JP2008294705A - 表示装置および撮像装置 - Google Patents

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Motoyuki Kuboi
基之 久保井
Takafumi Hayashi
隆文 林
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Abstract

【課題】表示画面に主画像とともに副画像を表示するとき、副画像を表示するために主画像を縮小する必要がない表示装置および撮像装置を提供する。
【解決手段】本発明は、主画像および副画像を表示する表示モニタ301と、主画像のアスペクト比が表示モニタ301のアスペクト比と略同一の場合、副画像を主画像に重ねて表示し、主画像のアスペクト比が表示モニタ301のアスペクト比と異なる場合、表示モニタ301の主画像を表示した余白領域に副画像を表示する表示制御手段とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、撮影した画像を表示する表示装置および撮像装置に関する。
表示モニタの画像表示領域にスルー画像または再生画像を表示するとともに、その余白領域に再生画像またはスルー画像を表示する撮像装置が従来技術として知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2005−260798号公報
特許文献1に記載されているような撮像装置では、余白領域を設けなくてはならないために、画像表示領域に表示するスルー画像または記録メディアに記録されている画像を縮小しなくてはならない場合があるという問題点がある。
(1)請求項1の発明の表示装置は、主画像および副画像を表示する表示器と、主画像のアスペクト比が表示器のアスペクト比と略同一の場合、副画像を主画像に重ねて表示し、主画像のアスペクト比が表示器のアスペクト比と異なる場合、表示器の主画像を表示した余白領域に副画像を表示する表示制御手段とを備えることを特徴とする。
(2)請求項2の発明は、請求項1の表示装置において、主画像に重畳表示される副画像は、主画像より小さい半透明の1枚もしくは複数枚の小画像であることを特徴とする。
(3)請求項3の発明の表示装置は、請求項2の表示装置において、表示器の余白領域に表示される副画像は、主画像より小さい1枚もしくは複数枚の小画像であることを特徴とする。
(4)請求項4の発明は、請求項1乃至3のいずれか1項の表示装置において、主画像および副画像は、スルー画像および再生画像のいずれかであることを特徴とする。
(5)請求項5の発明は、請求項1乃至4のいずれか1項の表示装置と、撮像画像のアスペクト比を切り替える切替手段を備えることを特徴とする。
(6)請求項6の発明は、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の表示装置において、表示器のアスペクト比、主画像のアスペクト比は、16:9または4:3であることを特徴とする。
(7)請求項7の発明は、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の表示装置において、表示制御手段は、副画像を主画像に重ねて半透明で表示する場合、主画像に応じて、表示器における副画像の表示位置を変更することを特徴とする。
(8)請求項8の発明は、請求項7に記載の表示装置において、表示制御手段は、主画像が顔認識機能を動作させて撮影された画像である場合、主画像に重ねて半透明で表示された副画像を、顔認識機能により認識した顔の位置と重複しない位置に表示することを特徴とする。
(9)請求項9の発明は、請求項7に記載の表示装置において、表示制御手段は、副画像を主画像に重ねて半透明で表示する場合、主画像における焦点調整領域と重複しない位置に副画像を表示することを特徴とする。
(10)請求項10の発明は、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の表示装置において、表示制御手段は、副画像を主画像に重ねて半透明で表示する場合、主画像の明度、彩度、色相、輝度のうちの少なくともひとつに応じて、副画像の明度、彩度、色相、輝度のうちの少なくともひとつを変更することを特徴とする。
(11)請求項11の発明は、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の表示装置において、表示制御手段は、副画像を主画像に重ねて半透明で表示する場合、主画像の明度、彩度、色相、輝度のうちの少なくともひとつに応じて、副画像の透過率を変更することを特徴とする。
(12)請求項12の発明は、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の表示装置において、表示制御手段は、主画像に重ねて主画像に関する情報を表示した半透明情報表示画像を表示することを特徴とする。
(13)請求項13の発明の撮像装置は、請求項1乃至9のいずれか1項に記載の表示装置と、被写体を撮像する撮像素子と、撮像素子で撮像した画像データを記録メディアに記録する記録手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、副画像を表示するための余白領域を表示画面に設けるために、主画像を縮小する必要がない。
以下、図を参照して本発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の実施形態による撮像装置1を示す図である。図1(a)は撮像装置1を斜め前方から見た図あり、図1(b)は撮像装置1を斜め後方から見た図である。図1(a)に示すように、撮像装置1の正面には、撮像光学系101を構成する撮影レンズ101Aが設けられている。撮像装置1の上面には、撮影動作を行わせるためのレリーズボタン401が設けられている。この撮像装置1は、被写体を撮影したときの画像データを不図示のメモリカードに記録する撮影モードと、カメラ背面に設けられた表示モニタ301に撮像画像を再生表示する再生モードとを備えている。この撮影モードと再生モードとの切換操作は、撮影再生切替ボタン402により行う。
