JP4427432B2 - 粉体充填方法 - Google Patents

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Description

本発明は、小麦粉などの粉体を収納袋に充填する粉体充填方法に関するものであり、特に、粉体を短時間で収納袋に充填するとともに、収納袋に充填する充填量を高い精度で制御することのできる粉体充填方法に関するものである。
図7に示すように、従来技術では、粉体、特に小麦粉のような微細な粉体を収納袋に供給して充填するための粉体充填装置150は、粉体貯留部としてのホッパー152と、ホッパー152の下方に配置され、ホッパー152から流下する粉体をほぼ水平方向に移送する第1のスクリューコンベア154と、この第1のスクリューコンベア154のさらに下方に配置され、この第1のスクリューコンベア154で移送されて流下した粉体を、水平方向に移送する第2のスクリューコンベア156とを有しており、この第2のスクリューコンベア156で移送された粉体を充填ノズル158から吐出して収納袋160に充填するようになっていた。
この粉体充填装置150には、ホッパー152の内部に、ホッパー152内の粉体がブリッジを形成することを防止するための攪拌手段162が設けられている。また、第1のスクリューコンベア154の粉体移送方向における下流側の終端部に、粉体とともに移送される空気を排出する排気孔164が設けられている。
第2のスクリューコンベア156の粉体移送方向における下流側に配置された充填ノズル158は、収納袋160の開口部(図示されていない)に挿入して粉体を供給するために、第2のスクリューコンベア156の内径よりも小径にする必要があり、そのために、第2のスクリューコンベア156と充填ノズル158との接続部は、連続的に細くなるように形成されて、ノズル158の先端には、吐出口166が斜め下方に向かって開口して設けられている。
このような粉体充填装置は、例えば、特許文献1、特許文献2などに記載されている。
特開平8−337321号公報 特開2000−128102号公報
従来技術の粉体充填装置150は、上記のように構成されているので、第2のスクリューコンベア156の内径より充填ノズル158の内径が細くなっており、短時間で粉体の充填を行うために粉体を高速で移送しようとすると、充填ノズル158の連続的に縮径する部分(ラッパ管)に粉体が詰まり易く、吐出口166の径も大きくないので、粉体を短時間で包装袋に充填するのには必ずしも適した構造ではなかった。
また、上述の粉体充填装置150では、第2のスクリューコンベア(スクリューフィーダ)156の回転数を制御することにより、収納袋160への粉体の充填量が制御されるが、第2のスクリューコンベア156の低速回転時や停止時に、第2のスクリューコンベア156の移送量よりも多くの粉体が第1のスクリューコンベア154によって送り込まれると、過剰に送られた粉体が充填ノズル158のラッパ管で詰まってしまうため、第1のスクリューコンベア154による送りと第2のスクリューコンベア156による送りとを同調させる必要があり、そのための制御手段が必要となっていた。
さらに、充填ノズル158の吐出口166は、単に斜め下方に向かって開口しているのみの形状なので、充填ノズル158の内部で押し固められた粉体は、吐出口166の位置で割れて塊状となって落下するため、包装袋160に供給される粉体の量を高い精度で制御することは難しかった。
また、上述のラッパ管における詰まりを防ぐために、ラッパ管の近傍に圧縮空気を送入し、粉体を流動化する方法も用いられたが、そのための手段が必要であるし、さらに、粉体とともに余計な空気が収納袋160へ送られること等により、密閉性の高い収納袋に対し、嵩密度の高い状態での充填を行うことが難しいという問題があった。このため、通気性の高い収納袋を使用する必要があった。
