JP4422251B2 - ビット誤り測定器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は例えば伝送系のビット誤りを測定するビット誤り測定器に関する。
【0002】
【従来の技術】
図21に従来のビット誤り測定器を示す。試験データ発生器11は例えばシフトレジスタの出力と途中のシフト段の出力との排他的論理和をとって入力に帰還する構成の疑似ランダムバイナリシーケンス(PRBS)発生器、あるいは、アドレス信号により選択されて出力される一連のビットパターンが格納されたランダムアクセスメモリ(RAM)で構成され、この試験データ発生器11から発生した試験データは例えば伝送路12に通され、その伝送路12の出力は、ビット誤り測定器の入力端子13から入力データとして入力され、基準データ発生部14からの基準データと照合部15でビットごとに比較され、不一致ビットが検出される。基準データ発生部14は試験データ発生器11と一般的には同一構成のものであり、入力端子13からの入力データと同期した基準データが発生される。照合部15は例えば排他的論理和回路であって、入力データと基準データとの不一致ビットごとに出力が“1”となる。
【0003】
この照合部15で検出された不一致ビット、つまり基準データに対し、誤ったビットの数が誤りビット計数部16で計数され、その計数値が表示部17に表示される。あるいは、誤ったビット数を全ビット数で割算したビット誤り率がビット誤り率計算部18で計算され、これが表示部17に表示される。誤りビット数と、ビット誤り率との両者が表示されることもある。
【0004】
ビット誤り測定器として特開平8−213970号公報で提案されているものもある。この概略を図22を参照して説明する。図22において図21と対応する部分に同一符号を付けてある。照合部15で誤りビットが検出されると、そのビット位置を示す情報が基準データ発生部14から誤り位置ラッチ21にラッチされる。このビット位置情報は基準データ発生部14がRAMの場合は、その誤りビットが発生した時の基準データ発生アドレスであり、PRBSの場合は、誤りビットが発生した時の基準データ発生部のシフトレジスタの内容である。
【0005】
コピー発生器22において、その誤りビットと、その誤りビットの直前の基準データの所定ビット、例えば28ビットと、誤りビットの直後の基準データの所定ビット、例えば3ビットが発生され、誤りビットとその前後の所定数の基準パターンが表示部17にデータ表示部23に表示され、また誤りビット位置情報が位置表示部24に表示される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
図21に示した従来のビット誤り測定器では、全体のビット誤り数、又はビット誤り率がわかるだけで、全体の入力データにおいてどの部分でビット誤りが発生したか、またビット誤りの発生分布、その発生量の分布などは不明である。
図22に示した従来のビット誤り測定器では、ビット誤り位置と、その前後の基準データがわかり、その基準データからどのようなビットパターンで誤りが発生し易いなどを知ることができる。しかし表示するデータはそのビット誤り位置付近のみであるが、実際には、可成り、前のビットパターンの状態が影響することがあり、このような場合はその原因を知ることができない。更に1つのビット誤りについてその位置表示と、付近の基準データを再生(コピー)しているため、接近してビット誤りが発生すると、それに関する情報を取りこぼすおそれがある。またビット誤り発生分布、発生量分布を知ることができない。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この発明によれば誤りビットの位置情報を連続的に記録手段に記録する。
この誤りビットの位置情報をその記録順に時系列的に表示する。
基準データのビットパターンを連続的に表示し、その中の誤りビット位置に、記録した誤りビット位置情報により印しを付ける。
【0008】
各ビット位置についてその誤り数又は/及び誤り率を求めて表示する。
基準データの所定ビットごとのマーク率を求め、マーク率とビット誤りの関係を表示する。
基準データの所定のビットごとにそのスイッチング量(データが変化する回数又は変化率)を求め、スイッチング量とビット誤りの関係を表示する。
【0009】
基準データの所定数の部分パターンごとに、誤りビット数又は/及びビット誤り率を求め、その各部分パターンとビット誤り数又は/及びビット誤り率を表示する。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1にこの発明の実施例を示し、図21、図22と対応する部分に同一番号を付けてある。この発明では、入力データと基準データとを照合部15で照合し、不一致が検出されると、その不一致のビットの基準データ(ビットパターン系列)上の位置を示す情報を、その時の基準データ発生部14から得られるビット位置情報により取得して、誤りビット位置記録部31にその誤りビット発生順に、連続的に記録する。
