JP2002291801A - パンツ型使い捨ておむつ - Google Patents

パンツ型使い捨ておむつ

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JP2002291801A JP2001099867A JP2001099867A JP2002291801A JP 2002291801 A JP2002291801 A JP 2002291801A JP 2001099867 A JP2001099867 A JP 2001099867A JP 2001099867 A JP2001099867 A JP 2001099867A JP 2002291801 A JP2002291801 A JP 2002291801A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】使用後においては弱い力でも側縁接合部を容易
に剥がすことができ、なおかつ使用時においては側縁接
合部が十分に剥がれ難くする。 【解決手段】腹側の両側縁部と背側の両側縁部とがそれ
ぞれ接合され、ウエスト開口部WOおよび左右一対のレ
ッグ開口部LOが形成された、パンツ型使い捨て紙おむ
つにおいて、接合部30の接合強度が2.0〜6.0k
g/50mmとされ、接合部30の縦方向の接合強度
が、上端部30Uの接合強度をX、下端部30Bの接合
強度をY、および中間部30Mの接合強度をZとしたと
き、X>Y>Zの関係を有するように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パンツ型おむつ、
具体的には、前身頃と後身頃との両脇縁部を接合するこ
となどにより形成されたウエスト開口部および左右一対
のレッグ開口部を有する後処理可能なパンツ型使い捨て
紙おむつに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のパンツ型使い捨て紙おむつは、腹
側の両側縁部と背側の両側縁部とがヒートシール等の熱
溶着によりそれぞれ接合され、ウエスト開口部および左
右一対のレッグ開口部が形成されている。
【0003】そして、この種のパンツ型使い捨て紙おむ
つの使用方法の一つとして、使用後に側縁の接合部全体
を剥がして(または引き裂いて)被着体から紙おむつを
取り外すことがある。この手法は、特に老人のようにパ
ンツ型紙おむつを脱ぐのが難しい、あるいは脱がせるの
が難しい場合に適している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
パンツ型紙おむつは、使用時における剥がれ難さしか重
視しておらず、側縁接合部の接合強度が強過ぎたため、
前述のような紙おむつ取り外しを行う場合には、力の弱
い女性や老人では側縁接合部を剥がし難いという問題点
を有していた。またそのため、はさみ等で接合部または
その近傍を切り裂く人もあり、使用者の肌を傷つける危
険があった。
【0005】そこで、本発明の主たる課題は、使用後に
おいては力の弱い女性や老人であっても側縁接合部を容
易に剥がすことができ、なおかつ使用時においては側縁
接合部が十分に剥がれ難い、パンツ型使い捨て紙おむつ
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決した本発
明は次記のとおりである。 <請求項1記載の発明>腹側の両側縁部と背側の両側縁
部とがそれぞれ接合され、ウエスト開口部および左右一
対のレッグ開口部が形成された、パンツ型使い捨て紙お
むつにおいて、前記接合部の接合強度が2.0〜6.0
kg/50mmとされ、前記接合部における、上端部の
接合強度をX、下端部の接合強度をY、およびこれら両
端部間の中間部の接合強度をZとしたとき、 X>Y>Z の強度関係を有するように構成された、ことを特徴とす
るパンツ型使い捨ておむつ。
【0007】(作用効果)パンツ型紙おむつを使用して
いるときに、側縁の接合部において最も剥がれやすい部
分は、上端部(ウエスト開口部がわの端部)であり、次
いで下端部(レッグ開口部がわの端部)が剥がれやす
