JP4427515B2 - 対象画像検出表示制御装置およびその制御方法 - Google Patents

対象画像検出表示制御装置およびその制御方法 Download PDF

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Description

この発明は,対象画像検出表示制御装置およびその制御方法に関する。
被写体像の中から顔の画像部分などの対象画像を検出し,検出した顔の画像部分を矩形の枠で囲んで表示するようなディジタル・カメラ,プリンタなどが考えられている(特許文献1)。
特開2005-286940号公報
しかしながら,検出された顔の画像部分を単に矩形の枠で囲んで表示したのでは,被写体像の閲覧者が違和感をもつことがある。
この発明は,対象画像が検出されたことを違和感なくユーザに知らせることを目的とする。
この発明による対象画像検出表示制御装置は,与えられる被写体像の中から対象画像を検出する対象画像検出手段,上記対象画像検出手段によって対象画像が検出されたかどうかを判定する判定手段,および上記判定手段によって上記対象画像検出手段において対象画像が検出されたと判定されたことに応じて,検出された対象画像近傍にマークが現れるように,上記マークと上記被写体像を表示画面上に表示するように表示装置を制御する表示制御手段を備えていることを特徴とする。
この発明は,上記対象画像検出表示制御装置に適した制御方法も提供している。すなわち,この方法は,与えられる被写体像の中から対象画像を検出し,対象画像が検出されたかどうかを判定し,対象画像が検出されたと判定されたことに応じて,検出された対象画像近傍にマークが現れるように,上記マークと上記被写体像とを表示画面上に表示するように表示装置を制御するものである。
この発明によると,与えられる被写体像の中から対象画像が検出される。対象画像が検出されたと判定されると,検出された対象画像近傍にマークが現れるように,上記マークと上記被写体像とが表示画面上に表示されるように表示装置が制御される。上記マークは,検出された対象画像近傍に現れるものであり,矩形の枠のように対象画像を囲むものではない。上記マークは,ハートや丸印などの図形,果物,動物,野菜などのキャラクタ,文字,符号などの記号などどのようなものでもよい。表示画面上には対象画像を囲む枠ではなく,マークが対象画像近傍に表示されるので,被写体像を閲覧しているユーザに違和感が生じることもない。
上記対象画像検出手段によって検出された対象画像の大きさまたは対象画像らしさに応じて,上記表示画面上に表示される上記マークの大きさ,色,透明度,種類,表示位置,形状,および動きの少なくとも1つが変わるようにすることが好ましい。マークを見ることにより,検出された対象画像の大きさまたは対象画像らしさを把握できる。
上記表示制御手段は,たとえば,上記マークの表示位置部分における色の補色の色をもつ上記マークと上記被写体像とを上記表示画面上に表示するように表示装置を制御するものである。表示されたマークの色と,そのマークの回りの色とを区別することができ,マークが見やすくなる。
上記表示制御手段は,たとえば,上記対象画像検出手段によって検出された対象画像の中心位置を中心とし,かつその検出された対象画像の周辺部分のいずれかまでの距離を半径とする円周上に上記マークを表示するものである。
この場合,上記表示制御手段は,乱数によって定まる角度にもとづいて上記円周上の位置を決定する決定手段,および上記決定手段によって決定された円周上の位置が上記表示画面外となったことにより,表示画面内となるまで,乱数によって定まる角度にもとづく上記円周上の位置の決定処理を繰り返すように上記決定手段を制御する手段を備え,上記表示画面内において,決定された円周上の位置に上記マークを表示することが好ましい。乱数にもとづいてマークの表示位置を決定した場合であっても,マークを表示画面内に表示させることができる。
上記マークは,動画でもよいし,静止画でもよい。
被写体を撮像し,受光面上に結像する被写体像を表す画像データを出力する撮像装置および,上記受光面上の露光量を調節する露光量調節手段をさらに備えてもよい。この場合,上記対象画像検出手段は,上記撮像装置から出力された画像データによって表わされる被写体像の中から対象画像を検出するものであり,上記露光量制御手段によって調節される露光量が適正値かどうかによって上記表示画面上に表示される上記マークの大きさ,色,透明度,種類,表示位置,形状,および動きの少なくとも1つが変わるものとするとよい。
露光量が適正かどうかによって,表示されるマークが変わるのでマークの変化を見ることにより,露光量が適正かどうかが分かる。
被写体を撮像し,受光面上に結像する被写体像を表す画像データを出力する撮像装置および,上記受光面上被写体像の合焦の程度を制御する合焦制御手段をさらに備えてもよい。この場合,上記対象画像検出手段は,上記撮像装置から出力された画像データによって表わされる被写体像の中から対象画像を検出するものであり,上記合焦制御手段によって合焦制御された被写体像が合焦しているかどうかによって上記表示画面上に表示される上記マークの大きさ,色,透明度,種類,表示位置,形状,および動きの少なくとも1つが変わるものであることが好ましい。
