JP4431584B2 - 持ち手を備えた吸収性物品 - Google Patents

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Description

本発明は、着用者が物品を容易に適用し且つ取り外す助けとなる持ち手を含む、おむつ、トレーニングパンツ、成人用失禁物品、女性用衛生物品などの使い捨て吸収性物品を対象とする。
締結具を備えた使い捨ておむつ、プルオンおむつ、トレーニングパンツ、生理用ナプキン、パンティライナー、失禁用ブリーフなどの吸収性物品は、尿及び他の排泄物を受けて収容する効果を提供することが、以前から知られている。排出物を有効に収容するために、物品は、着用者の腰部及び脚部の周りにぴったり適合しなければならない。従来のおむつは、一般に、締結手段によって解放可能に接続された前側腰部と後側腰部を有する。従来のおむつは、通常、介護人によって、仰向けになった着用者に対して適用される。そのようなおむつは、介護人が容易に適用できるが、着用者が自身で適用することはできない。
使い捨てプルオン肌着は、部分的には、自身で適用し又は取り外すことの問題に対処するために開発された。プルオン肌着は、有効に排出物を収容すると同時に、自身で適用し又は取り外すことができる。そのような衣類は、腰部開口、2つの脚部開口、並びに予め接合されて衣類の前側部分と後側部分を接続している一対のサイドシームを包含する。こうした衣類のシャーシは、液体透過性の身体側ライナー、液体不透過性の外側カバー、及びそれらの間の吸収性コアを含む。プルオン肌着の追加の効果は、従来のおむつの使用期間と十分に排泄しつけを行う期間との間の、中間物として役立つという点である。プルオン肌着は、小児が、使い捨ておむつをやめてその代わりに下着型の衣類に移行できる年齢に達した時に、使用することを意図している。プルオン肌着は、介護人から自立しようとしている幼児にとっての重要な転機をもたらす。しかしながら、好適なプルオン肌着は、排泄物の漏れを防ぐ一方で、尚も液体及び固体の吸収性を提供しなければならない。従来のおむつの代わりとしての目的を達成するために、プルオン肌着は、小児が、親の助けを借りずに上げ下げできるものでなければならない。
残念なことに、現在のプルオン肌着は、小児が適用することを念頭において設計されていない。プルオン肌着は、包装された製品のスペースを最小限にして、保管及び配送費用を最適にするために、圧縮された形態で包装されている。圧縮された状態のプルオン肌着は、適用前に広げて膨らませなければならない。この圧縮は、物品がぴったり適合して排泄物を収容できるようにする、エラストマー材を包含することによって、更に増幅される。エラストマー材を包含することで、適用前に物品を膨らませることが必要である。しかしながら、排泄しつけ中の幼児は、プルオン肌着を着用前に十分に膨らませる器用さ、力、又は調整力を持っていない。結果として、幼児はプルオン肌着を開いて適用することができないので、プルオン肌着は役に立たない。その影響として、小児は、親の助けを借りずにプルオン肌着を上げ下げすることができない。小児がプルオン肌着を開けたとしても、不適当に適用されて、着用者の身体にぴったり当てられず、排泄物を受け入れるのには不適切に配置されることがあり得る。
現在のプルオン肌着の設計の更に不足な点は、幼児の手に最適な把持点が設けられていないことである。親は、親指と他の指の間にトレーニングパンツを挟み、パンツを小児の臀部の上に引張り上げることによって、小児にトレーニングパンツを適用するのに十分な、指の力を有している。しかしながら、幼児は、パンツを把持して自身の臀部の上に引張り上げる、そのような指の器用さ、力、又は調整力を持っていない。プルオン肌着を自身で適用しようとする場合、幼児は、パンツを適用することができないか、又は有効な排泄物の吸収及び制御を提供するために、幼児の腰部の上まで十分にパンツが引張り上げられないことが多い。やはり、小児が親の助けなしにプルオン肌着を上げ下げすることができないため、プルオン肌着は役に立たない。
更に、現在のプルオン肌着は、介護人が最終的な調節を行うための把持点を提供していない。この最終的な調節、又は「仕上げ」は、吸収性物品を最後に調節して、確実に適切且つぴったりと適合させることを指す。多くの場合、仕上げは、幼児がプルオン肌着を正しく適用したことを、介護人が確かめることによって行われる。幼児は、プルオン肌着の腰部バンドを臀部の上まで引き上げることが難しい場合が多く、介護人の助けを必要とする。そのような場合、幼児がねじったり束ねたりしたかも知れないプルオン肌着を、介護人が把持することは困難である。更に、部分的に適用されたプルオン肌着を把持することで、擦りむけ、束縛、及び締付けという不快感を幼児に与えることになる場合が多い。
したがって、プルオン肌着を開発する従来の試みの見地から、本発明は、着用者又は介護人のいずれかによる衣類の適用を補助する持ち手を有するプルオン肌着に関する。
上述した問題及び課題に応えて、介護人の助けなしに着用者が適用又は取り外すことができ、且つ介護人による適用を補助する新たな使い捨て吸収性物品が開発されている。本発明は、液体透過性トップシート、トップシートに接合された液体不透過性バックシート、及びトップシートとバックシートの間に挿入された吸収性コアを含むシャーシ、シャーシに隣接して固着された少なくとも1つの側壁、並びに物品を着用者に適用するのを助けるための少なくとも1つの持ち手を含む、使い捨て吸収性物品を対象とする。本発明によって提案される適用の容易さを提供するために、フラップ、タブ、隆起部、別個の把持可能な表面、開口、ループ、及びこれらの組み合わせを包含する持ち手の多様な実施形態が、用いられ、組み合わされてもよい。本発明の別の実施形態は、排泄しつけレジメンを補助するために設計されたキットの使用を伴う。このキットは、トレーニングパンツの形態の上述した吸収性物品と、幼児を適切なトイレの使用に移行させるための、介護人に対する指示とを含む。
本明細書で使用する時、用語「吸収性物品」又は「物品」は、液体を吸収及び/又は収容する着用可能なデバイスを指し、より具体的には、着用者の身体に接して又はそれに近接して配置されて、身体からの様々な排出物を吸収して収容するデバイスを指す。好適な例としては、おむつ、トレーニングパンツ、プルオン肌着、成人用失禁製品、及び生理用ナプキンなどの女性用ケア製品が挙げられる。更に、「吸収性物品」は、10回以内の使用後、好ましくは5回以内の使用後、最も好ましくは1回の使用後に、廃棄され、洗濯又は別の方法で復元はされないことを意図する「使い捨て吸収性物品」を包含する(ただし特定の構成要素は、リサイクル、再使用、又は堆肥化されてもよい)。
本明細書で使用する時、用語「おむつ」は、一般に幼児及び失禁患者によって胴体下部の周囲で着用される吸収性物品を指す。従来のおむつは、一般に、着用者自身によって適用できない。
本明細書で使用する時、用語「プルオン」又は「プルオン肌着」は、幼児及び他の失禁者によって着用され、排泄物を吸収及び収容し、また、着用者の脚を脚部開口に入れ、理想的に適合するところまで物品を引張り上げることによって、着用者の身体に付けられることを特徴とするタイプの吸収性物品を指す。
本明細書で使用する時、用語「トレーニングパンツ」は、排泄しつけレジメンの間、幼児又は他の失禁者によって着用されるタイプのプルオン肌着を指す。
本明細書で使用する時、用語「適用」又は「適用する」は、着用者又は介護人のいずれかによって、吸収性物品を着用者の身に着けさせるプロセスを指す。
本明細書で使用する時、用語「自身による適用」又は「自身で適用する」は、着用者によって吸収性物品を着用者の身に着けさせるプロセスを指す。
本明細書で使用する時、用語「最終的な調節」又は「仕上げ」は、吸収性物品の適用に関連して使用される場合、確実に適切且つぴったりと適合させる(即ち、物品がしわになったり、挟まれたり、裏返しになったり、ねじれたりしていない)、吸収性物品の最終調節を指す。多くの場合、限定はされないものの、仕上げは介護人によって行われる。仕上げは、吸収性物品のベルト領域を、着用者の臀部の上及び着用者の腰部まで引き出すことを包含する。
本明細書で使用する時、用語「長手方向」は、一般に、物品の最大直線寸法、典型的には長手方向軸に平行な方向を意味し、長手方向の45°以内の方向を包含する。
本明細書で使用する時、物品又はその構成要素の「長さ」という用語は、一般に最大直線寸法のサイズ/距離を指し、若しくは、典型的には、長手方向軸、物品、又はその部分のサイズ/距離を指す。
本明細書で使用する時、用語「横方向」又は「横断方向」は、(例えば、物品の大部分及び長手方向軸の同一平面において)長手方向にほぼ直交し、且つ最小直線寸法、典型的には横断方向軸に平行な方向を指す。
