JP2020079489A - シート固定ユニット及びシート固定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】防水下地に対して防水シートを安定的に固定可能なシート固定ユニット及びシート固定方法を提供する。【解決手段】シート固定ユニット1は、締結具6を挿通するための貫通孔が形成され、締結具6によって防水下地に固定される第一部材D1と、孔のない形状に形成され、第一部材D1の上方に配置される第二部材D2と、第一部材D1と第二部材D2とを連結する連結部18と、が備えられ、第一部材D1の上面に、防水シート3の裏面が固定される第一シート固定部9が備えられ、かつ、第二部材D2の下面に、防水シート3の表面が固定される第二シート固定部20が備えられる。【選択図】図7

Description

本発明は、防水下地の上に沿って設けられる防水シートを防水下地に固定するシート固定ユニット及びシート固定方法に関する。
この種のシート固定ユニットとしては、例えば、金属製の円板からなる固定具本体の上面に、防水シートを接着固定自在な固定部(ホットメルト接着層)を備えるシート固定具が存在する(例えば、特許文献1参照)。このように、防水シートの下側に配設されるシート固定具は、固定具本体の中央部にネジ貫通孔が形成されており、このネジ貫通孔に挿通させたネジ部材で防水下地に固定する構成であった。
シート固定具に防水シートを固定するには、防水下地に設置したシート固定具の上に防水シートを被せる。その後、防水シートの上方から電磁誘導加熱装置を用いて固定具本体を加熱する。これにより、固定具本体の上面の接着層(固定部)を溶かして、防水シートをシート固定具に固定する構成となっている。
特開2002−88986号公報
特許文献1に記載されるように、防水シートの下側に配設するシート固定具を用いた場合には、例えば防水シートが強風を受けることで接着部から剥離するおそれがある。また、シート固定具の通年使用により接着層の接着剤が劣化することで防水シートが接着部から剥離するおそれがある。
特許文献1に記載の構成に代えて、防水シートの表面側にシート固定具を配設して防水シートを固定する構成が考えられる。この構成の場合は、例えばシート固定具の固定具本体の中央部にネジ部材を設け、ネジ部材を防水シートの表面側から挿入して防水下地に固定する。これにより、防水シートはシート固定具によって表面側から防水下地に固定されて、強風による防水シートの剥離が抑制される。しかし、本構成では、防水シートを固定するための固定具本体のネジ部材が防水シートを貫通するため、固定具本体の全体を覆うパッチ状のシートを防水シートに接着する必要があり手間が大きい。また、シート固定具と防水シートとの間に接合不良が生じた場合には漏水に直結するため、防水シートに対するシート固定具の接合状態を良好に維持する必要がある。
上記実情に鑑み、防水下地に対して防水シートを安定的に固定可能なシート固定ユニット及びシート固定方法が望まれている。
本発明に係るシート固定ユニットの特徴構成は、防水下地の上に敷設された防水シートを、前記防水下地に固定するシート固定ユニットであって、締結具を挿通するための貫通孔が形成され、前記締結具によって前記防水下地に固定される第一部材と、孔のない形状に形成され、前記第一部材の上方に配置される第二部材と、前記第一部材と前記第二部材とを連結する連結部と、が備えられ、前記第一部材の上面に、前記防水シートの裏面が固定される第一シート固定部が備えられ、かつ、前記第二部材の下面に、前記防水シートの表面が固定される第二シート固定部が備えられた点にある。
本構成によれば、防水シートの裏面側に第一部材が配置され、防水シートの表面側に第二部材が配置され、第一部材と第二部材とが連結される。これにより、防水シートが確実に固定される。
本構成によれば、第一部材が締結具によって防水下地に固定され、第一部材の第一シート固定部によって防水シートの裏面側が固定される。また、孔のない形状に形成され、第一部材の上方に配置される第二部材が、連結部によって第一部材に連結されるので、第二部材の第二シート固定部によって防水シートの表面側が固定される。
