JP4409180B2 - 手押し搬送台車 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として手動で移動させられる手押し搬送台車に関する。
【0002】
【従来の技術】
手押し搬送台車には、小半径での旋回を可能とするため前輪および後輪を連動して鉛直軸回りに逆向きに旋回させるものがあり、このような前輪および後輪の連動を可能とするため、従来は前輪および後輪をリンク機構で連結させるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−159116号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようにリンク機構で前輪および後輪を連結させるのでは、構造が複雑になってしまうという問題があった。また、前輪および後輪の鉛直軸回りの回転角に制限が生じてしまうため、全方位に走行させることができないという問題があった。
【0005】
したがって、本発明は、前輪および後輪を連動して鉛直軸回りに逆向きに回転させる機構を簡素にでき、しかも、全方位に走行が可能な手押し搬送台車の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、前輪(例えば実施の形態における左前輪15a,右前輪15c)および後輪(例えば実施の形態における左後輪15b,右後輪15d)のそれぞれについて車輪(例えば実施の形態における車輪17a〜17d)を支持するホルダ(例えば実施の形態におけるホルダ18a〜18d)を台車本体(例えば実施の形態における台車本体13)に対し鉛直軸回りに角度制限なく回転自在に設けるとともに、前記前輪の前記ホルダおよび前記後輪の前記ホルダそれぞれに一体回転可能に設けられるスプロケット(例えば実施の形態における操舵スプロケット21a〜21d)と、中間部を交差させた8の字状態でこれらスプロケットの外径側に巻回されるチェーン(例えば実施の形態における操舵チェーン23A,23B)とを有して前記前輪の前記ホルダおよび前記後輪の前記ホルダを連動して逆向きに回転させる前後連動操舵機構(例えば実施の形態における前後連動操舵機構31A,31B)と、左輪(例えば実施の形態における左後輪15b)の前記ホルダおよび右輪(例えば実施の形態における右後輪15d)の前記ホルダそれぞれに一体回転可能に設けられるスプロケット(例えば実施の形態における左右連動スプロケット33b,33d)と、中間部を交差させない状態でこれらスプロケットの外径側にこれらスプロケットに亘って巻回されるチェーン(例えば実施の形態における左右連動チェーン34)とを有して前記左輪の前記ホルダおよび前記右輪の前記ホルダを連動して同じ向きに回転させる左右連動操舵機構(例えば実施の形態における左右連動操舵機構42)と、前記前後連動操舵機構の前記チェーンの交差する上辺部(例えば実施の形態における上辺部24e,24g)および下辺部(例えば実施形態における下辺部24f,24h)を非接触状態に維持するガイド部(例えば実施形態におけるガイド部25A,25B)とを備え、前記ガイド部は、前記台車本体に対し水平方向に移動可能に設けられて前記前後連動操舵機構の前記チェーンの張りを調整可能とされていて、鉛直軸回りに回転可能に設けられて前記上辺部に噛み合う上部スプロケット(例えば実施の形態における上部スプロケット26e,26g)と、鉛直軸回りに回転可能に設けられて前記下辺部に噛み合う下部スプロケット(例えば実施の形態における下部スプロケット26f,26h)とを有しており、前記左右連動操舵機構には、該左右連動操舵機構の回転を規制することで、すべての前記ホルダの鉛直軸回りの回転を規制する規制部(例えば実施の形態における規制部44)が設けられ、前記規制部は、前記左右連動操舵機構の前記チェーンの張りを調整する張り調整スプロケット(例えば実施の形態における張り調整スプロケット37)に対し進退可能に設けられて該張り調整スプロケットの回転を規制可能な操作レバー(例えば実施の形態における操作レバー46)と、該操作レバーを前記台車本体側に揺動可能に支持する取付部(例えば実施の形態における取付部47)とを有することを特徴としている。
【0007】
このように、前輪および後輪のそれぞれについて車輪を支持するホルダを台車本体に対し鉛直軸回りに角度制限なく回転自在に設けるとともに、前輪のホルダに一体回転可能に操舵円形体を設け、後輪のホルダにも一体回転可能に操舵円形体を設けて、これら操舵円形体の外径側に操舵線状体をその中間部を交差させた8の字状態で巻回させることで、前輪のホルダと後輪のホルダとが連動して鉛直軸回りに逆向きに角度制限なく回転可能となる。