通気性の高い収納袋を使用すると、粉体充填後の収納袋はそれらが複数重畳された際に、中の空気が収納袋外に抜けた状態(これを、粉体が脱気された状態という)になり、その後の輸送工程等における荷崩れ等のトラブルが防止される。
ところが、今般、特に食品分野においては密閉性の高い収納袋の使用が望まれてきている。
本発明の目的は、粉体を高速で充填するのに適し、かつ、密閉性の高い収納袋に供給される粉体の量を高い精度で制御可能とするとともに、充填される粉体の嵩密度を高め、充填後の収納袋サイズをコンパクト化すること(すなわち、充填される粉体の脱気度合いを高めること)のできる粉体充填方法を提供しようとするものである。
上記課題を解決するために、本発明に係る粉体充填方法は、ホッパーに貯留された粉体を前記ホッパーの下方に配置された第1のスクリューコンベアでほぼ水平方向に移送し、前記第1のスクリューコンベアで移送された粉体を、前記第1のスクリューコンベアの終端部に配置された第2のスクリューコンベアで鉛直下方に、前記第2のスクリューコンベアの直下に設けられた充填ノズルまで移送し、この充填ノズルから、収納袋保持手段によって前記充填ノズルの下方に吊り下げて保持される収納袋に前記粉体を供給・充填する粉体充填方法において、予め、前記充填ノズルに吊り下げて保持された前記収納袋内の空気を排気して前記収納袋を扁平状態とした後に、前記充填ノズルからの粉体の供給・充填を行うと共に、前記第1のスクリューコンベアが前記第2のスクリューコンベアの重量を支えることがないように構成された可撓性の弾性体からなる接続部材によって前記第1のスクリューコンベアに接続された前記第2のスクリューコンベア、前記充填ノズルおよび粉体が充填された収納袋を吊り下げて保持している前記収納袋保持手段を一体的に支持して、それらの総重量を計量手段によって計測することにより、前記収納袋保持手段に吊り下げて保持された前記収納袋に供給された粉体の重量を計測することを特徴とする。
ここで、本発明に係る粉体充填方法においては、前記充填ノズルからの粉体の供給・充填は、少なくとも当初は、前記排気を継続しながら行うことを特徴とする。
前記第1のスクリューコンベアは、そのスクリューを第1の回転速度で回転させて粉体を移送することにより前記充填ノズルから前記収納袋への粉体の供給・充填を第1の充填速度で行わせた後に、前記第1の回転速度より低速の第2の回転速度で回転させて粉体を移送することにより前記粉体の供給・充填を前記第1の充填速度より低速の第2の充填速度で行わせるものであり、前記第2のスクリューコンベアは、そのスクリューを前記第1の回転速度より高い速度で回転させて粉体を移送することにより前記充填ノズルから前記収納袋への粉体の供給・充填を行わせると共に、前記第1のスクリューコンベアが停止した後も所定時間回転して停止することが好ましい。
また、前記排気の継続期間は、少なくとも前記第1の充填速度で粉体の供給・充填を行う期間とすることが好ましい。
さらに、粉体の供給・充填が前記第2の充填速度に切り換えられた時点で、前記排気を停止することが好ましい。
本発明によれば、充填ノズルの連続的に細くなった部分がなくなり、また、第2のスクリューコンベアの粉体移送方向における下流側の終端部または第2のスクリューコンベアの下側の開放部に充填ノズルが形成されているので、高速で粉体を送っても従来技術のように粉体が詰まることがなくなるとともに、第1のスクリューコンベアで移送された粉体を第2のスクリューコンベアで切り取って充填ノズルに移送するので、第1のスクリューコンベアが行った粉体の重量制御量が正しく収納袋内への充填量に反映される。また、第2のスクリューコンベアの内径も充分に大きくすることができるので、粉体の高精度の充填を高速で行うことができる。
さらに、本発明によれば、粉体充填開始に先立って、排気手段により収納袋内を排気する排気制御手段を備え、粉体充填開始に先立って収納袋内を排気して、収納袋を排気された扁平な状態としておき、この状態で粉体充填開始するようにしたことにより、収納袋内に充填される際に、粉体が上述の扁平状態になった収納袋を押し広げて、充填されるようになるので、従来のように粉体が収納袋底部に直接落下することがなくなる。これにより、計量手段に影響を与えるおそれのある、粉体落下の際の衝撃が緩和され、粉体の計量精度が向上し、粉体の高精度の充填を高速で行うことができるようになる。
