JP4411998B2 - 重送検出装置、複合処理装置及び重送検出方法 - Google Patents
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図12に示す重送検出装置100は、検知レバー123と、フォトセンサ140とを備えている。検知レバー123は、一対の搬送ローラ105,105を支持する回転軸105aの端部122上に配置されている。この検知レバー123は、一端部123cに形成された回転軸124を中心として回転変位可能に構成されており、突起部123aに係合した引張用のスプリング125により下方に付勢され、このスプリング125のバネ力により回転軸105aの端部122を下方に押圧した状態で固定されている。また、検知レバー123の他端部123bは、フォトセンサ140に隣接配置されており、フォトセンサ140はこの検知レバー123の他端部123bの変位を検出可能である。
また、厚さの測定点数が増加すると、重送検出装置における重送の有無についての判定回数も増加してしまい、重送検出装置の負荷が増大し、効率的に重送検出を行うことができないという問題もある。
(1) 用紙搬送路を搬送される用紙の先端から規定の測定位置までの間、用紙搬送方向の複数点で前記用紙の厚さを検出する用紙厚さ検出部と、
前記検出された複数点での用紙厚さに基づき重送検出を行う制御部と、を備え、
前記用紙の先端から前記規定の測定位置までの長さは前記用紙一枚の長さより長く、
前記制御部は、前記用紙一枚の後端位置に対応する検出位置と前記規定の測定位置までの間に前記用紙の厚さが検出された場合に重送が発生していると判定することを特徴とする重送検出装置。
(2) 前記制御部は、前記用紙の厚さの検出位置に応じて設定された2つの紙厚基準値t1,t2を有し、前記紙厚基準値t1,t2よりも紙厚検出値が大きい場合に重送であると判定することを特徴とする(1)記載の重送検出装置。
(3) 前記紙厚基準値t1,t2は、以下のような関係を満たすことを特徴とする(2)記載の重送検出装置。
N2<t1<N3 (R1≦(厚さ検出位置)<R2)
N1<t2<N2 (R2≦(厚さ検出位置)<R3)
R1:用紙の先端位置
R2:用紙一枚の後端位置に対応する検出位置
R3:規定の測定位置
N1:用紙無し時の紙厚検出値
N2:用紙一枚時の紙厚検出値
N3:用紙二枚時の紙厚検出値
(4) 前記用紙厚さ検出部は、前記用紙搬送路の一方に配置され、かつ前記用紙搬送路の他方に配置された非可動部材の剛体面に用紙を押し付ける押付部材と、前記押付部材の変位量を検出する紙厚センサと、を有し、
前記紙厚センサは、前記用紙の厚さに応じて変位する前記押付部材の変位量に応じて前記用紙の厚さを検出することを特徴とする(1)〜(3)の何れか1項に記載の重送検出装置。
(5) 複数の用紙を一枚ずつ送り出す給紙部と、
前記給紙部から送り出された用紙を搬送する用紙搬送路と、
前記用紙搬送路を搬送される前記用紙から情報を読み取る読取部と、
前記用紙搬送路を搬送される前記用紙の先端から規定の測定位置までの間、用紙搬送方向の複数点で前記用紙の厚さを検出する用紙厚さ検出部と、
前記検出された複数点での用紙厚さに基づき重送検出を行う制御部と、を備え、
前記用紙の先端から前記規定の測定位置までの長さは前記用紙一枚の長さより長く、
前記制御部は、前記用紙一枚の後端位置に対応する検出位置と前記規定の測定位置までの間に前記用紙の厚さが検出された場合に重送が発生していると判定することを特徴とする複合処理装置。
(6) 前記制御部は、前記用紙の厚さの検出位置に応じて設定された2つの紙厚基準値t1,t2を有し、前記紙厚基準値t1,t2よりも紙厚検出値が大きい場合に重送であると判定することを特徴とすることを特徴とする(5)記載の複合処理装置。
