JP2006204698A - パンツ型使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】廃棄用止着テープのような別途の部材ではなく、おむつ本体に形成した廃棄用手段によって、簡便におむつを丸めた状態に保持できるようにしたパンツ型使い捨ておむつを提供する。
【解決手段】製品状態で、前身頃Fと後身頃Bとが側部で接合されることにより、ウエスト開口部と左右一対のレッグ開口部とが形成されるとともに、前身頃及び後身頃に夫々上下方向に間隔をおいて水平方向に沿って配置された複数の弾性伸縮部材25,25…を有するパンツ型使い捨ておむつにおいて、前記弾性伸縮部材25,25に沿ってスリット孔27を形成することにより、該スリット孔27は前記弾性伸縮部材25,25…の作用によって孔長手方向に伸縮性を有するようにする。廃棄に当たっては、おむつを丸めた後、おむつ端部を前記スリット孔27をくぐらせるようにして固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、紙おむつ本体部分に廃棄用手段が形成されたパンツ型使い捨ておむつに関する。
従来より、おむつ離れを促進する、或いはその都度止着テープを用いての装着作業から大人を解放し、装着を簡便化するなどの目的のために、パンツ型使い捨て紙おむつがテープ型使い捨て紙おむつと共に市場に提供されている。
このパンツタイプの紙おむつは、例えば図15に示されるように、ポリエチレンなどからなる不透液性バックシート50上に、前部と後部の腰回り部分に弾性伸縮部材51,52を配設するとともに、一方の脚回りの前身頃F端から製品紙おむつの下部を巡って他方の脚回りの前身頃F端に連続した第1弾性伸縮部材53と、一方の脚回りの後身頃B端から製品紙おむつの股下部分を巡って他方の脚回りの後身頃B端に連続した第2弾性伸縮部材54を配設し、この不透液性バックシート50上に吸収体55を配置し、さらにこの上に透液性トップシート56を重ね、予め砂時計状に形成されたものを前後方向に折り畳み、かつ折り畳んだ両側縁部分をシール溶着または超音波溶着法により接合することにより、パンツタイプの紙おむつとしたものである。
かかるパンツ型使い捨て紙おむつの廃棄処理に際し、下記特許文献1には、図16に示されるように、後身頃Bの中央部であってかつウエスト開口縁部の弾性伸縮部材57の固定領域の下方部において、不透液性バックシート58の表面に、おむつの上下方向に沿って一端を固定し、3つ折り状態で折り畳んで固定した細帯状の廃棄用止着テープ59を備えたパンツ型使い捨て紙おむつが提案されている。廃棄処理に当たっては、おむつを股間側から長手方向に丸めるとともに、前記廃棄用止着テープ59を折り畳んだ状態から引張って延長させ、不透液性バックシート58の表面に止着し丸めた状態で固定して廃棄する。このように、後身頃に廃棄用テープを備えるパンツ型使い捨て紙おむつとしては、他に下記特許文献2,下記特許文献3などを挙げることができる。
また、前記廃棄用止着テープ以外の手段により、紙おむつを丸めた状態に固定する紙おむつも幾つか提案されている。例えば、下記特許文献4では、図17に示されるように、パンツの前後胴回り部の幅方向端縁とサイドシールとの間に、パンツ本体の長手方向に延びるスリット状その他の開口もしくは切込みを形成し得るミシン目60を備えたパンツ型使い捨ておむつが提案されている。
実公平8−10305号公報 特表平8−507699号公報 特開2001−178777号公報 特開2004−229815号公報
しかしながら、前記特許文献1〜3のように、廃棄用止着テープを使用して丸めた紙おむつを固定する方法の場合には、弾性伸縮部材57の固定領域の下方部に、すなわち後身頃Bの略中央に廃棄用止着テープ59を固定しているため、廃棄用止着テープ59の先端を摘んで延長させる際に、廃棄用止着テープ59が摘みづらいなどの問題があるとともに、使用済みおむつを丸めた状態として固定する際に、止着し直しを何度か行っていると粘着強度が低下し、固定したはずの廃棄用止着テープ59が自然と剥がれてしまうことがある、更には資材費が余計に掛かりコスト増の原因となるなどの問題があった。
