JP4417900B2 - 遊技機の施錠装置における錠本体 - Google Patents

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本発明は、機台枠に表枠が扉状に開閉可能に取り付けられており、その表枠にガラス枠が同じく扉状に開閉可能に取り付けられている遊技機において、前記ガラス枠の施錠を行なうガラス枠用施錠機構と前記表枠の施錠を行なう表枠用施錠機構との施錠動作を解除する遊技機の施錠装置における錠本体に関する。
上記した遊技機の施錠装置における錠本体については種々のものが提案されている。
例えば、特許文献1に記載された遊技機の施錠装置における錠本体100は、図6に示すように、回転体101に固定された解錠レバー102と、その解錠レバー102を原位置(上限中央)まで戻すための戻し機構104とを備えている。このように、錠本体100の解錠レバー102が戻し機構104によって原位置(上限中央)まで戻されることで、ガラス枠が閉じられる際に、その解錠レバー102が常にガラス枠用施錠機構及び表枠用施錠機構と係合するようになる。
前記戻し機構104は、解錠レバー102をガイド部材114の扁平V溝114vで受け、そのガイド部材114をコイルバネ104bのバネ力で上限位置まで引き上げることで、解錠レバー102を原位置(上限中央)に保持する構成である。
特開2004−290232号公報
上記した遊技機の施錠装置の錠本体100は、解錠レバー102を上下スライド可能なガイド部材114の扁平V溝114vで受け、そのガイド部材114をコイルバネ104bのバネ力で引き上げることで、その解錠レバー102を原位置に保持する構成である。このため、ガイド部材114、コイルバネ104bのほかに、ガイド部材114をスライド可能に支持する部材が必要となり、部品点数が多く、錠本体100が大型化する。さらに、錠本体100の製作コストも高くなる。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、本発明の技術的課題は、錠本体をコンパクト化するとともに、その錠本体の製作コスト低減を図ることである。
上記した課題は、各請求項の発明によって解決される。
請求項1の発明は、機台枠に表枠が扉状に開閉可能に取り付けられており、その表枠にガラス枠が同じく扉状に開閉可能に取り付けられている遊技機において、前記ガラス枠の施錠を行なうガラス枠用施錠機構と前記表枠の施錠を行なう表枠用施錠機構との施錠動作をシリンダ錠のキー操作により解除する遊技機の施錠装置における錠本体であって、
ガラス枠用解錠レバー及び表枠用解錠レバーを備え、シリンダ錠の回転軸に取り付けられ、シリンダ錠に対するキー操作により回転可能な構成の回転体と、前記シリンダ錠の回転軸の回りに配置され、前記回転体を原位置に保持するコイルバネの弾性体とを有しており、前記ガラス枠が閉じられて、前記ガラス枠用解錠レバー、表枠用解錠レバーがそれぞれ前記ガラス枠用施錠機構、前記表枠用施錠機構と係合しているときに、シリンダ錠へのキー操作により前記回転体が原位置から前記コイルバネの弾性体の力に抗して一方向に回転すると、前記ガラス枠用解錠レバーが前記ガラス枠用施錠機構の施錠動作を解除し、前記回転体が原位置から前記コイルバネの弾性体の力に抗して逆方向に回転すると、前記表枠用解錠レバーが前記表枠用施錠機構の施錠動作を解除する構成であり、前記コイルバネの弾性体は、コイル部と、そのコイル部の一端に設けられた第1直線部と、前記コイル部の他端に設けられた第2直線部とから構成されており、第1直線部の先端と第2直線部の先端とが閉じた状態で形成されており、第1直線部の先端と第2直線部の先端とを開く方向の外力を受けると、元の形状に戻る方向の回転トルクを発生する構成であり、前記コイルバネの弾性体の第1直線部の先端と第2直線部の先端とが、前記ガラス枠側に固定された固定バネ受け材の上下方向から掛けられており、さらに、前記回転体においてガラス枠用解錠レバーと表枠用解錠レバーとの中間位置に形成されたバネ受け部が、コイルバネの弾性体の第1直線部と第2直線部との間に配置されており、前記回転体が原位置にあるときは、その回転体のバネ受け部と、ガラス枠側に固定された固定バネ受け材とがコイルバネの弾性体の第1直線部と第2直線部との間に保持されて、前記回転体に回転トルクが加わらないように構成されており、前記回転体が原位置から一方向に回転すると、コイルバネの弾性体の第1直線部がその回転体のバネ受け部と係合し、前記コイルバネの弾性体の第2直線部が固定バネ受け材と係合して、前記回転体に対して原位置方向への回転トルクが加えられ、前記回転体が原位置から逆方向に回転すると、コイルバネの弾性体の第1直線部が固定バネ受け材と係合し、コイルバネの第2直線部が前記回転体のバネ受け部と係合して、前記回転体に対して原位置方向への回転トルクが加えられることを特徴とする。