【0011】
一連の入力データが1回又は複数回入力された後、誤りビット位置記録部31から誤りビット位置情報を順次取出し、データ処理部32で処理して、表示部17に表示する。データ処理部32での処理は、後述で明らかにするが、誤りビット位置情報自体についての処理及び表示部17に表示するための処理を行う。
例えば図2に示すように、誤りビット位置がその誤り発生順に表示部に表示される。この場合、基準データのビットパターン系列の最初の1ビットを1番目とし次のビットを2番目として以下同様にビット位置を示している。
【0012】
図3に示すようにパターン表示部33に基準データの各ビットを発生順に配列表示し、その各行の最初のビットのビット位置を、代表ビット位置表示部34に表示している。この例では表示すべきデータ量が増加して表示部17に表示できなくなる場合は、古いデータを表示から外して、つまり表示を表示面中で上側に全体として移動させて、上部の古いデータをあふれ出すようにした場合である。パターン表示部33の1行目の左端のビットの位置は0000064であり、各行に32ビット表示されているから、2行目の左端のビットの位置は0000096となる。このような入力データのビットパターン表示中の、誤りビットについては印しを付け、図では斜線を被せている。つまり1行目の右から2番目のビット“1”に斜線が付けられてあり、これはビット誤りが生じたものであることを示している。この表示例では、ビットパターン表示の各行ごとに、それまでの誤りビットの合計数が誤り数表示部35に表示されている。誤り数表示部35は1行目、2行目までは誤りビットは1であるが、3行目に誤りビットがあるため、誤り数は0000003と表示される。誤りビットの印しは斜線に限らず、例えば赤などの目立つ色を付けてもよい。
【0013】
図3に示すような表示を行うためには、データ処理部32は例えば図4に示すように構成される。つまりデータ処理部32には基準データ発生部14と同様の基準データ発生部36を備え、これより発生された基準データが表示パターン生成部37により、図3中のパターン表示部33に示す表示が表示部17で行われるように処理し、また基準データ発生部36からのビット位置情報と、図1中の誤りビット位置記録部31から読出され、端子38から入力された誤りビット位置情報と一致検出部39で比較され、一致が検出されると、ビットパターン表示部33の該当するビット表示に後表示(図3では斜線)が付けられるように表示パターン生成部37で処理される。この一致検出部39は、端子38からの誤りビット位置情報から入力データ中の誤りビットを求める手段を構成している。
【0014】
端子38から誤りビット位置情報の数が誤りビット計数部41で計数される。表示パターン生成部37では入力された基準データのビット数又は基準データ発生部36からのビット位置情報に基づき、表示パターン生成部37で、図3に示す代表ビット位置表示部34の表示が表示部17になされ、またこれらの情報と、誤りビット計数部41の誤りビット計数値とから誤り数表示部35の表示が表示部17になされるようにされる。
【0015】
図5に示す表示を行わせることもできる。パターン表示部33には基準データがそのビットパターン系列順に表示され、その各行の左端のビットのビット位置情報が代表ビット位置表示部34に表示され、更に、各誤りビットについてはそのビット誤り率に応じた色を付けた場合である。この図では色を表示できないから、青色が付けられた部分には青と文字を付けて色の区別をした。右端に四角の縦配列は、実際には各四角は異なる色が付けられ、その色の右横にその色が表わすビット誤り率が表示された表示部43である。この例ではマウスなどで特定のビットを指定すると、表示面の下部に、その入力ビット位置情報が表示部44と、誤りビット数BECが表示部45に、そのビット誤り率BERが表示部46にそれぞれ配列表示される。この特定ビットの数は1個に限らず複数指定してそれらのビット位置、誤りビット数BEC、ビット誤り率BERを表示するようにしてもよい。場合によっては全誤りビットについてBEC,BERを表示するようにしてもよい。またこれら表示においてBEC,BERの一方のみを表示してもよい。
【0016】
各ビット位置ごとの誤り数や誤り率を求めるには、例えば図6に示す処理をすればよい。まず各ビット位置の誤り数を0に初期化し(S1)、誤りビット位置記録部31から最初の誤りビット位置情報を読出し(S2)、その誤りビット位置の誤り数を+1し(S3)、記録部31からの読出しが終了したかを調べ(S4)、終了していなければ次の誤りビット位置情報を読出し(S5)、ステップS3に戻り、その誤りビット位置の誤り数を+1する。以下同様にして、全ての誤りビット位置情報の読出しが終了すると(S4)、各ビット位置ごとのビット誤り率を計算する(S6)。なおこの場合は、同一の試験データが繰返し送られ、つまり同一基準データの同一のビット位置について複数回入力データとの比較が行われる。