すなわち、防水下地に固定した第一部材に第二部材を連結することで、防水シートは裏面側の第一部材と表面側の第二部材に挟まれた状態で固定される。これにより、防水シートを防水下地に安定的に固定することができる。また、第二部材は孔のない形状であるので、第二部材の表面側から第一部材との間の連結部に水が浸入することが防止される。こうして、連結部を備えて、防水シートを防水下地に安定的に固定可能なシート固定ユニットを提供できるに至った。
本発明においては、前記第二部材の裏面は、前記第一部材の表面の形状に沿った形状に形成されていると好適である。
本構成によれば、第二部材の裏面は、第一部材の表面の形状に沿った形状に形成されているので、第一部材の表面側と第二部材の裏面側との間に配置される防水シートは、第一部材及び第二部材に沿わせて配置することができる。これにより、第一シート固定部及び第二シート固定部が防水シートに沿うことになるため、第一部材及び第二部材によって防水シートをより確実に固定することができる。
本発明においては、前記連結部は、前記貫通孔に通された状態で、前記第一部材と前記第二部材とを連結すると好適である。
本構成の如く、第一部材と第二部材とを連結する連結部が、第一部材に形成された貫通孔に通されると、第一部材と第二部材との間において連結部の位置が安定する。これにより、連結部による第一部材及び第二部材の連結が容易になる。
本発明においては、前記連結部に、前記第一部材の裏面側に設けられた第一係止部と、前記第二部材の裏面に前記第一部材の側に向けて立設され、前記貫通孔を貫通されて前記第一係止部に係止される第二係止部と、が備えられ、前記第一係止部及び前記第二係止部の少なくとも一方に、ネジ状部が備えられ、前記第二部材を前記第一部材に対して前記防水下地の鉛直方向回りに回転させることで前記ネジ状部が螺進して、前記第一シート固定部と前記第二シート固定部とが近づきながら前記第一係止部と前記第二係止部とが係止状態となると好適である。
本構成によれば、連結部は、第一部材の裏面側に設けられた第一係止部と、第二部材の裏面に第一部材の側に向けて立設され、貫通孔を貫通されて第一係止部に係止される第二係止部と、が備えられて構成されているので、第一係止部に第二係止部を係止させることで第一部材と第二部材とを確実に連結することができる。
また、第一係止部及び第二係止部の少なくとも一方に備えられたネジ状部を回転させることで、第一シート固定部と第二シート固定部とが近づきながら第一係止部と第二係止部とが係止状態となるので、第一シート固定部及び第二シート固定部を両者の間に配設される防水シートに対して密接させつつ第一部材と第二部材とを連結することができる。
本発明においては、前記連結部に、前記第一部材の裏面側に設けられた第一係止部と、前記第二部材の裏面に前記第一部材の側に向けて立設され、前記貫通孔を貫通されて前記第一係止部に係止される第二係止部と、が備えられ、前記第一部材に、前記第一シート固定部及び前記貫通孔が設けられた板状の第一板状部と、前記貫通孔に係止するとともに前記貫通孔から前記防水下地の側に向けて延設され、前記締結具によって前記防水下地に固定される筒状のワッシャ部と、が備えられ、前記ワッシャ部の内周部に、前記第一係止部が設けられ、前記第二係止部は、前記ワッシャ部に挿入された状態で、前記第一係止部に係止されると好適である。
本構成は、防水下地の上に板状の断熱部材が敷設され、その断熱部材の上面に沿って防水シートが敷設される構成において好適に用いることができる。すなわち、第一部材は、第一板状部が断熱部材の表面に載置され、且つ、ワッシャ部が断熱部材の内部に進入した状態で、締結具によって防水下地に固定することができる。
そして、第二部材を第一部材の第一板状部の上側に配置して、連結部が、第一部材の筒ワッシャ部の内部の第一係止部と、第二部材の裏面に第一部材の側に向けて立設され、貫通孔を貫通される第二係止部との夫々に係止により、第一部材と第二部材とを連結する。このように、連結部は、断熱部材に進入するワッシャ部の構成を利用して簡単な構造で第一部材と第二部材とを連結することができる。
