JP4429083B2 - 遮光型座標入力装置及びその座標入力方法 - Google Patents

遮光型座標入力装置及びその座標入力方法 Download PDF

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Description

本発明は、ペン等によって指し示された入力面上の位置を検出してその座標を求める遮光型座標入力装置及びその座標入力方法に関する。
一般に、座標入力装置は、指示具や指などの遮光部材によって座標入力面を指し示して座標を入力することにより、座標入力装置に接続されたコンピュータを制御したり、文字や図形などを書き込んだりするために用いられている。
このような座標入力装置の座標入力方式には、抵抗膜を用いたもの、超音波を用いたもの、或いは光を用いたものなど、各種のものが知られている。光を用いたものとしては、例えば特許文献1などに開示されたものがある。
この特許文献1の座標入力装置では、座標入力面外側に再帰性反射シートを設け、投光部からの光を再帰反射シートで反射し、その反射光を受光部によって受光して光量分布を検出する構成であり、座標入力面内にある指示具ないし指などで遮光された場所の角度を検出し、遮光位置つまり入力位置の座標を決定するようになっている。また、特許文献2や特許文献3などには、再帰反射部材をタッチパネル等の座標入力面の周辺に配置し、再帰反射光が遮光される部分の座標を検出する座標入力装置が開示されている。
通常、座標入力装置においては、正確な座標入力を行う観点から、ペンダウン/ペンアップ判定機能と共に、近接入力機能(プロキシミティ機能)を備えることが望ましいことが判っている。ペンダウン/ペンアップ判定機能とは、座標入力面に対する指示具の基本的な二つの状態、すなわちペンアップ状態(軌跡入力に至っていない状態)とペンダウン状態(軌跡入力に至った状態)を判別することができる機能であり、近接入力機能とは、前記ペンアップ状態において予め座標位置を検出する機能であり、ペンアップ状態において検出座標をカーソル表示し、該カーソル表示によって予め検出座標を確認しつつ座標入力を行うことができる機能である。
しかしながら、上記の特許文献1、特許文献2及び特許文献3は、ペンダウン/ペンアップ判定機能及び近接入力機能を設けておらず、正確な座標入力を行う観点から問題があった。すなわち、通常、タッチパネルを用いた座標入力装置は、座標入力面に対してペンアップまたはペンダウンの状態を通知する状態通知手段を備えていない指示具、もしくは指を用いて座標入力を行う。このように指示具が状態通知手段を持たない座標入力装置の場合は、指示具の存在位置を検出すること自体をペンダウン状態として検出する構成であることが多く、この場合、当然、近接入力機能がない。
一方、正確な座標入力を行う観点から、ペンダウン/ペンアップ判定機能を設けた座標入力装置として、例えば特許文献4や特許文献5に開示されたものがあった。特許文献4では、遮光型タッチパネルにおいて、座標入力時における遮光の程度によってペンダウン/ペンアップ状態の判定を行う。また、特許文献5では、指示具と座標入力面との距離の変化を基に指示具のペンダウン/ペンアップ状態を判別するほか、光強度分布におけるディップ(光強度分布波形が下降して上昇に転ずる谷の部分)の深さレベルの変化に基づいて、指示具のペンダウン/ペンアップ状態を判断している。
USP4507557号公報 特開2000−105671号公報 特開2001−142642号公報 特開2002−91701号公報 特開2001−84106号公報
しかしながら、上記特許文献4及び特許文献5の座標入力装置では、次のような問題点があった。
まず特許文献4の座標入力装置の問題点について説明すると、この種の遮光型タッチパネルにおいては、遮光のための反射光が通過する領域(再帰反射領域)は座標入力面に対して並行に比較的薄い層を成すものであり、また、この薄い層と座標入力面との距離は必ずしも全域において精度良く一定であるとは言い難い。従って、この方法によって、ペンアップ状態及びペンダウン状態を正確に判定するのは難しく、また再帰反射領域が薄いため、遮光を検出できる範囲が狭くなり、近接入力機能も不十分である。
次に、特許文献5の座標入力装置の問題点について、図28、図29及び図7(a),(b),(c)を用いて説明する。
この座標入力装置では、まず、指示具と座標入力面との間の距離の変化、詳しくは、該距離の変化率が所定の比率より小さくなった場合にペンダウンとしている。
この種の座標入力装置に使うペンとしては形状が一定でないもの、すなわち何らかの変形をなすものがある。その多くは先端部が座標入力面への突き当てに応じて変形するものであり、その目的は書き味を良くするためであったり、あるいは単に旧来からのペンに似せるためであったりする。
図28に示すように、この種のペンは例えば座標入力面hfに接していないときは(距離h)、Aに示すような形状をしており、座標入力面hfに接してさらに所定の力で押し付けたときは、同図のB、C、Dに示すような形状に変形する。なお、A’は変形しない場合を示している。
形状Bのようになるペンは、例えば先端が柔らかいゴム状のものでできているペンであり、形状Cのようになるペンは、例えば先端にスイッチのようにスライドする部分がついているペンであり、形状Dのようになるペンは、例えば毛筆状になっていて後方に尾を引くように変形するペンである。
一般に、特許文献5のような遮光型の座標入力装置では、再帰反射領域が薄く、遮光を検出できる範囲が座標入力面に対して垂直な方向に厚さ数ミリメートル以下である。このため、十分な近接入力機能を設けることができない。このため、仮想的に十分な近接入力機能を実現するために、図28のB,C,Dに示すように変形するペンを使用することも考えられる(図28のh0、|h0|参照)。
しかし、このような変形するペンを使用した場合でも、特許文献5の座標入力装置では、指示具と座標入力面との間の距離の変化からペンダウンを判断するため、少なくとも指示具と座標入力面の距離がゼロになったところ(すなわち図28のA’の段階)でペンダウンを判定することになり、図28のB,C,Dに示すような所定の機械的変形(|h0|)を含めて指示具が座標入力面に突き当てられた段階でペンダウンと判定することができない。すなわち、変形するペンを使用した場合でも、仮想的に十分な近接入力機能を実現することができないのである。
また、特許文献5では、光強度分布におけるディップの深さレベルの変化に基づいて、指示具のペンダウン/ペンアップ状態を判断している。以下、この点について検討する。
先にも述べたように、例えば、所定の形状のペンが座標入力面に向かって近づいてゆく場合に、図29のP1に示すようにペン105の先が再帰反射領域100の中にあるときは、ペンと座標入力面104とが近づくに従って遮光波形の谷の深さ(Dpth)と谷の幅(Wd)が大きくなる(図7(a)参照)。
さらに、ペン105の先端部が再帰反射領域100の下端部にくると(すなわち図29のP2の位置)、前記谷の深さDpthは最大値 Dpth=Dpth_max に達し(図7(b)参照)、それ以降、つまり図29のP2→P3(→P4)の位置では、Dpthの値は変化せず、遮光波形の谷の幅Wdのみが増大する(図7(c)参照)。
これは、ペン105の先端が再帰反射領域100の下端以下(図29のP2の位置よりも下)になると、ペン105の略中心部分については既にほぼ100%の遮光がなされており、該中心部分では、これ以上の遮光が無いからである。
このように、光強度分布におけるディップの深さレベルの変化について、ペン105の位置が図29のP2の段階でディップの深さが最大値に達し、それ以降のP2→P3(→P4)の段階においては、ディップ深さは一定である。
ところが、特許文献5のように、光強度分布におけるディップの深さレベルの変化に基づいて、指示具のペンダウン/ペンアップ状態を判断する場合は、ペン105の位置がP2→P3(→P4)の段階においては、ペンを検出する機能としては不感帯となってしまう。このため、ペンダウンの判定は少なくともペン105の位置がP2の近傍かそれ以前の段階でのみなされることになり、例えばP3またはP4の位置付近の段階でペンダウンの判定を行うことはできない。
多くの場合、ペンダウンの判定は、できるだけペンが座標入力面に突き当る状態に近い位置でなされるのがペン105の使い勝手の観点から望ましいことが判っており、特許文献5の座標入力装置では、ペン105の位置がP3またはP4の付近の段階でペンダウンの判定ができず、この点が、ペン105の使い勝手としてマイナス要因となっていた。