合焦している場合と合焦していない場合とで,表示されるマークが変わるのでマークの変化を見ることにより,合焦しているかどうかが分かる。
被写体を撮像し,被写体像を表わす画像データを出力する撮像装置,および上記撮像装置から出力された画像データによって表わされる被写体像の構図の良否を判定する構図判定手段をさらに備えてもよい。この場合,上記構図判定手段によって被写体像の構図が良好と判定されたことに応じて,被写体像の構図が悪いときに比べて,上記表示画面上に表示される上記マークの大きさ,色,透明度,種類,表示位置,形状,および動きの少なくとも1つが変わるものであることが好ましい。
構図が良好な場合には,構図が悪いときと比べて,表示されるマークが変化するので,マークの変化を見ることにより,構図が良好かどうかが分かる。
上記表示制御手段によって表示される上記マークは,上記構図判定手段によって被写体の構図が悪いと判定されたことに応じて,上記被写体の位置を指示するマークでもよいし,上記被写体が移動すべき方向に動く動作を行うマークでもよい。
また,上記被写体像はカラーの被写体像であり,上記対象画像検出手段によって検出された対象画像の色味を検出する色味検出手段をさらに備えてもよい。この場合,上記表示制御手段は,上記被写体像と上記色味検出手段によって検出された色味に応じた色をもつ上記マークとを表示画面上に表示するように表示装置を制御するものとなろう。
図1は,この発明の実施例を示すもので,ディジタル・スチル・カメラの電気的構成を示すブロック図である。
ディジタル・スチル・カメラの全体の動作は,CPU6によって統括される。
ディジタル・スチル・カメラには,二段ストローク・タイプのシャッタ・レリーズ・ボタン,モード設定スイッチ,メニュー・ボタンなどの各種ボタンを含む操作器3が含まれている。操作器3から出力される操作信号は,CPU6に入力する。CPU6には,ディジタル・スチル・カメラの動作プログラムその他必要なデータが記憶されているROM4およびデータを一時的に記憶するRAM5が接続されている。
また,ディジタル・スチル・カメラには,ストロボ撮影のためにストロボ発光装置1が設けられている。このストロボ発光装置1は,CPU6によって制御されるストロボ制御回路2によって発光が制御される。
CCD14の前方には撮像レンズ11および絞り13が設けられている。撮像レンズ11は,CPU6によって制御されるレンズ駆動回路12によって,被写体像がCCD14の受光面上に結像するように,位置が制御される。絞り13は,CPU6によって制御される絞り駆動回路(図示略)によって適正な露光量となるように絞り値が制御される。
モード設定スイッチによって撮像モードが設定されると,CCD14によって被写体が撮像される。CCDドライバ15によってCCD14が駆動させられることにより,CCD14から被写体像を表す映像信号が出力される。映像信号は,タイミング・ジェネレータ17から与えられるクロック・パルスにもとづいて動作するアナログ/ディジタル変換回路16においてディジタル画像データに変換される。
アナログ/ディジタル変換回路16において変換された画像データは信号処理回路22に入力する。信号処理回路22においてオフセット補正,ゲイン補正,ガンマ補正などの補正が行われる。信号処理回路22から出力された画像データは表示制御回路26に入力する。表示制御回路26によって液晶表示装置28が制御されることにより,液晶表示装置28の表示画面上に被写体像が表示される。
この実施例によるディジタル・スチル・カメラにおいては被写体像の中から顔の画像を検出することができる。とくに,この実施例によるディジタル・スチル・カメラでは,検出された顔の画像の近傍に,顔の画像を囲む枠ではなくマーク(キャラクタ,シンボルなどを含む)が表示される。マークを見ることにより,顔画像が検出されていることがわかる。顔の画像を囲む枠ではなく,マークが表示されるので,顔の画像を囲むように枠が表示された場合にくらべてユーザに対する不快感を軽減できる。このようなマークを表示するためにマーク発生回路27が設けられている。マークを表す画像データはマーク発生回路27から液晶表示装置28に与えられる。これにより,検出された顔画像を示すマークが,液晶表示装置83の表示画面に表示されている被写体像上に重ねられるように表示される。
また,この実施例によるディジタル・スチル・カメラには,通信装置19が内蔵されている。この通信装置19には,パーソナル・コンピュータ等と接続するための接続端子20が接続されている。これにより,ユーザは,ディジタル・スチル・カメラとパーソナル・コンピュータ等とを接続することができる。
シャッタ・レリーズ・ボタンが半押しされると,上述のようにしてアナログ/ディジタル変換回路16において変換されたディジタル画像データは,顔検出装置18に入力する。顔検出回路18において,入力したディジタル画像データによって表される被写体像の中から顔画像の位置が検出される。検出された顔画像の位置が上述したようにマーク発生回路27に与えられることより,顔の画像近傍にマークが表示されている被写体像が液晶表示装置28の表示画面上に表示される。