本明細書で使用する時、物品又はその構成要素の「幅」という用語は、物品又は構成要素の横断方向軸に平行で、且つ典型的には物品又はその構成要素の長手方向に直交する(例えば、物品又はその構成要素の長さに直交する)寸法の距離/サイズを指す。
本明細書で使用する時、用語「取り付けられた」は、ある要素を他方の要素に直接固着することによって、その要素が別の要素に直接固定された構成を包含する。
本明細書で使用する時、用語「接合された」又は「接続された」は、ある要素を他方の要素に直接固着することによって、その要素が別の要素に直接固定された構成、並びに、ある要素を中間部材に固着し、それを次に他の要素に固着することによって、その要素が他方の要素に間接的に固定された構成を包含する。
本明細書で使用する時、「長手方向軸に沿って」は、長手方向軸に少なくとも部分的に平行であることを意味する。
いずれかの特定の吸収性物品の一実施形態に限定するものではないが、プルオン肌着が特に好ましい。以下に特徴付けられる従来の実施形態に勝る、プルオン肌着の様々な形態が存在する。例えば、プルオン肌着は、腰部及び脚部の開口で、弾性的に収縮可能な状態で固定された弾性要素を使用して、弾性化した部分でしわが寄り、弾性化していない部分でたるむことができるようにしてもよい。
図1a及び図1bは、当該技術分野において既知の従来のプルオンおむつ20を示す。プルオン肌着20は、前側領域26、後側領域28、及び前側領域26と後側領域28との間の股部領域30を有する。プルオン肌着20は、長手方向軸100と横断方向軸110という2つの中心線も有する。プルオン肌着20及びその構成要素材料は、使用中に着用者の皮膚に面する着用者に面する表面と、身体面表面の反対側の表面である衣類に面する表面も有する。
プルオン肌着20は主に、シャーシ41、腰部エラストマー材(図示せず)、側部エラストマー材(図示せず)、及び少なくとも1つの側壁33を含む。側壁33は、前側領域26と後側領域28を相互接続し、更に、脚部縁部153、156、並びに腰部縁部15、16の少なくとも一部分を画定する、プルオン肌着20の領域である。側壁33は、伸張可能又は伸張不能な耳部(即ち、シャーシから延在する1つ又は複数の一体部分)、及びプルオン肌着に固着された伸張可能又は伸張不能な1つ又は複数のパネルを包含する、様々な方式で作製してもよい。プルオン肌着は、内側バリアカフ54を包含する弾性化したレッグカフ52を更に有してもよい。側部エラストマー材は、伸張可能な耳部46及び48を形成する。腰部エラストマー材は、伸張可能な腰部バンド57及び59を形成する。側部エラストマー材及び腰部エラストマー材は、互いに別個の要素であって、プルオン肌着20の長手方向で互いに重なり合わないように配置されてもよい。これにより、腰部及び側部エラストマー材の更に独立した挙動が可能になり、寸法の拡張、圧力などを調節することができる。伸張可能な耳部46、48及び連続する伸張可能な腰部バンド57、59は、少なくとも横方向に伸張することができる。
伸張可能な耳部46、48は、シーム32のところで接合されて、前側領域26を後側領域28に接続し、腰部縁部15、16によって画定される1つの腰部開口36及び2つの脚部開口34を作製する。この好ましい実施形態では、伸張可能な耳部46、48及びシーム32は全体で側壁33を形成する。シーム32の溶接は、伸張可能な耳部46及び48に使用される特定の材料に適した、当該技術分野において既知のいずれかの好適な手段で行われる。したがって、音波シール、熱接着、圧力接着、接着剤又は凝集結合、縫合、自己結合などが、適切な技術であり得る。好ましくは、伸張可能な耳部46、48は、着用中のプルオンおむつ20で発生する抵抗力及び応力に耐える、熱/圧力又は超音波溶接の予め定められたパターンによって接合される。プルオン肌着20は、シーム32に関連付けて位置付けられる、引き裂いて開くタブ31を有してもよい。代替実施形態では、図には示さないが、シーム32は、フック・ループ式ファスナー、ボタン、ジッパー、タブ及びスロット、接着剤、補助接着剤などが挙げられるが、これらに限定されない、再密閉可能な締結具を包含してもよい。シーム32は、対向する伸張可能な耳部46、48のほぼ中間地点に位置して示されているが、本発明において、シーム32はこの位置に限定されない。
プルオン肌着20は、腰部開口36の周辺に沿って、連続する腰部縁部15、16を更に含む。更に、連続するベルト領域38がプルオン肌着20の周囲方向に延在する。ベルト領域は、腰部縁部15、16、脚部縁部153、156、並びに前側領域26及び後側領域28における股部領域30の横方向縁部159によって画定される、プルオン肌着の部分である。
図1bを参照すると、シャーシ41は、吸収性コア25、並びに、トップシート24及びトップシート24に関連付けられたバックシート22などの、吸収性コア25に関連付けて配置された複数層を含む。吸収性コア25は、トップシート24とバックシート22の間に配置される。シャーシ41は、吸収性コア25と関連付けて配置された1以上の追加の層を更に包含してもよい。トップシート24は、使用中に着用者の身体に隣接して位置付けられる身体面表面である。バックシート22は、着用者の身体から離れて位置付けられる外側に面する表面を有する。好ましくは、バックシート22は、内側バリアフィルム68及び不織布外側カバー23を含む。トップシート24、バックシート22、及び吸収性コア25は、多様な周知の構成で組み立てられてもよく、代表的なシャーシの構成は、米国特許第3,860,003号、名称「使い捨ておむつのための収縮可能な側部(Contractible Side Portions for Disposable Diaper)」(ケネス B.ブエル(Kenneth B.Buell)、1975年1月14日発行)、及び米国特許第5,151,092号、名称「予め配置された弾力的曲げヒンジを有する動的に弾性的なウェスト構造部を備えた吸収性物品(Absorbent Article With Dynamic Elastic Waist Feature Having A Predisposed Resilient Flexural Hinge)」(ケネス B.ブエル(Kenneth B.Buell)ら、1992年9月29日発行)に概ね記載されている。
好ましくは、不織布外側カバー23は、プルオン肌着20の最も外側の部分の面積のほとんどを覆う。不織布外側カバー23は、プルオン肌着20とほぼ同じ形状を有していてもよい。不織布の外側カバー23は、腰部末端部分23Aと側部23Bを有する。不織布外側カバー23は、前側領域26で横に拡張された部分23Cと後側領域28で横に拡張された部分23Dも有する。あるいは、不織布外側カバー23は除外されてもよく、内側バリアフィルム68は、プルオン肌着20とほぼ同じ形状を有していてもよい。
吸収性コア25は、一般に圧縮可能で、変形可能であり、着用者の皮膚に刺激がなく、尿及び他の特定の排泄物などの液体を吸収し保持することができる、あらゆる吸収性部材であってもよい。吸収性コア25は、多種多様なサイズ及び形状(例えば、方形、砂時計形、「T」字形、非対称など)で、且つ使い捨ておむつ及び他の吸収性物品に一般に使用される、エアフェルトと一般に称される粉砕木材パルプなどの多種多様な液体吸収性材料から製造されてもよい他の好適な吸収性材料としては、縮みセルロース詰め物;コフォームを包含するメルトブローポリマー;化学的に剛化、変性又は架橋されたセルロースファイバー;ティッシュラップ及びティッシュラミネートを含むティッシュ;吸収性フォーム;吸収性スポンジ;超吸収性ポリマー;吸収性ゲル材料;又はあらゆる同等の材料若しくは材料の組み合わせが挙げられる。
吸収性コア25の構成及び構造は様々であってよい(例えば、吸収性コア25は、変化するキャリパーゾーン、親水性勾配、超吸収性勾配、若しくはより低い平均密度とより低い平均坪量の獲得区域を有してもよく、又は1以上の層若しくは構造体を含んでもよい)。更に、吸収性コア25のサイズ及び吸収能力も、幼児から成人までに及ぶ着用者に適応するように変えられてもよい。吸収性コア25の総吸収能力は、プルオン肌着20の設計負荷及び目的の用途に適合していなければならない。
