JP4421263B2 - 結着状食品の成形装置、成形方法および製造方法 - Google Patents

結着状食品の成形装置、成形方法および製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、結着状食品を、2次的に所定の形状に成形するための成形装置、成形方法および製造方法に関する。
本発明において、結着状食品とは、コロッケやハンバーグ等の具材のように、外力によって変形し、かつ保形性を有する物性の食品を示す。
コロッケは、ジャガイモ(マッシュポテト)、挽き肉、玉ねぎなどを原料として中種を作り、これを円形、楕円形などの形状に成形してから、卵液やバッターを付け、さらにパン粉を付着させて油ちょうすることにより、製造される。
コロッケを加工食品として大量生産する場合、コロッケの中種の成形は、例えば、円形や楕円形などの形状の穴を有するプレートを金型として用い、プレートの穴に具材を詰めて、穴の反対側の口から押し出して中種を得ていた。得られた中種は、例えば図5に示すような形状になっており、上下面が角張った厚板状の外観を呈して、手作り感に乏しく、人手で成形したものと比べると不自然な印象を免れなかった。
食品を成形する成形機としては、例えば、円柱状のローラにより、生ハンバーグ等の食品を圧して平たく延ばす展圧ローラ成形機がある。しかし、この展圧ローラ成形機は、食品を平たく延ばすだけであり、食品に丸みを付与することはできない。
食品を人手で成形したような丸みのある形状に成形できる成形装置としては、従来、以下のような装置が知られている。
例えば、特許文献1,2には、3枚以上のシャッター片を円形に配置したシャッターの中央部の開口に棒状の食品生地を供給し、シャッター片の開閉によって食品生地を成形および切断するようにした包皮切断装置(包餡機)が記載されている。
特許文献3には、半球状の溝を有するロールとベルトを備え、これらロールとベルトとの間でチーズを転がすことにより、全体的に丸みを帯びた形状に成形するチーズの成形機が記載されている。
特許第3016246号公報 特許第3009140号公報 特開昭55−124451号公報
しかしながら、特許文献1,2に記載の成形装置の場合、円柱状や底面が平らな饅頭状(ベルト上に絞り出したときに底面がつぶれた場合)の形状になってしまい、コロッケに適した小判状の形状にはできない。また、生産能力が低く、大量生産向きではない。
特許文献3に記載の成形機の場合、チーズ自体が回転して丸くなる構造であるので、マッシュポテトや挽き肉などを原料としたコロッケ用の具材には不適であり、崩れてしまうおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、コロッケ等の材料となる結着状食品に丸みを付けて手作り感を与えることができる成形方法、成形方法および製造方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は、所定の塊状形状に予備成形された結着状食品を移送する駆動ベルトと、この駆動ベルトの上方に配置され、断面湾曲状に形成された溝状の凹部を有し、結着状食品を前記駆動ベルトの移送方向と同方向に送り出すように駆動される押圧部材と、この押圧部材と向かい合うように前記駆動ベルトの下側に配置され、断面湾曲状に形成された溝状の凹部を有する湾曲部材とを備え、前記駆動ベルトが、前記湾曲部材の凹部から浮いた状態になっており、前記押圧部材と前記湾曲部材との間を結着状食品が通過する際に湾曲部材の凹部に押し付けられて湾曲状に変形されるようになっており、前記駆動ベルトを前記湾曲部材の凹部の断面形状に沿って湾曲させるとともに、前記駆動ベルトと前記押圧部材との間に前記結着状食品を移送して、これら駆動ベルトおよび押圧部材を用いて前記結着状食品を押圧することにより、結着状食品の上下面に丸みを付けるようになっていることを特徴とする結着状食品の成形装置を提供する。
