JP4423003B2 - 座標入力装置及びその制御方法、プログラム - Google Patents
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座標入力領域上の指示位置を算出する座標入力装置であって、
前記座標入力領域の角部に設けられた、複数の画素から構成される受光手段と、
前記受光手段を構成する複数の画素の画素番号から該受光手段への入射光の角度へ変換する補正式に係る補正係数群である角度補正情報と前記座標入力領域の中心点の入力に対応する画素を示す基準情報とを記憶する記憶手段と、
前記座標入力領域の周辺部に設けられ、入射光を再帰的に反射する反射手段と、
前記座標入力領域に光を照明する発光手段と、
前記受光手段から得られる光量分布の変化に基づいて特定された点に対応する角度情報を前記角度補正情報と前記基準情報とに基づいて算出する角度算出手段と、
前記角度算出手段で算出される角度情報に基づいて、指示位置の座標を算出する算出手段とを備え、
前記受光手段は、当該座標入力装置本体に対して着脱可能に構成されており、前記記憶手段は、該受光手段に設けられている。
前記角度算出手段は、前記CCDの画素番号と前記角度補正情報に基づいて、前記角度情報を算出する。
前記角度算出手段は、前記識別情報に対応する角度補正情報を前記記憶手段とは異なる第2の記憶手段より読み出し、その読み出した角度補正情報に基づいて、前記角度情報を算出する。
また、好ましくは、前記第2の記憶手段が記憶する角度補正情報は、前記角度算出手段で用いられる複数の補正係数群であり、前記記憶手段が記憶する識別情報は前記複数の補正係数群に対応した識別番号である。
座標入力領域の周辺部に設けられた入射光を再帰的に反射する反射部からの反射光を、座標入力領域の角部に設けられた、複数の画素から構成される受光部で得られる光量分布に基づいて、該座標入力領域上の指示位置を算出する座標入力装置の制御方法であって、
前記受光部に備えられた記憶手段より、前記受光部を構成する複数の画素の画素番号から該受光部への入射光の角度へ変換する補正式に係る補正係数群である角度補正情報と前記座標入力領域の中心点の入力に対応する画素を示す基準情報とを読み出す読出工程と、
前記受光部から得られる光量分布の変化に基づいて特定された点に対応する角度情報を前記角度補正情報と前記基準情報とに基づいて算出する角度算出工程と、
前記角度算出工程で算出される角度情報に基づいて、指示位置の座標を算出する算出工程と
を備える。
座標入力領域の周辺部に設けられた入射光を再帰的に反射する反射部からの反射光を、座標入力領域の角部に設けられた、複数の画素から構成される受光部で得られる光量分布に基づいて、該座標入力領域上の指示位置を算出する座標入力装置の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記受光部に備えられた記憶手段より、前記受光部を構成する複数の画素の画素番号から該受光部への入射光の角度へ変換する補正式に係る補正係数群である角度補正情報と前記座標入力領域の中心点の入力に対応する画素を示す基準情報とを読み出す読出工程と、
前記受光部から得られる光量分布の変化に基づいて特定された点に対応する角度情報を前記角度補正情報と前記基準情報とに基づいて算出する角度算出工程と、
前記角度算出工程で算出される角度情報に基づいて、指示位置の座標を算出する算出工程と
をコンピュータに実行させる。
図1は本発明の実施形態1の座標入力装置の概略構成を示す図である。
まず、センサユニット1L及び1R内の投光部30の構成について、図3を用いて説明する。
θ =Tn・en+T(n-1)・e(n-1)+T(n-2)・e(n-2)+・・・+T0 (1)
として算出することができる。
再帰性反射部材3は、入射角度に対する反射特性を有してる。この反射特性としては、例えば、再帰性反射部材3がテープ状に平坦に構成された場合には、図8に示すように、再帰性反射部材3への入射光の入射角度が45度を超えるあたりから得られる反射光量が減少し、指示具がある場合にはその変化が充分に取れないことになる。
制御・演算ユニット2とセンサユニット1L及び1Rの間では、主に、検出部40内のラインCCD41用のCCD制御信号、CCD用クロック信号と出力信号及び発光部30の赤外LED31の駆動信号、角度補正情報を記憶したセンサユニット1L及び1R内のメモリ46の制御、データ信号等がやり取りされている。
図11は本発明の実施形態1の制御信号のタイミングチャートである。
センサユニット1L及び1Rに対する指示具の角度計算にあたっては、まず、指示具による遮光範囲を検出する必要がある。
ここで、Norm_data_a[N]は、ラインCCD41の各画素における絶対変化量である。
この計算結果を示すと、図16の14−2のように、画素データの変化が比であらわされるため、再帰性反射部材3の反射率が異なる場合でも、等しく扱うことが可能になり、高精度に検出が可能になる。
Nrv = Nr-1 + ( Vthr - Lr-1 ) / ( Lr - Lr-1 ) (4)
Nfv = Nf-1 + ( Vthr - Lf-1 ) / ( Lf - Lf-1 ) (5)
と計算できる。次に、これらの仮想画素番号Nrv,Nfvに対し、角度補正情報から得られる係数を用いると、(1)式から、仮想画素番号Nrv,Nfvに対する角度θrv、θfvを計算することができる。
θpv = θrv + (θfv - θrv) / 2 (6)
で決定される。
θc = θpv - θorg (7)
となる。
<座標計算方法の説明>
次に、画素番号から変換された角度データ(Tanθ)から、指示具の位置座標を算出する。
x = Ds * (tanθcL+ tanθcR) / (1+( tanθcL * tanθcR) ) (9)
y = - Ds * (tanθcR - tanθcL -(2* tanθcL* tanθcR)) /
