JP4426407B2 - 切削加工装置 - Google Patents

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Description

この発明は、各辺間の内側コーナーが90度の凹入段部や四角形の角孔或いは辺間の内側コーナーが90度以上の凹入段部や六角形などの多角形の角孔を切削するもので、切削コーナーにRが残らないようにした切削加工装置に関する。
エンドミルによるフライス作業において、角穴形状や内側コーナー部を直角に加工する際、エンドミルのR寸法が残り、角形形状に加工できない。
通常、このような加工を行なう場合、R寸法が小さくなるよう出来るだけ外径の小さい小径のエンドミルで加工を行なうしかなかった。
ところで、小径エンドミルの場合、刃物剛性不足にともない単位時間あたりの切削量の著しい低下や、最適条件にて加工を行なうための刃物回転数の確保及び刃物剛性不足による刃先の破損などがある。
このため、加工効率が大幅に低下すると共に、大幅なコストアップになる。
そこで、型彫り放電加工や、加工箇所が貫通加工の場合ワイヤーカット放電加工で行なうのが一般的である。
しかしながら、電極の製作や、型彫り、ワイヤー放電加工のいずれの場合、段取り変えが必要となり、かつワークの着脱芯出し作業による段取り時間が増加すると共に、加工速度も切削加工と比較すると大幅に遅くなるなどによって大幅なコストアップになる。
そこで、ワークに前もって設けてある下穴に角穴加工用刃体の角柱状刃部を圧入すると共に、ワークに対し相対的に自転できない角柱状刃部の歳差運動により角柱状刃部の先端面の周縁部でワークの下穴周面を下穴深さ方向に剪断切削しながら、下穴の断面形状を角柱状刃部の先端面の多角形状に加工するものがある(特許文献1参照)。
また、数値制御装置の補間制御と同等の制御によって、切刃の外端点が切削対象のインコーナ形状に合致する移動軌跡を描くように回転工具と被加工物とが工具底面に対し平行な面上で相対移動させ、これに同期して主軸回転、すなわち回転工具の回転を制御して、ピン角、微小アールのインコーナの切削を行なうようにしたものがある(特許文献2参照)。
特開平8−294809号公報 特開2002−182716号公報
ところで、特許文献1の角柱状刃部を歳差運動させながら剪断切断する方式にあっては、ワークに前もって下穴を加工しておくので、下穴の加工に手間がかかって大幅なコストアップになる。
また、下穴の深さを角穴の加工深さよりも深くするか或いは下穴を貫通させる必要が(切断層の逃げのため)ある。
上記のような条件を具備しないと加工できない。すなわち、加工に条件がともなう問題があった。
特に、コーナー加工の場合、回転切削でないため刃物が逃げ(刃物の全周が加工形状に囲まれていないため逃げやすい)、加工精度が著しく低下する。
特許文献2の切削方式によると、数値制御できる機械でないと加工することができないと共に、数値制御にともなう機械側テーブルの移動にともないエネルギー的にもコストのアップになると共に、テーブルガイドの部分の摩耗により加工精度にも問題が発生する。
そこで、この発明は、下穴の加工が不要になり、かつ入力軸の回転のみで角形状の加工ができると共に、ワークを積載した機械側テーブルを移動させる必要がないため、エネルギー的にもコストダウンとなり、又テーブルガイドの部分摩耗を防ぐと共に、数値制御が装備されていない機械でも辺間の内側コーナーが90度以上の凹入段部や六角形などの多角形の角孔を切削することができるようにした切削加工装置を提供することにある。
上記のような課題を解決するために、この発明は、機械に対し不回転状態に接続するケーシングと、このケーシングの末端から挿入してフリーに回転するように軸承すると共に、上記機械側から回転伝達を受けるように設けた入力軸と、この入力軸の先端側に末端側を屈曲及び屈曲による軸方向変位が生じても回転伝達可能な自在継手を介し連結した中間軸と、この中間軸の外側に軸承すると共に、適宜のガイド手段により前後方向にスライドするように設けた第1スライダと、この第1スライダの端面に対向させて上記入力軸の先端に共に回転するように設けたX軸用カムと、上記第1スライダに軸支してX軸用カムの周面に接触させたカムフォロアと、上記中間軸の先端側に末端側を屈曲及び屈曲による軸方向変位が生じても回転伝達可能な自在継手を介し連結した先軸と、この先軸の外側に軸承すると共に、適宜のガイド手段により左右方向にスライドするように設けた第2スライダと、この第2スライダの端面に対向させて上記中間軸と共に回転するように設けたY軸用カムと、上記第2スライダに軸支してY軸用カムの周面に接触させたカムフォロアと、上記先軸の先端ホルダに保持させたバイトとからなり、上記入力軸の回転運動を上記X軸用カム及びY軸用カムにより角軸状運動に変換すると共に、変換にともない第1及び第2スライダを追従スライドさせて上記バイトによる角孔形状や内コーナーをRが存在しないよう切削する構成を採用する。
