JP4432767B2 - 換気装置 - Google Patents

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本願発明は、対面キッチンに設置される換気装置に関するものである。
調理時に調理機器の使用により発生する煙、水蒸気等をレンジフードで捕集し切れずにウォールキャビネットや壁面側に漏出するのを防止するために、ウォールキャビネットに煙捕集用疑似キャビネットを形成する箱体をレンジフードに隣接させて組み込み、箱体の底面側に開口させて形成した収納空間に煙捕集用ファンを収納して組み込むとともに、煙捕集用ファンが収納された収納空間を排気口を介してレンジフードに連通させたものが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開平11−127992号公報
しかしながら、図5に示した対面キッチンについては、特許文献1に記載されたような配慮がなされておらず、調理機器1の使用により発生する煙、水蒸気等の全てを、換気装置2に備えたレンジフード3を通じて外部に排出することはできず、一部が、キッチン4側からリビング・ダイニング5側へと漏出することが防げなかった。
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、対面キッチンにおいて、調理時に発生する煙、水蒸気等がリビング・ダイニング側に流れ出るのを防止することのできる換気装置を提供することを課題としている。
本願発明は、上記の課題を解決するために、第1には、対面キッチンに設置される換気装置であって、補助送風機を備え、レンジフードに隣接して第1の通風部材が配設され、第2の通風部材が第1の通風部材に連設され、第1の通風部材は内部に第1の通風路を有し、下端に複数の吹出し口が形成され、第2の通風部材は、第1の通風路に連通する第2の連通路を有し、第2の通風部材では、複数の吹出し口がキッチン側に上下に並んで形成され、複数の吹出し口はレンジフードより下方に位置し、補助送風機の運転により、空気が、第1の通風部材の吹出し口から下方に吹き出すとともに、第2の通風部材では、その吹出し口より、リビング・ダイニング側からキッチン側に向かって空気が吹き出すことを特徴としている。
本願発明は、第2には、調理機器の使用により発生する煙、水蒸気等をレンジフードを通じて外部へ吸い出す本体送風機の運転に連動して補助送風機が運転されることを特徴としている。
本願発明は、第3には、本体送風機の運転と補助送風機の運転の連動および解除がスイッチにより切り換えられることを特徴としている。
本願発明の第1の換気装置によれば、第1の通風部材の下端に形成された吹出し口から下方に吹き出す空気がレンジフードに吸い込まれるように流れるため、調理時に発生する煙、水蒸気等がレンジフードに吸い込まれ、リビング・ダイニング側に漏出するのが防止される。また、第2の通風部材に形成された吹出し口からキッチン側に吹き出す空気もレンジフードに吸い込まれるように流れるので、リビング・ダイニング側への煙、水蒸気等の漏出がより一層防止される。
本願発明の第2の換気装置によれば、本体送風機の運転と補助送風機の運転が連動し、運転操作が簡便となる。
本願発明の第3の換気装置によれば、補助送風機を必要なときに運転させることができ、補助送風機を運転させるまでもないときは停止させることができる。
図1は、本願発明の換気装置の参考例を示した斜視図である。
換気装置2は、対面キッチンに設けられた調理器具の上方に設置される。この換気装置2は、レンジフード3を備え、調理時に調理機器の使用により発生する煙、水蒸気等をレンジフード3を通じて外部に排出する。このような排気のために、換気装置2は本体送風機を備えている(図1図中での図示は省略している)。
換気装置2は、また、補助送風機6を備えてもいる。補助送風機6は、その運転により、たとえば換気装置2の上幕板7に横列させて形成することのできる複数のスリット状の給気口8を通じてキッチン4側の空気を換気装置2の内部に導入する。
換気装置2には、レンジフード3の側方に隣接して通風部材9が設けられている。通風部材9は、図2に示したように、内部に通風路10を有しており、補助送風機6の運転により導入された空気が流入することができるようになっている。通風路10は、たとえば図2に示したように、上端部から下端部に向かって細長状にのび、下端部において平面視三角形状に広がったものとすることができる。通風部材9の下端には、複数のスリット状の吹出し口11が形成されていて、リビング・ダイニング5側からキッチン4側に向かって並んでいる。通風部材9の内部の通風路10に流入した空気は、図1図中に示した矢印方向にように、吹出し口11から下方に吹き出すようになっている。
