JP2017130725A - 記録装置、記録装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

記録装置、記録装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画像の視認性を維持すると共に表示アイテムを画像に重畳して記録できるようにすることを目的とする。
【解決手段】本発明は、第1の設定の場合には、表示アイテムを画像に重畳して記録し、第2の設定の場合には、前記表示アイテムを前記画像に重畳しないで記録するように制御する記録制御手段と、前記第1の設定で前記記録制御手段による記録を行う場合には、前記表示アイテムを前記画像に重畳させた位置に表示し、前記第2の設定で前記記録制御手段による記録を行う場合には、前記表示アイテムを、前記表示アイテムが前記画像に重畳して記録される場合よりも前記画像と重畳する範囲を少なくした状態または前記画像に重畳しない状態で表示するように制御する表示制御手段と、を有することを特徴とする。
【選択図】図4A

Description

本発明は、記録装置、記録装置の制御方法、プログラムおよび記録媒体に関する。
近年、情報機器の表示パネルのアスペクトは様々であり、動画や静止画も様々なアスペクトで記録が可能である。このように、表示パネルと記録する画像のアスペクトが異なる場合には、画像全体を表示するために表示パネルには余白領域が存在する。
特許文献1には、スルー画像あるいは再生画像の余白領域に表示アイテムを表示する表示装置が開示されている。
また、特許文献2には、第1の撮像部で撮影した画像を余白領域ではなく第2の撮像部で撮影した画像の上に重畳して表示される撮像装置が開示されている。
特開2008−294705号公報 特開2015−126242号公報
しかしながら、上述した特許文献には表示アイテムを画像に重畳して記録する場合について考慮されていない。ユーザが表示アイテムを画像に重畳して記録したい場合に、表示部に表示される全ての表示アイテムが余白領域にあると、表示アイテムを画像に重畳した記録ができないという問題がある。一方、常に表示アイテムを画像に重畳して表示させると、表示アイテムが多くなってしまい、画面全体の視認性が低下してしまうという問題がある。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、画像の視認性を維持すると共に表示アイテムを画像に重畳して記録できるようにすることを目的とする。
本発明は、画像を記録する記録装置であって、
第1の設定の場合には、表示アイテムを画像に重畳して記録し、第2の設定の場合には、前記表示アイテムを前記画像に重畳しないで記録するように制御する記録制御手段と、
前記第1の設定で前記記録制御手段による記録を行う場合には、前記表示アイテムを前記画像に重畳させた位置に表示し、
前記第2の設定で前記記録制御手段による記録を行う場合には、前記表示アイテムを、前記表示アイテムが前記画像に重畳して記録される場合よりも前記画像と重畳する範囲を少なくした状態または前記画像に重畳しない状態で表示するように制御する表示制御手段と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、画像の視認性を維持すると共に表示アイテムを画像に重畳して記録することができる。
ビデオカメラの構成を示すブロック図である。 ビデオカメラの外観構成を示す図である。 表示パネルの画面の一例を示す図である。 第1の実施形態の表示パネルの画面の一例を示す図である。 第1の実施形態の表示パネルの画面の一例を示す図である。 第1の実施形態の処理を示すフローチャートである。 第2の実施形態の表示パネルの画面の一例を示す図である。 第2の実施形態の処理を示すフローチャートである。 第3の実施形態の表示パネルの画面の一例を示す図である。 第3の実施形態の処理を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。以下で説明する実施形態では、記録装置としてデジタルビデオカメラ(以下、ビデオカメラという)を例にして説明する。
<第1の実施形態>
図1は、ビデオカメラ100の構成を示すブロック図である。
ビデオカメラ100は、カメラ部101と、画像処理部102と、一時記憶部103と、エンコーダ・デコーダ部104と、動画記憶部105と、データ記憶部106と、CPU107を有する。また、ビデオカメラ100は、操作キー108と、タッチパネル109と、計時部110と、表示パネル111等を有する。
CPU107は、データ記憶部106からプログラムを読み込み、プログラムに従ってビデオカメラ100全体の動作を制御する演算装置である。CPU107は読み込んだプログラムにより複数のタスクを並列に実行させる機能を備える。具体的に、CPU107は「モード制御タスク」、「カメラ制御タスク」、記録制御手段の一例である「レコーダ制御タスク」および表示制御手段の一例である「表示制御タスク」として動作する。
カメラ部101は、アナログ映像信号をビデオカメラ100に入力するための機構を備える。具体的には、カメラ部101は、被写体からの光を結像させるためのレンズと、レンズによって結像された被写体像を光電変換する撮像素子と、撮像素子を駆動する回路等を含んで構成される。
画像処理部102は、カメラ部101から入力されたアナログ映像信号をデジタルの動画データに変換し、ノイズ除去等の所定の画像処理に基づく補正を行う。
カメラ部101および画像処理部102の動作は、CPU107が実行する「カメラ制御タスク」によって制御される。
一時記憶部103は、一部がCPU107のワーク領域として機能し、後述する動画用フレームバッファ、OSD用フレームバッファを提供する。
