JP4434635B2 - 自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造 - Google Patents

自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動二輪車には、差し込まれるキーによって車両の電源をオンオフ制御するキーシリンダが備えられているが、このキーシリンダの従来の配置構造例として、車体フレームを構成するメインフレームに取り付けられたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】
実公平6−38785号公報(第2頁、第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前記公報に開示された自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造例では、キーシリンダは、ヘッドパイプから左右後方へ延びるメインフレームの片側にガイド筒を介して取り付けられている。一方、近年では、盗難防止用として、キーに内蔵されたトランスポンダとの間で認証を行う機能を有するキーシリンダが開発され、実用化されつつある。したがって、それら双方を勘案すれば、キーに内蔵されたトランスポンダとの間で認証を行う機能を有するキーシリンダを、車体フレームのメインフレームに取り付けられることが考えられる。
【0005】
しかしながら、このような構成の場合、次のような問題がある。
通常、自動二輪車のメインフレームは幅狭に形成されているため、キーシリンダの取付自由度に制限を受ける。また、メインフレームはエンジンの近傍に位置するから、キーシリンダは必然的にエンジンの近傍に配されることとなり、エンジンからの熱の影響、並びにノイズの影響を受け易い。
【0006】
前記事情に鑑みてなされたもので、本発明の目的とするところは、キーシリンダの取付自由度が高く、しかもエンジンから熱の影響並びにノイズの影響を受けにくい、自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、請求項1記載の自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造は、車両の電源をオンオフ制御するキーシリンダを車体フレームに配置した自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造であって、前記キーシリンダが、駆動輪を支持するピボットプレートであって運転者が着座するメインシートより前方に設けられるとともに、該キーシリンダに挿入されるキーに内蔵されたトランスポンダとの間で認証のための無線通信を行うアンテナを備え、前記ピボットプレートには他の部分より一段車体中心側に下がる凹部が設けられ、この凹部に車体左右方向に貫通する孔が形成され、この孔に前記キーシリンダが挿入されるとともに、前記アンテナは、前記ピボットプレートの凹部の外面より突出して設けられたことを特徴としている。
請求項2記載の自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造は、請求項1記載のものにおいて、前記キーシリンダは、前記キーが差し込まれるキーシリンダ本体と、該キーシリンダ本体の先端に外嵌されるとともに該キーシリンダ本体の側面に沿って平行に延び、かつ前記アンテナを有するレシーバユニットとを備え、前記レシーバユニットは、前記ピボットプレートの外面より突出して設けられたことを特徴としている。
【0008】
請求項3記載の自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造は、請求項1または2記載のものにおいて、前記アンテナの内端部は、前記ピボットプレートの外面と同一平面上に配置されたことを特徴としている。
【0009】
請求項記載の自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造は、請求項1〜3のいずれかに記載のものにおいて、前記キーシリンダの周囲はカバーによって覆われ、該カバーは前記アンテナの側面を覆う延出部を有することを特徴としている。
【0010】
請求項記載の自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造は、請求項記載のものにおいて、前記カバーは、前記ピボットプレートの運転者脚部に対向する部分も一体に覆ったことを特徴としている。
【0011】
請求項記載の自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造は、請求項1〜5のいずれかに記載のものにおいて、前記アンテナは、前記トランスポンダの電力を誘起するコイルとして作用することを特徴としている。
【0012】
