JP4406437B2 - 高画素多焦点レンズ製造装置 - Google Patents

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Description

本発明は高画素多焦点レンズ製造装置に係り、特に金型体のローディングから排出まで自動化して、多焦点レンズの生産性を格段に向上させることができ、外部をキャビネットで取り囲むようにして、製品のデザインを向上させることはもちろん、キャビネットの内部に、加圧成形手段の精密制御に必要な各種の電子部品を内蔵して、制御装置部と機械類を分離して設置する必要をなくし、高画素多焦点レンズの製造の際に、成形チャンバ内で移送アームが金型体の側面部に密着して次の工程位置に移送させる時、移送アームの密着部と金型体が線接触することによって、金型体の側面部に形成された放熱孔を詰めなくてレンズの成形性が向上し、金型体の大きさによる移送アームの初期位置設定を非常に微細で精密に調整することができることはもちろん、成形チャンバの前面部に遮断板を設置することによって、成形チャンバ内部の高熱が外部へ放出しなくて作業者の作業性を向上させるようにした高画素多焦点レンズ製造装置に関するものである。
高画素(メガピクセル)多焦点ガラスレンズは、非球面を持たせて透過率と屈折率を高めたもので、光学モジュールの高品質化と小型化を可能にする核心部品である。
このような高画素多焦点レンズは、高画素携帯電話、カメラ、CD、DVDプレーヤー、レーザープリンター、プロジェクターなどに広く適用されて、該当製品の性能を左右する必須部品である。
高画素多焦点レンズは、プラスチック製品とガラス製品に大別することができるが、プラスチック製品がガラス製品に比べて解像度が落ちるので、次第に使用頻度が減っている。
高画素多焦点ガラスレンズの製造は、別途の成形装置によって行われるが、従来の成形装置は、レンズ成形速度が遅いだけでなく、製造されたレンズの不良率が高くて生産性が低下する問題点があった。
したがって、本発明は前記のような問題点を解決するためになされたもので、上下部金型間に初材が挟支されたままで内蔵された金型体を成形位置に供給するローディング手段と;供給された金型体を予熱、加圧および冷却の順に処理して初材を非球面の多焦点レンズに成形する加圧成形手段と;前記加圧成形手段によって製造された多焦点レンズを排出させる排出手段と;から構成することにより、金型体のローディングから排出まで自動化して多焦点レンズの生産性を格段に向上させ、外部をキャビネットで取り囲んで製品のデザインを向上させるとともに、キャビネットの内部に、加圧成形手段の精密制御に必要な各種電子部品を内蔵することにより、制御装置部と機械類を分離して設置する必要をなくした高画素多焦点レンズ製造装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、上下部金型の間に初材が挟まれたままで内蔵された金型体をローディングプレートに供給する投入コンベヤーと、ローディングプレートに供給された金型体を成形位置に供給するローディングバーとを含んでなるローディング手段と;金型体を一定温度に予熱する第1〜第3予熱部、予熱された金型体を設定圧力に加圧する加圧部材、および加圧された金型体を多段階に徐々に冷却させる第1〜第3冷却部が成形チャンバの内部に一直線上に順次配設されてなり、供給された金型体を、窒素ガスで充填された成形チャンバ内で予熱、加圧および冷却の順に処理して初材を非球面の多焦点レンズに成形する加圧成形手段と;前記成形チャンバの内部に投入された金型体を次の工程位置に移送させる位置移送手段と;前記加圧成形手段によって製造された多焦点レンズを排出させる排出コンベヤーを含む排出手段と;を含んでなることを特徴とする、高画素多焦点レンズ製造装置を提供する。
以上説明したように、本発明は、上下部金型の間に初材が挟まれたままで内蔵された金型体を成形位置に供給するローディング手段と;供給された金型体を予熱、加圧および冷却の順に処理して初材を非球面の多焦点レンズに成形する加圧成形手段と;前記加圧成形手段によって製造された多焦点レンズを排出させる排出手段とから構成することで、金型体のローディングから排出まで自動化して多焦点レンズの生産性を格段に向上させることができ、外部をキャビネットで取り囲んで製品のデザインを向上させることはもちろん、キャビネットの内部に加圧成形手段の精密制御に必要な各種電子部品を内蔵して、制御装置部と機械類を分離して設置する必要をなくし、高画素多焦点レンズ製造の際に、成形チャンバ内で移送アームが金型体の側面部に密着して次の工程位置に移送させる時、移送アームの密着部と金型体が線接触することによって、金型体の側面部に形成された放熱孔を詰めなくてレンズの成形性を向上させ、金型体の大きさによる移送アームの初期位置設定を非常に微細で精密に調整することができ、成形チャンバの前面部に遮断板を設置することによって、成形チャンバの内部の高熱が外部へ放出されなくて作業者の作業性を向上させるようにした高画素多焦点レンズ製造装置を提供する効果を期待することができる。
以下、添付図面の図1〜図18に基づいて本発明の好適な実施例を説明する。
本発明は高画素多焦点ガラスレンズを製造する装置に関するものである。
高画素多焦点ガラスレンズは、図16に示すように、初材を上部金型と下部金型との間に挟み、その初材を金型体100の内部に挿入した後、加熱、加圧、冷却の処理を行うことで、非球面を有する高画素多焦点レンズを製造することになる。