上述したように特許文献4及び5の問題を解決する方法としては、遮光型タッチパネルにペンダウン信号を送信する機能を備えた専用ペンを用いる方法がある。すなわち、例えばペン先にスイッチを備え、ペンが座標入力面に突き当ることにより該スイッチが押され、これによって赤外線や超音波、電磁波等によりペンダウン信号をリアルタイムで通知するものである。このような方法を採ることにより、適切なペンアップ/ペンダウン状態の判定を行うことができる。
しかし、このような通信機能付指示具を備えた遮光型タッチパネルの場合は、次のような欠点がある。第一に、ペンスイッチ信号を通信する必要があるのでペン自体が複雑になる(高価になる、大きくなる)、第二に、ペンスイッチ信号を通信する必要があるので、そのための電源(電池等)が必要になる、第三に、ペンダウン信号を通知する必要から、座標入力面周辺の額縁を深くしすぎないように前記再帰反射領域100の厚みを制限するため、遮光を検出できる範囲が狭くなり、近接入力機能が不十分である。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、座標入力面に対して略垂直な方向の指示具等の動きに基づいて、該座標入力面全域において精度の良い適切なペンアップ/ペンダウン状態の検出を行うことができ、通信機能付指示具を使わずともそれと同等な機能を実現することができる遮光型座標入力装置及びその座標入力方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の遮光型座標入力装置では、入力面の面方向に沿って光を投光する投光部と、前記投光部からの光を反射する反射部と、前記反射部からの反射光を画素単位で受光して該反射光の光強度分布を検出する受光部とを備え、前記入力面上から入力して該入力面を指し示す指示入力手段によって前記入力面上の光が遮られる遮光部分の位置を前記受光部から出力されるデータを基に検出して、該遮光部分の位置の座標を求める遮光型座標入力装置において、前記入力面上に前記遮光部分が存在するときの光強度分布と前記遮光部分が存在しないときの光強度分布との差分を画素方向に加算合計した第一の遮光量、または前記入力面上に前記遮光部分が存在するときの光強度分布を前記遮光部分が存在しないときの光強度分布で規格化した分布波形の遮光によって変化した部分を画素方向に加算合計した第二の遮光量を計算する計算手段と、前記計算手段によって計算された第一の遮光量の時間変化または第二の遮光量の時間変化に基づいて、前記指示入力手段の入力状態がペンアップ状態であるか、あるいはペンダウン状態であるかを判定する判定手段を備えたことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明の遮光型座標入力装置では、入力面の面方向に沿って光を投光する投光部と、前記投光部からの光を反射する反射部と、前記反射部からの反射光を画素単位で受光して該反射光の光強度分布を検出する受光部とを備え、前記入力面上から入力して該入力面を指し示す指示入力手段によって前記入力面上の光が遮られる遮光部分の位置を前記受光部から出力されるデータを基に検出して、該遮光部分の位置の座標を求める遮光型座標入力装置において、前記入力面上に前記遮光部分が存在するときの光強度分布と前記遮光部分が存在しないときの光強度分布との差分が所定のレベルを超える画素範囲の幅の時間変化、または前記入力面上に前記遮光部分が存在するときの光強度分布を前記遮光部分が存在しないときの光強度分布で規格化した分布波形の遮光による変化が所定のレベルを超える画素範囲の幅の時間変化に基づいて、前記指示入力手段の入力状態がペンアップ状態であるか、あるいはペンダウン状態であるかを判定する判定手段を備えたことを特徴とする。
本発明の遮光型座標入力装置の座標入力方法では、入力面の面方向に沿って光を投光する投光部と、前記投光部からの光を反射する反射部と、前記反射部からの反射光を画素単位で受光して該反射光の光強度分布を検出する受光部とを備え、前記入力面上から入力して該入力面を指し示す指示入力手段によって前記入力面上の光が遮られる遮光部分の位置を前記受光部から出力されるデータを基に検出して、該遮光部分の位置の座標を求める遮光型座標入力装置の座標入力方法であって、前記入力面上に前記遮光部分が存在するときの光強度分布と前記遮光部分が存在しないときの光強度分布との差分を画素方向に加算合計した第一の遮光量、または前記入力面上に前記遮光部分が存在するときの光強度分布を前記遮光部分が存在しないときの光強度分布で規格化した分布波形の遮光によって変化した部分を画素方向に加算合計した第二の遮光量を計算し、前記計算された第一の遮光量の時間変化または第二の遮光量の時間変化に基づいて、前記指示入力手段の入力状態がペンアップ状態であるか、あるいはペンダウン状態であるかを判定することを特徴とする。
本発明の遮光型座標入力装置の座標入力方法では、入力面の面方向に沿って光を投光する投光部と、前記投光部からの光を反射する反射部と、前記反射部からの反射光を画素単位で受光して該反射光の光強度分布を検出する受光部とを備え、前記入力面上から入力して該入力面を指し示す指示入力手段によって前記入力面上の光が遮られる遮光部分の位置を前記受光部から出力されるデータを基に検出して、該遮光部分の位置の座標を求める遮光型座標入力装置の座標入力方法であって、前記入力面上に前記遮光部分が存在するときの光強度分布と前記遮光部分が存在しないときの光強度分布との差分が所定のレベルを超える画素範囲の幅の時間変化、または前記入力面上に前記遮光部分が存在するときの光強度分布を前記遮光部分が存在しないときの光強度分布で規格化した分布波形の遮光による変化が所定のレベルを超える画素範囲の幅の時間変化に基づいて、前記指示入力手段の入力状態がペンアップ状態であるか、あるいはペンダウン状態であるかを判定することを特徴とする。
本発明によれば、入力面に対する指示入力手段の入力時に、該指示入力手段の入力状態の検出を入力面全域において精度良く適切に行うことが可能になり、通信機能付きの指示入力手段を使わずともそれと同等な機能を実現することができる。
本発明の遮光型座標入力装置及びその座標入力方法の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
<本実施の形態の概略>
図1は、本発明の実施の一形態に係る遮光型座標入力装置の全体的なハード構成を示す平面図であり、図2は、図1に示した遮光型座標入力装置の側面方向から見た模式図である。
この座標入力装置は、例えば長方形の座標入力面(入力領域)104を備え、この座標入力面104の周囲3辺を額縁形に取り囲むように再帰反射部材103が配置されている。座標入力面104は、PDPやリアプロジェクタ、LCDパネルなどの表示装置の表示画面で構成されることで、インタラクティブな入力装置として利用可能となっている。
前記再帰反射部材103が設置されていない座標入力面104の開放辺の左右側には、2つの座標検出用センサユニット101L、101Rが所定の距離を置いて配置されている。座標検出用センサユニット101L、101Rは、座標検出用の投光部130及び座標検出用の受光部140をそれぞれ有するセンサユニットであり、座標入力装置の制御・演算を行う制御演算ユニット102に接続され、この制御・座標演算ユニット102から制御信号を受け取ると共に、検出した信号を制御・座標演算ユニット102へ送信する。
再帰反射部材103は、図3に示すように入射光を到来方向に反射する再帰反射面を有する反射部材であり、左右それぞれのセンサユニット101L、101Rから略90°範囲に扇状に投光された光をセンサユニット101L、101Rへ向けて再帰反射する。反射された光は、座標検出用センサユニット101L、101Rの受光部140に具わるラインCCDによって1次元的に検出され、その光強度分布が制御・座標演算ユニット102に送られる。
このような構成において、座標入力面104に指示具や指などの遮光部材による入力指示がなされると、上記座標検出用センサユニット101L、101Rの投光部130から投光された光や、再帰反射された光が遮られ、所定の光強度が得られなくなる。この結果、入力指示位置のみ光強度が少ない光強度分布が得られる。
制御・座標演算ユニット102は、各センサユニット101L、101Rで得られた光強度分布の変化から、入力指示された部分の遮光範囲を検出し、同範囲内にある検出点を特定してその各入射角度を算出する。算出された入射角度及びセンサユニット101L、101R間の距離等から、座標入力面104上の指示された座標位置を算出し、制御・座標演算ユニット102に接続されているホストコンピュータなどに、USBなどのインタフェースを経由して座標値を出力する。
