JP4427764B2 - 車載カメラ - Google Patents

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    • B60R2021/0004Frontal collision

Description

本発明は、車両に搭載されるカメラに関し、より特定的には、車両の運転者を撮影するためにステアリングコラムに設置されるカメラに関する。
従来、車両の運転者の状態を監視すべく、運転者を撮影するためのカメラが車両に搭載されている(例えば、特許文献1参照)。当該カメラは、運転者の顔を撮影しやすいように、ステアリングコラムの上に配置される。
一方、車両の衝突時にステアリングコラムを移動可能とすることによって、衝突時に運転者に加わる衝撃を緩和する機構がある。この機構は、車両の衝突を検知した場合、ステアリングおよびステアリングコラムを車両の前方(運転者にとって奥側)へ移動可能とするものである。この機構によれば、衝突時に慣性によって前方へ押し出される運転者とステアリングとの衝突を緩和することができ、運転者に加わる衝撃を緩和することができる。
特開2007−69680号公報
ここで、上記のカメラをステアリングコラムの上に配置する場合、ステアリングコラムの上方にはメータおよびメータカバーが配置されているので、カメラはメータおよびメータカバーの(運転者にとって)手前側に配置されることになる。したがって、カメラをステアリングコラムの上に配置する場合において、上記のように衝突時にステアリングコラムを可動とする機構を採用すると、カメラがステアリングコラムの移動の妨げとなるおそれがある。つまり、ステアリングコラムが(運転者にとって)奥側へ移動すると、ステアリングコラム上のカメラがメータカバーに接触してしまうおそれがある。この場合、ステアリングコラムの移動範囲を十分に確保できなくなる。なお、ステアリングコラムの移動範囲を十分に確保するためには、カメラやメータおよびメータカバー等の各部の形状や配置等に制約を加える必要があるので、これら各部の設計が困難になるとともに、これら各部の意匠にも制約が加えられてしまう。
それ故、本発明の目的は、ステアリングコラム上のカメラやメータの設計の自由度を維持しつつ、ステアリングコラムの移動範囲を十分に確保することが可能な車載カメラを提供することである。
上記課題を解決すべく、本発明は以下の構成を採用した。すなわち、第1の発明は、車両の衝突時に前方へ移動可能なステアリングコラムの上に配置され、当該ステアリングコラムの上方に配置される周辺部材の後側に配置される車載カメラである。車載カメラは、カメラを有するカメラ部と、支持機構とを備える。支持機構は、衝突時にステアリングコラムが前方へ移動したことによって周辺部材とカメラ部とが接触した場合にカメラ部が周辺部材に接触しない方向に移動することが可能なようにカメラ部を支持する。
第2の発明においては、支持機構は、カメラ部を後方へ移動可能に支持してもよい。
第3の発明においては、支持機構は、リンク部と、第1支持部と、第2支持部とを備えていてもよい。第1支持部は、ステアリングコラムの上に固定され、横方向を軸とした回転が可能な状態でリンク部の一端を支持する。第2支持部は、第1支持部よりも前側の位置でカメラ部に固定され、横方向を軸とした回転が可能な状態でリンク部の他端を支持する。
第4の発明においては、リンク部は、第1支持部によって支持される第1部材と、第2支持部によって支持され、横方向を軸とした回転が可能な状態で第1部材と接続される第2部材とを有していてもよい。
第5の発明においては、支持機構は、カメラ部をステアリングコラムの内部へ移動可能に支持してもよい。
第6の発明においては、支持機構は、ステアリングコラムに固定され、横方向を軸とした回転が可能な状態でカメラ部の前端または後端を支持してもよい。
第7の発明においては、支持機構は、ステアリングコラム上において後方へスライド可能にカメラ部を支持してもよい。
第8の発明は、衝突時に前方へ移動可能なステアリングコラムに配置され、当該ステアリングコラムの上方に配置される周辺部材の後側に配置される車載カメラである。車載カメラは、カメラ部と、ミラー部と、支持機構とを備える。カメラ部は、カメラを有しており、ステアリングコラム内に配置される。ミラー部は、鏡を有しており、後方からの光が当該鏡によって反射してカメラ部に入射する向きでステアリングコラム上に配置される。支持機構は、衝突時にステアリングコラムが前方へ移動したことによってメータカバーとミラー部とが接触した場合にミラー部がメータカバーに接触しない方向に移動することが可能なようにミラー部を支持する。
第9の発明においては、支持機構は、ステアリングコラムに固定され、横方向を軸とした回転が可能な状態でミラー部の一端を支持してもよい。
第10の発明においては、支持機構は、ミラー部を後方へ移動可能に支持してもよい。
第11の発明においては、支持機構は、ステアリングコラム上において後方へスライド可能にミラー部を支持してもよい。