また、操舵線状体の交差する上辺部および下辺部をガイド部で非接触状態に維持できるため、操舵線状体の寿命を延ばすことができる。
また、ガイド部を水平方向に移動させることで操舵線状体の張りを調整するテンショナとしての機能も持たせることになる。
また、操舵線状体がチェーンである場合に、ガイド部がチェーンの上辺部に噛み合う上部スプロケットと、チェーンの下辺部に噛み合う下部スプロケットとで構成されているため、上辺部および下辺部を良好に非接触状態に維持できる。
【0012】
請求項に係る発明は、請求項に係る発明において、前記操作レバーは、その先端部を前記張り調整スプロケットの歯と歯の間に進入させることにより、前記張り調整スプロケットの回転を規制しすべての前記ホルダの鉛直軸回りの回転を規制することを特徴としている。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の第1実施形態の手押し搬送台車について図1〜図6を参照して以下に説明する。
【0015】
図1〜図3に示すように、第1実施形態の手押し搬送台車10は、上側に搬送物を載置させる長方形状の台部11とこの台部11の長手方向における一端部の左右両側から台部11に対し立ち上がるとともに上部同士が連結された形状の操作バー12とを有する台車本体13を備えている。手押し搬送台車10は、操作バー12が操作者に握られて操作されることになり、操作バー12の側が後側、操作バー12に対し反対側が前側となっている。
【0016】
台車本体13の台部11の四隅の下側には、左前輪15a、左後輪15b、右前輪15cおよび右後輪15dが設けられている。
【0017】
左前輪15aは、車輪17aと車輪17aを水平軸回りに回転自在に支持するホルダ18aとを有しており、このホルダ18aには、車輪17aの接地位置に対し水平方向に位置をずらして回転軸19aが鉛直に沿って設けられていて、この回転軸19aが台部11に支持されている。ホルダ18aは、台車本体13に対し鉛直軸回りに角度制限なく回転自在となっている。
【0018】
同様に、左後輪15bは、車輪17bと車輪17bを水平軸回りに回転自在に支持するホルダ18bとを有しており、このホルダ18bには、車輪17bの接地位置に対し水平方向に位置をずらして回転軸19bが鉛直に沿って設けられていて、この回転軸19bが台部11に支持されている。ホルダ18bも、台車本体13に対し鉛直軸回りに角度制限なく回転自在となっている。
【0019】
同様に、右前輪15cは、車輪17cと車輪17cを水平軸回りに回転自在に支持するホルダ18cとを有しており、このホルダ18cには、車輪17cの接地位置に対し水平方向に位置をずらして回転軸19cが鉛直に沿って設けられていて、この回転軸19cが台部11に支持されている。ホルダ18cも、台車本体13に対し鉛直軸回りに角度制限なく回転自在となっている。
【0020】
同様に、右後輪15dは、車輪17dと車輪17dを水平軸回りに回転自在に支持するホルダ18dとを有しており、このホルダ18dには、車輪17dの接地位置に対し水平方向に位置をずらして回転軸19dが鉛直に沿って設けられていて、この回転軸19dが台部11に支持されている。ホルダ18dも、台車本体13に対し鉛直軸回りに角度制限なく回転自在となっている。
【0021】
これにより、すべてのホルダ18a〜18dは台車本体13に対し鉛直軸回りに角度制限なく回転自在に設けられている。
【0022】
左前輪15aにおいてホルダ18aには、操舵スプロケット(操舵円形体)21aが回転軸19aと同軸をなして固定されており、その結果、操舵スプロケット21aはホルダ18aに対し一体回転可能に設けられている。
【0023】
また、同様に、左後輪15bにおいてホルダ18bには、操舵スプロケット(操舵円形体)21bが回転軸19bと同軸をなして固定されており、その結果、操舵スプロケット21bはホルダ18bに対し一体回転可能に設けられている。
【0024】
さらに、同様に、右前輪15cにおいてホルダ18cには、操舵スプロケット(操舵円形体)21cが回転軸19cと同軸をなして固定されており、その結果、操舵スプロケット21cはホルダ18cに対し一体回転可能に設けられている。
【0025】
加えて、同様に、右後輪15dにおいてホルダ18dには、操舵スプロケット(操舵円形体)21dが回転軸19dと同軸をなして固定されており、その結果、操舵スプロケット21dはホルダ18dに対し一体回転可能に設けられている。
【0026】
そして、左前輪15aの操舵スプロケット21aおよび左後輪15bの操舵スプロケット21bのそれぞれの外径側には、中間部を交差させた8の字状態の無端の操舵チェーン(操舵線状体)23Aの前部および後部がそれぞれ噛み合うように巻回されている(いわゆるたすき掛け)。