(1+( tanθcL * tanθcR))+P0Y (10)
で計算される。
実施形態1では、センサユニットから投光し、再帰性反射部材からの反射光強度の変化から入力位置を算出する座標算出方式の座標入力装置について説明したが、角度を検出する光学系を有する構成であれば、指示具に再帰性反射部材を設け、その角度を測定して座標を算出する座標算出方式や、また、指示具自体が発光して、その光強度から入力位置を算出する座標算出方式を本発明に適用することが可能である。
T1:[T15、T14、T13、T12、T11、T10]
T2:[T25、T24、T23、T22、T21、T20]
T3:[T35、T34、T33、T32、T31、T30]
制御・演算ユニット2内のメモリにこれらの補正係数群を予めすべて記憶しておき、センサユニットのメモリに、T1、T2、T3のいずれかの識別番号を記憶させておく。そして、その識別番号を電源投入時等に制御・演算ユニット2がメモリから読み込んで、その内容を判定し、判定した識別番号に対応する係数を選択する。このような構成の場合、センサユニットのメモリにすべての補正係数を記憶させなくても、実際の角度計算における角度の補正が可能になる。
2 制御・演算ユニット
3 再帰性反射部材
4 座標入力領域
Claims (8)
- 座標入力領域上の指示位置を算出する座標入力装置であって、
前記座標入力領域の角部に設けられた、複数の画素から構成される受光手段と、
前記受光手段を構成する複数の画素の画素番号から該受光手段への入射光の角度へ変換する補正式に係る補正係数群である角度補正情報と前記座標入力領域の中心点の入力に対応する画素を示す基準情報とを記憶する記憶手段と、
前記座標入力領域の周辺部に設けられ、入射光を再帰的に反射する反射手段と、
前記座標入力領域に光を照明する発光手段と、
前記受光手段から得られる光量分布の変化に基づいて特定された点に対応する角度情報を前記角度補正情報と前記基準情報とに基づいて算出する角度算出手段と、
前記角度算出手段で算出される角度情報に基づいて、指示位置の座標を算出する算出手段とを備え、
前記受光手段は、当該座標入力装置本体に対して着脱可能に構成されており、前記記憶手段は、該受光手段に設けられている
ことを特徴とする座標入力装置。 - 前記角度算出手段は、前記角度補正情報を利用する高次多項式と前記基準情報とを用いて、前記角度情報を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の座標入力装置。 - 前記受光手段は、複数の画素から構成されるCCDを有し、
前記角度算出手段は、前記CCDの画素番号と前記角度補正情報と前記基準情報とに基づいて、前記角度情報を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の座標入力装置。 - 前記角度補正情報は、前記受光手段を構成する光学系のばらつきによって生じる誤差を補正するための情報である
ことを特徴とする請求項1に記載の座標入力装置。 - 前記受光手段は、前記記憶手段より読み出した前記角度補正情報を示す識別情報を前記角度算出手段に出力する出力手段を備え、
前記角度算出手段は、前記識別情報に対応する角度補正情報を前記記憶手段とは異なる第2の記憶手段より読み出し、その読み出した角度補正情報と前記基準情報とに基づいて、前記角度情報を算出する
ことを特徴とする請求項1に記載の座標入力装置。 - 前記記憶手段が記憶する識別情報は前記複数の補正係数群に対応した識別番号である
ことを特徴とする請求項5に記載の座標入力装置。 - 座標入力領域の周辺部に設けられた入射光を再帰的に反射する反射部からの反射光を、座標入力領域の角部に設けられた、複数の画素から構成される受光部で得られる光量分布に基づいて、該座標入力領域上の指示位置を算出する座標入力装置の制御方法であって、
前記受光部に備えられた記憶手段より、前記受光部を構成する複数の画素の画素番号から該受光部への入射光の角度へ変換する補正式に係る補正係数群である角度補正情報と前記座標入力領域の中心点の入力に対応する画素を示す基準情報とを読み出す読出工程と、
前記受光部から得られる光量分布の変化に基づいて特定された点に対応する角度情報を前記角度補正情報と前記基準情報とに基づいて算出する角度算出工程と、
前記角度算出工程で算出される角度情報に基づいて、指示位置の座標を算出する算出工程と
を備えることを特徴とする座標入力装置の制御方法。 - 座標入力領域の周辺部に設けられた入射光を再帰的に反射する反射部からの反射光を、座標入力領域の角部に設けられた、複数の画素から構成される受光部で得られる光量分布に基づいて、該座標入力領域上の指示位置を算出する座標入力装置の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記受光部に備えられた記憶手段より、前記受光部を構成する複数の画素の画素番号から該受光部への入射光の角度へ変換する補正式に係る補正係数群である角度補正情報と前記座標入力領域の中心点の入力に対応する画素を示す基準情報とを読み出す読出工程と、
前記受光部から得られる光量分布の変化に基づいて特定された点に対応する角度情報を前記角度補正情報と前記基準情報とに基づいて算出する角度算出工程と、
前記角度算出工程で算出される角度情報に基づいて、指示位置の座標を算出する算出工程と
をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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JP2003343567A JP4423003B2 (ja) | 2003-10-01 | 2003-10-01 | 座標入力装置及びその制御方法、プログラム |
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