第1の発明によれば、車両衝突時にステアリングコラムが前方に移動した場合には、周辺部材に接触した車載カメラ(カメラ部)は、周辺部材に接触しない方向へ退避する。これによれば、車載カメラが周辺部材に引っかかってステアリングコラムの移動が妨げられることがない。したがって、第1の発明によれば、ステアリングコラム上のカメラやメータの設計の自由度を維持しつつ、ステアリングコラムの移動範囲を十分に確保することができる。
第2〜第7の発明によれば、車載カメラが後方またはステアリングコラムの内部に退避することにより、車載カメラが周辺部材に引っかかってステアリングコラムの移動が妨げられることを確実に防止することができる。
第3の発明によれば、車載カメラが後方および上方に退避するので、ステアリングコラム1の内部や後方に車載カメラ3の退避スペースを確保する必要がない。そのため、ステアリングコラム周辺の設計の自由度がより向上し、ステアリングコラム周辺の配置設計が容易になる。
第4の発明によれば、リンク部をその一部で屈曲可能に構成する。これによれば、車両衝突時において、周辺部材とステアリングコラムの後方に配置されるステアリングホイールとの間に車載カメラが挟まれた場合でも、車載カメラがステアリングコラムの移動の妨げとなりにくくすることができる。
第8の発明によれば、車両衝突時にステアリングコラムが前方に移動した場合には、周辺部材に接触したミラー部は、周辺部材に接触しない方向へ退避する。これによれば、ミラー部が周辺部材に引っかかってステアリングコラムの移動が妨げられることがない。したがって、第8の発明によれば、第1の発明と同様、ステアリングコラム上のカメラやメータの設計の自由度を維持しつつ、ステアリングコラムの移動範囲を十分に確保することができる。
第9〜第11の発明によれば、ミラー部が後方または下方に退避することにより、車載カメラが周辺部材に引っかかってステアリングコラムの移動が妨げられることを確実に防止することができる。
(第1の実施形態)
以下、図1〜図5を参照して、本発明の第1の実施形態に係る車載カメラについて説明する。図1は、車載カメラが配置される周辺における車室内の一部を示す図である。第1の実施形態に係る車載カメラ3は主に運転者を撮影するために用いられるものである。まず、図1を参照して、車両内における車載カメラ3の配置について説明する。なお、以下では、単に前後、左右、および上下の方向を記載する場合、車両の前後方向(図示x軸方向)、車両の左右方向(図示y軸方向)、および上下方向(図示z軸方向)のことを指すものとして説明を行う。
図1において、ステアリングコラム1は、ステアリングホイール2の前側(図示x軸正側)に配置され、ステアリングホイール2に接続されるシャフト5を覆う部材である。ステアリングコラム1の上方には、メータ等の計器類のカバーであるメータカバー4が配置される。本実施形態においては、メータカバー4が請求項に記載の周辺部材に相当する。本実施形態において、車載カメラ3は、ステアリングコラム1上において、メータカバー4よりも後側(図示x軸負側)に配置される。車載カメラ3は、撮影方向が後向き(かつ、やや上向き)となるように配置される。このように配置されることによって、車載カメラ3は、ステアリングホイール2の間から運転者の顔を撮影することができる。車載カメラ3によって撮影された画像は、例えば、車両の運転者の状態を監視するために用いられる。具体的には、車両に搭載される情報処理装置(ECU)は、車載カメラ3によって撮影された画像を用いて、運転者の顔の向きや、目の開き具合を検出する。情報処理装置は、運転者の顔の向きに基づいて、運転者が脇見をしていないか否かを判断したり、目の開き具合に基づいて、運転者が居眠りをしていないか否かを判断したりする。
本実施形態において、ステアリングコラム1(およびステアリングホイール2)は、車両の衝突時において前方へ移動可能となるように構成されている。図2は、ステアリングコラム1が前方へ移動した様子を示す図である。衝突が検知された場合、車両は、ステアリングコラム1およびステアリングホイール2を前方(運転者にとって奥側。図2に示す矢印参照)へ移動可能とする構成を有する。この構成は、衝突時に慣性によって前方へ押し出される運転者とステアリングとの衝突を緩和し、運転者に加わる衝撃を緩和するためのものである。
図2において、ステアリングコラム1が前方へ移動していくと、ステアリングコラム1上の車載カメラ3がメータカバー4に接触する。そのため、このままではステアリングコラム1の移動量が制限されてしまい、十分な移動量を確保することができないおそれがある。一方、車載カメラ3とメータカバー4とを接触しないようにすることでステアリングコラム1の移動量を十分に確保しようとすれば、車載カメラ3やメータカバー等の各部の形状・配置に制約を加える必要がある。そのため、これら各部の設計が困難になるとともに、これら各部の意匠にも制限が加えられてしまう。
そこで、本実施形態においては、車両衝突時にステアリングコラム1が前方へ移動したことによってメータカバー4と車載カメラ3とが接触する場合に、メータカバー4に接触しない方向に車載カメラ3を退避させる構成を採用した。以下、車載カメラ3の詳細な構成を説明する。
