JP4431240B2 - シート防水構造物の配管引出部周辺構造 - Google Patents

シート防水構造物の配管引出部周辺構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、蓄熱槽、貯水槽の他、ビル屋上の陸屋根や、ベランダ、バルコニー等のシート防水構造物において、排水管や吸水管等の配管引出部周辺に好適に採用されるシート防水構造物の配管引出部周辺構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
蓄熱槽等の内壁面を、防水シートを用いて防水処理する工法として、防水シートの所要部分のみを壁面に固定し、残り多くの部分を壁面から遊離させたままの状態で放置するようにした絶縁工法が周知である。
【0003】
また、蓄熱槽には、その側壁等に排水管が設置されるが、周辺状況等に応じて、この排水管の端部が側壁の内面側に引き出された状態に配置されることがある。
【0004】
従来、上記絶縁工法による蓄熱槽内面における排水管引出部周辺の構造は、例えば排水管の外周面に、外方に突出するように、合成樹脂成形品製の接合フランジを接合固定し、その接合フランジと防水シートの排水管引出部周縁とを接合一体化するようにしている。
【0005】
このようなシート防水構造物において、防水シート、接合フランジ及び排水管としては、従来より、ポリ塩化ビニル樹脂製のものが多く採用されており、接合フランジ及び防水シート間の接合は、溶剤溶着や熱風融着等を用いて行うのが一般的である。
【0006】
ところで、防水シートは経年劣化や破損により張り替える場合があるが、この改修時には、コストや作業性等を考慮して、排水管等はそのままで、防水シートや接合フランジのみを取り替えるのが一般的である。
【0007】
一方、上記防水シート等のポリ塩化ビニル樹脂製品は、廃棄時の焼却処理に課題を抱えていることから、近年においては、ポリ塩化ビニル樹脂製品に代わる代替製品の使用、いわゆる脱塩ビ化の要請が高まっており、上記のようなシート防水構造においても、防水シートとして、ポリ塩化ビニル樹脂製のものに代えて、ポリオレフィン系樹脂製のものを採用することが多くなっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、防水シート、接合フランジ及び排水管として、ポリ塩化ビニル樹脂製のものを用いて施工されたシート防水構造に対し、シート張り替え等の改修施工を行う場合、例えば防水シートとしてポリオレフィン系樹脂製のものを使用し、接合フランジとしてポリ塩化ビニル樹脂製のものを使用すると、防水シートと接合フランジとの間の接合が、異種材料間での接合となり、十分な接着強度を得ることができず、良好な水密性を得ることが困難であるという問題が発生する。
【0009】
以上は、シート張り替え時の改修施工を行う場合について説明したが、防水シートを新規に敷設施工する場合であっても、壁部に貫通された排水管として、ポリ塩化ビニル樹脂製のものを用い、防水シートとしてポリオレフィン系樹脂製のものを用いるような場合等、防水シートと排水管とが異種材料の場合には、上記と同様な問題が発生する。
【0010】
この発明は、上記従来技術の問題を解消し、防水シートと配管とが異なる材質の場合であっても、防水シートから配管にかけての配管周辺の部材を互いに十分な強度で確実に接合できて、良好な水密性を得ることができるシート防水構造物の配管引出部周辺構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、配管が引き出された状態に配置される躯体の表面に、配管引出部を除いて、防水シートが敷設されるようにしたシート防水構造物の配管引出部周辺構造であって、前記躯体の表面における前記配管の外周に配置される環状の受盤と、前記配管の外周における前記受盤の表面側に配置される環状の押え盤と、前記防水シートと同じ材質からなり、前記配管の外周における上記両盤間から前記防水シートの配管引出部周縁にかけて配置される接合用シート片と、前記配管の外周面に水密状態に接合されるとともに、前記両盤間において前記接合用シート片に積層配置される接合フランジと、前記押え盤を前記受盤側に押圧して、これらの両盤により前記接合用シート片及び前記接合フランジを挟圧保持させる固着具とを備え、前記接合用シート片の外周縁部が、前記防水シートの配管引出部周縁に接合されてなるものを要旨としている。
【0012】
本発明のシート防水構造物の配管引出部周辺構造においては、防水シート及び接合用シート片の間と、接合フランジ及び配管の間とは、熱融着処理、溶剤溶着処理、接着及びバンド締めの併用処理等の接合処理により水密状態に接合できるとともに、接合用シート片及び接合フランジの間は圧着によって確実に接合することができるので、防水シートから配管にかけての配管周辺の部材を互いに十分な強度で確実に接合することができる。