エンコーダ・デコーダ部104は、画像処理部102からの動画データを符号化する。エンコーダ・デコーダ部104によって符号化された動画データは、一時記憶部103に一旦記録された後、付随する管理データと共に動画記憶部105に記録される。動画の再生時は逆に、動画記憶部105から読み出された符号化された動画データ(画像データ)が一時記憶部103を介してエンコーダ・デコーダ部104で復号化され、その後、再び一時記憶部103内の動画用フレームバッファに展開される。エンコーダ・デコーダ部104の記録制御は、CPU107が実行する「レコーダ制御タスク」によって制御される。
データ記憶部106あるいは動画記憶部105から読み出された管理データは、OSD(On Screen Display)データ(以下、OSDという)、すなわち撮影画像もしくは再生画像に重畳される文字表示やGUI(Graphical User Interface)用のデータの生成に利用される。CPU107はOSDを生成し、一時記憶部103内のOSD用フレームバッファに記録する。CPU107は動画用フレームバッファとOSD用フレームバッファとの各内容を重畳して表示パネル111に表示する。表示パネル111に表示される表示制御は、CPU107が実行する「表示制御タスク」によって制御される。
データ記憶部106は、CPU107が実行するプログラムやOSDに関する情報等が記録されている。
操作キー108、タッチパネル109は何れもユーザによる動作指示を受け付けるための操作部である。操作キー108、タッチパネル109は、受付手段の一例である。
計時部110は日付を管理したり、記録時間を計測したりする。
表示パネル111は撮影画像または再生画像を表示したり、OSDを表示したりする。表示パネル111にはLCDパネル等を用いることができる。
図2(a)〜(c)は、ビデオカメラ100の外観の一例をそれぞれ3つの異なる視点から見た図である。
図2(a)に示すように、ビデオカメラ100は、カメラ部101を有する本体部201と、本体部201に対して向きが変更可能に取り付けられた表示パネル111とを有する。
また、図2(b)に示すように、本体部201は、操作キー108の一部としてのシャッターボタン202が取り付けられている。ユーザはシャッターボタン202を押下することで、ビデオカメラ100は任意のタイミングで静止画像を記録することができる。
更に、図2(c)に示すように、本体部201は、操作キー108の一部としてのレンズカバースライドスイッチ203が取り付けられている。ユーザはレンズカバースライドスイッチ203を移動させることにより、レンズカバーを開閉することができる。
なお、表示パネル111とタッチパネル109とは一体的に構成される。例えば、光の透過率が表示パネル111の表示を妨げないように、タッチパネル109を表示パネル111の表示面の上層に取り付ける。そして、タッチパネル109における入力座標と、表示パネル111上の表示座標とを対応付けることで、あたかもユーザが表示パネル111上に表示された画面を直接的に操作可能であるかのようなGUIを構成することができる。タッチパネル109は、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等の様々な方式のうち何れかの方式を用いることができる。
CPU107は、タッチパネル109に対する以下の操作、あるいは状態を検出することができる。
(1)タッチダウン:タッチパネル109を指やペンにより触れたこと
(2)タッチオン:タッチパネル109を指やペンにより触れている状態
(3)ムーブ:タッチパネル109を指やペンで触れたまま、指やペンを移動すること
(4)タッチアップ:タッチパネル109へ触れていた指やペンを離したこと
(5)タッチオフ:タッチパネル109に何も触れていない状態
上述した操作・状態やタッチパネル109上に指やペンが触れている位置座標は、CPU107に通知される。CPU107は通知された情報に基づいてタッチパネル109上にどのような操作が行なわれたかを判定する。
ムーブについては、CPU107はタッチパネル109上で移動する指やペンの移動方向を位置座標の変化に基づいて、タッチパネル109上の垂直成分・水平成分毎に判定する。また、CPU107はタッチパネル109上をタッチダウンから一定のムーブを経てタッチアップをしたとき、「ストローク」を描いたと判定する。素早くストロークを描く操作を「フリック」と呼ぶ。フリックは、タッチパネル109上に指を触れたままある程度の距離だけ素早く動かして、そのまま離すといった操作であり、言い換えればタッチパネル109上を指ではじくように素早くなぞる操作である。CPU107は所定距離以上を所定速度以上でムーブしたことを検出し、そのままタッチアップを検出するとフリックが行なわれたと判定する。また、CPU107は所定距離以上を所定速度未満でムーブしたことを検出すると「ドラッグ」(移動操作)が行なわれたと判定する。
CPU107によって実行される各モード制御タスクは、次のように動作する。すなわち、操作部(操作キー108、タッチパネル109)からの指示、他タスクからの要求、あるいはモード制御タスク自身が管理する内部状態の変化に従って、ビデオカメラ100全体の動作状態を遷移させ、各タスクへイベントを通知する。
図3は、通常撮影モードにおける表示パネル111に表示される画面の一例を示す図である。図3(a)、図3(b)は、画像に表示アイテムを重畳していない表示(第2の表示)の例である。本例では全く重畳していない例を示している。一方、後述する図4A(b)、(c)、図4B(a)〜(c)のように画像に表示アイテムを重畳した表示(第1の表示)よりは画像にアイテムが重畳する部分が少なくなるように、多少画像に表示アイテムが重畳する(第2の表示)ようにしてもよい。