まず、図3および図4を参照して、通常の状態(車両衝突時以外の状態)における車載カメラ3の構成を説明する。図3は、第1の実施形態に係る車載カメラ3を横方向から見た断面図である。また、図4は、車載カメラ3を後方から見た図である。なお、図3は、図4に示すA−A’断面による断面図である。図3に示すように、車載カメラ3は、ケース11、カメラ本体12、支持機構13、およびケーブル14を備えている。
ケース11は、ドーム状の形状を有しており、ステアリングコラム1の上面に配置される。これにより、ケース11とステアリングコラム1の上面との間には、空間が形成される。後述するようにカメラ本体12はこの空間に配置される。なお、衝突時におけるステアリングコラム1の移動量をできるだけ長くする目的で、ケース11はステアリングコラム1の後端付近に配置されることが好ましい。ケース11は、典型的には、ステアリングコラム1と同様、樹脂材で構成される。なお、図3に示されるように、通常の状態ではケース11は上下方向に比べて前後方向に長い向きに配置される。
カメラ本体12は、ケース11の内部に収納され、ケース11の内壁に固定される。カメラ本体12の後部には、カメラレンズ21、および、照明用の(図4では4つの)LED22が設けられる。なお、本実施形態では、カメラ本体12は例えば近赤外カメラを含み、LED22は例えば近赤外LEDとする。また、ケース11には、カメラレンズ21およびLED22がケース11外に露出されるように、その後部に孔11bが設けられている(図4参照)。したがって、カメラ本体12はこの孔11bから運転者を撮影することができる。なお、第1の実施形態においては、上記ケース11およびカメラ本体12が請求項に記載のカメラ部に相当する。
支持機構13は、ケース11(およびカメラ本体12)を支持する。支持機構13は、車両衝突時にステアリングコラム1が前方へ移動したことによってメータカバー4とカメラ部(ケース11およびカメラ本体12)とが接触した場合に当該カメラ部がメータカバー4に接触しない方向に移動することが可能なように、当該カメラ部を支持する。第1の実施形態では、支持機構13は、その両端がステアリングコラム1の上面とケース11の内壁とにそれぞれ接続され、ケース11とメータカバー4とが接触した場合にケース11が後方に移動するようにケース11を支持する。
図3に示されるように、支持機構13は、第1支持部16、第2支持部17、およびリンク部18を有する。第1支持部16は、ステアリングコラム1の上面に固定される。なお、第1支持部16は、車載カメラ3の後部側に(より好ましくは後端付近)配置されることが好ましい。第2支持部17は、ケース11の内壁に固定される。なお、第2支持部17は、第1支持部16よりも前側(図示x軸正側)で固定される。リンク部18は、棒状の部材であり、その両端が各支持部16および17にそれぞれ接続される。ここで、第1支持部16は、横方向(図示y軸方向)を軸とした回転が可能な状態でリンク部18の一端を支持する。また、第2支持部16は、横方向を軸とした回転が可能な状態でリンク部18の他端を支持する。以上の構成によって、支持機構13は、ケース11が後方に移動可能な状態でケース11を支持している。なお、図4に示すように、本実施形態では、車載カメラ3は、左右両側に1つずつ、計2つの支持機構13を備える構成であるが、他の実施形態においては、支持機構13は1つであってもよいし、3つ以上であってもよい。
本実施形態ではさらに、リンク部18は、第1部材18aおよび第2部材18bという、2つの棒状部材によって構成される。第1部材18aは第1支持部16によって支持され、第2部材18bは第2支持部17によって支持される。また、第1部材18aと第2部材18bとは、接続部18cにおいて、横方向を軸とした回転が可能な状態で互いに接続される。このように、リンク部18は、接続部18cで屈曲可能に構成される。
図3および図4に示されるように、ケース11後部の下端には、鉤状部11aが形成される。一方、ステアリングコラム1後部の上端には、鉤状部11aと掛合可能な鉤状部1aが形成される。通常の状態では、図3に示されるように、ケース11の鉤状部11aとステアリングコラム1の鉤状部1aとが掛合している。したがって、通常の状態では、(ケース11が後方に移動可能な状態で支持機構13がケース11を支持しているものの、)ケース11は鉤状部11aによってステアリングコラム1に対して固定されている。ここで、各鉤状部11aおよび1aはある程度の弾性を有する樹脂材で構成されているので、ケース11を移動させようとする強い力が加えられた場合には各鉤状部11aおよび1aの掛合状態が解除される。
ケーブル14は、カメラ本体12と、ステアリングコラム1内に取り付けられるコネクタ15とを電気的に接続する。なお、ステアリングコラム1上面の領域のうちでケース11によって覆われる領域の一部には、孔1bが設けられる。ケーブル14は、この孔1bを通ってカメラ本体12とコネクタ15とを接続する。なお、車両衝突時にケース11およびカメラ本体12が後方に移動する(図5参照)ことを考慮して、通常の状態ではケーブル14の長さに余裕を持たせておくことが好ましい。コネクタ15は、上述した情報処理装置(車載カメラ3によって撮影された画像を用いて運転者の状態を判断するECU)に接続されている。
