JPS61273381A - 断熱防水構造 - Google Patents

断熱防水構造

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JPS61273381A
JPS61273381A JP60106838A JP10683885A JPS61273381A JP S61273381 A JPS61273381 A JP S61273381A JP 60106838 A JP60106838 A JP 60106838A JP 10683885 A JP10683885 A JP 10683885A JP S61273381 A JPS61273381 A JP S61273381A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
waterproof sheet
sheet
seat plate
heat insulating
fixed
Prior art date
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Pending
Application number
JP60106838A
Other languages
English (en)
Inventor
吉田 竹一
新保 宗利
立石 剛敬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Filing date
Publication date
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Publication of JPS61273381A publication Critical patent/JPS61273381A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 り111日Li光1 本発明は蓄熱槽、プール、汚水槽、排水栖、生活用水槽
、薬品槽等の断熱効果をも期待する槽の防水シートの取
付構造に関するものである。
」釆且逝 コンクリート躯体表面に断熱材を敷設し、断熱材上に防
水シートを展張する槽においては、一般に断熱材上にア
ンカーボルト等の固定金具により固定された接合片に防
水シートを接着することで防水シートの固定を行ってい
るが固定箇所に荷重がかかった場合、断熱材の凹みでア
ンカーボルト等の頭が防水シートを局部的に押し上げた
形となり、最悪の場合防水シートを破損するおそれがあ
るとされた。
そこで従来にあっては第5図に示すような例が考えられ
た。
これは筒体01が断熱材02に埋め込まれると同時に断
熱材上に接合片03を同筒体01の上部の鍔部により固
定している。
また断熱材02と接合片03と間には可塑材移行防止M
04が介在している。
なお接合片03は鋼板を基材にポリ塩化ビニール樹脂が
被覆された円板状のものである。
そして筒体01の内部を通して取付具05がコンクリー
ト層06に貫通され、同取付具05の頭が筒体01の内
部の底部近傍に位置するように固定される。
筒体01と取付具05とは上手に摺動自在の関係にある
このようにして固定された接合片03の上に防水シート
07が展張され、接合片03と防水シート07とが接着
されて防水シート07が固定される。
したがって該固定部分に荷重がかかったときは接合片0
3および筒体01が防水シート07とともに凹み、防水
シート07を局部的に下方から押し上げるものがなく防
水シートの破損を防止することができるものである。
シよ−と る しかし実際に液体が注入されて使用された場合に、内面
の一部に局部的に荷重がかかることはほとんどなく、こ
れがためにこの従来例の如く構造が複雑で特殊部品を多
く用いる必要性に乏しいと考えられる。
しかもこの従来例では部品点数が多いことから高価であ
り、施工に際し熟練を要する難点がある。
そして取付工数も多く、作業に多大の労力がかかり、作
業時間も多く要する。
また防水シート07と接合片03との接着に溶着剤等の
溶剤を用いており、取扱いの専任技師を必要とする。
ざらに限られた換気口(マンホール)内での作業が強い
られる場合には溶剤ガスによる人命の危険も内在してお
り、安全に作業をしようとすれば換気装置の充実を図る
等却って高価なものとなる。
またさらに使用されている接合片03は鋼板に塩化ビニ
ール樹脂を被覆したものであるが筒体01および取付具
05により固定されると、塩化ビニール皮膜を破損し、