図3(a)は、通常撮影モードにおいて記録開始前の表示パネル111に表示される画面の一例を示す図である。ここでは、表示パネル111のアスペクト比を4:3とし、記録する動画コンテンツのアスペクト比を16:9とする場合について説明する。
図3(a)に示すように、カメラ部101で撮影した画像301の全体が表示パネル111の画面中央に16:9で表示される。ここでは、画像301には被写体画像の例として被写体302が含まれる。また、画面上の上下の余白領域には黒マスク領域303がOSDで表示される。黒マスク領域303は画像として記録されない領域である。CPU107は、黒マスク領域303の大きさを表示パネル111のアスペクト比と、動画コンテンツのアスペクト比とに応じて変更して表示する。
なお、カメラ部101で撮影される画像のアスペクト比が4:3であり、記録する画像のアスペクト比が16:9の場合には、CPU107は黒マスク領域303を半透過で表示して、画面全体にカメラ部101で撮影した画像を表示してもよい。
図3(a)に示すように、画面上には複数の表示アイテムとして、記録状態アイテム304、タイムアイテム305、日付アイテム306、総コンテンツ数307、メニューボタン308がOSDで表示される。表示アイテムはOSDであって、撮影した画像に含まれておらず、CPU107によって生成されたり、予め記録されたデータである。ここでは、全ての表示アイテムが黒マスク領域303上に表示されている。このとき、黒マスク領域303上でも表示アイテムを視認できるように、表示アイテムは例えば白の文字で表示されている。
記録状態アイテム304は記録状態を示し、ここでは記録が実行されていない状態である「STBY」が表示されている。タイムアイテム305は記録タイムコードを示し、ここでは「00:00:00」が表示されている。日付アイテム306は記録日付を示し、ここでは「2014/07/12」が表示されている。総コンテンツ数307は動画記憶部105に記録されたコンテンツ数を示し、ここでは「Total:0020」が表示されている。メニューボタン308はユーザがタッチすることが可能であり、「MENU」が表示されている。
図3(b)は、通常撮影モードにおいて記録中の表示パネル111に表示される画面の一例を示す図である。ここでは、記録状態アイテム304として、記録が実行されている状態である「REC」が表示されている。また、タイムアイテム305として、記録を開始してからの経過時間「00:00:15」が表示されている。
次に、本実施形態のビデオカメラ100は、上述した表示アイテムのうち一部の表示アイテムを画像に重畳して記録するOSD重畳記録を行うことができる。具体的には、ユーザはメニューボタン308からOSD重畳記録の設定を選択することで、CPU107がOSD重畳記録の設定画面を表示する。
図4A(a)は、OSD重畳記録の設定画面の一例を示す図である。ここで、設定画面には、閉じるボタン401、オフボタン402、日付重畳ボタン403、タイム重畳ボタン404、タイム&日付重畳ボタン405がOSDで表示される。これらのボタンは、ユーザがタッチすることが可能である。
閉じボタン401はOSD重畳記録の設定を終了させるボタンである。オフボタン402はOSD重畳記録をオフ(第1の設定)にするボタンである。日付重畳ボタン403は日付アイテム306を画像に重畳させて記録する設定(第2の設定)に設定するボタンである。タイム重畳ボタン404はタイムアイテム305を画像に重畳させて記録することを設定するボタンである。タイム&日付重畳ボタン405はタイムアイテム305および日付アイテム306を画像に重畳させて記録することを設定するボタンである。
ユーザがオフボタン402、日付重畳ボタン403、タイム重畳ボタン404、タイム&日付重畳ボタン405の何れを選択した場合、CPU107はボタンに応じた設定値をデータ記憶部106に記録する。
図4A(b)は、図4A(a)に示す日付重畳ボタン403が選択された場合(日付を重畳記録すると設定された場合)に表示パネル111に画像301を表示するときの画面の一例を示す図である。ここでは、日付アイテム306は画像301上に重畳してOSDで表示される(第1の表示)。また、日付アイテム306は、フチ付きの文字で表示されている。すなわち、日付アイテム306は黒マスク領域303上では単色の文字であったが、画像301上では自然画上でも目立つように色が変更されて表示される。
図4A(c)は、図4A(a)に示すタイム重畳ボタン404が選択された場合に表示パネル111に画像301を表示するときの画面の一例を示す図である。ここでは、タイムアイテム305は画像301上に重畳してOSDで表示される。また、タイムアイテム305は、図4(b)に示す日付アイテム306と同様にフチ付きの文字で表示されている。
図4B(a)は、図4A(a)に示すタイム&日付重畳ボタン405が選択された場合に表示パネル111に画像301を表示するときの画面の一例を示す図である。ここでは、タイムアイテム305および日付アイテム306が画像301上に重畳してOSDで表示される。また、タイムアイテム305および日付アイテム306は、図4A(b)および図4A(c)と同様にフチ付きの文字で表示されている。
図4B(b)は、図4A(a)に示すタイム&日付重畳ボタン405が選択された場合に表示パネル111に画像301を表示するときの画面の一例を示す図である。ここでは、タイムアイテム305および日付アイテム306がフチ付きの文字ではなく、背景の色を変更した文字(以下、下敷付き文字という)で表示されている。
図4B(c)は、図4A(a)に示すタイム&日付重畳ボタン405が選択された場合に表示パネル111に画像301を表示するときの画面の一例を示す図である。ここでは、表示アイテムとして重畳記録アイコン406がOSDで表示されている。