この際に、前記金型体100の側面部には、レンズが高温および高圧の環境で成形される時、金型体100の内部で発生する熱を外部へ放出するための放熱孔100aが形成される。
図1は本発明の装置の外部を取り囲んでいるキャビネットを示すもので、キャビネット1の前面には多数の前面ドア5が形成され、側面部には側面ドア6が開閉可能に形成された。また、製造装置の全般的な動作状態を画面上に表示するモニター2がキャビネット1の前面の左側上端に形成され、各種制御命令の入力のためのキーパネル3がモニター2の下側に引き出し式で設置される。
そして、キーパネル3の下側部には、本発明を構成する加圧成形手段20の予熱部材30、加圧部材40および冷却部材50の作動環境(設定温度、作動温度)を表示する状態表示部4が形成される。
図2は前記キャビネット1の内部に設置された本発明のレンズ製造装置を示す正面図である。
ベース7の上部には、内部が密閉した成形チャンバ8が形成され、前記成形チャンバ8の一側には、初材が内蔵された金型体100を成形チャンバ8の内部の初期位置に供給するためのローディング手段10が備えられ、成形チャンバ8の反対側には、初材が高画素多焦点レンズに成形完了した状態の金型体100を外部へ排出させる排出手段80が形成される。
そして、前記成形チャンバ8の上側には、初材を加圧するに先立ち、初材が所望温度に昇温するように予熱する第1〜第3予熱部31〜33からなる予熱部材30、予熱された初材を設定圧力に加圧して、非球面を有する高画素多焦点レンズに成形する加圧部材40、および成形されたレンズを徐々に冷却させるための第1〜第4冷却部51〜54からなる冷却部材50が備えられている。
前記第4冷却部54は成形チャンバ8の出口側に備えられて、金型体100を排出前にもう一度冷却させるもので、図面のように、上下駆動部541の下側には作動バー542が上下動可能に形成され、前記作動バー542の下端部には、金型体100の上部に近接して冷却させる上部クーラー543が形成されてなる。
図3は本発明のレンズ製造装置を示す平面図である。
成形チャンバ8の右側に、金型体100のローディング場所となるローディングプレート12が形成され、このローディングプレート12の一側には、ローディングシリンダー13に装着されたローディングバー14が前後進しながら、ローディングプレート12に位置する金型体100を成形チャンバ8の内部に押し込むように構成される。
そして、前記ローディングプレート12の前面(図面上の下側方向)に、金型体100をローディングプレート12に移送させる投入コンベヤー11が備えられる。
前記投入コンベヤー11には、作業者またはロボットのような自動化装置によって金型体100が供給される。
一方、前記成形チャンバ8の左側には、成形チャンバ8を通過した金型体100が載置される排出プレート81が設置され、前記排出プレート81の背面(図面上の上側)には、金型体100を排出コンベヤー84に押し出す排出バー83が排出シリンダー82に出沒可能に取り付けられている。
すなわち、投入コンベヤー11によって移送された金型体100がローディングバー14によって押し込まれて成形チャンバ8の内部に供給され、成形チャンバ8の内部に備えられた予熱部材30、加圧部材40および冷却部材50によって成形されてから排出された金型体100は排出バー83によって押し出され、排出コンベヤー84に載せられて外部へ排出されるものである。
前記成形チャンバ8内での金型体100の移動は位置移送手段60によって行われ、前記位置移送手段60は前後シリンダー64と左右シリンダー65を含む。
図3のように、ローディング手段10と排出手段80がキャビネット1の前面に向かうように設置されることによって、作業者または自動化ロボットが便利に金型体100の投入と排出を同時に実施することができる効果を有することになる。
一方、図4は本発明に適用された加圧成形手段20の予熱部材30の第1予熱部31を示すものである。
成形チャンバ8の底部に設置されたベースプレート9の上側に下部ヒーター311が積層され、前記下部ヒーター311の上側には、超硬合金からなり、下部ヒーター311の熱を金型体100に均一に供給する伝熱プレート312が積層される。
これと対向するように、成形チャンバ8の上側には、垂直方向にLMガイドからなるガイド部材313が設置され、前記ガイド部材313の上部には、油圧シリンダーまたはモーターからなり、作動バー317を上下に駆動させる上下駆動部316が備えられ、上下駆動部316には、ガイド部材313に沿って上下方向に直線運動する作動バー317が取り付けられる。
前記作動バー317の下端部は成形チャンバ8の内部に存在し、図面のように、作動バー317の端部には、下降して伝熱プレート312上に位置する金型体100を加熱するための上部ヒーター314が設置され、前記上部ヒーター314と作動バー317との間には、上部ヒーター314の熱が上部に伝達されないように遮断する冷却板315が取り付けられる。
前記下部ヒーター311と上部ヒーター314には、発熱用コイルが巻線されたヒーター棒が複数内蔵され、前記冷却板315には、冷却水が通過するように冷却水ラインが形成される。
そして、前記上部ヒーター314が下降して金型体100の上部面に接触していてからさらに上昇する時、金型体100が上部ヒーター314とともに上昇しないように分離させる金型体分離手段70が冷却板315と上部ヒーター314上に設置される。