本発明において、前記ワッシャ部の内周部に、複数の開口部が形成され、前記連結部に、前記開口部に嵌合する複数の板状の嵌合壁部と前記複数の嵌合壁部における前記防水下地の側の端部同士を連結する板状の底部とを有する係止部材が備えられ、前記係止部材は、前記複数の嵌合壁部が前記複数の開口部に嵌合することで前記底部が前記ワッシャ部における軸芯方向中途部に位置する状態で前記ワッシャ部に位置決め保持されるように構成され、前記底部に、前記第一係止部として、前記第二係止部の先端部が係止する孔部が形成され、前記係止部材は、前記第一係止部に作用する前記第二係止部からの軸力によって前記嵌合壁部が前記開口部内において撓めるように弾性変形可能に構成されていると好適である。
本構成によれば、ワッシャ部の内周部に形成された複数の開口部に、嵌合壁部と底部とを有する係止部材の当該嵌合壁部が嵌合し、係止部材の底部に形成された孔部が第一係止部として設けられ、当該第一係止部が第二部材に設けられた第二係止部に係止される。ここで、第一部材のうち、第一板状部及びワッシャ部は、防水下地に固定される締結具を支持する上で高い剛性が求められる。一方、ワッシャ部に位置決め保持される係止部材は、第二部材の第二係止部に係止されて第一部材と第二部材とを連結させる連結部としての機能を有していればよい。そのため、係止部材は、第二係止部からの軸力が第一係止部に作用した場合に嵌合壁部が開口部内において撓めるように弾性変形可能に構成されている。これにより、例えば、第一部材と第二部材との間に配置される防水シートの厚みに応じて、嵌合壁部がワッシャ部の開口部内において撓む度合も変化するので、係止部材の第一係止部を第二係止部に係止する位置に容易に調整することができる。また、第一係止部に係止された状態の第二係止部に対して軸力が働いた場合にも、第一係止部の嵌合壁部がワッシャ部の開口部内において撓むことで第二係止部の移動が許容されるため、第一係止部に対する第二係止部の係止状態が維持され易くなる。
本発明に係るシート固定方法の特徴構成は、防水下地の上に敷設された防水シートを、前記防水下地に固定するシート固定方法であって、締結具を挿通するための貫通孔が形成された板状の第一部材を、前記締結具によって前記防水下地に固定する工程と、前記第一部材の上から前記防水シートを敷設する工程と、前記防水シートにおける前記第一部材の上方に位置する部分に、孔のない板状の第二部材を載置して、前記防水シートを貫通する連結具によって前記第二部材を前記第一部材に連結する工程と、前記第一部材の上面と前記防水シートの裏面とを固定する工程と、前記第二部材の下面と前記防水シートの表面とを固定する工程と、が備えられた点にある。
本構成によれば、第一部材が締結具によって防水下地に固定され、第一部材の第一シート固定部によって防水シートの裏面側を固定することができる。また、孔のない形状に形成され、第一部材の上方に配置される第二部材が、連結具によって第一部材に連結され、第二部材の第二シート固定部によって防水シートの表面側を固定することができる。
すなわち、防水下地に固定した第一部材に第二部材が連結されて、防水シートは裏面側の第一部材と表面側の第二部材に挟まれた状態で固定される。これにより、防水シートを防水下地に安定的に固定することができる。また、第二部材は孔のない形状であるので、第二部材の表面側から第一部材との間の連結部に水が浸入することが防止される。
本発明に係るシート固定方法において、前記第一部材の上面と前記防水シートの裏面とを固定する工程と、前記第二部材の下面と前記防水シートの表面とを固定する工程とを、前記第二部材の上面側からの誘導加熱によって同時に行うと好適である。
本構成の如く、防水シートに対する第一部材と第二部材との固定を、第二部材の上面側からの誘導加熱によって同時に行うことで、防水下地に対する防水シートの施工を効率よく行うことができる。
シート固定ユニットの設置状態を示す斜視図である。 シート固定ユニットの第一部材の分解斜視図である。 シート固定ユニットの第二部材を示す図である。 防水シートの設置工程を示す断面図である。 防水シートの設置工程を示す断面図である。 防水シートの設置工程を示す断面図である。 防水シートの設置工程を示す要部断面図である。 図5のVIII−VIII矢視断面図である。 別形態のシート固定ユニットを示す断面図である。 別形態のシート固定ユニットを示す断面図である。