また、粉体が落下する際の衝撃で分散し、第2のスクリューコンベアにおける気で高めた嵩密度が再度低下するということを抑制できる。
以下、本発明に係る粉体充填方法について、添付の図面に示す好適実施形態に基づいて説明する。
図1は本発明に係る粉体充填方法を実施する粉体充填装置の一を示す斜視図、図2は、図1に示す粉体充填装置の断面図である。
これらの図に示すように、粉体充填装置10は、粉体貯留部としてのホッパー12に貯留された粉体を、ホッパー12の下方に配置された第1のスクリューコンベア14で水平方向に移送し、この第1のスクリューコンベア14の粉体移送方向における下流側の終端部に配置された第2のスクリューコンベア16で下向きに移送して、第2のスクリューコンベア16の直下に設けられた充填ノズル18から収納袋20に粉体を供給するものである。収納袋20としては、4辺のうちの1辺が開口した通常の袋を利用でき、樹脂製、紙製、またはそれらの多層体等からなる、充填量に応じた各種のサイズの袋を用いることができる。
粉体貯留部としてのホッパー12には、従来技術と同様に、粉体がブリッジを形成して粉体の流下を阻害することのないように、ホッパー12の内部に粉体を攪拌する攪拌装置22を有することが望ましい。この攪拌装置22は、図2に示すように、回転する軸24の周りに棒状の突起26を設けてモータ28で駆動するものなどを好適に使用することができる。この粉体充填装置10においては、攪拌装置22は、従来の同種の装置に比して高速(例えば、最高回転数400rpm程度)で回転され、ホッパー12において粉体を十分に攪拌する。
ホッパー12の下方には、粉体貯留部としてのホッパー12から流下して供給される粉体を水平方向に移送する第1のスクリューコンベア(スクリューフィーダ)14が設けられている。この第1のスクリューコンベア14は、粉体を移送するための通常のスクリューコンベアであり、外筒30の内面と僅かな間隙を保って回転するスクリュー32がモータ34によって駆動されて粉体を移送する。モータ34によるスクリュー32の回転は、後述する計量装置62によって、収納袋20への粉体の充填量に応じて制御される。この粉体充填装置10においては、スクリュー32は、例えば、0rpm〜2500rpmの範囲で回転する。
第2のスクリューコンベア16は、第1のスクリューコンベア14と同様のスクリューコンベアであり、外筒36の内面と僅かな間隙を保って回転するスクリュー38がモータ40によって駆動されて粉体を移送する。ここで、この粉体充填装置10では、第1のスクリューコンベア14の粉体移送方向における下流側の終端部に、第2のスクリューコンベア16の回転軸が鉛直に配置されている。
第1のスクリューコンベア14と第2のスクリューコンベア16との間隙には、第1のスクリューコンベア14と第2のスクリューコンベア16とを接続するゴムなどの可撓性の弾性体からなる接続部材42が設けられている。これにより、第1のスクリューコンベア14と第2のスクリューコンベア16とが重量的に縁を切られ、後述するように、計量装置62によって、第2のスクリューコンベア16に入った粉体の重量を正確に計測できるようにされている。
この接続部材42は、図2では可撓性であることを明確に示すためにベローズ状に描かれているが、実際には、粉体が滞留することを防止するために、少なくとも内面は平滑なチューブ状となっていることが望ましい。また、接続部材42およびその周辺の、第1のスクリューコンベア14と第2のスクリューコンベア16との接続部は、第1のスクリューコンベア14の断面積と同等の面積を有しており、ラッパ管(縮径管)を用いた従来の装置のように、この接続部に粉体が詰まることがないので、粉体を高速で移送できる。