また、上記特許文献4のように、サイドシール部に縦方向に沿って形成したミシン目60を廃棄用手段とする場合には、前記ミシン目60による開口が伸縮性を有しないため、丸めたおむつを固定する際に非常に操作がしづらく、かつ固定状態をきっちりと保持できないという問題があった。
そこ本発明の主たる課題は、廃棄用止着テープの如き別途の部材ではなく、おむつ本体に形成した廃棄用手段によって、簡便におむつを丸めた状態に保持できるようにしたパンツ型使い捨ておむつを提供することにある。
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、製品状態で、前身頃と後身頃とが側部で接合されることにより、ウエスト開口部と左右一対のレッグ開口部とが形成されたパンツ型使い捨ておむつにおいて、
前記パンツ型使い捨ておむつにスリット孔を形成するとともに、該スリット孔は近接する弾性伸縮部材の作用によって孔長手方向に伸縮性を有することを特徴とするパンツ型使い捨ておむつが提供される。
請求項2に係る本発明として、製品状態で、前身頃と後身頃とが側部で接合されることにより、ウエスト開口部と左右一対のレッグ開口部とが形成されるとともに、前身頃及び後身頃に夫々上下方向に間隔をおいて水平方向に沿って配置された複数の弾性伸縮部材を有するパンツ型使い捨ておむつにおいて、
前記弾性伸縮部材に沿うとともに、該弾性伸縮部材に近接してスリット孔を形成することにより、該スリット孔は前記弾性伸縮部材の作用によって孔長手方向に伸縮性を有することを特徴とするパンツ型使い捨ておむつが提供される。
上記請求項1、2記載の本発明においては、おむつに対してスリット孔を形成するとともに、該スリット孔が近接して配置されている弾性伸縮部材によって孔長手方向に伸縮性を有するようにしたものである。従って、使用済み紙おむつを廃棄するに当たり、おむつ両側縁部のシール溶着部を引き裂いて身体から取り外した後、紙おむつを二つ折りにした状態で股側から丸めた後、前記スリット孔が形成された部分を側方に引っ張り、スリット孔を大きく開口させた後、丸めたおむつの端部を前記スリット孔をくぐらせるようにして固定を図ることができる。
請求項3に係る本発明として、前記スリット孔は、おむつのほぼ中央、若しくは両側部の少なくとも一方側に形成してある請求項1、2いずれかに記載のパンツ型使い捨ておむつが提供される。前記スリット孔は、例えばおむつのほぼ中央、若しくは両側部の少なくとも一方側に形成することができる。仮におむつの側部に形成した場合には、前身頃と後身頃とを接合しているシール接合部に近接することになるため、スリット孔の端部からの破れを効果的に防止することができる。
請求項4に係る本発明として、前記スリット孔は後身頃に形成される請求項1〜3いずれかに記載のパンツ型使い捨ておむつが提供される。通常、パンツ型使い捨ておむつは、後側の臀部に緩みを持たせるようにするため、製品状態(2つ折り平面状態)では背面側が膨出する湾曲形状となっているため、使用済みおむつは、この湾曲に倣う方向に丸められるため、前記スリット孔は後身頃に形成するのが望ましい。
請求項5に係る本発明として、前記スリット孔は長手寸法が100〜200mmとされる請求項1〜4いずれかに記載のパンツ型使い捨ておむつが提供される。
請求項6に係る本発明として、前記スリット孔の周辺部を熱シールによって補強してある請求項1〜5いずれかに記載のパンツ型使い捨ておむつが提供される。前記スリット孔の周辺部を熱シールによって補強することにより、スリット孔縁部からの破れを防止することができる。
以上詳説のとおり本発明によれば、廃棄時におむつを丸めた後、前記スリット孔を拡げ、丸めたおむつを端部からくぐらすようして固定することによって、簡便におむつを丸めた状態に保持することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
《第1形態例》
図1は本第1形態例に係るパンツ型使い捨ておむつ1Aの製品状体を示す斜視図であり、図2は一部破断展開図である。
図1および図2に示されるように、本パンツ型紙おむつ1Aは、不織布などからなる透液性トップシート11と、ポリエチレン等からなる防水フィルム12とにより、綿状パルプなどからなる吸収体本体13を含む構造の吸収性本体10の外面側に外装シート20が一体的に設けられた構造の紙おむつである。