すなわち、前記冷却板315の両側に上下遊動可能に垂直棒71が垂直方向に設置され、前記垂直棒71には、垂直棒71が下降する方向に弾性を加えるリターンスプリング72が外挿され、前記2本の垂直棒71を連結するように分離バー73が取り付けられる。前記分離バー73は上部ヒーター314の底面を横切って通過し、前記上部ヒーター314の底面には分離バー73が沒入する溝74が形成される。
これによって、上部ヒーター314が下降して金型体100の上面に接触する時は、分離バー73が溝74に挿入され、上部ヒーター314がさらに上昇する時は、リターンスプリング72の弾性力によって分離バー73が下降しながら金型体100を上部ヒーター314から分離させるものである。
そして、第1予熱部31によって1次に予熱された金型体100は、水平アーム61に装着された移送アーム62によって、第2予熱位置に移動し、前記第1予熱部31は約300℃〜400℃の温度に金型体100を予熱する。
図5は本発明に適用された加圧成形手段20の予熱部材30の第2予熱部32を示す。
前記第2予熱部32は第1予熱部31とほぼ同じな構造を有するもので、成形チャンバ8の底部に形成されたベースプレート9の上側に下部ヒーター321が積層され、前記下部ヒーター321の上側には伝熱プレート322が積層され、成形チャンバ8の上側にガイド部材323が設置され、前記ガイド部材323の上部に、油圧シリンダーまたはモーターからなり、作動バー327を上下に駆動させる上下駆動部326が設置され、上下駆動部326には、ガイド部材323に沿って上下方向に直線運動する作動バー327が取り付けられる。
前記作動バー327の下端部には、下降して伝熱プレート322上に位置する金型体100を加熱するための上部ヒーター324が設置され、前記上部ヒーター324と作動バー327との間には、上部ヒーター324の熱が上部に伝達されないように遮断する冷却板325が取り付けられた構造である。
前記下部ヒーター321と上部ヒーター324には、発熱用コイルが巻線されたヒーター棒が複数内蔵され、前記冷却板325には、冷却水が通過するように冷却水ラインが取り付けられる。
そして、前記上部ヒーター314が下降して金型体100の上部面に接触してからさらに上昇する時、金型体100が上部ヒーター314とともに上昇しないように分離させる金型体分離手段70が冷却板315と上部ヒーター314上に設置され、第2予熱部32によって2次に予熱された金型体100は、水平アーム61に装着された移送アーム62によって第3予熱位置に移動する。
前記第2予熱部32は約500℃〜600℃の温度に金型体100を予熱する。
図6は本発明の加圧成形手段20の予熱部材30の第3予熱部33を示すもので、これも第1予熱部31と類似の構造を有する。
成形チャンバ8の底部に取り付けられたベースプレート9の上側に下部ヒーター331が積層され、前記下部ヒーター331の上側には伝熱プレート332が積層され、成形チャンバ8の上側にはクロスローラーガイドからなるガイド部材333が設置され、前記ガイド部材333の上部には、油圧シリンダーまたはモーターからなり、作動バー337を上下に駆動させる上下駆動部336が設置され、上下駆動部336には、ガイド部材333に沿って上下方向に直線運動する作動バー337が取り付けられる。
前記ガイド部材333をクロスローラーガイドに構成することは、作動バー337の垂直直線運動がより正確に行われるようにするためである。
前記作動バー337の下端部には、下降して伝熱プレート332上に位置する金型体100を加熱するための上部ヒーター334が設置され、前記上部ヒーター334と作動バー337との間には、上部ヒーター334の熱が上部に伝達されないように遮断する冷却板335が取り付けられた構造である。
前記下部ヒーター331と上部ヒーター334には発熱用コイルが巻線されたヒーター棒が複数内蔵され、前記冷却板335には冷却水が通過するように冷却水ラインが形成される。
そして、前記上部ヒーター334が下降して金型体100の上部面に接触してからさらに上昇する時、金型体100が上部ヒーター334とともに上昇しないように分離させる金型体分離手段70が冷却板335と上部ヒーター334上に設置され、第3予熱部33によって3次に予熱された金型体100は、水平アーム61に装着された移送アーム62によって加圧位置に移動する。
前記第3予熱部33は約550℃〜600℃の温度に金型体100を予熱する。
図7は本発明に適用された加圧成形手段20の加圧部材40を示す。
加圧部材40は第1〜第3予熱部31〜33を通過しながら目的温度に予熱された金型体100を設定押圧力で加圧して初材を非球面の高画素多焦点レンズに成形するものである。
このために、成形チャンバ8の底部に形成されたベースプレート9の上側に下部ヒーター41が積層され、前記下部ヒーター41の上側には伝熱プレート42が積層され、成形チャンバ8の上側にクロスローラーベアリングからなるガイド部材43が設置され、前記ガイド部材43の上部には、油圧シリンダーまたはモーターからなり、作動バー47を上下に駆動させる上下駆動部46が設置され、上下駆動部46にはガイド部材43に沿って上下方向に直線運動する作動バー47が取り付けられる。
前記作動バー47の下端部には、下降して伝熱プレート42上に位置する金型体100を加熱しながら加圧するための上部ヒーター44が設置され、前記上部ヒーター44と作動バー47との間には、上部ヒーター44の熱が上部に伝達されないように遮断する冷却板45が取り付けられた構造である。