また、第2のスクリューコンベア16は、スクリュー38の回転によって、第1のスクリューコンベア14によって移送されてきた粉体を引き込んで、鉛直下方に移送し、第2のスクリューコンベア16の下端に設けられた充填ノズル18から収納袋20に粉体を充填する。
また、スクリュー38は、第1のスクリューコンベア14のスクリュー32や従来装置のスクリューコンベアに用いられるスクリューに比べて短く形成されているため、偏心量の許容範囲において、従来のスクリューよりも高速で回転させることができる。この粉体充填装置10では、スクリュー38は、例えば、常に約2500rpmで回転する。すなわち、第1のスクリューコンベア14のスクリュー32と同等かそれよりも速い速度で回転する。
第2のスクリューコンベア16の下側に位置する粉体移送方向における下流側の終端部には、供給する粉体を収納袋20に充填するための充填ノズル18が配置されている。この充填ノズル18は、図3(a)に断面図を、図3(b)に下面図を示すように、第2のスクリューコンベア16の直下に配置されたほぼ楕円形の突起した形状であって、中央に粉体を供給する充填口44が、長軸に沿ったその両側に粉体とともに供給された空気を排出する排気孔46が形成されているブロック体48Aを中心として構成されている。
この充填ノズル18は、充填口44が第2のスクリューコンベア16の外筒36の内径とほぼ同径かやや大径となる寸法で接続されており、第2のスクリューコンベア16で移送された粉体は、そのまま充填ノズル18のブロック体48Aに形成された充填口44を通過して収納袋20に充填される(矢印A参照)。このとき、粉体と同時に空気が移送されてくるので、この空気を収納袋20から排出するために排気孔46が同じくブロック体48Aに形成されている。この排気孔46は、充填口44の上部に配置された空気室48を経て、パイプ50を通って外部に排出される(矢印B参照)。ここでは、排気用のブロワ68を使用して排気を行っている。
この充填ノズル18からの充填の際、充填ノズル18から排出される粉体には、第2のスクリューコンベア16での移送によって回転運動の慣性と遠心力が作用しているため、収納袋20に充填された粉体は、中央部に集中して積み上がってしまうことがなく、収納袋20の底部のほぼ全体に散布されるので、ほぼ平坦な充填面(充填された粉体の上面)が得られる。
ホッパー12の攪拌装置22の近傍、第1のスクリューコンベア14の粉体移送方向における下流側の終端部の近傍、および、第2のスクリューコンベア16の充填ノズル18の近傍には、それぞれ、脱気口100,102,104等が設けられている。脱気口100,102,104は、攪拌によって粉体に混入し、粉体と共に移送される空気を粉体充填装置10の外部に排出するためのもので、粉体充填装置10の各部の壁等に配されたフィルタ100a,102a,104aと、これらのフィルタを通して脱気された空気を回収する脱気管100b,102b,104b等から構成される。さらに、脱気管100b,102b,104bには、図示されていない吸気装置が接続され、それぞれが脱気機構を形成している。
フィルタ100a,102a,104aとしては、従来用いられている金網やパンチングメタル等のフィルタを始め、本出願人に係る、特開2000−335748号公報、特開平8−231051号公報等に開示されるフィルタ等が好適に利用される。吸気装置によって吸引されることにより、粉体充填装置10内の空気がフィルタ100a,102a,104aを通過して排出され、粉体充填装置10内の粉体が脱気される。
なお、この粉体充填装置10では、脱気口を、粉体の攪拌量の大きい上記の3箇所に設けることにより、粉体脱気の効果を高めているが、本発明はこれには限定されず、これらのうちいずれか1つまたは2つが設けられていてもよい。