撮影モードで被写体を撮影したとき、画像データとともに撮影条件(EXif( Exchangeable Image File Format )情報など)のデータもメモリカードに記憶する。また、被写体を撮影すると、撮影した画像のサムネイル画像も作成し、そのサムネイル画像の画像データも撮影した画像の画像データとともにメモリカードに記憶する。
図1(b)に示すように、撮像装置背面には、画像表示用の表示モニタ301と、操作ボタン402〜406とが設けられている。撮影モード時には、後述するCCD102により撮像された被写体像が表示モニタ301に逐次表示される。以下、このように逐次表示される画像をスルー画像と呼ぶ。スルー画像とは、たとえば、レンズ一体型カメラの電源を投入した後に、撮像を繰り返しながら表示モニタ301に実時間で表示される画像である。一方、再生モード時には、メモリカードに記録されている画像のサムネイル表示や、個々の画像の再生表示などが表示モニタ3により行われる。本発明の実施形態における撮影モード時および再生モード時における表示モニタ301の画像表示については後述する。
403は、各種設定を行う際の設定メニューを表示モニタ301に表示させるためのメニューボタンである。メニューボタン403を操作して設定メニューを表示させ、選択スイッチ404を操作することにより設定すべき項目を選択することができる。
405は、撮影モード時および再生モード時において、サムネイル画像や撮影条件などを表示するためのクイックビューボタンである。撮影モード時に、クイックビューボタン405が操作されると、撮影済みの画像のサムネイル画像や撮影の設定条件がスルー画像とともに表示される。また、再生モード時に、クイックビューボタン405が操作されると、再生画像上に、メモリカードに記録されている他の3つの画像がサムネイル画像として重ねて表示される。あるいは、再生画像のExif情報が再生画像と重ねて表示される。
表示モニタ301のアスペクト比がスルー画像のアスペクト比と略同じであるときは、サムネイル画像や撮影の設定条件をスルー画像に重ねて表示する。表示モニタ301のアスペクト比がスルー画像のアスペクト比と異なるときは、サムネイル画像や撮影の設定条件を表示モニタ301の表示画面の余白領域に表示する。
一方、表示モニタ301のアスペクト比が再生画像のアスペクト比と略同じであるときは、サムネイル画像や撮影の設定条件を再生画像に重ねて表示する。表示モニタ301のアスペクト比がスルー画像のアスペクト比と異なるときは、サムネイル画像や撮影の設定条件を表示モニタ301の表示画面の余白領域に表示する。
406は、撮影モード時および再生モード時において各種カメラ設定を行うための設定ボタンである。設定ボタン406は、撮影モード時にはフォーカスモード設定をするフォーカスモードボタンとして機能し、再生モード時には表示モニタ301にサムネイル画像を表示させるためのサムネイルボタンとして機能する。
図2は、撮像装置1の構成を示すブロック図である。本実施の形態の撮像装置は、CCD撮像素子102を有する撮像部100、システムLSI201を主体とするデジタル回路部200、画像再生部300および操作部400等により構成されている。また、メモリカード500は撮像装置1に対して着脱自在に設けられている。CCD撮像素子102は複数の画素が二次元的に配設されたエリア型の撮像素子であり、CCD撮像素子102の撮像面上には撮影光学系101により被写体像が結像される。本実施形態では、撮像素子としてCCD型の撮像素子を例に説明するが、MOS型の撮像素子などでもよい。CCD撮像素子102において被写体像は光電変換され、被写体像に応じた電気信号がCCD撮像素子102からアナログ信号処理回路103に入力される。
アナログ信号処理回路103はAGC(利得制御回路)やCDS(相関二重サンプリング回路)などを含んでおり、入力された画像信号に対してゲイン調整や雑音除去等のアナログ信号処理を行う。アナログ信号処理が施された画像信号はA/D変換回路104によってデジタル信号に変換され、デジタル回路部200のシステムLSI201に入力される。TG(タイミングジェネレータ)回路105はCCD撮像素子102,アナログ信号処理回路103およびA/D変換回路104のそれぞれに動作タイミング信号を出力し、これらの間の動作タイミングを制御する。
デジタル回路部200のシステムLSI201では、A/D変換回路104から入力されたデジタル画像データに対して、画像サイズ変更、ホワイトバランス処理、ガンマ補正等のデジタル信号処理およびデータ圧縮処理などが行われる。プログラムメモリを構成するROM203にはこれらの処理に関するプログラムや撮像装置全体の制御プログラムが記憶されており、不図示のメインスイッチがオンされるとシステムLSI201により制御プログラムが実行される。画像メモリを構成するRAM202は、撮像部100から入力された画像データの一時記憶や各種画像処理や画像圧縮/伸張処理の際のバッファメモリとして利用される。
画像再生部300には、上述した表示モニタ301と、その表示モニタ301の駆動制御を行うモニタコントローラ302とが設けられている。操作部400は、上述したレリーズボタン401、撮影再生切替ボタン402、メニューボタン403、選択スイッチ404、クイックビューボタン405および設定ボタン406などで構成される。
−撮影モード−
次に、本発明の実施形態における撮影モード時の表示モニタ301の画像表示について説明する。表示モニタ301の画像表示は、表示モニタ301のアスペクト比と表示画像のアスペクト比との関係によって異なる。なお、図示しないメニューにより、撮像画像のアスペクト比を16対9および4対3のいずれか一方に設定することができる。
表示モニタ301Aのアスペクト比が16対9であり、スルー画像10Aのアスペクト比も16対9である場合について図3を参照して説明する。図3(a)に示すように、スルー画像10Aが表示モニタ301に表示されているとき、クイックビューボタン405を押圧する。その結果、図3(b)に示すように、スルー画像10Aの側方に重ねて、撮影済みの画像のサムネイル画像20A〜20Cが表示される。サムネイル画像20A〜20Cは半透明で表示されるため、スルー画像10Aのサムネイル画像20A〜20Cと重なった部分についても視認可能となる。