前記吸収体本体13は、図示例では略砂時計状を成し、クレープ紙によって囲繞され、全体として変形が可能な半剛性の性質を有するもので、内部には粉状の高分子吸収ポリマーが含有されている。
この吸収体本体13の上面に対して、透液性トップシート11がほぼ全面においてホットメルト接着剤により固定され、吸収体本体13の下面に対して防水フィルム12が同じくホットメルト接着剤により固定され、吸収性本体10が構成されている。前記吸収性本体10の表面両側部にはギャザーシートによって立体ギャザーB、Bが設けられている。
前記吸収性本体10に対しては、その外面側に一体的に外装シート20が設けられている。この外装シート20は、図2にも示されるように、上層不織布20A及び下層不織布20Bからなる2層構造の不織布シートとされ、前記上層不織布20Aと下層不織布20Bとの間に各種弾性伸縮部材が配設され、伸縮性が付与されている。平面形状は、中間両側部に夫々脚部開口を形成するために形成された凹状の脚回りカットライン29により、全体として擬似砂時計形状を成している。
具体的には、図1に示される展開形状において、前身頃Fの開口部および後身頃Bの開口部において、たとえば帯ゴムなどからなる、図示例では各8本のウエスト部弾性伸縮部材24…、24…がそれぞれ設けられている。
また、前身頃Fにおいては水平方向に沿って、例えば糸ゴムからなる複数本の、図示の例では5本の腰回り弾性伸縮部材25,25…が設けられているとともに、後身頃Bにおいても水平方向に沿ってたとえば糸ゴムからなる複数本の、図示の例では5本の腰回り弾性伸縮部材25,25…が設けられている。
一方、脚回り部位には、脚開口部に沿って1本または複数本の、図示の例では3本の脚回り弾性伸縮部材30…,31…が設けられている。これら脚回り弾性伸縮部材の配設態様としては、種々の形態が考えられるが、図示される配置態様は股間部において前記脚回り弾性伸縮部材が吸収体13を横断して配設されている配置態様である。具体的には、一方の脚回りの前身頃F端側から股間部を巡って他方の脚回りの前身頃F端側に連続して配設された1または複数の、図示例では3本の脚回り第1弾性伸縮部材30,30…と、一方の脚回りの後身頃B端側から股間部を巡って他方の脚回りの後身頃B端に連続して配設された1または複数の、図示例では3本の脚回り第2弾性伸縮部材31,31…とから構成されている。
前記弾性伸縮部材24,25,30,31としては、通常使用されるスチレン系ゴム、オレフィン系ゴム、ウレタン系ゴム、エステル系ゴム、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン、スチレンブタジエン、シリコン、ポリエステル等の素材を用いることができる。
前記紙おむつは、図2に示されるように、略中央の折り畳みラインLにて前身頃Fと後身頃Bを重ね合わせ、その両側縁部を熱シール、超音波溶接法等の溶着方法にて接合することによって、製品状態でウエスト開口部と左右一対のレッグ開口部が形成されたパンツ型に成形される。
かかるパンツ型使い捨ておむつ1Aに対して、本発明では図1及び図2に示されるように、後身頃Bの片がわ側部であって、かつ前記腰回り弾性伸縮部材25,25の間に、水平方向に長いスリット孔27を形成する。このスリット孔27は前記外装シート20を貫通するように形成されるもので、使用済みのおむつ2を廃棄する際に、丸めた状態を固定するために使用されるものである。
前記スリット孔27は、前記腰回り弾性伸縮部材25,25の方向に沿って形成することにより、腰回り弾性伸縮部材25,25による伸縮力が作用することによって孔長手方向に沿って伸縮性が付与されている。すなわち、前記スリット孔27による開口が拡大及び縮小可能とされることにより、おむつを固定する際にはゴムのように開口を拡大することができ、かつ固定した後は収縮力によっておむつを丸めた状態を保持できるようになる。