【0017】
この場合のデータ処理部32の構成は図7に示すように図4中の誤りビット計数部41の代りに図6に示した処理を行う、ビット位置ごとの誤り数計算部48を用いればよい。この計算部48では必要に応じてビット誤り率の計算も行ってもよい。つまり、図5のパターン表示部33の各ビット位置の表示はビット誤り率を色分けして表示する代りに、そのビット位置での誤り数を色分けして表示してもよい。表示パターン生成部37には図5中の表示部44〜46の表示を行うためにビット位置指定情報も入力される。
【0018】
図8に示すように、表示部17に、ビット位置を横軸にとり、その各ビット位置におけるビット誤り状況、つまりビット誤りの有無やビット誤り数(BEC)又はビット誤り率(BER)を縦軸に表示してもよい。この例では更に、基準データの所定数のビット、例えば32ビットや64ビットごとにマーク率を求めることを順次1ビット又は複数ビットずつずらしながら行い、マーク率を曲線51として示す。更に、基準データの所定数のビット、例えば32ビットや64ビットごとにスイッチング量(ビットが変化する回数又は変化する率)を求めることを順次1ビット又は複数ビットずつずらしながら行い、スイッチング量を曲線52として表示している。
【0019】
この図8の表示を行うデータ処理部32は図9に示すように、基準データ発生部36からの基準データについてマーク率計算部53で所定ビットごとのマーク率が1ビットづつずらしながら計算されて表示パターン生成部37へ供給され、また基準データはスイッチング量計算部54で、所定ビットごとのスイッチング量が1ビットづつずらしながら計算されて表示パターン生成部37へ供給され、またビット位置ごとの誤り数又はビット誤り率が計算部48で計算されて表示パターン生成部37に供給される。必要に応じて基準データ発生部36からビット位置情報も表示パターン生成部37に供給される。
【0020】
次に図10に示す表示法について説明する。このパターン表示部33ではビットパターンをそのまま表示するのではなく、4ビットを16進数で表わして表示した場合である。つまり1行目の「F6F6」は「11110110 11110110」を表わしている。また基準データを所定ビット数、この例では16ビットの部分データに分割し、その各部分データごとに誤りビットの数を誤り数表示部55に、ビット誤り率を誤り率表示部56にそれぞれ表示した場合である。各部分データを1行に表示し、その先頭ビットの位置情報代表ビット位置表示部34に表示した。
【0021】
先ず部分データごとの計数値を0に初期化し(S1)、誤りビット位置情報を読出し(S2)、該当の部分データの計数値を+1し(S3)、誤りビット位置情報の読出しが完了してなければ(S4)、ステップS2に戻り、読出しが完了したら、各部分データごとのビット誤り率を計算する(S5)。
このように部分データごとの誤りビット数、又はビット誤り率を求める場合のデータ処理部32は図12に示すように基準データ発生部36からの基準データが表示パターン生成部37へ供給されると共に、基準データ発生部36からのビット位置情報と、端子38からの読出された誤りビット位置情報とが部分パターンごとの誤りビット数計算部58に入力されて、この計算部58で図11に示した処理が実行され、その各部分データごとの誤りビット数、必要に応じてビット誤り率が表示パターン生成部37に入力されて、図10に示したような表示が表示部17になされる。
【0022】
上述のように基準データ又は入力データを複数の部分データに分割して各部分データごとにビット誤り量を求める場合に、部分データへの分割としては次の各種の手法もある。
即ち、入力データが図13に示すように予め決められたフレーム構造データ61である場合、その各フレーム内の各領域のデータが部分データとされる。図示例では先頭の同期用データが部分データ62−1に、次に、データ転送情報(アドレス)が部分データ62−2に、ユーザデータが部分データ62−3に、……最後の誤り監視データが部分データ62−nに分割される。このような部分データ62−1〜62−nに分割した場合も、誤りビット位置情報を連続的に求め、その誤りビット位置情報を記録部31(図1)から読出して図11に示した処理と同様の処理により、部分データごとのビット誤り量を求めればよい。この部分データごとの誤り量の表示例を図14に示す。
【0023】
このようなフレーム構造データは例えば図15に示すように、データ分解部63で各領域のデータ、つまり部分データ62−1,62−2,…,62−nに分割され、これら部分データ62−1〜62−nはデータ処理部64−1〜64−nでそれぞれ処理され、これらデータ処理部64−1〜64−nの処理結果がデータ組立部65に入力されて、図13に示すフレーム構造データに組立てられて出力される場合がある。この出力データに対し、前述した部分データ分割ビット誤り検出を行い、例えば図14に示したように部分データ62−2(データ転送情報)のビート誤り量、ビット誤り率が特に大であれば、図15中のデータ処理部64−2が不良であると推定することができる。