錆の発生を促進させ、耐久性を著しく低)させる。
本発明はかかる点に鑑みなされたものでその目的とする
処は、接合片等を防水シートと同じ材料を用いて形成し
、熱融着により防水シートと一体化することで構造が簡
単で取付作業が容易な断熱防水構造を供する点にある。
p        °     た  の本発明は(1
)コンクリート躯体表面に断熱材を敷設し断熱材上に防
水シートを展張する檜において、樹脂を基材に表面は防
水シートと同一材料を積層した座板と、断熱材および座
板をコンクリート躯体に固定するアンカーボルトとより
なり、座板と防水シートは互いに熱融着によって一体化
した断熱防水構造で、座板と防水シートが熱融着で一体
化されるので荷重を座板金体で支えることになり局部的
に防水シートを破損することがない。
また(2)コンクリートコンクリート躯体表面に断熱材
を敷設し断熱材上に防水シートを展張する槽において、
樹脂を基材に表面は防水シートと同一材料を積層した座
板と、防水シートと同一材料で製作された固定用シート
と、断熱材および座板または断熱材、固定シートおよび
座板をコンクリート躯体に固定するアンカーボルトとよ
りなり、固定シート、座板および防水シートは互いに熱
融着によって一体化した断熱防水構造で、固定シートを
座板および防水シートに熱融着することで広い面積に亘
って防水シートを一体化することができ、より防水シー
トの固定を強化することができる。
このような構造とすることで構成部品は少なくてすみ、
取付作業も簡素化できるとともに十分に使用に耐えうる
ものとすることができる。
支]L旦 以下第1図および第2図に図示した本発明の実施例につ
いて説明する。
第2図は本発明に係る座板1の一実施例を示す一部欠截
斜視図であり、円板状をなし、基材層2の周囲を被覆層
3で被覆し、両者を一体に成型して構成されている。
基材11!2は例えばポリエチレン、ポリプロブレン、
もしくはガラス繊維強化樹脂(Fr1P)等の材料から
なり、充分な剛性を有するものである。
被覆層3は塩化ビニール樹脂またはその他の熱可塑性エ
ラストマー(例えばモノオレフィン系共重合ゴムとポリ
オレフィン樹脂を加熱混練して部分架橋させた熱可塑性
エラストマーとエチレ゛ン重合体との混合物)等の熱融
着性材料から成り、加熱および加圧することにより同様
な熱融着性材料からなる防水シートまたは固定シートに
融着させて接合可能なものである。
円板状をなす座板1の中心部にはアンカーボルト5を貫
通する孔1aがテーパー状をなして形成されるとともに
、座板1の外周縁1bも円錐面を形成している。
この座板1をコンクリート槽の内面に敷設された断熱材
4とともにアンカーボルト5によって貫通し、コンクリ
ートJi6に固定せしめる。
そしてその上から防水シート7を展張し、座板1部分を
上方より加熱および加圧することにより防水シート7と
座板1とを熱融着することにより座板1を断熱材4とと
もにコンクリート4!6に確固として固定することがで
きる。
この熱融着に際しては例えばボータプル熱風発生機を用
いて熱風で加熱し、ハンドローラ等で加圧する簡単な方
法で熱融着が可能で座板1の周縁部も円錐面を形成して
いるので防水シート7と熱融着して隙間なく一体化する
ことができる。
この座板1と防水シート7との接合強度は熱融着により
一体化するため防水シート7の強度と同じであって常温
において引張り強度127Kg/ci以上の強度を示す
このように本実施例による場合防水シー1−7をコンク
リート槽6に取付ける7ンカーボルト5が内槽表面に露
出することなく防水シート7で完全に覆われた状態にあ
るので防水性に優れ、かつ断熱材4とともにコンクリー
ト槽6に固定された座板1に防水シート7が熱融着によ
り一体化形成されるので防水シート7のコンクリート槽
6への固定が確実になされ、かつ荷重を座板1の全体で
支えるようにして防水シート7のアンカーボルト5によ
る局部的な破損を防止することができる。
またこの防水シート7のコンクリート槽6への取付けが
座板1およびアンカーボルト5のわずか2個の構成部品
でなされる簡単なものでかつ取付は作業に特殊工具およ
び技術を必要とせず、作業労力を軽減し作業時間を短縮
できる。
次に上記実施例において防水シート7と座板1との間に
固定シート8を介在させた例を第3図に示す。
固定シート8は防水シート7と同一の材料で形成され、
座板1より径の大きい円板状をなしている。
座板1を前記の如く断熱材4とともにアンカーボルト5
によりコンクリート槽6に固定した上に該固定シート8