【0027】
これにより、左前輪15aが鉛直軸回りの一方向に回転すると、左前輪15aに設けられた操舵スプロケット21aが同一方向に一体回転して操舵チェーン23Aのこの操舵スプロケット21aに掛けられた前部が同一方向に連動回転し、この操舵チェーン23Aの後部が逆方向に連動回転し、この操舵チェーン23Aの後部が掛けられた操舵スプロケット21bが同逆方向に連動回転して左後輪15bが同逆方向に連動回転する。勿論、左後輪15bが鉛直軸回りの一方向に回転した場合も、左前輪15aが逆方向に連動回転する。
【0028】
また、操舵チェーン23Aの中間部では、前部の左右方向一側と後部の左右方向逆側とを一方が直線状に結ぶとともに前部の左右方向逆側と後部の左右方向一側とを他方が直線状に結ぶ上辺部24eおよび下辺部24fが互いに交差することになり、この交差部分には、上辺部24eおよび下辺部24fを非接触状態に維持するガイド部25Aが交差角の大きい側、具体的には左右方向の外側に設けられている。
【0029】
このガイド部25Aは、上辺部24eおよび下辺部24fの交差角の二等分線上に配置されており、図4に示すように、鉛直軸回りに回転可能に設けられて上辺部24eに噛み合う上部スプロケット26eと、鉛直軸回りに回転可能に設けられて下辺部24fに噛み合う下部スプロケット26fとを有しており、これら上部スプロケット26eおよび下部スプロケット26fが同軸をなして支持軸27Aに回転自在に支持されている。
【0030】
この支持軸27Aは、台車本体13に対し水平方向具体的には前記二等分線上で移動可能に設けられており、その結果、ガイド部25Aは操舵チェーン23Aの張りを調整可能とされている。
【0031】
つまり、台車本体13には、上記二等分線上で延びる長穴28Aが形成されており、支持軸27Aは、この長穴28Aに挿通された状態でその先端に螺合されたナット部材29Aで台車本体13に固定されている。このナット部材29Aを緩めた状態で支持軸27Aは、長穴28A内で移動可能となり、ナット部材29Aを締結することで任意の位置で固定可能となっている。
【0032】
そして、支持軸27Aを操舵チェーン23A側に移動させると操舵チェーン23Aの張りが強まり、支持軸27Aを操舵チェーン23Aに対し反対側に移動させると操舵チェーン23Aの張りが弱まる。
【0033】
ここで、以上に述べた操舵スプロケット21a,21b、操舵チェーン23Aおよびガイド部25Aが、左前輪15aのホルダ18aおよび左後輪15bのホルダ18bを連動して逆向きに回転させる左輪用の前後連動操舵機構(連動操舵機構)31Aを構成している。
【0034】
同様に、右前輪15cの操舵スプロケット21cおよび右後輪15dの操舵スプロケット21dのそれぞれの外径側には、中間部を交差させた8の字状態の無端の操舵チェーン(操舵線状体)23Bの前部および後部がそれぞれ噛み合うように巻回されている。
【0035】
これにより、右前輪15cが鉛直軸回りの一方向に回転すると、上記と同様にして右後輪15dが逆方向に連動回転することになり、右後輪15dが鉛直軸回りの一方向に回転すると、右前輪15cが逆方向に連動回転することになる。
【0036】
また、操舵チェーン23Bの交差する中間部にも、上記と同様、交差する上辺部24gおよび下辺部24hを非接触状態に維持するガイド部25Bが交差角の大きい側、具体的には左右方向の外側に設けられている。
【0037】
このガイド部25Bは、上辺部24gおよび下辺部24hの交差角の二等分線上に配置されており、図5に示すように、鉛直軸回りに回転可能に設けられて上辺部24gに噛み合う上部スプロケット26gと、鉛直軸回りに回転可能に設けられて下辺部24hに噛み合う下部スプロケット26hとを有しており、これら上部スプロケット26gおよび下部スプロケット26hが同軸をなして支持軸27Bに回転自在に支持されている。
【0038】
この支持軸27Bも、上記と同様、台車本体13に対し水平方向具体的には上記した二等分線上で移動可能に設けられており、その結果、ガイド部25Bは操舵チェーン23Bの張りを調整可能とされている。
【0039】
つまり、台車本体13には、上記二等分線上で延びる長穴28Bが形成され、支持軸27Bは、この長穴28Bに挿通された状態でその先端に螺合されたナット部材29Bで台車本体13に固定されている。そして、このナット部材29Bを緩めた状態で支持軸27Bは、この長穴28B内で移動可能となり、ナット部材29Bを締結することで任意の位置で固定可能となっている。
【0040】
ここで、以上に述べた操舵スプロケット21c,21d、操舵チェーン23Bおよびガイド部25Bが、右前輪15cのホルダ18cおよび右後輪15dのホルダ18dを連動して逆向きに回転させる右輪用の前後連動操舵機構(連動操舵機構)31Bを構成している。