【0013】
なお、接合フランジは、配管との接合性を考慮して、配管と同じ材質のものを用いるのが好ましい。
【0014】
本発明においては、前記接合用シート片と、前記防水シートとをポリオレフィン系樹脂により構成するのが好ましい。
【0015】
すなわちこの場合、防水シートの脱塩ビ化を図りつつ、防水シートと接合用シート片とを、より確実に接合することができる。
【0016】
また本発明においては、前記接合フランジと、前記配管とをポリ塩化ビニル樹脂により構成するのが良い。
【0017】
すなわちこの場合、従来より汎用されるポリ塩化ビニル樹脂製の配管に、接合フランジを十分な接着強度で、より一層確実に接続することができる。
【0018】
また本発明においては、前記固着具が、前記受盤の表面に立設固定される立設ボルトと、ナットとにより構成され、前記立設ボルトが前記押え盤を貫通して先端が押え盤の表面側に配置されるとともに、その立設ボルトの先端に前記ナットが締結されて前記押え盤に圧接されてなる構成を採用するのが望ましい。
【0019】
すなわちこの場合、受盤及び押え盤により、接合用シート片及び接合フランジをより確実に挟着でき、接合用シート片及び接合フランジの間をより確実に圧着することができる。
【0020】
更に本発明においては、前記受盤の表面に、前記接合用シート片及び前記接合フランジがこの順に配置され、前記受盤と前記接合用シート片との間、前記接合フランジと前記押え盤との間にそれぞれガスケットが介在されてなる構成を採用するのが、より一層好ましい。
【0021】
すなわちこの構成を採用する場合、より一層良好な水密性を得ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1ないし図3はこの発明の実施形態である蓄熱槽内壁面における排水管引出部周辺の構造を示す図である。これらの図に示すように、本実施形態が適用されるシート防水構造物としての蓄熱槽は、側壁(1)に排水管設置孔(2)が形成されるとともに、この排水管設置孔(2)に設置された排水管(3)の一部が、蓄熱槽内に引き出された状態に配置されている。また側壁(1)の内表面には、排水管(3)の引出部を除いて、ポリオレフィン系樹脂からなる防水シート(5)が、既述した絶縁工法により施工される。
【0023】
なお、側壁(1)と防水シート(5)との間には、必要に応じて、断熱板や、養生シート等が適宜配置される。
【0024】
本実施形態の構造においては、受盤(10)、接合用シート片(20)、接合フランジ(30)及び押え盤(40)等が用いられる。
【0025】
受盤(10)は、ステンレスからなる環状の受盤本体(11)を有している。この受盤本体(11)には、軸線方向に伸びる4つの固定孔(12)が、周方向に沿って所定の間隔おきに形成されている。更に受盤本体(11)の表面側における固定孔(12)の各間には、固着具としてのステンレス製の立設ボルト(15)の一端が溶接により固着されて、各立設ボルト(15)が、受盤本体(11)の表面側において、軸線方向に伸びる態様に配置されている。
【0026】
なお言うまでもなく、本発明において、受盤本体(11)の材質は、特に限定されるものではなく、上記のステンレス以外に、ポリオレフィン系樹脂等の合成樹脂により構成するようにしても良い。
【0027】
この受盤(10)を、その中央孔内に排水管(3)を挿通させるとともに、裏面側により防水シート(5)の排水管引部出周縁を押え込むようにして壁面上に配置し、その状態で、開脚釘やタッピングねじ等のアンカー部材(16)を、受盤(10)の各固定孔(12)に挿通して側壁(1)に固定する。これにより受盤(10)が排水管(3)の外周に固定される。
【0028】
接合用シート片(20)は、受盤(10)よりも径方向の寸法が大きく、中央に孔を有する円盤型の形状を有しており、ポリオレフィン系の軟質合成樹脂により構成されている。
【0029】
この接合用シート片(20)を、その中央孔内に排水管(3)を挿通させるようにして、環状のガスケット(51)を介して、上記受盤(10)の表面側に重ね合わせる。こうして接合用シート片(20)を、受盤(10)の表面から、受盤外周面、更には防水シート(5)の排水管引出部周縁上にかけて配置する。なお、受盤(10)の各立設ボルト(15)は、ガスケット(51)及び接合用シート片(20)を貫通した状態に配置される。
【0030】
接合フランジ(30)は、硬質ないしは半硬質のポリ塩化ビニル樹脂の一体成形品からなり、排水管(3)に適合状態に外嵌し得る筒状体(31)と、その筒状体(31)の一端外周に一体形成されたフランジ片(32)とを有している。
【0031】