請求項記載の自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造は、車両の電源をオンオフ制御するキーシリンダを車体フレームに配置した自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造であって、前記キーシリンダが、駆動輪を支持するピボットプレートであって運転者が着座するメインシートより前方に設けられ、前記車体フレームは、ヘッドパイプから後方へ延びるメインフレームと、該メインフレームの後端に取り付けられた側面視略コ字状の前記ピボットプレートとを備え、前記キーシリンダは、前記ピボットプレートの上部かつ前記メインフレームとの接続部近傍に配置されることを特徴としている。
【0014】
この発明によれば、ピボットプレートは、駆動輪を支持するため高い剛性を確保する必要から幅広に形成されており、この幅広のピボットプレートにキーシリンダを設けることから、キーシリンダの取付自由度が高まる。
また、ピボットプレートはエンジンから離れた位置に配されるので、必然的にキーシリンダがエンジンから離れた位置に配されることとなり、その結果、キーシリンダはエンジンの熱の影響を受けにくく、しかも、エンジンの点火プラグからのノイズの影響も受けにくくなる。
また、前述したようにピボットプレートは幅広でありしかも奥行きもあるので、電源等配線系統のキーシリンダに対する保護が良好となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明に係る自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造を図面を参照しつつ以下に説明する。
【0016】
図1は、本発明の実施の形態を示すキーシリンダの配置構造を備える自動二輪車の側面図である。この図に示す自動二輪車1は、いわゆるアメリカンタイプのものであり、車体フレーム2と、車体フレーム2の前端部に回動可能に支持されたリンク式フロントサスペンション3と、このリンク式フロントサスペンション3の上部に設けられたヘッドライト装置4と、リンク式フロントサスペンション3のヘッドライト装置4よりも下側に設けられた左右一対のフロントウインカ5と、リンク式フロントサスペンション3の上端部に取り付けられて車体前部の上部に配置された操舵用のハンドル6とを有している。
【0017】
また、この自動二輪車1は、リンク式フロントサスペンション3に回転自在に支持された前輪7と、前記リンク式フロントサスペンション3に支持されて前輪7の上側を覆うフロントフェンダ8と、車体フレーム2に支持された水平対向型のエンジン9と、車体フレーム2のピボットプレート10によって車体の後部に左右方向に沿う軸線L回りに揺動可能に支持されるリヤスイングアーム部11と、このリヤスイングアーム部11の後端部に回転自在に懸架されるとともにエンジン9の駆動力で回転する駆動輪である後輪12と、車体フレーム2に支持されて後輪12の上側を覆うリヤフェンダ13とを有している。
【0018】
さらに、この自動二輪車1は、車体フレーム2の上部に配置されたティアドロップ型の燃料タンク14と、この燃料タンク14の後方に配置された運転者が着座するメインシート15と、リヤフェンダ13の後部に設けられた左右一対のリヤウインカ16と、リヤフェンダ13の後部中央に設けられたブレーキランプ17と、リヤフェンダ13の後端部に設けられたライセンスプレート18とを有している。
【0019】
車体フレーム2は、図2,図3に示すように、ヘッドパイプ20から左右に分かれて斜め下後方へ延びるメインフレーム21と、メインフレーム21の後端に取り付けられた側面視略コ字状の前記ピボットプレート10と、ピボットプレート10の後端上部から後方に延びるシートレール22と、ピボットプレート22の後端下部から斜め上後方に延びてシートレール22に連結される補強パイプ23を備える。なお、図2において符合24はエアークリーナを示し、このエアークリーナ24は、コーンチューブ25およびこのコーンチューブ25につながるスロットルボディ26を介して前記エンジン9に接続される。また、符合27は空冷式の交流発電機を示す。ここで、ヘッドパイプ20、メインフレーム21、およびピボットプレート10等の車体フレーム2は、例えばアルミニウムや鋼等の金属材料によって作られる。
【0020】
図4にも示すように、車体フレーム2を構成する前記ピボットプレート10の前端上部には、ピボットプレート10の他の部分より一段下がる(車体中心側に下がる)凹部10aが設けられ、この凹部10aには車体の左右方向に貫通する孔10aaが形成されている。孔10aaにはキーシリンダ30が、ピボットプレート10の裏側(内側)から挿入されて、その一部がピボットプレート10の外面より突出するように取り付けられている。
【0021】