(7) 前記紙厚基準値t1,t2は、以下のような関係を満たすことを特徴とする(6)記載の複合処理装置。
N2<t1<N3 (R1≦(厚さ検出位置)<R2)
N1<t2<N2 (R2≦(厚さ検出位置)<R3)
R1:用紙の先端位置
R2:用紙一枚の後端位置に対応する検出位置
R3:規定の測定位置
N1:用紙無し時の紙厚検出値
N2:用紙一枚時の紙厚検出値
N3:用紙二枚時の紙厚検出値
(8) 前記用紙厚さ検出部は、前記用紙搬送路の一方に配置され、かつ前記用紙搬送路の他方に配置された非可動部材の剛体面に用紙を押し付ける押付部材と、前記押付部材の変位量を検出する紙厚センサと、を有し、
前記紙厚センサは、前記用紙の厚さに応じて変位する前記押付部材の変位量に応じて前記用紙の厚さを検出することを特徴とする(5)〜(7)の何れか1項に記載の複合処理装置。
(9) 用紙搬送路を搬送される用紙の先端から規定の測定位置までの間、用紙搬送方向の複数点で前記用紙の厚さを検出する用紙厚さ検出ステップと、
前記検出された複数点での用紙厚さに基づき重送検出を行う重送検出ステップと、を備え
前記用紙の先端から前記規定の測定位置までの長さは前記用紙一枚の長さより長く、
前記重送検出ステップは、前記用紙一枚の後端位置に対応する検出位置と前記規定の測定位置までの間に前記用紙の厚さが検出された場合に重送が発生していると判定することを特徴とする重送検出方法。
(10) 前記重送検出ステップは、前記用紙の厚さの検出位置に応じて設定された2つの紙厚基準値t1,t2よりも紙厚検出値が大きい場合に重送であると判定することを特徴とする(9)記載の重送検出方法。
(11) 前記紙厚基準値t1,t2は、以下のような関係を満たすことを特徴とする(10)記載の重送検出方法。
N2<t1<N3 (R1≦(厚さ検出位置)<R2)
N1<t2<N2 (R2≦(厚さ検出位置)<R3)
R1:用紙の先端位置
R2:用紙一枚の後端位置に対応する検出位置
R3:規定の測定位置
N1:用紙無し時の紙厚検出値
N2:用紙一枚時の紙厚検出値
N3:用紙二枚時の紙厚検出値
(12) 前記用紙厚さ検出ステップは、前記用紙の厚さに応じて変位する押付部材の変位量に応じて前記用紙の厚さを検出することを特徴とする(9)〜(11)の何れか1項に記載の重送検出方法。
(1−1) 本発明の重送検出装置は、
用紙搬送路を搬送される用紙の先端から規定の測定位置までの間、用紙搬送方向の複数点で前記用紙の厚さを検出する用紙厚さ検出部と、
前記検出された複数点での用紙厚さに基づき重送検出を行う制御部と、を備え、
前記用紙の先端から前記規定の測定位置までの測定長さは前記用紙一枚の長さより長く、
前記制御部は、前記用紙の厚さの検出位置に応じて設定された以下の関係を満たす2つの紙厚基準値t1,t2を有し、前記紙厚基準値t1,t2の少なくともいずれか一方よりも紙厚検出値が大きい場合に重送であると判定することを特徴とする。
N2<t 1 <N3 (R1≦(厚さ検出位置)<R2)
N1<t 2 <N2 (R2≦(厚さ検出位置)<R3)
R1:用紙の先端位置
R2:用紙一枚の後端位置に対応する検出位置
R3:規定の測定位置
N1:用紙無し時の紙厚検出値
N2:用紙一枚時の紙厚検出値
N3:用紙二枚時の紙厚検出値
(1−3) 本発明の複合処理装置は、
複数の用紙を一枚ずつ送り出す給紙部と、
前記給紙部から送り出された用紙を搬送する用紙搬送路と、
前記用紙搬送路を搬送される前記用紙から情報を読み取る読取部と、
前記用紙搬送路を搬送される前記用紙の先端から規定の測定位置までの間、用紙搬送方向の複数点で前記用紙の厚さを検出する用紙厚さ検出部と、