く、これらの間の中間部は最も剥がれ難い。したがっ
て、上記課題を解決する上では、使用時において接合部
の剥がれやすさが縦方向に異なることに対応させて、接
合部の強度を2.0〜6.0kg/50mmの範囲で縦
方向に異ならしめるのが望ましい。これによって、使用
後においては力の弱い女性や老人であっても接合部を容
易に剥がすことができ、なおかつ使用時においては接合
部が剥がれ難いものとなる。
【0008】<請求項2記載の発明>前記接合部におけ
る、上端部の接合強度をX、下端部の接合強度をY、お
よびこれら両端部間の中間部の接合強度をZとしたと
き、 1.2Z≦X≦3.0Z 1.0Z<Y≦2.0Z の強度関係を有するように構成された、請求項1記載の
パンツ型使い捨て紙おむつ。
【0009】(作用効果)かかる大小関係に基づいて接
合部の強度を縦方向に異ならしめることによって、使用
後においては力の弱い女性や老人であっても側縁接合部
をより容易に剥がすことができ、なおかつ使用時におい
ては側縁接合部がより剥がれ難いものとなる。
【0010】<請求項3記載の発明>前記接合される背
側及び腹側の両側縁部を含むおむつ最外面を構成する最
外面シートが複数種の繊維を混合状態で含有するエアス
ルー不織布シートにより形成され、この最外面シートの
背側および腹側が前記ウエスト開口部においておむつ最
内面にそれぞれ折り返され、その折り返し内面部分の縦
方向幅が30〜70mmとされ、前記接合部における上
端部は、前記最外面シートのおむつ外面部分および前記
折り返し内面部分を含み、その他の部分は前記最外面シ
ートのおむつ外面部分は含むが折り返し内面部分は含ま
ないように構成された、請求項1または2記載のパンツ
型使い捨て紙おむつ。
【0011】(作用効果)従来のパンツ型使い捨て紙お
むつを構成する不織布としては、ポリプロピレン繊維を
用いてスパンボンド法により形成したPPスパンボンド
不織布や、エアスルー法によるエアスルー不織布、ポイ
ントボンド法によるポイントボンド不織布が知られてい
る。本発明は、このうちエアスルー不織布が本来的に有
する特性としての強度の低さ、ならびに複数種の繊維を
混合状態で用いることによる強度調節の容易性に着目し
てなされたものであり、接合部の強度に寄与する最外面
シートを、複数種の繊維を混合状態で含有するエアスル
ー不織布シートにより形成して、接合部の接合強度を前
述のように調節するところに、主要ポイントを有するも
のである。特に最外面シートをおむつ最内面に折り返す
ことにより、接合部の上端部において比較的低強度のシ
ート数が増加することとなるため、強度を微妙に増加さ
せることができ、剥がれ難くなることもない。
【0012】<請求項4記載の発明>前記エアスルー不
織布として、太さが4dtex以下のPE/PET繊維
を60〜90重量%および太さが4dtex以下のPE
/PP繊維を40〜10重量%それぞれ含有するエアス
ルー不織布を用いた、請求項3記載のパンツ型使い捨て
紙おむつ。
【0013】(作用効果)特にかかるエアスルー不織布
を用いることにより、使用後においては力の弱い女性や
老人であっても側縁接合部をより容易に剥がすことがで
き、なおかつ使用時においては側縁接合部がより剥がれ
難いものとできるだけでなく、おむつ最外面が非常に柔
らかく、肌触りも良好となる利点がもたらされる。な
お、いうまでもないが、PEはポリエチレン、PETは
ポリエチレンテレフタレート、PPはポリプロピレンを
それぞれ意味する(以下同じ)。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態によってさらに詳説する。 <本発明が対象とするパンツ型紙おむつの例>図1はパ
ンツ型おむつ例Pの展開状態を示し、図2は図1のII−
II線矢視図、図3は図1のIII−III線矢視図、図4は製
品の斜視図である。ここに、図1を用いておむつ各部名
称の意味について説明すると、先ず、「縦方向」とは、
腹側と背側を結ぶ方向を意味し、「周方向」とは前記縦
方向と直交する方向(または製品幅方向)を意味する。