【0041】
左後輪15bのホルダ18bには、操舵スプロケット21bと同軸をなして左右連動スプロケット(左右連動円形体)33bが下側に固定されており、その結果、左右連動スプロケット33bはホルダ18bに対し一体回転可能に設けられている。
【0042】
同様に、右後輪15dのホルダ18dには、操舵スプロケット21dと同軸をなして左右連動スプロケット(左右連動円形体)33dが下側に固定されており、その結果、左右連動スプロケット33dはホルダ18dに対し一体回転可能に設けられている。
【0043】
これら一対の左右連動スプロケット33b,33dのそれぞれの外径側には、中間部を交差させていない無端の左右連動チェーン(連動線状体)34の両側がそれぞれ噛み合うように巻回されている。
【0044】
これにより、左後輪15bが鉛直軸回りの一方向に回転すると、左後輪15bに設けられた左右連動スプロケット33bが同一方向に一体回転して左右連動チェーン34の全体が同一方向に連動回転し、この左右連動チェーン34に掛けられた左右連動スプロケット33dが同一方向に連動回転して右後輪15dが同一方向に連動回転する。勿論、右後輪15dが鉛直軸回りの一方向に回転する場合も、左後輪15bが同一方向に連動回転する。
【0045】
また、左右連動チェーン34の中間部には、張り調整部36が設けられている。この張り調整部36は、図6に示すように、鉛直軸回りに回転可能に設けられて左右連動チェーン34に噛み合う張り調整スプロケット37と、この張り調整スプロケット37を回転自在に支持する支持軸38とを有しており、この支持軸38が、台車本体13に対し水平方向具体的には左右連動チェーン34の延在方向に対し直交方向に移動可能に設けられている。
【0046】
つまり、台車本体13には、左右連動チェーン34の延在方向に直交して長い長穴39が形成され、支持軸38は、この長穴39に挿通された状態でその先端に螺合されたナット部材40で台車本体13に固定されていて、このナット部材40を緩めた状態で支持軸38は、この長穴39内で移動可能となり、ナット部材40を締結することで任意の位置で固定可能となっている。そして、支持軸38を左右連動チェーン34側に移動させると左右連動チェーン34の張りが強まり、支持軸38を左右連動チェーン34に対し反対側に移動させると左右連動チェーン34の張りが弱まる。
【0047】
ここで、以上に述べた左右連動スプロケット33b,33d、左右連動チェーン34および張り調整部36が、左後輪15bのホルダ18bおよび右後輪15dのホルダ18dを連動して同じ向きに回転させる左右連動操舵機構42を構成している。
【0048】
左右連動操舵機構42には、左右連動操舵機構42の回転を規制することで、前後連動操舵機構31A,31Bの回転、つまりすべてのホルダ18a〜18dの鉛直軸回りの回転を規制する規制部44が図6に示すように設けられている。この規制部44は、左右連動操舵機構42の張り調整スプロケット37に対し進退可能に設けられた操作レバー46と操作レバー46を台部11側に揺動可能に支持する取付部47とを有している。
【0049】
ここで、この規制部44も張り調整部36の位置変更に合わせて位置を変更可能となっている。つまり、台車本体13には、左右連動チェーン34の延在方向に直交して長い長穴45が形成され、操作レバー46の取付部47は、この長穴45に挿通された状態でナット部材43で台車本体13に固定されていて、このナット部材43を緩めた状態で取付部47は、この長穴45内で移動可能となり、ナット部材43を締結することで任意の位置で固定可能となっている。
【0050】
規制部44は、操作レバー46を操作してその先端部を張り調整スプロケット37の歯と歯の間に進入させると、張り調整スプロケット37の回転を規制しすべてのホルダ18a〜18dの鉛直軸回りの回転を規制する。他方、操作レバー46を操作して先端部を張り調整スプロケット37の歯と歯の間から退避させると、張り調整スプロケット37の回転を許容しすべてのホルダ18の鉛直軸回りの回転を許容する。
【0051】
この規制部44は、手押し搬送台車10を主に直進させる際に左前輪15a、左後輪15b、右前輪15cおよび右後輪15dを鉛直軸回りに固定して走行を安定させるためのものであり、特に左右傾斜地において直進させる場合に走行を安定させるためのものである。なお、規制部44としては、前後連動操舵機構31A,31Bおよび左右連動操舵機構42のいずれの回転部分の回転を規制するものを採用しても良い。
【0052】