また、本発明は、所定の塊状形状に予備成形された結着状食品を移送する駆動ベルトと、この駆動ベルトの上方に配置され、断面湾曲状に形成された溝状の凹部を有し、結着状食品を前記駆動ベルトの移送方向と同方向に送り出すように駆動される押圧部材と、この押圧部材と向かい合うように前記駆動ベルトの下側に配置され、断面湾曲状に形成された溝状の凹部を有する湾曲部材とを備え、前記駆動ベルトを前記湾曲部材の凹部の断面形状に沿って湾曲させるとともに、前記駆動ベルトと前記押圧部材との間に前記結着状食品を移送して、これら駆動ベルトおよび押圧部材を用いて前記結着状食品を押圧することにより、結着状食品の上下面に丸みを付けるようになっており、前記駆動ベルトは、前記押圧部材と前記湾曲部材との間を結着状食品が通過する際に、押圧部材と駆動ベルトとによって押圧された結着状食品からの反力を受けて前記湾曲部材の凹部に押し付けられることにより、湾曲状に変形されるようになっていることを特徴とする結着状食品の成形装置を提供する。
前記押圧部材としては、駆動ベルトの移送方向に略垂直な回転軸線を有する駆動ローラを用いることができる。
前記駆動ベルトは、前記湾曲部材の凹部に沿って動かされることにより、湾曲状に変形した状態が維持されたものを用いることができる。
また、前記駆動ローラは溝状の凹部により鼓形に形成されたものを用いることができ、前記湾曲部材は前記駆動ローラに向かい合う側の上面に断面円弧状の凹部が形成されているものを用いることができる
また、本発明は、所定の塊状形状に予備成形された結着状食品を移送しながら、結着状食品の幅と同程度またはそれ以上の幅にわたって断面湾曲状に形成された凹部を有し、前記結着状食品を同じ方向に送るように駆動された上下一対の部材により前記結着状食品を転がさないように押圧して、該結着状食品の上下面に丸みを付ける結着状食品の成形方法であって、結着状食品を移送する手段として駆動ベルトを備え、この駆動ベルトの裏側に、該駆動ベルトを湾曲状に変形させるための凹部を有する湾曲部材を配置して、結着状食品を押圧する前記上下一対の部材の少なくとも一方または両方として、前記上下一対の部材の間を結着状食品が通過する際に、前記上下一対の部材によって押圧された結着状食品からの反力を受けて前記湾曲部材の凹部に押し付けられることにより、湾曲状に変形されるようになっている駆動ベルトを用いることを特徴とする結着状食品の成形方法を提供する
らに、本発明は、上述の結着状食品の成形方法を用いた結着状食品の製造方法を提供する。
本発明によれば、断面湾曲状に形成された溝状の凹部を有する上下一対の部材により、結着状食品を移送しながら押圧するので、比較的簡単な構成で、結着状食品の上下面に丸みを付けて、手作り感のある形状の食品を製造することができる。結着状食品を駆動ベルトと駆動ローラの間に挟んで成形するので、移送速度を速くして連続的な成形が可能となり、高い生産能力が得られる。
また、上下一対の部材を、4連等、複数並設した設計ができるため、予備成形された具材を、予備成形用の成形機から、同じ間隔で並列させたまま移送して、2次成形することができ、高い生産能力が得られる。
以下、実施の形態に基づいて、本発明を詳しく説明する。
図1〜4,図8は、本発明の結着状食品の成形装置の一実施の形態例を説明する図面であり、図1は、本発明の結着状食品の成形装置の一実施の形態例の要部を示す概略構成図である。図2は、図1の成形装置における駆動ローラを示す(a)正面図および(b)側面図である。図3は、図1の成形装置における湾曲部材を示す(a)正面図および(b)側面図である。図4は、図1のS−S線に沿う断面図である。図8は、この成形装置の概略の外観を示す正面図である。
この成形装置5において、符号1は、結着状食品4a〜4cを移送する駆動ベルトである。また、符号2は、断面湾曲状に形成された溝状の凹部2aを有する押圧部材(駆動ローラ)である。符号3は、駆動ベルト1を断面湾曲状に規制するための凹部3aを上面に有する湾曲部材(固定板)である。
本実施の形態の場合、結着状食品を同じ方向に送るように駆動された上下一対の部材は、駆動ベルト1と駆動ローラ2とである。