収納袋20は、充填ノズル18の下方の位置に、収納袋保持装置52によって吊り下げて保持される。この収納袋保持装置52は、収納袋20の供給装置(図示されていない)で充填ノズル18の位置に供給され、上側の開口部を開いて充填ノズル18に被せるように配置された収納袋20を、吊り下げた状態で充填ノズル18に密着するように押し付けて保持するものであって、充填ノズル18の楕円形の突起した形状に対応する形状の2個の収納袋保持アーム54と、この収納袋保持アーム54を開閉する保持アーム駆動機構56とからなっている。そして、収納袋保持アーム54の収納袋20に接する面には、収納袋20を確実に充填ノズル18に密着させるために、ゴムなどの弾性体による押圧部材58を配置しておくことが望ましい。
の保持アーム駆動機構56は、図1に示すように、ロータリーシリンダ60によって収納袋保持アーム54を揺動させるものであって、図2に想像線で示すように、ロータリーシリンダ60が回動することによって収納袋保持アーム54を揺動し、収納袋20を保持し、あるいは開放する。
充填ノズル18の後方(図2では右側)の位置には、収納袋20に充填された粉体の重量を計量する計量装置62が設けられている。この計量装置62は、充填ノズル18に吊り下げた状態で保持されている収納袋20に充填される粉体の重量を、充填中に即時に計測するもので、第2のスクリューコンベア16、充填ノズル18、収納袋保持装置52およびこれらに取り付けられた部品等を一体で支持することによって、それらの総重量を計測する。
そして、粉体の充填による上記総重量の増加分を計測することで、収納袋20に充填された粉体の重量を計量する。すなわち、第2のスクリューコンベア16、充填ノズル18、収納袋保持装置52を一体的に構成するとともに、これらを力の作用に関して他から独立させて、一体に構成された第2のスクリューコンベア16、充填ノズル18、収納袋保持装置52、およびその内部の粉体の総重量を計量装置62で計測するものである。
収納袋20は、収納袋保持装置52の収納袋保持アーム54によって保持されているため、従来の粉体充填装置に採用されている、収納袋の底部を支持して重量を測定する計量装置では、収納袋20およびその内部に充填された粉体の重量だけを高精度に計測することはできないが、上記の構成とすることより、充填ノズル18と収納袋保持装置52の収納袋保持アーム54とによって圧接されて保持された収納袋20であっても、その充填量を高精度に実測することができる。
前述の、第1のスクリューコンベア14と第2のスクリューコンベア16との間隙に設けられたゴムなどの可撓性の弾性体からなる接続部材42は、計量装置62による充填量の計量のためにも必要であり、この接続部材42によって、第1のスクリューコンベア14が第2のスクリューコンベア16の重量を支えることがないように構成されている。このため、接続部材42は、その剛性によって計測値に誤差が生じないように、充分な可撓性を有することが必要となる。計量装置62には、従来公知の各種の計量装置を利用することができる。
計量装置62は、収納袋20に供給された粉体の重量を測定して、第1のスクリューコンベア14を制御する。具体的には、充填開始時には、第1のスクリューコンベア14のスクリュー32の回転数を速くし、収納袋20に供給された粉体の重量が収納袋20に充填する所定の重量に近付いたときに、スクリュー32の回転を減速し、所定の重量に到達したときに、スクリュー32の回転を停止する。
一方、第2のスクリューコンベア16のスクリュー38は、充填開始時から常時第1のスクリューコンベア14のスクリュー32の回転数より高い回転数で回転され、第1のスクリューコンベア14のスクリュー32の停止後も回転を継続して、第2のスクリューコンベア16と第1のスクリューコンベア14(接続部材42)との接続部64の粉体をスクリュー38で掻き落とすために所定の短い時間を経過してから停止する。
このように、第1のスクリューコンベア14の停止に遅れて第2のスクリューコンベア16を停止させることによって、第2のスクリューコンベア16内に滞留している粉体を全量収納袋20に充填することができるので、残留した粉体が次の充填に悪影響を及ぼすことがない。すなわち、従来技術のように、停止後に少量の粉体が落ち続けたり、粉体が塊状になって落下することがなくなり、収納袋20への粉体の充填を素早く完了させることができ、かつ、高い精度で充填することができる。
