ソレノイド71によって開閉扉73が閉じられた状態、つまりラウンド間の状態にあっては、アタッカー5が入賞不能な閉鎖状態となる(図2(b)参照)。このとき、遊技領域3aに打ち出された遊技球Baがアタッカー5に向かって転動落下してきた際にあっても、該遊技球Baは矢印Bに示すようにアタッカー5の側部を通過し、その内部に入賞することはない。従って、アタッカー5が閉鎖状態にある際には開閉扉73が遊技領域3aの表面と面一となるように閉じられ、報知作動ゲート72における通過孔72aを遊技球が通過し得るようになる(つまり、報知作動ゲート72が通過可能な開放状態となる)。これにより、報知作動ゲート72は、遊技球の検知を行い得るようになる。
そして、大当り遊技中におけるラウンド間に、遊技球が報知作動ゲート72の通過孔72aを通過した際には、報知作動ゲート72からの通過信号が遊技制御手段59へと送信される。該通過信号を受信した遊技制御手段59は、当該大当りの決定の際に抽選手段57によって確率変動当たりが決定されているか否かの抽選結果信号を識別し、ここで確率変動当たりが決定されている場合には、その旨を示す信号を表示制御手段65に送信する。そして、表示制御手段65は上記信号を受信すると、確率変動当たりが当選している旨を報知する文字やアニメーション等の所定の映像データを図柄表示装置35に表示させる制御を行う。なお、例えば、大当り遊技が開始された最初のラウンド間に、報知作動ゲート72に遊技球を通過させた際にあっても、その際の確変情報を当回のラウンド間ですぐに表示させず、その次のラウンド間や最終ラウンド間等に表示制御手段65によって表示させるようにしてもよい。つまり、報知作動ゲート72に遊技球を通過させたときのラウンド間と、該通過させたことに基づいて確変情報の表示を行わせるラウンド間とには特に関係性をもたせなくともよいものとする。
そして、大当り確定に際して上述してきたような作用がなされることにより、従来のパチンコ機において意味を有さない無駄時間(デッドタイム)となっていた大当り遊技におけるラウンド間に、遊技者にとって関心のある遊技情報(確率変動当たりが当選している旨が示されている情報で、以下確変情報という)が提供されるようになる。従って、遊技者は、賞球を得るためではなく、上記確変情報の提供を受けるために、敢えてアタッカー5が閉鎖状態となるラウンド間に、報知作動ゲート72に遊技球を通過させるべく遊技球の打ち出しを行うようになる。これにより、上記した大当りにおける無駄時間中において、遊技者によるいわゆる遊技球の打ち止め、をさせることを抑制させることができるようになる。また、上記した報知作動ゲート72に対して遊技球をうまく通過させるためには、遊技者の慣れや技量をも要することから、遊技性の向上も図られることとなる。
なお、以上説明した本実施の形態においては、ラウンド間における報知作動ゲート72の遊技球通過を契機として、表示制御手段65によって図柄表示装置35に確変情報に関する映像データを演出表示させるとして説明を行ったが、演出制御手段64によって放音装置12を放音駆動させたり、演出用照明装置8,11を発光駆動させたりすることで、当該大当りが確率変動当たりである確変情報を報知させるようにしてよいことはもちろんである。
以上説明したように、本実施形態によれば、パチンコ機1が、大当り遊技中に開閉動作される開閉扉73を有するアタッカー5と、大当り遊技中に遊技領域3aに打ち出された遊技球を検知する報知作動ゲート72と、上記報知作動ゲート72の検知によって図柄表示装置35に確変情報の表示演出を行う遊技制御手段59とを備えている。この報知作動ゲート72は、アタッカー5における開閉扉73が開放状態とされた際に閉鎖状態となり、上記開閉扉73が閉鎖状態とされた際に開放状態となる。これにより、一般的に遊技性が低減しがちな、大当り遊技中におけるアタッカー5の閉鎖状態にあって、遊技者に報知作動ゲート72に遊技球を通過させるような遊技介入をさせることで、図柄表示装置35に当該大当りの確変情報を演出表示させることができるようになる。これにより、大当り遊技中におけるアタッカー5の閉鎖状態などといったラウンド間、いわゆる無駄時間にあっても、遊技者の遊技意欲を減退させることなく、その集中力や関心を途切ることなく維持させることができるようになる。また、大当り遊技中のラウンド間にあっても、遊技者の遊技意欲を減退させず、遊技者に積極的な遊技動作をとらせる仕組みが形成されることによって、いわゆる一般的に言われる遊技球の打ち止めを抑制させることができるようになる。