前記下部ヒーター41と上部ヒーター44には発熱用コイルが巻線されたヒーター棒が複数内蔵され、前記冷却板45には冷却水が通過するように冷却水ラインが形成される。
そして、前記上部ヒーター44が下降して金型体100の上部面に接触しながら加圧してからさらに上昇する時、金型体100が上部ヒーター44とともに上昇しないように分離させる金型体分離手段70が冷却板45と上部ヒーター44上に設置され、加圧部材40によって2次に予熱された金型体100は、水平アーム61に装着された移送アーム62によって第1冷却位置に移動する。
また、前記加圧部材40には、上部ヒーター44の上下移動距離を測定して制御手段90のコントローラー96に供給するための測定スケール91が形成され、作動バー47の上部に、上下駆動部46の押圧力を感知するロードセル48が設置されることにより、この測定スケール91で測定される距離情報とロードセル48で感知される押圧力情報を利用して、レンズが最適の状態に成形可能な圧力状態で加圧部材40が金型体100を加圧するように制御することになる。
すなわち、前記ロードセル48を利用して最適の状態にレンズが成形される圧力値を予め制御手段90のコントローラー96に保存しておき、加圧成形動作の時、前記ロードセル48で感知される圧力がコントローラー96に保存された基準圧力と同じになるまで、金型体100を加圧してレンズを成形するものである。
前記加圧部材40は約550℃〜600℃の温度に金型体100を加熱しながら加圧成形する。
図8は本発明に適用された加圧成形手段20の冷却部材50の第1および第2冷却部5152を示す。
第1および第2冷却部51、52は、成形チャンバ8の底部に取り付けられたベースプレート9の上側に下部クーラー511が積層され、前記下部クーラー511の上側には、超硬合金からなり、下部クーラー511の冷気を金型体100に均一に供給して冷却させる伝熱プレート512が積層される。
これと対向するように、成形チャンバ8の上側には、垂直方向にクロスローラーガイドからなるガイド部材513が設置され、前記ガイド部材513の上部には、油圧シリンダーまたはモーターからなり、作動バー516を上下に駆動させる上下駆動部514が設置され、上下駆動部514にはガイド部材513に沿って上下方向に直線運動する作動バー516が取り付けられる。
前記作動バー516の下端部は成形チャンバ8の内部に存在することになり、図面のように、作動バー516の端部には、下降して伝熱プレート512上に位置する金型体100を冷却するための上部クーラー515が設置され、前記上部クーラー515と作動バー516との間には別途の水平板517が取り付けられる。
前記下部クーラー511と上部クーラー515には、冷却水が通過する冷却水ラインが形成され、前記上部クーラー515が下降して金型体100の上部面に接触してからさらに上昇する時、金型体100が上部クーラー515とともに上昇しないように分離させる金型体分離手段70が水平板517と上部クーラー515上に設置される。
そして、第1および第2冷却部51、52によって1次および2次に冷却された金型体100は、水平アーム61に装着された移送アーム62によって第3冷却位置に移動する。
前記第1冷却部51は約500℃〜540℃の温度に金型体を冷却し、第2冷却部52は約470℃〜450℃の温度に金型体を冷却する。
図9は本発明に適用された冷却部材50の第3冷却部53を示す。
第3冷却部53は、成形チャンバ8の底部に取り付けられたベースプレート9の上側に下部クーラー531が積層され、この下部クーラー531の上側に金型体100が位置することになる。
この際に、別途の下敷き部531aの上側に前記下部クーラー531が積層され、前記下部クーラー531の上面に直接金型体100が置かれるように構成され、前記下敷き部531aの底面には、下部クーラー531の高さを調節するための高さ調節板531bが分離可能に形成される。
すなわち、長期間使用の時、伝熱プレート42、312、322、332、512が0.3〜0.5mm摩耗する現象が発生する。このように、伝熱プレート42、312、322、332、512が摩耗して、第3冷却部53の下部クーラー531で段差部が発生した時、前記下敷き部531aから高さ調節板531bを分離し、段差の分だけ研削加工した後、さらに下敷き部531aの底面に差し込むと、全体の高さが同じになるので、金型体100のスライディング移動が円滑になるものである。
前述したように、下敷き部531aの下側に高さ調節板531bを分離可能に備えることによって、第3冷却部53と他の冷却部との間に段差部が生じても、第3冷却部53の下部クーラーモジュール全体を入れ替えないで、高く調節板531bを研削してさらに使用することができるものである。
一方、前記成形チャンバ8の上側には、垂直方向にLMガイドからなるガイド部材533が設置され、前記ガイド部材533の上部には、油圧シリンダーまたはモーターからなり、作動バー535を上下に駆動させる上下駆動部534が設置され、上下駆動部534には、ガイド部材533に沿って上下方向に直線運動する作動バー535が取り付けられる。
前記作動バー535の下端部は成形チャンバ8の内部に存在する。図面のように、作動バー535の端部には、下降して下部クーラー531上に位置する金型体100を冷却するための上部クーラー536が設置される。