各センサユニット101L、101Rの投光部130から投光された赤外線は、再帰反射部材103によって反射され、それぞれ各センサユニット101L、101Rにおける受光部140内のラインCCDに結像する。このとき投光された光の強度分布(非遮光時の光強度分布)は、例えば図4に示すような波形になる。
座標入力時には、図2に示すように、座標入力面104に対して略垂直な方向に指示具(ペン)105を挿入する。このとき、光の強度分布には、図5に示すように、指示具105が挿入された位置に応じて光強度の小さい部分が現れる。これが遮光位置であり、二つのセンサユニット101L、101Rから得られる二つの遮光位置により座標を算出する。
実際に座標を算出するときは、図4の波形をリファレンス波形として図5の光強度分布波形を図4の光強度分布波形で規格化した波形(図6)から遮光位置を検出する。
本実施の形態においては図6の遮光波形の変化を基に指示具105の状態の判定、詳しくはペンダウン状態とペンアップ状態の判定を行うものである。
通常、この種の遮光型座標入力装置において遮光波形とペン105の位置との関係は、図29、及び図7(a),(b),(c)に示すようになる。
図29の100の部分が再帰反射領域であり、この再帰反射領域100は、センサユニット101L、101R内の受光部140から見た再帰反射部材103そのものであり、再帰反射部材103の幅と高さ(座標入力面104に垂直な方向の幅と高さ)、並びに再帰反射部材103と受光部140の位置関係によって決まる。
所定の形状をしたペンが座標入力面104に向かって近づいてゆく場合の光強度分布における遮光波形の谷の深さDpthと遮光波形の幅Wd(画素範囲としての第一の幅)の変化については、図29及び図7(a),(b),(c)を用いて前述した通りである。すなわち、ペン105の先端が再帰反射領域100の下端以下(図29のP2の位置より下)になると、ペン105の略中心部分についてはほぼ100%遮光がなされ、谷の深さDpthはこれ以上変化せず、遮光の幅Wdのみが変化するということである(図7(c)参照)。
遮光波形は、ペン105の影と再帰反射領域100の重なる部分の大きさと形状によって決まる。通常、図7(c)の遮光波形の幅Wdは、ペン先の位置が座標入力面104に近づくにつれて大きくなり、やがて所定の位置において遮光波形の幅Wdも最大値に達する。
本実施の形態においては、図8の斜線部分、すなわち光強度分布波形において遮光によって谷となっている遮光部分200の面積(画素方向に加算合計した第一の遮光量)の変化、または該遮光部分200の幅の変化を基に、ペン105の状態の判別、詳しくはペンアップ、ペンダウンの判定を行う。このことは、図9の斜線部分、すなわち再帰反射領域100と指示具105の影の形との重複部分300の面積(画素方向に加算合計した第二の遮光量)の変化を基に、ペン105の状態の判別、詳しくはペンアップ、ペンダウンの判定を行うことに近似的に一致している。
ここで、図8の遮光部分200のグラフ上の面積を遮光量S_elcと定義する。また、図9の重複部分300の実際の投影面積を遮光面積S_optと定義する。
遮光量S_elcと遮光面積S_optは原則的に
S_elc ∝ S_opt …(式100)
である。
上記の説明では、所定の形状をしたペン105が座標入力面104に向かって近づいてゆく場合の光強度分布における遮光波形の谷の深さDpthと遮光波形の幅Wdの変化を説明したが、以下では、同様に遮光量S_elc(または遮光面積S_opt)の変化を図29のP1→P2→P3→P4に関連づけて説明する。
一般に、例えば図29のP1→P2→P3→P4のように指示具105が動くと、遮光量S_elc(または遮光面積S_opt)の値はしだいに大きくなり、P4の位置、すなわちで所定の機械的変形を含めて座標入力面104にペン105が押し付けられた状態に至ったとき、S_elc(またはS_opt)の値は 極大且つ一定の値となる。このときのS_elc値を飽和遮光量S_elc_maxと定義し、同様にS_opt値を飽和遮光面積S_opt_maxと定義する。
本実施の形態は、座標入力面104の場所ごとの飽和遮光量S_elc_max(または飽和遮光面積 S_opt_max )のばらつき(詳しくは座標位置ごとのばらつき)に影響されずに、前記極大かつ一定の値の状態になる変りぎわを検出することにより、指示具105の状態判定(詳しくはペンアップ/ペンダウンの判定)を行うというものである。
本実施の形態によれば、遮光量、遮光幅の時間変化を基にペンアップ、ペンダウンの判定を行うので、図29のP2→P3→P4の領域、すなわちペン105の先端が再帰反射領域100の下端を通り過ぎても、ペン105の動きを検出することができ、前述した特許文献5の例のような不感帯が無く、精度良くペンダウンの判定を行うことができる。
また、図28のB,C,Dに示すように、仮想的に十分な近接入力機能を実現するために所定の機械的変形を含めて指示具105が座標入力面104に突き当てられた段階でも、ペンダウンと判定することができる。もちろん条件の設定次第で、図28のA’の段階、またはそれ以前でペンダウンを判定することも可能である。
<本実施の形態に係るペンアップ/ペンダウン判定機能の構成>
本実施の形態は、前記ペンダウン/ペンアップ状態を遮光の状態変化で判定しようというものであり、特に、前記遮光位置における遮光の状態の時間変化によってペンダウン/ペンアップを判定するものである。
まず、遮光面積S_opt、遮光量S_elc、並びに遮光幅Wdを定義する。
遮光面積S_optは、図9の斜線部分、すなわち再帰反射領域100と指示具105の影の形との重複部分の実際の投影面積を遮光面積S_optと定義する。遮光量S_elcは、図8の斜線部分、すなわち相対光強度分布波形において遮光によって谷となっている部分のグラフ上の面積を遮光量S_elcと定義する。また後述する次式で規定される。
Figure 0004429083
遮光幅Wd は、図7(a),(b),(c)のように相対光強度分布波形において、所定の閾値thshWにおける遮光部分のグラフ上の幅(第二の幅)と定義する。
本来、遮光の程度は、前記遮光面積S_optを用いて判定するのが最も客観的なものであるが、本実施の形態では、実測できる遮光の程度として、前記遮光量S_elcまたは前記遮光幅Wdを採用し、これらの時間変化に基づいてペンダウン/ペンアップの判定を行う。
ここで、遮光量S_elcは、遮光面積S_optにほぼ比例し(式100参照)、遮光幅Wdも図7(a),(b),(c)に示すように遮光量S_elcにほぼ正の相関関係をもつとみなすことができる。遮光量S_elcまたは遮光幅Wdの変化を一意的な判定に用いるためには、遮光量S_elcまたは遮光幅Wdの大きさと座標入力面104に略垂直な方向の指示具105の位置との間に単調減少の関係があれば、遮光量S_elcまたは遮光幅Wdによるペンアップ/ペンダウン状態の判定が可能である。
以下、本実施の形態におけるペンアップ/ペンダウン判定機能の構成について、図9、図10、図11、及び図12を参照しつつ詳細に説明する。
本実施の形態では、ペン105の形状について、図10に示すようにペン先からの距離Xと、該距離Xにおける角度θの方向の幅Fで定義する。
F = F(X,θ) …(式101)
ここで、θは、ペン105が傾いたときの、該ペン105の概主軸と座標入力面104の法線との成す角であり、座標入力装置の仕様で定められた最大傾き角(例えば±30度など)を越えない値である。
さらに、図9に示すように、遮光型座標入力装置本体において、再帰反射領域100が座標入力面104から垂直な方向の高さh1からh2の範囲に設定されていて、該再帰反射領域100に式101で定義されるペン105が挿入され、そのペン先が座標入力面104から垂直な方向のhの位置にあるとき、前記ペン105により遮られる遮光面積S_opt(h)は、
Figure 0004429083
で表される。
これは、遮光する領域に重なっているペン105の部分の面積を、ペン105の形状定義式F(X、θ)を所定の領域で積分することにより求めるというものである。
ここで、座標入力面104の仮想高さをh_ とする。本実施の形態においては、hの範囲は (h ≧h_ )ではなく、(h≧h0、 ただしh0<h_ )である。すなわち hの最小値は h=h_ ではなく、この位置からさらに、ペン先が変形してペンが座標入力面104に押し付けられた状態を仮想的にペン先が沈み込んだ状態にあるとみなし、これを、h=h0(h0<h_ )とする。従って、上記式101におけるXの基点となるペン先とは、ペン先の変形が無い状態でのペン先の仮想的な位置を前提としている。