また、開閉扉73が、アタッカー5の閉鎖状態において、遊技領域3aの表面と面一となるように該アタッカー5の前面側を覆う一般的な板形状の部材からなっており、アタッカー5の開放状態においては、上記板形状の開閉扉73が遊技領域3aから突出して通過孔72aを覆うことによって報知作動ゲート72を閉鎖状態にしてなるので、略々板形状を呈した開閉扉73を有する一般的なアタッカー5を用いることによって、大当り遊技中におけるアタッカー5の閉鎖状態、つまりラウンド間であっても、遊技者に動作介入させることによって、図柄表示装置35に当該大当りの確変情報を演出表示させるといったパチンコ機1を実現させることができるようになる。
また、報知作動ゲート73が、本実施の形態で説明した磁気式センサや、他の光学式センサ等からなる近接センサを備えてなるので、一般的なパチンコ機で遊技球の通過検知を行う際に用いられる磁気式や光学式等のセンサを用いることによって、大当り遊技中におけるアタッカー5の閉鎖状態であっても、遊技者に動作介入させることによって、図柄表示装置35に当該大当りの確変情報を演出表示させるといったパチンコ機1を実現させることができるようになる。
以上、本発明をその好適な実施の形態に基づいて説明したが、本発明の遊技機は、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施した遊技機も、本発明の範囲に含まれる。
本発明に係る実施形態におけるパチンコ機の外部構造を示す正面図である。 アタッカー近傍を拡大したものであり、(a)はアタッカーの開放状態を示す概略斜視図、(b)はアタッカーの閉鎖状態を示す概略斜視図である。 本パチンコ機の背面構造を示す背面図である。 本パチンコ機の制御系を示すブロック図である。 本パチンコ機の作用を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1:遊技機(パチンコ機)
3a:遊技領域
5:大入賞口(アタッカー)
59:制御部(遊技制御手段)
72:遊技球検知部(報知作動ゲート)
72a:所定領域(通過孔)
73:切替え部材(開閉扉)
Ba:遊技球

Claims (3)

  1. 大当たり確定に伴った賞球を得るための入賞が行われる大入賞口を遊技領域に備え、該遊技領域に遊技球を打ち出すことで遊技し、該遊技に伴う所定の演出を施す遊技機において、
    前記遊技領域に配設され、前記大当り中に前記遊技領域に打ち出された遊技球が所定領域を通過した際の検知を行う遊技球検知部と、
    前記大当り中に、前記大入賞口を入賞可能な開放状態と入賞不能な閉鎖状態とに移行させる態様と、前記遊技球検知部の前記所定領域を遊技球が通過可能な開放状態と通過不能な閉鎖状態とに移行させる態様とを、それぞれ周期的に切り替える切替え部材と、
    前記遊技球検知部による遊技球の検知に基づき、前記所定の演出の実施を制御する制御部と、を備え、
    前記遊技球検知部は、前記切替え部材が前記大入賞口を前記開放状態にした際に前記閉鎖状態にされ、該切替え部材が該大入賞口を前記閉鎖状態にした際に前記開放状態にされてなる、
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記切替え部材は、前記大入賞口の前記閉鎖状態において、前記遊技領域の表面と面一となるように該大入賞口の前面側を覆う板状部材からなり、前記大入賞口の前記開放状態においては、前記板状部材が前記遊技領域から突出して前記所定領域を覆うことにより前記遊技球検知部を該検知部の前記閉鎖状態にしてなる、
    請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記遊技球検知部は、磁気式又は光学式センサからなる近接センサを備えてなる、
    請求項1又は2に記載の遊技機。
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