以下、本発明に係るシート固定ユニットの実施形態を図面に基づいて説明する。
図1に示すように、屋根Rは、例えば金属製の折板屋根等で構成された屋根下地(防水下地の一例)2の上に、ボード状の断熱材4が敷き並べられ、その断熱材4の上に防水シート3が敷設されて構成されている。シート固定ユニット1は、屋根下地2の上に防水シート3を固定するものである。
屋根下地2は、金属製の折板屋根の他、鉄筋コンクリート構造のスラブや、例えばALC板を敷き並べて形成したスラブや、デッキプレートや金属折板とコンクリートを組み合わせて形成したスラブや、それらスラブの上に断熱層を積層させたもの等を用いることもできる。屋根下地2は、シート固定ユニット1を固定するためのビス6(図2参照)を抜け止め状態に支持可能であることが好ましい。
断熱材4は、断熱素材からなる板状の部材である。断熱材4の材質としては、例えば、ポリスチレン、ウレタン、イソシアネート等の種々のものを採用できる。また、図1に示す防水シート3は、可撓性を有し、例えば、塩化ビニル等の合成樹脂で構成されている。
シート固定ユニット1は、屋根下地2に対して間隔を空けて複数配置され、防水シート3は、複数のシート固定ユニット1を用いて屋根下地2に固定されるようになっている。
図1〜図3に示すように、シート固定ユニット1は、第一部材D1と第二部材D2とを備えている。図2に示すように、第一部材D1は、第一板状部としての円板状の板状部材5と、板状部材5に挿通自在でビス6(締結具の一例)によって屋根下地2に固定される筒状部としてのワッシャ部7と、が備えられている。板状部材5は、金属板をプレス加工によって成形してあり、円板の中央部分に、ワッシャ部7を挿通自在な貫通孔8が形成されている。その貫通孔8の外周側の部分が上方に膨出しており、その上面部分に、防水シート3が固定される第一シート固定部としての接着部9が設けられている。従って、板状部材5及びワッシャ部7によって、ビス6を用いて屋根下地2に固定可能な第一部材D1が構成されている。
接着部9は、例えば、ポリエステル系、エチレン酢酸ビニル系、合成ゴム系、オレフィン系等の接着剤からなるホットメルト接着層によって構成されている。接着部9にて防水シート3を固定する場合は、シート固定ユニット1の第一部材D1の上方側に防水シート3を被せるように配置した状態で、防水シート3の表側から電磁誘導加熱装置等によって板状部材5を加熱して接着部9のホットメルト接着層を溶融させることで防水シート3を第一部材D1に接着することができる。
板状部材5における貫通孔8の周囲は、全周にわたって屋根下地2側に凹入された凹入部11が形成されている。
図2に示すように、ワッシャ部7は、ビス6が挿通される筒状の本体部13と、本体部13の上端に設けられ、本体部13の外径よりも大径に形成された鍔状部14と、本体部13の内部下端に設けられ、ビス6の頭部が係止可能な頭部係止部としての座繰り部15と、を備えている。ワッシャ部7は、例えば金属材にて構成されている。ワッシャ部7の本体部13(内周部の一例)には、周方向に間隔をあけて径方向に挿通する状態で複数(図に示す例では4つ)の開口部16が形成されている。なお、ワッシャ部7は合成樹脂材によって構成されていてもよい。
第一部材D1と第二部材D2とを連結する連結部18として、第一部材D1の側にはワッシャ部7に装着される係止部材21が設けられている。係止部材21は、図2に示すように、ワッシャ部7の開口部16に嵌合する複数(図2に示す例では2個)の板状の嵌合壁部23と複数の嵌合壁部23における屋根下地2の側の端部同士を連結する板状の底部24とを有する。底部24は円環状に形成されている。嵌合壁部23は、ワッシャ部7の開口部16に嵌合可能に構成されている。具体的には、嵌合壁部23は、ワッシャ部7の開口部16に嵌合する嵌合部25と、嵌合部25の上部外周側に設けられ開口部16の上端に係止される係止部26と、嵌合部25の上部内周側において周方向両側に延設される一対の当接部27と、を有する。