好ましい一実施形態の吸収性コア25は、前側腰部領域26及び後側腰部領域28に耳部を有する、非対称の変形された砂時計形状であってもよい。広く受け入れられ商業的に成功している、吸収性コア25として使用するための他の代表的な吸収性構造体は、米国特許第4,610,678号、名称「高密度吸収性構造体(High-Density Absorbent Structures)」(ワイズマン(Weisman)ら、1986年9月9日発行);米国特許第4,673,402号、名称「二層コアを備えた吸収性物品(Absorbent Articles With Dual-Layered Cores)」(ワイズマン(Weisman)ら、1987年6月16日発行);米国特許第4,888,231号、名称「ダスティング層を有する吸収性コア(Absorbent Core Having A Dusting Layer)」(アングスタッド(Angstadt)、1989年12月19日発行);及び米国特許第4,834,735号、名称「低密度及び低坪量の獲得区域を有する高密度吸収性部材(High Density Absorbent Members Having Lower Density and Lower Basis Weight Acquisition Zones)」(アルマニー(Alemany)ら、1989年5月30日発行)に記載されている。
吸収性コア25は他の任意の構成要素を包含してもよい。1つのそのような任意の構成要素は、即ち部分的に又は完全にコアを取り囲む材料であって、必ずしもそうではないが典型的には不織布材料である、コアラップ(図示せず)である。好適なコアラップ材料としては、セルロース、親水性を持たせるように変性された不織布材料、孔あきフィルム、及びこれらの組み合わせが挙げられるが、これらに限定されない。
トップシート24は、好ましくは、順応性があり、柔らかな感触で、着用者の皮膚を刺激しない。更に、トップシート24は液体透過性であり、それによって、液体(例えば尿)が容易にその厚さを通過できるようにする。好適なトップシート24は、織布材料及び不織布材料;孔あき成形熱可塑性フィルム、孔あきプラスチックフィルム、及びハイドロフォーミングされた熱可塑性フィルムなどの高分子材料;多孔質発泡体;網状発泡体;網状熱可塑性フィルム;及び熱可塑性スクリムなどの、広範囲の材料から製造されてもよい。好適な織布材料及び不織布材料は、天然繊維(例えば、木材繊維若しくは綿繊維)、合成繊維(例えば、ポリエステル繊維、ポリプロピレン繊維、若しくはポリエチレン繊維などの高分子繊維)、又は天然繊維と合成繊維との組み合わせを含むことができる。トップシート24は、好ましくは、着用者の皮膚を、トップシート24を通過して吸収性コア25に収容された液体から隔離するために(即ち、再湿潤を防ぐために)、疎水性材料から作製される。トップシート24が疎水性材料から作製されている場合、液体がトップシートをより迅速に通過するように、トップシート24の少なくとも上面が親水性になるように処理されることが好ましい。これにより、排泄物が、トップシート24に引き込まれて吸収性コア25で吸収されるよりも、トップシート24から流れ出すという傾向が低減される。トップシート24は、界面活性剤で処理することによって、親水性を持たせることができる。トップシート24を界面活性剤で処理する好適な方法としては、トップシート24材料に界面活性剤を噴霧する、並びに材料を界面活性剤に浸漬する方法が挙げられる。そのような処理及び親水性のより詳細な説明は、米国特許第4,988,344号、名称「複数層の吸収性層を備えた吸収性物品(bsorbent Articles with Multiple Layer Absorbent Layers)」(リージング(Reising)ら、1991年1月29日発行)、及び米国特許第4,988,345号、名称「迅速獲得吸収性コアを備えた吸収性物品(Absorbent Articles with Rapid Acquiring Absorbent Cores)」(リージング(Reising)、1991年1月29日発行)に含まれている。
好ましい実施形態では、トップシート24は、表面が濡れる傾向を低減でき、その結果、濡れた後に吸収性コア25で吸収された尿をユーザの皮膚から離して維持することを容易にできる不織布ウェブである。好ましいトップシート材料の1つは、ファイバーウェブ・ノース・アメリカ社(Fiberweb North America,Inc.)(米国サウスカロライナ州シンプソンビル(Simpsonville))からコード番号P−8として入手可能な、熱結合されたカードウェブである。別の好ましいトップシート材料は、ハヴィックス株式会社(Havix Co.)(日本)からコード番号S−2355として入手可能である。この材料は、2層複合材料であり、カーディング技術及び空気透過技術を用いて、合成界面活性剤で処理した2種類のバイコンポーネント繊維から作製される。更に別の好ましいトップシート材料は、アモコファブリックス社(Amoco Fabrics,Inc.)(ドイツ、グロノー(Gronau))からコード番号プロフリーススタイル(Profleece Style)040018007として入手可能な、熱結合されたカードウェブである。
別の好ましいトップシート24は孔あき成形フィルムを含む。孔あき成形フィルムは、排泄物に対して透過性であるが尚も非吸収性であり、液体が逆に通過して着用者の皮膚を再び濡らす傾向が低減されているので、トップシート24に好ましい。したがって、身体と接触している成形フィルムの表面は乾燥したままであり、それによって、身体が汚れることが減少し、着用者にとってより快適な感触を作り出す。好適な成形フィルムは、米国特許第3,929,135号、名称「先細の毛管を有する吸収性構造体(Absorptive Structures Having Tapered Capillaries)」(トンプソン(Thompson)、1975年12月30日発行);米国特許第4,324,246号、名称「汚れにくいトップシートを有する使い捨て吸収性物品(Disposable Absorbent Article Having A Stain Resistant Topsheet)」(ミューラン(Mullane)ら、1982年4月13日発行);米国特許第4,342,314号、名称「繊維様の特性を示す弾性プラスチックウェブ(Resilient Plastic Web Exhibiting Fiber-Like Properties)」(ラデル(Radel)ら、1982年8月3日発行);米国特許第4,463,045号、名称「無光沢の可視表面及び布様の触感を示す巨視的に伸張された三次元プラスチックウェブ(Macroscopically Expanded Three-Dimensional Plastic Web Exhibiting Non-Glossy Visible Surface and Cloth-Like Tactile Impression)」(アー(Ahr)ら、1984年7月31日発行);及び米国特許第5,006,394号、名称「多層ポリマー被膜(Multilayer Polymeric Film)」(ベアード(Baird)、1991年4月9日発行)に記載されている。
バックシート22は、好ましくは、内側バリアフィルム68及び不織布外側カバー23を含む。内側バリアフィルム68は、好ましくは液体(例えば尿)に対して不透過性であり、好ましくは薄いプラスチックフィルムから製造される。内側バリアフィルム68は、身体面表面及び外側表面を有する。より好ましくは、プラスチックフィルムは、プルオン肌着20から蒸気を逃がすことができる。好ましい一実施形態では、内側バリアフィルム68にはミクロポリエチレンフィルムが使用される。好適なミクロポリエチレンフィルムは、三井東圧化学株式会社(Mitsui Toatsu Chemicals,Inc.)(日本、名古屋)製で、エスポワールNo(Espoir No)の商品名で販売されている。バックシート22は、好ましくは、通気及びサイドシーム設計/プロセスに適合性がある。
内側バリアフィルム68に好適なプラスチックフィルム材料は、約0.012mm(0.5ミル)〜約0.051mm(2.0ミル)の厚さを有する、好ましくはポリエチレン又はポリプロピレンを含む熱可塑性フィルムである。好ましくは、プラスチックフィルムは、約5g/m〜約35g/mの坪量を有する。しかしながら、他の可撓性液体不透過性材料を使用してもよい。本明細書において、「可撓性」は、順応性があり、着用者の身体の一般的な形状及び輪郭に容易に適合する材料を指す。
不織布外側カバー23は、内側バリアフィルム68の衣類に面する表面に接合されて、積層体(即ち、バックシート22)を形成する。不織布外側カバー23は、プルオン肌着20の最も外側の薄層として位置付けられ、プルオン肌着20の最も外側の部分の少なくとも一部分を覆う。不織布外側カバー23は、当該技術分野において既知のいずれかの好適な取り付け手段によって、内側バリアフィルム68に接合されてもよい。例えば、不織布外側カバー23は、接着剤の均一な連続層、接着剤の模様付きの層、又は接着剤の別個の線、螺旋、若しくは点の配列によって、内側バリアフィルム68に固定されてもよい。好適な接着剤としては、ニッタフィンドレイ株式会社(Nitta Findley Co.,Ltd.)(日本、大阪)からH−2128として入手可能なホットメルト接着剤、並びにH.B.フラージャパン株式会社(H.B.Fuller Japan Co.,Ltd.)(日本、大阪)からJM−6064として入手可能なホットメルト接着剤が挙げられる。