次に、図5を参照して、車両衝突時における車載カメラ3の動作について説明する。上述したように、通常の状態においては、車載カメラ3は、図3に示す状態でステアリングコラム1上に配置されている。ここで、車両が衝突したことに応じてステアリングコラム1が前方へ移動すると、メータカバー4が車載カメラ3のケース11の前部に接触することとなる(図2参照)。このとき、ケース11はメータカバー4によって前方から押されるので、ケース11には後方へ移動しようとする力が加わる。車両衝突時にステアリングコラム1が移動する場合のように、ケース11に対してある程度の衝撃がメータカバー4によって与えられる場合には、ケース11が後方へ移動しようとする力が大きいので、ケース11の鉤状部11aとステアリングコラム1の鉤状部1aとの掛合状態が解除される。その結果、ケース11は後方へ移動する。
図5は、衝突時における車載カメラ3の状態を示す図である。上述したように、ケース11の鉤状部11aとステアリングコラム1の鉤状部1aとの掛合状態が解除されると、ケース11はステアリングコラム1の上面から離れて後方へ移動する。ここで、ケース11とステアリング1とは支持機構13のリンク部18によって接続されているので、ケース11は、リンク部18が回転する軌跡に沿って後方へ移動する。ケース11は第1支持部16でステアリングコラム1と接続されているので、ケース11はこの第1支持部16の位置よりも後方まで移動することが可能であり、ステアリングコラム1は、メータカバー4が少なくとも第1支持部16の位置に到達する位置までは移動可能となる。つまり、第1の実施形態によれば、車載カメラ3をステアリングコラム1に固定する場合に比べて、ステアリングコラム1はより前方まで移動することが可能となり、ステアリングコラム1の移動範囲をより広くとることができる。
さらに、第1の実施形態では、リンク部18の第1部材18aおよび第2部材18bは、接続部18cで回転可能に接続されている。したがって、ケース11が後方に移動した結果ステアリングホイール2に接触した場合には、接続部18cでリンク部18が曲がり、これによってケース11は上下方向に長い向き(カメラ本体12の撮影方向が上向きになる向き)を向く(図5参照)。ここで、車両衝突時には、ケース11が前方のメータカバー4と後方のステアリングホイール2とに挟まれ、ステアリングコラム1がそれ以上前方に移動できなくなる場合が考えられる。このような場合、ケース11が上下方向に長い向きとなる状態の方が、ケース11が前後方向に長い向き(図3に示すケース11の向きと同じ向き)となる状態に比べて、ステアリングコラム1はより前方まで移動することができる。ケース11が上下方向に長い向きとなる状態の方が、ケース11が前後方向に長い向きとなる状態に比べて、メータカバー4とステアリングホイール2との幅が小さくなるからである。このように、本実施形態では、リンク部18を接続部18cで屈曲可能に構成することによって、車両衝突時にケース11が移動した際にケース11が上下方向に長い向きとなりやすくすることができる。これによって、ステアリングコラム1はより前方まで移動することができる。
以上のように、第1の実施形態によれば、車両衝突時にステアリングコラム1が前方に移動した場合、メータカバー4に接触した車載カメラ3は後方および上方に退避する。したがって、車載カメラ3がメータカバー4に引っかかってステアリングコラム1の移動が妨げられることがなく、ステアリングコラム1の移動範囲を十分に確保することができる。
また、第1の実施形態では、メータカバー4に接触した車載カメラ3は後方上方に退避するので、ステアリングコラム1の内部や後方に車載カメラ3の退避スペースを確保する必要がない。一方、後述する図6や図9に示す構成においては、ステアリングコラム1の内部や後方に車載カメラ3の退避スペースを確保する必要がある。この点で、第1の実施形態に係る車載カメラ3は、後述する図6や図9に示す構成よりも有利である。
なお、上記第1の実施形態においては、ケース11の鉤状部11aとステアリングコラム1の鉤状部1aとを掛合させることによって、通常の状態においてケース11をステアリングコラム1に固定するようにした。ここで、他の実施形態においては、各鉤状部11aおよび1aを用いる構成に代えて(または当該構成に加えて)、バネ等の付勢部材によって支持機構13が通常の状態を維持するようにしてもよい。具体的には、支持機構13が通常の状態を維持する方向にリンク部18を付勢するバネを各支持部16および17に取り付ける。また、リンク部18の第1部材18aおよび第2部材18bが通常の状態を維持する方向に第1部材18aおよび第2部材18bを付勢するバネをリンク部18に取り付ける。これによっても上記第1の実施形態と同様、通常の状態においてケース11をステアリングコラム1に固定することができるとともに、衝突時においてはケース11を可動させることができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係る車載カメラについて説明する。上記第1の実施形態では、車載カメラは、メータカバーに接触した場合に後方および上方に退避したのに対し、第2の実施形態では、車載カメラは、上記の場合にステアリングコラムの内部に退避する。以下、図6〜図8を参照して、第2の実施形態に係る車載カメラの詳細について説明する。