図2(A)〜(D)は,液晶表示装置28に表示される被写体像の一例30A〜30Dである。
(A)を参照して,被写体像30Aには,人物像31,32および33が含まれている。被写体像30Aについて顔検出処理が行われることにより,人物像31,32および33の顔画像部分が検出され,人物像31,32および33の顔画像部分の近傍にマーク41,42および43がそれぞれ表示される。
(B)を参照して,同様に,被写体像30Bには,人物像34が含まれている。被写体像30Bについて顔検出処理が行われることにより,人物像34の顔画像部分が検出され,顔画像部分の近傍にマーク44が表示される。同様に,(C)を参照して,被写体像30Cについて顔検出処理が行われることにより,人物像35の顔画像部分の近傍にマーク45が表示される。(D)に示すように,被写体像30Dについて顔検出処理が行われることにより,人物像36の顔画像近傍にマーク46が表示される。
(A)の人物像31および(B)の人物像34の顔画像の近傍に表示されるマークは,りんごのマーク41および44である。(A)の人物像32および43の顔画像の近傍に表示されるマークは花のマーク42および43である。(C)の人物像35の顔画像の近傍に表示されるマークはいちごのマーク45である。(D)の人物像36の顔画像の近傍に表示されるマークはハートのマーク46である。このように,マークは果物の絵,記号などどのようなものでもよい。
図3は,表示されるマークの内容を示すマーク・テーブルの一部を示している。
マーク・テーブルには,マーク・ナンバ,マーク(種類),サイズおよび顔らしさの各項目が含まれている。マーク・ナンバは,マークを特定するために用いられるものである。マーク(種類)には,マークの分類(果物,動物,野菜など)ごとにマークが規定されている。サイズは,S1,S2,S3,S4およびS5がある。丸印がついているものについてそのサイズのマークが記憶されていることを示す。顔らしさは,検出された顔画像の顔らしさを数値化したものを表す。顔らしさの程度に応じて表示されるマーク(種類)が変わる。顔らしさが高ければ果物のマークが表示され,顔らしさが中くらいであれば動物のマークが表示され,顔らしさが小さければ野菜のマークが表示される。顔らしさの程度とマークとの関係が分かっていれば,表示されたマークを見ることによりどの程度の顔らしさをもつ顔画像が検出されたかどうかが分かる。顔らしさ,顔画像の大きさに応じてマークの大きさ,色,透明度,種類,表示位置,形状,動きなどを変えることができる。
このようなマーク・テーブルおよびマーク・テーブルに対応したマークを表す画像データがROM4に記憶されており,上述のようにしてマーク発生回路27から液晶表示装置28に与えられることにより,表示画面にマークが表示されるようになる。
図1に戻って,さらに,シャッタ・レリーズ・ボタンが全押しされると,上述のようにアナログ/ディジタル変換回路16において変換された画像データは信号処理回路22にも入力する。信号処理回路22においてオフセット補正,ゲイン補正,ガンマ補正などが行われる。これらの補正が信号処理回路22において行われると,画像データはメモリ21に与えられ,一時的に記憶される。メモリ21に記憶された画像データは,CPU6の制御により読み出され,読み出されながら補間処理が行われる。補間された画像データは,再びメモリ21に与えられ,記憶される。
補間された画像データがメモリ21から読み取られ,圧縮伸長回路23に入力する。圧縮伸長回路23において補間された画像データが圧縮される。圧縮された画像データがカード・インターフェイス24を介してメモリ・カード25に与えられ,記録される。
モード設定スイッチによって再生モードが設定されると,メモリ・カード25に記録されている圧縮された画像データがカード・インターフェイス24を介して読み取られる。読み取られた画像データが圧縮伸長回路23において伸長される。伸長された画像データが表示制御回路26に与えられることにより,メモリ・カード25に記録されている画像データによって表される被写体像が液晶表示装置28の表示画面上に表示される。
メモリ・カード25から読み出され,伸張された画像データは,顔検出装置18にも与えられる。顔検出装置18において顔画像の検出処理が行われ,検出された顔画像の位置を表すデータが得られる。顔画像の位置を表すデータは,マーク発生回路27に与えられることにより,液晶表示装置83の表示画面上に表示されている被写体像のうち顔の画像部分の近傍にマークが表示されるようになる。
図4は,マーク表示処理手順を示すフローチャートである。
ディジタル・スチル・カメラにおいて,顔検出処理が行われるように設定されていると(ステップ51でYES),与えられる被写体像データによって表される被写体像の中から顔の画像の検出処理が行われる。
顔の画像が検出されると(ステップ52でYES),その顔の画像の大きさからマークのサイズが決定される(ステップ53)。たとえば,顔の大きさをあらかじめ5段階に設定しておき,検出された顔の画像の大きさに応じた大きさをもつマークが表示されるようにマークのサイズが決定される。つづいて,上述したように顔検出処理において得られる顔らしさの程度に応じてマークが決定される(ステップ54)。図3に示す例では,顔らしさに応じてマークの分類(果物か,動物か,野菜かなど)が決定するから,具体的なマークの種類については,たとえば,乱数を用いて決定してもよいし,マーク・ナンバ順に決定してもよい。マークが決定すると,その決定したマークの表示位置が決定される(ステップ55)。マークの表示位置の決定処理について詳しくは,後述する。