また、第1のスクリューコンベア14のスクリュー32の回転数を上述のように制御することによって、第1のスクリューコンベア14の停止のタイミング、すなわち、充填終了のタイミングを高精度に制御することができ、高い充填精度を得ることができる。
なお、第2のスクリューコンベア16のスクリュー38は、充填開始、あるいはその所定時間前から、充填完了(第1のスクリューコンベア14の停止の所定時間後)、あるいはその所定時間後まで、一定の速度で回転させればよいが、必要に応じて、第1のスクリューコンベア14のスクリュー32の回転を減速するのと同期して、第2のスクリューコンベア16のスクリュー38の回転を減速させてもよい。
ところで、前述のように、従来は、塊状の粉体がまとまって収納袋20内に落下することがあり、この粉体落下の際の衝撃が原因で粉体の計量精度が低下することがあったが、本発明法を実施する粉体充填装置では、以下に説明するような排気機構を備え、粉体充填開始に先立って収納袋内を排気して、収納袋を排気された扁平な状態(図2中に、想像線で示されている:20A)としておき、この状態で粉体充填を開始するようにしたことにより、このような精度低下を防止している。
上述の排気機構は、図4にブロック図で例示したように、充填ノズル18の空気室48に設けられている排気孔46に接続されるパイプ50の他端にエアーバルブ66を介して接続されているブロワ(P)68、ホッパー12の攪拌装置22のモータ28、スクリューコンベア14のスクリュー32を回転させるモータ34並びにスクリューコンベア16のスクリュー38を回転させるモータ40等の動作を、計量装置62からの粉体充填量に関する情報に基づいて制御する動作制御部70から構成される。
すなわち、動作制御部70は、計量装置62からの粉体充填量に関する情報に基づいて、予め設定された充填速度(スクリューコンベア14のスクリュー32の回転数)が達成されるように、例えば、図5に示すような回転数制御パターンに従って、スクリューコンベア14のスクリュー32を駆動するモータ34の回転数の制御を行う。
また、動作制御部70は、粉体充填の動作開始に先立って、スクリューコンベア16のスクリュー38を駆動するモータ40を駆動する(回転数は、ここでは、一定とする)。さらに、動作制御部70は、同じく粉体充填の動作開始に先立って、排気機構を構成しているブロワ(P)68を駆動する。また、動作制御部70は、ホッパー12の攪拌装置22のモータ28の駆動を適宜制御する。
なお、動作制御部70は、後述するように、粉体充填の動作開始後も、所定期間、排気機構によるパイプ50を通しての収納袋20内の排気を継続させる。これは、第2のスクリューコンベア16から供給された粉体が収納袋20内に落下して、計量値にノイズが発生することを抑制し、また、粉体が落下しばらばらになって嵩密度が再び低下することを抑制して、脱気の効率を向上させて粉体の嵩密度を高め、粉体が充填された収納袋の取り扱いを容易にする(輸送時等におけるトラブルを防止する)ためである。
図5に示した充填速度(スクリューコンベア14のスクリュー32の回転数)について説明すると、以下の通りである。
粉体の充填量が0−21[kg]の間は、スクリューコンベア14のスクリュー32の回転数を一定にして、スクリュー32を高速で回転させる。この区間は、粉体の充填時間を減少させるための、いわば大量充填区間である。ここでは、一例として、スクリュー32の回転数を2500[rpm]としている。
なお、この大量充填区間内においては、粉体が高速で供給・充填されるため、粉体に随伴されて持ち込まれる空気の量も多くなる。このため、この区間内では、前述の排気機構を駆動しておき、パイプ50を通しての収納袋20からの排気を継続させることが好ましい。この段階における収納袋20からの排気は、既に充填されている粉体中に隙間を形成する等の形で存在している空気を除去する(すなわち、粉体の脱気を行う)ために大きな効果がある。