本発明によると、前記弾性体は、原位置でガラス枠用解錠レバー及び表枠用解錠レバーを備える回転体に対して回転トルクを加えないように構成されている。また、前記弾性体は、原位置以外で前記回転体に対して原位置まで戻す方向の回転トルクを加えられるように構成されている。即ち、錠本体がキー操作された後は、前記回転体は弾性体の働きで原位置まで戻される。さらに、原位置では、前記回転体に対して弾性体の回転トルクが加わらないため、その回転体の回転ストッパ等が不要になる。
このように、弾性体の力のみで前記回転体を原位置まで戻し、さらにその回転体を原位置に保持する構成のため、従来のように、ガイド部材やそれを支持する部材等が不要になり錠本体をコンパクト化できるとともに、錠本体のコスト低減を図ることができる。
請求項2の発明によると、回転体のバネ受け部及び固定バネ受け材には、コイルバネの弾性体の第1直線部及び第2直線部が掛けられる位置に溝が形成されていることを特徴とする。このため、弾性体の端部が常に同じ位置に掛けられるようになり、前記回転体に対する弾性体の回転トルクが常に一定になる。
本発明によれば、錠本体をコンパクト化できるとともに、錠本体のコスト低減を図ることができる。
以下、図1から図5に基づいて本発明の実施形態1に係る遊技機の施錠装置における錠本体の説明を行なう。本実施形態は、遊技機の一つであるパチンコ機に本発明を適用した例である。ここで、図1はパチンコ機の施錠装置における錠本体を表す分解斜視図、図2はその錠本体の部分破断平面図等、図3は錠本体の動作を表す縦断面図、図4は錠本体の部品図である。また、図5は本実施形態に係る施錠装置を備えるパチンコ機の概略斜視図である。なお、図中の前後左右及び上下はパチンコ機における前後左右及び上下に対応している。
<パチンコ機の概要>
パチンコ機10は、図5に示すように、そのパチンコ機10のケースとなる角枠状の機台枠11を備えており、その機台枠11に表枠12が扉状に開閉可能に取付けられている。表枠12は、遊技盤12yや制御装置等、パチンコ機の主要部品が取付けられる枠である。表枠12の表面には、遊技盤12yを覆うガラス枠20及び玉受け皿等を有する前板16が扉状に開閉可能に取付けられている。
ガラス枠20の裏面には、ガラス板21を支えるU字形のガラス受け23が固定されており、回動自由端側に位置するガラス受け23の縦部にガラス枠用施錠機構30が装着されている。
<ガラス枠用施錠機構30について>
ガラス枠用施錠機構30はガラス枠20の施錠を行なう機構であり、前記ガラス受け23に沿って固定される板状の固定基板32を備えている。固定基板23はガラス枠20の裏面に対して直角に配置されており、その固定基板32の上下所定位置に切欠き32kが形成されている。
前記切欠き32kは、表枠12の表面側に突出した一対の爪受け金具12kと対応する位置に形成されており、ガラス枠20が閉じられたときに固定基板32と爪受け金具12kとが干渉しないように配慮されている。
ガラス枠用施錠機構30の固定基板32には、その固定基板32に沿って一定範囲で上下摺動できる第1可動錠板34が装着されている。第1可動錠板34は上下所定位置に第1ロック爪34rが形成されている。そして、第1可動錠板34が上限位置まで上動する過程で、それらの第1ロック爪34rが表枠12の爪受け金具12kに下方から掛けられて、前記ガラス枠20の施錠が行なわれる。ここで、第1可動錠板34は図示されていないバネの働きで上限位置、即ち、施錠位置に保持されている。また、前記第1可動錠板34のほぼ中央位置には後記する錠本体50のガラス枠用解錠レバー52と係合するレバー受け部34dが形成されている。
<表枠用施錠機構40について>
前記表枠12の回動自由端側には、前述の爪受け金具12kの外側に表枠用施錠機構40が装着されている。
表枠用施錠機構40は表枠12の施錠を行なう機構であり、表枠12の裏面縦方向に固定される断面略L字形の固定基板(図示されていない)を有している。