「ウエスト開口縁」とはウエスト開口部WOの縁を意味
し、「レッグ開口縁」とはレッグ開口部LOの縁を意味
する。「レッグ開口始端」とはレッグ開口部LOのレッ
グ開口縁と接合部30と交差する位置を意味し、レッグ
開口縁の始まり個所の意味である。「胴周り領域」Tと
は、ウエスト開口縁からレッグ開口始端に至る長さ範囲
の全体領域を意味する。胴周り領域Tは、概念的に「ウ
エスト部」Wと「腰下部」Uとに分けることができる。
これらの縦方向の長さは、製品のサイズによって異なる
が、ウエスト部Wは30〜70mm、腰下部Uは45〜
220mmである。「股部領域」Lとは、レッグ開口部
を形成する範囲、すなわち前身頃側のレッグ開口始端か
ら後身頃側のレッグ開口始端に至る長さ範囲の全体領域
を意味する。また、「中央部」とは、製品の中央線を含
む側部を除く中間領域を意味する。「脇部」とは、胴周
り領域Tにおける両側部を意味する。
【0015】次に構造について説明すると、本例の紙お
むつは、おむつ外形をなす最外面シート5と、この最外
面シート5の内面にウエスト部Wを除く部分を覆うよう
に固定された押えシート10と、この押えシート6の内
面に固定され、おむつ幅方向中央において股間部4を中
心として前後方向に延在する吸収体ABと、吸収体AB
の前端部および後端部のそれぞれからウエスト部Wまで
且つ外形に沿う幅で延在する前後漏れ防止シート11
と、を主体として構成されている。
【0016】また特に本例では、最外面シート5の背側
および腹側がウエスト開口部WOにおいておむつ最内面
にそれぞれ折り返され、その折り返し部分5iが漏れ防
止シートのウエスト部Wの上面に固定されている。この
折り返し内面部分5iの縦方向幅は、30〜70mmと
するのが望ましい。
【0017】また、良く知られているように使い捨て紙
おむつにおいては、体へのフィット性を高めるために、
適所に糸ゴム等の弾性伸縮部材が配置固定される。本例
では図3にも示すように、ウエスト部Wにおいては、最
外面シート5における外面部分と折り返し内面部分5i
との間、ならびに最外面シート5の外面部分と漏れ防止
シート6との間に、5〜10本程度のウエスト伸縮部材
8が縦方向に1〜10mm程度の間隔をおいて周方向に
沿って伸張下に配置固定されている。また、腰下部Uに
おいては、胴周りのフィット性を高め尿の前後漏れを防
止するために、最外面シート5と押えシート6との間
に、周方向に沿って5〜15本程度の腰下部伸縮部材7
が縦方向に5〜15mm程度の間隔をおいて周方向に沿
って伸張下に配置固定されている。さらに、脚周りのフ
ィット性を高めるために、腹側および背側のそれぞれに
おいて一方側の側縁部30から脚周りを通り、股間部4
を通り、他方側の脚周りを通り他方側の側縁部30まで
延在する3〜5本程度の脚周り伸縮部材9が、側縁部3
0および股間部4においては間隔をあけずに且つ脚周り
部においては3〜5mmの間隔をあけて、最外面シート
5と押えシート6との間に配置固定されている。
【0018】なお、以上に説明したシート相互の固定な
らびにシートに対する伸縮部材の固定は、ホットメルト
接着剤等の接着剤を用いて行うことができる。
【0019】他方、吸収体ABは、図2及び図3に示す
ように、たとえば、不織布などからなり着用者の肌に直
接触れる透液性トップシート1と、ポリエチレンなどの
プラスチックフィルムや撥水処理を施した不織布からな
る不透液性バックシート2との間に、綿状パルプを主体
とする吸収コア3を必要によりこれを吸収紙3A,3B
で包み、周縁部分を例えばホットメルト接着剤などによ
り接着して一体化したものとして形成することができ
る。
【0020】さらに本例では、図2にも示すように、か
かる吸収体ABの両側部には脚周りバリヤーカフス2
0,20が設けられている。このバリヤーカフス20
は、折り返して二重にしたバリヤーシート21から構成
されており、バリヤーシート21の内側面の基端部がバ
ックシート2にホットメルト接着剤により固定されてい
るとともに、バリヤーシート21の外側面の延在部が本
体バックシート5にホットメルト接着剤などにより固定
されている。