前記スリット孔27の長手寸法Bは、100〜200mm、好ましくは100〜150mmとされる。前記長手寸法Bが100mm未満の場合は、廃棄に丸めたおむつの端部をくぐらせる作業が困難となる。200mmを超える場合には、開口が大きすぎて、丸めたおむつを収縮力によってきっちりと保持できなくなるおそれがある。前記スリット孔27の形状は直線状の他、図8(A)に示される矩形状、図8(B)に示されるように、丸めたおむつの端部を前記スリット孔27にくぐらせ易いように、一方側端部(おむつ側部側)の幅を漸次拡大させた変形矩形状とすることができる。また、前記スリット孔27の周辺を熱シールに補強することにより補強するのが望ましい。
使用済みおむつを廃棄するに当たっては、おむつ両側縁部のシール溶着部を引き裂いて身体から取り外した後、図3(A)(B)に示されるように、紙おむつ1Aを二つ折りにした状態で股側から丸めた後、図3(C)に示されるように、前記スリット孔27が形成された側のおむつ脇部を側方に引っ張り、スリット孔27を大きく開口させた後、図3(D)に示されるように、丸めたおむつの端部を前記スリット孔27にくぐらせるようにする。前記スリット孔27は伸縮性を有するため、その収縮力によりおむつは丸まった状態を保持しながら固定される。
前記スリット孔27は、後身頃Bの片がわ側部に形成する態様以外に、例えば図4(A)に示されるように、後身頃Bの両側部に左右対で形成することもできる。
この場合の廃棄態様は同図4(B)に示されるように、両側に形成されたスリット孔27、27にそれぞれ、丸めたおむつの端部をくぐらせ、両端部を夫々固定するようにする。
また、前記スリット孔27は、図5に示されるように、後身頃Bのほぼ中央に形成するようにしてもよいし、図6に示されるように、前身頃Fの両側部(図示しないが片側だけでも可)に夫々形成するようにしてもよいし、図7に示されるように、前身頃Fのほぼ中央に形成するようにしてもよい。さらには、前身頃Fと後身頃Bの両方に形成するようにしてもよい。この場合、前身頃Fに形成したスリット孔27と、後身頃Bに形成したスリット孔27とは同形状とすることでもよいし、異なる形状とすることもできる。前身頃Fと後身頃Bとのスリット孔27を異ならせる場合は、一方のスリット孔27を図8(A)に示す矩形状とし、他方のスリット孔27を図8(B)に示される変形矩形状とすることができる。
なお、スリット孔27を側部近傍に形成する態様の場合は、前身頃Fと後身頃Bとのシール接合縁に近接することになるため、スリット孔27端部からの破れを効果的に防止できるようになる。
《第2形態例》
次いで、おむつ構造の異なるパンツ型使い捨ておむつ1Bに対して、本発明を適用した場合の例について、図9〜図14に基づいて詳述する。
図9は本第2形態例に係るパンツ型使い捨て紙おむつ1の製品状態外観図であり、図10は展開状態での組み立て図である。
図9及び図10に示されるように、本パンツ型使い捨て紙おむつ1B(以下、単に紙おむつという。)は、不織布などからなる透液性表面シート11と、ポリエチレン等からなる防漏シート12との間に、綿状パルプなどの吸収体13を介在させた吸収性本体10と、この吸収性本体10の外面側に一体的設けられた外装シート20とからなり、製品状態で前記外装シート20の前身頃Fと後身頃Bとが両側部において接合されることによりウエスト開口部及び左右一対のレッグ開口部が形成された構造のパンツ型紙おむつである。
以下、前記吸収性本体10、外装シート20、およびその組立構造の順で説明する。
(吸収性本体10の構造)
先ず最初に、吸収性本体10の構造の一例について図11及び図12に基づいて詳述する。
吸収性本体10は、前述したように、不織布などからなる透液性表面シート11と、ポリエチレン等からなる防漏シート12との間に、綿状パルプなどの吸収体13を介在させた構造とされ、体液を吸収保持するものである。
前記吸収体13は、図示例では平面形状を略矩形状として成形されたものが使用されている。この吸収体13は形状保持と透液性表面シート11を透過した体液の拡散性向上のためにクレープ紙14によって囲繞されている。なお、前記吸収体13としては、嵩を小さくできるエアレイド吸収体を用いるのが望ましい。