図8に示すように、駆動ベルト1は、該駆動ベルト1へ結着状食品が投入される投入側に配設された投入側プーリ11a、排出側に配設された排出側プーリ11b、該排出側プーリ11bよりも下側に位置する駆動プーリ12、および駆動ベルト1のテンションを調節するためのプーリ13に、順に巻き掛けられている。駆動ベルト1は、投入側および排出側のプーリ11a,11bの間で、ほぼ水平方向に走行するようになっており、この部分が結着状食品を移送する部分である。上記プーリ11a,11b,12,13は、それぞれ成形装置5の機枠30の各所に配設されている。
駆動ベルト1は、駆動プーリ12を介して伝動される駆動モータ18の駆動力によって、所定方向(図8における反時計回り)に駆動回転され、駆動ベルト1は、その上に載せられた結着状食品を、転がすことなく、下流側(図1,8における左向き)に移送する(移送手段)。プーリ13は軸の位置が変更可能であり、駆動ベルト1のテンションは、プーリ13の位置を変えることにより、調節が可能になっている。
この成形装置5では、駆動ベルト1の下流側(図8における左側)に、駆動ベルト1の排出側まで移送された結着状食品を引き続いて移送する下流側コンベア14が配置されている。下流側コンベア14は、プーリ15a,15b,16,17に、順に巻き掛けられている。下流側コンベア14は、プーリ15a,15bの間で、ほぼ水平方向に走行するようになっており、この部分が結着状食品を移送する部分である。上記プーリ15a,15b,16,17は、それぞれ成形装置5の機枠30の各所に配設されている。
下流側コンベア14に使われるコンベアは、特に限定されるものではないが、ここでは、耐久性や、具材の滑りが少なく、次工程への乗り継ぎが円滑にいくことから、金属製のネットコンベアを用いている。
下流側コンベア14は、駆動プーリ17を介して伝動される駆動モータ18の駆動力によって、所定方向(図8における反時計回り)に駆動回転される。プーリ16は、軸の位置が変更可能であり、下流側コンベア14のテンションは、プーリ16の位置を変えることにより、調節が可能になっている。
押圧部材2は、図2に示すように、溝状の凹部2aにより鼓形に形成された駆動ローラであり(以下の説明中、押圧部材2を駆動ローラ2ということがある)、図8では、昇降台21上に載置された駆動モータ22によって回転駆動されている。図4に示すように、駆動ローラ2は、複数個が同じ回転軸23に取り付けられており、それぞれの駆動ローラ2が、湾曲部材3により湾曲状になった駆動ベルト1と向かい合うように配置されている。回転軸23の中心軸線(回転軸線)は、駆動ベルト1の移送方向と垂直になっている。
図8に示すように、昇降台21は、成形装置5の機枠30に設けられた棚32上に配設されており、棚32からの駆動モータ22の高さを適宜調節できるようになっている。同様にして、駆動ローラ2が取り付けられた回転軸23も、昇降台21と同期して昇降するようになっている。
湾曲部材3は、図3に示すように、昇降板31上の固定された略直方体状の板状の部材である(以下の説明中、湾曲部材3を固定板3ということがある)。固定板3は、駆動ベルト1の裏側(結着状食品が移送される面に対する反対側;ここでは下側)に、駆動ローラ2に向かい合って配置されている。湾曲部材3には、駆動ローラ2に向かい合う側の上面3bに、断面円弧状の凹部3aが形成されている。
図1,図4に示すように、ここでは固定板3は、昇降位置調節手段31aによって昇降位置を調節できるようにされた昇降板31の上に設けられている。昇降位置調節手段31aによって固定板3の高さを調節し、駆動ベルト1の下からせり上げて、該駆動ベルト1に押し付けると、駆動ベルト1は、プーリ11aと11bとの間の部分が、自身のテンションにより、固定板3の凹部3aに沿って変形し、図1,図4に示すように、幅方向に湾曲した形状となる。
図4に示すように、この成形装置5では、駆動ベルト1が4本設けられており、それぞれの駆動ベルト1に対応して、駆動ローラ2と固定板3とが向かい合って配設されている。すなわち、この成形装置5では、それぞれの駆動ベルト1に結着状食品を送ることにより、同時に4個の結着状食品の2次成形を並行して行うことが可能である。