前記固定基板には表枠12の裏面に対して直角なガイド面が形成されており、そのガイド面に沿って一定範囲で上下摺動できるように、第2可動錠板44がその固定基板に装着されている。第2可動錠板44の前側には表枠12の表面から突出してガラス枠20の近傍まで延びる解錠操作レバー44rが設けられている。そして、ガラス枠20が閉じられた状態で、原位置にある錠本体50の表枠用解錠レバー54が解錠操作レバー44rと係合するように構成されている。また、第2可動錠板44の上下端には第2ロック爪44xが連結されている。
第2ロック爪44xは表枠12の後方に延びる爪体であり、その略中央部が上下回転可能なように前記固定基板に連結されており、さらにその基端部が第2可動錠板44に連結されている。このため、第2可動錠板44が上動すると第2ロック爪44xは図5において右回転(下方に回転)し、その第2ロック爪44xは機台枠11の内側面に設けられた爪受け金具11kに上方から掛けられる。これにより、表枠12の施錠が行なわれる。ここで、前記第2可動錠板44は図示されていないバネの働きで上限位置、即ち、施錠位置に保持されている。
<錠本体50について>
前記ガラス枠20の裏面には、図5に示すように、ガラス枠用施錠機構30の外側に取付け部26が設けられており、その取付け部26に錠本体50を構成するシリンダ錠51がビス止めされている。錠本体50は、ガラス枠用施錠機構30及び表枠用施錠機構40の解錠を行なうための部材であり、図1に示すように、シリンダ錠51と、そのシリンダ錠51の回転軸51rの先端に固定された回転体55と、その回転体55を原位置に保持するためのコイル状の弾性体57とを有している。さらに、ガラス枠20の取付け部26には、シリンダ錠51の右横位置に弾性体57の先端が掛けられるバネ受けピン60(後記する)が固定されている。
回転体55は、図1、図4(C)に示すように、略扇形の平板部56を備えており、その平板部56の中心にシリンダ錠51の回転軸51rの先端部51pが嵌合する嵌合穴56hが形成されている。また、平板部56の周縁には中心を挟んで対向する位置に、前述のガラス枠用解錠レバー52と表枠用解錠レバー54とが平板部56に対して直角に折り曲げ成形されている。さらに、平板部56の周縁には、ガラス枠用解錠レバー52と表枠用解錠レバー54との中間位置に、バネ受け部55bがそれらの解錠レバー52,54と反対方向に折り曲げ成形されている。バネ受け部55bは弾性体57の一端と他端とが掛けられる部分であり、弾性体57の端部と直接接触する部分にバネ溝55mが形成されている。
弾性体57は、シリンダ錠51の回転軸51rの回りに配置されるコイルバネであり、図4(A)(B)等に示すように、コイル部57cと、そのコイル部57cの一端に設けられた第1直線部57eと、前記コイル部57cの他端に設けられた第2直線部57fとから構成されている。弾性体57は、図4等に示すように、第1直線部57eの先端と第2直線部57fの先端とを閉じた状態(接近させた状態)で製作されており、第1直線部57eの先端と第2直線部57fの先端とを開く方向の外力を受けると、元の形状に戻る方向の回転トルクを発生する。
次に、錠本体50の組立について説明する。
先ず、シリンダ錠51がガラス枠20(取付け部26)に取付けられた状態で、図1に示すように、そのシリンダ錠51の回転軸51rにワッシャ58が装着され、次に弾性体57が装着される。即ち、シリンダ錠51の回転軸51rが弾性体57のコイル部57cに通されることで、その弾性体57が回転軸51rの回りに保持される。
次に、弾性体57の第1直線部57eの先端と第2直線部57fの先端とが、図2(A)(B)に示すように、上記したバネ受けピン60のバネ溝61に上下方向から掛けられる。
次に、この状態で、シリンダ錠51の回転軸51rの先端部51pと回転体55の嵌合穴56hとが嵌合され、ネジ59によりその回転体55がシリンダ錠51の回転軸51rに固定される。これにより、錠本体50の組立が完了する。
このとき、回転体55のバネ受け部55bは、図2(A)(B)に示すように、弾性体57の第1直線部57eと第2直線部57fとの間に配置されており、その第1直線部57e、あるいは第2直線部57fと係合可能となっている。この位置が、回転体55の原位置であり、その回転体55のバネ受け部55bには弾性体57の回転トルクが加わっていない。即ち、錠本体50の回転体55が原位置にある状態でガラス枠20を閉じると、その回転体55の表枠用解錠レバー54が表枠用施錠機構40の解錠操作レバー44rと係合するようになる。なお、回転体55のガラス枠用解錠レバー52とガラス枠用施錠機構30のレバー受け部34dとは常に係合可能状態に保持されている。