被写体像に含まれている顔画像のすべてにマークおよび表示位置が決定するまでステップ53〜55の処理が繰り返される(ステップ56でNO)。被写体像に含まれている顔画像のすべてについてマークおよび表示位置が決定すると(ステップ56でYES),その決定された表示位置に,決定されたマークが表示されるようになる(ステップ57)。
顔検出処理が設定されていない(ステップ51でNO),あるいは被写体像の中から顔画像が検出されない場合には(ステップ52でNO),マークは表示されないのはいうまでもない。
上述した処理においては,顔の大きさと顔らしさとからマークのサイズとマークとを決定しているが,マークのサイズおよびマーク(ナンバ)のいずれも乱数を用いて決定するようにしてもよい。
図5は,マークの表示位置決定処理手順(図4ステップ55の処理)を示すフローチャートである。
まず,検出された顔の画像位置からマークの表示位置が決定される(ステップ61)。
図6は,マークの表示位置を決定する場合の顔の中心とマークの表示位置との関係を示している。
検出された顔画像の中心がC(x0,y0)とし,検出された顔画像の幅の1/2(顔の中心から顔の側端までの最短から最長までのいずれかの長さ)をrとする。この場合,マークの表示位置PA(x,y)を式1および式2で表すことができる。
x=r×cosθ+x0・・・式1
y=r×sinθ+y0・・・式2 但し,θは乱数を用い,単位はラジアンである。
図5に戻って,決定されたマークの表示位置が液晶表示装置28の画面内に収まるかどうかが確認される(ステップ62)。画面内に収まらない場合には(ステップ62でNO),マークが表示されなくなるので再びステップ61の決定処理が行われる。画面内に収まる場合には(ステップ62でYES),一駒の被写体像の中に顔画像が複数あり複数のマークが表示されるときを考慮して,すでに表示されているマークと重ならないかどうかが確認される(ステップ63)。重なる場合には(ステップ63でNO),重ならないように再びステップ61および62の処理が行われる。重ならない場合には(ステップ63でYES),決定された位置にマークが表示されるようになる。
上述した例では,マークの色については考慮されていないが,マークの色とそのマークの表示位置の被写体像の色とを考慮してもよい。
図7は,色の関係を示している。
緑色とマゼンタ,赤色とシアン,青色とイエローとは,それぞれ補色の関係である。このために,マークを表示しようとする位置における被写体像の色がそれぞれ,緑色,赤色または青色(それらに近い色)の場合には,マゼンタ,シアンまたはイエロー(それらに近い色)のマークが生成される(あらかじめ記憶されていれば選択してもよい)。逆にマークを表示しようとする位置における被写体像の色がそれぞれ,マゼンタ,シアンまたはイエロー(それらに近い色)の場合には,緑色,赤色または青色(またはそれらに近い色)のマークが生成される。
マークの色が,表示しようとしている被写体像の位置の色と補色の関係となるので,ユーザはマークが見やすくなる。
図8は,マークの表示処理手順を示すフローチャートである。この処理においては,検出された顔画像の白バランスが検出され,その検出された白バランスに応じてマークの色が決定される(またはそのような色をもつマークが決定される)。図9(A),(B),(C)は,被写体像の一例である。
被写体像の中から顔画像が検出されると,その検出された顔画像の白バランスが検出される(ステップ71)。
白バランス検出処理によって,顔画像が青よりと判定されると(ステップ72でYES),青色のマークが選択されて表示される(ステップ73,79)。図9(A)を参照して,被写体像81の顔の画像部分の白バランスが青よりと判定されたものとする。すると,顔の画像部分の左上には青色の鬼(マーク)(青色であることを示すために丸印で囲む)91が表示される。青色の鬼が表示されることにより,その青色の鬼91を見るだけで顔の画像部分が青よりであることが分かる。
図8に戻って,白バランス検出処理によって顔画像が赤よりと判定されると(ステップ72でNO,ステップ74でYES),赤色のマークが選択されて表示される(ステップ75,79)。図9(B)を参照して,被写体像82の顔の画像部分の白バランスが赤よりと判定されたものとする。すると,顔の画像部分の左上には赤色の鬼(マーク)(赤色であることを示すために矩形で囲む)92が表示される。赤色の鬼92を見るだけで顔の画像部分が赤よりであることが分かる。
再び図8に戻って,白バランス検出処理によって顔画像が緑よりと判定されると(ステップ74でNO,ステップ76でYES),緑色のマーク,たとえば,緑色の鬼が選択されて表示される(ステップ79)。緑色のマークを見ることにより顔の画像部分が緑色であることが分かる。
