JP2006161373A - 防水シート施工法 - Google Patents

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Abstract

【課題】固定金具4用アンカープラグ5を確実に陸屋根躯体(下地)1内に装填する。
【解決手段】陸屋根躯体(下地)1の所要位置にドリル30によって孔3を形成し(図(a))、その孔3の断熱材2部分にプラグ5を入れ、その後端に押し込み治具10を押し当てて押し込む(図(b)〜(図(c))。その押し込み度合は、ゲージ13の断熱材2への当接によって設定する。これによって、プラグ5は、下地1の孔3に通常の引き抜き力に十分に耐え得る深さ装填される。プラグ5の装填が終了すれば、固定金具4をセットして、その中央から、ビス6を孔3にねじ込み、そのプラグ5へのねじ込みによって固定金具4を下地1に固定する(図(d))。下地1の各所要位置に固定金具4を固定すれば、従来と同様に、下地1全面に亘ってその全面を被う防水シート7を張るとともに、その防水シート7を固定金具4と接合して固定する。
【選択図】図1

Description

この発明は、建築又は土木用の防水工事に用いる防水シートの施工法及びその施工に使用する治具に関する。
従来、建築工事又は土木工事の防水作業、例えば、陸屋根の防水工事において、コンクリートなどの躯体上に防水シートを張り、そのシートを躯体上に固定する施工法として、図3、図4に示すように、防水下地(躯体)1上に断熱材等の部材2がある場合、その防水下地1の所要位置に前記部材2を貫通したアンカー孔3を形成し、その所要位置の部材2上に固定金具4を設け、その固定金具4を、前記部材2を貫通して前記孔3内のプラグ5に至ってねじ込まれるビス6によって固定し、その後、前記防水下地1全面に亘ってその全面を被う防水シート7を張るとともに、その防水シート7を前記固定金具4に接合して固定するものがある。
このとき、防水シート7と固定金具4の接合手段として、固定金具4の上面に熱溶着材層を設け、防水シート7の上から電磁誘導によるその固定金具4の加熱によってその熱溶着材層を溶かし、その溶融・固化によって接合させるもの(特許文献1参照)、防水シート7の上から注射器状器具によって固定金具4上に接着材を注入し、その接着材によって接合させるもの、防水シート7を張る(防水下地1全面を被う)前に固定金具4に接着材を塗布し、その接着材の上に防水シート7を置くことによって接合する、等がある。
特開平8−189147号公報
また、通常、プラグ5はビス6に前もって嵌められており(図2参照)、従来では、図3に示すように、そのプラグ5付きのビス6を固定金具4、断熱材2及び下地1の孔3にねじ込むことによって、固定金具4を下地1(断熱材2)に固定している。
従来の施工法において、図4に示すように、下地1の孔3にプラグ5が十分に入り込んだ状態に装填されてビス6のねじ込みが終わっていれば、問題はない。
しかし、図5に示すように、プラグ5が断熱材2の孔を通過中、その突起部が断熱材2に食い込み、その途中で止まり、ビス6がプラグ5を突き向けて下地1の孔3に進入して固定金具4の固定が終わる場合がある。
また、プラグ5がビス6から何らかの事情により外れる等によって孔3の底まで落ち込み、ビス6が十分にプラグ5に食い込まない場合もある。
このような場合、固定金具4の存在によって、プラグ5がどの位置まで入っているか(ビス6がプラグ5に十分にねじ込まれているか)を確認することは困難である。
例えば、プラグ5は、下地1内に40mm程度入ってビス6とねじ合っていないと、十分なアンカー力を発揮することはできず、例えば、図5に示すように、プラグ5が途中で止まった場合、その食い込みが断熱材2等の保持力の弱いものであると、十分なアンカー力を発揮せず、防水シート7に強い風などの外力が加わると、防水シート7が吹き上げられる等によって、その十分なアンカー力を有しない固定金具4の個所が浮き上がる恐れがある。防水シート7が浮き上がれば、防水性能の低下を招く。
この発明は、上記プラグ5を確実に下地1内に装填させて固定金具4をビス止めし得るようにすることを課題とする。
上記課題を解決するために、この発明は、プラグ5をビス6とは別に孔3に装填することとしたのである。その装填は、棒状部材によって、プラグ5を孔3に押し込むことによって行なう。
この発明は、以上のように、棒状部材によって、プラグ5を前もって下地1の孔3に装填するようにしたので、その棒状部材の押し込み量を適宜に調節することによって、そのプラグ5の装填深さを最適なものとすることができる。このため、固定金具4を下地1に強固に固定させることができ、防水シート7の吹き上げ等によって、固定金具4による固定の個所が浮き上がる恐れはない。
この発明の実施形態としては、防水下地上に断熱材等の部材を設けるとともに、その防水下地の所要位置に前記部材を貫通した孔を形成し、防水下地全面に亘ってその全面を被う防水シートを張り、前記部材を貫通して前記孔内のプラグに至ってねじ込まれたビスによって固定された固定金具により防水シートを接合固定する防水シート施工法において、前記防水下地の前記孔に、棒状部材でもって、プラグを引き抜き力に十分に耐え得る深さ押し込み装填した後、前記ビスを前記孔にねじ込む構成を採用することができる。
そのプラグを下地の孔に押し込み装填するための治具としては、その孔に挿入し得る太さの棒状部材からなり、その棒状部材には、その長さ方向の任意の位置で固定可能なゲージが移動可能に嵌められているもの等を採用する。