好ましい一実施形態では、不織布外側カバー23は、例えばハヴィックス株式会社(Havix Co.,LTD.)(日本、岐阜)からE−2341として入手可能な、カーディングされた不織布ウェブである。不織布外側カバー23は、ポリエチレン(PE)とポリエチレンテレフタレート(PET)のバイコンポーネント繊維から作製される。PE対PETの比は約40対60である。PE/PETバイコンポーネント繊維は、2デシテックス×51mmの寸法を有する。別の好ましいカーディングされた不織布ウェブは、チッソ株式会社(Chisso Corp.)(日本、大阪)から入手可能である。不織布外側カバー23は、ポリエチレン(PE)とポリエチレンテレフタレート(PET)のバイコンポーネント繊維から作製されてもよい。PE対PETの比は約30対70である。
別の好ましい実施形態では、不織布ウェブは、例えば三井石油化学工業株式会社(Mitsui Petrochemical Industries,Ltd.)(日本、東京)から入手可能な、スパンボンドされた不織布ウェブである。不織布ウェブは、ポリエチレン(PE)のシースとポリプロピレン(PP)のコアから成るバイコンポーネント繊維から作製される。PE対PPの比は約80対20である。PE/PPバイコンポーネント繊維は、約2.3デシテックスの厚さを有する。
バックシート22は、好ましくは、吸収性コア25の外側表面に隣接して位置付けられ、当該技術分野において既知のいずれかの好適な取り付け手段によって、好ましくは吸収性コアに接合される。例えば、バックシート22は、接着剤の均一な連続層、接着剤の模様付きの層、又は接着剤の別個の線、螺旋、若しくは点の配列によって、吸収性コア25に固定されてもよい。満足できるものであることが分かっている接着剤は、H.B.フラー社(H.B.Fuller Company)(ミネソタ州セントポール(St.Paul))製で、HL−1258として販売されている。接着剤フィラメントの開放パターンの網状組織を含む好適な取り付け手段の例は、米国特許第4,573,986号、名称「使い捨ての排泄物閉じ込め衣類(Disposable Waste-Containment Garment)」(ミネトーラ(Minetola)ら、1986年3月4日発行)に開示されている。螺旋模様に巻いた接着剤フィラメントの複数の線を含む別の好適な取り付け手段は、米国特許第3,911,173号(スプレーグJr.(Sprague,Jr.)、1975年10月7日発行);米国特許第4,785,996号(ジェッカー(Ziecker)ら、1978年11月22日発行;及び米国特許第4,842,666号(ベレニッチ(Werenicz)、1989年6月27日発行)に示された装置及び方法によって説明されている。あるいは、取り付け手段は、熱接着、圧力接着、超音波接着、動的機械的接着、又は当該技術分野で既知の他のいかなるいずれかの好適な取り付け手段、若しくはこれら取り付け手段の組み合わせを含んでもよい。代替実施形態では、前側領域26及び後側領域28でより大きな伸張性を提供するために、吸収性コア25は、バックシート22及び/又はトップシート24に接合されない。
弾性化したレッグカフ52は、液体及び他の排泄物の改善された収容を提供する。弾性化したレッグカフ52は、脚部領域で排泄物の漏れを低減させるための、複数の異なる実施形態を含んでもよい。(レッグカフは、レッグバンド、サイドフラップ、バリアカフ、又は伸縮性カフと称することができ、また場合によってそのように称される。)米国特許第3,860,003号には、弾性化したレッグカフ(ガスケットカフ)をもたらすためにサイドフラップ及び1以上の弾性部材を有する伸縮性脚部開口を提供する、使い捨ておむつが記載されている。米国特許第4,909,803号、名称「弾性化したフラップを有する使い捨て吸収性物品(Disposable Absorbent Article Having Elasticized Flaps)」(アジズ(Aziz)ら、1990年3月20日発行)には、脚部領域の収容性を改善するための、「立ち上がった」弾性化したフラップ(又はバリアカフ)を有する使い捨ておむつが記載されている。米国特許第4,695,278号、名称「二重カフを有する吸収性物品(Absorbent Article Having Dual Cuffs)」(ローソン(Lawson)、1987年9月22日発行);及び米国特許第4,795,454号、名称「漏れにくい二重カフを有する吸収性物品(Absorbent Article Having Leakage-Resistant Dual Cuffs)」(ドラグー(Dragoo)、1989年1月3日発行)には、ガスケッティングカフ及びバリアカフを包含する二重カフを有する使い捨ておむつが記載されている。米国特許第4,704,115号、名称「使い捨て腰部収容衣類(Disposable Waist Containment Garment)」(ブエル(Buell)、1987年11月3日発行)には、放出された液体を衣類の中に収容するように構成されたサイドエッジ漏れガード溝を有する使い捨ておむつ又は失禁用衣類が開示されている。
弾性化したレッグカフ52はそれぞれ、上述のレッグバンド、サイドフラップ、バリアカフ、又は伸縮性カフのいずれかと類似するように構成されてもよいが、弾性化したレッグカフ52のそれぞれは、上記に参照した米国特許第4,909,803号に記載されているような、バリアフラップ及び間隔設定手段をそれぞれ含む内側バリアカフ54を含むことが好ましい。内側バリアカフ54は、不透過性が高いが好ましくは通気性である、挿入要素を有してもよい。好ましい一実施形態では、弾性化したレッグカフ52は、1以上の弾性ストランドを備え、上記に参照した米国特許第4,695,278号及び第4,795,454号に記載されているようにバリアカフ54の外側に位置付けられた、弾性ガスケッティングカフを更に含む。弾性ストランドは、接合される前に、30%〜200%、好ましくは50%〜150%までの圧縮応力を与えられてもよい。好ましい弾性ストランドは、フルフレックスインターナショナル社(Fulflex International Company)により、表記9312で製造されている。
プルオンおむつ20は、前側の伸張可能な耳部46と後側の伸張可能な耳部48を有する。伸張可能な耳部46及び48は、好ましくは伸縮性積層体を含む。好ましい伸縮性積層体は、米国特許第6,478,785号(アシュトン(Ashton)ら、2002年11月12日発行)により詳細に記載されている。好ましくは、前側の伸張可能な耳部46及び後側の伸張可能な耳部48の少なくとも1つは、少なくとも横方向に弾性的に伸張可能である。より好ましくは、前側の伸張可能な耳部46及び後側の伸張可能な耳部48の両方が、少なくとも横方向に弾性的に伸張可能である。代替実施形態では、前側の伸張可能な耳部46及び後側の伸張可能な耳部48は、横方向と長手方向の両方に弾性的に伸張可能である。本明細書では、「弾性的に伸張可能」とは、過度に裂けることなく少なくとも一方向にある程度伸張することができ、材料を伸張した抵抗力が除去された後、ほぼその元の寸法に戻る能力を有する材料を指す。
伸張可能な耳部46及び48は、プルオンおむつ20の一体の要素で形成されてもよい(即ち、プルオンおむつ20に固定された別個に操作可能な要素ではなく、プルオンおむつの様々な層の1以上から形成され、伸張された部分である)。好ましい一実施形態では、伸張可能な耳部46及び48は、シャーシ41の突出した部材である。好ましくは、伸張可能な耳部46及び48は、シャーシ41の一部を形成し、伸張可能な耳部46及び48まで連続的に伸張する、少なくとも1つの一体の要素又は連続するシート材料(例えば、不織布外側カバー23)を含む。あるいは、伸張可能な耳部46及び48は、シャーシ41と共通の一体の要素を有さない別個の部材であってもよい。伸張可能な耳部46及び48は、従って、シャーシ41の側部に接合される。更に、プルオンおむつ20は、プルオンおむつの一体の要素又は別個に操作可能な要素であってもよい、単一の伸張可能な耳部(図示せず)を含んでもよい。単一の伸張可能な耳部は、シーム32をシャーシに対する耳部の溶接点として、前側領域26を後側領域28に接続する。単一の伸張可能な耳部は、前側領域26若しくは後側領域28から突出し、又はそれに取り付けられ、シーム32によって反対側の領域に取り付けられる。