顔画像が緑よりでもなければ(ステップ74でNO,ステップ76でNO),所定の色のマークが選択されて表示される(ステップ78,79)。たとえば,図9(C)に示すように,被写体像83の顔の画像部分が青より,赤より,緑よりのいずれでもなければ,顔画像部分の左上に所定のいちごのマーク93が表示される。このいちごのマーク93は,顔画像が赤よりでないことが分かるように無彩色のものが好ましい。もっとも,いちごのマーク93以外の所定の色をもつマークを表示してもよいのはいうまでもない。
図10から図18は,顔画像の位置に応じて表示されるマークを変えるものである。
図10は,いわゆる黄金比(黄金分割)の求め方を示し,図11は,黄金比を示している。
図10を参照して,矩形の被写体像Iの4つの頂点C1,C2,C3およびC4のそれぞれから対角線L1およびL2が規定される。これらの対角線L1およびL2のうち,一方対角線L1と垂直の角度をなすように頂点C2およびC3から垂線がおろされたときに対角線L1と交差する点P4およびP1が決定される。また,他方の対角線L2と垂直の角度をなすように頂点C1およびC4から垂線がおろされたときに対角線L2と交差する点P3およびP2が決定される。
図11を参照して,交差点P1とP2とを通る水平線L21,交差点P3とP4とを通る水平線L22,交差点P1とP3とを通る垂直線L23,交差点P2とP4とを通る垂直線L24を規定する。このように水平線L21およびL22ならびに垂直線L23およびL24によって被写体像Iが分割された領域の割合が黄金比と呼ばれる。交差点P1,P2,P3またはP4が顔の画像の中心となるようなアングルがベスト・アングルと考えられる。そのようなベスト・アングルとなるようにマークが表示される。
図12は,マークの表示処理手順を示すフローチャートである。
被写体像からベスト・アングルの確認処理が行われる(ステップ101)。このベスト・アングル確認処理について詳しくは,後述する。
顔検出処理が行われ,検出された顔の画像が右に動いた方が良ければ(ステップ102でYES),顔の画像が右に動いた方がよいことをユーザに知らせるために右下がりの天秤のマークが選択される(ステップ103)。検出された顔の画像が左に動いた方が良ければ(ステップ102でNO,ステップ104でYES),顔の画像が左に動いた方がよいことをユーザに知らせるために左下がりの天秤のマークが選択される(ステップ105)。検出された顔の画像が左右のどちらにも動く必要がなければ(ステップ104でNO),カメラ・アングルを変える必要が無いことをユーザに知らせるためのOKマークが選択される(ステップ106)。このようにして選択されたマークが,対応する顔の画像近傍に表示される。ユーザは,顔の近傍に表示されたマークを見ることにより,ベスト・アングルかどうかを確認できる。
図13および図14は,被写体像の一例である。
図13を参照して,被写体像I1には,人物像112および113が含まれている。また,黄金比にもとづく交差点P1〜P4ならびに水平線L21,L22および垂直線L23,L24も表示されている。
一方の被写体像112の顔画像の中心は,交差点P1にほぼ一致しており,他方の被写体像113の顔画像の中心は,交差点P2にほぼ一致している。したがって,被写体像I1は,人物像112および113のいずれも良好な位置にあると考えられる。したがって,人物像112および人物像113のそれぞれの顔画像近傍に顔画像の位置を変える必要が無いことを示すOKマークであるいちごのマーク111が表示される。
図14を参照して,被写体像I2には,人物像116および117が含まれている。交差点P1〜P4ならびに水平線L21,L22および垂直線L23,L24も表示されている。
一方の被写体像116の顔画像の中心は交差点P1の左側にあり,他方の人物像117の顔画像の中心は交差点P2の右側にある。したがって,一方の被写体像116の顔画像は少し右側に動き,他方の被写体像117の顔画像は少し左側に動いた方がベスト・アングルに近くなると考えられる。このために一方の被写体像116の顔画像の近傍に,一方の被写体像116の顔画像が右に動いた方が良好な位置となることを知らせるために,右下がりの天秤114が表示される。また,他方の被写体像117の顔画像の近傍に,他方の被写体像117の顔画像が左に動いた方が良好な位置となることを知らせるために,左下がりの天秤115が表示される。ユーザは,天秤114または115を見ることにより,人物像116または117を動かす方向が分かる。
図15は,ベスト・アングル決定処理(図12ステップ101の処理)手順を示すフローチャートである。
まず,検出された顔の画像が正面に向いているかどうかが確認される(ステップ121)。正面に向いていない顔であれば(ステップ121でNO),顔の画像が向いている方向のスペースが,その逆のスペースに比べて広くなるように顔画像が動いた方がよいと決定される(ステップ122)。検出された顔の画像が正面に向いていれば(ステップ121でYES),顔の傾きが0度(正立状態)かどうかが確認される(ステップ123)。顔の画像が傾いていれば(ステップ123でNO),傾きに応じて顔が向いている側のスペースが広くなるように顔画像が動いた方がよいと決定される(ステップ124)。たとえば,顔が傾いている側と反対側のスペースが広くされる。顔の傾きが0度の場合には(ステップ123でYES),上述した黄金比にもとづいてベスト・アングルが決定される(ステップ125)。