この治具によれば、断熱材等の防水シートと下地の間に介在される部材の厚みに応じて、プラグが下地の孔に十分に入り込むように、その棒状部材の挿入長さに合った位置にゲージを移動させて固定し、その状態で、プラグを孔に押し込み、そのゲージが部材に当接した時点で、その押し込みを止めて棒状部材を引き抜けば、プラグは下地の孔に十分なアンカー力を得ることができる食い込み位置に装填される。
まず、この発明の施工には、図2に示す押し込み治具10及びデプスゲージ20と従来と同様のビス6、プラグ5を用意する。
押し込み治具10は、把手部11と押し込み棒部12とからなり、その押し込み棒部12にはゲージ13が移動可能に嵌め込まれており、その任意の位置でねじ14をねじ込むことによって固定し得る。押し込み棒部12の径(太さ)は、通常のコンクリート製下地1の孔3であれば、いずれも孔3にも挿し込み得て、かつプラグ5を押し得るように適宜に設定し、また、長さも、いずれの厚さの断熱材(部材)2などにおいても、下地1の孔3にプラグ5を十分に押し込めるように、適宜に設定する。
デプスゲージ20にはその長さ方向に亘って長さ目盛21が設けられており、その目盛21によって高さを確認できる。この目盛21に代えて、又は併用して、上記ゲージ13と同様なゲージ子を移動可能かつ任意の位置でねじ止め可能に設けて高さを確認するようにすることもできる。
つぎに、この治具10等による防水シート7の施工法を説明すると、まず、図1(a)に示すように、固定金具4を固定する下地(陸屋根躯体)1の各所要位置において、ドリル30によって、孔3を形成する。このとき、デプスゲージ20を側において、その穿孔深さを確認する。その確認は、ドリル30の所定部分が目盛21の所要位置又はゲージ子の位置になった事等によって行なう。
孔3が形成されれば、図1(b)〜図1(c)に示すように、その孔3の断熱材2部分にプラグ5を入れ、その後端に押し込み治具10を押し当てて押し込む。その押し込み度合は、ゲージ13の断熱材2への当接によって設定する。押し込み度合の確認は、そのゲージ13によらず、押し込み棒部12に設けた長さ方向の目盛15で行なっても良く、また、孔3を介した目視でも良い。この作用によって、プラグ5は、下地1の孔3に通常の引き抜き力に十分に耐え得る深さ装填される。
プラグ5の装填が終了すれば、図1(d)に示すように、固定金具4をセットして、その中央から、ビス6を孔3にねじ込み、そのプラグ5へのねじ込みによって固定金具4を下地1に固定する。
下地1の各所要位置に固定金具4を固定すれば、従来と同様に、下地1全面に亘ってその全面を被う防水シート7を張るとともに、その防水シート7を固定金具4と接合して固定する。その固定には、上述の固定金具4の上面に熱溶着材層を設け、防水シート7の上から電磁誘導によるその固定金具4の加熱によってその熱溶着材層を溶かし、その溶融・固化によって接合させる手段、防水シート7の上から注射器状器具によって固定金具4上に接着材を注入し、その接着材によって接合させる手段等を採用する。
また、防水シート7を張る前に固定金具4に接着材を塗布し、その接着材の上に防水シート7を置くことによって接合することもできる。
防水シート7と下地1の間に介在される部材としては、断熱材2の他、改修時の古くなった防水シートなどが考え得る。また、固定金具4としては、図示のディスク板に限らず、特許文献1に記載の板状等の種々の形状のものを採用できることは勿論である。
なお、上記実施例では、固定金具4を固定した後、防水シート7を張ったが、防水シート7を張った後、その防水シート7上に固定金具4を載せてビス6により固定する方法(後付け工法)においても、この発明は採用できる。この場合には、ビス6により、防水シート7にも孔が開くため、固定金具4も含めてその周りにシートをさらに張って防水することとなる。
また、図2の鎖線で示すように、押し込み棒部12にねじ込み深さの検出筒16を嵌め、その検出筒16が部材2に当接することにより、孔3が所要深さになったことを確認できるようにすることもできる。この場合、孔3の種々の深さに合った長さの検出筒16を用意することとなる。
さらに、デプスゲージ20は、従来と同様に、その棒状部のみをドリルのチャック部に取付け、そのチャック部からドリル側に進退可能にして、その突出量を任意に設定し、デプスゲージ(棒状部)の先端を部材2に当接することにより、孔3の深さを確認するようにすることもできる。
この発明に係る一実施例の施工作用図 同施工用治具の斜視図 防水シートの施工作用説明図 同施工作用説明図 同施工作用説明図
符号の説明
1 防水下地
2 断熱材
3 ビス孔
4 固定金具
5 プラグ
6 固定金具固定用ビス
7 防水シート
10 押し込み治具
13 ゲージ
15 目盛
30 ドリル

Claims (2)

  1. 防水下地1上に断熱材等の部材2を設けるとともに、その防水下地1の所要位置に前記部材2を貫通した孔3を形成し、前記防水下地1全面に亘ってその全面1を被う防水シート7を張り、前記部材2を貫通して前記孔3内のプラグ5に至ってねじ込まれたビス6によって固定された固定金具4により前記防水シート7を接合固定する防水シート施工法において、
    上記防水下地1の上記孔3に、棒状部材10でもって、上記プラグ5を引き抜き力に十分に耐え得る深さ押し込み装填した後、上記ビス6を前記孔3にねじ込むことを特徴とする防水シート施工法。
  2. 請求項1記載の防水シート施工法に使用する上記プラグ5の押し込み治具10であって、上記孔3に挿入し得る太さの棒状部材からなり、その棒状部材には、その長さ方向の任意の位置で固定可能なゲージ13が移動可能に嵌められていることを特徴とするプラグ押し込み治具。
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