重畳記録アイコン406は表示アイテムを重畳して記録していることを示し、ここでは黒マスク領域303上に「CHAR.REC」が表示されている。この位置は、表示アイテムを重畳して記録していない場合にタイムアイテム305が表示されていた位置である。ユーザは重畳記録アイコン406を確認することで表示アイテムが重畳されて記録されていることを認識することができる。
なお、重畳記録アイコン406を表示する位置は、この場合に限られず、表示アイテムを重畳して記録するときに余白になる位置に表示することができる。したがって、例えば、表示アイテムを重畳して記録していないときの日付アイテム306を表示する位置に重畳記録アイコン406を表示してもよい。
図5は、本実施形態における表示制御を中心とした処理を示すフローチャートである。図5のフローチャートは、ビデオカメラ100が画像の撮影を始めることで開始される。また、図5のフローチャートは、CPU107がデータ記憶部106からプログラムを読み出して一時記憶部103に展開して実行することで実現される。
S501では、CPU107は黒マスク領域303を生成し、生成した黒マスク領域303を余白領域、すなわち画像301の周囲にOSDで表示する。このとき、CPU107は黒マスク領域303の大きさを表示パネル111のアスペクト比と、撮影する動画コンテンツのアスペクト比とに応じて変更して表示する。CPU107は表示した黒マスク領域303の大きさおよび位置を一時記憶部103に記録する。ここでは、図3(a)に示すように、CPU107は画像301を画面の中央に表示し、画像301の上下に黒マスク領域303を表示する。
S502では、CPU107は日付アイテムを重畳させて記録するか否かを判定する。図4A(a)の設定画面において、ユーザが日付重畳ボタン403またはタイム&日付重畳ボタン405を選択した場合にはデータ記憶部106に日付アイテムを重畳して記録する設定値が記録されている。したがって、CPU107はデータ記憶部106に記録された設定値を読み出し、設定値に基づいて日付アイテムを重畳させるか否かを判定することができる。日付アイテムを重畳させる場合にはS504に移行し、日付アイテムを重畳させない場合にはS503に移行する。
S503では、CPU107は計時部110から日付の情報を取得して、日付アイテム306を生成し、黒マスク領域303上の所定の位置に日付アイテム306を表示する。ここでは、図3(a)に示すように、CPU107は日付アイテム306を下側の黒マスク領域303上の右側に表示する。この処理は、日付アイテム306を画像301に重畳して記録する場合よりも画像301と重畳する範囲を少なくした状態で表示する処理に相当する。
S504では、CPU107は計時部110から日付の情報を取得して、日付アイテム306を生成し、画像301上の所定の位置に日付アイテム306を重畳して表示する。ここでは、図4A(b)に示すように、CPU107は日付アイテム306を画像301上の右側かつ下側に表示する。なお、図4B(b)に示すようにCPU107は日付アイテム306の色を変更したり、フォント種別すなわち形状を変更したりしてもよい。
S505では、CPU107は記録用フレームの所定の位置にS504で生成した日付アイテム306を重畳して付加したフレームを生成する。ここでは、CPU107はS504で表示した位置と同じ位置になるように日付アイテム306を付加する。なお、記録用フレームとは、動画記憶部105に記録される前のフレームであって、画像処理部102から送信された動画データのフレームをいうものとする。このように、CPU107は画像処理部102からの動画データのフレームに日付アイテム306を重畳したフレームを生成する。
S506では、CPU107はタイムアイテムを重畳させて記録するか否かを判定する。図4A(a)の設定画面において、ユーザがタイム重畳ボタン404またはタイム&日付重畳ボタン405を選択した場合にはデータ記憶部106にタイムアイテムを重畳して記録する設定値が記録されている。したがって、CPU107はデータ記憶部106に記録された設定値を読み出し、設定値に基づいてタイムアイテムを重畳させるか否かを判定することができる。タイムアイテムを重畳させる場合にはS508に移行し、タイムアイテムを重畳させない場合にはS507に移行する。
S507では、CPU107は計時部110から記録を開始してからの経過時間の情報を取得して、タイムアイテム305を生成し、黒マスク領域303上の所定の位置にタイムアイテム305を表示する。ここでは、図3(b)に示すように、CPU107はタイムアイテム305を上側の黒マスク領域303上の右側に表示する。この処理は、タイムアイテム305を画像301に重畳して記録する場合よりも画像301と重畳する範囲を少なくした状態で表示する処理に相当する。
S508では、CPU107は計時部110から記録を開始してからの経過時間の情報を取得して、タイムアイテム305を生成し、画像301上の所定の位置にタイムアイテム305を重畳して表示する。ここでは、図4A(c)に示すように、CPU107はタイムアイテム305を画像301上の右側かつ上側に表示する。なお、S504において、画像301上の日付アイテム306を重畳している場合には、図4B(a)に示すように、画像301上にタイムアイテム305および日付アイテム306が表示される。また、図4B(b)に示すようにCPU107はタイムアイテム305の色を変更したり、フォント種別すなわち形状を変更したりしてもよい。
S509では、CPU107は記録用フレームの所定の位置にS508で生成したタイムアイテム305を重畳して付加したフレームを生成する。ここでは、CPU107はS508で表示した位置と同じ位置になるようにタイムアイテム305を付加する。なお、S505において日付アイテム306を重畳したフレームが生成されている場合には、CPU107は当該フレームに、タイムアイテム305を重畳してフレームを生成する。したがって、日付アイテム306とタイムアイテム305とが重畳したフレームが生成される。一方、日付アイテム306を付加したフレームが生成されていない場合には、CPU107は画像処理部102からの動画データのフレームにタイムアイテム305を重畳したフレームを生成する。