をかぶせ、その上に防水シート7を展張する。
そしてその上から加熱および加圧することにより座板1
と固定シート8および固定シート8と防水シート7とが
熱融着されて一体化し、防水シート7を固定することが
できる。
該固定シート8を用いることでより広い面積に亘って熱
融着がなされるので、防水シート7の固定が確固たるも
のとなる。
また固定シート8を用いた別の実施例を第4図に示す。
これは前実施例と同じ材料および大きさの固定シート8
を断熱材4と座板1との間に挟み、アンカー、ボルト5
により座板1、固定シート8、断熱材4を貫通、コンク
リート槽6に固定し、その上に防水シート7を展張し、
上方より加熱・加圧したものである。
固定シート8と座板1および座板1と防水シート7とが
熱融着されるとともに、固定シート8が座板1よりはみ
出した円板側面においても固定シート8と防水シート7
とが熱融着されるので防水シート7の固定を強化するこ
とができる。
以上の実施例では円板状の座板1および固定シート8を
用いたがこれらは多角形その他の形状としていてもよく
形状にこだわるものではない。
l団夏匁1 本発明は断熱材を敷設した蓄熱槽等の内面に防水シート
を展張し固定するのに取付部品が少なく安価であるとと
もに、固定作業に特殊工具および技術を必要とせず、誰
でも簡単に施工することが可能である。
施工工数が大幅に削減されているので労力の軽減、工期
の短縮が図られる。
防水シートの固定箇所は熱融着により座板等に一体化接
着されるので防水シート自体の引張り強度と同じ強度を
固定部分において保つことができる。
荷重を支える座板は樹脂を基材としているため多少の損
傷が発生しても清による劣化、強度低下を招くことがな
く耐久性に優れている。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例の防水シートの固定構造を
示す断面図、第2図は同実施例に用いられる座板の形状
および構造を示す一部欠截斜視図、第3図は別の実施例
の防水シート固定構造の断面図、第4図はさらに別の実
施例の防水シート固定構造の断面図、第5図は従来の防
水シート固定構造の断面図である。 1・・・座板、2・・・基材層、3・・・被覆層、4・
・・断熱材、5・・・アンカーボルト、6・・・コンク
リート槽、7・・・防水シート、8・・・固定シート。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)コンクリート躯体表面に断熱材を敷設し断熱材上
    に防水シートを展張する槽において、樹脂を基材に表面
    は防水シートと同一材料を積層した座板と、断熱材およ
    び座板をコンクリート躯体に固定するアンカーボルトと
    よりなり、座板と防水シートは互いに熱融着によって一
    体化したことを特徴とする断熱防水構造。
  2. (2)コンクリート躯体表面に断熱材を敷設し断熱材上
    に防水シートを展張する槽において、樹脂を基材に表面
    は防水シートと同一材料を積層した座板と、防水シート
    と同一材料で製作された固定用シートと、断熱材および
    座板または断熱材、固定シートおよび座板をコンクリー
    ト躯体に固定するアンカーボルトとよりなり、固定シー
    ト、座板および防水シートは互いに熱融着によって一体
    化したことを特徴とする断熱防水構造。
JP60106838A 1985-05-21 1985-05-21 断熱防水構造 Pending JPS61273381A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04174154A (ja) * 1990-11-06 1992-06-22 Hayakawa Rubber Co Ltd 塩化ビニル樹脂製シートの防水絶縁工法
JP2003090105A (ja) * 2001-09-18 2003-03-28 Mitsubishi Chem Mkv Co シート固定具及び該固定具を用いた断熱防水施工法
JP2006161373A (ja) * 2004-12-06 2006-06-22 Aaki Yamade Kk 防水シート施工法
EP3297937B1 (de) * 2015-05-19 2020-08-19 PlanET Biogas Group GmbH GROßBEHÄLTER

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