表示モニタ301Aのアスペクト比が16対9であり、スルー画像10Bのアスペクト比が4対3である場合について図4を参照して説明する。図4(a)に示すように、スルー画像10Bが表示モニタ301に表示されているとき、クイックビューボタン405を押圧する。その結果、図4(b)に示すように、スルー画像10Bの余白領域11Bに、撮影済みの画像のサムネイル画像20A〜20Cが表示される。この場合、サムネイル画像20A〜20Cは不透明である。サムネイル画像20A〜20Cはスルー画像10Bの余白領域11Bに表示されるため、スルー画像10Bの表示を妨げない。なお、図4(b)のスルー画像10Bは、図4(a)の表示位置から左側へずらして表示される。
表示モニタ301Bのアスペクト比が4対3であり、スルー画像10Bのアスペクト比も4対3である場合について図5を参照して説明する。図5(a)に示すように、スルー画像10Bが表示モニタ301に表示されているとき、クイックビューボタン405を押圧する。その結果、図5(b)に示すように、スルー画像10Bに重ねて、撮影済みの画像のサムネイル画像20A〜20Cが表示される。サムネイル画像20A〜20Cは半透明で表示されるため、スルー画像10Bのサムネイル画像20A〜20Cと重なった部分についても視認可能となる。
表示モニタ301Bのアスペクト比が4対3であり、スルー画像10Aのアスペクト比が16対9である場合について図6を参照して説明する。図6(a)に示すように、スルー画像10Aが表示モニタ301に表示されているとき、クイックビューボタン405を押圧する。その結果、図4(b)に示すように、スルー画像10Aの余白領域11Aに、撮影済みの画像のサムネイル画像20A〜20Cが表示される。この場合、サムネイル画像20A〜20Cは不透明である。サムネイル画像20A〜20Cはスルー画像10Aの余白領域11Aに表示されるため、スルー画像10Aの表示を妨げない。なお、図6(b)のスルー画像10Aは、図6(a)の表示位置から上側へずらして表示される。
−再生モード−
次に、本発明の実施形態における再生モード時の表示モニタ301の画像表示について説明する。再生モード時の表示モニタ301の画像表示も、表示モニタ301のアスペクト比と表示画像のアスペクト比との関係によって異なる。
表示モニタ301Aのアスペクト比が16対9であり、再生画像30Aのアスペクト比も16対9である場合について図7(a)を参照して説明する。再生画像30Aが表示モニタ301に表示されているとき、クイックビューボタン405を押圧する。その結果、図7(a)に示すように、再生画像30Aに重ねて、撮影済みの画像のサムネイル画像20A〜20Cが表示される。サムネイル画像20A〜20Cは半透明で表示されるため、再生画像30Aのサムネイル画像20A〜20Cと重なった部分についても視認可能となる。
表示モニタ301Aのアスペクト比が16対9であり、再生画像30Bのアスペクト比が4対3である場合について図7(b)を参照して説明する。再生画像30Bが表示モニタ301に表示されているとき、クイックビューボタン405を押圧する。その結果、図7(b)に示すように、再生画像30Bの余白領域31Bに、撮影済みの画像のサムネイル画像20A〜20Cが表示される。この場合、サムネイル画像20A〜20Cは不透明である。サムネイル画像20A〜20Cは再生画像30Bの余白領域31Bに表示されるため、再生画像30Bの表示を妨げない。
表示モニタ301Bのアスペクト比が4対3であり、再生画像30Bのアスペクト比も4対3である場合について図8(a)を参照して説明する。再生画像30Bが表示モニタ301に表示されているとき、クイックビューボタン405を押圧する。その結果、図8(a)に示すように、再生画像30Bに重ねて、撮影済みの画像のサムネイル画像20A〜20Cが表示される。サムネイル画像20A〜20Cは半透明で表示されるため、再生画像30Bのサムネイル画像20A〜20Cと重なった部分についても視認可能となる。
表示モニタ301Bのアスペクト比が4対3であり、再生画像30Aのアスペクト比が16対9である場合について図8(b)を参照して説明する。再生画像30Aが表示モニタ301に表示されているとき、クイックビューボタン405を押圧する。その結果、図8(b)に示すように、再生画像30Aの余白領域31Aに、撮影済みの画像のサムネイル画像20A〜20Cが表示される。この場合、サムネイル画像20A〜20Cは不透明である。サムネイル画像20A〜20Cはスルー画像10Aの余白領域31Aに表示されるため、再生画像30Aの表示を妨げない。
次に、本発明の実施形態における画像表示制御処理について、図9のフローチャートを参照して説明する。図9の処理は、クイックビューボタン405が押圧されるとスタートするプログラムによりシステムLSI201において実行される。
ステップS901では、撮影済みの画像のサムネイル画像20A〜20Cをメモリカード500から読み出す。ステップS902では、撮影モードのときはスルー画像10A,10B、再生モードのときは再生画像30A,30Bのアスペクト比を検出する。スルー画像10A,10Bのアスペクト比は、表示モニタ301に設定されている表示画像のアスペクト比である。再生画像30A,30Bのアスペクト比は、再生画像30A,30BのExif情報に含まれている画像幅および画像高さの情報から検出する。
ステップS903では、スルー画像10A,10Bまたは再生画像30A,30Bのアスペクト比が表示モニタ301のアスペクト比と略同じであるか否かを判定する。スルー画像10A,10Bまたは再生画像30A,30Bのアスペクト比が表示モニタ301のアスペクト比と略同じである場合はステップS903が肯定判定され、ステップS904へ進む。スルー画像10A,10Bまたは再生画像30A,30Bのアスペクト比が表示モニタ301のアスペクト比と異なる場合はステップS903が否定判定され、ステップS905へ進む。
ステップS904では、半透明の状態で、スルー画像10A,10Bまたは再生画像30A,30Bに重ねてサムネイル画像20A〜20Cを表示モニタ301に表示する。そして、ステップS906へ進む。
ステップS905では、表示モニタ301の余白領域にサムネイル画像20A〜20Cを表示する。そして、ステップS906へ進む。