また、前記ホルダにバイトをセットする際、ホルダの位相に対しバイトの位相を正確に取り付く位相決め手段を設けた構成を採用することもある。
さらに、前記ケーシングの周面に第1及び第2スライダの少なくとも片方のスライド方向に平行する位相決め基準面部を設けた構成を採用することもある。
以上のように、この発明の切削加工装置によれば、入力軸の回転を中間軸から先端にバイトを保持させた先軸にそれぞれの先端と末端を連結する自在継手を介し伝達すると共に、X軸用カムとY軸用カムとで追従スライドする第1及び第2スライダによって回転運動を角形状運動に変換するので、バイトにより角孔形状や内コーナーを切削し、しかもRの存在しない切削が可能になる。
このため、入力軸の回転のみで角形状の切削加工ができて、ワークを積載した機械側テーブルを移動させる必要がないため、エネルギー的にもコストダウンとなり、かつ数値制御が装備されていない機械でも辺間の内側コーナーが90度以上の凹入段部や六角形などの多角形の角孔を切削加工することができる特有な効果がある。
また、ホルダにバイトをセットする際、位相決め手段によりホルダの位相に対しバイトの位相が正確に取り付く効果もある。
さらに、ワーク加工位相もケーシングの基準面によって360度自在に位相決めが可能になる。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
この発明の第1の実施形態では、図1から図5に示すように、機械Aに対し不回転状態に接続するケーシング1には、ケーシング1の末端から挿入してベアリング14を介しフリーに回転するように軸承すると共に、機械側から回転伝達を受ける入力軸2が設けてある。
上記機械Aに対するケーシング1の不回転状態の接続及び入力軸2の回転伝達は、図1に示すように、周知方式の機械Aの回転スピンドル3に設けてあるテーパー孔4に入力軸2の末端から突出するテーパーシャンク5を嵌入して回転の伝達を行ない、上記テーパーシャンク5の嵌入状況下にケーシング1の外側に設けてある固定ブロック6の位置決めピン7の先端が機械Aに設けてあるブロック8のテーパー孔9に嵌入して位置決めピン7を突出力の付与バネ10に抗して押し戻しながら、押し戻しにともない位置決めピン7から突出する突出部材11の透孔12に固定ブロック6から突出するピン13を嵌入させた構成以外に、例えば図6に示すように、ベアリング14を介し入力軸2を軸承してあるケーシング1の末端のフランジ15を機械Aの前面に当接すると共に、フランジ15の周縁部に設けてある複数の透孔16に挿入したボルト(図示省略)を機械Aのネジ穴(図示省略)にねじ込んで取付け、入力軸2の末端に取付けるギヤやプーリ(図示省略)に回転伝達を受けるようにした構成がある。
また、入力軸2の先端に中間軸17の末端を屈曲及び屈曲による軸方向変位が生じても回転伝達可能な自在継手18を介し連結し、この中間軸17の外側には、ベアリング19を介し軸承すると共に、ガイド手段20により前後方向にスライドする第1スライダ21が設けてある。
上記のガイド手段20は、図示の場合第1スライダ21の外周対向位置で、両端が前後方向に向く平行なガイド溝22と、この両ガイド溝22をスライド自在に抱き込むガイドベース23(このガイドベース23は、ケーシング1にボルトを介し固定してある)と押え板24との組み合わせにより(ガイドベース23に押え板24をボルト止めする)構成したが、上記以外の構成によってガイドすることもある。
さらに、入力軸2の先端には、入力軸2と共に回転するように固定(図示の場合、ボルト25を介し)すると共に、周面に第1スライダ21に軸支したカムフォロア26を接触させたX軸用カム27が設けてある。
また、中間軸17の先端に先軸29の末端を屈曲及び屈曲による軸方向変位が生じても回転伝達可能な自在継手18を介し連結すると共に、この先軸29の外側には、先軸29に対しベアリング30を介し軸承すると共に、ガイド手段20を介し左右方向にスライドする第2スライダ31が第1スライダ21上に設けてある。
上記第2スライダ31のガイド手段20は、第1スライダ21のガイド手段と同様につき説明を省略する。
さらに、第2スライダ31の端面に対向させて中間軸17と共に回転する(図示の場合キー32を介し)Y軸用カム33が設けてあり、第2スライダ31には、軸支してY軸用カム33の周面の接触させたカムフォロア34が設けてある。