前記キーシリンダ30は、差し込まれるキー31を介して車両の電源をオンオフ制御するキーシリンダ本体32と、一部がキーシリンダ本体32の先端に外嵌されるとともにキーシリンダ本体32の側面に沿って平行に延び、キーシリンダ本体32に差し込まれるキー31に内蔵されたトランスポンダ33との間で認証のための無線通信を行うアンテナ34を有するレシーバユニット35と、キーシリンダ本体32の後端(図4で言う右端)を支持し、ピボットプレート10の裏側所定位置にビス止めされて、キーシリンダ本体32およびレシーバユニット35を所定位置に固定する取付プレート36とからなっている。また、キーシリンダ30はキー31とともに後述するイグニッションスイッチ装置50を構成する。
【0022】
レシーバユニット35は、図5に示すように、キーシリンダ本体32の先端に外嵌されるとともにキーシリンダ本体32の側面に沿って平行に延びるボディケース37内には前記アンテナ34が組み込まれている。前記アンテナは、キー31に内蔵されたトランスポンダ33との間で認証のための無線通信を行うほか、トランスポンダ33の電力を誘起するコイルとしても作用するものである。すなわち、アンテナ34は、キー31に対して例えばIDコードの照合のための送受信を行うのに止まらず、キー31のトランスポンダ33への発電用としての機能も果たすものである。
【0023】
また、キーシリンダ30が取付プレート36等を介してピボットプレート10に対して正規の位置に取り付けられたとき、図4に示すように、アンテナ34がピボットプレート10の凹部10aの外面Saより外方へ突出するように、しかも、アンテナ34の内端部34aがピボットプレート10の凹部の外面Saと同一平面上に配されるように位置決めされる。また、キーシリンダ30がピボットプレート10に対して正規の位置に取り付けられたとき、キーシリンダ30の頭部が、ピボットプレート10の凹部10aとは異なる他の外面Sbと同程度かあるいは外面Sbより凹んだ位置に配されるように位置決めされる。
なお、図5において符合38はサークリップ、39は端子、40は配線用コードを覆うチューブである。
【0024】
図4において符合41はキーシリンダ30の周囲を覆うカバーである。このカバー41は、例えば、合成樹脂製のものであって、ピボットプレート10の運転者脚部に対向する部分、具体的にはピボットプレート10の上半部側面を一体に覆うものである。カバー41は、キーシリンダ30の頭部が露出するように、一部に開口部42が形成されている。開口部42の近傍は、開口部42に沿って凹むように円錐状の凹部43が形成され、かつ、開口部42の縁部には、アンテナ34の側面を覆うように円筒状の延出部44が設けられている。
【0025】
図6を参照しながら、前記キーシリンダ30とキー31からなるイグニッションスイッチ装置50およびエンジン制御ユニット51に組み込まれたイモビユニット等からなるロックシステムについて説明する。
【0026】
エンジン制御ユニット51には、前記キー31に内蔵されたトランスポンダ33から送信される情報を基に、キー31がその車両固有のものであるかどうかを判別する公知のイモビユニットが組み込まれている。また、ハンドル6の近傍にはハンドル6をロックするためのロックユニット52が設けられている。このロックユニット52は、ロックレバー53が回転されるのに伴いロックワイヤ54を介してプーリ55がロック方向(図6において時計方向)へ回転され、このプーリ55のロック方向への回転に伴い、プーリ55に接続されたロックピン56を進出操作させてハンドル6をロック状態にさせる。また、ロックユニット52にはソレノイド57が組み込まれていて、ロックユニット52がロック状態にあるとき、この組み込まれたソレノイド57が励磁されると、カム機構58によるプーリへの係止が解除されて、プーリ55がアンロック方向(図6において反時計方向)へ回転され、これにより、ロックピン56を退入操作させてハンドル6のロックを解除するようになっている。
なお、プーリ55は図示せぬばねによってアンロック方向へ常時付勢されており、ロック状態にあるときには、カム機構58により、ばねの付勢力に抗してこのロック状態が保持されるようになっている。
【0027】
ロックユニット52のソレノイド57は、接点の一側がバッテリー電源に接続されるとともに、接点の他側がエンジン制御ユニット51に接続されている。また、ロックユニット52には、プーリ55の回転状況から当該ロックユニット52がロック状態にあるかアンロック状態にあるかを検知するリミットスイッチ59が設けられている。リミットスイッチ59は、接点の一側がバッテリー電源に接続されるとともに、接点の他側がエンジン制御ユニット51に接続されている。
【0028】
また、60はスタータインヒビットリレーであり、そのコイル60aは、接点の一側がバッテリー電源に接続されるとともに接点の他側がエンジン制御ユニット51に接続されている。また、スタータスイッチ61は、接点の一側がスタータインヒビットリレー60のスイッチ60bを介してバッテリ電源に接続されるととともに、接点の他側がスタータマグネットコイル62を介してクラッチスイッチに接続されている。
また、エンジン制御ユニット51に接続されたメータ63にはインジケータ64が接続され、このインジケータ64によってロックユニット52がロック状態か否か、またイグニッションスイッチ装置50によって車両の電源がオンになっているか否か等が表示されるようになっている。
