JPH0811803A - フレキシブルコンテナ自動充填装置及びこれを使用したフレキシブルコンテナ自動充填方法 - Google Patents

フレキシブルコンテナ自動充填装置及びこれを使用したフレキシブルコンテナ自動充填方法

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JPH0811803A
JPH0811803A JP14763894A JP14763894A JPH0811803A JP H0811803 A JPH0811803 A JP H0811803A JP 14763894 A JP14763894 A JP 14763894A JP 14763894 A JP14763894 A JP 14763894A JP H0811803 A JPH0811803 A JP H0811803A
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chute
flexible container
powder
filling
exhaust
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JP14763894A
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Junji Furue
順二 古江
Kotaro Okawa
浩太郎 大川
Koichi Komamura
宏一 駒村
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NAGASAKI KIKI Manufacturing CO Ltd
JFE Steel Corp
Original Assignee
NAGASAKI KIKI Manufacturing CO Ltd
Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】フレキシブルコンテナ1に粉体を充填するに際
し、投入口部2内面の粉体による付着汚染や、投入口部
2を結束した後の投入口部2等に落下する粉体による汚
染を防止する。 【構成】自動充填装置のシュート20を、上端がパッカ
ースケール10の排出口11に接続され下端が充填位置
に向って開口する筒状のインナシュート21と、下端に
接続フランジ23が形成されインナシュート21の周囲
覆うように配設された筒状のアウタシュート22とより
構成し、投入口部2内面に対して気体を噴射し充填後の
付着粉体を吹払うよう気体供給源に接続されたノズル2
5をアウタシュート22の下端内側に設けるとともに、
投入口部2内の残存気体やアウタシュート22内の懸濁
粉体を排気するよう排気手段に接続された排気口30を
アウタシュート22の上端側に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フレキシブルコンテナ
(以下、フレコンという。)への粉体の自動充填装置及
び自動充填方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄粉等の粉粒体(以下、粉体とい
う。)を自動的に計量して所定量をフレコンに自動充填
する装置では、一般に特開平2−32901号公報のよ
うに、フレコン投入開口部を開状態に保持する保持体
(以下、フランジという)をあらかじめフレコンの投入
開口部に取り付け、このフランジ部を吊り上げて搬送す
る搬送手段により上記フレコンを計量充填装置部に搬送
し、粉体を充填しその後口綴じを行なっている。
【0003】ここで、一般的には、粉体がフレコン以外
に飛散するのを防止するため充填装置の投入シュートは
フレキシブルジョイント等を介して昇降自在に計量器の
排出部に接続され、充填開始時には投入シュート部が下
降してフレコン開口部フランジに密着させるようにして
いる。さらにこの種の自動充填装置では、充填が完了し
たフレコンを段積み保管する際、フレコン内に空気等の
気体が多量に残存していると上段のフレコンが転倒落下
したり、又下段のフレコンが破裂したりするため、口綴
じ前に充填装置の投入シュートを介する等して脱気を行
なうのが、一般的な方法である。
【0004】また、実開昭55−142401号公報の
ようにフレコン投入開口部に開閉自在なフランジ枠を具
備したフレコン等の袋詰装置において、充填完了後に上
記フランジ枠を自動的に折畳んで閉塞する装置も知られ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のフレキシブルコンテナ自動充填装置及び自動
充填方法は、フレコン内に投入された粉体が、舞上がっ