図3に示すように、第二部材D2は板状部材17を備える。板状部材17は、第一部材D1の板状部材5と同じ構成であり、金属板をプレス加工によって円板状に成形されている。板状部材17は孔のない形状に形成されている。板状部材17の裏面部分には、防水シート3が固定される第二シート固定部としてのホットメルト接着層からなる接着部20が設けられている。
第一部材D1と第二部材D2とを連結する連結部18として、第二部材D2の側には、ネジ状部31(第二係止部の一例)が設けられている。ネジ状部31は、板状部材17の裏面に第一部材D1の側に向けて立設されている。ネジ状部31は係止部材21の内部に上下方向に挿通し且つ螺進させることで係止部材21を拡径させる。板状部材17の表面17aには、ネジ状部31を囲む位置に矩形状の凹部17bが2つ形成されている。凹部17bは、図示しない治具を用いて第二部材D2をネジ状部31の軸芯周りに回転させるために設けられている。
次に、シート固定ユニット1を用いて防水シート3を屋根下地2に設置するシート固定方法の一例について説明する。
図4に示すように、初めに、ビス6を挿通するための貫通孔8が形成された第一部材D1の板状部材5を、ビス6によって屋根下地2に固定する工程を行う。予め、第一部材D1において、板状部材5とワッシャ部7とを合体させておく(図4参照)。そして、断熱材4が敷設されている屋根下地2に対して第一部材D1を設置する。設置にあたっては、ワッシャ部7の下端部を断熱材4に突き刺し、ワッシャ部7の内部に挿入したビス6を捻じ込む。この場合、断熱材4における設置対応位置に、予め、ワッシャ部7を挿入する穴を形成しておいてもよい。ワッシャ部7の鍔状部14が板状部材5の貫通孔8の周囲に形成された凹入部11に納まるまでビス6を螺進させる。ビス6によってワッシャ部7が屋根下地2に固定され、ワッシャ部7が板状部材5を押えることにより、板状部材5が固定される。
次に、図5に示すように、係止部材21をワッシャ部7の内部に挿入し、ワッシャ部7に係止部材21を組付ける。図8に示すように、係止部材21の複数の嵌合壁部23がワッシャ部7の複数の開口部16に嵌合する。これにより、係止部材21は、底部24がワッシャ部7における軸芯方向中途部に位置する状態でワッシャ部7に位置決め保持される。係止部材21の底部24には、第一係止部として、ネジ状部31(第二係止部)の先端部32が係止する円形の孔部28が形成されている。係止部材21は、孔部28(第一係止部)に作用するネジ状部31(第二係止部)からの軸力によって嵌合壁部23が開口部16内において撓めるように弾性変形可能に構成されている。
係止部材21は、孔部28において対向する位置に2つの凸部28a,28aが設けられている。係止部材21が、板状部材5の貫通孔8を通してワッシャ部7に差し込まれると、複数の嵌合壁部23が本体部13の内周面に摺接案内されて開口部16に嵌り合い、底部24の一部が開口部16の下部に載置された状態でワッシャ部7に装着される。以上の工程でシート固定ユニット1の第一部材D1を設置することができる。
次に、第一部材D1の上から防水シート3を敷設する工程を行う(図5、図6参照)。屋根下地2に第一部材D1を設置した後、第一部材D1の板状部材5の上から防水シート3を広げて被せるように設置して、防水シート3の弛みをとる。
次に、防水シート3における第一部材D1の上方に位置する部分に、孔のない板状の第二部材D2を載置して、防水シート3を貫通するネジ状部31(第二係止部及び連結具の一例)によって第二部材D2を第一部材D1に連結する工程を行う。第一部材D1の側の係止部材21の孔部28に第二部材D2の側のネジ状部31が係止することで、第一部材D1と第二部材D2とが連結状態となる(図6、図7参照)。
ネジ状部31は、第二部材D2の板状部材17と一体形成されており、先端部32に螺旋状のネジ溝32aを有する。ネジ状部31の先端部32は、係止部材21の底部24の孔部28に螺合して装着可能に設けられている。第二部材D2は、ネジ状部31が係止部材21に差し込み挿入されて回転されることで、係止部材21に対して軸方向での位置保持がされるように構成されている。