【0029】
次に、前記構成の自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造の作用について説明する。
まず、図6に示すロックシステムの動きについて簡単に説明すると、運転者は、運転終了後、車両から離れる際に、ロックレバー53を回転操作する。これに伴い、ロックワイヤ54を介してプーリ55がロック方向へ回転され、このプーリ55の回転に伴いロックピン56が進出して、ハンドル6をロック状態にさせる。
【0030】
このように車両がロック状態にあるとき、運転者が車両を運転しようとする場合には、まず、イグニッションスイッチ装置50のキー31をキーシリンダ30に差し込み、この差し込んだキー31を運転位置まで回転させる。すると、電源部にバッテリが接続され、エンジン制御ユニット51に組み込まれたイモビユニットが作動する。すなわち、イモビユニットで所定の送信データが生成され、この送信データがレシーバユニット35のアンテナ34を介してトランスポンダ33に無線送信される。これに伴い、トランスパンダ33内では認証キーが生成され、この生成された認証キーはアンテナ34を介してイモビユニットへ送信される。イモビユニットでは、認証キーが予めイモビユニットに記憶された認証コードと一致するかどうか判別する。すなわち、この判別により前記キー31が車両特有のものであるか判断する。
【0031】
そして、この判断によりキー31が車両特有のものであると判断したときには、エンジン制御ユニット51からソレノイド57へ信号が送られて、ソレノイド57を励磁し、カム機構58によるプーリ55の係止を解除し、プーリ55が図示せぬばねの付勢力によってアンロック方向へ回転し、ロックユニット52によるハンドルロック状態を解除する。このようにロックユニット52がアンロック状態になった旨は、リミットスイッチ59を介してエンジン制御ユニット51へ信号の形で送られる。
【0032】
前記リミットスイッチ59によりロックユニット52がアンロック状態になったことを検知すると、前記エンジン制御ユニット51からは、スタータインヒビットリレー60のコイル60aの他側を接地し、該リレー60のスイッチ60bをオンにする。つまり、スタータスイッチ61をオン操作すれば、エンジン9の始動が可能な状態となる。
一方、前記イモビユニットにより、認証キーが予めイモビユニットに記憶された認証コードと一致しないと判別したとき、すなわち、前記キー31が車両特有のものでないと判断した場合には、エンジン制御ユニット51からはソレノイド57を励磁させる信号が発することなく、かつ、スタータインヒビットリレーのコイル60aを励磁させるような信号も発することはない。
【0033】
このようにロックユニット52がロック状態にあるかどうか、イグニッションスイッチ装置50によって車両の電源がオンになっているかどうか、あるいはスタータインヒビットリレースイッチ60bがオンになっているかどうかはインジケータ64により表示される。
【0034】
上述したキーシリンダの配置構造では、キーシリンダ30をピボットプレート10に設けているが、ピボットプレート10は、リヤスイングアーム部11を介して駆動輪である後輪12を支持するため、高い剛性を確保する必要から幅広に形成されている。このように幅広のピボットプレート10にキーシリンダ30を設けていることから、キーシリンダ30の取付自由度は、従来のメインフレーム21に設ける場合に比べて高まる。
【0035】
また、ピボットプレート10はエンジン9特に温度が最も高くなるシリンダヘッド9aから離れた位置に配されるので、必然的にキーシリンダ30もエンジン9から離れた位置に配されることとなる。その結果、キーシリンダ30はエンジン9の熱の影響を受けにくく、しかも、エンジン9の点火プラグからのノイズの影響も受けにくくなる。加えて、前述したようにピボットプレート10は幅広でありしかも奥行きもあるので、電源等配線系統のキーシリンダ30に対する保護が良好となる。
【0036】
また、キーシリンダ30のアンテナ34は、ピボットプレート10の凹部10aの外面Saより外方へ突出して設けられているので、アンテナ34からの磁束あるいはトランスポンダ33からの磁束が金属製のピボットプレート10によって遮られることがなく、その結果、キーシリンダ30とキー31との間の良好な通信状態が確保される。
【0037】
また、キーシリンダ30のアンテナ34は、その内端部34aが、ピボットプレート10の凹部の外面Saと同一平面上に配置されているので、アンテナ34のピボットプレート10の外面Saからの突出量Mを最小限に止めることができ、このため、キー31との間の良好な通信状態を確保しつつ、キーシリンダ30自体の大型化を避けることとを同時に満足させることができる。加えて、キーシリンダ30のピボットプレート10の凹部10aの外面Saからの突出量Mを最小限に止めることができる。