前述のように、本実施の形態においては、遮光の程度の変化によって指示具105の状態の判定(詳しくはペンアップ、ペンダウンの判定)を行う。遮光面積S_optの変化を遮光の程度の変化として一意的な判定に用いるためには、遮光面積S_optと座標入力面104に略垂直な方向のペン105の位置との間に単調減少の相関関係が必要である。すなわち、本実施の形態では、上記の式102のS_optの値がペン105の高さhに対して単調減少になるようにしてある。
ペン先が座標入力面104からhの高さにあって、ペン105の傾きがθのときの遮光面積S_optは上記の式102で表すことができ、遮光面積S_optがペン105の高さhに対して単調減少であることは、次式103で表すことができる。
dS_opt(h)/dh<0(ただし、h0≦h≦h2) …(式103)
同様に、遮光量S_elcは遮光面積S_optに比例するので、
dS_elc(h)/dh<0(ただし、h0≦h≦h2) …(式104)
となり、したがって、遮光量S_elcもペン105の高さhに対して単調減少となる(図11を参照)。
上記の式103、式104のように処理することにより、座標入力面104に垂直な方向のペン105の動きと遮光量S_elcの変化の仕方を一意的に対応させることが可能である。
一方、本実施の形態で使用されるペン105は、図10に示すように、所定の範囲でペン先から後ろに向かって次第に太くなるように形成されている。これを式で表すと、
d・[ F(θ、X)]/dX>0 …(式105)
となる。
ここで、図12に示すように、遮光幅Wdを検知する閾値に相当する仮想高さをh3とすると、相対光強度の遮光幅Wdは、ペン先の座標入力面104に垂直方向の位置をhとしたとき、hの関数として、
Wd(h) ∝ F(θ、h3−h) …(式106)
のように表すことができる。
上記の式105と式106より、
d・Wd(h)/dh=d[F(θ、h3−h)]/dh<0 …(式107)となる。すなわち、式105のようにペン105が構成されていれば、式107に示すように、hに対して遮光幅Wdが単調減少になるように構成されていることになる(図12参照)。これを式103と式104に対応させると、
d・Wd(h)/dh<0(ただし、h0≦h≦h3、h3はthshWに相当す
るレベル) …(式108)
と表すことができる。
これにより、遮光量S_elcと同様に、遮光幅Wdの変化の仕方を座標入力面104に垂直な方向のペン105の動きと一意的に対応させることが可能である。
<本実施の形態に係るペンアップ/ペンダウン判定機能のアルゴリズム>
上記の式103、式104及び式108のように構成した上で、以下、本実施の形態におけるアルゴリズムについて、図13〜図17を参照しつつ説明する。
図13(a),(b)は、本実施の形態に係る遮光量S_elcを用いた第一のアルゴリズムを説明するための遮光量S_elcと時間の関係を示すグラフであり、同図(a)は遮光量S_elcを時間の関数として表現したグラフ、同図(b)は第一のアルゴリズムを説明するために遮光量S_elcの時間微分を時間の関数として表現したグラフである。図14(a),(b)は、本実施の形態に係る遮光量S_elcを用いた第二のアルゴリズムを説明するための遮光量S_elcと時間の関係を示すグラフであり、同図(a)は遮光量S_elcを時間の関数として表現したグラフ、同図(b)は第二のアルゴリズムを説明するために遮光量S_elcの時間微分を時間の関数として表現したグラフである。また、図15(a),(b)は、本実施の形態に係る遮光幅Wdを用いた第一のアルゴリズムを説明するための遮光幅Wdと時間の関係を示すグラフであり、同図(a)は遮光幅Wdを時間の関数として表現したグラフ、同図(b)は第一のアルゴリズムを説明するために遮光幅Wdの時間微分を時間の関数として表現したグラフである。図16(a),(b)は、本実施の形態に係る遮光幅Wdを用いた第二のアルゴリズムを説明するための遮光幅Wdと時間の関係を示すグラフであり、同図(a)は遮光幅Wdを時間の関数として表現したグラフ、同図(b)は第二のアルゴリズムを説明するために遮光幅Wdの時間微分を時間の関数として表現したグラフである。また、図17は、従来の手法を説明するための、遮光量S_elcを時間の関数として表したグラフである。
図13〜図16のいずれのグラフも、遮光無しの状態→ペンアップ状態→ペンダウン状態→ペンアップ状態→ペンダウン状態→ペンアップ状態→ペンダウン状態→ペンアップ状態→ペンダウン状態→遮光無しの状態のように状態遷移した例である。
遮光量S_elc及び遮光幅Wdは、既に説明したように座標入力面104に垂直な方向のペン105の位置hに対して単調減少の関係にあるようにしてあるので、図13〜図16に示すように遮光量S_elcまたは遮光幅Wdの変動を検知することは、間接的にペン105の高さ方向の動きを検知することとなる。
まず、図17を用いて、従来のペンアップ/ペンダウン判定手法について説明する。
従来は、第一の閾値thsh01と第二の閾値thsh02を設定した。第一の閾値thsh01は遮光有り無しの判定を行うものであり、比較的小さい値に設定される。該閾値を超えた場合に有効な遮光有りと判断される。第二の閾値thsh02はペンダウンの判定を行うもので、比較的最大値に近い値に設定される。該閾値を超えた場合にペンダウン状態と判断される。
このような従来の手法の問題点は、座標入力面全体にわたって同じ閾値で判定するところである。一般に、この種の座標入力装置においては、装置全体のゆがみ、座標入力面の変形、あるいは座標検出用センサユニット側の光学系の被写界深度の不足などにより、座標検出用センサユニットから見た指示具の挿入位置の方向や、座標検出用センサユニットと指示具挿入位置との距離等によって、先に定義したS_elc_maxまたはS_opt_max の値が異なる。このため、このような固定の閾値では必ずしも良好なペンアップ/ペンダウン判定ができない場合がある。
これを改善するものとして、例えば、前記第一の閾値thsh01と第二の閾値thsh02を、前記指示具挿入位置ごとに最適値を選んで設定するという方法が考えられる、しかしながら、この方法では、演算が複雑になる、あるいは最適値が一意的に定まらないなどの理由で現実的とは言えない。
本実施の形態は、上記理由により、S_elc_maxの値が異なる場合でも、問題なく指示具105の状態判定(詳しくはペンアップ判定、ペンダウン判定)が行える方法を実現するものである。
第一のアルゴリズムにおいては、遮光量S_elc に対しては第一の閾値thsh1を、遮光量の時間変化dS_elc/dt に対しては第二の閾値thsh2_1及び第3の閾値thsh2_2を準備し、さらに以下のようにlogic1、logicA、及びlogicB_1を定義し、遮光量の時間変化が閾値以下であるか否かを基にペンアップ/ペンダウンの判定を行う。
第二のアルゴリズムにおいては、遮光量S_elcに対しては前記と同様に第一の閾値thsh1を、遮光量の時間変化dS_elc/dtに対しては前記と同様に第二の閾値thsh2_1及び第3の閾値thsh2_2と、第4の閾値thsh3_1及び第5の閾値thsh3_2をそれぞれ準備し、さらに以下のように logic1、logicA、及びlogicB_2を定義し、これを基にペンアップ/ペンダウンの判定を行う。
以下、本実施の形態の判別条件を記述する。
第一及び第二のアルゴリズムにおいて、logic1は、実質的に有効な遮光がある場合を判別する論理であり、logcAは、遮光量S_elcの時間変化が少なく、遮光量S_elcのレベル自体が時間に対して平坦なことを判別する論理であり、logicB_1、B_2は、logicAで判別される部分の中で遮光量S_elcが山の部分(dS_elc/dtが減少傾向にある部分)のものを採用し、遮光量S_elcが谷の部分(dS_elc/dtが増加傾向にある部分)のものを否採用とするための論理、すなわち、dS_elc/dtが極大値となる時点と、該時点以後最初の極小値となる時点との間で決まる期間内にあるものを採用し、そうでないものを否採用とするための論理である。
第一のアルゴリズムは、図13(a)に示したように、logic1を次のように定義する。
S_elc ≧ thsh1 のとき “1”
S_elc < thsh1 のとき “0” …論理の定義1
図13(b)に示すようにlogicAを次のように定義する。