ステップS906では、クイックビューボタン405が押圧されたか否かを判定する。クイックビューボタン405が押圧された場合はステップS906が肯定判定され、ステップS907に進む。クイックビューボタン405が押圧されていない場合はステップS906を繰り返す。ステップS907では、サムネイル画像20A〜20Cの表示を終了する。そして、本発明の実施形態における画像表示制御処理を終了する。
以上説明した実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)表示モニタ301A,301Bのアスペクト比と、スルー画像10A,10Bのアスペクト比または再生画像30A,30Bのアスペクト比とが略等しい場合は、次のように表示制御するようにした。スルー画像10A,10Bまたは再生画像30A,30Bに重ねて、スルー画像10A,10Bまたは再生画像30A,30Bより小さい小画像として、メモリカード500に記録された画像データの半透明のサムネイル画像20A〜20Cを表示モニタ301A,301Bに表示する。したがって、サムネイル画像20A〜20Cを表示するために、スルー画像10A,10Bまたは再生画像30A,30Bを縮小し、表示画面に余白領域11A,11B,31A,31Bを設ける必要がない。また、スルー画像10A,10Bもしくは再生画像30A,30Bのサムネイル画像20A〜20Cが重なった部分を視認することができる。
一方、表示モニタ301A,301Bのアスペクト比と、スルー画像10A,10Bのアスペクト比または再生画像30A,30Bのアスペクト比とが異なる場合は、次のように表示制御するようにした。スルー画像10A,10Bが表示されていない余白領域11A,11Bまたは再生画像30A,30Bが表示されていない余白領域31A,31Bに、スルー画像10A,10Bまたは再生画像30A,30Bより小さい小画像として、スルー画像10A,10Bまたは再生画像30A,30Bに重さならないように、メモリカード500に記録された画像データのサムネイル画像20A〜20Cを表示モニタ301A,301Bに表示する。これにより、スルー画像10A,10Bもしくは再生画像30A,30Bに重なることなくサムネイル画像20A〜20Cを表示することができる。
(2)不図示のメニューにより、撮像画像のアスペクト比を16対9および4対3のいずれか一方に設定できる。したがって、被写体に最適なアスペクト比に撮像画像のアスペクト比を切り替えることができ、撮像装置1の利便性が向上する。
以上の実施形態を次のように変形することができる。
(1)表示モニタ301A,301Bのアスペクト比とスルー画像10A,10Bもしくは再生画像30A,30Bのアスペクト比が略等しいとき、不透明でサムネイル画像20A〜20Cを表示モニタ301A,301Bに表示するようにしてもよい。この場合も、サムネイル画像20A〜20Cを表示するために、スルー画像10A,10Bまたは再生画像30A,30Bを縮小し、表示画面に余白領域11A,11B,31A,31Bを設ける必要がない。
(2)スルー画像10A,10Bまたは再生画像30A,30Bとともに表示するサムネイル画像20A〜20Cの枚数は3枚に限定されず、1枚もしくは複数枚の中から適宜選択することができる。
(3)スルー画像10A,10Bとともにサムネイル画像20A〜20Cを表示したが、スルー画像10A,10Bとともに、撮像装置1に設定されている撮影モードや撮影設定条件を表示した設定情報表示画面を表示するようにしてもよい。この場合も、表示モニタ301A,301Bのアスペクト比とスルー画像10A,10Bのアスペクト比との関係によって、設定情報表示画面の表示態様は異なる。
表示モニタ301Aのアスペクト比が16対9であり、スルー画像10Aのアスペクト比も16対9である場合について図10(a)を参照して説明する。設定情報表示画面40Aは、スルー画像10Aに重ねて表示される。設定情報表示画面40Aは半透明で表示されるため、スルー画像10Aの設定情報表示画面40Aと重なった部分についても視認可能となる。
表示モニタ301Aのアスペクト比が16対9であり、スルー画像10Bのアスペクト比も4対3である場合について図10(b)を参照して説明する。設定情報表示画面40Aは、表示モニタ301Aのスルー画像10Bが表示されていない余白領域11Bに表示される。この場合、設定情報表示画面40Aは不透明である。設定情報表示画面40Aはスルー画像10Bの余白領域11Bに表示されるため、スルー画像10Bの表示を妨げない。
表示モニタ301Bのアスペクト比が4対3であり、スルー画像10Bのアスペクト比も4対3である場合について図11(a)を参照して説明する。設定情報表示画面40Bは、スルー画像10Bに重ねて表示される。設定情報表示画面40Bは半透明で表示されるため、スルー画像10Bの設定情報表示画面40Bと重なった部分についても視認可能となる。
表示モニタ301Bのアスペクト比が4対3であり、スルー画像10Aのアスペクト比が16対9である場合について図11(b)を参照して説明する。設定情報表示画面40Bは、表示モニタ301Bのスルー画像10Aが表示されていない余白領域11Aに表示される。この場合、設定情報表示画面40Bは不透明である。設定情報表示画面40Bはスルー画像10Aの余白領域11Aに表示されるため、スルー画像10Aの表示を妨げない。
(4)再生画像30A,30Bとともにサムネイル画像20A〜20Cを表示したが、再生画像30A,30Bとともに、再生画像30A,30BのEXif情報などの画像情報を表示した画像情報表示画面を表示するようにしてもよい。この場合も、表示モニタ301A,301Bのアスペクト比と再生画像30A,30Bのアスペクト比との関係によって、画像情報表示画面の表示態様は異なる。
表示モニタ301Aのアスペクト比が16対9であり、再生画像30Aのアスペクト比も16対9である場合について図12(a)を参照して説明する。画像情報表示画面50Aは、再生画像30Aに重ねて表示される。画像情報表示画面50Aは半透明で表示されるため、再生画像30Aの画像情報表示画面50Aと重なった部分についても視認可能となる。
表示モニタ301Aのアスペクト比が16対9であり、再生画像30Bのアスペクト比が4対3である場合について図12(b)を参照して説明する。画像情報表示画面50Aは、表示モニタ301Aの再生画像30Bが表示されていない余白領域31Bに表示される。この場合、画像情報表示画面50Aは不透明である。画像情報表示画面50Aは再生画像30Bの余白領域31Bに表示されるため、再生画像30Bの表示を妨げない。
