JPH04174154A - 塩化ビニル樹脂製シートの防水絶縁工法 - Google Patents

塩化ビニル樹脂製シートの防水絶縁工法

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JPH04174154A
JPH04174154A JP29898690A JP29898690A JPH04174154A JP H04174154 A JPH04174154 A JP H04174154A JP 29898690 A JP29898690 A JP 29898690A JP 29898690 A JP29898690 A JP 29898690A JP H04174154 A JPH04174154 A JP H04174154A
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vinyl chloride
chloride resin
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Takayasu Uchiumi
孝泰 内海
Fumio Kadota
文夫 門田
Toshiaki Koyama
利明 小山
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Hayakawa Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は土木、建築工業分野に利用される長尺の塩化ビ
ニル樹脂製防水シートによる防水絶縁工法に関するもの
である。
本発明は、塩化ビニル樹脂製防水シート(以下防水シー
ト)を建造物の防水下地面へ部分的に機械的に固定する
絶縁工法において防水シート相互の接合部分と下地コン
クリートとの間に予め固定金具を一定の間隔で固定した
後、防水シートの端部を引張った状態で固定金具へ溶剤
による溶着又は熱風により溶着して接合させ、次に防水
シートを当該防水シートへ重ね合せて、溶着又は融着を
併用して接合させる。また、シートの中央部に固定金具
を一定間隔で下地面へ固定した後、塩化ビニル防水シー
トにより覆い周囲を溶着及び融着する。
上記のように予め下地へ固定した固定金具と、防水シー
トを引張り施設した後、防水シート上より固定金具の固
定を併用することにより、絶縁工法の施工上での特徴で
ある防水シート施設時の引張り作業の軽減及び下地へ物
理的に防水シートを拘束することにより確実な耐食風圧
性を確保できることを目的とした防水施工法である。
(従来の技術) 従来、コンクリート等の屋根面へ防水シートを施工する
際、その下地面又は下地面とシート面の両面へ接着剤を
塗布し、防水シートを屋上又は屋根等の建造物の下地面
へ固定していた。
(発明が解決しようとする課題) 従来工法の場合、降雨、降雪後で防水下地面が湿潤状態
の際、下地面が乾燥するまで待たねばならず又、コンク
リート等の建造物の防水層の改修の際、既設防水層や防
水保護層を撤去又は全面補修する必要が多々あり、工期
が遅延し、コストアップになる。
また従来、防水シートを防水下地面へ部分的に固定する
いわゆる絶縁工法は、防水シートを施設した後、予め下
地面へ部分的に固定された固定金具に溶着する方法(第
2図)又は防水シートを施設後、防水シート上より固定
金具を下地へ固定する方法(第3図)が取られてきた。
上記2工法の場合、防水シート相互の接合時に絶縁工法
の施工時の欠点である、シート相互を引張った状態(シ
ート長さの約1%)を保持しながら、接合部を溶着する
作業が非常に困難であり、作業性が著しく低下するとい
う問題があった。
本発明は、上期従来工法の課題を解決しようとしたもの
で、接着剤を使用しないで防水層を敷設することにし、
降雨、降雪後の湿潤状態の下地面であっても、遅延なく
施工が可能であり、改修工事においても、下地面をほと
んど補修することなしに防水層の施工が可能である防水
工法を提供することにある。
また、本発明は、予め下地へ固定した固定金具と、防水
シートを敷設した後、防水シート上より固定金具への固
定を併用することにより、防水シート敷設時の引張り作
業を簡易にし、合せて物理的に防水シートを拘束するこ
とにより確実な耐食風圧性を確保でき、長期間安定した
防水層が得られる防水工法を提供するにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は塩化ビニル樹脂製防水シートを建造物の防水下
地面へ部分的に機械的に固定する防水絶縁工法において
、塩化ビニル樹脂を表裏に被覆した、円盤又は四角状の
鋼板製固定金具を固定用アンカを用いて予め、シート幅
に合せて下地面へ一定の間隔で固定した後、当該塩化ビ
ニル樹脂製防水シートの端部と固定金具とを溶剤溶着又
は熱融着により接合させ、次に防水シートと次列防水シ
ートとを重ね合せた部分を溶剤溶着及び熱融着を併用し
て接合合体させる工程と、防水シートの上から当該防水
シート幅に対し1ケ所以上の部位に固定金具を防水下地
面へ部分的に固定し、固定金具を塩化ビニル樹脂製防水
シートにより覆い、周囲を溶着及び融着を併用して接合
させる工程とより成ることを特徴とする塩化ビニル樹脂
シートの防水工法である。
(作 用) 本発明の塩化ビニル樹脂製防水シートをコンクリート等
の防水下地面へ部分的に固定する絶縁工法を実施する場
合には、防水シート相互の接合部分と下地との間に予め
固定金具を一定の間隔で固定した後、防水シートの端部
を引張った状態で固定金具へ溶剤溶着(以下溶着という
)又は熱融着(以下融着という)により接合させる。次
に次列の防水シートを当該防水シートへ2cm以上20
cm以下重ね合せて、溶着又は融着を併用して接合させ