【0021】バリヤーシート21の折り返し自由縁部の
近傍には、帯状ゴムや糸状ゴムなどからなる単数又は複
数の先端部伸縮部材22が伸長下でホットメルト接着剤
などにより固定されている。また図示のようにバリヤー
カフス20は起立する自由部のほぼ中央において先端側
が外側に折り返されて外向き部が形成されており、この
折り返しがなされていない内向きの基端部側(根元側)
に単数又は複数の基端部伸縮部材22Aが伸長下でホッ
トメルト接着剤などにより固定されている。
【0022】さらに本例では、この種のパンツ型使い捨
て紙おむつにおいて良く見るように、後身頃の腰下部外
面には、使用後に紙おむつを丸めた状態で止着するため
の後処理テープ70が取り付けられている。
【0023】このような構成で、図1に示す展開状態の
おむつ半製品を製造した後の製造工程の最終段階で、前
身頃Fと後身頃Bとの両側縁部の長手方向全体を超音波
シールや熱溶融などの繊維溶着手段により接合する(こ
の接合部を符号30としてある)ことにより、図4に示
されているようにウエスト開口部WOおよび左右一対の
レッグ開口部LOが形成される。
【0024】<本発明の特徴構成>さて、以上に説明し
たパンツ型紙おむつ例において本発明の特徴構成(接合
部強度2.0〜6.0kg/50mm、および上端部の
接合強度X>下端部の接合強度Y>中間部の接合強度
Z)を具備せしめるためには、上記の最外面シート5
(折り返し部分5iを含む)として、複数種の繊維から
なるエアスルー不織布を用いることを推奨する。これに
対して、押えシート6および前後漏れ防止シート11と
しては、同種の又は繊維種の異なるエアスルー不織布を
用いることもできるが、スパンボンド不織布等を用いる
のが望ましい。
【0025】本発明で用いるエアスルー不織布の具体例
としては、PE/PET繊維及びPE/PP繊維を混合
して用いた、PE/PET−PE/PP混合単層エアス
ルー不織布が望ましいが、本発明の範囲において他の繊
維の組み合わせも可能である。他の繊維としてはPP/
PP繊維等がある。エアスルー不織布シートの坪量とし
ては、15〜45g/m2が好ましい。
【0026】また、エアスルー不織布シートの原反は長
手方向(MD方向)に沿う繊維配向を有しており、これ
を通常の紙おむつ製造ラインに供給した場合、エアスル
ー不織布シートの繊維配向方向がおむつ周方向に沿うこ
とになる。エアスルー不織布シートは繊維配向方向の強
度は比較的に高いものの、これと直交するCD方向の強
度は比較的に低くなるので、これを用いた場合、最外面
シートのおむつ周方向の強度は比較的に高くなる。
【0027】そして、かかるエアスルー不織布を前述の
紙おむつに適用した場合、接合部30は図5に示すよう
に縦方向に異なるシート構成を有するようになる。すな
わち、(x)接合部30における上端部30Uは、最外
面シート5のおむつ外面部分と、折り返し内面部分5i
と、それらの間に配された、ウエスト伸縮部材8と、漏
れ防止シート11のウエスト部相当部と、これら要素相
互を接着する接着剤(図示せず)とから構成され、その
縦方向幅は例えば30〜70mm程度とされ、(y)下
端部30Bは、最外面シート5のおむつ外面部分と、漏
れ防止シート11と、それらの間に配された押えシート
6と、最外面シート5のおむつ外面部分および押えシー
ト6間に配された脚周り伸縮部材9と、これら要素相互
を接着する接着剤(図示せず)とから構成され、その縦
方向幅は例えば80〜150mm程度とされ、(z)中
間部30Mは、最外面シート5のおむつ外面部分と、漏
れ防止シート11と、それらの間に配された押えシート
6と、最外面シート5のおむつ外面部分および押えシー
ト6間に配された腰下部伸縮部材7と、これら要素相互
を接着する接着剤(図示せず)とから構成され、その縦
方向幅は例えば20〜50mm程度とされる。
【0028】このように構成することによって、各部の
構成要素等が異なるために、前述のように、 上端部接合強度X>下端部接合強度Y>中間部接合強度
Z という関係が成り立つようになる。また特にこの場合に