前記下部クーラー511と上部クーラー515には、冷却水が通過する冷却水ラインが形成される。
そして、第3冷却部53によって3次に冷却された金型体100は、水平アーム61に装着された移送アーム62によって排出プレート81に移動し、第4冷却部54によって4次に冷却されてから排出される。
前記第3冷却部53は金型体100を100℃以下となるように冷却する。
図10a〜10dは本発明に適用された位置移送手段60を示す。
前記位置移送手段60は、成形チャンバ8の内部に投入された金型体100を次の工程位置に移送させる機能をする。
金型体100は、図面のように、各工程別に連続して供給され、このようにそれぞれの工程位置に存在する多数の金型体100を一度に次の工程位置に移送させるために、水平アーム61から前面に向かうように、工程数に対応する複数の移送アーム62が取り付けられ、前記移送アーム62の一側面には、金型体100の側面部と線接触する角部が形成されるように凹溝66が形成される。
この際に、前記凹溝66が形成されるように、移送アーム62の端部一側に密着部622が形成され、前記密着部622は、図10cに示すように、その断面が、二等辺三角形の如く、一側に行くほど漸次細く形成されることにより、金型体100を次の工程位置に移送させるために、図10dのように、移送アーム62が金型体100の側面部に接触しても密着部622と金型体100が線接触して、金型体100の側面部に形成された放熱孔100aを閉塞しなくなる。
すなわち、前記移送アーム62が金型体100の側面部に密着した時、前記移送アーム62と金型体100が面接触すれば、密着の時、金型体100の放熱孔100aが閉塞されて、金型体100の内部の熱が外部へ放出できないため、レンズの成形性が悪くなり、これによりレンズの品質が低下することになるが、本発明のように、移送アーム62と金型体100が線接触すれば、放熱孔100aが閉塞されなくて、レンズの成形性を向上させることにより、高品質のレンズを生産することができることになる。
そして、成形チャンバ8の背面外側には、前記水平アーム61と連結された状態の作動体63が形成され、前記作動体63には、水平アーム61を前後進させるための前後シリンダー64が連結され、図10aには図示しなかったが、図3に示すように、前記作動体63を左右方向に駆動させる左右シリンダー65が成形チャンバ8の背面一側に設置される。
また、図10bに示すように、移送アーム62の初期位置を精密に設定する零点調整部69が作動体63に設置される。前記零点調整部69は、その一側が成形チャンバ8の背面に連結され、他側が作動体63に連結され、零点調整部69の端部には、使用者が回転操作することができる調節ナット69aが設けられている。
すなわち、使用者が前記調節ナット69aを回転させるにしたがい、零点調整部69が左右方向に動きながら作動体63全体を左側または右側に微細に移動させることにより移送アーム62の初期位置を精密に調整することができることになる。
移送アーム62の初期位置は金型体100の大きさによって微細に調整される。
そして、前記成形チャンバ8の背面上端部にはルーラー67が形成され、前記作動体63の一側上端には、前記ルーラー67の目盛りを指示する目盛り指示部68が上向きに突設されている。
これによって、使用者は前記目盛り指示部68が指示するルーラー67の目盛りを見ながら調節ナット69aを回転させることで、移送アーム62の初期位置を精密に設定することができることになる。
このように構成された位置移送手段60は、制御手段90のコントローラー96から所定の制御信号が印加される時、すなわち、成形チャンバ8内に備えられた加圧成形手段20によって予熱、加圧および冷却の動作が完了した時点で、前後シリンダー64によって移送アーム62が前進して((1)方向)、図面のように、それぞれの工程位置に存在する金型体100の一側に位置することになり、以後、左右シリンダー65によって、図面上の左側((2)方向)に動きながらそれぞれの金型体100を次の工程位置に移送させる。このような状態で、移送アーム62がちょっと後に退いた後、(3)方向に後退し、さらに(4)方向に後退して原位置に復帰するものである。
前述したような位置移送手段60の動作によって、成形チャンバ8内で行われる予熱、加圧および冷却の動作が連続してなされる。
一方、前記成形チャンバ8の前面部には、図10aのように、成形チャンバ8内で発生する熱が前面部に輻射することを遮断するための放射熱遮断板8aが結合される。
前記放射熱遮断板8aを取り付けることによって成形チャンバ8の内部の熱が前面に放射されなくなるので、作業者がより楽で安定した状態で作業を実行することができることになる。
図11は本発明に適用された加圧成形手段20の予熱部材30、加圧部材40および冷却部材50が設置された状態を示すもので、第1〜第3予熱部31〜33、加圧部材40、第1〜第3冷却部51〜53が成形チャンバ8の内部に一列に並んで設置され、それぞれの予熱位置、加圧位置および冷却位置ごとに金型体100が位置する。
すなわち、本発明においては、初材が内蔵された状態の金型体100が成形チャンバ8内部に連続的に供給され、このような状態で、第1〜第3予熱部31〜33、加圧部材40および第1〜第3冷却部51〜53が同時に作動して金型体100を予熱、加圧および冷却させるものであり、一つの作業工程が終われば、先に説明した位置移送手段60が金型体100を次の工程位置に移送させることにより、連続的な多焦点レンズ製造過程が完成されるものである。