前記吸収体13の表面側(肌当接面側)を覆う透液性表面シート11としては、有孔または無孔の不織布や多孔性プラスチックシートなどが好適に用いられる。不織布を構成する素材繊維は、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工法によって得られた不織布を用いることができる。これらの加工法の内、スパンレース法は柔軟性、ドレープ性に富む点で優れ、サーマルボンド法は嵩高でソフトである点で優れている。透液性表面シート11に多数の透孔を形成した場合には、尿などが速やかに吸収されるようになり、ドライタッチ性に優れたものとなる。前記透液性表面シート11は、吸収体13の側縁部を巻き込んで吸収体13の裏面側まで延在している。
前記吸収体13の裏面側(非肌当接面側)を覆う防漏シート12は、ポリエチレンまたはポリプロピレンなどの不透液性プラスチックシートが用いられるが、近年はムレ防止の点から透湿性を有するものが好適に用いられる。この遮水・透湿性シートは、たとえばポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン樹脂中に無機充填材を溶融混練してシートを形成した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シートであり、仮にシート厚が同じであれば無孔シートよりも剛性が低下するため、柔軟性の点で勝るものとなる。
一方、立体ギャザーBSを形成するギャザー不織布15は、図12に示されるように、折返しによって二重シートとした不織布が用いられ、前記透液性表面シート11によって巻き込まれた吸収体13の側縁部をさらにその上側から巻き込んで吸収体13の裏面側まで延在して接着されている。より具体的には、前記ギャザー不織布15は、紙おむつの長手方向中間部では、立体ギャザーBS形成部分を残し、幅方向中間部から吸収体13の裏面側に亘る範囲がホットメルト接着剤等によって接着され、また長手方向前後端部では、前記幅方向中間部から一方側端縁までの区間が吸収体13の裏面側に亘る範囲で接着されるとともに、前記立体ギャザーBSを形成する部分を吸収体13の上面部にて折り畳むようにしながらホットメルト接着剤等により接着している。
前記二重シート不織布によって形成されたギャザー不織布15の内部には、起立先端側部分に複数本の糸状弾性伸縮部材16、16…が配設されている。前記糸状弾性伸縮部材16、16…は、製品状態において図12(B)に示されるように、弾性伸縮力により吸収体側縁部より突出する不織布部分を起立させて立体ギャザーBSを形成するためのものである。
前記防漏シート12は、前記二重シート状のギャザー不織布15の内部まで進入し、図12に示されるように、立体ギャザーBSの下端側において防漏壁を構成するようになっている。かかる防漏シート12としては、排便や尿などの褐色が出ないように不透明のものを用いるのが望ましい。不透明化としては、プラスチック中に、炭酸カルシウム、酸化チタン、酸化亜鉛、ホワイトカーボン、クレイ、タルク、硫酸バリウムなどの顔料や充填材を内添してフィルム化したものが好適に使用される。
前記糸状弾性伸縮部材16としては、通常使用されるスチレン系ゴム、オレフィン系ゴム、ウレタン系ゴム、エステル系ゴム、ポリウレタン、ポリエチレン、ポリスチレン、スチレンブタジエン、シリコン、ポリエステル等の素材を用いることができる。また、外側から見え難くするため、太さは925dtex以下、テンションは150〜350%、間隔は7.0mm以下として配設するのがよい。なお、糸状弾性伸縮部材に代えて、ある程度の幅を有するテープ状弾性伸縮部材を用いるようにしてもよい。
前述のギャザー不織布15を構成する素材繊維も前記透液性表面シート11と同様に、ポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維とすることができ、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法等の適宜の加工方法に得られた不織布を用いることができるが、特にはムレを防止するために坪量を抑えて通気性に優れた不織布を用いるのがよい。さらに前記ギャザー不織布15については、尿などの透過を防止するとともに、カブレを防止しかつ肌への感触性(ドライ感)を高めるために、シリコン系、パラフィン金属系、アルキルクロミッククロイド系撥水剤などをコーティングした撥水処理不織布を用いるのが望ましい。
(外装シート20の構造)