駆動ローラ2の凹部2aの幅W(図2参照)と、固定板3の凹部3aの幅W(図3参照)とは、いずれも、駆動ベルト1の幅W(図示略)と同程度であり、これらの幅W,W,Wは、いずれも、結着状食品の幅と同程度または若干大きい程度となっている。つまり、結着状食品が、駆動ベルト1および凹部2a,3aから、幅方向にはみ出すことがなく、かつ、複数の駆動ベルト1を横に並べても、成形装置5の幅(図8における奥行)を小さ目にすることができる。
また、図8に示すように、駆動ローラ2と固定板3との組(押圧装置20a,20b)は、各駆動ベルト1について、上流側(図8の右側)と下流側(図8の左側)とに、2組ずつ設けられている。それぞれの結着状食品は、2組の押圧装置20a,20bにより、順次、押圧力を加えられる。つまり、結着状食品の2次成形は段階的に行われる。
図1に示すように、駆動ローラ2と固定板3との間隔A,A(詳しくは、駆動ローラ2の側縁2bと湾曲部材3の上面3bの間隔)は、押圧部材2および固定板3のそれぞれの高さを調節する(上述)ことにより、調節可能である。間隔A,Aは、結着状食品の寸法や、結着力の強さなどの製造条件に応じて、適宜調節するのが良い。
本実施の形態においては、上流側の押圧装置20aと下流側の押圧装置20bとで、駆動ローラ2の寸法は、同じに作られている。固定板3の寸法についても同様である。この場合、サイズの異なる駆動ローラ2および固定板3をそれぞれ複数種類用意する必要がなく、成形装置5の製造や維持に要するコストを低減できる。しかし、本発明は、特にこれに限定されるものではなく、上流側の押圧装置20aと下流側の押圧装置20bとで、駆動ローラ2(押圧部材)の寸法もしくは固定板3の寸法を異なるようにしてもよい。
駆動ローラ2と固定板3との間隔A,Aは、上流側の押圧装置20aにおける間隔をA、下流側の押圧装置20bにおける間隔をAとおくとき、Aが、Aよりも小さくなるように調節されている。これにより、上流側の押圧装置20aで押圧されて厚みが小さくなった結着状食品4bを、下流側の押圧装置20bでも確実に押圧して2次成形することができる。なお、結着状食品の原料が弾力性を有する場合には、AをAと同程度としても、両方の押圧装置20a,20bで結着状食品を確実に押圧して2次成形することができる。
いずれの押圧装置20a,20bにおいても、上記間隔A,Aは、当該駆動ローラ2および固定板3の間を通る結着状食品の厚みよりも小さくされている。
以下、本実施の形態例に係る成形装置5の動作を説明する。
駆動ベルト1の投入側から投入された結着状食品4aは、上流側の押圧装置20aの駆動ローラ2と固定板3との間を通る際に、固定板3によって湾曲状に変形された駆動ベルト1と駆動ローラ2とにより、上下から挟まれて押圧される。この結果、上下から挟まれて押圧され、駆動ローラ2および固定板3の凹部2a,3aの形状に沿って、結着状食品4aの上下面に丸みが付けられる(符号4b)。
さらに、結着状食品4bは、下流側の押圧装置20bの駆動ローラ2と固定板3との間を通る際に、固定板3によって湾曲状に変形された駆動ベルト1と駆動ローラ2とにより、上下から挟まれて押圧される。この結果、駆動ローラ2および固定板3の凹部2a,3aの形状に沿って、結着状食品4bの上下面に丸みが付けられ、排出側から排出される(符号4c)。
このように、本例の成形装置5によれば、2次成形の際、駆動ローラ2は、結着状食品4a〜4cを、駆動ベルト1の移送方向と同方向に送り出すように駆動されているので、結着状食品は、駆動ローラ2と固定板3との間を速やかに通過し、結着状食品の2次成形に要する処理時間が短く済む上、結着状食品が駆動ベルト1上で転がらず、形崩れが起きにくい。
駆動ベルト1は、固定板3によって下側から支えられているので、押圧時の結着状食品からの反力に抗して、結着状食品を確実に押圧して変形させることができる。