第二部材D2を第一部材D1に対して屋根下地2の鉛直方向回りに回転させることでネジ状部31が螺進して、第一シート固定部9と第二シート固定部20とが近づきながら孔部28(第一係止部)とネジ状部31(第二係止部)とが係止状態となる。具体的には、図5に示す状態から防水シート3が敷設された後、第二部材D2のネジ状部31を防水シート3の表面に押し付けて、ネジ状部31によって防水シート3を貫通させる。その後、第二部材D2のネジ状部31を係止部材21に対して挿入する(図6参照)。図6に示す状態から、第二部材D2のネジ状部31を回転させることで、ネジ状部31のネジ溝32aが底部24の孔部28の凸部28a,28aに弾性的に係止する(図7参照)。第二部材D2は、板状部材17の表面17aに形成された凹部17bに差込可能な図示しない治具を用いることで、回転させることができる。第二部材D2をネジ状部31の軸芯周りに回転させるために設けられている。
こうして、第一部材D1の係止部材21に対し第二部材D2のネジ状部31が適正に連結される。また、ネジ状部31の先端部32が大径に設けられていることから、弾性変形により係止部材21の嵌合壁部23が径方向外方に押し広げられ、径方向外方側に拡径される。これらにより、第一部材D1に対して第二部材D2の抜け外れを防止することができる。こうして、図7に示すように第一部材D1に対する第二部材D2の連結が完了する。
次に、第一部材D1の上面と防水シート3の裏面とを固定する工程と、第二部材D2の下面と防水シート3の表面とを固定する工程と、を行う。本実施形態では、第一部材D1の上面と防水シート3の裏面とを固定する工程と、第二部材D2の下面と防水シート3の表面とを固定する工程とを、第二部材D2の上面側からの誘導加熱によって同時に行う。
具体的には、防水シート3の表面側の第二部材D2に対応する箇所において、図示しない誘導加熱装置を当て付け、誘導加熱装置による加熱によって板状部材5(第一部材D1)及び板状部材17(第二部材D2)の接着面に塗布された接着部9,20のホットメルト接着層を同時に溶融させて、防水シート3を接着部9,20に溶着する。これにより、接着部9,20に防水シート3が固定されて、屋根下地2に、ビス6とシート固定ユニット1を介して防水シート3が支持される。防水シート3に対して複数のシート固定ユニット1を接着すれば、防水シート3の設置が完了する。
このようにして、連結部18を用いて板状部材5(第一部材D1)と板状部材17(第二部材D2)とが連結されることで、屋根下地2に設置された防水シート3は、防水作用を発揮することができる。
防水シート3を敷設した状態では、防水シート3は、シート固定ユニット1の設置箇所以外の範囲では断熱材4の上に載置されているだけの状態であるから、例えば風による揚力の作用や他の要因により防水シート3がバタつく現象を生じる場合がある。そのような場合でも、ネジ状部31の先端部32と係止部材21の孔部28とが回転不能にロックされているので、係止部材21に対してネジ状部31の抜け外れが阻止される。
上記構成のシート固定ユニット1であれば、防水シート3の設置作業を行う場合に、第一部材D1のワッシャ部7に組む付けられた係止部材21に対し、第二部材D2のネジ状部31を押し込んで回転装着させるだけの簡単な作業で対応することができる。
本構成のように、連結部18として、第一部材D1のワッシャ部7とは別体の係止部材21を用いると、例えば、例えばネジ状部31に対して屋根下地2から離れる方向に軸力が作用した場合に、係止部材21の嵌合壁部23を撓ませることができる。このように、係止部材21が撓むことでネジ状部31に作用する軸力を吸収することができる。これにより、第二部材D2のネジ状部31は係止部材21との当接によって破損等が起き難くなる。その結果、第一部材D1と第二部材D2との連結状態を安定的に維持することができる。
また、例えば断熱材4に対して厚みの大きい防水シート3が設置される場合には、係止部材21の嵌合壁部23は、ワッシャ部7の開口部16において防水シート3に近付く方向に撓ませることができる。このように、係止部材21が防水シート3の厚みに応じて変形することで、異なる厚みの防水シート3を屋根下地2に設置する場合に、ワッシャ部7及び係止部材21の形状を変更することなく対応することができる。