表示モニタ301Bのアスペクト比が4対3であり、再生画像30Bのアスペクト比も4対3である場合について図13(a)を参照して説明する。画像情報表示画面50Bは、再生画像30Bに重ねて表示される。画像情報表示画面50Bは半透明で表示されるため、再生画像30Bの画像情報表示画面50Bと重なった部分についても視認可能となる。
表示モニタ301Bのアスペクト比が4対3であり、再生画像30Aのアスペクト比が16対9である場合について図13(b)を参照して説明する。画像情報表示画面50Bは、表示モニタ301Bの再生画像30Aが表示されていない余白領域31Aに表示される。この場合、画像情報表示画面50Bは不透明である。画像情報表示画面50Bは再生画像30Aの余白領域31Aに表示されるため、再生画像30Aの表示を妨げない。
(5)スルー画像10A,10Bもしくは再生画像30A,30Bとともにサムネイル画像20A〜20Cを表示したが、スルー画像10A,10Bもしくは再生画像30A,30Bとともに、撮影条件や再生条件を設定するための設定メニューを表示するようにしてもよい。この場合も、表示モニタ301A,301Bのアスペクト比とスルー画像10A,10Bもしくは再生画像30A,30Bのアスペクト比との関係によって、設定メニューの表示態様は異なる。例として、スルー画像10A,10Bとともに、ホワイトバランスを設定するための設定メニューを表示する場合について図14および図15を参照して説明する。設定メニューの項目は選択スイッチ404の操作によって選択される。
表示モニタ301Aのアスペクト比が16対9であり、スルー画像10Aのアスペクト比も16対9である場合について図14(a)を参照して説明する。設定メニュー60Aは、スルー画像10Aに重ねて表示される。設定メニュー60Aは半透明で表示されるため、スルー画像10Aの設定メニュー60Aと重なった部分についても視認可能となる。
表示モニタ301Aのアスペクト比が16対9であり、スルー画像10Bのアスペクト比が4対3である場合について図14(b)を参照して説明する。設定メニュー60Aは、表示モニタ301Aのスルー画像10Bが表示されていない余白領域11Bに表示される。この場合、設定メニュー60Aは不透明である。設定メニュー60Aはスルー画像10Bの余白領域11Bに表示されるため、スルー画像10Bの表示を妨げない。
表示モニタ301Bのアスペクト比が4対3であり、スルー画像10Bのアスペクト比も4対3である場合について図15(a)を参照して説明する。設定メニュー60Bは、スルー画像10Bに重ねて表示される。設定メニュー60Bは半透明で表示されるため、スルー画像10Bの設定メニュー60Bと重なった部分についても視認可能となる。
表示モニタ301Bのアスペクト比が4対3であり、スルー画像10Aのアスペクト比が16対9である場合について図15(b)を参照して説明する。設定メニュー60Bは、表示モニタ301Bのスルー画像10Aが表示されていない余白領域11Aに表示される。この場合、設定メニュー60Bは不透明である。設定メニュー60Bはスルー画像10Aの余白領域11Aに表示されるため、スルー画像10Aの表示を妨げない。
(6)スルー画像10A,10Bもしくは再生画像30A,30Bの一部を拡大して表示モニタ301A,301Bに表示する場合、画像の中で拡大部分の範囲を表示した縮小画面を表示してもよい。この場合、表示モニタ301A,301Bのアスペクト比と、スルー画像10A,10Bの拡大画像もしくは再生画像30A,30Bの拡大画像のアスペクト比との関係によって、縮小画面の表示態様は異なる。例として、再生画像30A,30Bの一部を拡大した拡大画像とともに、縮小画像を表示する場合について図16および図17を参照して説明する。縮小画像には、拡大画像の範囲が枠として表示される。枠の位置は選択スイッチ404の操作によって移動することができる。枠の位置を移動することによって、再生画像30A,30B内で拡大する領域を変更することができる。
表示モニタ301Aのアスペクト比が16対9であり、再生画像30Aの拡大画像32Aのアスペクト比も16対9である場合について図16(a)を参照して説明する。再生画像30Aの縮小画像33Aは、再生画像30Aの拡大画像32Aに重ねて表示される。縮小画像33Aには、再生画像30Aの拡大された範囲を示す枠34Aが表示される。縮小画像33Aは半透明で表示されるため、拡大画像32Aの縮小画像33Aと重なった部分についても視認可能となる。
表示モニタ301Aのアスペクト比が16対9であり、再生画像30Bの拡大画像32Bのアスペクト比が4対3である場合について図16(b)を参照して説明する。再生画像30Bの縮小画像33Bは、表示モニタ301Aの拡大画像32Bが表示されていない余白領域31Bに表示される。縮小画像33Bには、再生画像30Bの拡大された範囲を示す枠34Bが表示される。この場合、縮小画像33Bは不透明である。縮小画像33Bは拡大画像32Bの余白領域31Bに表示されるため、拡大画像32Bの表示を妨げない。
表示モニタ301Bのアスペクト比が4対3であり、再生画像30Bの拡大画像32Bのアスペクト比も4対3である場合について図17(a)を参照して説明する。再生画像30Bの縮小画像33Bは、再生画像30Bの拡大画像32Bに重ねて表示される。縮小画像33Bは半透明で表示されるため、拡大画像32Bの縮小画像33Bと重なった部分についても視認可能となる。
表示モニタ301Bのアスペクト比が4対3であり、再生画像30Aの拡大画像32Aのアスペクト比が16対9である場合について図17(b)を参照して説明する。再生画像30Aの縮小画像33Aは、表示モニタ301Bの拡大画像32Aが表示されていない余白領域31Aに表示される。この場合、縮小画像33Aは不透明である。縮小画像33Aは拡大画像32Aの余白領域31Aに表示されるため、拡大画像32Aの表示を妨げない。
(7)再生画像30A,30Bを表示するとき、スルー画像10A,10Bの縮小画像を表示できるようにしてもよい。この場合、表示モニタ301A,301Bのアスペクト比と再生画像30A,30Bのアスペクト比との関係によって、スルー画像10A,10Bの縮小画像の表示態様は異なる。例として、再生画像30A,30Bとともにスルー画像10Bの縮小画像を表示する場合について図18および図19を参照して説明する。