図6は、第2の実施形態に係る車載カメラを横方向から見た断面図である。また、図7は、図6に示す車載カメラ3を下方(ステアリングコラムの内側)から見た図である。図6は、図7に示すB−B’断面による断面図である。なお、第2の実施形態において、ステアリングコラム1上における車載カメラ3の配置位置に関しては、第1の実施形態(図1)と同様である。
第2の実施形態における車載カメラ3は、第1の実施形態と同様のケース、カメラ本体、およびケーブル14を備えている。また、第2の実施形態における車載カメラ3は、底板30をさらに備えるとともに、第1の実施形態における支持機構13に代えて支持機構31を備えている。図6および図7に示されるように、支持機構31は、支持部32、支持軸33、および(図6では2つの)バネ34を有する。
図6に示されるように、底板30の上面には第1の実施形態と同様のケースおよびカメラ本体が固定される。第2の実施形態においては、ケース、カメラ本体、および底板30が、請求項に記載のカメラ部に相当する。また、底板30には孔30aが設けられており、ケーブル14は当該孔30aを通ってカメラ本体とコネクタ15とを接続する。
また、支持部32は、ステアリングコラム1に固定され、横方向を軸とした回転が可能な状態で支持軸33を支持する。支持軸33は底板30の前端に固定されている。したがって、支持部32は、横方向を軸とした回転が可能な状態でカメラ部(ケース、カメラ本体、および底板30)の前端を支持している。また、第2の実施形態においては、ステアリングコラム1には底板30よりもやや小さい孔が設けられる。通常の状態では、支持部32は、底板30が当該孔を塞ぐように底板30を支持している。具体的には、底板30が当該孔を塞ぐ方向に底板30を付勢するバネ34が支持軸33に取り付けられる。バネ34は、底板30が当該孔を塞ぐように、すなわち、カメラ部がステアリングコラム1上に突出した状態となるように、カメラ部を付勢するための付勢部材である。このように、第2の実施形態においては、通常の状態においては、カメラ本体は上記バネ34によってステアリングコラム1上に突出した状態で固定される。
以上に示した構成のように、第2の実施形態においては、支持機構31は、横方向を軸とした回転が可能な状態でカメラ部の前端を支持している。これによって、支持機構31は、カメラ部をステアリングコラム1の内部に収納可能に支持することができる。なお、他の実施形態においては、支持機構31は、横方向を軸とした回転が可能な状態でカメラ部の後端を支持するようにしてもよい。これによっても、支持機構31は、カメラ部をステアリングコラム1の内部に収納可能に支持することができる。
図8は、第2の実施形態に係る車載カメラ3の車両衝突時における状態を示す図である。第2の実施形態においても第1の実施形態と同様、車両が衝突したことに応じてステアリングコラム1が前方へ移動すると、メータカバー4が車載カメラ3の前部に接触する。車載カメラ3は、メータカバー4によって前方から押される力によって、支持機構31によって支持されている前端部分を中心に横方向を軸とした回転を行う(図8に示す矢印参照)。その結果、車載カメラ3は、図8に示されるように、ステアリングコラム1の内部に移動する。これによって、車載カメラ3はメータカバー4に接触する位置から退避するので、メータカバー4と車載カメラ3との接触によってステアリングコラム1の移動が妨げられることがなく、ステアリングコラム1はより前方まで移動することができる。
以上のように、第2の実施形態によれば、車両衝突時にステアリングコラム1が前方に移動した場合、メータカバー4に接触した車載カメラ3はステアリングコラム1の内部に退避する。したがって、車載カメラ3がメータカバー4に引っかかってステアリングコラム1の移動が妨げられることがなく、ステアリングコラム1の移動範囲を十分に確保することができる。
なお、上記第2の実施形態においては、通常の状態においてカメラ本体をステアリングコラム1上に突出した状態で固定するために、バネ34によって底板30を付勢する。ここで、他の実施形態においては、バネ34を用いる構成に代えて、支持機構31によって支持される端部の反対側の端部(第2の実施形態では後端部)に鉤状の掛止部を設ける構成としてもよい。この掛止部をステアリングコラム1の上面に掛合させることによって、カメラ本体をステアリングコラム1上に突出した状態で固定することができる。
(カメラ部を退避させる構成の変形例)
上記第1の実施形態では、車載カメラは、メータカバーに接触した場合に後方および上方に移動した。また、第2の実施形態では、車載カメラは、上記の場合にステアリングコラム1の内部に移動した。ここで、メータカバーに接触した場合に車載カメラが移動する方向は、メータカバー4に接触しない方向であればよい。カメラ部を移動させるための構成としては、上記第1および第2の実施形態の他に、例えば以下のような構成が考えられる。