【0038】
また、キーシリンダ30のアンテナ34の側部が、キーシリンダ30の周囲を覆うカバー41の延出部44によって覆われているので、アンテナ34を十分に保護することができる。
【0039】
また、前記カバー41は、キーシリンダ30の周囲を覆うと同時にピボットプレート10の運転者脚部に対向する部分も一体に覆っているので、運転者の脚部がピボットプレート10に当たることなく、カバー41に対し直接当たることとなる。
なお、カバー41は、ピボットプレート10ほど強度が要求されず、通常樹脂等の剛性の低い柔軟性材料から製作される。
【0040】
また、キーシリンダ30のアンテナ34は、キー31のトランスポンダ33との間で例えばIDコードの照合のための送受信を行うのに止まらず、トランスポンダ33の電力を誘起するコイルとして作用するため、つまり、IDコードの照合のための送受信を行うのに止まらず、キー31のトランスポンダ33への発電用としての機能も果たすため、送受信用と発電用とそれぞれ専用の部品を設ける場合に比べて、部品点数の削減が図れ、かつローコスト化も図れる。
【0041】
加えて、この実施形態は、ピボットプレート10の前端上部に、ピボットプレート10の他の部分より一段下がる凹部10aを設け、この凹部10aにキーシリンダ30を孔10aa内に挿入した状態で配置しており、キーシリンダ30の頭部が、ピボットプレート10凹部10aとは異なる他の外面Sbと同程度かあるいは外面Sbより凹んだ位置に配されるため、この点においても、キーシリンダ30のアンテナ34を保護することができる。
【0042】
なお、前記実施の形態はあくまで本発明の例示であり、必要に応じて発明の主旨を逸脱しない範囲で適宜設計変更可能である。
例えば、前述した実施の形態では、車体フレーム2のピボットプレート10にキーシリンダ30を設けているが、これに限られることなく、キーシリンダ30を、シートレール21や補強パイプ23等、エンジン9の後端と後輪12を支持する後輪軸12aとの間でかつメインシート21の下方の領域内に位置する車体フレーム2上に設けても良い。
また、前記実施の形態では、イグニッションスイッチ装置50として、イモビユニットとともに盗難防止用のロックシステムを構成する形式のものを例に挙げて説明しているが、これに限られることなく、車両のオンオフ操作のみを行う通常のイグニッションスイッチ装置のキーシリンダを配置する場合にも本発明は適用可能である。
【0043】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば以下の効果を奏する。
請求項1,4,7記載の自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造によれば、ピボットプレートは、駆動輪を支持するため高い剛性を確保する必要から幅広に形成されており、この幅広のピボットプレートにキーシリンダを設けることから、キーシリンダの取付自由度が高まる。
ピボットプレートはエンジンから離れた位置に配されるので、必然的にキーシリンダがエンジンから離れた位置に配されることとなり、その結果、キーシリンダはエンジンの熱の影響を受けにくく、しかも、エンジンの点火プラグからのノイズの影響も受けにくくなる。
また、前述したようにピボットプレートは幅広でありしかも奥行きもあるので、電源等配線系統のキーシリンダに対する保護が良好となる。
また、請求項1,4に記載の自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造においては、アンテナがピボットプレートの外面より突出しているので、キーとの通信状態が良好になる。ちなみに、ピボットプレートは、通常アルミニウムや鋼等の金属により製作され、仮に、このような金属製のピボットプレートの内側にアンテナが配置された場合、アンテナからの磁束がピボットプレートによって遮られることとなり、キーシリンダとキーとの間の良好な通信状態が得られなくなる。
【0045】
請求項記載の自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造によれば、アンテナをピボットプレートの外面から突出して配置させつつその突出量を最小限に止めることができる。このため、キーに対して必要な磁束を供給することと、キーシリンダ自体の大型化を避けることとを同時に満足させることができ、加えて、キーシリンダのピボットプレートの外面からの突出量を最小限に止めることができる。
【0046】
請求項記載の自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造によれば、アンテナの側部がカバーの延出部によって覆われるので、アンテナを保護できる。
【0047】
請求項記載の自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造によれば、運転者の脚部がピボットプレートに当たることなく、ピボットプレートを覆っているカバーに対し直接当たることとなる。なお、カバーは、ピボットプレートほど強度が要求されず、通常、樹脂等の剛性の低い柔軟性材料から製作される。