プルオンおむつ20は、着用者に物品を適用する、又は着用者から物品を取り外すのを助けるための、少なくとも1つの持ち手を有する。持ち手は、着用者の脚を脚部開口に入れ、プルオン肌着を着用者の脚に沿って着用者の臀部の上に持ち上げ、理想的なぴったりした適合を達成し、またプルオン肌着20を下に下げることを包含する、プルオンおむつ20を適用又は取り外すのに必要な抵抗力に耐えるように設計される。
以下に更に詳細に記載する持ち手の実施形態は、一般に、場所又は数に関して制限されない。ほとんどの実施形態は、対として提示される持ち手を示すが、本発明は明らかに、単独で示される、また3つ以上の数で示される持ち手を包含する。更に、2つ以上持ち手を含む実施形態では、持ち手は、対称で又は非対称で配置されてもよい。以下に記載の実施形態における持ち手の場所は、制限目的のものとして理解されるべきでないことが、更に強調されるべきである。持ち手の位置は、持ち手を着用者が掴むことができるような、いずれの場所でもよい。
図2aは、シャーシ又は側壁から延在するフラップ200としての持ち手の一実施形態の斜視図を示す。フラップ200は、一般に、適用又は取外しの間、着用者又は介護人の指を、層の下に、その中に、又はそこを貫通して挿入できるような、シャーシ41又は側壁33に隣接して配置された層である。理論に制限されるものではないが、フラップ200は、指と掌の間でフラップをへこませる、又は指と親指でフラップを取り囲むように、プルオン肌着20の個々の適用及び取外しを可能にする。
この好ましい実施形態では、フラップ200は、ベルト領域で又はその中で長手方向に配置され、横方向で側壁の幅に及ぶ。フラップ200は、図2b及び図2cでフラップの断面図(図2aの区分線2−2で取ったもの)をそれぞれ表すように、単一又は複数の構成のどちらであってもよい。任意に、側壁は単一の伸張可能な耳部を含んでもよい。
図2bの一体の構成は、着用者に面する表面から離れる放射方向に折り畳まれて溶接された腰部縁部15、16を越えて延在するベルト領域を含む、薄層又は積層体のいずれかの材料層を必要とする。得られるフラップ200は、着用者が容易に指でフラップを掴むことができるような、有効長のものでなければならない。有効長は、衣類に面する表面で腰部縁部15からフラップ200の下側末端部220まで測定した、フラップ200の長さである。理想的には、有効長は約10mm〜約50mmである。最も好ましくは、有効長は約20mm〜約30mmである。好ましくは、フラップ200は、フラップ200を着用者が掴んでいない時にプルオン肌着20に対してフラップをぴったり付けて維持するために、プルオン肌着20のバックシート22の少なくとも一部分に溶接される。更に、溶接は、フラップ200が広がることを防ぎ、従って持ち手の一体性が維持される。フラップ200は、プルオン肌着20に沿ってほぼ横方向に伝い、一般に腰部縁部15に近接した横方向の溶接部205、及び/又は、プルオン肌着20に沿ってほぼ長手方向に伝い、一般にフラップ200の遠位側長手方向縁部に近接した長手方向の溶接部260を有してもよい。横方向の溶接部がない場合、フラップ200は、腰部縁部15に沿ってヒンジ地点240まで切断されてもよい。切断部は、フラップ200の横方向全幅にわたって、又はフラップ200の横幅の一部にわたって延在してもよい。切断部は、フラップ200が着用者の手によって囲まれるように、着用者の指が貫通するのに十分な幅を有していなければならない。切断部は、成形された持ち手をもたらすために、フラップ200の一部分にわたって更に延在してもよい。
図2cの複数の構成は、接続点230でバックシート22の衣類に面する表面の少なくとも一部に溶接された、別個の層250を必要とする。接続点230は、フラップが溶接されるプルオンおむつ20上の場所である。接続点230は、図2cに示すように、理想的には腰部縁部15に隣接して配置される。接続点230は、フラップを着用者が掴むことができることのみを制限として、プルオンおむつ20上のどこに存在してもよい。接続点230はまた、プルオンおむつ20の着用者に面する表面にあってもよく、得られるフラップ200は、腰部縁部を越えて、バックシート22の衣類に面する表面から離れる方向に延在する。フラップ200は、上述したように、着用者が容易に指でフラップ200を掴むことができるような、有効長のものでなければならない。理想的には、有効長は約10mm〜約50mmでなければならない。最も好ましくは、有効長は約20mm〜約30mmである。フラップ200を着用者が掴んでいない時にプルオン肌着20に対してフラップをぴったり付けて維持するため、また使用中にフラップ200が広がることを防ぐために、フラップ200は、プルオン肌着20に溶接される。フラップ200は、横方向の溶接205を有してもよく、プルオン肌着20に沿ってほぼ横方向に伝い、一般に腰部縁部15に近接した横方向の溶接部205、及び/又は、プルオン肌着20に沿ってほぼ長手方向に伝い、一般にフラップ200の遠位側長手方向縁部に近接した長手方向の溶接部260を有してもよい。横方向の溶接部205がない場合、フラップ200は、フラップ200が着用者の手によって囲まれるように構成されなければならない。理想的には、横方向の溶接部205がない場合、フラップ200は、図2dに示すようにほぼ双曲線形状のものであってもよい。
フラップ200は、接着剤、熱ボンド、圧力接着、超音波接着、動的機械的結合、又はこれらの組み合わせで溶接されてもよい。
あるいは、フラップ200は、フラップを着用者が掴むことができるような、吸収性物品のいずれの場所に配置されてもよい。フラップ200の寸法及び形状は、物品が快適な適合を維持し、フラップ200が他の外側の衣類(即ち、ズボン、長い上着)の適用の邪魔にならないように、という点でのみ制限される。フラップ200の幅に制限はなく、物品全体を囲むところまで、吸収性物品のいずれの部分に及んでもよい。フラップ200は、織布、不織布、発泡体、及び高分子材料など、当該技術分野において周知の多様な材料から構成されてもよい。
特に好ましい一実施形態では、持ち手は複数の構成のフラップである。フラップは、不織布層に固着された弾性フィルム層を含む別個の伸縮性積層体である。弾性フィルム層は、好ましくは、トレデガーフィルムプロダクツ(Tredegar Film Products)(バージニア州リッチモンド(Richmond))からX25007の表記で入手可能なフィルムである。不織布層は、好ましくは、BBAノンウーブンズ(BBA Nonwovens)(テネシー州ナッシュビル(Nashville))から「高度に伸張可能なカード不織布(Highly Elongatable Carded Nonwoven)」の表記で入手可能な不織布である。弾性フィルム層及び不織布層は、断続的に固着されるか、又は連続的に固着される。好ましくは、接着剤を用いて、これらの層は連続的に互いに固着される。接着剤は、好ましくは、Atoフィンドレイ(Ato Findley)(ウィスコンシン州ミルウォーキー(Milwaukee))からH2031の表記で入手可能な接着剤である。接着剤は、好ましくは、約0.116g/mの坪量で、米国特許第3,991,173号(スプレーグJr.(Sprague,Jr.))に説明されるように螺旋模様で適用される。あるいは、層は、熱接合、超音波接合、圧力接着、動的機械的結合、又は当該技術分野で既知の他のいずれかの方法によって固着されてもよい。
この特に好ましい実施形態では、伸縮性積層体は、好ましくは「ゼロ歪」伸縮性積層体である。ゼロ歪伸縮性積層体は、同一の広がりをもつ層表面の少なくとも一部分に沿って互いに固着されているが、実質的に張力がかかっていない(「ゼロ歪」)状態の少なくとも2つの層から成る積層体である。したがって、得られるゼロ歪伸縮性積層体は、機械的伸縮又はリングロール(ring-rolling)によって弾性的に延伸性にされる。伸縮性積層体の作製に使用される特に好ましい方法及び装置は、構成要素を機械的に伸縮させるために網目状の波形ロール又はプレートを用いる。特に好ましい装置及び方法は、米国特許第5,167,897号(ウェーバー(Weber)ら、1992年12月1日発行);米国特許第5,156,793号(ブエル(Buell)ら、1990年10月20日発行);米国特許第5,143,679号(ウェーバー(Weber)ら、1992年9月1日発行)に記載されている。伸縮性積層体は、好ましくは、少なくとも横方向に伸縮性を示す。積層体は、好ましくは、2kgfまでの引張り力を受けた時に約5%〜約200%の伸縮性を示す。最も好ましい伸縮性積層体は、約50%〜約100%の伸縮性を示す。