thsh2_1 ≦ dS_elc/dt ≦ thsh2_2 のとき “1”
それ以外のとき “0” …論理の定義A
図13(b)に示すようにllogicB_1を次のように定義する。
dS_elc/dtが極大値となるとき“0”から“1”に遷移し
dS_elc/dtが極小値となるとき“1”から“0”に遷移する
…論理の定義B_1
これらlogic1、logicA、及びlogicB_1を基に、次の論理式を用いて、ペンダウン(PenDown)、及びペンアップ(PenUp)の判別を行う。図13(b)の斜線部分(PenDown)がペンダウンと判別されたことを示している。
PenDown=logic1 ∩ logicA ∩ logicB_1…(式200)
PenUp = logic1 ∩ ( /PenDown ) …(式201)
第二のアルゴリズムは、logicBの定義をより安定なやり方にするものであり、図14(b)に示すようにlogicB_2を次のように定義する。
プリセット値は“0”であり、
dS_elc/dt ≦ thsh3_2 ⇒ dS_elc/dt>thsh3_2
のように状態遷移するときに“0”から“1”に遷移し、
dS_elc/dt>thsh3_1 ⇒ dS_elc/dt≦thsh3_1
のように状態遷移するときに“1”から“0”に遷移する。
(ただし、thsh3_1<thsh2_1<0<thsht2_2<thsh3_2) …論理の定義B_2
このようにlogicB_2を定めることにより、第一のアルゴリズムと同様に、次の論理式を用いてペンダウン(PenDown)及びペンアップ(PenUp)の判別を行う。図14(b)の斜線部分(PenDown)がペンダウンと判別されたことを示している。
PenDown=logic1 ∩ logicA ∩ logicB_2…(式302)
PenUp = logic1 ∩ ( /PenDown ) …(式303)
一方、ここまでの説明では遮光量S_elcの時間変化を判別の対象としていたが、前述のように、遮光幅Wdの時間変化を判別の対象として、前記第一及び第二のアルゴリズムと同じやり方で適用することができる。唯一、注意すべきは ここでは logic1の定義における閾値がthsh1=0となる点である。
以下、遮光幅Wdを用いたときのアルゴリズムを示す。
第一のアルゴリズムは、図15(a)に示したように、logic1を次のように定義する。
遮光幅:Wd ≧ 0 のとき “1”
遮光幅:Wd < 0 のとき “0” …論理の定義1
図15(b)に示したように、logicA を次のように定義する。
thsh2_1 ≦ d・Wd/dt ≦ thsh2_2 のとき “1”
それ以外のとき “0” …論理の定義A
図15(b)に示したように、logicB_1を次のように定義する。
d・Wd/dtが極大値となるとき“0”から“1”に遷移し
d・Wd/dtが極小値となるとき“1”から“0”に遷移する …論理の定義B_1
これらlogic1、logicA、及びlogicB_1を基に、次の論理式を用いてペンダウン(PenDown)及びペンアップ(PenUp)の判別を行う。なお、図15(b)の斜線部分(PenDown)がペンダウンと判別されたことを示している。
PenDown=logic1 ∩ logicA ∩ logicB_1(式400)
PenUp = logic1 ∩ ( /PenDown ) (式401)
第二のアルゴリズムは、logicBの定義をより安定なやり方にするものであり、図16(b)に示すようにlogicB_2を次のように定義する。
プリセット値は“0”であり、
d・Wd/dt≦thsh3_2⇒d・Wd/dt > thsh3_2
のように状態遷移するときに“0”から“1”に遷移し、
d・Wd/dt>thsh3_1 ⇒ d・Wd/dt≦thsh3_1
のように状態遷移するときに“1”から“0”に遷移する。
(ただし、thsh3_1<thsh2_1<0<thsht2_2<thsh3_2) …論理の定義B_2
このようにlogicB_2を定めることにより、第一のアルゴリズムと同様に、次の論理式を用いてペンダウン(PenDown)及びペンアップ(PenUp)の判別を行う。なお、図16(b)の斜線部分(PenDown)がペンダウンと判別されたことを示している。
PenDown=logic1∩logicA∩logicB_2 (式402)
PenUp =logic1∩(/PenDown) (式403)
以上のように、第一のアルゴリズム乃至第二のアルゴリズムによって、遮光量S_elcの時間変化、遮光幅Wdの時間変化のどちらを対象としても、ペンダウン/ペンアップの判定が可能となる。
また、ペンダウン(PenDown)が所定の時間T0より長い場合は、logicAとlogicBを強制的に“0”に設定し、誤動作を防止する。
本実施の形態は以上のような方法によって、ペンダウン状態、ペンアップ(プロキシミティ)状態の検出を行う事を可能にするものである。
これによって、指示具105側にペン先スイッチとそれを通信する手段を設けて、ペンダウン状態、ペンアップ(プロキシミティ)状態の検出する装置と同じ機能を実現することができる。
[実施例]
上記した実施の形態を基に、本発明の実施例について具体的に説明する。
<本実施例のハード構成>
本実施例に係る座標入力装置のハード構成は、図1及び図2に示した概略構成において、その座標センサユニット101L,101Rを図18及び図19(a),(b),(c)に示すような構成とし、再帰反射部材103を図20及び図21に示すような構成とし、また制御・座標演算ユニット102を図22に示すような構成とする。以下、これら各構成部分の詳細な説明を行う。
図18は、図1中の座標センサユニット101L,101Rの構成を示す断面図であり、座標入力面104と水平方向から見た場合を表している。図19(a),(b),(c)は、座標センサユニット101L,101Rの詳細な構成を示す図であり、同図(a)は投光部130の上面図(座標入力面104に対し垂直方向)、同図(b)は投光部130の側面図(座標入力面104に対し水平方向)であり、同図(c)は受光部140の上面図(座標入力面104に対し垂直方向)である。
この座標センサユニット101L,101Rは、図18に示すように投光部130と受光部140が重なって構成されている。投光部130と受光部140の光軸間の距離は、再帰反射部材103の角度特性から充分検出可能な範囲に設定されていればよい。
投光部130は、赤外光を発するLED131と、投光レンズ132を配している。なお、投光部130は、波長の異なった複数のLEDで構成することが望ましい。LED131で発光した光は、図19(a)に示すように、投光レンズ132によって、LED131の設置位置を中心として略90°範囲の扇状で且つ座標入力面104に並行して投光される。一方、座標入力面104に対して水平方向から前記LED131で発光した光を見ると、図19(b)に示すように、上下方向に制限された光束として観察され、主に再帰反射部材103に対して光が投光されるようになっている。
受光部140は、図19(c)に示すように、1次元のラインCCD141と、集光光学系としてのレンズ142,143と、入射光の入射方向を制限する絞り144と、可視光など不要な波長領域の光の入射を防止する赤外フィルタ145とから成っている。該ラインCCD141は、CMOS構造のラインCCDでも構成可能である。
投光部130からの光は再帰反射部材103によって反射され、赤外フィルタ145及び絞り144を抜けて、集光用レンズ142,143によってラインCCD141の検出面に結像される。すなわち、座標入力面104の略90°範囲の反射光が、集光用レンズ142,143によって、その入射角に依存したCCD検出面の画素上に結像され、入射角度ごとの光量分布が得られる。つまりラインCCD141の画素番号が角度情報を表すことになる。
図20は、図1中の再帰反射部材103の部分拡大図であり、図21は、図1中の再帰反射部材103の入射角度特性を示すグラフである。
再帰反射部材103は入射角度に対して反射特性を有している。仮に再帰反射部材103が平坦に構成された場合には図21にあるような入射角度特性となる。反射部材103からの入射角度が45度を超える辺りから反射光量が減少し、本実施例のように何らかの遮光部材がある場合と無い場合を見分ける必要があるとき、その違いが充分に判別できない事となる。