前記検出された複数点での用紙厚さに基づき重送検出を行う制御部と、を備え、
前記用紙の先端から前記規定の測定位置までの測定長さは前記用紙一枚の長さより長く、
前記制御部は、前記用紙の厚さの検出位置に応じて設定された以下の関係を満たす2つの紙厚基準値t1,t2を有し、前記紙厚基準値t1,t2の少なくともいずれか一方よりも紙厚検出値が大きい場合に重送であると判定することを特徴とすることを特徴とする。
N2<t 1 <N3 (R1≦(厚さ検出位置)<R2)
N1<t 2 <N2 (R2≦(厚さ検出位置)<R3)
R1:用紙の先端位置
R2:用紙一枚の後端位置に対応する検出位置
R3:規定の測定位置
N1:用紙無し時の紙厚検出値
N2:用紙一枚時の紙厚検出値
N3:用紙二枚時の紙厚検出値
(1−5) 本発明の重送検出方法は、
用紙搬送路を搬送される用紙の先端から規定の測定位置までの間、用紙搬送方向の複数点で前記用紙の厚さを検出する用紙厚さ検出ステップと、
前記検出された複数点での用紙厚さに基づき重送検出を行う重送検出ステップと、を備え
前記用紙の先端から前記規定の測定位置までの測定長さは前記用紙一枚の長さより長く、
前記重送検出ステップは、前記用紙の厚さの検出位置に応じて設定された以下の関係を満たす2つの紙厚基準値t1,t2の少なくともいずれか一方よりも紙厚検出値が大きい場合に重送であると判定することを特徴とする。
N2<t 1 <N3 (R1≦(厚さ検出位置)<R2)
N1<t 2 <N2 (R2≦(厚さ検出位置)<R3)
R1:用紙の先端位置
R2:用紙一枚の後端位置に対応する検出位置
R3:規定の測定位置
N1:用紙無し時の紙厚検出値
N2:用紙一枚時の紙厚検出値
N3:用紙二枚時の紙厚検出値
図1は、本発明に係る複合処理装置の一実施形態を示す斜視図であり、図2は、複合処理装置における用紙搬送路を示す模式図であり、図3は、複合処理装置の内部構造を示す上面から見た模式図であり、図4及び図5は、筐体を取り除いた複合処理装置の斜視図である。
図2に示すように、第1用紙搬送路P1は、略U字型形状を有しており、また第2用紙搬送路P2は、カードCを搬送する直線形状を為している。第1用紙搬送路P1と第2用紙搬送路P2は、U形状の底の部分に相当する部位で共通となっており、以下の説明では、この部位を中間搬送路Mと呼ぶこととする。この中間搬送路Mには、各種読取装置が設けられている。各種読取装置の詳細については後述する。
第1搬送ローラ6は、駆動ローラ6aと、第1用紙搬送路P1を介して駆動ローラ6aに対向配置された押し付けローラ6bとを有している。また、第2搬送ローラ7は、駆動ローラ7aと、第1用紙搬送路P1を介して駆動ローラ7aに対向配置された押し付けローラ7bとを有している。
また、中間搬送ローラ16は、図3に示すように、第1用紙搬送路P1の下方に配置された下部押えローラ16aと、下部押えローラ16aの上方に配置された上部押えローラ16bと、中間搬送路Mを介して上部押えローラ16a及び下部押えローラ16bと対向配置された駆動ローラ17とを有している。
ここで、中間搬送ローラ16に関しては、小切手CKの幅(高さ)が所定長さより短ければ、下部押えローラ16bと駆動ローラ17が小切手CKの搬送に寄与し、一方小切手CKの幅が所定長さ以上であれば上部押えローラ16aと下部押えローラ16bの双方と駆動ローラ17によって小切手CKは搬送される。
図6は、本実施形態の厚さ検出装置50を示す模式図である。