図16は,マーク表示処理手順の変形例を示すフローチャートである。
上述したように被写体像のベスト・アングルが決定される(ステップ131)。顔画像が右側に動いた方が良ければ(ステップ132でYES),顔を右に押しながら歩くマークが選択され(ステップ133),その顔画像近傍(顔画像の左側)に表示される(ステップ137)。たとえば,図17に示すように,被写体像I3に人物像141があり,その人物像141の顔画像が右側に動いた方が良ければ,顔画像の左側に,顔を右側に押すようなマーク142が表示される。ユーザは,このマーク142を見ることにより,顔画像が右側となるようにカメラ・アングルを変えることができる。
顔画像が左に動いた方が良ければ(ステップ132でNO,ステップ134でYES),顔を左に押しながら歩くマークが選択される(ステップ135)。選択されたマークが顔画像近傍(顔画像の右側)に表示される(ステップ137)。顔画像の位置が丁度良ければ(ステップ132でNO,ステップ134でNO),停止したマークが選択され(ステップ136),顔画像近傍に表示される(ステップ137)。たとえば,図18に示すように,被写体像I4に人物像143があり,その人物像143の顔画像の位置が丁度良ければ,顔画像の近くに,人が停止したマーク144が表示される。ユーザは,マーク144を見ることによりベスト・アングルであることが分かる。
図19は,マーク表示処理手順の他の変形例を示すフローチャートである。この変形例は,被写体像のピントのぼけの程度に応じて,表示されるマークの透明度を変えるものである。
撮像によって得られた被写体像が液晶表示装置28の表示画面上に表示される。すると,その被写体像のフォーカス状態(ピントが合っているかどうかの状態)が確認される(ステップ151)。フォーカス状態は,被写体像の高周波数成分にもとづいて判断できる。高周波数成分が多ければピントが合っていると考えられ,逆に高周波数成分が少なければピントが合っていないと考えられる。
被写体像が大きくぼけている場合には(ステップ152でYES),透明度が80%のマークが選択される(ステップ153)。選択された透明度が80%のマークが顔画像の近くに表示される(ステップ158)。図20は,被写体像I5の一例である。この被写体像I5には人物像161が含まれており,かなりぼけている。このように被写体像がかなりぼけている場合には,ほぼ透明であるマーク162が顔画像の近くに表示されることとなる。透明度の高いマーク162を見ることにより,ユーザは,被写体像(顔画像)161がかなりぼけていることが分かる。
被写体像がややぼけている場合には(ステップ152でNO,ステップ154でYES),透明度が50%のマークが選択される(ステップ155)。選択された透明度が50%のマークが顔画像の近くに表示される(ステップ158)。図21は,被写体像I6の一例である。この被写体像I6には人物像163が含まれており,ややぼけている。このように被写体像163がややぼけている場合には,やや透明であるマーク164が顔画像の近くに表示されることとなる。やや透明であるマーク164を見ることにより,ユーザは,被写体像(顔画像)163がややぼけていることが分かる。
被写体像のピントが合焦している場合には(ステップ152および154のいずれもNO,ステップ156でYES),透明度が0%のマークが選択される(ステップ157)。選択された透明度が0%のマークが顔画像の近くに表示される(ステップ158)。図22は,被写体像I7の一例である。この被写体像I7にも人物像165が含まれており,ピントが合焦している。このように被写体像165のピントが合っている場合には透明度が0%のマーク166が顔画像の近くに表示される。透明度が0%のマーク166を見ることにより,ユーザは,被写体像(顔画像)165のピントが合っていることを確認できる。
このようにしてピントの合焦の程度に応じて,表示されるマークの透明度が変わるので,マークを見ることにより被写体像の合焦の程度を確認できる。透明度の異なるマークは,あらかじめROM4に記憶されていてもよいし,表示するときに生成してもよい。
図23は,マーク表示処理手順のさらに他の実施例を示すフローチャートである。この処理手順は,露光量に応じて,表示されるマークの種類を変えるものである。
まず,撮像により得られた被写体像の露光量が確認される(ステップ171)。
露光量不足であれば(ステップ172でYES),露光量不足であることをユーザに知らせるためにこうもりのマークが選択される(ステップ173)。選択されたこうもりのマークが顔画像の近くに表示される(ステップ177)。たとえば,図24に示すように被写体像I8の露光量が不足であったとする。すると,被写体像I8に含まれている人物像181の顔画像の近くにこうもりのマーク182が表示される。ユーザは,こうもりのマーク182を見ることにより被写体像(顔画像)I8の露光量が不足していることが分かる。