押圧装置を上流側と下流側とに2箇所設けて、結着状食品の2次成形を、徐々に(2段階で)行うので、上下面が角張った形状4aから上下面に丸みを帯びた形状4cへと、無理なく成形することができ、形の崩れがなく、外観美麗な製品を得ることができる。
図4に示すように、4連等、複数を並列させた設計ができるので、汎用性のある型抜き方式の成形機で予備成形された具材を、同じ間隔で並列させたまま移送して、上記2次成形機に直結することができ、高い生産能力が得られる。
上記実施の形態例の成形装置5は、ジャガイモ(マッシュポテトなど)等のイモ類や、挽き肉、畜肉や魚肉などのすり身など、外力によって変形することができ、かつ保形性のある食材を主体とし、必要に応じて、各種の野菜や畜肉、魚介類、調味料などを混合した具材を成形する用途に好適である。
予備成形(1次成形)された結着状食品4aの形状としては、例えば、図5に示すような小判形(略楕円板状)が挙げられる。この場合、本発明の成形装置を用いて2次成形することにより、図6に示すように、上下面の幅方向両側(図6の左上側および右下側)に丸みを帯びた小判形の食品4cにすることができる。
また、他の例としては、略角柱状に1次成形した結着状食品の2次成形により、俵形状に成形することもできる。
本発明による成形方法において、成形装置による上下面の丸み付けは、複数回繰り返して行っても良い。例えば、結着状食品の1回目の2次成形の後に、結着状食品の向きを水平に90°回転させて、再度2次成形する方法が挙げられる。この場合、縦方向と横方向に丸み付けがなされるので、図7に示すように、より全体的に丸みを帯びた形状の食品4cに成形することができる。
上述した成形方法においては、駆動ベルト1は、湾曲部材3の凹部3aに沿って動かされることにより、湾曲状に変形した状態が維持されるようにしたが、本発明は、特にこれに限定されるものではなく、少なくとも、結着状食品が押圧される際に湾曲状に変形すればよい。
そこで、駆動ベルトが、結着状食品を押圧する際に湾曲状に変形するようになった成形装置および方法について、以下、図9を参照しながら説明する。ここで用いられる成形装置としては、例えば、図8に示した成形装置5を用いることができる。
まず、図9(a)に示すように、駆動ベルト1のテンションを緩めることにより、駆動ベルト1が、固定板3の凹部3aから浮いた状態にする。予備成形された結着状食品4aを駆動ベルト1に載せて移送し、駆動ローラ2と固定板3の間を通過させると、図9(b)、(c)に示すように、駆動ベルト1は、駆動ローラ2と駆動ベルト1とに挟まれた結着状食品4bから、押圧力に対する反力を受ける結果、固定板3の凹部3aに押し付けられて湾曲状に変形する。このようにして結着状食品を2次成形した場合、図9(d)に示すように、駆動ローラ2および固定板3の凹部2a,3aに沿って幅方向両側に丸みが付くのみならず、駆動ベルト1が一旦下に沈み込んで再度浮上することにより、移送の方向(図9(d)の左右方向)の前後にも丸みが付いた形状(図9(d)の符号4c)になる。つまり、より全体的に、丸みを帯びた形状の結着状食品4cを得ることができる。
2次成形後の結着状食品は、生のまま包装、販売して、利用者が加熱調理できるような提供形態としてもよく、また、油で揚げる、焼く、蒸す、炒めるなど、食品の種類に応じた加熱調理をしてから包装して販売しても良い。成形後の調理に際し、結着状食品に衣や皮などを付けることもありうる。冷凍により冷凍食品として流通させることもできる。もちろん、食材が加熱調理が不要なものであるか、成形前に加熱調理されるような食品であれば、2次成形後の加熱調理をすること無しに提供することもできる。
本発明を適用し得る結着状食品としては、コロッケやハンバーグ、メンチカツ、シュウマイ、さつま揚げや笹かまぼこ等のような魚肉練り製品等の材料となる具材が挙げられる。例えばコロッケの場合、詳しくは、ポテトコロッケ、牛肉コロッケ、カニコロッケ、野菜コロッケ、クリームコロッケ、カニクリームコロッケ、カレーコロッケ、肉じゃがコロッケなど、種々の製品が例示できる。