外装シート20は、図13に示されるように、上層不織布20A及び下層不織布20Bからなる2層構造の不織布シートとされ、前記上層不織布20Aと下層不織布20Bとの間に各種弾性伸縮部材が配設され、伸縮性が付与されている。平面形状は、中間両側部に夫々脚部開口を形成するために形成された凹状の脚回りカットライン29により、全体として擬似砂時計形状を成している。
本発明に係る外装シート20においては、前記弾性伸縮部材として、同図13に示される展開形状において、前記ウエスト開口部回り23に配置されたウエスト部弾性伸縮部材24,24…と、前身頃F及び後身頃Bに、上下方向に間隔をおいて水平方向に沿って配置された複数の腰回り弾性伸縮部材群25,25…とを有するとともに、前身頃F及び後身頃Bのそれぞれにおいて、前記腰回り弾性伸縮部材群25,25…とは別に、前身頃Fと後身頃Bとを接合する一方側接合縁から股下側に延び、股下側の吸収性本体10を横断して前身頃と後身頃との他方側接合縁に到達するとともに、互いに交差することなく間隔をおいて配置された複数本の湾曲弾性伸縮部材群26…、28…を備えるものである。なお、本外装シート20では、前記脚回りカットライン29に沿って実質的に連続する、第1形態例で示したような脚回り弾性伸縮部材は設けられていない。
以下、前記各種弾性伸縮部材毎に詳述する。
前記ウエスト部弾性伸縮部材24,24…は、前身頃Fと後身頃Bとが接合された脇部接合縁21、22の範囲の内、ウエスト開口縁近傍に上下方向に間隔をおいて配設された複数条の糸ゴム状弾性伸縮部材であり、身体のウエスト部回りを締め付けるように伸縮力を与えることにより紙おむつを身体に装着するためのものである。このウエスト部弾性伸縮部材24は、図示例では糸ゴムを用いたが、例えばテープ状の伸縮部材を用いてもよい。
前記腰回り弾性伸縮部材群25,25…は、脇部接合縁21、22の内、概ね上部から下部までの範囲に亘り、上下方向に間隔をおいて水平方向に沿って配設された糸ゴム状の弾性伸縮部材であり、前身頃F及び後身頃Bの腰回り部分に夫々水平方向の伸縮力を与え、紙おむつを身体に密着させるためのものである。なお、前記ウエスト部弾性伸縮部材24、24…と腰回り弾性伸縮部材群25、25…との境界は必ずしも明確でなくてよい。例えば、前身頃F及び後身頃Bに上下方向に間隔をおいて水平方向に配置された弾性伸縮部材の内、数は特定できなくても、上部側の何本かがウエスト部弾性伸縮部材として機能し、残りの弾性伸縮部材が腰回り弾性伸縮部材として機能していればよい。
前記後身頃Bにおいて、前記腰回り弾性伸縮部材群25,25…とは別に配設された背側湾曲弾性伸縮部材群26、26…は、一方側の脇部接合縁22からほぼ脚回りカットライン29に沿うように股下部に延び、前記吸収性本体10上を横断して反対側の脚回りカットライン29にほぼ沿いながら他方側の脇部接合縁22に到達するように配置された複数本、図示例では9本の糸ゴム状弾性伸縮部材であり、これら背側湾曲弾性伸縮部材群26、26…は互いに交差することなく、間隔をおいて配置されている。
前記背側湾曲弾性伸縮部材群26、26…は、従来の脚回り弾性伸縮部材(第1形態例参照)とは配置態様が異なるものである。すなわち、2,3本程度の弾性伸縮部材を間隔を密にして実質的に一束として配置されるのではなく、所定の伸縮ゾーンを形成するように所定の間隔を空けて、5本以上、好ましくは7本以上配置され、前記外装シート20の側縁と、前記吸収性本体10と、前記腰回り弾性伸縮部材群25,25…とに囲まれる当該外装シート20の略三角形領域Trb全体をほぼ覆うように形成されている。従って、前記略三角形領域Trbでは、ほぼ均一にそれぞれ背側弾性伸縮部材26,26…により収縮されることになるので、略三角形領域Trbの内側が膨らんでしまい、ポケット様の空間が形成されてしまうことはない。おむつ(外装シート)の内側に着用の妨げになるポケット様の空間が無ければ、着用者がパンツ型使い捨ておむつを脱ぎ履きする際に、その内側に足指や踵が引っ掛かりにくくなるので、パンツ型使い捨ておむつの外装シートを着用し易くなる。また、外装シート20における前記略三角形領域Trbは、湾曲弾性伸縮部材26,26…により覆われて収縮されているので、身体の凹凸や膨らみなどの形状に対応して、外装シート20をフィットさせるように伸縮することができる。つまり、おむつ1の後身頃B側においては、身体の臀部に外装シート20を密着させることができるようになる。