は、 1.2Z≦X≦3.0Z 1.0Z<Y≦2.0Z の強度関係を有するようになる。さらに、接合部30の
全ての部位30U,30M,30Bに共通の要素として
含まれる最外面シート5として前述のように柔らかいエ
アスルー不織布シートを用いることにより、接合部強度
が2.0〜6.0kg/50mm、特に2.1〜4.2
kg/50mmと、微妙に低くすることができ、よって
使用後においては力の弱い女性や老人であっても側縁接
合部30を容易に剥がすことができ、なおかつ使用時に
おいては側縁接合部30がより剥がれ難いという相反す
る特性を両立させることができるようになる。
【0029】ここに、本発明にいう接合部の強度は、次
のようにして測定することができる。すなわち図6に示
すように、(A)先ず接合部30の上端部30U、中間
部30Mおよび下端部30Bにおいて、腹側および背側
にそれぞれ周方向長さ60mmかつ幅50mmの部分を
切り取り、これを試験片TSとする。(B)次いで、こ
の試験片TSをおむつ周方向に相当する方向へ引っ張る
ように引張試験機にセットする。この際、幅10mmの
上下各端部e1,e2を図示しない引張試験機の上下チ
ャックにそれぞれ挟み固定する。また試験機の作動条件
を、クロスヘッドスピード500mm/min、チャッ
ク間距離100mmにセットする。しかる後、引張試験
機を作動させて接合部が破断するまで測定を行い、その
結果得られるチャートから破断点を読み取り、これを接
合部強度とする。
【0030】他方、上述のような手法以外にも、接合部
30の構成要素(上記例では、最外面シート5、押えシ
ート6、漏れ防止シート11、伸縮部材7,8,9およ
び接着剤)の種類、有無、数、材質や、接合温度等を適
宜変更することによって本発明の条件を満足するパンツ
型紙おむつを製造することが可能であり、それらも本発
明に含まれることはいうまでもない。例えば、後述の実
施例からも明らかなように、接合部におけるシート相互
等の接着のための接着剤の使用量を減らすと、接合強度
を増加させることができる。よって、前述のような不織
布の選定と組み合わせて或いは単独で、接着剤の使用量
を縦方向に変化させることによって、具体的には接着剤
の使用量が上端部>中間部>下端部となるように構成す
ることによって本発明の条件を満足するパンツ型紙おむ
つとすることもできる。本発明における好ましい接着剤
の使用量は5〜10g/m2である。
【0031】
【実施例】表1に示すように、各種製造条件を変更しな
がら、前述の図1〜図4に示す構造のパンツ型使い捨て
紙おむつを各種製造し、ヒートシール接合部の強度測定
試験および接合部の剥離感の官能評価等を行った。
【0032】特に表1における最外面シートの種類は、
下記のとおりである。 (従来例)PP繊維を用いスパンボンド法により形成し
た単層の不織布。 (比較例1,2及び実施例3)PE/PET繊維からな
る層とPP/PP繊維からなる層とを有するようにエア
スルー法により形成した二層の不織布。 (実施例1)PP繊維を用いスパンボンド法により形成
した単層の不織布。 (実施例2)PE/PET繊維を用いエアスルー法によ
り形成した単層の不織布。 (実施例4,5)PE/PET繊維及びPE/PP繊維
を混合して用いエアスルー法により形成した単層の不織
布。
【0033】
【表1】
【0034】その結果を表2に示す。
【表2】
【0035】このように、PE/PET−PE/PP混
合単層エアスルー不織布を用いた場合等、特定の場合に
おいて本発明の条件を満たすパンツ型紙おむつを製造す
るこができる。また、かかる本発明の条件を満たすパン
ツ型紙おむつは、その他の例と比べて接合部を剥離しや
すいことが判明した。
【0036】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、使用後
においては力の弱い女性や老人であっても側縁接合部を
容易に剥がすことができ、なおかつ使用時においては側
縁接合部が十分に剥がれ難い、パンツ型使い捨て紙おむ
つとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パンツ型使い捨て紙おむつ例の内面側展開図で