図9は、他の実施形態における車載カメラの構成を示す図である。図9は、車載カメラ3およびステアリングコラム1を上方から見た図である。図9においては、前後方向に延びるレール36がステアリングコラム1の上面に設けられる。車載カメラ3はこのレール36上を摺動可能に配置される。具体的には、車載カメラ3は、下端にレール36に嵌合する嵌合部が設けられ、嵌合部がレール36に嵌合するようにレール36上に配置される。以上の構成によって、車載カメラをステアリングコラム上において前後へスライドさせることができる。図9においては、上記嵌合部が請求項に記載の支持機構に相当する。なお、車載カメラ3がケース、カメラ本体、およびケーブルを備える点は、上記実施形態と同様である。また、図9において、カメラ本体とステアリングコラム1内のコネクタとを接続するケーブルを通すための孔1cが、ステアリングコラム1の上面に設けられる。
また、通常の状態においては、車載カメラ3は、レール36の前側に位置するように配置される。なお、通常の状態において車載カメラ3をレール36の前側で固定するために、車載カメラ3をバネ等によって前方に付勢するようにしてもよい。また、車載カメラ3に鉤状部材を設けて当該鉤状部材をステアリングコラム1に掛止させることによって、車載カメラ3をレール36の前側で固定するようにしてもよい。
図9において、車両が衝突したことに応じてステアリングコラム1が前方へ移動する結果、メータカバー4が車載カメラ3の前部に接触すると、車載カメラ3はメータカバー4に押されて後方へスライドする。これによって、車載カメラ3はメータカバー4に接触する位置から退避するので、メータカバー4と車載カメラ3との接触によってステアリングコラム1の移動が妨げられることがなく、ステアリングコラム1はより前方まで移動することができる。以上のように、図9に示す構成によっても、車載カメラ3をメータカバー4に接触しない方向に退避させることができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態に係る車載カメラについて説明する。上記第1および第2の実施形態では、車載カメラは、カメラ本体がステアリングコラムの上に配置される構成であった。これに対して、第3の実施形態では、車載カメラは、カメラ本体がステアリングコラムの内部に収納された構成である。以下、図10〜図12を参照して、第3の実施形態に係る車載カメラの詳細について説明する。
図10は、第3の実施形態に係る車載カメラを横方向から見た断面図である。また、図11は、図10に示す車載カメラ3を上方から見た図である。図10は、図11に示すC−C’断面による断面図である。なお、第3の実施形態において、ステアリングコラム1とステアリングホイール2とメータカバー4との配置は第1の実施形態(図1)と同様である。図10および図11に示されるように、車載カメラ3は、カメラ本体12、ケーブル14、ミラー部41、および支持機構42を備えている。
図10において、ステアリングコラム1には孔が設けられ、ステアリングコラム1の一部であるベース部43は、この孔を塞ぐようにステアリングコラム1上面に取り付けられる。ベース部43の下側にはカメラ本体12が取り付けられる。カメラ本体12は、カメラレンズおよびLEDがベース部43の上側に露出されるように取り付けられる。すなわち、ベース部43には孔が設けられており、この孔からカメラレンズおよびLEDが露出されるようにカメラ本体12がベース部43に取り付けられる。このように、第3の実施形態では、カメラ本体12は、ステアリングコラム1の内部に収納される形で配置される。第3の実施形態では、カメラ本体12が請求項に記載のカメラ部に相当する。また、カメラ本体12は撮影方向が上方向となる向きに取り付けられるが、撮影方向は真上方向である必要はなく、例えば前方やや上方向に設定されてもよい。
また、ベース部43の上面には、支持機構42が固定される。支持機構42はベース部43の前端付近に固定される。支持機構42は、横方向を軸とした回転が可能な状態でミラー部41の一端(本実施形態では前端)を支持する。ミラー部41は、板状の部材であり、少なくとも一方の面に鏡を有する。通常の状態において、ミラー部41は、後方からの光が鏡によって反射してカメラ本体12に入射する向きで配置される。換言すれば、ミラー部41は、カメラ本体12の撮影方向が後向きとなるように配置される。これによって、カメラ本体12によって運転者を撮影することが可能となる。支持機構42は、上記のような配置でミラー部41を支持している。なお、カメラ本体12によって運転者が撮影可能となるような配置でミラー部41を維持するための機構は、どのようなものであってもよい。例えば、支持機構42は、第2の実施形態において示したバネ34と同様、バネを用いてミラー部41を付勢することによってミラー部41の上記のような配置を維持してもよい。