てフレコンの投入口内面に付着して汚染したり、又投入
シュートやフレキシブルジョイントの内面等に付着した
粉体がフレコンの投入口を口綴じ結束後に落下し結束上
部の充填口部分(あるいは、折畳んだフランジ枠の上
部)を汚染させる問題があった。また、実開昭55−1
42401号公報のような装置において意願昭58−3
5850号公報のようなフランジ枠を折畳んで閉鎖する
時には、当該フランジ枠の咬み合わせ部分に落下した粉
体が入って緊密に閉鎖出来ないという問題があった。こ
のため、従来はこれら付着粉(通常、80〜100g/
1フレコンの量の粉体が付着していた。)を除去するた
めの専従の作業者が必要となっていた。
【0006】本発明は、このような従来の技術が有する
問題点に着目してなされたもので、フレコンの投入口部
内面の粉体による付着汚染や、投入口を結束した後の投
入口部等に落下する粉体による汚染を防止できるフレキ
シブルコンテナ自動充填装置及びこれを使用したフレキ
シブルコンテナ自動充填方法を提供することを目的とし
ている。
【0007】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めの本発明の要旨とするところは、 1 充填位置に位置決めされたフレキシブルコンテナ
(1)の投入口部(2)のフランジ(3)にシュート
(20)の接続フランジ(23)を密着接合させた状態
で、前記充填位置の上方に配設された粉体の計量排出手
段(10)から前記シュート(20)を介して前記フレ
キシブルコンテナ(1)内に粉体を流下させて充填する
フレキシブルコンテナ自動充填装置において、前記シュ
ート(20)を、上端が前記計量排出手段(10)の排
出口(11)に接続され下端が前記充填位置に向って開
口する筒状のインナシュート(21)と、下端に前記接
続フランジ(23)が形成され前記インナシュート(2
1)の周囲を覆うように配設された筒状のアウタシュー
ト(22)とより構成し、前記フレキシブルコンテナ
(1)の投入口部(2)内面に対して気体を噴射し充填
後の付着粉体を吹払うよう気体供給源に接続されたノズ
ル(25)を前記アウタシュート(22)の下端内側に
設けるとともに、前記投入口部(2)内の残存気体や前
記アウタシュート(22)内の懸濁粉体を排気するよう
排気手段に接続された排気口(30)を前記アウタシュ
ート(22)の上端側に設けたことを特徴とするフレキ
シブルコンテナ自動充填装置。
【0008】2 粉体の付着を防止すべく前記アウタシ
ュート(22)及び前記インナシュート(21)を振動
させるバイブレータ(32,33)を設けたことを特徴
とする項1記載のフレキシブルコンテナ自動充填装置。
【0009】3 項1又は2記載のフレキシブルコンテ
ナ自動充填装置を使用してフレキシブルコンテナ(1)
に粉体を充填するフレキシブルコンテナ自動充填方法で
あって、フレキシブルコンテナ(1)の投入口部(2)
のフランジ(3)に前記アウタシュート(22)下端の
接続フランジ(23)を接合させ、前記インナシュート
(21)を介して粉体を流下せしめ前記フレキシブルコ
ンテナ(1)内に充填する充填工程と、この充填工程の
後に、前記投入口部(2)の膨張と収縮が繰返されて付
着した粉体が振り落されるよう、前記ノズル(25)か
ら気体を噴射させる動作と前記排気口(30)から排気
する動作とを交互に繰返す振落し工程とを有することを
特徴とするフレキシブルコンテナ自動充填方法。
【0010】4 前記振落し工程の後に、前記投入口部
(2)や前記アウタシュート(22)内の懸濁粉体を排
気するよう、前記ノズル(25)から気体を噴射させる
動作と前記排気口(30)から排気する動作とを同時に
行なう浄化工程を有することを特徴とする項3記載のフ
レキシブルコンテナ自動充填方法に存する。
【0011】
【作用】本発明のフレキシブルコンテナ自動充填装置で
は、アウタシュート(22)下端の接続フランジ(2
3)を充填位置に位置決めされたフレコン(1)の投入
口部(2)のフランジに密着接合させた状態で、前記充
填位置の上方に配設された粉体の計量排出手段からイン
ナシュート(21)を介して前記フレコン(1)内に粉
体を流下させて充填が行なわれ、この際舞上がった粉体
はアウタシュート(22)により外部への飛散が防止さ
れる。そして、アウタシュート(22)内において舞上
がった粉体は、一旦懸濁し又はフレコン(1)の投入口
部(2)に降りそそぐことになるが、フレコン(1)の
前記投入口部(2)内面に対してはアウタシュート(2
2)の下端内側に設けたノズル(25)より気体が吹き
付けられるので、この投入口部(2)内面には最終的に
ほとんど付着せず、そのほとんどがフレコン(1)の充