る。重ね合せ部が2cm以下と狭いと接合強度が充分で
なく、また漏水の恐れがあり、又20cm以上では強度
、漏水の面からは十二分であるが経済的に過剰となり好
ましくない。
また防水シートの上から当該防水シート幅に対し1ケ所
以上の部位に塩化ビニル樹脂を表裏に被覆した鋼板製固
定金具を防水下地面へ部分的に固定する。
以上のように、本発明では防水シートを機械的に下地に
固定するため一層確実にコンクリート等の下地面へ防水
シートを固定することができ、固定金具と防水シートの
間のみ溶着又は融着すればよいので防水機能上、−層安
全で確実な防水層を構成できる。
本発明は、防水シートを防水下地面へ部分的に固定する
方法として予め、下地面へ固定した固定金具へ防水シー
ト端部を、溶着及び融着を併用して接合した後、更に防
水シートの上から下地面に予め固定した固定金具に対し
物理的に固定するため、防水下地面が湿潤状態であって
も遅延なく施工が可能であり、改修工事においても接着
剤を使用しないため、下地面をほとんど補修することな
 。
しに防水層の施工が可能となる。
また、防水シート端部を接合する際、防水シートを予め
固定した固定金具に固定することより引張り作業が簡単
になり、施工性のアップ及び施工コストが低減する効果
も併せて得られる。
(実施例) 本発明の実施例を詳細を添付図面について以下詳細に説
明する。
第1図の1.IAは、−船釣なコンクリート製の陸屋根
を示す。本発明の防水施工法をこのコンクリート陸屋根
に施工する際、まず、円盤状又は四角状の塩ビ鋼板製の
固定金具2を防水シート3の端部位置へ固定用アンカー
4を用いて強固に取り付ける。
また、陸屋根IAの立上ったパラペット人隅線にそって
、L形状の塩ビ鋼板製固定金具5を取り付ける。
防水シート3の一端3Aを固定金具5の大隅線に合せて
固定金具5へ溶着し、次いで他端3Bを引張った状態で
塩ビ鋼板製固定金具2へ溶着し、防水シート3の端部へ
次の防水シート3の端部3Cを溶着及び融着することで
確実な防水層を形成する。防水シート3.3の長手方向
も上記と同様に引張った状態で各々対応するパラペット
人隅部の固定金具5へ溶着する。
次に各防水シートの幅毎に1ケ所以上、円盤状又は角状
の塩ビ鋼板製固定金具2を固定用アンカー4を用いて強
固に固定し、当該固定金具の上より円盤状又は、角状に
成形又は打抜いた塩化ビニル樹脂シート3aを溶着及び
融着する。
′図中6はパラペット末端部の固定金具を示し、7は立
上り部へ施す防水シートで水平部の防水シート3と同一
材質である。8は防水シート末端部をシールするシール
材を示す。
(発明の効果) 本発明は、建造物等の防水下地面へ防水シートを固定す
る方法として塩化ビニル樹脂シートを表裏に被覆した円
盤状又は四角状の鋼板製固定金具2を固定用アンカー4
で取り付け、これに防水シート3を溶着及び融着を併用
して接合するため、確実な水密性が確保され、且つ、予
め固定金具を下地面の所定個所に固定しておき、これに
防水シート上より固定するため引張り作業の作業性が向
上する利点がある。
また、防水下地面が湿潤状態であっても、遅延なく、施
工が可能であり、改修工事においても、下地面をほとん
ど補修することなしに防水層の施工が可能となる利点が
ある。
また、防水シート敷設後、防水シート中央部を一定間隔
で固定金具を用いて、物理的に固定するため、耐風圧性
に対し、より一層確実な防水層を確保できる効果も合せ
て得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明により施工された陸屋根の部分断面図、 第2図及び第3図は従来の絶縁工法の代表例である。 l・・・防水下地 IA・・・立上り部防水下地 2・・・塩化ビニル樹脂を表裏に被覆した鋼板製固定金
具 3・・・塩化ビニル樹脂シート 3a・・・塩化ビニル樹脂シート 3A、3B・・・防水シートと鋼板製固定金具との接合
部 3C・・・防水シートと防水シートとの接合部4・・・
固定用アンカー 5.6・・・塩化ビニル樹脂を周囲に被覆したL形鋼型
固定金具 7・・・塩化ビニル樹脂シート 8・・・シール材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、塩化ビニル樹脂製防水シートを建造物の防水下地面
    へ部分的に機械的に固定する防水絶縁工法において、塩
    化ビニル樹脂を表裏に被覆した、円盤又は四角状の鋼板
    製固定金具を固定用アンカを用いて予め、シート幅に合
    せて下地面へ一定の間隔で固定した後、当該塩化ビニル
    樹脂製防水シートの端部と固定金具とを溶剤溶着又は熱
    融着により接合させ、次に防水シートと次列防水シート
    とを重ね合せた部分を溶剤溶着及び熱融着を併用して接
    合合体させる工程と、防水シートの上から当該防水シー
    ト幅に対し1ケ所以上の部位に固定金具を防水下地面へ
    部分的に固定し、固定金具を塩化ビニル樹脂製防水シー
    トにより覆い、周囲を溶着及び融着を併用して接合させ
    る工程とより成ることを特徴とする塩化ビニル樹脂シー
    トの防水工法。
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JP2012193550A (ja) * 2011-03-17 2012-10-11 Sanko Metal Ind Co Ltd 建築用小形打抜き機

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JPH0233539U (ja) * 1988-08-23 1990-03-02

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