図6に示すように、厚さ検出装置50は、前述の押付レバー30を有している。この押付レバー30は、長手部材である本体部31を有し、本体部31の一端部に設けられた回転軸32を介して中間搬送路Mの小切手搬送面に対して垂直な平面内で回動可能とされている。本体部31には、中間搬送路側に突設した押付突起33が一体に形成されており、図示せぬ押付ばねによる付勢力により押付突起33がMICR13側に付勢されており、小切手CKが無い状態でMICR13の表面13aと押付突起33の当接面33aが互いに当接する。
L2=L1×N (N>1) ・・・(1)
すなわち、L2>L1 ・・・(2)
本実施形態では、式(2)に示すように、距離L1より距離L2のほうが長くなるように押付レバー30が形成されている。
図7(a)に示すように、一枚の小切手CKが中間搬送路M内を搬送されて、MICR13と押付レバー30の押付突起33との間に搬送されると、押付レバー30は、小切手CKの厚さdに応じて、押付突起33が押付ばねによる付勢力に対抗して押し戻され、押付レバー30が回動する(図7(a)では時計回り方向に回動)。
D1≒d×(L2/L1) ・・・(3)
すなわち、押付レバー30の端面34aの変位量D1は、MICR13と押付レバー30の押付突起33との間に配置される小切手CKの厚さdよりも大きい。紙厚センサ40はこの変位量D1を検出することにより、複合処理装置1は小切手CKが一枚だけ搬送されていると判断する。
D2≒2d×(L2/L1) ・・・(4)
D2≒2D1 ・・・(5)
次に、本実施形態の厚さ検出装置50を含む複合処理装置1の重送検出に関わる制御の一実施形態について説明する。
本実施形態の重送検出は、基本的に小切手CKの厚さを複数点、規定の位置まで測定し、この測定点の状態に基づいて、重送の有無を判定するものである。
紙厚比較部61は、メモリ42に保存された紙厚値を所定の紙厚基準値と比較して、紙厚値が紙厚基準値以下であるかどうか判定する。そして、紙厚値が紙厚基準値よりも大きければ、紙厚異常信号を重送判定部63に出力する。
N1<t2<N2 (R2≦(厚さ検出位置)<R3) ・・・(7)
R1:小切手CKの先端位置
R2:小切手CKの後端位置
R3:所定の測定長さbに対応する位置
図9及び図10において、グラフ上に示されたドットは測定された紙厚値を示しており、グラフの対応して図示された小切手CK(CK1またはCK2)上のドット直上の点において厚さ検出が行われたことを示している。なお、図9は正常搬送時(一枚のみ搬送)の状態を、図10は重送搬送時(2枚搬送)の状態をそれぞれ示している。また、図9、図10において一点鎖線で示される線は、紙厚基準値の値を示しており、ドットが紙厚基準値よりも上方に位置している場合、検出された紙厚値が紙厚基準値を超えた状態、すなわち重送が検知される状態を示している。
このように、本実施形態では、紙厚センサ40が検出した小切手CKの位置に応じて、紙厚基準値を変化させることにより、紙厚センサ40のみを用いて、重送の検出を行っている。
まず、小切手CKを給紙部3に給紙し(ステップS1)、小切手CKの搬送指示を待つ。そして、小切手CKの処理コマンドがホストコンピュータから複合処理装置1に送信されると、複合処理装置1は、この処理コマンドに基づいて、小切手CKの搬送を行うため、用紙搬送部90を介して、ステッピングモータを駆動させる(ステップS2)。
以上のステップS1〜ステップS12の各工程を経て、小切手CKの各種処理と同時に、重送検出が行われる。
Claims (6)
- 用紙搬送路を搬送される用紙の先端から規定の測定位置までの間、用紙搬送方向の複数点で前記用紙の厚さを検出する用紙厚さ検出部と、
前記検出された複数点での用紙厚さに基づき重送検出を行う制御部と、を備え、
前記用紙の先端から前記規定の測定位置までの測定長さは前記用紙一枚の長さより長く、