表示モニタ301Aのアスペクト比が16対9であり、再生画像30Aのアスペクト比も16対9である場合について図18(a)を参照して説明する。図5(a)に示したスルー画像10Bの縮小画像12Bは、再生画像30Aに重ねて表示される。縮小画像12Bは半透明で表示されるため、再生画像30Aの縮小画像12Bと重なった部分についても視認可能となる。
表示モニタ301Aのアスペクト比が16対9であり、再生画像30Bのアスペクト比が4対3である場合について図18(b)を参照して説明する。図5(a)に示したスルー画像10Bの縮小画像12Bは、表示モニタ301Aの再生画像30Bが表示されていない余白領域31Bに表示される。この場合、縮小画像12Bは不透明である。縮小画像12Bは再生画像30Bの余白領域31Bに表示されるため、再生画像30Bの表示を妨げない。
表示モニタ301Bのアスペクト比が4対3であり、再生画像30Bのアスペクト比も4対3である場合について図19(a)を参照して説明する。図5(a)に示したスルー画像10Bの縮小画像12Bは、再生画像30Bに重ねて表示される。縮小画像12Bは半透明で表示されるため、再生画像30Bの縮小画像12Bと重なった部分についても視認可能となる。
表示モニタ301Bのアスペクト比が4対3であり、再生画像30Aのアスペクト比が16対9である場合について図19(b)を参照して説明する。図5(a)に示したスルー画像10Bの縮小画像12Bは、表示モニタ301Bの再生画像30Aが表示されていない余白領域31Aに表示される。この場合、縮小画像12Bは不透明である。縮小画像12Bは再生画像30Aの余白領域31Aに表示されるため、再生画像30Aの表示を妨げない。
(8)スルー画像10A,10Bとともに表示されている再生画像のサムネイル画像を選択すると、そのサムネイル画像に係る再生画像が再生主画像として表示モニタ301A,301Bに表示されるようにしてもよい。そして、サムネイル画像に係る再生主画像が表示されると、スルー画像10A,10Bを縮小画像として再生主画像とともに表示するようにしてもよい。この場合、表示モニタ301A,301Bのアスペクト比と選択されたサムネイル画像に係る再生画像のアスペクト比との関係によって、スルー画像10A,10Bの縮小画像の表示態様は異なる。例として、スルー画像10A,10Bとともにサムネイル画像20B〜20Dを表示する場合について図20および図21を参照して説明する。サムネイル画像20B〜20Dは、選択スイッチ404を操作して選択できる。
表示モニタ301Aのアスペクト比が16対9である場合について図20および図21を参照して説明する。図20(a)に示すように、サムネイル画像20B〜20Dの中から再生画像のアスペクト比が16対9であるサムネイル画像20Dが選択されたものとする。その結果、図20(b)に示すように、図20(a)に示したスルー画像10Aの縮小画像12Aは、サムネイル画像20Dに係る再生画像30Aに重ねて表示される。縮小画像12Aは半透明で表示されるため、再生画像30Aの縮小画像12Aと重なった部分についても視認可能となる。
一方、図21(a)に示すように、サムネイル画像20B〜20Dの中から再生画像のアスペクト比が4対3であるサムネイル画像20Bが選択されたものとする。その結果、図21(b)に示すように、図21(a)に示したスルー画像10Aの縮小画像12Aは、表示モニタ301Aのサムネイル画像20Bに係る再生画像30Cが表示されていない余白領域31Cに表示される。この場合、縮小画像12Aは不透明である。縮小画像12Aは再生画像30Cの余白領域31Cに表示されるため、再生画像30Cの表示を妨げない。
表示モニタ301Bのアスペクト比が4対3である場合について図22および図23を参照して説明する。図22(a)に示すように、サムネイル画像20B〜20Dの中から再生画像のアスペクト比が16対9であるサムネイル画像20Dが選択されたものとする。その結果、図22(b)に示すように、図22(a)に示すスルー画像10Bの縮小画像12Bは、表示モニタ301Aのサムネイル画像20Dに係る再生画像30Aが表示されていない余白領域31Aに表示される。この場合、縮小画像12Bは不透明である。縮小画像12Bは再生画像30Aの余白領域31Aに表示されるため、再生画像30Aの表示を妨げない。
一方、図23(a)に示すように、サムネイル画像20B〜20Dの中から再生画像のアスペクト比が4対3であるサムネイル画像20Bが選択されたものとする。その結果、図23(b)に示すように、図23(a)に示すスルー画像10Bの縮小画像12Bは、サムネイル画像20Bに係る再生画像30Cに重ねて表示される。縮小画像12Bは半透明で表示されるため、再生画像30Cの縮小画像12Bと重なった部分についても視認可能となる。
(9)スルー画像10A,10Bもしくは再生画像30A,30Bに重畳して表示するサムネイル画像20A〜20Cの表示位置をスルー画像10A,10Bもしくは再生画像30A,30Bに応じて変化させるようにしてもよい。スルー画像10A,10Bもしくは再生画像30A,30Bの中には、半透明の画像であっても重畳すると好ましくない位置がある。上述のように、サムネイル画像20A〜20Cの表示位置を変化させることによって、スルー画像10A,10Bもしくは再生画像30A,30Bの視認性がさらに良くなる。
たとえば、スルー画像10A,10Bもしくは再生画像30A,30Bに重畳して表示するサムネイル画像20A〜20Cの表示位置を、顔認識を行った位置、または焦点を合わせた位置(焦点調整領域)と重複しない位置に変更することが好ましい。顔認識機能を使用して撮影したとき、図24(a)に示すように、顔認識を行い、焦点調節位置(顔認識マーク13Aが重畳している顔の位置)とサムネイル画像20A〜20Cが重なる場合がある。このような場合、図10(b)に示すように、サムネイル画像20A〜20Cの表示位置を、顔認識を行った顔の位置、または焦点を合わせた位置から外れるように変化させてもよい。焦点が被写体に合っているか否かを確認できる。