S510では、CPU107は他の表示アイテムを黒マスク領域303上の所定の位置に表示する。ここでは、図4B(a)に示すように、CPU107は黒マスク領域303上に記録状態アイテム304、総コンテンツ数307、メニューボタン308を表示する。
S511では、CPU107は表示アイテムを重畳させて記録するか否かを判定する。図4A(a)の設定画面において、ユーザが日付重畳ボタン403、タイム重畳ボタン404、または、タイム&日付重畳ボタン405の何れかを選択した場合にはデータ記憶部106に表示アイテムを重畳して記録する設定値が記録されている。したがって、CPU107はデータ記憶部106に記録された設定値を読み出し、設定値に基づいて表示アイテムを重畳させるか否かを判定することができる。表示アイテムを重畳させる場合にはS512に移行する。
S512では、CPU107は表示アイテムが重畳して記録されることをユーザに識別させる重畳記録アイコン406を表示する。ここでは、図4B(c)に示すように、CPU107は上側の黒マスク領域303上の右側に重畳記録アイコン406を表示する。なお、黒マスク領域303上には重畳記録アイコン406に限られず、カメラ設定、メディア設定およびオーディオ設定の少なくとも何れかに関するアイコンを表示してもよい。また、図4B(a)に示すように、CPU107は重畳記録アイコン406を表示しなくともよく、ユーザによる設定に応じて重畳記録アイコン406の表示と非表示を切り換えてもよい。
S513では、CPU107は生成したフレームを動画記憶部105に記録することで、表示アイテムを重畳した画像を記録することができる。なお、データ記憶部106にOSD重畳記録をオフにする設定値が記録されている場合にはS502からS503に移行し、更にS506からS507に移行するため、表示アイテムが重畳したフレームは生成されない。この場合には、CPU107は記録用フレーム、すなわち画像処理部102から送信された動画データのフレームをそのまま動画記憶部105に記録する。
以上のS501からS513までの処理を、撮影した画像の記録が終了するまで繰り返すことで表示アイテムを重畳した動画あるいは表示アイテムを重畳しない動画が記録される。
本実施形態によれば、表示アイテムを画像に重畳して記録する場合に表示アイテムを画像に重畳させた位置に表示することで、ユーザは実際に記録される画像と同様の画像を確認することができる。一方、表示アイテムを画像に重畳して記録しない場合には表示アイテムを画像に重畳させない位置に表示することで、画像の視認性を向上させることができる。
また、表示アイテムを画像に重畳して記録する場合と、表示アイテムを画像に重畳しないで記録する場合とをユーザによる設定に応じて切り換えることから、ユーザは意図する記録方法を正しく選択することができる。
<第2の実施形態>
第1の実施形態では、ユーザによる設定に応じて表示アイテムを画像に重畳して記録する場合について説明した。第2の実施形態では、ユーザが表示アイテムを画像に重畳させるように操作した場合、すなわち表示アイテムをドラッグした場合に、当該表示アイテムを画像に重畳して記録する場合について説明する。なお、ビデオカメラ100の構成は、第1の実施形態と同様であり、その説明を省略する。
図6は、表示アイテムをタッチしてから画像301上にドラッグしたときの表示パネル111に表示される画面の一例を示す図であり、図6(a)、図6(b)、図6(c)の順番で表示が遷移する。
図6(a)は、ユーザが日付アイテム306をタッチし、矢印方向に指を移動させようとしている状態を示す図である。ここでは、日付アイテム306が移動する前であるため、日付アイテム306が黒マスク領域303上に全て収まって表示されている。このとき、日付アイテム306が黒マスク領域303上でも視認できるように、日付アイテム306は例えば白の文字で表示される。
図6(b)は、ユーザが日付アイテム306をタッチして、ドラッグしている状態を示す図である。ここでは、日付アイテム306が黒マスク領域303と画像301との間に跨って表示されている。このとき、日付アイテム306が重畳して記録されないことをユーザが識別できるように、日付アイテム306は例えばグレーの文字で表示される。
図6(c)は、ユーザが日付アイテム306をドラッグしている状態を示す図である。ここでは、日付アイテム306が画像301上に全て収まって表示されている。このとき、日付アイテム306が重畳して記録されることをユーザが識別できるように、日付アイテム306は例えば下敷き付き文字で表示される。
図7は、本実施形態における表示制御を中心とした処理を示すフローチャートである。図7のフローチャートは、表示パネル111に表示された表示アイテムのうち重畳して記録される表示アイテムがタッチされ、ドラッグされることで開始される。すなわち、ここでは、CPU107がタイムアイテム305または日付アイテム306の何れかのドラッグをタッチパネル109から検出することで開始する。図7のフローチャートは、CPU107がデータ記憶部106からプログラムを読み出して一時記憶部103に展開して実行することで実現される。
S701では、CPU107はユーザが表示アイテムをドラッグしている状態において、タッチパネル109からタッチされている位置(以下、タッチ位置)を検出する。具体的には、CPU107はタッチパネル109からタッチ位置の座標を取得する。