図12は本発明に適用されたローディング手段10と排出手段80の他の実施例を示すもので、ローディング手段10の投入コンベヤー11が成形チャンバ8の側面方向に並んで設置され、排出手段80の排出コンベヤー84が成形チャンバ8の前面に投入コンベヤー11と並んでいるように設置されたものである。
そして、排出コンベヤー84の進入路側には、排出プレート81から移送された金型体100を排出コンベヤー84に押し出すための制2排出シリンダー85が取り付けられている。
前述したように、投入コンベヤー11と排出コンベヤー84を成形チャンバ8の側面部に向かうように一方向に形成すれば、金型体100の投入と排出が一方向になされるので、作業性を向上させることができ、故障発生の時、キャビネット1の前面ドア5を開放して容易に整備することができる効果を期待することができることになる。
図13は成形チャンバ8周辺に設置された加圧成形手段20を概略的に示すこととして、成形チャンバ8の底部に形成されたベースプレート9、予熱部材30の冷却板315、325、335、加圧部材40の冷却板45、および冷却部材50の上部クーラーに冷却水が循環されるように、冷却水ラインが形成されている。
そして、前記成形チャンバ8の内部には窒素Nが充填されており、レンズ成形工程中に持続的に窒素が供給されるように構成される。
前記のように、成形チャンバ8の内部を窒素で充填させる理由は、高温の環境でレンズ製造工程を行うことにより、高温の環境で成形チャンバ8の内部に設置された金属部品の酸化を防止するためである。
図14は本発明による多焦点レンズ製造工程の全体サイクルタイムを説明するための図で、金型体100がローディング手段10の投入コンベヤー11によってローディングプレート12に移動するのに約6秒が必要となり、ローディングプレート12からローディングバー14によって成形チャンバ8の内部の第1予熱位置に移動するのに約4秒が必要となり、成形チャンバ8の内部で予熱部材30、加圧部材40および冷却部材50を全て通過するのに約80〜100秒がかかり、成形チャンバ8から排出プレート81に移送するのに約4秒がかかり、排出コンベヤー84によって外部へ排出されるのに約6秒がかかる。
前述したような工程は、一つの金型体100が各区間を通過するのに必要な時間を示したものであるが、実際には、多くの金型体100が連続して成形チャンバ8の部に投入されるので、非常に速い速度で多焦点レンズを製造することができることになる。
一方、図15は本発明に適用された加圧成形手段20の自動精密制御に必要な制御手段90の実施例を示すもので、作動バーの下側にヒーターまたはクーラーが設置され、前記作動バーの上側には、作動バーを上下に駆動させる上下駆動部が設置される。前記実施例では、上下駆動部としてモーター95が適用され、前記モーター95はモーター駆動部97から供給される制御電圧によって精密に正逆回転する。
そして、感知手段として、作動バーの上下直進を案内するガイド部材上に、作動バーの上下移動を感知する位置センサー94が設置され、作動バーの中間には、押圧力を感知する圧力センサー93が設置され、ヒーターまたはクーラーには、温度を感知する温度センサー92が設置される。
また、前記位置センサー94、圧力センサー93および温度センサー92で感知された位置、圧力および温度の情報を収集してモーター95の正逆回転角度を精密に御するとともに、ヒーターの発熱温度および冷却水供給温度などを制御するコントローラー96が備えられる。
前記コントローラー96は、キャビネット1に設置されたキーパネル3を通じて入力される使用者の設定温度を維持するようにヒーターを制御し、さらに使用者によって設定された押圧力で金型体100を加圧するように上下駆動部を駆動させることで、適正な状態に初材を加圧する。
また、一つの作業工程が完了すれば、金型体100が次の工程に移動するように位置移送手段60を制御するなど、多焦点レンズ製造装置の全般的な動作が連続的に行われるように、各構成要素を制御することになる。
このような動作を行う全体的な制御手段90はキャビネット1の内部に内蔵される。
一方、図17および図18は本発明に適用された予熱部材30の第1〜第3予熱部31〜33の他の実施例を示すものである。
以下、第1〜第3予熱部31〜33を全体的に説明する。
成形チャンバ8の底部に形成されたベースプレート9の上側に下部ヒーター711が積層され、前記下部ヒーター711の上側には、超硬合金からなり、下部ヒーター711の熱を金型体100に均一に供給する伝熱プレート712が積層される。
これと対向するように、成形チャンバ8の上側には垂直方向にLMガイドからなるガイド部材713が設置され、前記ガイド部材713の上部には、油圧シリンダーからなり、作動バー717を上下に駆動させる上下シリンダー716が設置され、上下シリンダー716には、ガイド部材713に沿って上下方向に直線運動する作動バー717が取り付けられる。
前記作動バー717の下端部は成形チャンバ8の内部に存在し、図面のように、作動バー717の端部には、下降して伝熱プレート712上に位置する金型体100を加熱するための上部ヒーター714が設置され、前記上部ヒーター714と作動バー717との間には、上部ヒーター714の熱が上部に伝達されないように遮断する冷却板715が形成される。
前記下部ヒーター711と上部ヒーター714には発熱用コイルが巻線されたヒーター棒が複数内蔵され、前記冷却板715には冷却水が通過するように冷却水ラインが形成される。