<本実施形態に係る錠本体50の動作について>
ガラス枠20の解錠を行なうには、キー(図示省略)を錠本体50のシリンダ錠51に挿入して一方向に回転させる。これによって、回転体55が一方向に回転し、図3(A)に示すように、その回転体55のバネ受け部55bが弾性体57の第1直線部57eをその弾性体57の弾性力に抗して原位置から一方向に回転させる。即ち、弾性体57の第1直線部57e(一端)が回転体55のバネ受け部55bのバネ溝55mと係合し、弾性体57の第2直線部57f(他端)がバネ受けピン60のバネ溝61と係合している状態で、その弾性体57の第1直線部57eと第2直線部57fとの間が開かれる。これにより、錠本体50の回転体55には原位置に戻る方向の回転トルクが加わるようになる。
キー操作により回転体55が一方向に回転すると、ガラス枠用解錠レバー52が一方向に回転して、そのガラス枠用解錠レバー52がガラス枠用施錠機構30のレバー受け部34dを介して第1可動錠板34をバネ力に抗して押し下げる。これによって、第1可動錠板34の第1ロック爪34rと表枠12の爪受け金具12kとの係合が解除され、ガラス枠20が解錠される。
そして、キー操作が終了すると、錠本体50の回転体55は弾性体57の弾性力で原位置まで戻される。
即ち、バネ受けピン60が本発明の固定バネ受け材に相当する。
また、ガラス枠20が閉じられている状態で、表枠12の解錠を行なうには、前記キーを錠本体50のシリンダ錠51に挿入して逆方向に回転させる。これによって、回転体55が逆方向に回転し、図3(B)に示すように、その回転体55のバネ受け部55bが弾性体57の第2直線部57fをその弾性体57の弾性力に抗して原位置から逆方向に回転させる。即ち、弾性体57の第1直線部57e(一端)がバネ受けピン60のバネ溝61と係合し、弾性体57の第2直線部57f(他端)が回転体55のバネ受け部55bのバネ溝55mと係合している状態で、その弾性体57の第1直線部57eと第2直線部57fとの間が開かれる。これにより、錠本体50の回転体55には原位置に戻る方向の回転トルクが加わるようになる。
キー操作により回転体55が逆方向に回転すると、表枠用解錠レバー54が逆方向に回転して、その表枠用解錠レバー54が表枠用施錠機構40の解錠操作レバー44rを介して第2可動錠板44をバネ力に抗して押し下げる。これによって、第2可動錠板44がバネ力に抗して下方に移動し、第2ロック爪44xが上方に回転して機台枠11の爪受け金具11kから外れて、表枠12の解錠が行なわれる。
そして、キー操作が終了すると、錠本体50の回転体55は弾性体57の弾性力で原位置まで戻される。
<本実施形態に係る錠本体50の長所について>
本実施形態に係るパチンコ機の施錠装置によると、錠本体50の弾性体57は、原位置でガラス枠用解錠レバー52及び表枠用解錠レバー54を備える回転体55に対して回転トルクを加えないように構成されている。また、前記弾性体55は、原位置以外で回転体55に対して原位置まで戻す方向の回転トルクを加えられるように構成されている。即ち、錠本体50のシリンダ錠51がキー操作された後は、回転体55は弾性体57の働きで原位置まで戻される。さらに、原位置では、回転体55に対して弾性体57の回転トルクが加わらないため、その回転体55の回転ストッパ等が不要になる。
このように、弾性体57の力のみで回転体55を原位置まで戻し、さらにその回転体55を原位置に保持する構成のため、従来のように、ガイド部材やそれを支持する部材等が不要になり錠本体50をコンパクト化できるとともに、錠本体50のコスト低減を図ることができる。
また、回転体57のバネ受け部55b及びバネ受けピン60には、弾性体57の端部(第1直線部57e,第2直線部57f)が掛けられる位置にバネ溝55m,61が形成されているため、弾性体57の端部が常に同じ位置に掛けられるようになり、回転体55に対する弾性体57の回転トルクが常に一定になる。
<変更例>
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更が可能である。例えば、本実施形態では、バネ受けピン60をガラス枠20に設ける例を示したが、シリンダ錠51の取付け板部51dに設けることも可能である。また、バネ受けピン60の代わりに、ガラス枠20の鉄板を切り起こしたものを使用することも可能である。