S702では、CPU107は検出したタッチ位置で表示アイテムを表示パネル111に表示した場合、表示アイテムが黒マスク領域303に全て収まるか否かを判定する。CPU107はタッチ位置と、データ記憶部106に記録された表示アイテムのサイズとに基づいて、表示アイテムの表示パネル111上の位置を取得できる。したがって、CPU107は一時記憶部103に記録された黒マスク領域303の位置と、取得した表示アイテムの位置から、表示アイテムが黒マスク領域303に全て収まるか否かを判定することができる。表示アイテムが黒マスク領域303に全て収まる場合にはS703に移行し、収まらない場合にはS704に移行する。
S703では、CPU107は表示アイテムを検出したタッチ位置に表示する。すなわち、CPU107は表示アイテムを黒マスク領域303に全て収まるように表示する。この処理は、表示アイテムを画像301に重畳して表示する場合よりも画像301と重畳する範囲を少なくした状態で表示アイテムを表示する処理に相当する。このとき、CPU107は表示アイテムを例えば白の文字で表示する。
S704では、CPU107は検出したタッチ位置で表示アイテムを表示パネル111に表示した場合、表示アイテムの一部が画像301に重畳するか否かを判定する。CPU107は一時記憶部103に記録された黒マスク領域303の位置と、取得した表示アイテムの位置から、表示アイテムの一部が画像301に重畳するか否かを判定することができる。表示アイテムの一部が画像301に重畳する場合にはS705に移行する。一方、一部が重畳しない場合、すなわち表示アイテムが全て画像301に収まる場合にはS706に移行する。
S705では、CPU107は表示アイテムを検出したタッチ位置に表示する。すなわち、CPU107は表示アイテムを画像301と黒マスク領域303との間(境界)に表示する。この処理は、表示アイテムを画像301に重畳して表示する場合よりも画像301と重畳する範囲を少なくした状態で表示アイテムを表示する処理に相当する。このとき、CPU107はユーザに表示アイテムが画像301に重畳して記録されないことを識別させるために、表示アイテムを例えばグレーの文字で表示する。
S706では、CPU107は表示アイテムを検出したタッチ位置に表示する。すなわち、CPU107は表示アイテムを画像301に重畳して表示する。このとき、CPU107はユーザに表示アイテムが画像301に重畳して記録されることを識別させるために、表示アイテムを例えば下敷き付きの文字で表示する。
S707では、CPU107は表示アイテムを表示した位置に基づいて表示アイテムを画像に重畳して記録する否かを判定した上で、画像を動画記憶部105に記録する。
具体的には、CPU107は表示アイテムを画像301に重畳して表示している場合(S706を経由した場合)には、画像301に重畳して表示している表示アイテムを記録用フレームの所定の位置に重畳して付加したフレームを生成する。ここでは、CPU107はS706で表示した位置と同じ位置になるように表示アイテムを付加する。そして、CPU107は生成したフレームを動画記憶部105に記録することで、表示アイテムを重畳した画像を記録することができる。
一方、CPU107は表示アイテムを画像301に重畳して表示していない場合または表示アイテムの一部を画像に重畳して表示している場合(S703またはS705を経由した場合)には、記録用フレームをそのまま動画記憶部105に記録する。
以上のS701からS707までの処理を、撮影した画像の記録が終了するまで繰り返すことで表示アイテムを重畳した動画あるいは表示アイテムを重畳しない動画が記録される。
本実施形態によれば、表示アイテムを画像に重畳して表示する場合には表示アイテムを画像に重畳して記録し、表示アイテムを画像に重畳しないで表示する場合には表示アイテムを画像に重畳しないで記録することで、表示されている画像と同様の画像が記録される。したがって、ユーザは直感で表示アイテムが記録されるか否かを認識することができると共に、表示アイテムを画像に表示させない場合には画像の視認性を向上させることができる。
また、表示アイテムを画像に重畳して記録する場合と、表示アイテムを画像に重畳しないで記録する場合とをユーザの操作による表示アイテムを表示させる位置に応じて切り換えることから、ユーザは意図する記録方法を直感で選択することができる。
なお、第2の実施形態は、第1の実施形態とともに実施することが可能である。すなわち、図4(a)で説明したOSD重畳記録設定が、オフ以外に設定され表示アイテムを画像に重畳せずに表示していた場合に、タッチでのドラッグによって表示アイテムが画像に重畳する位置に移動されると、OSD重畳記録設定をオフに変更する。
なお、タッチでのドラッグによって表示アイテムを移動する際、以下のように制御してもよい。
OSD重畳記録がオフに設定された状態での撮影画像の表示画面において、表示アイテムに対するタッチダウンを検知すると、第1のガイドを表示する。第1のガイドは、タッチしている表示アイテムを撮影画像の表示範囲にドラッグすることでOSD重畳記録をオンにして、タッチしている表示アイテムを撮影画像に重畳して記録することが可能である旨をガイドするものである。その後、表示アイテムがドラッグされ、タッチアップ前にタッチ位置が撮影画像の表示範囲内に移動すると、第2のガイドを表示する。第2のガイドは、タッチアップすればOSD重畳記録をオンにして、タッチしている表示アイテムを撮影画像に重畳して記録することが可能である旨をガイドするものである。そして、タッチ位置が撮影画像の表示範囲内にある状態でタッチアップを検知すると、ドラッグされた表示アイテムを撮影画像に重畳して記録するようにOSD重畳記録設定をオンに変更する。タッチ位置が撮影画像の表示範囲外に移動されてタッチアップを検知した場合には、OSD重畳記録設定は変更しない。