そして、前記予熱部31〜33によって予熱された金型体100は、水平アーム61に装着された移送アーム62によって次の固定位置に移動し、前記予熱部31〜33によって約300℃〜600℃の温度に金型体100を予熱する。
一方、本発明の他の実施例では、上下シリンダー716の上部に第1永久磁石732が取り付けられ、前記上下シリンダー716の上部に突出した作動棒733の上端に第2永久磁石734が取り付けられ、前記第1永久磁石732と第2永久磁石734の向かい合う磁極を同一磁極にすることにより、作動棒733が下降した時、第1および第2永久磁石732、734の間に斥力が作動するようにする。
この際に、前記永久磁石732、734の斥力は、予熱動作の時、作動棒733がその下側の作動バー717および上部ヒーター714の全荷重と同一であるかあるいはそれよりやや小さいことが望ましい。
その理由は、作動棒733が自体荷重によって下降して、第1永久磁石732と第2永久磁石734が近接した時、斥力によってそれぞれの磁石732、734がまったく密着しないようにする。このように、第1および第2永久磁石732、734がまったく密着しなかったとき、上部ヒーター714が金型体100の上部面に接触しないで一定間隙を維持して近接した状態で金型体100を予熱するためである。
すなわち、前述した本発明においては、予熱動作の時、上部ヒーターが過度に下降して金型体100の上部金型を押すことによって初材の形状の変形する欠点が発生することができたが、他の実施例では、永久磁石732、734の斥力によって上部ヒーター714の下降位置がいつも一定に維持されるので、予熱動作の時、初材が変形する問題点が発生しなくなる。
また、前述した本発明では、上部ヒーターが金型体100に接触した状態で予熱することによって、予熱を終了した後、上部ヒーターが上昇する時、金型体100が付いて上がらないようにする金型体分離手段が適用されたが、本発明の他の実施例では、上部ヒーター714が金型体100に接触しないので、金型体分離手段を除去することができるものである。
一方、図18は前記ガイド部材713と作動バー717との間に介在されるクロスローラーベアリング718をより詳細に示すもので、クロスローラーベアリング718の固定部718a上に一定間隔を有するように上部ストッパー719aと下部ストッパー719bが設置され、前記固定部718aに当接してスライド駆動する作動部718bの外側に、前記上下部ストッパー719a、719bにかかる係止ボルト720が突設される。
前述したような構造をクロスローラーベアリング718に適用すれば、作動部718bの上下移動距離が制限されるとともに、製造過程で、作業者がクロスローラーベアリング718の装着されたガイド部材713を傾けても、ガイド部材713からクロスローラーベアリング718および作動バー717がまったく離脱しないので、より安定的に製品組立作業を実行することができることになる。
本発明は、金型体のローディングから排出まで自動化して多焦点レンズの生産性を格段に向上させ、制御装置部と機械類を分離して設置する必要をなくした高画素多焦点レンズ製造装置に適用可能である。
本発明の外形をなすキャビネットを示す斜視図である。 本発明の多焦点レンズ製造装置を示す正面図である。 本発明の多焦点レンズ製造装置を示す平面図である。 本発明に適用された第1予熱部を示す側面図である。 本発明に適用された第2予熱部を示す側面図である。 本発明に適用された第3予熱部を示す側面図である。 本発明に適用された加圧部材を示す側面図である。 本発明に適用された第1および第2冷却部を示す側面図である。 本発明に適用された第3冷却部を示す側面図である。 本発明に適用された位置移送手段を示す平面図である。 本発明に適用された位置移送手段を示す背面図である。 本発明の位置移送手段に適用された移送アームを示す斜視図である。 本発明に適用された移送アームの作動状態を示す図である。 本発明に適用された加圧成形手段を示す正面図である。 本発明に適用された排出手段の他の実施例を示す平面図である。 本発明に適用された加圧成形手段に形成された冷却水ラインを示す図である。 本発明による多焦点レンズ製造工程を全体的に示す図である。 本発明に適用された加圧成形手段とその制御手段を示す図である。 高画素多焦点レンズの成形過程を示す図である。 本発明の多焦点レンズ製造装置に適用された予熱部材の他の実施例を示す側面図である。 本発明に適用された予熱部材のクロスローラーベアリングを詳細に示す図である。
符号の説明
1 キャビネット
2 モニター
3 キーパネル
4 状態表示部
8 成形チャンバ
9 ベースプレート
10 ローディング手段
20 加圧成形手段
30 予熱部材
31〜33 予熱部
40 加圧部材
50 冷却部材
60 位置移送手段
70 金型体分離手段
80 排出手段
90 制御手段
100 金型体

Claims (8)

  1. 上下部金型の間に初材が挟まれたままで内蔵された金型体をローディングプレートに供給する投入コンベヤーと、ローディングプレートに供給された金型体を成形位置に供給するローディングバーと、を含んでなるローディング手段と;
    金型体を一定温度に予熱する第1〜第3予熱部、予熱された金型体を設定圧力に加圧する加圧部材、および加圧された金型体を多段階に徐々に冷却させる第1〜第3冷却部が成形チャンバの内部に一直線上に順次配設されてなり、供給された金型体を窒素ガスで充填された成形チャンバ内で予熱、加圧、および冷却の順に処理して初材を非球面の多焦点レンズに成形する加圧成形手段と;