〔別実施形態〕
(1)上記の実施形態では、第一部材D1として、板状部材5とワッシャ部7とを備える例を示したが、第一部材D1はワッシャ部7を備えずに板状部材5のみで構成してもよい。
(2)上記の実施形態では、第一部材D1を構成する板状部材5とワッシャ部7とが別体で構成されるものを示したが、この構成に代えて、板状部材5とワッシャ部7とが金属材にて一体的に形成されるものであってもよい。
(3)上記実施形態では、第一部材D1を構成するワッシャ部7と係止部材21とが別体で構成されるものを示したが、この構成に代えて、図9に示すように、係止部材21を備えずに、ワッシャ部7が第二部材D2の第二係止部(ネジ状部31)に係止する第一係止部を備える構成でもよい。この場合、第一係止部は、例えば本体部13の内周側に突出形成される凸部13aによって構成される。また、図10に示すように、第二部材D2に設けられる第二係止部は、板状部材17の裏面に立設された筒状部34によって構成してもよい。この場合には、ワッシャ部7の座繰り部15から上方に被係合部15a(第一係止部)を立設し、板状部材17に設けられた筒状部34の先端側に内周側に突出する係合部35(第二係止部)を設ける。第二部材D2の側の係合部35が第一部材D1の側の被係合部15aに係合されることで、第一部材D1と第二部材D2とが連結される。
(4)上記実施形態では、第一部材D1の第一係止部(係止部材21の孔部28又はワッシャ部7の凸部13a)に第二部材D2の第二係止部(ネジ状部31)を進入させた後に回転させて両者を係止状態にする例を示した。これに代えて、第一部材D1の第一係止部に対し、第二部材D2の第二係止部を進入させるだけで両者が係止状態になる構成でもよい。また、第一部材D1に第二部材D2を連結させる構造として、他のロック構成を採用してもてよい。
(5)上記の実施形態では、第二部材D2が第二係止部としてネジ状部31を備える構成を示したが、第一部材D1が第一係止部としてネジ状部を有し、第二部材D2が第二係止部としてネジ状部が係止される孔部等を有する構成でもよい。
(6)上記の実施形態では、防水シート3が塩化ビニル系等の合成樹脂製シート材にて構成されるものを示したが、これに限るものではなく、公知の他の材料(例えば、ゴムやTPE≪サーモ・プラスチック・エラストマ≫等)を使用したものであってもよい。
(7)上記の実施形態では、第一部材D1及び第二部材D2において接着部9,20がホットメルト接着層で構成されるものを示したが、これに限るものではない。接着部9,20は、第一部材D1及び第二部材D2に対し、予め塗布または防水シート3を敷設する際に塗布した公知の他の接着剤を用いて防水シート3を接着する構成であってもよい。
(8)上記の実施形態では、第一部材D1の板状部材5がビス6で屋根下地2に固定される構成としたが、ビス6に限らず、プラグアンカを用いてビス6を固定する構成、あるいは、釘を打ちこんで固定する構成を用いるようにしてもよい。
(9)第二部材D2を構成する板状部材17の外周部分と防水シート3との間に、両者の間を密閉するシール部材(不図示)を配置してもよい。このように構成することで、防水シート3の防水効果をより高めることができる。
本発明は、防水下地の上に沿って設けられる防水シートを防水下地に固定する防水シート固定具に適用できる。
1 :シート固定ユニット
2 :屋根下地(防水下地)
3 :防水シート
4 :断熱材
5 :板状部材
6 :ビス
7 :ワッシャ部
8 :貫通孔
9 :接着部(第一シート固定部)
13 :本体部
13a :凸部(第一係止部)
15 :座繰り部
15a :被係合部
16 :開口部
17 :板状部材
18 :連結部
20 :接着部(第二シート固定部)
21 :係止部材
23 :嵌合壁部
24 :底部
28 :孔部(第一係止部)
28a :凸部
31 :ネジ状部(第二係止部)
32 :先端部
32a :ネジ溝
D1 :第一部材
D2 :第二部材

Claims (8)