ある。
【図2】図1のII−II線矢視図である。
【図3】図1のIII−III線矢視図である。
【図4】パンツ型使い捨て紙おむつ例の正面斜視図であ
る。
【図5】図1のV−V線矢視図である。
【図6】側縁部接合強度測定試験の試験要領を概略的に
示す図である。
【符号の説明】
AB…吸収体、F…前身頃、B…後身頃、WO…ウエス
ト開口部、LO…レッグ開口部、1…透液性トップシー
ト、2…不透液性バックシート、3…吸収コア、5…最
外面シート、5i…折り返し部分、6…押えシート、7
…ウエスト伸縮部材、8…腰下部伸縮部材、9…脚周り
伸縮部材、11…漏れ防止シート、20…バリヤーカフ
ス、21…バリヤーシート、26…背漏れガード部、3
0…接合部、30U…上端部、30B…下端部、30M
…中間部、70…後処理テープ。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年5月31日(2001.5.3
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態によってさらに詳説する。 <本発明が対象とするパンツ型紙おむつの例>図1はパ
ンツ型おむつ例の展開状態を示し、図2は図1のII−II
線矢視図、図3は図1のIII−III線矢視図、図4は製品
の斜視図である。ここに、図1を用いておむつ各部名称
の意味について説明すると、先ず、「縦方向」とは、腹
側と背側を結ぶ方向を意味し、「周方向」とは前記縦方
向と直交する方向(または製品幅方向)を意味する。
4に示すとおり、「ウエスト開口縁」とはウエスト開口
部WOの縁を意味し、「レッグ開口縁」とはレッグ開口
部LOの縁を意味する。「レッグ開口始端」とはレッグ
開口部LOのレッグ開口縁と接合部30と交差する位置
を意味し、レッグ開口縁の始まり個所の意味である。
「胴周り領域」Tとは、ウエスト開口縁からレッグ開口
始端に至る長さ範囲の全体領域を意味する。胴周り領域
Tは、概念的に「ウエスト部」Wと「腰下部」Uとに分
けることができる。これらの縦方向の長さは、製品のサ
イズによって異なるが、ウエスト部Wは30〜70m
m、腰下部Uは45〜220mmである。「股部領域」
Lとは、レッグ開口部を形成する範囲、すなわち前身頃
側のレッグ開口始端から後身頃側のレッグ開口始端に至
る長さ範囲の全体領域を意味する。また、「中央部」と
は、製品の中央線を含む側部を除く中間領域を意味す
る。「脇部」とは、胴周り領域Tにおける両側部を意味
する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】次に構造について説明すると、本例の紙お
むつは、おむつ外形をなす最外面シート5と、この最外
面シート5の内面にウエスト部Wを除く部分を覆うよう
に固定された押えシートと、この押えシート6の内面
に固定され、おむつ幅方向中央において股間部4を中心
として前後方向に延在する吸収体ABと、吸収体ABの
前端部および後端部のそれぞれからウエスト部Wまで且
つ外形に沿う幅で延在する前後漏れ防止シート11と、
を主体として構成されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】また、良く知られているように使い捨て紙
おむつにおいては、体へのフィット性を高めるために、
適所に糸ゴム等の弾性伸縮部材が配置固定される。本例
では図3にも示すように、ウエスト部Wにおいては、最
外面シート5における外面部分と折り返し内面部分5i
との間、ならびに最外面シート5の外面部分と漏れ防止
シート6との間に、5〜10本程度のウエスト伸縮部材
8が縦方向に1〜10mm程度の間隔をおいて周方向に
沿って伸張下に配置固定されている。また、腰下部Uに
おいては、胴周りのフィット性を高め尿の前後漏れを防
止するために、最外面シート5と押えシート6との間
に、周方向に沿って5〜15本程度の腰下部伸縮部材7
が縦方向に5〜15mm程度の間隔をおいて周方向に沿
って伸張下に配置固定されている。さらに、脚周りのフ