トータルとしての光強度は、投光部130側の投光強度及び再帰反射部材103までの距離、再帰反射部材103の反射率(入射角度、反射部材103の幅)、並びに結像系照度(cosine4乗則)によって決まる。トータルとしての光強度が足りない場合に、投光強度を上げることが考えられるが、トータルとしての光強度分布が不均一過ぎる場合は、強い部分の光を受光したときに、受光部140のCCD141が飽和することがあり、投光強度を上げるには限界がある。
これを解決する手段の一つとして、反射部材103の反射の分布をなるべく均一にする事で光強度分布の弱い部分への入射光強度の増大を図る事ができる。入射角度方向に対して均一化を図るために、再帰反射部材103は、図20に示すように三角柱を多数並べたような形状の部材103Aで構成され、この部材103Aが、座標入力面104を囲む額縁型の装置壁面に貼設されている。このように構成する事で、入射角度特性を改善する事ができる。尚、三角柱の角度は、再帰反射部材103の反射特性から決定すればよく、また、そのピッチはラインCCD141での検出分解能以下に設定するのが望ましい。
図22は、図1中の制御・座標演算ユニット102の内部構成を示すブロック図である。
制御・座標演算ユニット102とセンサユニット101L,101Rとの間では、CCD141の制御信号、CCD141用のクロック信号、CCD141の出力信号、及び投光用LED131の駆動信号がやり取りされている。CCD141の制御信号は、ワンチップマイコンなどで構成される演算制御回路183から出力され、CCD141のシャッタタイミングや、データの出力制御などを行っている。
CCD141用のクロックは、クロック発生回路187からセンサユニット101L,101Rに送られると共に、CCD141との同期をとって各種制御を行うために演算制御回路183にも入力されている。投光用LED131の駆動信号は、演算制御回路183からLED駆動回路184L,184Rを経て、各センサユニット101L,101Rの投光用LED131に供給されている。
各センサユニット101L,101R内受光部140のCCD141から出力された検出信号は、A/Dコンバータ181L,181Rに入力され、演算制御回路183からの制御によってデジタルデータに変換される。変換されたデジタルデータはメモリ182に記憶され、入射角度の計算に用いられる。演算制御回路183では、入射角度の計算結果から座標値を求め、その座標値がシリアルインタフェース188などを介して外部のホストコンピュータなどへ出力される。
<全体的な処理の概要>
以上の構成において、本実施例に係る、LED131を発光させてCCD141を露光してから、ペンアップ/ペンダウン判定に至るまでの概略的なシーケンスについて、図23を参照しつつ説明する。
図23は、本実施例に係る全体的なタイミングシーケンスを示すタイミングチャートである。
所定の周期(例えば6.5ms)ごとにタイミングシーケンスのスタートパルス「CCDクリア_」(図23のS1)が与えられる。これを基準として、CCD141の露光期間を表す露光期間パルスCCD_L,CCD_R(図23のS2,S3)と、該露光期間に包含される形でLED発光パルスLED_L,LED_R(図23のS4,S5)とが与えられる。
LED131を発光させ、前記パルスCCD_L,CCD_Rによる露光期間においてCCD141を露光した後、露光によって得られた電荷が、各センサユニット101L,101Rから同時に光強度分布データとして演算制御回路183とメモリ182に転送される(図23のS6,S7)。その後、演算制御回路183において、該光強度分布データを基に、まず光強度分布データ中の遮光位置の検出が行われ、続いて、遮光位置のXY座標の計算(図23のS8)及び指示具105の状態の判定(図23のS9)が行われ、その計算結果と判定結果が外部のコンピュータに通信される(図23のS10)。
次に、CCD141から読み出される信号データ列(光強度分布)を基に遮光位置を検出する手法について説明する。
遮光による入力がない場合には、各センサユニット101L,101RのCCD141より読み出される信号からは、図4に示すような光強度分布データが得られる。もちろん、この分布は、投光部130側のLEDなどの指向性や、再帰反射シートの特性、受光側の指向性、画像表示スクリーン面の反射、反射面の変形、計時変化(反射面の汚れなど)によって、様々に決まるものである。
図4は縦軸がCCD141の出力電圧であり、同図中のBからAの方向が光強度大の方向である。この様にCCD141から出力されたデータは、逐次A/Dコンバータ181L,181Rでアナログ/デジタル変換されて、演算制御回路183に取り込まれる。
図5は、指示具105又は指などの遮光手段で入力、つまり反射光を遮った場合の出力の例である。同図中のCの部分は反射光が遮られた部分(遮光位置)で、そこだけ光強度が小さい。この遮光位置の検出処理は、遮光があるときと無いときの光強度分布の変化から遮光位置を求めることによって行う。
具体的には、図4のような入力の無い(遮光の無い)状態を初期状態として予め記憶しておき、それぞれの1サンプルシーケンスにおいて図5のような変化があるか無いかを初期状態との差分によって検出し、変化があったと判断した場合のみその部分を遮光位置として演算を行う。
そして遮光位置のデータに所定の変換を施すことにより、CCD141に入射する入射角度を得る。
<全体的な処理の詳細>
以下、図24を参照して、本実施例の全体的な処理について詳細に説明する。図24は、本実施例の全体的な処理を示すフローチャートである。
なお、2つのセンサユニット101L,101Rの内の一方に対応した有効な再帰反射領域100のデータを用いて説明するが、他方のデータにおける処理も同様である。
初めに、2つのセンサユニット101L,101Rのうちの片側のラインCCD141を例に下記のように定義しておく。
ラインCCD141の有効画素数をNとし、画素番号にともなって分布する物理量を要素i(i=1〜N)の行列で、以下のように表現する。
Blind_data[i]:投光部130が投光しないときにラインCCD141で得られる暗時ノイズ分布
Ref_data_abs[i]:投光部130が投光し、かつ遮光無し(指示具105や指による入力無し)のときにラインCCD141で得られる光の強度分布
CCD_data_abs[i]:投光部130が投光し、かつ遮光あり(指示具105や指による入力有り)のときにラインCCD141で得られる光の強度分布
また、Ref_data_abs[i]、CCD_data_abs[i]からBlind_data[i]を差し引いたものを次のように定義する。
Ref_data[i]=Ref_data_abs[i]−Blind_data[i]
CCD_data[i]=CCD_data_abs[i]−Blind_data[i]
また、相対強度分布Norm_data[i] を、Ref_data[i]に対するCCD_data[i]の比率として次式のように定義する。
Norm_data[i]=CCD_data[i]/Ref_data[i]
そして、図24の初めのステップS11では、次のような処理を行う。
電源投入時において、入力の無い状態で、まず投光部130から投光すること無しにCCD141の出力をA/D変換し、これをBas_data[i]としてメモリ182に記憶する。これは、CCD141の感度のばらつき等を評価するデータとなり、図4及び図5に示すBのレベル付近のデータ(破線)となる。
次に、投光部130から投光した状態での光量分布を記憶する。図4の実線で表されたデータであり、Ref_data_abs[N]とする。
ここで、CCD141の感度むらや、ばらつきを補正するために、
Ref_data[i]=Ref_data_abs[i]−Blind_data[i]…(式501)
を計算する。これで基本的な初期設定は終わる。
続く、ステップS12においては、有効な遮光があるまで待ち、有効な遮光があると、通常のサンプリングループが開始される。
通常のサンプリングでは、まず、ステップS13において、CCD_data_abs[N]を測定する。次にCCD141の感度むらや、ばらつきを補正するために、式501と同様に、
CCD_data[i]=CCD_data_abs[i]−Blind_data[i] …(式502)
の計算を行う。
次のステップS14においては、純粋に遮光の状態を表現する物理量として、
Norm_data[i]=CCD_data[i]/Ref_data[i]…(式503)
を計算する(図6参照)。