填部に収まるか、あるいは前記アウタシュート(22)
の上端側に設けた排気口(30)から排出される。ま
た、前記投入口部(2)内の残存気体も最終的にこの排
気口(30)から排気されるから、フレコン(1)の投
入口部(2)あるいはその周囲を従来に比し格段に清浄
にしつつ、しかもフレコン(1)内の残存気体を抜いた
状態で口綴じ工程に移行することができる。特に、アウ
タシュート(22)及びインナシュート(21)を振動
させるバイブレータ(32,33)を設けた場合には、
充填時及びその後に上記の如く排気口(30)からの排
気が行なわれている際に、アウタシュート(22)及び
インナシュート(21)への粉体の付着も防止され、口
綴じの際にここに付着した粉体が落下するのを確実に回
避できる。
【0012】また、本発明のフレキシブルコンテナ自動
充填方法では、充填工程の後に、前記投入口部(2)の
膨張と収縮が繰返されるよう、前記ノズル(25)から
気体を噴射させる動作と前記排気口(30)から排気す
る動作とを交互に繰返す振落し工程を有する。このた
め、充填工程において前記投入口部(2)内面に粉体が
付着したとしても、この振落し工程において、前記投入
口部(2)が揺すられることになりここに付着した粉体
が十分振り落され、前記排気口(30)より排気される
ので、より前記投入口部(2)をより清浄にすることが
できる。
【0013】さらに、前記振落し工程の後に、前記投入
口部(2)や前記アウタシュート(22)内の懸濁粉体
を排気するよう、前記ノズル(25)から気体を噴射さ
せる動作と前記排気口(30)から排気する動作とを同
時に行なう浄化工程を有する場合には、振落し工程にお
いて前記投入口部(2)内面に付着した粉体を十分に振
り落した後に、前記投入口部(2)や前記アウタシュー
ト(22)内に懸濁粉体が残っていたとしも、これらが
確実に排気され、フレコン(1)の投入口部(2)又は
その周囲をさらに清浄にして口綴じ工程に移行すること
ができる。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明
する。本実施例のフレキシブルコンテナ自動充填装置
は、図1に示すように、フレコン1が位置決めされる充
填位置の上方に配設されたパッカースケール10(計量
排出手段)と、このパッカースケール10の下端側に下
方に伸びるように設けられたシュート20とを備える。
なおフレコン1は、投入口部2の上端に、この投入口部
2を開状態に保持し搬送時の吊り上げ部としても機能す
るフランジ3が取り付けられている。
【0015】シュート20は、インナシュート21とア
ウタシュート22とよりなる。インナシュート21は、
上端がパッカースケール10の下端の排出ゲート11に
接続管15を介して接続され、下端が充填位置に向って
開口する筒状体である。アウタシュート22は、インナ
シュート21の外周を覆うように設けられた筒状体で、
やはり充填位置に向って開口する下端には、フレコン1
のフランジ3にパッキン4を介して密着接合可能な接続
フランジ23が形成されている。このアウタシュート2
2は、中央部22aがいわゆるフレキシブルジョイント
として機能するように蛇腹状とされ、基端側がインナシ
ュート21の基端外周に密閉状態に固定された状態で、
下端側(接続フランジ23)が充填位置のフレコン1に
対して昇降できるようになっている。
【0016】また、アウタシュート22の下端内周(す
なわち接続フランジ23の内側)には、図2に示すよう
に、リング状で下方に突出したジャケット24が形成さ
れ、このジャケット24の下端にはフレコン1に接合さ
れたときに投入口部2の内面を狙うノズル25(この場
合、ジャケット24の下端に形成された貫通孔又はスリ
ット)が周方向に複数形成されている。そして、アウタ
シュート22下端外周面には、このジャケット24に連
通する気体供給管26が取り付けられ、この気体供給管
26にはこれを開閉する気体供給用電磁弁27が設けら
れている。また、この気体供給管26には、例えば図示
省略した窒素ガス供給装置(気体供給源)が接続され、
5Kg/cm2以上に昇圧した窒素ガスが供給される。
さらに、アウタシュート22の下端側には、接続フラン
ジ23の昇降を駆動するシリンダ28の出力ロッドが連
結されている。
【0017】一方、アウタシュート22の基端側には、
排気管29に接続された排気口30が形成され、排気管
29にはこれを開閉する排気用電磁弁31が設けられる
とともに、図示省略した排気手段(例えば、真空ポンプ
あるいは吸気ブロワ)が接続されている。そして、イン
ナシュート21とアウタシュート22には、例えばモー
タとこれにより回転される偏芯重りとよりなるバイブレ