また、前記背側湾曲弾性伸縮部材群26,26…の始終端は、前身頃Fと後身頃Bとの接合縁のほぼ上部から下部の範囲に亘り所定の間隔で接続され、前記吸収性本体10の側縁との交差部において、前記背側湾曲弾性伸縮部材群26,26…と吸収性本体10側縁との鋭角側交差角αは35°以上、好ましくは40°以上、より好ましくは45°以上となる配置パターンで配置されている。因みに図示例では、交差角αが47°前後となるように配置されている。前記交差角αは、水平方向分力と鉛直方向分力のバランスから、大きくとも60°以下とするのが望ましい。
本紙おむつ1Bでは、後身頃Bにおいて、臀部の膨らみ形状に対応して外装シート20をフィットさせるために、臀部の膨らみに対し極力沿う方向に伸縮力を作用させるべく、相対的に緩い傾斜角度で弾性伸縮部材群26,26…を配置するようにしたものであり、図示例のように、交差角α=47°で伸縮部材26、26…が配置されているとすると、与えた伸縮力の73%を水平方向分力として作用させることができるようになり、臀部を包み込むように外装シート20を身体に密着させることができるようになる。その結果、吸収性本体10を中央側に縮こまらせることがなくなるとともに、確実に身体に密着させることにより漏れ防止効果が高まるようになる。
他方、前記外装シート20の前身頃において、前記腰回り弾性伸縮部材群25,25…とは別に配設された腹側湾曲弾性伸縮部材群28,28…も、一方側の脇部接合縁21から脚回りカットライン29に沿うように股下部に延び、吸収性本体10上を横断して反対側の脚回りカットライン29に沿いながら他方側の脇部接合縁21に到達するとともに、交差することなく間隔をおいて配置された複数本の、図示例では9本の糸状弾性伸縮部材である。
この腹側湾曲弾性伸縮部材群28、28…も、従来の脚回り弾性伸縮部材とは配置態様が異なるものである。すなわち、2,3本程度の弾性伸縮部材を間隔を密にして実質的に一束として配置されるのではなく、所定の伸縮ゾーンを形成するように所定の間隔を空けて、5本以上、好ましくは7本以上配置され、前記外装シート20の側縁と、前記吸収性本体10と、前記腰回り弾性伸縮部材群25,25…とに囲まれる当該外装シート20の略三角形領域Trf全体をほぼ覆うように形成されている。これによる効果は先に述べたとおりである。
この腹側弾性伸縮部材群28,28…の始終端も、前身頃Fと後身頃Bとの脇部接合縁21,21のほぼ上部から下部の範囲に亘り、所定の間隔で接続され、前記吸収性本体10の側縁との交差部において、前記腹側湾曲弾性伸縮部材群28,28…と吸収性本体10側縁との鋭角側交差角θが30°以下、好ましくは28°以下となる配置パターンで配置されている。因みに、図示例では交差角θが26°前後となるように配置されている。前記交差角θは、水平方向分力と鉛直方向分力のバランスから、少なくとも20°以上とするのが望ましい。
本紙おむつ1においては、身体の前側部分には身体の後側臀部のような引掛かりとなる膨らみがないため、紙おむつのずり落ちは主として前身頃側Fで顕著に発生する傾向にあるとの知見に鑑み、相対的にきつい傾斜角度で弾性伸縮部材群28,28…を配置するようにしたものであり、図示例のように、交差角θ=26°で伸縮部材28、28…が配置されているとすると、与えた伸縮力の90%を上方向分力として作用させることができ、紙おむつのずり落ちを効果的に防止できるようになる。
かかるパンツ型使い捨ておむつ1Bに対して、本発明では図9及び図13に示されるように、後身頃Bの片がわ側部であって、ウエスト部弾性伸縮部材24、24…と、腰回り弾性伸縮部材群25、25…との間に、水平方向に長いスリット孔27が形成されている。かかるスリット孔27の作用効果及び廃棄態様は、前記第1形態例と同様であるが、本形態例では、腰回り弾性伸縮部材の間ではなく、前述したように、ウエスト部弾性伸縮部材24、24…と、腰回り弾性伸縮部材群25、25…との間に前記スリット孔27が形成されている。このように、前記スリット孔27の孔長手方向に伸縮力を与える弾性伸縮部材は、ウエスト部弾性伸縮部材24、24…と、腰回り弾性伸縮部材群25、25…とのいずれか又は両者であってもよい。場合によっては、前記湾曲弾性伸縮部材26,28の如き、スリット孔27の孔長手方向線に対して傾斜する方向の弾性伸縮部材であってもよい。