この特に好ましい実施形態では、フラップは、横方向及び長手方向の両方でプルオン肌着に溶接される。横方向の溶接部は、実質的に、フラップの最も上の縁部の幅に、及び腰部縁部に隣接する。長手方向の溶接部は、実質的に、フラップの遠位端の長手方向の長さに及ぶ。長手方向の溶接部の1つは、シーム(この好ましい実施形態では、単一の伸張可能な耳部が後側領域を前側領域に接続する前側シームである)とほぼ接触している。対向する長手方向の溶接部は、シャーシの後側領域内にある。溶接は、好ましくは圧力接着であるが、当該技術分野において既知の他の結合方法も使用してもよい。
この特に好ましい実施形態では、フラップは、約50mmまでの長さであってもよいが、好ましくは30mmの長さである。フラップの幅は、フラップ200が固着されるプルオン肌着のサイズによる。この好ましい実施形態では、フラップ200の幅は、伸張可能な耳部及び後側領域内のシャーシの一部分に十分及ぶ大きなものでなければならない。
図3aは、ベルト領域から延在するタブ300としての持ち手の第2の実施形態の斜視図を示す。タブ300は、一般に、適用又は取外しの間、着用者又は介護人の指の間にタブ300を挟むことによってタブ300が掴まれる、シャーシ41又は側壁33に隣接して配置された層である。図3aの好ましい一実施形態では、タブ300は腰部縁部15から延在するベルト領域を含む材料の、一体の舌部である。タブ300は、タブ300の1つの寸法が腰部縁部15に平行となるように延在する。タブ300は、側壁によって横方向に画定されているものとして示されるが、タブ300の場所及び寸法は、着用者がタブ300に達してこれを挟むことによってのみ制限される。
図3aは、腰部縁部15から延在するタブ300の好ましい場所を示す一方で、タブ300は、着用者がおむつを適用する間タブ300を掴むことができるように、おむつのいずれの場所に配置されてもよい。タブ300は、物品の側壁、好ましくはシーム32の延長部に沿って位置付けられる。更に、タブ300は、シャーシの衣類に面する表面内に配置されてもよい。
タブ300の寸法は、着用者がタブ300を指で掴むことができる、有効なサイズである。タブ300の最大寸法は、物品が快適な適合を維持し、タブ300が他の外側の衣類(即ち、ズボン、長い上着)の適用の邪魔にならないように、という点でのみ制限される。理想的には、タブは約10mm〜約50mmの長手方向の長さを有する。最も好ましくは、タブは約20mm〜約30mm長手方向の長さを有する。特定の形状に限定されないが、好ましいタブ300はほぼ放物線形状のものである。
図3bの好ましい一実施形態では、腰部縁部15はほぼ正弦波形状である。プルオンおむつ20は、一般に、好ましくは2つのタブが後側領域にあり、1つのタブが前側領域にある、複数のタブを含む。
タブ300は、プルオンおむつ20に固着された別個の材料片であってもよい。タブ300が、ベルト領域を含む材料の一体の舌部ではなく別個の材料片である場合、タブ300は、接着剤、熱ボンド、圧力接着、超音波接着、動的機械的結合、又はこれらの組み合わせなど、当該技術分野で既知のいずれかの溶接技術によって物品に固定される。理想的には、タブ300は、ベルト領域内で腰部縁部15に近接して固着されるが、タブ300の場所には制限されない。タブ300は、織布、不織布、発泡体、及び高分子材料など、当該技術分野で周知の多様な材料から構成されてもよい。
図4aは、プルオンおむつ20のベルト領域から突出する隆起部400としての持ち手の第3の実施形態の斜視図を示す。隆起部400は、一般に、隆起部が、着用者又は介護人が指で掴むことができる向上したキャリパーを提供するように、プルオン肌着20の少なくとも衣類に面する表面から延在する突出部である。好ましい一実施形態では、隆起部400は腰部縁部15に近接している。隆起部400は、隆起部が着用者が把持可能な突出部であるように、最小有効横断寸法を有する。隆起部400の最大有効横断寸法は、物品が快適な適合を維持し、隆起部400が他の外側の衣類の適用を実質的に邪魔する(即ち、ズボン、長い上着等の自身による適用を妨げる)ことがないように、という点でのみ制限される。好ましくは、隆起部400は、約2mm〜約15mmの有効横断寸法を有する。最も好ましくは、隆起部400は、約5mm〜約8mmの有効横断寸法を有する。有効横断寸法は、隆起部400でのプルオン肌着20の最大キャリパーから、隆起部400のすぐ下(即ち、「下」とは着用時のプルオン肌着20の下方向である)で測定したプルオン肌着20の最小キャリパーを減算した差である。本明細書で使用する時、キャリパーとは、一般に、長手方向軸と横方向軸で画定される面に直交して測定した直線寸法を指す。
好ましい一実施形態では、隆起部400は、少なくとも1つの層の間に挿入された挿入物410を含む。挿入物410は、織布、不織布、発泡体、及び高分子材料など、当該技術分野において周知のいずれかの材料から成ってもよい。挿入物410は、快適で刺激がない適合を維持しながら把持可能な突出部を作る、いずれの形状及びサイズであってもよい。図4aの区分線4−4で取った図4bの断面図に示す一実施形態では、挿入物410は、断面がほぼ半円形で丸みを持つ縁部が衣類に面した連続気泡発泡体材料のひもである。挿入物410は、内側層420と外側層430という2つの層の間に挿入されて示される。層は、プルオン肌着20の構造で典型的に使用される、いずれかの単一の薄層又は薄層の組み合わせ(即ち、積層体)であることができる。好ましくは、ひもは、プルオン肌着の前側領域及び後側領域に及び、外側不織布カバーを含む外側層430と内側バリアフィルムを含む内側層420との間に挿入される。これらの層は、挿入物410にすぐ隣接した接触点440で互いに溶接されてもよい。任意に、挿入物410自体が1以上の層に溶接されてもよい。この溶接は、挿入物410を適所に固定し、層の隙間の中でずれないようにする。別の実施形態(図示せず)では、挿入物は、プルオンおむつの内側層又は外側層と、薄層又は積層体から成る別個の貼付け剤との間に挿入される。貼付け剤は、挿入物にすぐ隣接した接触点で層に溶接されてもよい。
更に、(図4aの区分線4−4で取った)図4cの断面図に示す別の実施形態では、挿入物410は、挿入物410の周りで折り畳まれた薄層又は積層体のいずれかである、単一層425の間に挿入されてもよい。そのような構成では、単一の薄層又は積層体は、挿入物にすぐ隣接した接触点440でそれ自体に溶接され、従って挿入物410を封止している。挿入物410が腰部縁部15にすぐ隣接して配置される場合に特に、単一の接触点が存在してもよいことに留意されたい。反対に、挿入物410は、貼付け剤450と重なることなく、プルオンおむつ20のバックシート22に固着されてもよい。
図4dは、図4aの区分線4−4で取った、プルオン肌着20の腰部縁部15に沿ったキャップ460としての隆起部400の断面図を示す。キャップ460は、理想的には発泡体材料を含むが、織布、不織布、及びポリマーの種類も使用できる。キャップ460は、図示されるように、腰部縁部15、腰部縁部15にすぐ隣接する衣類に面する表面、腰部縁部15にすぐ隣接する着用者に面する表面、並びにこれらの組み合わせ及びその間に沿って固着される。別の実施形態は、明白に隆起した表面を提供するために、ベルト領域を含む材料の一部分を折り畳む又は巻くことによって形成された隆起部400を伴う。プルオン肌着と得られる折り畳みとの境界面は、折り畳みが使用中に解けないようにするために溶接される。
隆起部400の実施形態のいずれかの固着及び溶接は、接着剤、熱ボンド、圧力接着、超音波結合、動的機械的結合、又はこれらの組み合わせなど、当業者には周知のいずれかの溶接技術によって実行されてもよい。更に、隆起部400は、完全に、部分的に、又は断続的に物品を囲んでもよい。部分的に円周周辺を囲む隆起部が示されているが、隆起部400は、完全に又は断続的に物品を囲んでいる場合でも同じ機能的な目的を果たす。
図5aは、別個の把持可能な表面特性を備えた吸収性物品内の領域500としての持ち手の別の実施形態の斜視図である。別個の把持可能な表面特性を備えた領域500は、その領域にすぐ隣接した表面と比べて、その領域の質感、順応性、粘着性、又は摩擦の明白な違いを指す。最も好ましくは、明白な把持可能な表面特性は、摩擦の増加である。別個の把持可能な表面特性は、多様な方法で領域500に付与することができるプルオン肌着の最も外側の表面(例えば、典型的には不織布外側カバー)は、一般に、約0.15〜約0.23の静止摩擦係数を有する。これらの比較的低レベルの静止摩擦係数の値により、衣類をプルオンおむつ22の上に適用することが容易になる。領域は、約0.3超過から約4.0未満まで、好ましくは約0.4〜約2.0、最も好ましくは約0.7〜約1.5の静止摩擦係数を示す、別個の把持可能な表面を有してもよい。静止摩擦係数は、米国特許第6,626,879号、名称「物品保持領域を有する使い捨て吸収性物品(Disposable Absorbent Article Having Article Retention Zones)」(アシュトン(Ashton)ら、2003年9月20日発行)試験方法に従って測定される。