コロッケやメンチカツ等、衣を付けて油ちょうするような揚げ物の場合、本発明は、衣付け前の具材に適用するのがよい。また、ハンバーグ、メンチカツ、シュウマイ、魚肉練り製品等のように、タンパク質に富む具材の場合、成形は、加熱後ではタンパク質の凝固により変形性が乏しくなるので、本発明による成形は、加熱前の状態で行われる。シュウマイの場合、皮で包む前の中種の成形に適用できる。
本実施の形態例の成形装置によれば、結着状食品の成形加工を、自動かつ大量に処理することができ、良質な加工食品を廉価にて提供するのに有用である。
以上、本発明を好適な実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
例えば、上記実施の形態では、湾曲部材(固定板)上に配置された駆動ベルトと、該駆動ベルトの上方に配置された押圧部材(駆動ローラ)とにより、結着状食品を押圧してその上下面に丸みを付けるものであったが、本発明は、特にこれに限定されるものではない。
要は、予備成形された結着状食品を移送しながら、結着状食品の幅と同程度またはそれ以上の幅にわたって断面湾曲状に形成された凹部を有する上下一対の部材により押圧して、結着状食品の上下面に丸みを付けるものであればよく、結着状食品を押圧する部材としては、上下のそれぞれについて、駆動ローラや、固定板上に配置された駆動ベルト等を選択して用いることができる。また、湾曲部材の形状も、前記実施の形態に示したような、上面に凹部を有する固定板に限定されるものではなく、ローラ形状など、凹部を有する他の形状であってよい。
以下、本発明の実施例として、コロッケの製造方法の一例を具体的に説明する。
<コロッケの製造>
(1) 男爵イモ(700g)を水から茹で、熱いうちに皮をむき、イモの固形が5mm以下となる程度につぶした。
(2) フライパンにてサラダ油(5g)を熱し、牛ひき肉(200g)とみじん切りにした玉ねぎ(100g)を炒め、砂糖(10g)、食塩(5g)、コショウ(0.5g)を加えてさらに炒めた。
(3) (1)と(2)を混ぜ合わせ、中種を得た。
(4) 山中食品製作所製の成形機(商品名NS300−SX)のモールドにて、中種を成形し、一個当たり30gのコロッケの具材(46mm×36mm×厚さ21mm)を得た。
(5) (4)で得たコロッケの具材を、上記実施の形態の成形装置(図1〜4および図8参照)にて2次成形し、具材の上下面に丸みを有する具材(57mm×41mm×厚さ18mm)を得た。
この2次成形の製造条件は、以下の通りである(図1〜3参照)。
駆動ローラ2の回転速度=26回転/分。
駆動ローラ2の寸法:凹部2aの幅W=45mm、直径D=60mm、凹部3aの深さX=8.5mm。
固定板3の寸法:凹部3aの幅W=45mm、高さH=35mm、凹部3aの深さX=9mm。
駆動ベルト1の速度=3.6m/分。
駆動ベルト1の幅W=50mm。
上流側の押圧装置20aにおける駆動ローラ2と固定板3との間隔A=3mm。
下流側の押圧装置20bにおける駆動ローラ2と固定板3との間隔A=0.5mm。
(6) 小麦粉(1g)、溶き卵(6g)、パン粉(8g)を用意し、(5)で得た具材に、小麦粉、溶き卵、パン粉を順に付け、−35℃にて急速凍結を行い、−18℃の冷凍庫に保管した。
(7) 冷凍庫から取り出した具材を、180℃にて5分間油ちょうし、コロッケを得た。得られたコロッケは、手作り感のある、上下面に丸みを帯びた外観を呈するものであった。
本発明の実施の形態例に係る成形装置の要部を説明する概略構成図である。 図1の成形装置における押圧部材(駆動ローラ)を示す(a)正面図および(b)側面図である。 図1の成形装置における湾曲部材(固定板)を示す(a)正面図および(b)側面図である。 図1のS−S線に沿う断面図である。 丸みを付与する前の結着状食品の外観の一例を示す部分切欠斜視図である。 図5の結着状食品に丸みを付与した後の状態を示す部分切欠斜視図である。 丸みが付与された結着状食品の外観の他の例を示す部分切欠斜視図である。 本発明の実施の形態例に係る成形装置の概略の外観を示す正面図である。 (a)〜(d)本発明の成形方法の改変例を説明する正面図である。
符号の説明