(10)スルー画像10A,10Bもしくは再生画像30A,30Bに重畳して表示するサムネイル画像20A〜20Cは、半透明であるため視認性がよくない。そこで、サムネイル画像20A〜20Cの視認性を良くするため、半透明化に加えて視認性を向上するための他の画像処理を行うようにしてもよい。
たとえば、図25に示すように、サムネイル画像20A〜20Cを半透明にするとともに、サムネイル画像20A〜20Cのコントラストを強くしたり(ガンマ補正)、サムネイル画像20Aのシャープネスを強くしたり(輪郭強調)するようにしてもよい。
図26(a)に示すように、スルー画像10Cの背景色と、サムネイル画像20E〜20Gの背景色が同じであるため、サムネイル画像20E〜20Gの視認性が悪い場合がある。このような場合は、図26(b)に示すように、スルー画像10Cと明度、彩度、色相、輝度の中の少なくともひとつを変えてサムネイル画像20E〜20Gを表示するようにしてもよい。色相を変えてサムネイル画像20E〜20Gを表示する場合、スルー画像10Cと補色関係にある色彩で表示するようにする。たとえば、スルー画像10Cが青色の色味を有している場合、サムネイル画像20E〜20Gは黄色の色味で表示するようにしてもよい。
(11)スルー画像10A,10Bもしくは再生画像30A,30Bの明度、彩度、色相、輝度のうちの少なくともひとつに応じて、スルー画像10A,10Bもしくは再生画像30A,30Bに重畳して表示するサムネイル画像20E〜20Gの透過率を変化させるようにしてもよい。たとえば、図27に示すように、スルー画像10Dが空を撮影した画像である場合、サムネイル画像20A〜20Cの透過率を半透明より大きくしてもサムネイル画像20A〜20Cの視認性は悪くならない。このような場合、スルー画像10Cの視認性をさらに良くするため、サムネイル画像20Aの透過率を大きくしてもよい。また、サムネイル画像20Aの透過率を変化させるとともに、上述の半透明化以外の画像処理を行うようにしてもよい。
(12)再生画像30A,30Bとともに、再生画像30A,30Bと前後して再生することになる再生画像のサムネイル画像を表示するようにしてもよい。再生画像30A,30Bと前後して再生される再生画像のサムネイル画像は、表示モニタ301Aのアスペクト比が16対9の場合、以下のように表示される。
再生画像30Aのアスペクト比も16対9である場合、図28(a)に示すように、再生画像30Aと前後して表示される再生画像のサムネイル画像20H,20Iは、半透明で、再生画像30Aに重畳して表示される。したがって、再生画像30Aのサムネイル画像20H,20Iと重なった部分についても視認可能となる。
再生画像30Aのアスペクト比が4対3である場合、図28(b)に示すように、再生画像30Bと前後して表示される再生画像のサムネイル画像20J,20Kは、再生画像30Bが表示されていない余白領域35Bに表示される。したがって、サムネイル画像20J,20Kは再生画像30Bの表示を妨げない。サムネイル画像20J,20Kのうちのどちらのサムネイル画像が再生画像30Bの次に表示されるか認識できるようにするため、再生方向マーク36Bを余白領域35Bに表示するようにしてもよい。
(13)パノラマサイズの写真と同様のアスペクト比のスルー画像もしくは再生画像を表示するときは、アスペクト比が19:6であるスルー画像もしくは再生画像と同様とする。フルサイズの写真と同様のアスペクト比のスルー画像もしくは再生画像を表示するときは、アスペクト比が4:3であるスルー画像もしくは再生画像と同様とする。
(14)スルー画像10A,10Bもしくは再生画像30A,30Bとともにサムネイル画像20A〜20Cも視認することができれば、半透明の副画像の透過率は実施形態に限定されない。
(15)スルー画像10A,10Bもしくは再生画像30A,30Bとともに表示する副画像20A〜20Cは、スルー画像10A,10Bもしくは再生画像30A,30Bの大きさより小さい画像であれば、サムネイル画像に限定されない。
(16)スルー画像10A,10Bもしくは再生画像30A,30Bを表示する表示装置であれば、撮像装置1に限定されない。
以上の説明はあくまで一例であり、本発明は上記実施形態の構成に何ら限定されるものではない。
本発明の一実施の形態による撮像装置を前方および後方から見た図である。 撮像装置の構成を説明するブロック図である。 本発明の実施形態の表示モニタのアスペクト比が16対9であり、スルー画像のアスペクト比が16対9である場合のサムネイル画像の表示を説明するための図である。 本発明の実施形態の表示モニタのアスペクト比が16対9であり、スルー画像のアスペクト比が4対3である場合のサムネイル画像の表示を説明するための図である。 本発明の実施形態の表示モニタのアスペクト比が4対3であり、スルー画像のアスペクト比が4対3である場合のサムネイル画像の表示を説明するための図である。 本発明の実施形態の表示モニタのアスペクト比が4対3であり、スルー画像のアスペクト比が16対9である場合のサムネイル画像の表示を説明するための図である。 本発明の実施形態の表示モニタのアスペクト比が16対9である場合の再生画像とともに表示するサムネイル画像の表示を説明するための図である。 本発明の実施形態の表示モニタのアスペクト比が4対3である場合の再生画像とともに表示するサムネイル画像の表示を説明するための図である。 本発明の実施形態における画像表示制御処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施形態の表示モニタのアスペクト比が16対9である場合のスルー画像とともに表示する設定情報表示画面の表示を説明するための図である。 本発明の実施形態の表示モニタのアスペクト比が4対3である場合のスルー画像とともに表示する設定情報表示画面の表示を説明するための図である。 本発明の実施形態の表示モニタのアスペクト比が16対9である場合の再生画像とともに表示する画像情報表示画面の表示を説明するための図である。 本発明の実施形態の表示モニタのアスペクト比が4対3である場合の再生画像とともに表示する画像情報表示画面の表示を説明するための図である。 本発明の実施形態の表示モニタのアスペクト比が16対9である場合のスルー画像とともに表示する設定メニューの表示を説明するための図である。 本発明の実施形態の表示モニタのアスペクト比が4対3である場合のスルー画像とともに表示する設定メニューの表示を説明するための図である。 