一実施形態では、別個の把持可能な表面特性を示す1以上の薄層を積層することによって、特性を領域に付与することができる。領域は、好ましくはコーティング又は貼付け剤によって積層される。領域がコーティングによって積層される場合、感圧性材料又は粘着性の材料のコーティングが挙げられるが、これらに限定されない、摩擦係数を増加させるのに好適なコーティング組成物が使用される好適なコーティングとしては、エチレンビニルアセテートコポリマー、ポリビニルアセテート、スチレンブタジエン、セルロースアセテートブチレート、エチルセルロース、アクリル類、合成ゴムホットメルト、及び他のホットメルトが挙げられる。コーティングの方法としては、押出し、コーティング、スロットコーティング、グラビア印刷、スクリーン印刷が挙げられるが、これらに限定されない。領域が貼付け剤によって積層される場合、貼付け剤は、薄く、可撓性で、且つ領域に固着できる、多数の異なる材料から作製することができる。そのような貼付け剤を作製できる材料の例は、ポリマーフィルム、孔あきフィルム、繊維性不織布シート、スクリム、スクリム網、又は繊維性のフロック加工基板である。貼付け剤は、熱/圧力固着を優先する当該技術分野で周知の固着手段によって、領域に固着させることができる。コーティング又は貼付け剤による積層のより詳細な説明は、上記に参照した米国特許第6,626,879号、特に保持領域の開示に含まれている。
一実施形態では、本質的に特性を示す材料から領域を作製することによって、領域にその特性を付与することができる。好ましくは、連続気泡発泡体を使用して、上述の静止摩擦係数を備えた側壁を提供してもよいが、物品を把持する助けとなるのに十分な静止摩擦係数を示す、多様な不織布、織布、ポリマー、及び発泡体材料がある。加えて、機械的又は化学的な加工処理によって、特性を領域に付与することができる。
増加した摩擦係数の代わりの、且つそれに加えて領域の追加の表面特性。領域は、その領域を含む材料が明白な品質を有するように、質感を示すことができる。例えば、領域をリングロール(ring rolling)することによって、質感を機械的に付与することができる。リングロールの代表的な方法は、米国特許第6,383,431号(ドブリン(Dobrin)ら、2002年5月7日発行)説明されている。領域は、その領域を含む材料が触れることによって撓むように、順応性を示すことができる。領域は、その領域を含む材料がわずかに接着性又は粘着質の触感を有するように、粘着性を示すことができる。
あるいは、領域は、プルオン肌着のいずれの場所に配置されてもよく、側壁に限定されない。領域は、着用者によって把持されてもよいように配置されることのみを必要とする。更に、領域は、寸法が限定されず、物品全体を囲むところまで、吸収性物品のいずれの部分に及んでもよい。領域は、プルオンおむつ20を囲んでも、図5aに見られるようにプルオンおむつ20を部分的に囲んでも、及び/又は図5bに見られるように、サイズ、形状、及び寸法が異なってもよい多数の別個の区域を含んでもよい。
図6aは、ループ600としての持ち手の別の実施形態の斜視図である。図6aは、二重ループが側壁のほぼ中間点から伸びる、好ましい一実施形態を示す。一実施形態では、ループ600は、腰部縁部15を越えて伸びるベルト領域を含む、材料の一体の舌部から形成される。舌部はそれ自体の上に折り畳まれ、舌部の遠位端はそれ自体に、又はプルオン肌着のいずれかの薄層の衣類に面する表面若しくは着用者に面する表面に、腰部縁部15に近接して固着される。得られる付属物は、物品を適用する際に把持されてもよいループ600である。代替実施形態では、ループ600は、織布、不織布、発泡体、又はポリマーフィルムの別個の材料片から形成される。材料片の遠位端が溶接されて、ループを形成する。ループの接続された末端部は、物品に固着され、好ましくはベルト領域内の2つの層の間に腰部縁部15で挿入される。あるいは、ストリップの遠位端の溶接及び物品に対するストリップの固着は、当該技術分野において既知のいずれかの溶接手段によって、単一の工程で実施されてもよい。加えて、別個のループは、ループを着用者が掴むことができるように、物品の衣類に面する表面にいずれかの場所で固着されてもよく、また側壁の中及び腰部縁部15に限定されない。
別の実施形態では、単一のループは、腰部縁部15からシャーシの後側領域内で延在してもよい。そのようなループの配置は、着用者又は介護人が仕上げを行う助けとなる。
別の実施形態では、ループ600は、材料の層、理想的には構成がバックシートに類似し、プルオン肌着20の衣類に面する表面に部分的に溶接された、積層された不織布であってもよい。この層は、好ましくは、層とバックシートの間にループが形成されるように、その間に非溶接部分がある対向する末端部で溶接される。得られるループは、ズボンなど従来の衣類に見られるような「ベルトループ」に類似する。
あるいは、ループは、ひも、糸、編み糸、撚り糸などを含んでもよい。そのような実施形態では、ループは天然繊維又は合成繊維から成ってもよい。ひもは、更に、ベルト領域内の2つの層の間に周辺で挿入され任意に固着されてもよい。腰部縁部15の周辺に沿った1以上の地点で、ひもは腰部縁部15から突出してループを形成してもよい。
図7aは、物品内の開口としての持ち手の別の実施形態の斜視図である。好ましい一実施形態では、開口はベルト領域内にある。開口は、最も好ましくは、着用者が側壁を通して指を挿入し、ベルト領域の一部分を把持できるように、側壁を貫通するスリット710である。最も好ましくは、スリットは、線状であって腰部縁部15にほぼ平行である。スリットの上の(腰部縁部15に隣接する)側壁領域は、従って、着用者に把持され物品を適用するのに使用される。
開口は、図7bに示すように、物品を貫通して別個の穴720を含むことができる。別個の穴720は開口であり、作られた空隙が無視できない程度の領域を有する。そのような穴は、スリットと同様の方式で動作する一方で、着用者により見えやすい。穴は、好ましくは楕円形であるが、形状は限定されない。
開口の寸法は、着用者が開口を指で掴むことができるような、有効なサイズのものである。開口の寸法は、物品が快適な適合及び機能性を維持するようにという点でのみ限定される。開口は、理想的には、側壁の上又はそれに沿って、ベルト領域に隣接して配置されるが、当業者であれば、開口は、着用者が掴むことができ、物品の機能的特徴が損なわれない限り、物品のいずれの場所に配置されてもよいことを理解するであろう。更に、開口が2つの対向する縁部に沿って側壁によって、且つ他の2つの対向する縁部上でシャーシによって画定されるように、開口は側壁の幅に及んでもよい。
更なる実施形態が、上述の持ち手のいずれかの組み合わせから得られてもよい。例えば、物品は、タブ自体が更に把持可能な領域を含む、タブとしての持ち手を含んでもよい。1以上の異なる持ち手の実施形態を単一の吸収性物品内で使用することは、本発明の範囲に含まれる。例えば、物品は把持可能な領域とループを含んでもよい。
本発明の別の実施形態では、吸収性物品は、トレーニングパンツの形態を取ってもよい。トレーニングパンツは、排泄しつけレジメン中の幼児が着用する。排泄しつけレジメンとは、一般に、介護人が、おむつを着用している幼児を、トイレを使用することによって自分で排泄物を廃棄できるように、移行させるプロセスを指す。トレーニングパンツは、介護人から自立しようとする幼児にとって重要な転機を提供する。トレーニングパンツは、小児が、親の助けを必要とせずに衣類を上げ下げできるようにする一方で、依然として液体及び固体の吸収性を提供し、排出物の漏れを防ぐものでなければならない。好ましい一実施形態では、トレーニングパンツは介護人に提供される。好ましくは、トレーニングパンツは包装されて提供されて、介護人に複数のパンツを提供する。包装の中には、介護人に対する指示が提供される。この指示は、幼児の排泄しつけレジメンに関して介護人に提供される、指示、案内、助言、戦略、及びいずれかの言語による又は言語によらない教示(図形表示を包含する)を包含する。好ましくは、指示は、介護人が幼児をおむつの使用からトイレの使用に移行させるのに用いてもよい、提案される方法を開示する。指示の少なくとも一部は、しつけにおける移行ツールとしての本願のトレーニングパンツの用途を説明する。