露光量がオーバしていると(ステップ172でNO,ステップ174でYES),露光量がオオーバであることをユーザに知らせるためにサングラスのマークが選択される(ステップ175)。選択されたサングラスのマークが顔画像の近くに表示される(ステップ177)。たとえば,図25に示すように被写体像I9の露光量がオーバしていたとする。すると,被写体像I9に含まれている人物像183の顔画像の近くにサングラスのマーク184が表示される。ユーザは,このサングラスのマーク184を見ることにより被写体像(顔画像)I9の露光量がオーバしていることが分かる。
露光量が適切であれば(ステップ172および174でNO),所定のマークが選択され(ステップ176),その選択された所定のマークが顔画像の近くに表示される(ステップ177)(図22参照)。
露光量に応じてマークの種類が変わるので,マークを見ることにより露光量が適切かどうかが分かる。必要に応じて露出量を調整できる。
図26は,マーク表示処理手順のさらに他の実施例を示すフローチャートである。
この処理手順においては,AE(自動露光量調整)/AF(自動合焦制御)がロックされたかどうか(被写体像の露光量が適切となったかどうか,被写体像が合焦したかどうか)に応じて,表示されるマークの種類が変わる。
AE/AFがロックされると(ステップ191でYES),鍵のマークが選択される(ステップ192)。選択された鍵のマークが被写体像の顔画像の近くに表示される(ステップ194)。たとえば,図27に示すように,被写体像I9に人物像200が含まれており,AE/AFロック状態にあるとする。すると,人物像200の顔画像の近くに鍵のマーク201が表示されるようになる。ユーザは,鍵のマーク201を見ることにより,AE/AFロック状態であることが分かる。
AE/AFがロック状態になければ(ステップ191でNO),通常のマークが選択される(ステップ192)。選択された通常のマークが被写体像の顔画像の近くに表示される(ステップ194)(図22参照)。ユーザは,鍵のマークが表示されていないことを確認することにより,AE/AFロック状態に無いことが分かる。必要に応じて,露出量調整処理,ピント調整処理を行うことができる。
ディジタル・スチル・カメラの電気的構成を示すブロック図である。 (A)〜(D)は,被写体像の一例である。 マーク・テーブルの一例である。 ディジタル・スチル・カメラの処理手順を示すフローチャートである。 表示位置決定処理手順を示すフローチャートである。 顔の中心位置とマークの表示位置との関係を示している。 色とその色の補色との関係を示している。 マーク表示処理手順を示すフローチャートである。 (A)〜(C)は,被写体像の一例である。 黄金比の決定方法を示している。 黄金比を示している。 マーク表示処理手順を示すフローチャートである。 被写体像の一例である。 被写体像の一例である。 マーク表示処理手順を示すフローチャートである。 マーク表示処理手順を示すフローチャートである。 被写体像の一例である。 被写体像の一例である。 マーク表示処理手順を示すフローチャートである。 被写体像の一例である。 被写体像の一例である。 被写体像の一例である。 マーク表示処理手順を示すフローチャートである。 被写体像の一例である。 被写体像の一例である。 マーク表示処理手順を示すフローチャートである。 被写体像の一例である。
符号の説明
6 CPU
18 顔検出回路
26 表示制御回路
27 マーク発生回路
28 液晶表示装置
30A〜30D,I1〜I9 被写体像
41〜46,91〜93,111,114,115,142,144,162,164,166,181,184,201 マーク

Claims (12)

  1. 与えられる被写体像の中から対象画像を検出する対象画像検出手段,
    上記対象画像検出手段によって対象画像が検出されたかどうかを判定する判定手段,および
    上記判定手段によって上記対象画像検出手段において対象画像が検出されたと判定されたことに応じて,検出された対象画像近傍に動画または静止画のマークが現れるように,上記マークと上記被写体像とを表示画面上に表示するように表示装置を制御する表示制御手段,
    を備え,
    上記対象画像検出手段によって検出された対象画像の大きさまたは対象画像らしさに応じて,上記表示画面上に表示される上記マークの大きさ,透明度,種類,表示位置,形状,および動きの少なくとも1つが変わるものであり,
    上記表示制御手段は,
    上記対象画像検出手段によって検出された対象画像の中心位置を中心とし,かつその検出された対象画像の周辺部分のいずれかまでの距離を半径とする円周上に上記マークを表示するものである,
    対象画像検出表示制御装置。
  2. 上記表示制御手段は,
    乱数によって定まる角度にもとづいて上記円周上の位置を決定する決定手段を備え,
    上記表示画面内において,決定された円周上の位置に上記マークを表示するものである,
    請求項1に記載の対象画像検出表示制御装置。
  3. 上記表示制御手段は,
    乱数によって定まる角度にもとづいて上記円周上の位置を決定する決定手段,および