換気装置2において、本体送風機を運転させた状態で補助送風機6を運転させると、図1図中に示した矢印のように、吹出し口11から下方に吹き出した空気は、本体送風機の運転による空気流に誘引され、レンジフード3側に吸い込まれ、側方から内部に向かう空気流が形成する。したがって、調理時に調理機器の使用により発生する煙、水蒸気等は、レンジフード3に向かって吸い込まれる。一部のリビング・ダイニング5側に流れようとする煙、水蒸気等は、通風部材9の吹出し口11から下方に吹き出す空気流がレンジフード3に誘引されることから、この空気流に乗ってレンジフード3へと吸い込まれる。対面キチンにおいて、調理時に発生する煙、水蒸気等が、リビング・ダイニング5側に漏出するのが防止される。複雑なダクトを配管せずに、煙、水蒸気等の排出を実現することができる。
補助送風機6の運転は、換気装置2の本体送風機の運転に連動させることができ、運転操作を簡便なものとすることができる。また、補助送風機6の運転は、必要なときに本体送風機と連動させるように、切換スイッチ12を通風部材9の正面に配設することができる。煙、水蒸気等が多量に発生する場合に補助送風機6を運転させ、少量の場合には補助送風機6を停止させることができる。
図3は、通風部材の別の形態を示した斜視図である。
図3に示した通風部材9では、複数のスリット状の吹出し口11が形成された下端が、キッチン4側からリビング・ダイニング5側に向かって斜め下方に傾斜している。
図4は、通風部材の別の形態として、本願発明の換気装置の一実施形態を示した斜視図である。
下端に複数のスリット状の吹出し口13が形成された第1の通風部材14に第2の通風部材15が連設されている。第1の通風部材14がキッチン4側に、第2の通風部材15がリビング・ダイニング5側に配置され、第2の通風部材15は、第1の通風部材14よりも縦長の部材とされている。
第1の通風部材14の内部に形成された第1の通風路16には、第2の通風部材15側に連通口17が形成されており、第2の通風部材15で縦にのびる第2の通風路18が、連通口17において第1の通風路16と連通している。第2の通風部材15において、第2の通風路18はキッチン4側に配置され、第1の通風部材14より下側に位置するキッチン4側の面に、スリット状の複数の吹出し口19が上下に形成されている。
図4に示した通風部材では、第1の通風部材14において吹出し口13から下方に空気が吹き出すとともに、第2の通風部材15においては吹出し口19からキッチン4側に向かって空気が吹き出す。いずれの空気流も換気装置2の本体送風機の運転によりレンジフード3側に誘引される。このため、調理時にキッチン4側からリビング・ダイニング5側へ漏出しようとする煙、水蒸気等は、より一層レンジフード3側に吸い込まれることとなる。
なお、図4に示した通風部材において、吹出し口13、19から吹き出す空気の量は、吹出し口13の方が多く、このため、吹出し口13、19から吹き出す空気が衝突し、乱流が発生することはない。
本願発明の換気装置の参考例を示した斜視図である。 通風部材の一形態を示した斜視図である。 通風部材の別の形態を示した斜視図である。 通風部材の別の形態として、本願発明の換気装置の一実施形態を示した斜視図である。 対面キッチンを換気装置とともに示した斜視図である。
符号の説明
2 換気装置
3 レンジフード
4 キッチン
5 リビング・ダイニング
6 補助送風機
7 上幕板
8 給気口
9 通風部材
10 通風路
11 吹出し口
12 切換スイッチ
13 吹出し口
14 第1の通風部材
15 第2の通風部材
16 第1の通風路
17 連通口
18 第2の通風路
19 吹出し口

Claims (3)

  1. 対面キッチンに設置される換気装置であって、補助送風機を備え、レンジフードに隣接して第1の通風部材が配設され、第2の通風部材が第1の通風部材に連設され、第1の通風部材は内部に第1の通風路を有し、下端に複数の吹出し口が形成され、第2の通風部材は、第1の通風路に連通する第2の連通路を有し、第2の通風部材では、複数の吹出し口がキッチン側に上下に並んで形成され、複数の吹出し口はレンジフードより下方に位置し、補助送風機の運転により、空気が、第1の通風部材の吹出し口から下方に吹き出すとともに、第2の通風部材では、その吹出し口より、リビング・ダイニング側からキッチン側に向かって空気が吹き出すことを徴とする換気装置。
  2. 調理機器の使用により発生する煙、水蒸気等をレンジフードを通じて外部へ吸い出す本体送風機の運転に連動して補助送風機が運転されることを特徴とする請求項1記載の換気装置。
  3. 本体送風機の運転と補助送風機の運転の連動および解除がスイッチにより切り換えられることを特徴とする請求項2記載の換気装置。
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