例えば、代表的な指示は、おむつからトレーニングパンツ、更に通常の非吸収性の下着への、三段階に分割された適当な時期での進展を定義してもよい。これらの段階は、必ずしも順次的である必要はなく、ある特定の幼児に固有の必要性があれば、断続的であっても省略されてもよい。更に、段階は別個のものでなくてもよく、1以上の段階が別の段階と重なってもよい。1つの段階では、幼児は、最初は適用されることによってトレーニングパンツをはくようになり、トレーニングパンツを着用する次の時期に徐々に導かれる。パンツを着用する時期は、幼児がほぼおむつだけを連続的に着用する段階から始まり、ほぼトレーニングパンツだけを連続的に着用する段階で終わるように、段階の間進行する。この段階の間、トレーニングパンツを適切に適用することは、介護人が教える。好ましくは、指導は持ち手を使用することに重点が置かれる。特に、持ち手は、適用して正しい適合を達成する助けとなることが、強調されなければならない。指導はまた、トレーニングパンツを包装から取り出す時、また適用前にトレーニングパンツを広げる時に、持ち手を使用するべきであることを包含してもよい。別の段階では、幼児は、最初は適用されることによって通常の非吸収性の下着をはくようになり、下着を着用する次の時期に徐々に導かれる。下着を着用する時期は、幼児がほぼトレーニングパンツだけを連続的に着用する段階から始まり、ほぼ下着だけを連続的に着用する段階で終わるように、段階の間進行する。更に別の段階では、幼児は、介護人によって、幼児が着用している下着を汚さないようにトイレを使用することを教えられる。介護人は、幼児が排尿及び排便のためにトイレを使用するという最終目的を達成するために、様々な行動の修正を用いる。行動の修正は、「おまる」(例えば、小児サイズの自蔵型の携帯トイレ、トイレに取り付けられる小児サイズの座部など)を使用すること、周期的に幼児をトイレに連れていくこと、トイレを使用して見せること、幼児にトイレを使用するのを思い出させること、誉め言葉及び褒美など、幼児がトイレを使用したことを誉めること、トイレの使用について幼児に話をすること、幼児がおもらしをしたら優しく再び教えて正すこと、幼児に目標を設定すること、本又は音声/視覚などの他の教育素材を小児に与えること、及びこれらの組み合わせを伴ってもよい。この段階は、理想的には、先行する2つの段階の少なくとも1つと部分的に同時進行する。この段階は、幼児が、排尿及び排便のためにほぼトイレのみを比較的自主的に使用することで完了する。比較的自主的にとは、トイレを使用する必要がある時に幼児がそれを認識し、トイレを使用できるように衣服を脱ぎ、トイレを使用できることを意味する。ほぼトイレのみを使用することは、あらゆるトレーニングと同様に、幼児が忘れたり、おもらしをしたり、排泄しつけ前の行動に陥ったりする場合があることを認識する。この段階は、上述した段階のいずれかと同時に完了する必要はない。
本発明の別の実施形態では、上述した持ち手の実施形態の1以上を含む吸収性物品は、複数の吸収性物品を収容するキットの中に包装されてもよい。吸収性物品は、持ち手に容易にアクセス可能であるように、キット内に配置される。容易にアクセス可能とは、持ち手が着用者又は介護人の目に見え、吸収性物品をキットから取り出すために、持ち手を把持し使用してもよいことを意味する。キットは、物品がアクセス可能になるように活性化する(例えば、蓋を開ける、パネルを取り除くなど)必要がある場合がある。好ましい一実施形態では、キットは、1つの実体として纏められ、熱可塑性フィルムのオーバーラップで覆われた、多数の吸収性物品によって画定される。特に好ましいキットは、米国特許第5,934,470号(バウアー(Bauer)ら、1999年8月10日発行)に示されている。このキットは、スペースを節約する一方で、吸収性物品が配送され、消費者に購入されることを可能にする。熱可塑性フィルムのカバーは、理想的には、熱可塑性フィルムのカバーの一部を取り除いて、吸収性物品にアクセスできるようにする、開口手段を含む。典型的な開口手段としては、熱可塑性フィルムのカバー内の実質的に連続する脆弱線、好ましくは穿孔が挙げられる。代表的な開口手段は、米国特許出願第5,036,978号(フランク(Frank)ら、1991年8月6日発行)に提示されている。
開口手段を活性化する際、吸収性物品は、キットから取り出すために個別に又は複数で提示されてもよい。このような提示とは関係なく、持ち手は目に見え、把持可能である。持ち手は、キットが開かれた形で、提示されてもよい。持ち手は、物品がキットの中で折り畳まれ及び/又は積み重ねられた形で、提示されてもよい。持ち手は、単に持ち手のサイズ、形状、又は位置によって提示されてもよい。典型的には、吸収性物品は、腰部縁部が見えるようにして、キットの中で均等に配置される(即ち、物品は同じように折り畳まれ、一体に纏められる)。このような場合、腰部縁部に沿ったタブとしての持ち手は、着用者又は介護人にとって容易にアクセス可能である。タブは、物品をキットから取り出すために、把持され使用されてもよい。その後、タブを含む第2の物品がキットから現れる。
「発明を実施するための最良の形態」で引用したすべての文献は、関連部分において本明細書に参考として組み込まれているが、どの文献の引用も、それが本発明に関する先行技術であることを容認するものと解釈されるべきではない。
本発明の特定の実施形態を説明し記載してきたが、本発明の趣旨及び範囲から逸脱することなく、様々な他の変更及び修正を実施できることが当業者には明白であろう。したがって、本発明の範囲内にあるそのような変更及び修正のすべてを、添付の特許請求の範囲で扱うものとする。
吸収性物品の斜視図。 吸収性物品の平面図。 フラップとしての持ち手を有する本発明の吸収性物品の斜視図。 図2aの区分線2−2で取った一体構成を含むフラップとしての持ち手の断面図。 図2aの区分線2−2で取った複数層構成を含むフラップとしての持ち手の断面図。 フラップとしての持ち手を有する本発明の吸収性物品の斜視図。 タブとしての持ち手を有する本発明の吸収性物品の斜視図。 正弦波形状の構成のタブとしての持ち手を有する本発明の吸収性物品の斜視図。 隆起部としての持ち手を有する本発明の吸収性物品の斜視図。 図4aの区分線4−4で取った2層の間に挿入された挿入物を含む隆起部としての持ち手の断面図。 図4aの区分線4−4で取った1層の間に挿入された挿入物を含む隆起部としての持ち手の断面図。 図4aの区分線4−4で取った吸収性物品の腰部縁部に沿ってキャップを含む隆起部としての持ち手の断面図。 改善された把持可能な表面を備えた領域としての持ち手を有する本発明の吸収性物品の斜視図。 改善された把持可能な表面を備えた領域としての持ち手を有する本発明の吸収性物品の斜視図。 ループとしての持ち手を有する本発明の吸収性物品の斜視図。 物品内の開口としての持ち手を有する本発明の吸収性物品の斜視図。 別個の穴を含む開口としての持ち手を有する本発明の吸収性物品の斜視図。

Claims (4)

  1. 前側領域と、後側領域と、吸収性物品の周囲に延在するベルト領域と、着用者に面する面と、衣類に面する面とを有するプルオン肌着を備えた吸収性物品であって、
    a)シャーシ;
    b)前記シャーシに隣接して配置され、前記前側領域と前記後側領域を接続して脚部開口と腰部開口を形成し、耳部またはパネルを有する少なくとも1つの側壁;
    を含み、さらに
    c)前記物品を着用者に適用するのを助けるための少なくとも1つの持ち手であって、前記持ち手は層を有するフラップであり、前記フラップは前記層と前記側壁の間に隙間を形成し、前記フラップは前記フラップの長手方向の対向する遠位縁部に近接配置された対向する長手方向溶接部により前記物品の衣類に面する面に接続されている、持ち手を更に含吸収性物品。
  2. 前記シャーシが、液体透過性トップシート、前記トップシートに接合された液体不透過性バックシート、及び前記トップシートと前記バックシートの間に挿入された吸収性コアを更に含む、請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記バックシートが少なくとも不織布外側カバーを更に含む、請求項2に記載の吸収性物品。
  4. 請求項1〜の吸収性物品のうちの2つ以上を含むキットであって、前記持ち手に容易にアクセス可能であるように、前記物品が前記キット内で位置付けられたキット。
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