    上記決定手段によって決定された円周上の位置が上記表示画面外となったことにより,表示画面内となるまで,乱数によって定まる角度にもとづく上記円周上の位置の決定処理を繰り返すように上記決定手段を制御する手段を備え,
    上記表示画面内において,決定された円周上の位置に上記マークを表示するものである,
    請求項に記載の対象画像検出表示制御装置。
  4. 被写体を撮像し,受光面上に結像する被写体像を表す画像データを出力する撮像装置および,
    上記受光面上の露光量を調節する露光量調節手段をさらに備え,
    上記対象画像検出手段は,
    上記撮像装置から出力された画像データによって表わされる被写体像の中から対象画像を検出するものであり,
    上記露光量制御手段によって調節される露光量が適正値かどうかによって上記表示画面上に表示される上記マークの大きさ,透明度,種類,表示位置,形状,および動きの少なくとも1つが変わるものである,
    請求項1に記載の対象画像検出表示制御装置。
  5. 被写体を撮像し,被写体像を表わす画像データを出力する撮像装置,および
    上記撮像装置から出力された画像データによって表わされる被写体像の構図の良否を判定する構図判定手段をさらに備え
    上記構図判定手段によって被写体像の構図が良好と判定されたことに応じて,被写体像の構図が悪いときに比べて,上記表示画面上に表示される上記マークの大きさ,色,透明度,種類,表示位置,形状,および動きの少なくとも1つが変わるものである,
    請求項1に記載の対象画像検出表示制御装置。
  6. 上記被写体像はカラーの被写体像であり,上記対象画像検出手段によって検出された対象画像の色味を検出する色味検出手段をさらに備え,
    上記表示制御手段は,上記被写体像と上記色味検出手段によって検出された色味に応じた色をもつ上記マークとを表示画面上に表示するように表示装置を制御するものである,
    請求項1に記載の対象画像検出表示制御装置。
  7. 対象画像検出手段が,与えられる被写体像の中から対象画像を検出し,
    判定手段が,対象画像が検出されたかどうかを判定し,
    表示制御手段が,対象画像が検出されたと判定されたことに応じて,検出された対象画像近傍に動画または静止画のマークが現れるように,上記マークと上記被写体像とを表示画面上に表示するように表示装置を制御し,
    検出された対象画像の大きさまたは対象画像らしさに応じて,上記表示画面上に表示される上記マークの大きさ,透明度,種類,表示位置,形状,および動きの少なくとも1つが変わるものであり,
    上記表示制御手段は,
    上記対象画像検出手段によって検出された対象画像の中心位置を中心とし,かつその検出された対象画像の周辺部分のいずれかまでの距離を半径とする円周上に上記マークを表示するものである,
    対象画像検出表示制御装置の制御方法。
  8. 上記表示制御手段は,
    乱数によって定まる角度にもとづいて上記円周上の一を決定し,
    上記表示画面内において,決定された円周上の位置に上記マークを表示するものである,
    請求項7に記載の対象画像検出表示制御装置の制御方法。
  9. 上記表示制御手段は,
    乱数によって定まる角度にもとづいて上記円周上の位置を決定し,
    決定された円周上の位置が上記表示画面外となったことにより,表示画面内となるまで,乱数によって定まる角度にもとづく上記円周上の位置の決定処理を繰り返し,
    上記表示画面内において,決定された円周上の位置に上記マークを表示するものである,
    請求項7に記載の対象画像検出表示制御装置の制御方法。
  10. 上記対象画像検出手段は,
    被写体を撮像し,受光面上に結像する被写体像を表わす画像データを出力する撮像装置から出力された画像データによって表わされる被写体像の中から対象画像を検出するものであり,
    上記受光面上の露光量を調節する露光量制御手段によって調節される露光量が適正値かどうかによって上記表示画面上に表示される上記マークの大きさ,透明度,種類,表示位置,形状,および動きの少なくとも1つが変わるものである,
    請求項7に記載の対象画像検出表示制御装置の制御方法。
  11. 被写体を撮像し,被写体像を表わす画像データを出力する撮像装置から出力された画像データによって表わされる被写体像の構図の良否を判定する構図判定手段によって被写体像の構図が良好と判定されたことに応じて,被写体像の構図が悪いときに比べて,上記表示画面上に表示される上記マークの大きさ,色,透明度,種類,表示位置,形状,および動きの少なくとも1つが変わるものである,
    請求項7に記載の対象画像検出表示制御装置の制御方法。
  12. 上記被写体像はカラーの被写体像であり,色味検出手段が,上記対象画像検出手段によって検出された対象画像の色味を検出し,
    上記表示制御手段は,上記被写体像と上記色味検出手段によって検出された色味に応じた色をもつ上記マークとを表示画面上に表示するように表示装置を制御するものである,
    請求項7に記載の対象画像検出表示制御装置の制御方法。
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