粉体の充填量が21−25[kg]の間は、スクリューコンベア14のスクリュー32の回転数を無段階に単調減少させる。具体的には、スクリュー32を、目標充填量である25[kg]になるまで、上述の回転数制御パターンに従って回転させる。この区間では、目標充填量まで粉体を充填するため、粉体の充填精度を高くするよう、比較的低速で粉体を充填する。
この場合の、最低速度は、粉体の種類や装置の特性等により、試行錯誤的に決定することが好ましい。なお、粉体の充填量が目標充填量である25[kg]になったときに、スクリュー32の回転数が、丁度、上述の最低速度になることが望ましいが、実際には、多少のずれが生ずるので、粉体の充填量が目標充填量である25[kg]になったときに、スクリュー32の回転数が、上述の最低速度の少し上になるくらいでよい。
なお、上述の最低速度は、例えば100[rpm]とするとよい。また、上述の回転数制御パターンにおける、粉体の充填量が21−25[kg]の区間のスクリューコンベア14のスクリュー32の回転数を無段階に単調減少させるパターンとしても、直線的なもの、曲線的(上に凸、下に凸)なものの、いずれを用いてもよい。
図6は、本発明に係る粉体充填方法の一実施形態を示すフローチャートであり、本発明法を実施する図1に示す粉体充填装置の動作概要を示す。
本実施形態においては、上述のように構成される粉体充填装置10の動作は、その概要を図6の動作フローチャート(動作制御部70による制御動作)に示すように、粉体充填開始に先立って、排気機構のエアーバルブ66を開くことから始まる。これにより、予めセットされている収納袋20の内部が排気され(ステップ200)、収納袋20が扁平な状態となる。なお、ホッパー12の攪拌装置22のモータ28、排気機構のブロワ(P)68等は、事前に駆動が開始されているものとする。
上述の排気が終了するに要する、適宜の時間が経過した後、動作制御部70は、スクリューコンベア14のスクリュー32の回転をスタートさせ、粉体供給を開始する(ステップ202)。このときのスクリューコンベア14のスクリュー32の回転数は、前述の大量充填のための回転数である。その後、図5に示したような、充填速度の切り換えポイントに達した時点では、動作制御部70は、スクリューコンベア14のスクリュー32の回転数を単調減少パターンに切り換え、終段の充填を行う。
計量装置62からの粉体充填量に関する情報が、充填量が目標量に達したことを示した時点で、動作制御部70は、所定量の粉体が充填されたものと判断し(ステップ204)、スクリューコンベア14のスクリュー32の回転を停止するとともに、排気機構のエアーバルブ66を閉じる(ステップ206)。
この後、必要に応じて、ホッパー12の攪拌装置22のモータ28、排気機構のブロワ(P)68等を、適宜停止する。
上記実施形態によれば、収納袋20内に粉体が充填される際に、粉体が上述の扁平状態になった収納袋20を押し広げて、ゆるやかに収納袋20内へ落下するため、計量装置62に影響を与えるおそれのある、粉体落下の際の衝撃が緩和され、粉体の計量精度が向上し、粉体の高精度の充填を高速で行うことができるようになる。
また、上記実施形態によれば、収納袋20内に充填される粉体の嵩密度を高めることができるので、粉体が充填された収納袋の取り扱いを容易にし、輸送時等におけるトラブルを防止することができるという効果も得られる。
以上、本発明に係る粉体充填方法について詳細に説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更を行ってもよいことはいうまでもない。
例えば、図5に示した第1のスクリューコンベアの回転数の制御パターンは一例であって、本発明に係る粉体充填方法においては、これ以外の種々のパターン、つまり充填時の速度設定方法が用い得る。