ィット性を高めるために、腹側および背側のそれぞれに
おいて一方側の側縁接合部30から脚周りを通り、股間
部4を通り、他方側の脚周りを通り他方側の側縁接合
30まで延在する3〜5本程度の脚周り伸縮部材9が、
側縁接合部30および股間部4においては間隔をあけず
に且つ脚周り部においては3〜5mmの間隔をあけて、
最外面シート5と押えシート6との間に配置固定されて
いる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】さらに本例では、図2にも示すように、か
かる吸収体ABの両側部には脚周りバリヤーカフス2
0,20が設けられている。このバリヤーカフス20
は、折り返して二重にしたバリヤーシート21から構成
されており、バリヤーシート21の内側面の基端部がバ
ックシート2にホットメルト接着剤により固定されてい
る。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 AB…吸収体、F…前身頃、B…後身頃、WO…ウエス
ト開口部、LO…レッグ開口部、1…透液性トップシー
ト、2…不透液性バックシート、3…吸収コア、5…最
外面シート、5i…折り返し部分、6…押えシート、7
腰下部伸縮部材、8…ウエスト伸縮部材、9…脚周り
伸縮部材、11…漏れ防止シート、20…バリヤーカフ
ス、21…バリヤーシート、26…背漏れガード部、3
0…側縁接合部、30U…上端部、30B…下端部、3
0M…中間部、70…後処理テープ。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3B029 BD01 BD14 BF06 4C098 AA09 CC29 DD10 DD25 DD26 4L047 AA14 AA21 AA28 BA09 BA24 BB01 CC04 EA02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】腹側の両側縁部と背側の両側縁部とがそれ
    ぞれ接合され、ウエスト開口部および左右一対のレッグ
    開口部が形成された、パンツ型使い捨て紙おむつにおい
    て、 前記接合部の接合強度が2.0〜6.0kg/50mm
    とされ、 前記接合部における、上端部の接合強度をX、下端部の
    接合強度をY、およびこれら両端部間の中間部の接合強
    度をZとしたとき、 X>Y>Z の強度関係を有するように構成された、 ことを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  2. 【請求項2】前記接合部における、上端部の接合強度を
    X、下端部の接合強度をY、およびこれら両端部間の中
    間部の接合強度をZとしたとき、 1.2Z≦X≦3.0Z 1.0Z<Y≦2.0Z の強度関係を有するように構成された、請求項1記載の
    パンツ型使い捨て紙おむつ。
  3. 【請求項3】前記接合される背側及び腹側の両側縁部を
    含むおむつ最外面を構成する最外面シートが複数種の繊
    維を混合状態で含有するエアスルー不織布シートにより
    形成され、この最外面シートの背側および腹側が前記ウ
    エスト開口部においておむつ最内面にそれぞれ折り返さ
    れ、その折り返し内面部分の縦方向幅が30〜70mm
    とされ、 前記接合部における上端部は、前記最外面シートのおむ
    つ外面部分および前記折り返し内面部分を含み、その他
    の部分は前記最外面シートのおむつ外面部分は含むが折
    り返し内面部分は含まないように構成された、 請求項1または2記載のパンツ型使い捨て紙おむつ。
  4. 【請求項4】前記エアスルー不織布として、太さが4d
    tex以下のPE/PET繊維を60〜90重量%およ
    び太さが4dtex以下のPE/PP繊維を40〜10
    重量%それぞれ含有するエアスルー不織布を用いた、請
    求項3記載のパンツ型使い捨て紙おむつ。
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