1…駆動ベルト、2…押圧部材(駆動ローラ)、2a…押圧部材の凹部、3…湾曲部材(固定板)、3a…湾曲部材の凹部、4a,4b,4c…結着状食品、5…成形装置。

Claims (7)

  1. 所定の塊状形状に予備成形された結着状食品を移送する駆動ベルトと、
    この駆動ベルトの上方に配置され、断面湾曲状に形成された溝状の凹部を有し、結着状食品を前記駆動ベルトの移送方向と同方向に送り出すように駆動される押圧部材と、
    この押圧部材と向かい合うように前記駆動ベルトの下側に配置され、断面湾曲状に形成された溝状の凹部を有する湾曲部材とを備え、
    前記駆動ベルトが、前記湾曲部材の凹部から浮いた状態になっており、前記押圧部材と前記湾曲部材との間を結着状食品が通過する際に湾曲部材の凹部に押し付けられて湾曲状に変形されるようになっており、
    前記駆動ベルトを前記湾曲部材の凹部の断面形状に沿って湾曲させるとともに、前記駆動ベルトと前記押圧部材との間に前記結着状食品を移送して、これら駆動ベルトおよび押圧部材を用いて前記結着状食品を押圧することにより、結着状食品の上下面に丸みを付けるようになっていることを特徴とする結着状食品の成形装置。
  2. 所定の塊状形状に予備成形された結着状食品を移送する駆動ベルトと、
    この駆動ベルトの上方に配置され、断面湾曲状に形成された溝状の凹部を有し、結着状食品を前記駆動ベルトの移送方向と同方向に送り出すように駆動される押圧部材と、
    この押圧部材と向かい合うように前記駆動ベルトの下側に配置され、断面湾曲状に形成された溝状の凹部を有する湾曲部材とを備え、
    前記駆動ベルトを前記湾曲部材の凹部の断面形状に沿って湾曲させるとともに、前記駆動ベルトと前記押圧部材との間に前記結着状食品を移送して、これら駆動ベルトおよび押圧部材を用いて前記結着状食品を押圧することにより、結着状食品の上下面に丸みを付けるようになっており、
    前記駆動ベルトは、前記押圧部材と前記湾曲部材との間を結着状食品が通過する際に、押圧部材と駆動ベルトとによって押圧された結着状食品からの反力を受けて前記湾曲部材の凹部に押し付けられることにより、湾曲状に変形されるようになっていることを特徴とする結着状食品の成形装置。
  3. 前記押圧部材が、駆動ベルトの移送方向に略垂直な回転軸線を有する駆動ローラであることを特徴とする請求項1または2に記載の結着状食品の成形装置。
  4. 前記駆動ベルトは、前記湾曲部材の凹部に沿って動かされることにより、湾曲状に変形した状態が維持されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の結着状食品の成形装置。
  5. 前記駆動ローラが溝状の凹部により鼓形に形成されており、前記湾曲部材は前記駆動ローラに向かい合う側の上面に断面円弧状の凹部が形成されていることを特徴とする請求項3に記載の結着状食品の成形装置。
  6. 所定の塊状形状に予備成形された結着状食品を移送しながら、結着状食品の幅と同程度またはそれ以上の幅にわたって断面湾曲状に形成された凹部を有し、前記結着状食品を同じ方向に送るように駆動された上下一対の部材により前記結着状食品を転がさないように押圧して、該結着状食品の上下面に丸みを付ける結着状食品の成形方法であって、
    結着状食品を移送する手段として駆動ベルトを備え、この駆動ベルトの裏側に、該駆動ベルトを湾曲状に変形させるための凹部を有する湾曲部材を配置して、結着状食品を押圧する前記上下一対の部材の少なくとも一方または両方として、前記上下一対の部材の間を結着状食品が通過する際に、前記上下一対の部材によって押圧された結着状食品からの反力を受けて前記湾曲部材の凹部に押し付けられることにより、湾曲状に変形されるようになっている駆動ベルトを用いることを特徴とする結着状食品の成形方法。
  7. 請求項に記載の結着状食品の成形方法を用いることを特徴とする結着状食品の製造方法。
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