【0024】
また図16に示す入力データを、図17に示す低速化部(多重化分離部)66に入力して各ビットごとに4つの出力線に順次分配することを繰返し、並列の第1〜第4低速データ、つまり4つの部分データ62−1〜62−4に変換し、データ処理部67で処理し、これら処理後の第1〜第4並列低速データを高速化部(多重化部)68で1つの高速データに多重化して出力する。このようにすることにより複雑な処理を、データ処理部67で低速に行うことができる。
【0025】
この場合も高速の出力データについてビット誤り位置情報を求め、このビット誤り位置情報から、低速化部66で分割した第1〜第4低速データ、つまり部分データ62−1〜62−4のそれぞれについてビット誤り量を求める。図16中に斜線を施したビットにビット誤りが発生しているとすると、この時の測定結果の表示は例えば図18に示すように第3低速データ(部分データ62−3)のビット誤り数が多く、かつビット誤り率が高いものとなり、データ処理部67における不良個所を容量に特定することができる。
【0026】
あるいは利用者が入力データ中の特定のビットを指定することにより部分データに分割することもできる。例えば図19に示すように、ビットb10,b14…を指定することによりビットb1〜b10を部分データ62−1とし、ビットb11〜b14を部分データ62−2とする。この場合の部分データごとに誤り量の表示側を図20に示す。
【0027】
何れの形式の部分データであっても部分データごとにビット誤り量を、連続記録ビット誤り位置情報から求める手法は図11に示した手順で行うことができる。また各種形式の部分データごとの誤りの状況を図8に示したように表示してもよく、この場合は横軸は部分データの位置を示す情報となる。この際、マーク率又は/及びスイッチング量を同様に表示してもよい。
【0028】
上述において図1中の誤りビット位置記録部31に記録される誤りビット位置情報は基準データ発生部14がRAMの場合はその時発生しているビットのアドレスであり、PRBSの場合は、その時発生しているシフトレジスタの内容または、所定パターンからの位相差であり、基準データ発生部14がRAMとPRBSとを用いて、時間的に使い分ける場合は、使用しているものと対応したビット位置情報である。表示部17に表示するビット位置情報は、誤りビット位置情報がRAMの場合はそのアドレスを10進数に変換したものであり、PRBSの場合は、シフトレジスタの内容からビット位置情報を求めるには、誤りビット位置情報に一致するパターンが現れるまで所定パターンから、特性多段式を用いて計算し、その計算回数をビット位置情報とし、又は所定パターンとシフトレジスタの内容とから、M系列の位相差を求める手法によってもよい。求めた誤りビット位置情報が所定パターンからの位相差の時は、その値をビット位置情報に表示する。
【0029】
上述においてデータ処理部32は、一般にCPUがプログラムを読出し解読実行して、その機能を達成できるように構成される。図3において、表示するビットパターンは入力データでもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上述べたようにこの発明によれば誤りビットの位置情報を連続的に記録するため、その誤りビット位置情報を観察することにより基準データのビットパターン系列上における誤りビット位置分布を知ることができ、例えばバースト的にビット誤りが発生していると、これを直ちに知り、かつビットパターン系列上のどの位置で発生したかを知ることができる。
【0031】
また図3に示したように、基準データ又は入力データのビットパターンを連続的に表示し、かつその誤りビットに印しを付けることにより、誤りビットの前後特に前のパターンの様子と、ビット誤りとの関係を知ることができる。しかも、その影響が誤りビットより可成り前のパターンに影響されている場合も知ることができる。つまり入力データ中の誤りの原因の同定と修正を確実にすることが可能となる。
【0032】
また、誤りビット位置の情報を連続的に取り、その後、図3、図5、図10などの表示をするため、ビット誤りが連続的に発生しても、そのビット誤りとその前後のビットパターンとを落すことなく、表示することができる。
また図8の表示によれば、誤りビット位置、その分布、誤りの数と、基準パターンのマーク率又はスイッチング量との関係を知ることができる。図8ではマーク率が小さく、スイッチング量が小さい所でビット誤りが多数発生していることが理解される。
【0033】
更に図10に示した表示によれば、基準データの部分パターンごとに誤りビット数、ビット誤り率を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例の機能構成を示すブロック図。
【図2】 この発明の実施例における誤りビット位置表示例を示す図。
【図3】この発明の実施例におけるビートパターンと誤りビットとを同時表示した例を示す図。