上記のカムフォロア26、34は、図示の場合第1スライダ21及び第2スライダ31の1箇所に軸支して、バネ28により第1スライダ21、第2スライダ31に付与してある押圧力によりX軸用カム27、Y軸用カム33の周面にカムフォロア26、34を押し付けて、第1スライダ21及び第2スライダ31のスライド伝達を行なうようにしたが、対向2ヶ所のカムフォロアでカムを挟み込むようにしてもよい。
なお、カムフォロア26、34を、図12に示すように(図12は、カムフォロア34側を示したが、カムフォロア24側も同様に構成する)カムフォロア34の支持用の軸51に偏芯カラー52を介しカムフォロア34を取付けることで(偏芯カラー52を回動操作して)、Y軸用カム33(X軸用カム27も同様)と軸間距離を調整することができる。
なお、図4、5に示すX軸用カム27及びY軸用カム33は、四角形の角穴や図7に示すようにワークWの辺から内方にL形の段部Bや、コ字状の段部(図示省略)を切削する形状に限定されず、例えば図8、9に示すような、六角形の角穴(孔)加工のX軸用カム27、Y軸用カム33を使用して、六角穴を切削することもある。
また、先軸29の先端ホルダ35には、バイト36が保持させてある。
上記ホルダ35に対するバイト36の保持は、図1に示すようにホルダ36の先端面から内方に向けて設けた穴37にバイト36の末端部を挿入し、ホルダ36の外周面から穴37に貫通するネジ孔38にネジ軸39をねじ込んで取付けるようにしてある。
なお、上記の各自在継手18には、例えばユニバーサルジョイントが使用されている。
次に上記構成の切削加工機による四角形の角穴の切削を図10のバイト移動量図に基づいて説明する。
まず、図10の(a)に示すように、ワークWの切削加工センターにバイト36のセンターを合致させると共に、バイト36の刃先を四角形の角穴の一辺の辺長の2等分位置になるように位相を決める。
次いで一方向に入力軸2を回転する。
すると、入力軸2から自在継手18を介し中間軸17に中間軸17から自在継手18を介し先軸29に回転を伝えながら、バイト36を回転させてワークWを切削する。
その際共に回転するX軸用カム27によって第1スライダ21を、またY軸用カム33によって第2スライダ31をそれぞれスライド(入力軸2の45°回転により)させるのでバイト36による切削点が図10の(a)から図10の(b)に示すように移動させる。
上記の状況下からX軸用カム27によって第1スライダ21を、またY軸用カム33によって第2スライダ31をそれぞれスライドさせるので、バイト36による切削点が図10の(c)に示すように入力軸2の90°回転で辺長の二等分位置迄移動し、入力軸2の135°回転で図10の(d)に示すように辺長の終点に移動する。
この状況下からX軸用カム27によって第1スライダ21を、またY軸用カム33によって第2スライダ31をそれぞれスライドさせるので、バイト36による切削点が図10の(e)に示すように入力軸2の180°回転で辺長の二等分位置迄移動し、入力軸2の225°回転で図10の(f)に示すように、辺長の終点に移動する。
次にX軸用カム27によって第1スライダ21を、またY軸用カム33によって第2スライダ31をそれぞれスライドさせて、図10の(g)に示すように入力軸2の270°回転により辺長の二等分位置迄移動させ、図10の(h)に示すように入力軸2の315°回転により辺長の終点迄移動させ、然るのち、X軸用カム27によって第1スライダ21を、またY軸用カム33によって第2スライダ31をそれぞれスライドさせて、入力軸2の360°回転で図10の(i)に示すようにバイト36を図10の(a)に示す切削開始点に到達させる。
その結果、図10の(i)に示すように、ワークWの角穴Sが切削される。
すなわち、バイト36が四角形の軌道を描くので、図10の(i)に示すような四角形角穴Sが切削される。
勿論、四角形の角穴Sのそれぞれのコーナーの切削は、X軸用カム27及びY軸用カム33による第1スライダ21及び第2スライダ31の強制的なスライドにともなうバイト36の正確な正方形の軌跡によってRが存在しない。
そして、図10の(i)に示す四角形の角穴Sに、図7に示すように、ワークWに平面L形の段部Bや平面コ形の段部なども切削(図示省略)することもできる。
また、図8、9に示すように、四角形のX軸用カム27にかえて六角形のX軸用カム27′を、四角形のY軸用カム33にかえて六角形のY軸用カム33′を用いる。
すると、図11の(a)から(i)に示す切削工程図に示すように前述の六角形のX軸用カム27′と六角形のY軸用カム33′及び第1スライダ21及び第2スライダ31の追従スライドによってバイト36が六角形の軌跡移動し、六角形の角穴Sが切削できる。