そして、以上の構成により、例えば操作バー12に入力して手押し搬送台車10を水平回転させようとした場合に、台車本体13の操作バー12における主な入力位置に近い側が主に水平回転前方に移動させられることで、この位置に近い側の左後輪15bおよび右後輪15dのいずれか一方が、車輪17b,17dの対応する一方の接地位置を回転軸19b,19dの対応する一方に対して進行方向後側に位置させるように向きを変えることになり、その結果、前後連動操舵機構31A,31Bおよび左右転動操舵機構42によって、すべての左前輪15a、左後輪15b、右前輪15cおよび右後輪15dが回転方向に合う向きになって、水平回転が容易となる。
【0053】
また、例えば操作バー12に入力して手押し搬送台車10を前進させようとした場合に、台車本体13が前方向に移動させられることで、すべての左前輪15a、左後輪15b、右前輪15cおよび右後輪15dが、前後連動操舵機構31A,31Bおよび左右転動操舵機構42により連動して、車輪17a〜17dの接地位置を回転軸19a〜19dに対して進行方向後側に位置させるように向きを変えることになる。
【0054】
以上に述べた第1実施形態の手押し搬送台車10によれば、左前輪15a、左後輪15b、右前輪15cおよび右後輪15dのそれぞれについて車輪17a〜17dを支持するホルダ18a〜18dを台車本体13に対し鉛直軸回りに角度制限なく回転自在に設けるとともに、ホルダ18a〜18dに一体回転可能に操舵スプロケット21a〜21dを設け、左側の操舵スプロケット21a,21bの外径側に操舵チェーン23Aをその中間部を交差させた8の字状態で巻回させることで、左前輪15aのホルダ18aと左後輪15bのホルダ18aとが連動して鉛直軸回りに互いに逆向きに角度制限なく回転可能となり、右側の操舵スプロケット21c,21dの外径側に操舵チェーン23Bをその中間部を交差させた8の字状態で巻回させることで、右前輪15cのホルダ18cと右後輪15dのホルダ18dとが連動して鉛直軸回りに互いに逆向きに角度制限なく回転可能となる。
【0055】
したがって、簡素な機構で左前輪15aおよび左後輪15bを連動して鉛直軸回りに逆向きに回転させることができ、右前輪15cおよび右後輪15dを連動して鉛直軸回りに逆向きに回転させることができて、しかも、全方位に走行が可能となる。このように全方位に走行が可能となることで、狭い場所での方向転換等を短時間で容易に行うことができる。
【0056】
また、操舵チェーン23Aの交差する上辺部24eおよび下辺部24fをガイド部25Aで非接触状態に維持できるとともに操舵チェーン23Bの交差する上辺部24gおよび下辺部24hをガイド部25Bで非接触状態に維持できるため、操舵チェーン23A,23Bの寿命を延ばすことができる。
【0057】
さらに、ガイド部25A,25Bを水平方向に移動させることで操舵チェーン23A,23Bの張りを調整するテンショナとしての機能も持たせることになる。したがって、部品点数を低減することができる。
【0058】
加えて、ガイド部25Aが操舵チェーン23Aの上辺部24eに噛み合う上部スプロケット26eと、操舵チェーン23Aの下辺部24fに噛み合う下部スプロケット26fとで構成されるとともに、ガイド部25Bが操舵チェーン23Bの上辺部24gに噛み合う上部スプロケット26gと、操舵チェーン23Bの下辺部24hに噛み合う下部スプロケット26hとで構成されるため、上辺部24eおよび下辺部24fを良好に非接触状態に維持できるとともに、上辺部24gおよび下辺部24hを良好に非接触状態に維持できる。
【0059】
なお、以上の第1実施形態において、前後連動操舵機構31A,31Bは少なくともいずれか一方が設けられていれば良く、例えば搭載物が軽量である場合には、前後連動操舵機構31A,31Bのうちのいずれか一方のみを設けることも可能である。このように構成すれば、部品点数およびコストを大幅に減らすことができる。この場合は、左右連動操舵機構42は設けず、また規制部44も設けられた前後連動操舵機構に設けることになる。
【0060】
さらに、以上の第1実施形態において、前後連動操舵機構31A,31Bを両方設けるとともに、左右連動操舵機構42は設けないようにしても良い。つまり、左前輪15aと左後輪15bとは連動し、右前輪15cと右後輪15dとは連動するものの、左前輪15aおよび左後輪15bに対し、右前輪15cおよび右後輪15dは独立して鉛直軸回りに回転するようにするのである。この場合、規制部44は前後連動操舵機構に設けることになる。
【0061】
第1参考技術の手押し搬送台車について主に図7を参照して第1実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。なお、第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付しその説明は略す。