    前記成形チャンバの内部に投入された金型体を次の工程位置に移送させる位置移送手段と;
    前記加圧成形手段によって製造された多焦点レンズを排出させる排出コンベヤーを含む排出手段と;を含み、
    前記第1〜第3予熱部は、
    成形チャンバの底部に取り付けられたベースプレート上側に下部ヒーターが積層され、前記下部ヒーターの上側には、超硬合金からなり、下部ヒーターの熱を金型体に均一に供給する伝熱プレートが積層され、成形チャンバの上側には、垂直方向にガイド部材が設置され、前記ガイド部材の上部には、油圧シリンダーまたはモーターからなり、作動バーを上下に駆動させる上下駆動部が設置され、前記上下駆動部には、ガイド部材に沿って上下方向に直線運動する作動バーが取り付けられ、
    前記作動バーの下端部には、下降して伝熱プレート上に位置する金型体を予熱、および加圧するための上部ヒーターが形成される、高画素多焦点レンズ製造装置であって、
    前記上部ヒーターが下降して前記金型体の上部面に接触してからさらに上昇する時、前記金型体が前記上部ヒーターとともに上昇しないように分離させる金型体分離手段が前記冷却板と前記上部ヒーター上に設置され、
    前記金型体分離手段は、
    前記冷却板の両側に上下遊動可能に垂直棒が垂直方向に取り付けられ、前記垂直棒には垂直棒が下降する方向に弾性を加えるリターンスプリングが外挿され、前記二つの垂直棒を連結するように分離バーが形成され、前記分離バーは前記上部ヒーターの底面を横切って通過し、前記上部ヒーターの底面には、分離バーが沒入する溝が形成されることを特徴とする、高画素多焦点レンズ製造装置。
  2. 前記上部クーラーが下降して金型体の上部面に接触してからさらに上昇する時、金型体が上部クーラーとともに上昇しないように分離させる金型体分離手段が水平板と上部クーラー上に設置され、
    前記金型体分離手段は、
    前記水平板の両側に、上下遊動可能に垂直棒が垂直方向に設置され、前記垂直棒には、垂直棒が下降する方向に弾性を加えるリターンスプリングが外挿され、前記二つの垂直棒を連結するように分離バーが形成され、前記分離バーは、上部クーラーの底面を横切って通過し、前記上部クーラーの底面には分離バーが沒入する溝が形成されることを特徴とする、請求項に記載の高画素多焦点レンズ製造装置。
  3. 前記第1〜第3予熱部は、
    成形チャンバの上側に、LMガイドからなるガイド部材が設置され、前記ガイド部材の上部には、油圧シリンダーからなり、作動バーを上下に駆動させる上下シリンダーが設置され、上下シリンダーには、ガイド部材に沿って上下方向に直線運動する作動バーが取り付けられ、
    前記作動バーの下端部は、伝熱プレート上に位置する金型体を加熱するための上部ヒーターが設置され、前記上下シリンダーの上部には第1永久磁石が取り付けられ、前記上下シリンダーの上部に突出した作動棒の上端には、前記第1永久磁石と同一磁極が対向するように第2永久磁石が取り付けられることを特徴とする、請求項1に記載の高画素多焦点レンズ製造装置。
  4. 前記永久磁石の斥力は、予熱動作の時、作動棒がその下側の作動バーおよび上部ヒーターの全荷重と同一であるかあるいはそれよりやや小さく設定されることを特徴とする、請求項に記載の高画素多焦点レンズ製造装置。
  5. 前記ガイド部材と作動バーとの間にクロスローラーベアリングが介在され、
    前記クロスローラーベアリングの固定部上に一定間隔で部ストッパーと下部ストッパーが形成され、前記固定部に当接してスライド駆動する作動部の外側には、前記上下部ストッパーにかかる係止ボルトが突設されることを特徴とする、請求項1または3に記載の高画素多焦点レンズ製造装置。
  6. 前記位置移送手段は、
    金型体を一度に次の工程位置に移送させるために、水平アームから前面に向かうように工程数に対応する複数の移送アームが取り付けられ、前記移送アームの一側面端部に密着部が形成され、金型体の側面部と線接触する凹溝が形成され、
    前記密着部は、その断面において、二等辺三角形の如く、一側に行くほど漸次細くなるように形成され、
    成形チャンバの背面外側には、前記水平アームと連結された状態の作動体が設置され、前記作動体には、水平アームを前後進させるための前後シリンダーが連結され、前記作動体を左右方向に駆動させる左右シリンダーが成形チャンバの背面一側に形成されることを特徴とする、請求項1に記載の高画素多焦点レンズ製造装置。
  7. 前記移送アームの初期位置を精密に設定する零点調整部が作動体に設置され、
    前記零点調整部は、その一側が成形チャンバの背面に連結され、他側が作動体に連結され、零点調整部の端部には、使用者が回転操作できるようにする調節ナットが設けられていることを特徴とする、請求項に記載の高画素多焦点レンズ製造装置。
  8. 前記第3冷却部は、別途の下敷き部の上側に下部クーラーが積層され、前記下部クーラーの上面に直接金型体が置かれるように構成され、前記下敷き部の底面には、下部クーラーの高さを調節するための高さ調節板が分離可能に取り付けられることを特徴とする、請求項に記載の高画素多焦点レンズ製造装置。
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