本発明に係る粉体充填方法を実施する粉体充填装置の一を示す斜視図である。 図1に示す粉体充填装置の断面図である。 充填ノズルの形状を示すものであって、(a)は断面図、(b)は下面図である。 図1に示す粉体充填装置の排気機構の概要を示すブロック図である。 図1に示す粉体充填装置の第1のスクリューコンベアの回転数の制御パターンの一例を示す図である。 本発明に係る粉体充填方法の一実施形態を示すフローチャートである。 従来技術の粉体充填装置を示す断面図である。
符号の説明
10 粉体充填装置
12 ホッパー
14 第1のスクリューコンベア
16 第2のスクリューコンベア
18 充填ノズル
20 収納袋
20A (扁平状態の)収納袋
22 攪拌装置
24 軸
26 棒状の突起
28 モータ
30,36 外筒
32,38 スクリュー
34,40 モータ
42 接続部材
44 充填口
46 排気孔
48 空気室
48A (充填ノズルの)ブロック体
50 パイプ
52 収納袋保持装置
54 収納袋保持アーム
56 保持アーム駆動機構
58 押圧部材
60 ロータリーシリンダ
62 計量装置
64 接続部
66 エアーバルブ
68 ブロワ
70 動作制御部
100,102,104 脱気口
100a,102a,104a フィルタ
100b,102b,104b 脱気管

Claims (5)

  1. ホッパーに貯留された粉体を前記ホッパーの下方に配置された第1のスクリューコンベアでほぼ水平方向に移送し、
    前記第1のスクリューコンベアで移送された粉体を、前記第1のスクリューコンベアの終端部に配置された第2のスクリューコンベアで鉛直下方に、前記第2のスクリューコンベアの直下に設けられた充填ノズルまで移送し、
    この充填ノズルから、収納袋保持手段によって前記充填ノズルの下方に吊り下げて保持される収納袋に前記粉体を供給・充填する粉体充填方法において、
    予め、前記充填ノズルに吊り下げて保持された前記収納袋内の空気を排気して前記収納袋を扁平状態とした後に、前記充填ノズルからの粉体の供給・充填を行うと共に、
    前記第1のスクリューコンベアが前記第2のスクリューコンベアの重量を支えることがないように構成された可撓性の弾性体からなる接続部材によって前記第1のスクリューコンベアに接続された前記第2のスクリューコンベア、前記充填ノズルおよび粉体が充填された収納袋を吊り下げて保持している前記収納袋保持手段を一体的に支持して、それらの総重量を計量手段によって計測することにより、前記収納袋保持手段に吊り下げて保持された前記収納袋に供給された粉体の重量を計測することを特徴とする粉体充填方法。
  2. 前記充填ノズルからの粉体の供給・充填は、少なくとも当初は、前記排気を継続しながら行うことを特徴とする請求項1に記載の粉体充填方法。
  3. 前記第1のスクリューコンベアは、そのスクリューを第1の回転速度で回転させて粉体を移送することにより前記充填ノズルから前記収納袋への粉体の供給・充填を第1の充填速度で行わせた後に、前記第1の回転速度より低速の第2の回転速度で回転させて粉体を移送することにより前記粉体の供給・充填を前記第1の充填速度より低速の第2の充填速度で行わせるものであり、
    前記第2のスクリューコンベアは、そのスクリューを前記第1の回転速度より高い速度で回転させて粉体を移送することにより前記充填ノズルから前記収納袋への粉体の供給・充填を行わせると共に、前記第1のスクリューコンベアが停止した後も所定時間回転して停止することを特徴とする請求項1または2に記載の粉体充填方法。
  4. 前記排気の継続期間は、少なくとも前記第1の充填速度で粉体の供給・充填を行う期間とすることを特徴とする請求項に記載の粉体充填方法。
  5. 粉体の供給・充填が前記第2の充填速度に切り換えられた時点で、前記排気を停止することを特徴とする請求項に記載の粉体充填方法。
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