以上のように、常に絶対強度分布から投光無しの場合の強度分布を差し引くことにより、CCD141の感度むら、及びCCD141のばらつき等の悪影響を回避することができる。また常に、遮光無しの場合の強度分布をリファレンスとして、遮光ありの場合の強度分布を規格化して計算することにより、投光側の輝度分布の変動、反射部材103等の光学系の変動に影響されることなく、計算処理を行うことができる。
本実施例においては、このようにして得られた相対強度分布Norm_data[i]を基に、次のステップS15において遮光位置(画素番号)Npvを算出する。
I.相対強度分布から遮光位置を算出する手法(ステップS15)
以下、相対強度分布Norm_data[i]から遮光位置Npvを算出する手法について詳細に説明する。
まず、この相対強度分布Norm_data[i]データに対し、閾値Vth_posiを適用して、その立ち上がり部と立下り部の画素番号から両者の中央を入力画素として、入射角度を求める。
図6は、ある遮光状態において規格化計算をして相対強度分布を求めた例を示し、また、図26は、遮光部分を拡大して画素単位の信号が分かるように表示した図である。
今、閾値Vth_posiを適用して遮光位置を検出したとき、遮光部分の左から右に見て波形の立ち下がり部としてNr−1番目の画素とNr番目の画素との間で前記閾値Vth_posiを越え、立ち上がり部としてNf−1番目の画素とNf番目の画素との間で前記閾値Vth_posiを下まわったとする。
ここで、中心画素Npを
Np = Nr + (Nf−Nr)/2
のように計算してもよいが、そうすると、最小の分解能が画素間隔(整数)になってしまう。すなわち画素ピッチで量子化された値となってしまう。そこで、より細かく検出するために、各画素の1つ前の画素のレベルを結んだ直線が閾値をよぎるところを小数で表現される仮想の画素番号として計算する。
NrのレベルをLr、Nr-1番画素のレベルをLr-1とし、またNfのレベルをLf、Nf-1番がそのレベルをLf-1とすれば、それぞれの仮想画素番号Nrv,Nfvは、
Nrv=Nr-1+(Vthr −Lr-1)/(Lr −Lr-1)
Nfv=Nf-1+(Vthr−Lf-1)/(Lf−Lf−1)
と計算でき、仮想中心画素Sは、
Npv=Nrv+(Nfv−Nrv)/2
で決定される。ここで表現されるNpvが、この波形から求めた遮光位置そのものである。
このように、画素番号とそのレベルから仮想的な中心画素番号を計算することで、より分解能の高い遮光位置の検出ができる。
得られた中心画素番号から、実際の座標値を計算するためには、角度情報に変換する必要がある。
後述する実際の座標計算では、角度そのものよりもその角度における正接(tangent)の値を求める方が都合がよい。画素番号からtanθへの変換には、テーブル参照や変換式を用いる。
実測により所定のデータを求め、このデータに対して近似式を作り、その近似式を用いて画素番号/tanθ変換を行う。
変換式は、例えば高次の多項式を用いると精度を確保できるが、次数などは計算能力及び要求精度等を鑑みて決定すればよい。例えば、5次多項式を用いる場合には係数が6個必要になるので、出荷時などにこのデータを不揮発性メモリ189などに記憶しておけばよい。
今、5次多項式の係数をL5,L4,L3,L2,L1,L0としたとき、tanθは、
tanθ=(L5*Npv+L4)*Npv+L3)*Npv+L2)*Npv+L1)*Npv+L0
で表すことができる。
同様なことを各々のセンサユニット101L,101Rに対して行えば、それぞれの角度データを決定できる。もちろん、上記例ではtanθを求めているが、角度そのものを求め、その後tanθを求めても構わない。
II.遮光位置から座標を計算する手法(ステップS16)
ステップS16では、上述のようにして得られた入射角度のデータから座標を算出する。
図27は、画面座標との位置関係を示す図である。
同図において、座標入力面104の下辺左右にそれぞれのセンサユニット101L,101Rが取り付けられており、その間の距離はDsで表されている。画面中央が画面の原点位置であり、P0は各々のセンサユニット101L,101Rの角度0の交点である。各角度をθL、θRとして、それぞれtanθL,tanθRを上記多項式を用いて算出する。
このとき、点Pのx、y座標は、
x=(Ds/2)*(tanθL+tanθR)
/(1+(tanθL*tanθR))
y=−(Ds/2)*(tanθR−tanθL−(2*tanθL*tanθR))/(1+(tanθL*tanθR))+P0Y
で計算される。
III.遮光量からペンアップ/ペンダウン判定をする手法(ステップS17〜ステップS19)
通常、この種の遮光型座標入力装置においては、図25に示すように、閾値Vth_sh、Vth_pudを設定し、Norm_data[i]がVth_sh以下になったら有効な遮光有りと判定し、Norm_data[i]がVth_pud以下になったらペンダウンと判定するような方法を想定するが、前述のように現実的でない場合が多い。
本実施の形態においては、これを解決するために、Norm_data[i]の波形の変化した部分の面積(図25の斜線部のグラフ上の面積)を遮光量S_elcと定義し、遮光量S_elc の時間変化によってペンアップ/ペンダウン状態の判定を行う。
前記遮光量S_elcは、前述した次式によって求めることができる(ステップS17)。
Figure 0004429083
そして、過去の遮光量データ群S’を不揮発性メモリ189から読み出し(ステップS18)、今回得られた遮光量データと過去の遮光量データ群S’とを用い、さらにlogic1、logicA、logicB_1を、前述した論理の定義1、論理の定義A、論理の定義B_1のように定義して、次の論理式でペンダウン(PenDown)状態、ペンアップ(PenUp)状態の検出を行う(ステップS19)。
PenDown=logic1∩logicA∩logicB_1
PenUp=logic1∩(/PenDown)
また、PenDownが所定の時間T0より長い場合は、logicA、logicB_1を強制的に“0”に設定し、誤動作を防止する。
その後のステップS20においては、算出された座標値(X,Y)、ペンアップ/ペンダウン判定結果、及び付帯情報を外部のホストコンピュータ等に送信し、処理が終了していなければ(ステップS21)、過去の遮光量データ群S’を更新し(ステップS22)、ステップS12へ戻る。
本実施例は以上のような方法によって、ペンダウンとペンアップ(近接入力機能)の検出を行う事を可能にするものである。これによって、指示具側にペン先スイッチとそれを通信する手段を設けなくとも、それらを設けてペンダウンとペンアップ(近接入力機能)の検出を行う座標入力装置と同じ機能を実現することができる。
すなわち、従来の遮光型座標入力装置においては、指示具側に何らかのペン先スイッチと何らかの送信手段が必要であるため、指示具として、使用する遮光型座標入力装置に専用で且つ電池等の電源を要するものが必要であった。これに対して、本実施例においては、光強度分布から検出できる遮光量の大きさと時間変化を基に、指示具105や指などの遮光部材の入力状態の判定、つまりペンダウン状態、ぺンアップ状態の判定を行うようにしたので、遮光部材として、形状が所定の条件を満たしていれば専用の指示具でなくとも使用することができ、もちろん電池等の電源も不要である。さらに、座標入力装置本体側においても、元々遮光位置の検出を行うために取り込む光強度分布波形をそのまま使用することができるので、新たなハードウェアを追加する必要なく実現することがてき、遮光型座標入力装置として使い勝手が大幅に向上する。
なお、上述した図24のフローチャートに従ったプログラムを制御・座標演算ユニット102内の例えば不揮発性メモリ189に格納し、演算制御回路183で実行することにより、上述の制御方法を実現させることが可能となる。
本発明は、上述した実施形態の装置に限定されず、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用してもよい。前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体をシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、完成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMを用いることができる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