本第2形態例においても、前記スリット孔27は、後身頃Bの両側部に左右対で形成することもできるし、ほぼ中央に形成することもできる。また、前身頃Fの両側部(片側だけでも可)に夫々形成するようにしてもよいし、前身頃Fのほぼ中央に形成するようにしてもよい。更には、図14に示されるように、湾曲弾性伸縮部材28、28…が配設された脚回り部であって、前記湾曲弾性伸縮部材28、28…に沿って形成することもできる。
上記第2形態例に係る使い捨ておむつ1Bにおいては、吸収体13の縮こまりを防止するために、図14に示されるように、前記腹側湾曲弾性伸縮部材28,28…及び背側湾曲弾性伸縮部材群26,26…を前記吸収性本体10上において切断し不連続としてもよい。
本第1形態例に係るパンツ型使い捨ておむつ1Aの製品状体を示す斜視図である。 その一部破断展開図である。 廃棄手順(A)〜(D)を示す図である。 (A)はスリット孔27の他の形成態様を示す図、(B)はその廃棄状態を示す図である。 スリット孔27他の形成態様を示す図(その1)である。 スリット孔27他の形成態様を示す図(その2)である。 スリット孔27他の形成態様を示す図(その3)である。 スリット孔27の形状例を示す図である。 本第2形態例に係るパンツ型使い捨て紙おむつ1Bの製品状態外観図である。 その展開状態での組み立て図である。 吸収性本体10の平面図である。 (A)は吸収性本体10の展開状態での半横断面図、(B)はその製品状態を示す図である。 外装シート20の展開図である。 外装20の変形例を示す展開図である。 従来のパンツ型使い捨ておむつの展開図である。 従来の廃棄用止着テープの備えた紙おむつ斜視図である。 従来のおむつ本体に形成した廃棄手段の例を示す要部拡大図である。
符号の説明
1…紙おむつ、10…吸収性本体、11…透液性表面シート、12…防漏シート、13…吸収体、14…クレープ紙、15…ギャザー不織布、16…糸状弾性伸縮部材、20…外装シート、21・22…脇部接合縁、24…ウエスト部弾性伸縮部材、25…腰回り弾性伸縮部材、26…背側湾曲弾性伸縮部材、27…スリット孔、28…腹側湾曲弾性伸縮部材、29…脚回りカットライン、F…前身頃、B…後身頃

Claims (6)

  1. 製品状態で、前身頃と後身頃とが側部で接合されることにより、ウエスト開口部と左右一対のレッグ開口部とが形成されたパンツ型使い捨ておむつにおいて、
    前記パンツ型使い捨ておむつにスリット孔を形成するとともに、該スリット孔は近接する弾性伸縮部材の作用によって孔長手方向に伸縮性を有することを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  2. 製品状態で、前身頃と後身頃とが側部で接合されることにより、ウエスト開口部と左右一対のレッグ開口部とが形成されるとともに、前身頃及び後身頃に夫々上下方向に間隔をおいて水平方向に沿って配置された複数の弾性伸縮部材を有するパンツ型使い捨ておむつにおいて、
    前記弾性伸縮部材に沿うとともに、該弾性伸縮部材に近接してスリット孔を形成することにより、該スリット孔は前記弾性伸縮部材の作用によって孔長手方向に伸縮性を有することを特徴とするパンツ型使い捨ておむつ。
  3. 前記スリット孔は、おむつのほぼ中央、若しくは両側部の少なくとも一方側に形成してある請求項1、2いずれかに記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  4. 前記スリット孔は後身頃に形成される請求項1〜3いずれかに記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  5. 前記スリット孔は、長手寸法が100〜200mmとされる請求項1〜4いずれかに記載のパンツ型使い捨ておむつ。
  6. 前記スリット孔の周辺部を熱シールによって補強してある請求項1〜5いずれかに記載のパンツ型使い捨ておむつ。
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