逆に、OSD重畳記録がオンに設定された状態での撮影画像の表示画面において、撮像画像に重畳して表示された表示アイテムに対するタッチダウンを検知すると、第3のガイドを表示する。第3のガイドは、タッチしている表示アイテムを撮影画像の表示範囲外にドラッグすることでその表示アイテムの重畳記録を解除できることが可能である旨をガイドするものである。その後、表示アイテムがドラッグされ、タッチアップ前にタッチ位置が撮影画像の表示範囲外に移動すると、第4のガイドを表示する。第4のガイドは、タッチアップに応じて、OSD重畳記録設定を変更し、タッチしている表示アイテムを撮影画像に重畳して記録することを止めることが可能である旨をガイドするものである。そして、タッチ位置が撮影画像の表示範囲外にある状態でタッチアップを検知すると、ドラッグされた表示アイテムを撮影画像に重畳しないで画像を記録するようにOSD重畳記録設定を変更する。タッチ位置が撮影画像の表示範囲内に移動されてタッチアップを検知した場合には、OSD重畳記録設定は変更しない。
<第3の実施形態>
第1の実施形態では、表示パネル111のアスペクト比が4:3であり、動画コンテンツのアスペクト比が16:9の場合について説明した。第3の実施形態では、表示パネル111のアスペクト比が2:1であり、動画コンテンツのアスペクト比が4:3の場合について説明する。なお、ビデオカメラ100の構成は、第1の実施形態と同様であり、その説明を省略する
図8は、表示パネル111に表示される画面の一例を示す図である。ここでは、動画コンテンツに対して、表示パネル111が横長であるため画像301の左右に黒マスク領域801が表示される。また、黒マスク領域801が画像301の左右に位置するために、表示アイテムも左右に表示される。
図8(a)は、表示アイテムを重畳して記録しない場合の表示パネル111に表示される画面の一例を示す図である。ここでは、タイムアイテム305および日付アイテム306が黒マスク領域801上に表示される。
図8(b)は、表示アイテムを重畳して記録する場合の表示パネル111に表示される画面の一例を示す図である。ここでは、タイムアイテム305および日付アイテム306が画像301上に表示される。
図9は、本実施形態における表示制御を中心とした処理を示すフローチャートである。図9のフローチャートは、ビデオカメラ100が画像の撮影を始めることで開始される。また、図9のフローチャートは、CPU107がデータ記憶部106からプログラムを読み出して一時記憶部103に展開して実行することで実現される。なお、第1の実施形態で説明した図5のフローチャートのうち同様の処理は同一ステップ番号を付して、その説明を省略する。
S901では、CPU107は黒マスク領域の表示位置を決定する。具体的には、CPU107は表示パネル111のアスペクト比と動画コンテンツのアスペクト比とを比較し、黒マスク領域を画像301の上下または左右にするかを決定する。
なお、ここでは、表示パネル111のアスペクト比が2:1に対して動画コンテンツのアスペクト比が4:3としたが、動画コンテンツのアスペクト比はメニューの設定によって変更してもよい。この場合には、CPU107は設定されたアスペクト比に応じて黒マスク領域の位置を決定することができる。また、表示パネル111が着脱可能であってもよい。この場合には、CPU107は装着された表示パネル111のアスペクト比に応じて黒マスク領域の位置を決定することができる。
本実施形態によれば、動画コンテンツのアスペクト比と表示パネル111のアスペクト比に応じて黒幕マスク領域の表示位置を決定することで、表示パネル111に効率よく画像を表示することができ、適切な位置に黒マスク領域を表示することができる。したがって、画像および黒マスク領域に表示された表示アイテムの視認性を向上させることができる。
以上、本実施形態に基づいて詳述したが、本発明はこれら実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の様々な形態も本発明に含まれる。さらに、上述した各実施形態は本発明の一実施形態を示すものにすぎず、各実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
なお、上述したCPU107による制御は1つのハードウェアが行ってもよいし、複数のハードウェアが処理を分担することで、装置全体の制御を行ってもよい。
また、上述した実施形態では、画像に重畳させる表示アイテムがタイムアイテム305および日付アイテム306である場合について説明したが、この場合に限らない。例えば、ユーザが設定した任意の画像、文字を画像に重畳して表示および記録できるようにしてよい。
また、上述した実施形態では、黒マスク領域303上に表示アイテムを表示する場合について説明したが、この場合に限られず、単に余白領域に表示アイテムを表示してもよい。
また、上述した実施形態では、本発明をビデオカメラ100に適用する場合を例にして説明したが、この例に限定されず、画像を表示すると共に画像を記録することができる記録装置であれば適用可能である。すなわち、本発明は、パーソナルコンピュータ、PDA、スマートフォン、タブレット端末、携帯電話端末、携帯型の画像ビューワ、デジタルフォトフレーム、ゲーム機、電子ブックリーダー等に適用可能である。
(その他の実施形態)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記録媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100:ビデオカメラ(記録装置)101:カメラ部 102:画像処理部 103:一時記憶部 104:エンコーダ・デコーダ部 105:動画記憶部 106:データ記憶部 107:CPU 108:操作キー 109:タッチパネル 110:計時部 111:表示パネル 301:画像 305:タイムアイテム 306:日付アイテム 406:重畳記録アイコン