なお、刃物(バイト36)サイズよりも大きい角穴を加工したい場合、座標を移動させ加工すれば、大きい角穴を加工することができるが、この場合、コーナー加工となり、回転切削でないと刃先が逃げ、加工精度が著しく低下する(刃物の全周が加工形状に囲まれていないと逃げやすい)。
この発明の第2の実施形態では、図1及び図2に示すように、ホルダ35にバイト36をセットする際、ホルダ35の位相に対しバイト36の位相を正確に取り付く位相決め手段Eが設けてある。
上記の位相決め手段Eは、図示の場合バイト36を三角柱とし、ホルダ35にバイト36の三角柱の末端部を挿入(嵌入)する三角穴を設けたが、上記形状に限定されず、三角以外の多角形や、丸軸の周面例えば対向二辺を平行状に切削した(小判形)などであってもよいが、挿嵌入部は、刃物(バイト36)の角数に合わせておけばワーク加工位相と刃先位相を間違えることなくセットでき、角数分で構成された各刃先刃切部を使用することができる。これは、挿嵌入部と刃先角数が一致しないと使用できない刃先が生じるためである。
この発明の第3の実施形態では、図1及び図2に示すように、ケーシング1の周面には、第1及び第2スライダの少なくとも片方のスライド方向に平行する位相決め基準面部Fが設けてある。
上記の基準面部Fは、図示のケーシング1の周面に溝条を切削して設けたが、同目的を達成する手段、例えば、定規となる部材を取付けて設けることもできる。
すると、基準面部FによってワークWの加工位相決めが容易に、かつ正確に決めることができる。
この発明の切削加工装置を示す一部切欠正面図 同上の底面図 同上の要部を示す縦断拡大正面図 図3のI−I線に沿う断面図 図3のII−II線に沿う断面図 ホルダの他の支持を示す横断平面図 ワークの加工例を示す斜視図 X軸用六角形加工カムを示す平面図 Y軸用六角形加工カムを示す平面図 四角形の角穴の加工バイトの移動を示す平面図 六角形の角穴の加工バイトの移動を示す平面図 カムフォロアの軸承部分を示す縦断正面図
符号の説明
A 機械
B 段部
S 角孔
1 ケーシング
2 入力軸
3 スピンドル
4 テーパー孔
5 テーパーシャンク
6 固定ブロック
7 位置決めピン
8 ブロック
9 テーパー孔
10 バネ
11 突出部材
12 透孔
13 ピン
14 ベアリング
15 フランジ
16 透孔
17 中間軸
18 自在継手
19 ベアリング
20 ガイド手段
21 第1スライダ
22 ガイド溝
23 ガイドベース
24 押え板
25 ボルト
26 カムフォロア
27 X軸用カム
28 バネ
29 先軸
30 ベアリング
31 第2スライダ
32 キー
33 Y軸用カム
34 カムフォロア
35 ホルダ
36 バイト
E 位相決め手段
F 基準面

Claims (3)

  1. 機械に対し不回転状態に接続するケーシングと、このケーシングの末端から挿入してフリーに回転するように軸承すると共に、上記機械側から回転伝達を受けるように設けた入力軸と、この入力軸の先端側に末端側を屈曲及び屈曲による軸方向変位が生じても回転伝達可能な自在継手を介し連結した中間軸と、この中間軸の外側に軸承すると共に、適宜のガイド手段により前後方向にスライドするように設けた第1スライダと、この第1スライダの端面に対向させて上記入力軸の先端に共に回転するように設けたX軸用カムと、上記第1スライダに軸支してX軸用カムの周面に接触させたカムフォロアと、上記中間軸の先端側に末端側を屈曲及び屈曲による軸方向変位が生じても回転伝達可能な自在継手を介し連結した先軸と、この先軸の外側に軸承すると共に、適宜のガイド手段により左右方向にスライドするように設けた第2スライダと、この第2スライダの端面に対向させて上記中間軸と共に回転するように設けたY軸用カムと、上記第2スライダに軸支してY軸用カムの周面に接触させたカムフォロアと、上記先軸の先端ホルダに保持させたバイトとからなり、上記入力軸の回転運動を上記X軸用カム及びY軸用カムにより角軸状運動に変換すると共に、変換にともない第1及び第2スライダを追従スライドさせて上記バイトによる角孔形状や内コーナーをRが存在しないよう切削することを特徴とする切削加工装置。
  2. 前記ホルダにバイトをセットする際、ホルダの位相に対しバイトの位相を正確に取り付く位相決め手段を設けたことを特徴とする請求項1に記載の切削加工装置。
  3. 前記ケーシングの周面に第1及び第2スライダの少なくとも片方のスライド方向に平行する位相決め基準面部を設けたことを特徴とする請求項1に記載の切削加工装置。
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