【0062】
第1実施形態においては、左前輪15aおよび左後輪15bの操舵スプロケット21a,21bに一本の操舵チェーン23Aが巻回されるとともに、右前輪15cおよび右後輪15dの操舵スプロケット21b,21dに一本の操舵チェーン23Bが巻回される場合を例にとり説明したが、第1参考技術では、左前輪15a、左後輪15b、右前輪15cおよび右後輪15dのすべての操舵スプロケット21a〜21dのそれぞれの外径側に、中間部を交差させた8の字状態の一本の無端の操舵チェーン(操舵線状体)48が巻回されている。
【0063】
つまり、中間部を交差させた8の字状態の操舵チェーン48は、その左前部が左前輪15aの操舵スプロケット21aの外径側に、その左後部が左後輪15bの操舵スプロケット21bの外径側に、その右前部が右前輪15cの操舵スプロケット21cの外径側に、その右後部が右後輪15dの操舵スプロケット21dの外径側に、それぞれ噛み合うように巻回されている。
【0064】
これにより、左前輪15aが鉛直軸回りの一方向に回転すると、この左前輪15aに設けられた操舵スプロケット21aが同一方向に一体回転して操舵チェーン48のこの操舵スプロケット21aに掛けられた左前部が同一方向に連動回転し、この操舵チェーン48の右前部が同一方向に連動回転するとともに、左後部および右後部が逆方向に連動回転する。
【0065】
以上の結果、左前輪15aおよび右前輪15cが同一方向に連動回転し、左後輪15bおよび右後輪15dが逆方向に連動回転することになり、第1実施形態と同様に左前輪15a、左後輪15b、右前輪15cおよび右後輪15dが鉛直軸回りに連動回転する。
【0066】
また、この場合も、操舵チェーン48の中間部には、左前部の左右方向外側と右後部の左右方向外側とを一方が直線状に結ぶとともに右前部の左右方向外側と左後部の左右方向外側とを他方が直線状に結ぶ上辺部49eおよび下辺部49fが互いに交差することになり、この交差部分には、上辺部49eおよび下辺部49fを非接触状態に維持するガイド部51が外側に設けられている。
【0067】
このガイド部51は、鉛直軸回りに回転可能に設けられて上辺部49eに噛み合う上部スプロケット(図示略)と、鉛直軸回りに回転可能に設けられて下辺部49fに噛み合う下部スプロケット52fとを有しており、これら上部スプロケットおよび下部スプロケット52fが同軸をなして支持軸53に回転自在に支持されている。
【0068】
なお、図示は略すが、この支持軸53も、台車本体13に対し水平方向に移動可能に設けられており、ガイド部51は操舵チェーン48の張りを調整可能とされている。また、ガイド部51は、操舵チェーン48の上辺部49eおよび下辺部49fの交差位置に対し前後左右のいずれの位置に設けることも可能であるが、好ましくは交差角の大きい側に設けるのが良い。いずれに設ける場合においても、ガイド部51は、交差角の二等分線上に配置され、この二等分線に沿って移動可能となる。そして、この場合も、支持軸53を操舵チェーン48側に移動させると操舵チェーン48の張りが強まり、支持軸53を操舵チェーン48に対し反対側に移動させると操舵チェーン48の張りが弱まる。
【0069】
ここで、操舵スプロケット21a〜21d、操舵チェーン48およびガイド部51が、左前輪15aのホルダ18aおよび左後輪15bのホルダ18bを連動して互いに逆向きに回転させるとともに、右前輪15cのホルダ18cおよび右後輪15dのホルダ18dを連動して互いに逆向きに回転させる前後連動操舵機構(連動操舵機構)55を構成している。
【0070】
なお、第1参考技術においては、第1実施形態で述べた左右連動操舵機構は設けられておらず、前後連動操舵機構55が左右連動操舵機構を兼用している。また、図示は略すが、第1参考技術においても前後連動操舵機構55のいずれかの回転部に、その回転を規制することで、すべてのホルダ18a〜18dの鉛直軸回りの回転を規制する規制部が設けられている。
【0071】
以上に述べた第1参考技術によれば、第1実施形態と同様の効果を奏することは勿論、操舵チェーン48を一本にできるとともに、左右連動操舵機構が不要となるため、部品点数およびコストを大幅に減らすことができる。
【0072】
第2参考技術の手押し搬送台車について主に図8〜図10を参照して第1実施形態との相違部分を中心に以下に説明する。なお、第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付しその説明は略す。
【0073】