さらに、弾性体57としてコイルバネを例示したが、コイルバネの代わりに板バネを使用することも可能である。例えば、ガラス枠20等に固定された二枚の板バネの一方で回転体57のバネ受け部55b(図1参照)の上側を押え、他方で回転体57のバネ受け部55bの下側を押える構成も可能である。
また、本実施形態では、ガラス枠用施錠機構30をガラス枠20の裏面に設ける例を示したが、そのガラス枠用施錠機構30を表枠12側に設けることも可能である。
本発明の実施形態1に係る遊技機の施錠装置における錠本体の分解斜視図である。 錠本体の部分破断平面図(A図)、A図のB-B矢視断面図(B図)である。 錠本体の動作を表す縦断面図(A図、B図)である。 錠本体を構成する弾性体の単体図(A図、B図)、及び回転体の斜視図(C図)である。 本実施形態に係る施錠装置を備えるパチンコ機の分解斜視図である。 従来の遊技機の施錠装置を構成する錠本体の分解斜視図(A図)、及び全体斜視図(B図、C図)である。
符号の説明
11 機台枠
12 表枠
20 ガラス枠
30 ガラス枠用施錠機構
40 表枠用施錠機構
50 錠本体
51 シリンダ錠
52 ガラス枠用解錠レバー
54 表枠用解錠レバー
55 回転体
55m バネ溝
57 弾性体
57e 第1直線部(一端)
57f 第2直線部(他端)
60 バネ受けピン(固定バネ受け材)
61 バネ溝

Claims (2)

  1. 機台枠に表枠が扉状に開閉可能に取り付けられており、その表枠にガラス枠が同じく扉状に開閉可能に取り付けられている遊技機において、前記ガラス枠の施錠を行なうガラス枠用施錠機構と前記表枠の施錠を行なう表枠用施錠機構との施錠動作をシリンダ錠のキー操作により解除する遊技機の施錠装置における錠本体であって、
    ガラス枠用解錠レバー及び表枠用解錠レバーを備え、シリンダ錠の回転軸に取り付けられ、シリンダ錠に対するキー操作により回転可能な構成の回転体と、
    前記シリンダ錠の回転軸の回りに配置され、前記回転体を原位置に保持するコイルバネの弾性体とを有しており、
    前記ガラス枠が閉じられて、前記ガラス枠用解錠レバー、表枠用解錠レバーがそれぞれ前記ガラス枠用施錠機構、前記表枠用施錠機構と係合しているときに、シリンダ錠へのキー操作により前記回転体が原位置から前記コイルバネの弾性体の力に抗して一方向に回転すると、前記ガラス枠用解錠レバーが前記ガラス枠用施錠機構の施錠動作を解除し、前記回転体が原位置から前記コイルバネの弾性体の力に抗して逆方向に回転すると、前記表枠用解錠レバーが前記表枠用施錠機構の施錠動作を解除する構成であり、
    前記コイルバネの弾性体は、コイル部と、そのコイル部の一端に設けられた第1直線部と、前記コイル部の他端に設けられた第2直線部とから構成されており、第1直線部の先端と第2直線部の先端とが閉じた状態で形成されており、第1直線部の先端と第2直線部の先端とを開く方向の外力を受けると、元の形状に戻る方向の回転トルクを発生する構成であり、
    前記コイルバネの弾性体の第1直線部の先端と第2直線部の先端とが、前記ガラス枠側に固定された固定バネ受け材の上下方向から掛けられており、
    さらに、前記回転体においてガラス枠用解錠レバーと表枠用解錠レバーとの中間位置に形成されたバネ受け部が、コイルバネの弾性体の第1直線部と第2直線部との間に配置されており、
    前記回転体が原位置にあるときは、その回転体のバネ受け部と、ガラス枠側に固定された固定バネ受け材とがコイルバネの弾性体の第1直線部と第2直線部との間に保持されて、前記回転体に回転トルクが加わらないように構成されており、
    前記回転体が原位置から一方向に回転すると、コイルバネの弾性体の第1直線部がその回転体のバネ受け部と係合し、前記コイルバネの弾性体の第2直線部が固定バネ受け材と係合して、前記回転体に対して原位置方向への回転トルクが加えられ、
    前記回転体が原位置から逆方向に回転すると、コイルバネの弾性体の第1直線部が固定バネ受け材と係合し、コイルバネの第2直線部が前記回転体のバネ受け部と係合して、前記回転体に対して原位置方向への回転トルクが加えられることを特徴とする遊技機の施錠装置における錠本体。
  2. 請求項1に記載された遊技機の施錠装置における錠本体であって、
    回転体のバネ受け部及び固定バネ受け材には、コイルバネの弾性体の第1直線部及び第2直線部が掛けられる位置に溝が形成されていることを特徴とする遊技機の施錠装置における錠本体。
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