この接合フランジ(30)の筒状体(31)が、排水管(3)に外嵌された状態で、筒状体(31)と排水管(3)とが熱融着、溶剤溶着により接合一体化される。このとき、フランジ片(32)は、受盤(10)上の接合用シート片(20)に重ね合わされるように配置されるとともに、そのフランジ片(32)を貫通するように各立設ボルト(15)が配置される。
【0032】
なお本発明において、接合フランジ(30)の排水管(3)への接合手段は、上記の熱融着処理、溶剤溶着処理の他に、接着剤による接着処理や、接着剤とバンド締めとを併用する処理等、水密状態に接合できるものであればどのような手段を用いても良いが、接合性(接着性)を考慮した場合には、本実施形態のように、接合フランジ(30)として排水管(3)と同じ材質のものを用いるのが良い。
【0033】
押え盤(40)は、ステンレスからなる環状の押え盤本体(41)を有している。この押え盤本体(41)には、上記受盤(10)の立設ボルト(15)にそれぞれ対応して、軸線方向に伸びる4つのボルト挿通孔(42)が、周方向に沿って所定の間隔おきに形成されている。なお言うまでもなく、押え盤(40)の材質は、特に限定されるものではなく、上記のステンレス以外に、ポリオレフィン系樹脂等の合成樹脂により構成するようにしても良い。
【0034】
この押え盤(40)が、その中央孔内に排水管(3)を挿通させた状態で、環状のガスケット(52)を介して、接合フランジ(30)のフランジ片(32)に重ね合わされるようにして配置される。このとき、各立設ボルト(15)は、ガスケット(62)に貫通されるとともに、各ボルト挿通孔(42)に挿通されて、ボルト先端が押え盤(40)の表面側に配置される。
【0035】
こうして、上記各構成部材(10)〜(40)が配置された状態で、固着具としてのナット(45)を、各立設ボルト(15)の先端にそれぞれ螺着して押え盤(40)に圧接させて、押え盤(40)を壁面側に押圧する。これにより、接合用シート片(20)、接合フランジ(30)のフランジ片(32)及びガスケット(51)(52)が、受盤(10)及び押え盤(40)により挟圧されて水密状態に保持される。
【0036】
更に接合用シート片(20)の外周縁部は、防水シート(5)の配管引出部周縁上に重ね合わされて、熱融着、溶剤溶着、接着剤により接合される。
【0037】
以上の構成の排水管引出部周辺構造によれば、ポリ塩化ビニル樹脂製排水管(3)に接合一体化されたポリ塩化ビニル樹脂製接合フランジ(30)に、ポリオレフィン系樹脂製接合用シート片(20)を重ね合わせた状態で、受盤(10)及び押え盤(40)により挟圧保持するとともに、接合用シート片(20)とポリオレフィン系樹脂製の防水シート(5)とを接合固定するものであるため、防水シート(5)及び接合用シート片(20)の間と、接合フランジ(30)及び排水管(3)の間とは、同種材料間の接合となり、互いに確実に接合できるとともに、接合用シート片(20)及び接合フランジ(30)の間は、圧着されて確実に接合される。このように防水シート(5)、排水管周辺部材(10)〜(40)及び排水管(3)を互いに十分な強度で簡単かつ確実に接合一体化することができて、良好な水密性を得ることができる。
【0038】
また本実施形態においては、受盤(10)及び接合用シート片(20)の間と、接合フランジ(30)及び押え板(40)の間とにそれぞれガスケット(51)(52)を介在させているため、これらの各間の水密をより確実に図ることができ、より一層良好な水密性を得ることができる。
【0039】
なお、上記実施形態においては、接合用シート片(20)としてポリオレフィン系樹脂製のものを用いているが、本発明においては、接合用シート片(20)が防水シート(5)と同じ材質のもの、例えば接合用シート片(20)として、ポリ塩化ビニル樹脂製のものを用いても良い。
【0040】
また本発明においては、固着具として、受盤(20)に固定された立設ボルト(25)と、ナット(45)とからなるものにより構成しているが、本発明においては、押え盤(40)を受盤(20)側に押圧できるものであればどのような固着具を用いても良く、例えば押え盤(40)に挿通されて受盤(20)に締結固定されるねじを、固着具として用いても良い。
【0041】
更に本発明においては、排水管(3)等の配管は、躯体内に設置される埋設配管と、その埋設配管に連結されて外部に引き出される接続管とに分割されていても良い。この場合には、接続管に接合フランジが接合される。
【0042】
また、上記実施形態においては、本発明を蓄熱槽の内壁部等のシート防水構造物に適用する場合について説明したが、本発明は、それだけに限られず、貯水槽の内壁部の他、ビル屋上、ベランダ、バルコニー等にも適用することができる。更に本発明は、排水管周辺だけに限られず、吸水管周辺、吸気管周辺、排気管周辺等の配管周辺であればどの位置にも適用することができる。
【0043】
また上記実施形態においては、接合用シート片の表面側に接合フランジを重ね合わせるようにしているが、本発明においては、接合フランジの表面側に接合用シート片を重ね合わせるようにしても良い。