  1. 防水下地の上に敷設された防水シートを、前記防水下地に固定するシート固定ユニットであって、
    締結具を挿通するための貫通孔が形成され、前記締結具によって前記防水下地に固定される第一部材と、
    孔のない形状に形成され、前記第一部材の上方に配置される第二部材と、
    前記第一部材と前記第二部材とを連結する連結部と、が備えられ、
    前記第一部材の上面に、前記防水シートの裏面が固定される第一シート固定部が備えられ、かつ、前記第二部材の下面に、前記防水シートの表面が固定される第二シート固定部が備えられたシート固定ユニット。
  2. 前記第二部材の裏面は、前記第一部材の表面の形状に沿った形状に形成されている請求項1に記載のシート固定ユニット。
  3. 前記連結部は、前記貫通孔に通された状態で、前記第一部材と前記第二部材とを連結する請求項1または2に記載のシート固定ユニット。
  4. 前記連結部に、前記第一部材の裏面側に設けられた第一係止部と、前記第二部材の裏面に前記第一部材の側に向けて立設され、前記貫通孔を貫通されて前記第一係止部に係止される第二係止部と、が備えられ、
    前記第一係止部及び前記第二係止部の少なくとも一方に、ネジ状部が備えられ、
    前記第二部材を前記第一部材に対して前記防水下地の鉛直方向回りに回転させることで前記ネジ状部が螺進して、前記第一シート固定部と前記第二シート固定部とが近づきながら前記第一係止部と前記第二係止部とが係止状態となる請求項1から3のいずれか一項に記載のシート固定ユニット。
  5. 前記連結部に、前記第一部材の裏面側に設けられた第一係止部と、前記第二部材の裏面に前記第一部材の側に向けて立設され、前記貫通孔を貫通されて前記第一係止部に係止される第二係止部と、が備えられ、
    前記第一部材に、前記第一シート固定部及び前記貫通孔が設けられた板状の第一板状部と、前記貫通孔に係止するとともに前記貫通孔から前記防水下地の側に向けて延設され、前記締結具によって前記防水下地に固定される筒状のワッシャ部と、が備えられ、
    前記ワッシャ部の内周部に、前記第一係止部が設けられ、
    前記第二係止部は、前記ワッシャ部に挿入された状態で、前記第一係止部に係止される請求項1から4のいずれか一項に記載のシート固定ユニット。
  6. 前記ワッシャ部の内周部に、複数の開口部が形成され、
    前記連結部に、前記開口部に嵌合する複数の板状の嵌合壁部と前記複数の嵌合壁部における前記防水下地の側の端部同士を連結する板状の底部とを有する係止部材が備えられ、
    前記係止部材は、前記複数の嵌合壁部が前記複数の開口部に嵌合することで前記底部が前記ワッシャ部における軸芯方向中途部に位置する状態で前記ワッシャ部に位置決め保持されるように構成され、
    前記底部に、前記第一係止部として、前記第二係止部の先端部が係止する孔部が形成され、
    前記係止部材は、前記第一係止部に作用する前記第二係止部からの軸力によって前記嵌合壁部が前記開口部内において撓めるように弾性変形可能に構成されている請求項5に記載のシート固定ユニット。
  7. 防水下地の上に敷設された防水シートを、前記防水下地に固定するシート固定方法であって、
    締結具を挿通するための貫通孔が形成された板状の第一部材を、前記締結具によって前記防水下地に固定する工程と、
    前記第一部材の上から前記防水シートを敷設する工程と、
    前記防水シートにおける前記第一部材の上方に位置する部分に、孔のない板状の第二部材を載置して、前記防水シートを貫通する連結具によって前記第二部材を前記第一部材に連結する工程と、
    前記第一部材の上面と前記防水シートの裏面とを固定する工程と、
    前記第二部材の下面と前記防水シートの表面とを固定する工程と、が備えられたシート固定方法。
  8. 前記第一部材の上面と前記防水シートの裏面とを固定する工程と、前記第二部材の下面と前記防水シートの表面とを固定する工程とを、前記第二部材の上面側からの誘導加熱によって同時に行う請求項7に記載のシート固定方法。
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