【図4】図3の表示と対応した図1中のデータ処理部32の機能構成例を示す図。
【図5】この発明の実施例におけるビットパターンとビット誤り率とを同時表示した例を示す図。
【図6】図5の表示におけるビット誤り率を求めるための処理手順の例を示す流れ図。
【図7】図5の表示と対応した図1中のデータ処理部32の機能構成例を示す図。
【図8】この発明の実施例におけるビット誤り率のビットパターン上の分布と、基準データのマーク率、スイッチング量を表示する例を示す図。
【図9】図8の表示と対応した図1中のデータ処理部32の機能構成例を示す図。
【図10】この発明の実施例における部分パターンと誤り数を表示する例を示す図。
【図11】部分パターンの誤り数を求めるための処理手順の例を示す流れ図。
【図12】図10の表示と対応した図1中のデータ処理部32の機能構成例を示す図。
【図13】フレーム構造と部分データとの関係例を示す図。
【図14】図13に示した部分データごとのビット誤り量の表示例を示す図。
【図15】フレーム構造データをその領域ごとに処理する装置を示すブロック図。
【図16】入力データとその誤りビットの例を示す図。
【図17】高速データを複数の低速データ(部分データ)に分割して処理する装置の例を示す図。
【図18】高速データを低速データ(部分データ)に分割し、その部分データごとのビット誤り量を求めた表示例を示す図。
【図19】ビット指定により部分データに分割する例を示す図。
【図20】図19に示した部分データごとのビット誤り量の表示例を示す図。
【図21】従来のビット誤り測定器を示す図。
【図22】従来の他のビット誤り測定器を示す図。
Claims (7)
- 入力データと基準データとを照合手段で照合して入力データのビット誤りを検出するビット誤り測定器において、
上記入力データと同期した基準データとそのビット位置情報を出力する第1基準データ発生部と、
上記入力データと基準データとを照合して不一致データを出力する照合部と、
入力した上記不一致データとビット位置情報を対応させて記録する誤りビット位置記録部と、
上記誤りビット位置記録部から読み出した情報を処理して処理した情報を表示部に出力するデータ処理部と、
上記データ処理部で処理された情報を表示する表示部とを具備し、
上記データ処理部は、
上記第1基準データ発生部と同様の基準データとそのビット位置情報を出力する第2基準データ発生部と、
上記第2基準データ発生部からのビット位置情報と上記誤り位置記録部からの誤りビット位置情報とを照合して不一致の情報を出力する一致検出部と、
上記誤り位置記録部からの誤りビット位置情報の入力回数を計数する誤りビット計数部と、
処理されたデータから表示パターンを生成する表示パターン生成部とを具備し、
上記表示部のパターン表示部と代表ビット位置表示部と誤り数表示部に、それぞれ連続する複数のビットからなる部分データ毎に上記基準データと代表ビット位置とビット誤り数が表示されるように、上記誤りビット位置記録部から読み出したデータと情報の処理をすることを特徴とするビット誤り測定器。 - 請求項1に記載のビット誤り測定器において、
上記データ処理部は、
繰返し入力した誤りビット位置情報を計算してビット位置ごとのビット誤り数又はビット誤り率を算出する誤りビット数計算部を具備し、
ビット位置ごとのビット誤り数又はビット誤り率を上記表示部に表示する処理を行うことを特徴とする請求項1に記載のビット誤り測定器。 - 請求項2に記載のビット誤り測定器において、
上記データ処理部は、
ビット位置ごとのビット誤り数又はビット誤り率を上記表示部に色分け表示する処理を行うことを特徴とする請求項2に記載のビット誤り測定器。 - 請求項1に記載のビット誤り測定器において、
上記データ処理部は、
上記各部分データは所定の多重/分離則により分離された各ビットストリームデータであるとして処理することを特徴とする請求項1記載のビット誤り測定器。 - 請求項1に記載のビット誤り測定器において、
上記データ処理部は、
上記各部分データは入力手段により指定された各ビット位置により区分されたデータであるとして処理することを特徴とする請求項1記載のビット誤り測定器。 - 請求項2に記載のビット誤り測定器において、
上記データ処理部は、
上記基準データの所定数のビットごとに順次1つ又は複数ずつずらしながらビットのマーク率を算出する手段と、算出したマーク率を対応するビット又は所定ビットごとのビット誤り状況と共に表示する処理をすることを特徴とする請求項2記載のビット誤り測定器。 - 請求項2に記載のビット誤り測定器において、
上記データ処理部は、
上記基準データの所定数のビットごとに順次1つ又は複数ずつずらしながらビットのスイッチング量を算出する手段と、算出したスイッチング量を対応するビット又は所定ビットごとのビット誤り状況と共に表示する処理をすることを特徴とする請求項2記載のビット誤り測定器。
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