Claims (13)

  1. 画像を記録する記録装置であって、
    第1の設定の場合には、表示アイテムを画像に重畳して記録し、第2の設定の場合には、前記表示アイテムを前記画像に重畳しないで記録するように制御する記録制御手段と、
    前記第1の設定で前記記録制御手段による記録を行う場合には、前記表示アイテムを前記画像に重畳させた位置に表示し、
    前記第2の設定で前記記録制御手段による記録を行う場合には、前記表示アイテムを、前記表示アイテムが前記画像に重畳して記録される場合よりも前記画像と重畳する範囲を少なくした状態または前記画像に重畳しない状態で表示するように制御する表示制御手段と、
    を有することを特徴とする記録装置。
  2. ユーザの操作に応じて、前記第1の設定と前記第2の設定を含む複数の設定のうち何れかに設定する設定手段をさらに有することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記表示アイテムを前記画像に重畳しない位置に表示している際に、前記表示アイテムを前記画像に重畳する位置に移動させる移動操作を受け付ける受付手段を更に有し、
    前記設定手段は、前記移動操作に応じて前記第2の設定から前記第1の設定に変更することを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 画像を記録する記録装置であって、
    表示アイテムを画像に重畳して表示する第1の表示と、前記表示アイテムを前記画像に重畳して表示する場合よりも前記画像と重畳する範囲を少なくした状態または前記画像に重畳しない状態で前記表示アイテムを表示する第2の表示とを含む複数の表示のうち何れかの表示を行うように制御する表示制御手段と、
    前記第1の表示がなされている場合には前記表示アイテムを前記画像に重畳して記録し、
    前記第2の表示がなされている場合には前記表示アイテムを前記画像に重畳しないで記録するように制御する記録制御手段と、
    を有することを特徴とする記録装置。
  5. 前記第2の表示をしている際に、前記表示アイテムを前記画像に重畳する位置に移動させる移動操作を受け付ける受付手段を更に有し、
    前記表示制御手段は、前記移動操作に応じて前記第2の表示から前記第1の表示に変更するように制御することを特徴とする請求項4に記載の記録装置。
  6. 前記受付手段はタッチパネルであり、前記移動操作は、前記表示アイテムにタッチしてタッチ位置を移動させる操作であることを特徴とする請求項3または5に記載の記録装置。
  7. 前記表示制御手段は、前記表示アイテムを前記画像に重畳して表示する場合と、前記表示アイテムを前記画像と重畳する範囲を少なくした状態または前記画像に重畳しない状態で前記表示アイテムを表示する場合とで、前記表示アイテムの形状および色の少なくとも何れか一つを変更するように制御することを特徴とする請求項1ないし6の何れか1項に記載の記録装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記表示アイテムを前記画像に重畳して表示する場合は、前記表示アイテムを前記画像と重畳しないように表示していた位置に、前記表示アイテムと異なる表示アイテムを表示するように制御することを特徴とする請求項1ないし7の何れか1項に記載の記録装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記異なる表示アイテムとして、ユーザに対して表示アイテムを前記画像に重畳して記録していることを識別させる表示アイテムを表示するように制御することを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
  10. 画像を記録する記録装置の制御方法であって、
    第1の設定の場合には、表示アイテムを画像に重畳して記録し、第2の設定の場合には、前記表示アイテムを前記画像に重畳しないで記録するように制御する記録制御ステップと、
    前記第1の設定で前記記録制御ステップによる記録を行う場合には、前記表示アイテムを前記画像に重畳させた位置に表示し、
    前記第2の設定で前記記録制御ステップによる記録を行う場合には、前記表示アイテムを、前記表示アイテムが前記画像に重畳して記録される場合よりも前記画像と重畳する範囲を少なくした状態または前記画像に重畳しない状態で表示するように制御する表示制御ステップと、
    を有することを特徴とする記録装置の制御方法。
  11. 画像を記録する記録装置の制御方法であって、
    表示アイテムを画像に重畳して表示する第1の表示と、前記表示アイテムを前記画像に重畳して表示する場合よりも前記画像と重畳する範囲を少なくした状態または前記画像に重畳しない状態で前記表示アイテムを表示する第2の表示とを含む複数の表示のうち何れかの表示を行うように制御する表示制御ステップと、
    前記第1の表示がなされている場合には前記表示アイテムを前記画像に重畳して記録し、
    前記第2の表示がなされている場合には前記表示アイテムを前記画像に重畳しないで記録するように制御する記録制御ステップと、
    を有することを特徴とする記録装置の制御方法。
  12. コンピュータを、請求項1ないし9の何れか1項に記載された記録装置の各手段として機能させるためのプログラム。
  13. コンピュータを、請求項1ないし9の何れか1項に記載された記録装置の各手段として機能させるためのプログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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