【0048】
請求項記載の自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造によれば、アンテナは、キーに対して例えばIDコードの照合のための送受信を行うのに止まらず、キーのトランスポンダへの発電用としての機能も果たす。したがって、送受信用と発電用とそれぞれ専用の部品を設ける場合に比べて、部品点数の削減が図れ、かつローコスト化も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態を示すキーシリンダの配置構造を備える自動二輪車の側面図である。
【図2】 同自動二輪車におけるエンジン、車体フレーム、メインシート等の配置を示す側面図である。
【図3】 同自動二輪車におけるメインフレームおよびピボットプレートの関係を示す斜視図である。
【図4】 同自動二輪車におけるイグニッションスイッチおよびその近傍の配置関係を示す断面図である。
【図5】 同自動二輪車におけるキーシリンダのレシーバユニットを示す一部を断面した側面図である。
【図6】 同自動二輪車におけるイグニッションスイッチ装置およびイモビユニット等からなるロックシステムを説明する構成図である。
【符号の説明】
1…自動二輪車、 2…車体フレーム、
9…エンジン、 10…ピボットプレート
12…後輪(駆動輪) 30…キーシリンダ、
31…キー、 33…トランスポンダ
34…アンテナ 34a…アンテナの内端部、
41…カバー、 42…開口部、
44…延出部、 Sa…ピボットプレートの凹部の外面
50…エンジン制御ユニット 51…ロックユニット、

Claims (7)

  1. 車両の電源をオンオフ制御するキーシリンダを車体フレームに配置した自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造であって、
    前記キーシリンダが、駆動輪を支持するピボットプレートであって運転者が着座するメインシートより前方に設けられるとともに、該キーシリンダに挿入されるキーに内蔵されたトランスポンダとの間で認証のための無線通信を行うアンテナを備え、
    前記ピボットプレートには他の部分より一段車体中心側に下がる凹部が設けられ、この凹部に車体左右方向に貫通する孔が形成され、この孔に前記キーシリンダが挿入されるとともに、前記アンテナは、前記ピボットプレートの凹部の外面より突出して設けられたことを特徴とする自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造。
  2. 前記キーシリンダは、前記キーが差し込まれるキーシリンダ本体と、該キーシリンダ本体の先端に外嵌されるとともに該キーシリンダ本体の側面に沿って平行に延び、かつ前記アンテナを有するレシーバユニットとを備え、前記レシーバユニットは、前記ピボットプレートの外面より突出して設けられたことを特徴とする請求項記載の自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造。
  3. 前記アンテナの内端部は、前記ピボットプレートの外面と同一平面上に配置されたことを特徴とする請求項1または2記載の自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造。
  4. 前記キーシリンダの周囲はカバーによって覆われ、該カバーは前記アンテナの側面を覆う延出部を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造。
  5. 前記カバーは、前記ピボットプレートの運転者脚部に対向する部分も一体に覆ったことを特徴とする請求項記載の自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造。
  6. 前記アンテナは、前記トランスポンダの電力を誘起するコイルとして作用することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造。
  7. 車両の電源をオンオフ制御するキーシリンダを車体フレームに配置した自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造であって、
    前記キーシリンダが、駆動輪を支持するピボットプレートであって運転者が着座するメインシートより前方に設けられ、前記車体フレームは、ヘッドパイプから後方へ延びるメインフレームと、該メインフレームの後端に取り付けられた側面視略コ字状の前記ピボットプレートとを備え、前記キーシリンダは、前記ピボットプレートの上部かつ前記メインフレームとの接続部近傍に配置されることを特徴とする自動二輪車におけるキーシリンダの配置構造。
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