前記制御部は、前記用紙の厚さの検出位置に応じて設定された以下の関係を満たす2つの紙厚基準値t1,t2を有し、前記紙厚基準値t1,t2の少なくともいずれか一方よりも紙厚検出値が大きい場合に重送であると判定することを特徴とする重送検出装置。
N2<t1<N3 (R1≦(厚さ検出位置)<R2)
N1<t2<N2 (R2≦(厚さ検出位置)<R3)
R1:用紙の先端位置
R2:用紙一枚の後端位置に対応する検出位置
R3:規定の測定位置
N1:用紙無し時の紙厚検出値
N2:用紙一枚時の紙厚検出値
N3:用紙二枚時の紙厚検出値
- 前記用紙厚さ検出部は、前記用紙搬送路の一方に配置され、かつ前記用紙搬送路の他方に配置された非可動部材の剛体面に用紙を押し付ける押付部材と、前記押付部材の変位量を検出する紙厚センサと、を有し、
前記紙厚センサは、前記用紙の厚さに応じて変位する前記押付部材の変位量に応じて前記用紙の厚さを検出することを特徴とする請求項1に記載の重送検出装置。 - 複数の用紙を一枚ずつ送り出す給紙部と、
前記給紙部から送り出された用紙を搬送する用紙搬送路と、
前記用紙搬送路を搬送される前記用紙から情報を読み取る読取部と、
前記用紙搬送路を搬送される前記用紙の先端から規定の測定位置までの間、用紙搬送方向の複数点で前記用紙の厚さを検出する用紙厚さ検出部と、
前記検出された複数点での用紙厚さに基づき重送検出を行う制御部と、を備え、
前記用紙の先端から前記規定の測定位置までの測定長さは前記用紙一枚の長さより長く、
前記制御部は、前記用紙の厚さの検出位置に応じて設定された以下の関係を満たす2つの紙厚基準値t1,t2を有し、前記紙厚基準値t1,t2の少なくともいずれか一方よりも紙厚検出値が大きい場合に重送であると判定することを特徴とする複合処理装置。
N2<t1<N3 (R1≦(厚さ検出位置)<R2)
N1<t2<N2 (R2≦(厚さ検出位置)<R3)
R1:用紙の先端位置
R2:用紙一枚の後端位置に対応する検出位置
R3:規定の測定位置
N1:用紙無し時の紙厚検出値
N2:用紙一枚時の紙厚検出値
N3:用紙二枚時の紙厚検出値
- 前記用紙厚さ検出部は、前記用紙搬送路の一方に配置され、かつ前記用紙搬送路の他方に配置された非可動部材の剛体面に用紙を押し付ける押付部材と、前記押付部材の変位量を検出する紙厚センサと、を有し、
前記紙厚センサは、前記用紙の厚さに応じて変位する前記押付部材の変位量に応じて前記用紙の厚さを検出することを特徴とする請求項3に記載の複合処理装置。 - 用紙搬送路を搬送される用紙の先端から規定の測定位置までの間、用紙搬送方向の複数点で前記用紙の厚さを検出する用紙厚さ検出ステップと、
前記検出された複数点での用紙厚さに基づき重送検出を行う重送検出ステップと、を備え
前記用紙の先端から前記規定の測定位置までの測定長さは前記用紙一枚の長さより長く、
前記重送検出ステップは、前記用紙の厚さの検出位置に応じて設定された以下の関係を満たす2つの紙厚基準値t1,t2の少なくともいずれか一方よりも紙厚検出値が大きい場合に重送であると判定することを特徴とする重送検出方法。
N2<t1<N3 (R1≦(厚さ検出位置)<R2)
N1<t2<N2 (R2≦(厚さ検出位置)<R3)
R1:用紙の先端位置
R2:用紙一枚の後端位置に対応する検出位置
R3:規定の測定位置
N1:用紙無し時の紙厚検出値
N2:用紙一枚時の紙厚検出値
N3:用紙二枚時の紙厚検出値
- 前記用紙厚さ検出ステップは、前記用紙の厚さに応じて変位する押付部材の変位量に応じて前記用紙の厚さを検出することを特徴とする請求項5に記載の重送検出方法。
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