ータ32,33がそれぞれ取り付けられている。なお本
装置は、図示省略した制御装置により後述の如く自動制
御される。
【0018】次に上記装置の作用及び上記装置を使用し
た充填方法を説明する。フランジ3を吊り上げて搬送さ
れきたフレコン1が装置の真下の充填位置に位置決めさ
れたら、まず、粉体を充填する際の周囲への飛散を防止
するため、アウタシュート22の下端とともに接続フラ
ンジ23を昇降シリンダ28により下降させて図1,2
の如くパッキン4を介してフランジ3に圧着させる。そ
の後、気体供給用電磁弁27及び排気用電磁弁31を閉
じてバイブレータ32,33を起動した状態で、粉体を
パッカースケール10で自動的に計量し、所定量に達し
たときに排出ゲート11を自動的に開として、インナシ
ュート21を介して粉体を流下させフレコン1の内部に
排出する(充填工程)。この際充填された粉体は点線4
1の如く舞上がり、フレコン1の投入口部2の内面に一
旦付着するが、バイブレータ32,33による振動でイ
ンナシュート21やアウタシュート22への付着は抑制
される。
【0019】充填が完了したら、排気用電磁弁31を閉
じたままで気体供給用電磁弁27を開ける動作と、気体
供給用電磁弁27を閉めて排気用電磁弁31を開ける動
作とを繰返す(振落し工程)。すると、電磁弁27を開
けたときには、ジャケット24に5Kg/cm2以上に
昇圧した窒素ガスが供給され、この窒素ガスがノズル2
5から吹き出てフレコン1の投入口部2の内面に吹き付
けられ、この投入口部2の内面が図1のように膨張す
る。そして、排気用電磁弁31を開けたときには、イン
ナシュート21とアウタシュート22の間の空間を経由
して点線42の如く投入口部2内の空気が吸い出される
から、図2に示す如く投入口部2が収縮する。つまり、
フレコン投入口部2が膨張と収縮を繰返すようにはため
いて、間欠的に投入口部2内面に窒素ガスが吹き付けら
れる。このため、フレコン投入口部2に付着した粉体
は、投入口部2が揺れ動くことにより又窒素ガスに吹払
われることにより、十分に払い落とされる。
【0020】なおこの際、窒素ガスの流量や排気の流量
又は各弁を開けている時間等を調整することで、フレコ
ン1内の粉体が舞上がらないようにすることができる。
また、投入口部2の内面から払い落とされた粉体は、フ
レコン1の内部(適正な充填部)に堆積するか、あるい
は、インナシュート21とアウタシュート22の間の空
間に懸濁しつつ排気口30を介して排気される。このた
め、この振落し工程の最終段階で、気体供給用電磁弁2
7を閉めて排気用電磁弁31を開ける排気動作を十分な
時間行なえば、フレコン1の投入口部2内の残存気体や
インナシュート21とアウタシュート22の間の空間等
に懸濁した粉体が排出され、フレコン1の投入口部2あ
るいはその周囲を従来に比し格段に清浄にして、しかも
フレコン1内の残存気体を抜いた状態で口綴じ工程に移
行することができる。
【0021】なお上記振落し工程における排気動作は、
気体供給用電磁弁27を閉めて行なうものであるため、
インナシュート21とアウタシュート22の間の空間を
多量のガスが流れず、懸濁した粉体等が完全には排気で
きない恐れがあるが、その場合には、以下の浄化工程を
追加することで、フレコン1の投入口部2あるいはその
周囲をさらに清浄にすることができる。すなわち、バイ
ブレータ32,33を作動した状態で、排気用電磁弁3
1及び気体供給用電磁弁27を同時に連続して開状態に
制御する(浄化工程)。これにより、ノズル25から吹
出す窒素ガスを排気口30に吸引する連続する気流によ
りアウタシュート22等に付着した粉体やアウタシュー
ト22内に懸濁している粉体を完全に除去できる。
【0022】このように、上記充填装置及び充填方法に
よれば、フレコン1の投入口部2あるいはその周囲を従
来に比し格段に清浄にして、しかもフレコン1内の残存
気体を抜いた状態で口綴じ工程に移行することができ
る。したがって、口綴じ工程においては、シュート20
側から落下する粉体はなく、フレコン1の投入口部2内
も清浄なものとなっているため、付着粉を除去するため
の専従の作業者が不要となり、その後の保管もし易くな
る効果がある。
【0023】なお、本発明は上記実施例に限られず各種
の態様が有り得る。例えば、アウタシュート22の下端
(接続フランジ3)は、必ずしも昇降するように構成さ
れている必要はなく、フレコン1のフランジ3の方を昇
降させてアウタシュート22と接続させる構成でもよ
い。また、インナシュート21やアウタシュート22の
材質により粉体の付着が生じにくい場合には、バイブレ
ータ32,33を削除することもできる。
【0024】