第1実施形態においては、左前輪15a、左後輪15b、右前輪15cおよび右後輪15dの四輪を有する場合を例にとり説明したが、第2参考技術では、前側が左右方向に一つの前輪58のみを有している。
【0074】
前輪58は、車輪59と車輪59を水平軸回りに回転自在に支持するホルダ60とを有しており、このホルダ60には、車輪59の接地位置に対し水平方向に位置をずらして回転軸61が鉛直に沿って設けられていて、この回転軸61が台部11に支持されている。ホルダ60は、台車本体13に対し鉛直軸回りに角度制限なく回転自在となっている。
【0075】
前輪58においてホルダ60には、上下2つの操舵スプロケット(操舵円形体)63a,63cが回転軸61と同軸をなして固定されており、その結果、これら操舵スプロケット63a,63cはホルダ60に対し一体回転可能に設けられている。
【0076】
そして、前輪58の一方の操舵スプロケット63aおよび左後輪15bの操舵スプロケット21bのそれぞれの外径側には、上記と同様、中間部を交差させた8の字状態の無端の操舵チェーン23Aの前部および後部がそれぞれ噛み合うように巻回されている。
【0077】
同様に、前輪58の他方の操舵スプロケット63cおよび右後輪15dの操舵スプロケット21dのそれぞれの外径側には、上記と同様、中間部を交差させた8の字状態の無端の操舵チェーン(操舵線状体)23Bの前部および後部がそれぞれ噛み合うように巻回されている。
【0078】
これにより、前輪58が鉛直軸回りの一方向に回転すると、前輪58に設けられた操舵スプロケット63a,63cが同一方向に一体回転して操舵チェーン23A,23Bのこれら操舵スプロケット63a,63cに掛けられた前部が同一方向に連動回転し、これら操舵チェーン23A,23Bの後部が逆方向に連動回転し、これら操舵チェーン23A,23Bの後部が掛けられた操舵スプロケット21b,21dが同逆方向に連動回転して左後輪15bおよび右後輪15cが同逆方向に連動回転する。勿論、左後輪15bまたは右後輪15dが鉛直軸回りの一方向に回転した場合も、これら左後輪15bおよび右後輪15dは同一方向に連動回転するとともに前輪58が逆方向に連動回転する。
【0079】
また、操舵チェーン23Aの交差する中間部には、交差角の大きい側の交差角の二等分線上に、上記と同様、操舵チェーン23Aの交差する上辺部24eおよび下辺部24fを非接触状態に維持するとともに操舵チェーン23Aの張りを調整可能なガイド部25Aが設けられており、操舵チェーン23Bの交差する中間部には、交差角の大きい側の交差角の二等分線上に、上記と同様、操舵チェーン23Bの交差する上辺部24gおよび下辺部24hを非接触状態に維持するとともに操舵チェーン23Bの張りを調整可能なガイド部25Bが設けられている。
【0080】
ここで、操舵スプロケット21b,63a、操舵チェーン23Aおよびガイド部25Aが、前輪58のホルダ60および左後輪15bのホルダ18bを連動して互いに逆向きに回転させる前後連動操舵機構(連動操舵機構)65Aを構成しており、同様に、操舵スプロケット21d,63c、操舵チェーン23Bおよびガイド部25Bが、前輪58のホルダ60および右後輪15dのホルダ18dを連動して互いに逆向きに回転させる前後連動操舵機構(連動操舵機構)65Bを構成している。
【0081】
なお、第2参考技術においては、第1実施形態で述べた左右連動操舵機構は設けられておらず、前後連動操舵機構65A,65Bが左右連動操舵機構を兼用している。また、図示は略すが、第2参考技術においても前後連動操舵機構65A,65Bのいずれかの回転部に、すべてのホルダ18a〜18dの鉛直軸回りの回転を規制する規制部が設けられている。
【0082】
以上に述べた第2参考技術によれば、三輪の手押し搬送台車10において、第1実施形態と同様の効果を奏することができる。
【0083】
なお、以上の第2参考技術において、前後連動操舵機構65A,65Bは少なくともいずれか一方が設けられていれば良く、例えば搭載物が軽量である場合には、前後連動操舵機構65A,65Bのうちのいずれか一方のみを設けることも可能である。このように構成すれば、部品点数およびコストを大幅に減らすことができる。この場合、規制部を設けられた前後連動操舵機構に設けることになる。
【0086】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に係る発明によれば、前輪および後輪のそれぞれについて車輪を支持するホルダを台車本体に対し鉛直軸回りに角度制限なく回転自在に設けるとともに、前輪のホルダに一体回転可能に操舵円形体を設け、後輪のホルダにも一体回転可能に操舵円形体を設けて、これら操舵円形体の外径側に操舵線状体をその中間部を交差させた8の字状態で巻回させることで、前輪のホルダと後輪のホルダとが連動して鉛直軸回りに逆向きに角度制限なく回転可能となる。したがって、簡素な機構で前輪および後輪を連動して鉛直軸回りに逆向きに回転させることができ、しかも、全方位に走行が可能となる。