本発明の実施形態の表示モニタのアスペクト比が16対9である場合の再生画像の拡大画像とともに表示する再生画像の縮小画像の表示を説明するための図である。 本発明の実施形態の表示モニタのアスペクト比が4対3である場合の再生画像の拡大画像とともに表示する再生画像の縮小画像の表示を説明するための図である。 本発明の実施形態の表示モニタのアスペクト比が16対9である場合の再生画像とともに表示するスルー画像の縮小画像の表示を説明するための図である。 本発明の実施形態の表示モニタのアスペクト比が4対3である場合の再生画像とともに表示するスルー画像の縮小画像の表示を説明するための図である。 本発明の実施形態の表示モニタのアスペクト比が16対9である場合に、選択されたサムネイル画像に係る再生画像のアスペクト比が16対9のときのスルー画像の縮小画像の表示を説明するための図である。 本発明の実施形態の表示モニタのアスペクト比が16対9である場合に、選択されたサムネイル画像に係る再生画像のアスペクト比が4対3のときのスルー画像の縮小画像の表示を説明するための図である。 本発明の実施形態の表示モニタのアスペクト比が4対3である場合に、選択されたサムネイル画像に係る再生画像のアスペクト比が16対9のときのスルー画像の縮小画像の表示を説明するための図である。 本発明の実施形態の表示モニタのアスペクト比が4対3である場合に、選択されたサムネイル画像に係る再生画像のアスペクト比が4対3のときのスルー画像の縮小画像の表示を説明するための図である。 スルー画像に重畳して表示されたサムネイル画像の表示位置の変更を説明するための図である。 スルー画像に重畳して表示されたサムネイル画像のガンマ補正または輪郭強調を説明するための図である。 スルー画像に重畳して表示されたサムネイル画像の明度、彩度、色相、輝度の中の少なくともひとつの変更を説明するための図である。 スルー画像に重畳して表示するサムネイル画像の透過率の変更を説明するための図である。 再生画像とともに表示する再生画像と前後して表示する再生画像のサムネイル画像の表示を説明するための図である。
符号の説明
1 撮像装置
100 撮像部
101A 撮影レンズ
200 デジタル回路部
300 画像再生部
301,301A,301B 表示モニタ
400 操作部
402 撮影再生切替ボタン
403 メニューボタン
404 選択スイッチ
405 クイックビューボタン
500 メモリカード

Claims (13)

  1. 主画像および副画像を表示する表示器と、
    前記主画像のアスペクト比が前記表示器のアスペクト比と略同一の場合、前記副画像を前記主画像に重ねて表示し、前記主画像のアスペクト比が前記表示器のアスペクト比と異なる場合、前記表示器の前記主画像を表示した余白領域に前記副画像を表示する表示制御手段とを備えることを特徴とする表示装置。
  2. 請求項1の表示装置において、
    前記主画像に重畳表示される副画像は、前記主画像より小さい半透明の1枚もしくは複数枚の小画像であることを特徴とする表示装置。
  3. 請求項2の表示装置において、
    前記前記表示器の余白領域に表示される副画像は、前記主画像より小さい1枚もしくは複数枚の小画像であることを特徴とする表示装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項の表示装置において、
    前記主画像および副画像は、スルー画像および再生画像のいずれかであることを特徴とする表示装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項の表示装置と、
    撮像画像のアスペクト比を切り替える切替手段を備えることを特徴とする撮像装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の表示装置において、
    前記表示器のアスペクト比、前記主画像のアスペクト比は、16:9または4:3であることを特徴とする表示装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の表示装置において、
    前記表示制御手段は、前記副画像を前記主画像に重ねて半透明で表示する場合、前記主画像に応じて、前記表示器における前記副画像の表示位置を変更することを特徴とする表示装置。
  8. 請求項7に記載の表示装置において、
    前記表示制御手段は、前記主画像が顔認識機能を動作させて撮影された画像である場合、前記主画像に重ねて半透明で表示された副画像を、前記顔認識機能により認識した顔の位置と重複しない位置に表示することを特徴とする表示装置。
  9. 請求項7に記載の表示装置において、
    前記表示制御手段は、前記副画像を前記主画像に重ねて半透明で表示する場合、前記主画像における焦点調整領域と重複しない位置に前記副画像を表示することを特徴とする表示装置。
  10. 請求項1乃至9のいずれか1項に記載の表示装置において、
    前記表示制御手段は、前記副画像を前記主画像に重ねて半透明で表示する場合、前記主画像の明度、彩度、色相、輝度のうちの少なくともひとつに応じて、前記副画像の明度、彩度、色相、輝度のうちの少なくともひとつを変更することを特徴とする表示装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか1項に記載の表示装置において、
    前記表示制御手段は、前記副画像を前記主画像に重ねて半透明で表示する場合、前記主画像の明度、彩度、色相、輝度のうちの少なくともひとつに応じて、前記副画像の透過率を変更することを特徴とする表示装置。
  12. 請求項1乃至11のいずれか1項に記載の表示装置において、
    前記表示制御手段は、前記主画像に重ねて前記主画像に関する情報を表示した半透明情報表示画像を表示することを特徴とする表示装置。
  13. 請求項1乃至12のいずれか1項に記載の表示装置と、
    被写体を撮像する撮像素子と、
    前記撮像素子で撮像した画像データを記録メディアに記録する記録手段とを備えることを特徴とする撮像装置。
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