実施の形態に係る遮光型座標入力装置の全体的なハード構成を示す平面図である。 図1に示した座標入力装置の側面方向から見た模式図である。 再帰反射を説明するための概念図である。 非遮光時の背景光強度分布を示すグラフである。 遮光時の光強度分布波形を示すグラフである。 規格化された光強度分布波形を示すグラフである。 実施の形態の動作を説明するための波形図である。 実施の形態の動作を説明するための波形図である。 遮光を説明するための図である。 指示具105の形状を説明するための図である。 遮光量の単調減少を示すグラフである。 遮光幅の単調減少を示すグラフである。 実施の形態の第一のアルゴリズムに係る遮光量と時間の関係を示すグラフである。 実施の形態の第二のアルゴリズムに係る遮光量と時間の関係を示すグラフである。 実施の形態の第一のアルゴリズムに係る遮光幅と時間の関係を示すグラフである。 実施の形態の第二のアルゴリズムに係る遮光幅と時間の関係を示すグラフである。 従来の手法を説明するためのグラフである。 図1中の座標センサユニットの構成を示す断面図である。 座標センサユニットの詳細な構成を示す部分図である。 図1中の再帰反射部材103の部分拡大図である。 図1中の再帰反射部材103の入射角度特性を示すグラフである。 図1中の制御・座標演算ユニット102の内部構成を示すブロック図である。 実施例に係る全体的な動作のタイミングシーケンスを示すタイミングチャートである。 実施例の全体的な処理を示すフローチャートである。 光強度分布の遮光部分を説明するためのグラフである。 遮光位置の検出を説明するためのグラフである。 画面座標との位置関係を示す図である。 ペン105の入力状態を示す概念図である。 ペン105の形状を示す概念図である。
符号の説明
101L,101R 座標検出用センサユニット
102 制御演算ユニット
103 再帰反射部材
104 座標入力面
105 指示具(ペン)
130 投光部
140 受光部

Claims (11)

  1. 入力面の面方向に沿って光を投光する投光部と、前記投光部からの光を反射する反射部と、前記反射部からの反射光を画素単位で受光して該反射光の光強度分布を検出する受光部とを備え、前記入力面上から入力して該入力面を指し示す指示入力手段によって前記入力面上の光が遮られる遮光部分の位置を前記受光部から出力されるデータを基に検出して、該遮光部分の位置の座標を求める遮光型座標入力装置において、
    前記入力面上に前記遮光部分が存在するときの光強度分布と前記遮光部分が存在しないときの光強度分布との差分を画素方向に加算合計した第一の遮光量、または前記入力面上に前記遮光部分が存在するときの光強度分布を前記遮光部分が存在しないときの光強度分布で規格化した分布波形の遮光によって変化した部分を画素方向に加算合計した第二の遮光量を計算する計算手段と、
    前記計算手段によって計算された第一の遮光量の時間変化または第二の遮光量の時間変化に基づいて、前記指示入力手段の入力状態がペンアップ状態であるか、あるいはペンダウン状態であるかを判定する判定手段を備えたことを特徴とする遮光型座標入力装置。
  2. 入力面の面方向に沿って光を投光する投光部と、前記投光部からの光を反射する反射部と、前記反射部からの反射光を画素単位で受光して該反射光の光強度分布を検出する受光部とを備え、前記入力面上から入力して該入力面を指し示す指示入力手段によって前記入力面上の光が遮られる遮光部分の位置を前記受光部から出力されるデータを基に検出して、該遮光部分の位置の座標を求める遮光型座標入力装置において、
    前記入力面上に前記遮光部分が存在するときの光強度分布と前記遮光部分が存在しないときの光強度分布との差分が所定のレベルを超える画素範囲の幅の時間変化、または前記入力面上に前記遮光部分が存在するときの光強度分布を前記遮光部分が存在しないときの光強度分布で規格化した分布波形の遮光による変化が所定のレベルを超える画素範囲の幅の時間変化に基づいて、前記指示入力手段の入力状態がペンアップ状態であるか、あるいはペンダウン状態であるかを判定する判定手段を備えたことを特徴とする遮光型座標入力装置。
  3. 前記判定手段は、前記第一の遮光量が成す時間変化の大きさが所定の閾値以下で、かつ前記時間変化が極大値となる時点と、該時点以後最初の極小値となる時点との間で決まる期間内にあるときのみ前記ペンダウン状態と判定し、前記ペンダウン状態と判定されないときには前記ペンアップ状態と判定することを特徴とする請求項に記載の遮光型座標入力装置。
  4. 前記判定手段は、前記第一の遮光量が所定の閾値より大きい場合のみ、前記指示入力手段の入力状態が前記ペンアップ状態にあるか、あるいは前記ペンダウン状態であるかを判定することを特徴とする請求項に記載の遮光型座標入力装置。
  5. 前記判定手段は、前記第二の遮光量が成す時間変化の大きさが所定の閾値以下で、かつ前記時間変化が極大値となる時点と、該時点以後最初の極小値となる時点との間で決まる期間内にあるときのみ前記ペンダウン状態と判定し、前記ペンダウン状態と判定されないときには前記ペンアップ状態と判定することを特徴とする請求項に記載の遮光型座標入力装置。
  6. 前記判定手段は、前記第二の遮光量が所定の閾値より大きい場合のみ、前記指示入力手段の入力状態が前記ペンアップ状態にあるか、あるいは前記ペンダウン状態であるかを判定することを特徴とする請求項に記載の遮光型座標入力装置。
  7. 前記判定手段は、前記第一の幅が成す時間変化の大きさが所定の閾値以下で、かつ前記時間変化が極大値となる時点と、該時点以後最初の極小値となる時点との間で決まる期間内にあるときのみ前記ペンダウン状態と判定し、前記ペンダウン状態と判定されないときには前記ペンアップ状態と判定することを特徴とする請求項に記載の座標入力装置。
  8. 前記判定手段は、前記第二の幅が成す時間変化の大きさが所定の閾値以下で、かつ前記時間変化が極大値となる時点と、該時点以後最初の極小値となる時点との間で決まる期間内にあるときのみ前記ペンダウン状態と判定し、前記ペンダウン状態と判定されないときには前記ペンアップ状態と判定することを特徴とする請求項に記載の座標入力装置。
  9. 前記判定手段は、前記ペンダウン状態と判定した期間が所定の期間より長い場合に、該所定の期間に至った段階で前記ペンアップ状態と判定することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の遮光型座標入力装置。
  10. 入力面の面方向に沿って光を投光する投光部と、前記投光部からの光を反射する反射部と、前記反射部からの反射光を画素単位で受光して該反射光の光強度分布を検出する受光部とを備え、前記入力面上から入力して該入力面を指し示す指示入力手段によって前記入力面上の光が遮られる遮光部分の位置を前記受光部から出力されるデータを基に検出して、該遮光部分の位置の座標を求める遮光型座標入力装置の座標入力方法であって、
    前記入力面上に前記遮光部分が存在するときの光強度分布と前記遮光部分が存在しないときの光強度分布との差分を画素方向に加算合計した第一の遮光量、または前記入力面上に前記遮光部分が存在するときの光強度分布を前記遮光部分が存在しないときの光強度分布で規格化した分布波形の遮光によって変化した部分を画素方向に加算合計した第二の遮光量を計算し、
    前記計算された第一の遮光量の時間変化または第二の遮光量の時間変化に基づいて、前記指示入力手段の入力状態がペンアップ状態であるか、あるいはペンダウン状態であるかを判定することを特徴とする遮光型座標入力装置の座標入力方法。
  11. 入力面の面方向に沿って光を投光する投光部と、前記投光部からの光を反射する反射部と、前記反射部からの反射光を画素単位で受光して該反射光の光強度分布を検出する受光部とを備え、前記入力面上から入力して該入力面を指し示す指示入力手段によって前記入力面上の光が遮られる遮光部分の位置を前記受光部から出力されるデータを基に検出して、該遮光部分の位置の座標を求める遮光型座標入力装置の座標入力方法であって、
    前記入力面上に前記遮光部分が存在するときの光強度分布と前記遮光部分が存在しないときの光強度分布との差分が所定のレベルを超える画素範囲の幅の時間変化、または前記入力面上に前記遮光部分が存在するときの光強度分布を前記遮光部分が存在しないときの光強度分布で規格化した分布波形の遮光による変化が所定のレベルを超える画素範囲の幅の時間変化に基づいて、前記指示入力手段の入力状態がペンアップ状態であるか、あるいはペンダウン状態であるかを判定することを特徴とする遮光型座標入力装置の座標入力方法
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