以上のように、第3の実施形態においては、車載カメラ3は、ステアリングコラム1内に配置されるカメラ部(カメラ本体12)と、カメラ部による撮影方向を所定の向き(後向き)に変更するようにステアリングコラム1上に配置されるミラー部41とを備える。これによれば、ステアリングコラム1の上側にはミラー部41のみを配置すればよく、カメラ本体をステアリングコラム1内に収納することができる。なお、ステアリングコラム1上の構成を簡易化することを目的とする場合には、支持機構42はミラー部41を回転が可能な状態で支持しなくてもよい。ミラー部41は、カメラ部に比べて比較的小さくすることが可能であるので、ミラー部41の高さを低くすることによってミラー部41とメータカバー4とが接触しないように設計することも可能であると考えられる。
図12は、第3の実施形態に係る車載カメラ3の車両衝突時における状態を示す図である。第3の実施形態においては、車両が衝突したことに応じてステアリングコラム1が前方へ移動すると、メータカバー4が車載カメラ3のミラー部41に接触することとなる。ミラー部41は、メータカバー4によって前方から押される力によって、支持機構42によって支持されている部分を中心に横方向を軸とした回転を行う。その結果、ミラー部41は、図8に示されるように、後方へ倒れるように回転する。これによって、ミラー部41はメータカバー4に接触する位置から退避するので、メータカバー4とミラー部41(車載カメラ3)との接触によってステアリングコラム1の移動が妨げられることがなく、ステアリングコラム1はより前方まで移動することができる。
以上のように、第3の実施形態においては、車載カメラ3は、カメラ本体12がステアリングコラム1内に収納され、ミラー部41のみがステアリングコラム1上に配置される構成を有する。このような構成では、車両衝突時にステアリングコラム1が前方に移動すると、ミラー部41がメータカバー4に接触する。このとき、第3の実施形態によれば、メータカバー4に接触したミラー部41は下方に退避する。したがって、車載カメラ3のミラー部41がメータカバー4に引っかかってステアリングコラム1の移動が妨げられることがなく、ステアリングコラム1の移動範囲を十分に確保することができる。
(ミラー部を支持する機構の変形例)
上記第3の実施形態においては、支持機構42は、ミラー部41の一端を回転可能に支持した。ここで、他の実施形態においては、支持機構は、衝突時にステアリングコラム1が前方へ移動したことによってメータカバー4とミラー部41とが接触した場合にミラー部41がメータカバー4に接触しない方向に移動することが可能なようにミラー部41を支持するものであれば、どのような機構であってもよい。例えば、ミラー部41を退避させる機構として、以下のような機構が考えられる。
図13は、第3の実施形態の変形例における車載カメラ3の構成を示す図である。図13は、図10と同様、車載カメラを横方向から見た断面図である。図13においては、車載カメラ3は、図10に示す支持機構42に代えて、棒状の支持機構51を備えている。支持機構51は、接続部を有していない点を除いて、図3に示した支持機構13と同じである。ここで、支持機構51の一端はベース部43に固定され、支持機構51の他端はミラー部41に固定される。なお、支持機構51の当該一端はベース部43の後側に固定されることが好ましい。また、通常の状態では、支持機構51は、上記第3の実施形態における支持機構42と同様、カメラ本体12によって運転者が撮影可能となるような配置でミラー部41を支持している。なお、支持機構51は、支持機構51がカメラ本体12の撮影範囲に入らないよう、横方向に関してカメラ本体12の両側(または片側)に配置される。
図13において、車両衝突時にステアリングコラム1が前方へ移動すると、メータカバー4が車載カメラ3のミラー部41に接触する。支持機構51は、ミラー部41がメータカバー4によって前方から押される力によって、後方に移動するように回転する(図13に示す矢印参照)。これによって、ミラー部41は、後方へ移動することとなる。したがって、ミラー部41はメータカバー4に接触する位置から退避するので、メータカバー4とミラー部41との接触によってステアリングコラム1の移動が妨げられることがなく、ステアリングコラム1はより前方まで移動することができる。
図14は、第3の実施形態の他の変形例における車載カメラ3の構成を示す図である。図14は、図10と同様、車載カメラを横方向から見た断面図である。また、図15は、図14に示す車載カメラを上方から見た図である。図14においては、車載カメラ3は、図10に示す支持機構42に代えて、支持機構55を備えている。また、ベース部43の上面には、前後方向に延びるレール56が設けられる。支持機構55は、このレール56上を摺動可能に配置される。具体的には、支持機構55は、その下部がレール56に嵌合可能であり、レール56に嵌合するようにレール36上に配置される。また、通常の状態において、支持機構55は、カメラ本体12によって運転者が撮影可能となるような配置でミラー部41を支持している。
通常の状態においては、支持機構55は、レール36の前側に位置するように配置される。なお、通常の状態において支持機構55をレール56の前側で固定するために、支持機構55をバネ等によって前方に付勢するようにしてもよい。また、支持機構55に鉤状部材を設けて当該鉤状部材をステアリングコラム1に掛止させることによって、支持機構55をレール56の前側で固定するようにしてもよい。