【0087】
また、操舵線状体の交差する上辺部および下辺部をガイド部で非接触状態に維持できるため、操舵線状体の寿命を延ばすことができる。
【0088】
また、ガイド部を水平方向に移動させることで操舵線状体の張りを調整するテンショナとしての機能も持たせることになる。したがって、部品点数を低減することができる。
【0089】
また、操舵線状体がチェーンである場合に、ガイド部がチェーンの上辺部に噛み合う上部スプロケットと、チェーンの下辺部に噛み合う下部スプロケットとで構成されているため、上辺部および下辺部を良好に非接触状態に維持できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施形態の手押し搬送台車を示す底面図である。
【図2】 本発明の第1実施形態の手押し搬送台車を示す左側面図である。
【図3】 本発明の第1実施形態の手押し搬送台車を示す右側面図である。
【図4】 本発明の第1実施形態の手押し搬送台車における一方のガイド部を示すもので、(a)は平面図、(b)は部分拡大断面図である。
【図5】 本発明の第1実施形態の手押し搬送台車における他方のガイド部を示すもので、(a)は平面図、(b)は部分拡大断面図である。
【図6】 本発明の第1実施形態の手押し搬送台車における張り調整部および規制部を示すもので、(a)は平面図、(b)は部分拡大断面図である。
【図7】 第1参考技術の手押し搬送台車を示す底面図である。
【図8】 第2参考技術の手押し搬送台車を示す底面図である。
【図9】 第2参考技術の手押し搬送台車を示す左側面図である。
【図10】 第2参考技術の手押し搬送台車を示す右側面図である。
【符号の説明】
10 手押し搬送台車
13 台車本体
15a 左前輪(前輪)
15b 左後輪(後輪)
15c 右前輪(前輪)
15d 右後輪(後輪)
17a〜17d,59 車輪
18a〜18d,60 ホルダ
21a〜21d,63a,63c 操舵スプロケット(操舵円形体)
23A,23B,48 操舵チェーン(操舵線状体)
24e,24g,49e 上辺部
24f,24h,49f 下辺部
25A,25B,51 ガイド部
26e,26g 上部スプロケット
26f,26h,52f 下部スプロケット
31A,31B,55,65A,65B 前後連動操舵機構(連動操舵機構)
58 前輪

Claims (2)

  1. 前輪および後輪のそれぞれについて車輪を支持するホルダを台車本体に対し鉛直軸回りに角度制限なく回転自在に設けるとともに、
    前記前輪の前記ホルダおよび前記後輪の前記ホルダそれぞれに一体回転可能に設けられるスプロケットと、中間部を交差させた8の字状態でこれらスプロケットの外径側に巻回されるチェーンとを有して前記前輪の前記ホルダおよび前記後輪の前記ホルダを連動して逆向きに回転させる前後連動操舵機構と、
    左輪の前記ホルダおよび右輪の前記ホルダそれぞれに一体回転可能に設けられるスプロケットと、中間部を交差させない状態でこれらスプロケットの外径側にこれらスプロケットに亘って巻回されるチェーンとを有して前記左輪の前記ホルダおよび前記右輪の前記ホルダを連動して同じ向きに回転させる左右連動操舵機構と、
    前記前後連動操舵機構の前記チェーンの交差する上辺部および下辺部を非接触状態に維持するガイド部とを備え、
    前記ガイド部は、前記台車本体に対し水平方向に移動可能に設けられて前記前後連動操舵機構の前記チェーンの張りを調整可能とされていて、鉛直軸回りに回転可能に設けられて前記上辺部に噛み合う上部スプロケットと、鉛直軸回りに回転可能に設けられて前記下辺部に噛み合う下部スプロケットとを有しており、
    前記左右連動操舵機構には、該左右連動操舵機構の回転を規制することで、すべての前記ホルダの鉛直軸回りの回転を規制する規制部が設けられ、
    前記規制部は、前記左右連動操舵機構の前記チェーンの張りを調整する張り調整スプロケットに対し進退可能に設けられて該張り調整スプロケットの回転を規制可能な操作レバーと、該操作レバーを前記台車本体側に揺動可能に支持する取付部とを有することを特徴とする手押し搬送台車。
  2. 前記操作レバーは、その先端部を前記張り調整スプロケットの歯と歯の間に進入させることにより、前記張り調整スプロケットの回転を規制しすべての前記ホルダの鉛直軸回りの回転を規制することを特徴とする請求項記載の手押し搬送台車。
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