【発明の効果】本発明にかかるフレキシブルコンテナ自
動充填装置あるいは自動充填方法によれば、フレコンの
投入口部あるいはその周囲を従来に比し格段に清浄にし
て、しかもフレコン内の残存気体を抜いた状態で口綴じ
工程に移行することができる。したがって、口綴じ工程
においては、シュート側から落下する粉体はなく、フレ
コンの投入口部内も清浄なものとなっているため、付着
粉を除去するための専従の作業者が不要となり、その後
の保管もし易くなる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるフレキシブルコンテナ
自動充填装置の全体構成を示す側断面図である。
【図2】本発明の一実施例であるフレキシブルコンテナ
自動充填装置のフレコン接続部を示す部分拡大図であ
る。
【符号の説明】
1…フレコン 2…投入口部 3…フランジ 11…パッカースケール(計量排出手段) 20…シュート 21…インナシュート 22…アウタシュート 23…接続フランジ 25…ノズル 30…排気口 32,33…バイブレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大川 浩太郎 千葉県千葉市川崎町1番地 川崎製鉄株式 会社千葉製作所内 (72)発明者 駒村 宏一 千葉県千葉市川崎町1番地 川崎製鉄株式 会社千葉製作所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】充填位置に位置決めされたフレキシブルコ
    ンテナの投入口部のフランジにシュートの接続フランジ
    を密着接合させた状態で、前記充填位置の上方に配設さ
    れた粉体の計量排出手段から前記シュートを介して前記
    フレキシブルコンテナ内に粉体を流下させて充填するフ
    レキシブルコンテナ自動充填装置において、 前記シュートを、上端が前記計量排出手段の排出口に接
    続され下端が前記充填位置に向って開口する筒状のイン
    ナシュートと、下端に前記接続フランジが形成され前記
    インナシュートの周囲を覆うように配設された筒状のア
    ウタシュートとより構成し、 前記フレキシブルコンテナの投入口部内面に対して気体
    を噴射し充填後の付着粉体を吹払うよう気体供給源に接
    続されたノズルを前記アウタシュートの下端内側に設け
    るとともに、前記投入口部内の残存気体や前記アウタシ
    ュート内の懸濁粉体を排気するよう排気手段に接続され
    た排気口を前記アウタシュートの上端側に設けたことを
    特徴とするフレキシブルコンテナ自動充填装置。
  2. 【請求項2】粉体の付着を防止すべく前記アウタシュー
    ト及び前記インナシュートを振動させるバイブレータを
    設けたことを特徴とする請求項1記載のフレキシブルコ
    ンテナ自動充填装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のフレキシブルコンテ
    ナ自動充填装置を使用してフレキシブルコンテナに粉体
    を充填するフレキシブルコンテナ自動充填方法であっ
    て、 フレキシブルコンテナの投入口部のフランジに前記アウ
    タシュート下端の接続フランジを接合させ、前記インナ
    シュートを介して粉体を流下せしめ前記フレキシブルコ
    ンテナ内に充填する充填工程と、 この充填工程の後に、前記投入口部の膨張と収縮が繰返
    されて付着した粉体が振り落されるよう、前記ノズルか
    ら気体を噴射させる動作と前記排気口から排気する動作
    とを交互に繰返す振落し工程とを有することを特徴とす
    るフレキシブルコンテナ自動充填方法。
  4. 【請求項4】前記振落し工程の後に、前記投入口部や前
    記アウタシュート内の懸濁粉体を排気するよう、前記ノ
    ズルから気体を噴射させる動作と前記排気口から排気す
    る動作とを同時に行なう浄化工程を有することを特徴と
    する請求項3記載のフレキシブルコンテナ自動充填方
    法。
JP14763894A 1994-06-29 1994-06-29 フレキシブルコンテナ自動充填装置及びこれを使用したフレキシブルコンテナ自動充填方法 Pending JPH0811803A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003165501A (ja) * 2001-11-30 2003-06-10 Nisshin Seifun Group Inc 粉粒体充填装置
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