図14および図15において、車両が衝突したことに応じてステアリングコラム1が前方へ移動する結果、メータカバー4がミラー部41に接触すると、ミラー部41はメータカバー4に押されてレール56に沿って後方へスライドする(図15に示す矢印参照)。これによって、ミラー部41はメータカバー4に接触する位置から退避するので、メータカバー4とミラー部41との接触によってステアリングコラム1の移動が妨げられることがなく、ステアリングコラム1はより前方まで移動することができる。以上のように、図14および図15に示す構成によっても、ミラー部41をメータカバー4に接触しない方向に退避させることができる。
なお、図13〜図15においては、ベース部43の下側の構成、すなわち、カメラ本体12、ケーブル14、およびコネクタ15の構成は第3の実施形態と同じである。
以上のように、本発明は、ステアリングコラムの移動範囲を十分に確保すること等を目的として、例えば運転者の状態を監視するために車両に搭載される車載カメラとして利用することが可能である。
車載カメラが配置される周辺における車室内の一部を示す図 ステアリングコラムが前方へ移動した様子を示す図 第1の実施形態に係る車載カメラを横方向から見た断面図 図3に示す車載カメラを後方から見た図 衝突時における車載カメラの状態を示す図 第2の実施形態に係る車載カメラを横方向から見た断面図 図6に示す車載カメラを下方から見た図 第2の実施形態に係る車載カメラの車両衝突時における状態を示す図 他の実施形態における車載カメラの構成を示す図 第3の実施形態に係る車載カメラを横方向から見た断面図 図10に示す車載カメラを上方から見た図 第3の実施形態に係る車載カメラの車両衝突時における状態を示す図 第3の実施形態の変形例における車載カメラの構成を示す図 第3の実施形態の他の変形例における車載カメラの構成を示す図 図14に示す車載カメラを上方から見た図
符号の説明
1 ステアリングコラム
2 ステアリングホイール
3 車載カメラ
4 メータカバー
11 ケース
12 カメラ本体
13,31,42,51,55 支持機構
16 第1支持部
17 第2支持部
18 リンク部
41 ミラー部

Claims (11)

  1. 車両の衝突時に前方へ移動可能なステアリングコラムの上に配置され、当該ステアリングコラムの上方に配置される周辺部材の後側に配置される車載カメラであって、
    カメラを有するカメラ部と、
    衝突時にステアリングコラムが前方へ移動したことによって前記周辺部材と前記カメラ部とが接触した場合に前記カメラ部が前記周辺部材に接触しない方向に移動することが可能なように前記カメラ部を支持する支持機構とを備える、車載カメラ。
  2. 前記支持機構は、前記カメラ部を後方へ移動可能に支持する、請求項1に記載の車載カメラ。
  3. 前記支持機構は、
    リンク部と、
    前記ステアリングコラムの上に固定され、横方向を軸とした回転が可能な状態で前記リンク部の一端を支持する第1支持部と、
    前記第1支持部よりも前側の位置で前記カメラ部に固定され、横方向を軸とした回転が可能な状態で前記リンク部の他端を支持する第2支持部とを備える、請求項2に記載の車載カメラ。
  4. 前記リンク部は、
    前記第1支持部によって支持される第1部材と、
    前記第2支持部によって支持され、横方向を軸とした回転が可能な状態で前記第1部材と接続される第2部材とを有する、請求項3に記載の車載カメラ。
  5. 前記支持機構は、前記カメラ部を前記ステアリングコラムの内部へ移動可能に支持する、請求項1に記載の車載カメラ。
  6. 前記支持機構は、前記ステアリングコラムに固定され、横方向を軸とした回転が可能な状態で前記カメラ部の前端または後端を支持する、請求項5に記載の車載カメラ。
  7. 前記支持機構は、前記ステアリングコラム上において後方へスライド可能に前記カメラ部を支持する、請求項1に記載の車載カメラ。
  8. 衝突時に前方へ移動可能なステアリングコラムに配置され、当該ステアリングコラムの上方に配置される周辺部材の後側に配置される車載カメラであって、
    カメラを有し、前記ステアリングコラム内に配置されるカメラ部と、
    鏡を有し、後方からの光が当該鏡によって反射して前記カメラ部に入射する向きで前記ステアリングコラム上に配置されるミラー部と、
    衝突時にステアリングコラムが前方へ移動したことによって前記周辺部材と前記ミラー部とが接触した場合に前記ミラー部が前記周辺部材に接触しない方向に移動することが可能なように前記ミラー部を支持する支持機構とを備える、車載カメラ。
  9. 前記支持機構は、前記ステアリングコラムに固定され、横方向を軸とした回転が可能な状態で前記ミラー部の一端を支持する、請求項8に記載の車載カメラ。
  10. 前記支持機構は、前記ミラー部を後方へ移動可能に支持する、請求項8に記載の車載カメラ。
  11. 前記支持機構は、前記ステアリングコラム上において後方へスライド可能に前記ミラー部を支持する、請求項8に記載の車載カメラ。
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