【0044】
更に本発明は、既設の防水シートを張り替えるような改修作業時に適用できることは言うまでもなく、新規に防水シートを敷設するような新設作業時にも適用することができる。
【0045】
【発明の効果】
以上のように、本発明のシート防水構造物の配管引出部周辺構造によれば、配管の外周に配管と同じ材質の接合フランジを接合するとともに、防水シートと同じ材質の接合用シート片を接合フランジに積層配置して、これらを受盤及び押え盤により挟圧保持して、接合用シート片を防水シートに接合するものであるため、防水シート及び接合用シート片の間と、接合フランジ及び配管の間とは熱融着処理、溶剤溶着処理、接着及びバンド締めの併用処理等の接合処理により水密状態に接合できるとともに、接合用シート片及び接合フランジの間は圧着することができる。従って、配管と防水シートとが異なる材質であろうとも、防水シートから配管にかけての配管周辺の部材を互いに十分な強度で確実に接合でき、良好な水密性を得ることができるという効果がある。
【0046】
本発明において、接合用シート片と防水シートとを共にポリオレフィン系樹脂により構成する場合には、防水シートの脱塩ビ化を図りつつ、防水シートと接合用シート片とを、より確実に接合することができるという利点がある。
【0047】
また本発明において、接合フランジと配管とを共にポリ塩化ビニル樹脂により構成する場合には、従来より汎用されるポリ塩化ビニル樹脂製の配管に、接合フランジを十分な接着強度で、より一層確実に接続できるので、例えばポリ塩化ビニル樹脂製の配管が埋設されたシート防水構造物の改修に好適に採用することができるという利点がある。
【0048】
また本発明において、固着具が、受盤に固定される立設ボルトと、そのボルト先端に締結されるナットとにより構成する場合には、接合用シート片及び接合フランジの間をより確実に圧着でき、より一層良好な水密性を得るこことができるという利点がある。
【0049】
更に本発明において、所定位置にガスケットを介在させる場合には、なお一層良好な水密性を得ることができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態が適用された蓄熱槽の排水管引出部周辺構造を示す断面図である。
【図2】実施形態の排水管引出部周辺構造を分解して示す断面図である。
【図3】実施形態の排水管引出部周辺を分解して示す斜視図である。
【符号の説明】
1…蓄熱槽側壁(躯体)
3…排水管(配管)
5…防水シート
10…受盤
15…立設ボルト(固着具)
20…接合用シート片
30…接合フランジ
40…押え盤
45…ナット(固着具)
51、52…ガスケット

Claims (5)

  1. 配管が引き出された状態に配置される躯体の表面に、配管引出部を除いて、防水シートが敷設されるようにしたシート防水構造物の配管引出部周辺構造であって、
    前記躯体の表面における前記配管の外周に配置される環状の受盤と、
    前記配管の外周における前記受盤の表面側に配置される環状の押え盤と、
    前記防水シートと同じ材質からなり、前記配管の外周における上記両盤間から前記防水シートの配管引出部周縁にかけて配置される接合用シート片と、
    前記配管の外周面に水密状態に接合されるとともに、前記両盤間において前記接合用シート片に積層配置される接合フランジと、
    前記押え盤を前記受盤側に押圧して、これらの両盤により前記接合用シート片及び前記接合フランジを挟圧保持させる固着具とを備え、
    前記接合用シート片の外周縁部が、前記防水シートの配管引出部周縁に接合されてなることを特徴とするシート防水構造物の配管引出部周辺構造。
  2. 前記接合用シート片と、前記防水シートとがポリオレフィン系樹脂により構成されてなる請求項1記載のシート防水構造物の配管引出部周辺構造。
  3. 前記接合フランジと、前記配管とがポリ塩化ビニル樹脂により構成されてなる請求項1又は2記載のシート防水構造物の配管引出部周辺構造。
  4. 前記固着具が、前記受盤の表面に立設固定される立設ボルトと、ナットとにより構成され、
    前記立設ボルトが前記押え盤を貫通して先端が押え盤の表面側に配置されるとともに、その立設ボルトの先端に前記ナットが締結されて前記押え盤に圧接されてなる請求項1ないし3のいずれかに記載のシート防水構造物の配管引出部周辺構造。
  5. 前記受盤の表面に、前記接合用シート片及び前記接合フランジがこの順に配置され、
    前記受盤と前記接合用シート片との間、前記接合フランジと前記押え盤との間にそれぞれガスケットが介在されてなる請求項1ないし4のいずれかに記載のシート防水構造物の配管引出部周辺構造。
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